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吉村洋文 大阪府知事について

2020 8/24


最近、今、注目されている吉村洋文大阪府知事のラグナを検討していた。


出生時間は分からないし、また個人情報を秘匿しているのか、いつ頃、結婚したのか、子供の誕生日はいつかといった情報も正確な情報は見当たらない。


但し、wikipediaやニュース記事などネット上で得られるいくつかの情報から検討した所、吉村洋文氏は、おそらく射手座ラグナである。





子供の誕生

ネット上の情報によれば、2020年4月の時点で、14歳(中学3年生)になる双子の女子のお子さんがいるということである。


逆算すると、2006年に誕生しているはずである。


また11歳(小学6年生)の長男がいるということから、おそらく、長男は、2009年に誕生している。



もし射手座ラグナと考えると、2006年は、10月末ぐらいまで土星は8室から5室にアスペクトし、木星は11室から5室にアスペクトして、5室にダブルトランジットが形成されている。







ラーフは10月半ばまで、5室の支配星の上を通過している。


土星が8室を通過しているというのは、パートナーとの結婚生活が強調されており、そこに責任が生じていることを表わしている。



2009年は9月半ばまで土星は9室を通過して、5月~9月ぐらいまで木星が9室にアスペクトして9室にダブルトランジットしていた。








2006年のダシャーは、ラーフ/月→火星で、ラーフと月は、サプタムシャのラグナに在住している。





2009年は、木星/木星→土星期だが、木星は9室の支配星にアスペクトし、土星は9室の支配星である。




他に吉村洋文氏には、1970年生まれの兄がいるようだが、1970年のトランジットを見ると、木星が天秤座11室を通過し、土星は5室を通過して、11室(兄)にダブルトランジットが生じている。





以上のことから、最初の印象として、吉村洋文氏は、射手座ラグナの可能性が高いと考えた。




結婚

ニュース記事などによれば、吉村氏は、20代半ばの頃に元CAの現在の妻と合コンで知り合って結婚している。


1975年生まれの為、20代半ばというと、2000年前後である。





2000年前後のトランジットを見ると、土星と木星は恋愛の5室をトランジットして、5室にダブルトランジットを生じているが、ラーフが8室を通過して、パートナーとの強い結婚願望を表わしている。


結婚に対する渇望と言ってもいいかもしれない。



以下の女性自身の2020年5月5日号の記事によれば、合コンで知り合って、ベタぼれし、攻め倒して結婚したそうである。




吉村知事が蒼白で謝罪…頼れるリーダー支える元CA妻の手腕
2020年4月24日 6時0分 女性自身

「もとが弁護士ですから表に出していい話とそうでない話を明確に区別していますね。家族など私生活については秘密主義な印象です」

政治評論家の有馬晴海さんは、吉村洋文大阪府知事(44)をこう評す。大阪府独自の休業補償を発表するなどコロナ対策で際立った政治手腕を見せる吉村知事の妻は、どんな女性なのかというと――。

「キャビンアテンダントをしていたと聞いています。出会いは、吉村知事が東京にいた20代半ばのころの合コン。彼女は釧路出身。知事がベタぼれし、攻め倒して結婚したそうです」(政治部記者)

35歳で弁護士から政治家に転身した吉村知事が、当初、政治家になりたいという彼の野望に妻はあぜんとしたという。

「奥さんは、“あなたの人生ですからお好きに。反対はしませんが、協力もできませんよ”というマイペースを、以降貫くようになったみたいです」(前出・政治部記者)

市会議員から衆議院議員、大阪市長、大阪府知事と政治家としての階段を上ってきた吉村知事だが――。

「夫人が選挙に応援に出てきたのは1回あるかないかでは。奥さんを見かけたという人は少ないと思います」(地元紙記者)

ただ、ある地区の新年会で夫の名刺を配り頭を下げている姿も見たという人も。“協力しない”と言いつつ、陰ながら夫に貢献している面もあったようだ。

一方で恐妻家の一面を見たことがあると話すのは大阪のある政治関係者。4年前、市長時代のこと。

「海外への視察で空港に集合したときに吉村さんが“あ、パスポート忘れた”と。“奥さんに持ってきてもらえば”と周囲に言われ、バツの悪そうな顔で電話をかけたんです。しばらくして奥さんが来たのですが、彼に無言でパスポートを投げつけました。吉村さんは真っ青な顔をして、奥さんに謝りながら拾いあげていましたよ」

完全に妻の尻にしかれているようだが、夫人は小柄、若いころの大場久美子に似たかわいらしい女性だとか。でしゃばるタイプではないが、てきぱき動き、子供たちの通う小学校ではPTAの副会長を務めていたこともあるという。

「奥さんは明るくて上から物を言う感じではなく、みんなに溶け込んで一緒にやっていこうとする方。手間のかかる作業も嫌がらずに率先してやってくれるんです」(ともにPTA活動をした保護者)

学校でお年寄りを招いて子供たちが出し物をする催しがあったときに、妻は司会で活躍したという。

「司会は毎年、副会長の女性がすることになっていて、その年は吉村さんの奥さん。話もうまいし、プログラムの進め方も上手。アクシデントがあったときの時間稼ぎもプロのアナウンサーのように上手で、本当にビックリしました」

2人の間には中学生の双子の女のコと、小学生の息子がいる。《子育てや家事を任せており、申し訳ないと思っています》と過去に吉村知事本人がコメントしているが、イクメンぶりも目撃されている。

「近所の公園で子供のサッカーの相手をしたり、ショッピングセンターで