天木直人氏の選挙応援記

9/3(土)に友人に誘われて無所属から出馬表明した天木直人氏の選挙応援に行った。

資料によれば、天木氏は元外務省の役人で、在職中は南アフリカ共和国のアパルトヘイト(人種隔離)問題に取り組み『マンデラの南ア 日本の対応』を出版し、印税を同国に寄付するなど、単に組織に埋没しているような人物でない、志のある人物のようである。

イラク戦争開戦前後に川口順子外務大臣宛に二通の公電(イラク戦争反対を唱える)を送ったため、北島信一外務省大臣官房長から詰問を受け、「勧奨退職」を通告されたと書いてある。

2003年10月頃に『さらば外務省! 私は小泉首相と売国官僚を許さない』講談社出版し、外務省機密費20億円を内閣官房に上納している疑惑を指摘した書物を出版している。

私は話を聞くまでは天木氏のことを全く知らなかったのであるが、彼こそが、近年、国会で話題になっていた官房機密費の疑惑を表に引きずり出した人物なのだと分かった。

その天木直人氏の友人である副島隆彦氏が自らの学問道場の中で、選挙の応援を呼びかけ、それに私たちが応えた形である。

(副島隆彦氏の学問道場:http://www.soejima.to/

私は応援に行く前日、天木直人氏のチャートを作成したみたのだが、私のチャートと非常に似ていることが分かった。

彼の月と太陽が蟹座に在住し、水星が逆行して、双子座に在住しているのだが、私とほぼ同じ星座、同じナクシャトラに在住していたのであった。(私の場合、太陽がプシュヤだが、彼の場合、プナルヴァスであるが、それ以外、月と水星はナクシャトラも同じであった。そして、もしかするとラグナのナクシャトラも同じではないかと思ったのである)

この偶然は非常に興味深いのである。
つまり、自分の身近にいる人間を調べてみると、
同じナクシャトラとか隣のナクシャトラの人物が非常に多いという
事実があるのだが、私が特に自分で強く望んだわけでもなく応援に行くことになった天木氏の月のナクシャトラも私と同じであったのである。

それ以外に興味深い事実があるのだが、それは、今回の衆議院議員の解散総選挙の主な登場人物はとにかく、牡羊座が強調されている人物が非常に多いのである。

その理由は最近、クローズアップして研究している火星がムーラトリコーナの牡羊座のバラニー辺りをトランジットしていることに合致している。

例えば、自民党の古参の議員で郵政民営化反対で『国民新党』を旗揚げした綿貫 民輔氏であるが、彼は太陽が牡羊座バラニーで高揚しているのである。

彼などは、今まで全く表舞台に出てこなかった地味で目立たない人物で、影で実力を維持してきたのかもしれないが、マスコミへの露出も少なく、つい最近まで国民にあまり知られていなかった人物である。

それが今、新党まで結成して、マスコミに露出せざるを得なくなったのは火星がバラニーにトランジットしているからとしか思えないのである。

そして、もう一人、今回の総選挙で、新党日本の党首になり、マスコミの注目を浴びる中、突然、国政の最前線に躍り出てきた長野県知事・田中康夫がいるが、彼も牡羊座に月と水星が在住している。

月の度数は12:00作成のチャートで11°54’付近であり、彼の性格がアシュビニーっぽくないことから、バラニーである可能性が十分にある。そして、火星が山羊座で高揚しており、牡羊座にアスペクトしている。彼も非常に牡羊座が強調されているのである。

そして、今回の天木直人氏の選挙の応援を召集した副島隆彦氏の太陽はバラニーに在住している。
彼は今回、天木氏に頼まれて、選挙の応援に駆けつけたのである。
応援の最中、演説をしていたが、迫力があり、まるでヒトラーの演説のようであった。

そして、私のアセンダントはバラニーにあり、今回、天木直人氏のことは全く知らなかったにも関わらず、友人の誘いで、副島隆彦氏の選挙応援の召集に応えて、手伝いにいき、各社のマスコミのカメラが回る中、天木直人氏の隣に立って、応援したのである。

今回、一緒に応援に参加した友人の一人は誘われなくても自分で行くつもりだったそうなのであるが、彼のアセンダントはおそらく牡羊座である。(アシュビニーではないかと思われる)

そして、ロータス君も今回、天木直人氏のことをあちこちで聞き、選挙応援に参加したらしいが、彼の火星は天秤座に在住して、牡羊座のバラニーにアスペクトしており、あたかもバラニーに火星が在住しているかのような配置をしている。

このように今回の衆院選の主な登場人物達は牡羊座が強調されている人物が多いのである。

私も含めて、今回、衆院選に関わるようになった人物達はそれぞれに理由はあるのかもしれない。
例えば、綿貫民輔氏であれば、郵政民営化に反対し、自民党を除名された為、やむなく、国民新党を立ち上げざるを得なくなったとか、田中康夫氏では、小林興起氏をはじめとした議員に強く擁立された結果かもしれず、また副島隆彦氏においては天木直人氏に頼まれたからというのが理由かもしれない。

それぞれに現象界における様々な個別の理由があったかのかもしれないが、占星術的な理由をもし求めるとするなら、牡羊座のバラニーに火星がトランジットしていたからだと言える。


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