落合陽一について -現代の魔法使い-




落合陽一は、「現代の魔法使い」と呼ばれ、メディアを通じて、AIやテクノロジーが変えていく世界についての解説、啓蒙を行なう論客の一人である。


父親が国際ジャーナリストの落合信彦で、研究者、教育者、実業家、芸術家としての多彩な肩書きを持っている。


彼が語る”魔術の世紀”という言葉は、モリス・バーマン著『世界の再魔術化-デカルトからベイトソンへ-』の影響を受けている。


近代になって中世の魔術的世界が、科学の力で、全て説明できるようになったが、近年、テクノロジーが飛躍的に発展し、それがどのような仕組みになっているのか分からないブラックボックスだらけになり、一部の専門家を除けば、一般人にとって、世界は、魔術的であると言える。


更にAIが登場し、AIの機械学習が、人間が追い付いていけないスピードで、世界を改善し、またAIの中で起こっていることは人間には理解出来なくなる。


そうした状況のことを”世界の再魔術化”と呼んでいるようである。


実際、落合陽一の業績として、「空中音響浮揚技術の三次元化計算機ホログラムによる視触覚ディスプレイの実装」というものがあるが、音波の力で物を浮かすというデモンストレーションを行っているが、科学の力で、魔術的世界を再現していることが分かる。


また落合陽一が使用するキーワードとして、「デジタルネイチャー」がある。


デジタルネイチャー
別名:計算機自然 【英】Digital Nature


デジタルネイチャーとは、「コンピュータと非コンピュータリソースが親和することで再構築される新たな自然環境」として捉えられる世界像である。メディアアーティスト・落合陽一が提唱する概念である。

落合は、デジタルネイチャーを「人・モノ・自然・計算機・データが接続され脱構築された新しい自然」であると述べている。成熟したコンピュータ技術により、あらゆるものがソースコードとして記述され、人や自然などの「物質」と仮想的に再現された「実質」(virtual)が不断の連続的な関係に置かれる、それによって、旧来の工業化社会とは違った世界の在り方、価値観、環境が実現するという。

(weblio辞書 デジタルネイチャーより引用抜粋)

デジタルネイチャーとは、「コンピュータと非コンピュータリソースが親和することで再構築される新たな自然環境」ということである。


落合陽一著『デジタルネイチャー 生態系を為す汎神化した計算機による侘と寂』を読めば詳しく解説されていると思う。


私はまだ読んでいないので、詳しくは分からないが、おそらく、テクノロジーが発展して、自然とテクノロジーが融合して区別のつかない世界がやってくるということである。


実際、AIを搭載した機械が、太陽光などから電力を得て、自らのOSをアップデートさせたり、壊れた箇所を自分で修理するようになれば、それはもはや生き物と変わらず、人間の介在を必要としない独立した自然となるが、おそらくそうしたイメージではないかと思われる。


落合陽一が使用する用語は、カタカナ英語を組み合わせた難解なものが多く、youtubeなどで、彼のワークショップや講演や対談動画があるので、見てみてもあまり一般の人に分かりやすく説明はせず、また説明を省略する所もあり、説明する言葉が足りない印象である。



また著述家でもあり、芸術家としても沢山の展覧会を行い、また教育者としても沢山のイベントを行い、実業家としても活動するといった多才の持ち主である。


つまり、アイデアに溢れていることが分かる。


こうしたことから、5室が強く、そこに鋭い知性を意味する水星と芸術の表示体である金星が在住し、またプログラミングや語学の才能を表わすケートゥがコンジャンクトする牡牛座ラグナではないかと思った。






おそらく、2室の支配星である水星にケートゥがコンジャンクトしている為、時々、言葉が省略され、言葉足らずで説明不足であり、話の内容が一般の人に分かりやすいものとならないのである。




実際、後に検証するが、牡牛座ラグナであれば、以下の出来事を全て説明することができる。



落合陽一プロフィール


2014年2月14日 ハワイで婚約・・・木星/ケートゥ/ラーフ

2015年4月 婚約破棄・・・・・・・木星/金星/月

2016年7月 結婚・・・・・・・・・木星/金星/土星

2017年4月 第一子誕生・・・・・・木星/金星 or 木星/太陽

2018年11月6日 第二子誕生・・・・木星/月/土星



婚約、婚約破棄、結婚


例えば、2014年2月14日にハワイで婚約しているが、その時期は、月から見て7室にダブルトランジットし、ラグナから見て6室にダブルトランジットする微妙な時期である。





そして、早くも翌年の2015年4月に婚約破棄しているが、その時は、木星が蟹座で逆行し、土星が蠍座で逆行し、ラグナと月から見て、6室にダブルトランジットしている。






然し、牡牛座ラグナであれば、この時期は一応、土星が7室を通過する時期であり、結婚を考える時期であることが分かる。



おそらく、婚約した2014年2月14日は、木星/ケートゥ/ラーフ期であり、婚約破棄した2015年4月は、木星/金星/月期である。



金星はラグナロードではあるが、6室の支配星でもあり、離婚や結婚が同時にやってくるような配置をしている。



マハダシャーロードの木星から見ると、7室支配で6室で減衰して6室の支配星とコンジャンクトしている。



そして、その直後である2016年7月に結婚しているが、おそらく、木星/金星/土星期である。





結婚した時は、土星は7室を通過し、木星は7室の支配星とコンジャンクトし、7室にダブルトランジットが形成されていた。



ただこの時は、6室にダブルトランジットは形成されていない。



このように落合陽一の婚約、婚約破棄、結婚は、土星が7室を通過している間に短期間の間に相手を入れ替える形で起こっている。



結婚した時、おそらくプラティアンタルダシャーの土星はラグナから見て7室の支配星で、ナヴァムシャでも7室の支配星だったのである。



そして、アンタルダシャーの金星は、ラグナロードで、ナヴァムシャでは7室の在住星である。




ナヴァムシャのラグナ


そうしたことから、ナヴァムシャのラグナは獅子座に設定してみた。





そうすると、5室支配の木星が獅子座10室に在住し、マハダシャー木星期に入った2006年頃から大学に進学して、その後、木星期の間に大学院の修士課程と博士課程に進み、研究者として、そして、大学教授として、ずっと教育機関に席を置き続けていることが説明できる。


ナヴァムシャのラグナを獅子座に設定すると、ダシャムシャでも木星は10室に在住して、ナヴァムシャとダシャムシャで木星は同じ牡牛座10室に在住する形になる。





つまり、非常に教育者としての人生を歩むことが、木星期において、濃い形で現れているのである。





海外での高い評価


落合陽一は、木星期に入った直後の在学中に早くも才能を発揮し、2010年7月には、独立行政法人情報処理推進機構からスーパークリエータ/天才プログラマーの認定を受けている。


また2011年3月には、筑波大学学長賞を受賞し、2012年8月には、MMM審査員賞、2013年10月には、マニフェスト大賞実行委員会から、マニフェスト大賞・審査員特別賞を受賞している。



それ以外にも落合陽一は、2010年10月~2022年4月にかけて海外で高く評価され、数々の受賞を受け、表彰されている。



「落合陽一」を含む団体やプロジェクトを通じて、グッドデザイン賞や、文化庁メディア芸術祭での審査委員会推薦作品アート部門やエンターテイメント部門などで受賞しており、芸術方面でも数々の受賞をしている。




受賞

個人としての受賞

スーパークリエータ/天才プログラマー認定(2010年7月・独立行政法人情報処理推進機構)
ACM UIST Student Innovation Contest 2nd Prize(2010年10月・ACM UIST)
筑波大学学長賞(2011年3月・筑波大学)
MMM審査員賞(2012年8月・MMM)
マニフェスト大賞・審査員特別賞(2013年10月・マニフェスト大賞実行委員会)
Springer Diamond Award for best research(2013年11月・ACE)
Laval Virtual Award
Grand Prix du Jury & (Interface & Multipurpose Equipment)(2014年4月・Laval Virtual)
Interface & Multipurpose Equipment
2015年4月(Laval Virtual)
2016年3月(Laval Virtual)
World Technology Award(英語版)(2015年11月)
WIRED CREATIVE HACK AWARD GRAND PRIX(2015年11月)
Asia Digital Art Award 優秀賞(2015年12月)
Prix Ars Electronica(英語版)
Honorary Mention(2016年5月)
Starts Prize Honorary Mention(2016年6月)
Starts Prize Nominated(2018年6月)
St. Gallen Symposium(英語版)
Leaders of Tomorrow(2017年5月)
40 Knowledge Pool(2017年5月)
SXSW Creative Experience ARROW Awards. Best Immersive Experience(2019年3月)
MIT Technology Review Innovators Under 35 Japan(2021年1月)
PMI Future 50 (2021年6月)
Apollo Magazine 40 UNDER 40 ART AND TECH (2021年9月)
World Economic Forum Young Global Leaders 選出 (2022年4月)

主催、ディレクターやプロデューサーなどスタッフとして「落合陽一」を含む団体やプロジェクトでの受賞

グッドデザイン賞

2014年10月
2015年10月
2021年10月

文化庁メディア芸術祭

審査委員会推薦作品アート部門・エンターテイメント部門(2017年9月)
審査委員会推薦作品エンターテイメント部門(2020年9月)
Spikes Asia Bronze (2017年10月)
第72回 広告電通賞 イノベーティブ・アプローチ最高賞・特別賞(2019年5月)
カンヌライオンズ ミュージック部門 ブロンズ / SDGs部門 ショートリスト(2019年6月)
デジタルコンテンツEXPO Innovative Technologies 2020 (2020年10月)

(wikipedia 落合陽一より引用抜粋)


何故、海外から高い評価を受けたかと言えば、それは牡牛座ラグナであれば、木星が8、11室(受賞)の支配星で12室(海外)に在住しているからである。


彼に対する高い評価は、海外からやってくることを示している。


また8室の支配星が12室に在住することで、8-12のヴィーパリータラージャヨーガを形成しているが、これは彼が依存し、頭を下げなければならないような上司的な存在が、海外にいることを意味している。


従って、日本で誰かにペコペコ追従する必要はないのである。





因みにここで、この木星が牡羊座で逆行していることが重要である。



木星が牡羊座で逆行することにより、あたかも魚座に在住しているかのような効果を発揮している。



従って、8、11室支配の木星が11室で定座に在住しているかのように働いており、11室が非常に強く、またその場合、木星が11室から5室に在住する水星、金星、ケートゥにアスペクトする為、この木星は落合陽一の才能や創造性に対して強い吉意を与えている。



誕生した直後からマハダシャーラーフ期に入っていくが、ラーフはディスポジターが結果を与える為、ラーフ期18年、そして、木星期16年に渡って、この強い木星の吉意を受けて来たことが分かる。



落合陽一は、そうした意味で、幼少期から高く評価され、エリートとして将来を嘱望されていたことがよく分かる。



そして、父親が国際ジャーナリストであったこともあり、マハダシャーラーフ期、そして、木星期において、豊富な海外経験を持っていたことが推測される。



従って、それが、語学の才能などにもつながったであろうことが分かる。





子供の誕生のタイミング


因みに子供の誕生のタイミングを更に検証してみるが、第一子が、2017年4月に誕生している。







トランジットの土星は射手座から5室と5室の支配星にアスペクトし、木星は5室と5室の支配星をトランジットして、5室にダブルトランジットしている。



ダシャーは、木星/金星期、あるいは、木星/太陽期辺りである。







サプタムシャを見ると、木星は9室の支配星で、金星はラグナに在住している。



また太陽は5室の支配星で、5室にアスペクトバックしている。









第二子は、2018年11月6日に誕生しているが、ダシャーは、木星/月/土星期である。



木星は同じく、9室の支配星で、月はラグナロードの火星からアスペクトされており、土星はラグナにアスペクトしている。



(注:アンタルダシャー、プラティアンタルダシャーのロジックに説得力があるかどうか疑問も出て来るが、取りあえず、これでかろうじて説明出来たとして先に進むことにする)







誕生したタイミングでは5室や9室にダブルトランジットは成立していないが、少なくとも4か月前にはダブルトランジットが成立していた。





従って、こうしたことから落合陽一は、牡牛座ラグナで正しいと思われる。







彼が教育者であるばかりでなく、会社を起ち上げ、経営者としても活動しているのは、火星と太陽が4室に在住して、10室にアスペクトしているからである。



太陽がアスペクトしている為、大学教授として公務員の立場におり、内閣府知的財産ビジョン専門委員や、内閣府パラダイムシフトと日本のシナリオ懇談会、内閣府「ムーンショット型研究開発制度」ビジョナリー会議委員、厚生労働省・経済産業省「未来イノベーションワーキング・グループ」委員といった形で、委員会に招聘され、政府に政策を提言するような立場にあり、政府系の政治家や官僚といった人脈に恵まれていることが分かる。


2021年1月6日に総理大臣の菅義偉と山本雄史産経新聞新プロジェクト本部次長と朝食を共にするといったエピソードも持っている。





ラグナと月のナクシャトラ:ムリガシラー


因みにこのようにナヴァムシャのラグナを獅子座に設定すると、ラグナのナクシャトラはムリガシラー第1パダとなる。



落合陽一の性格はムリガシラーの特徴が出ており、好奇心旺盛で、おしゃべりで、エネルギッシュであることから、ムリガシラーに該当する。







ムリガシラーは、鹿の頭を象徴し、鹿のような愛嬌があるのだが、落合陽一のキャラクターはまさにそうした特徴を備えている。



支配星が火星である為、ピッタ系のアグレッシブな火の性質を持っており、スピード感に溢れ、気まぐれな面を持っているのである。



そして、ナクシャトラの解説によれば、「何かを探したり発見する能力に長けており、流行や人々の嗜好の変化をいち早く発見する」特質を持っているというが、研究者としての興味関心の分野もAIが進歩した後で、人々の実存や生き方がどうなっていくかということを探究している為、まさにこうした学者としてのスタンスにも一致している。



因みにムリガシラーで正しい場合、牡牛座におけるムリガシラーは第1パダと第2パダしかないのである。


仮に第2パダだとすると、ナヴァムシャのラグナは乙女座になり、そうすると、マハダシャー木星期に大学、大学院で、修士課程、博士課程と高等学問を追求したことが説明できず、また大学教授であることも説明出来ない為、ナヴァムシャのラグナは獅子座で正しく、出生図のラグナは、ムリガシラー第1パダで良さそうである。



彼はマイペースでおっとりしたローヒニーには全く見えず、機敏で活動的であるから、ムリガシラーしか考えられない。






多彩な才能 -ニーチャバンガラージャヨーガ、パラシャラの例外則、バドラヨーガ-



このようにラグナが確定した所で、改めて、落合陽一の5室を見てみると、そこには強力なヨーガが確認できる。







まず、ラグナからみて、ラグナロードの金星と2、5室支配の水星が5室でコンジャンクトし、1-2、1-5のラージャヨーガ、ダナヨーガを形成している。


金星は、減衰しているが、ディスポジターの水星とコンジャンクトしており、ニーチャバンガラージャヨーガを形成している。


また金星は6室の支配星が減衰している為、パラシャラの例外則が働いて、ラージャヨーガ的な効果が期待できる配置である。



また月ラグナから見ると、1、4室支配の水星が4室で、パンチャマハープルシャ・バドラヨーガを形成し、5室支配の金星とコンジャンクトして、1-5、4-5のラージャヨーガを形成している。



落合陽一のwikipediaのプロフィールを見ると、大学教授、研究者としての活動の他に自ら創作した芸術作品の個展を開催したり、イベントを企画したり、作品の監修を行なったり、音楽会の演出を行なったりしている。


芸術作品として生み出すものは、メディアアート作品であり、先端テクノロジーを駆使したものであり、デジタル的なものである。



この辺りは、5室で金星とケートゥがコンジャンクトしている効果が明らかに出ている。



5室は、作家のハウスであるが、個展の開催、イベント企画、作品の監修、音楽会の演出といったものも明らかに5室の象意である。




この5室の才能をフルに発揮しているのが、落合陽一の活動なのである。




因みに最近、落合陽一は、youtubeで配信している対談で、シンギュラリティーが早くも2025年に起こると主張している。




シンギュラリティー(Singularity:技術的特異点)が起こるのは、レイ・カーツワイルによれば、2045年頃だが、2045年頃における変化は今現在、生活している人々が全く想像すらできないものになりそうである。



然し、シンギュラリティーに向けて、幾何級数的に最後は、急激なカーブを描いて、発展していく為、最後の方ではますます進歩は加速していくのである。







その2045年に最も近づいた最後の方の進歩は現在の人類にとって全く予想外のものになるかもしれない。



然し、落合陽一によれば、また他の論客も述べている意見では、2025年ぐらいから早くもAIのテクノロジーが、シンギュラリティーまで待たずとも社会に急激な変化をもたらしていくようである。



この興味深いテーマについては別の記事の中で取り上げる予定である。







※落合陽一が、ヴィジュアル系のミュージシャンのようなファッションなのは牡牛座ラグナだからである。




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コメント

コメント一覧 (1件)

  • 秀吉先生、

    再魔術化の話ですけど、科学が進歩して、AI、ロボット、ナノロボットなんかが当たり前になれば、例えばおとぎ話のかぼちゃの馬車みたいな、何も無いところから物質が出現する、なんてことも可能なんでしょうね。

    プログラミングされたナノロボットが自己複製と生産すれば可能なわけですし。

    聖書の記述だって、未開人から見たロケットや飛行物体だなとうかがえる部分が有りますしね。

    まぁ、私たちはその時代まで生き延びられないんでしょうけど。

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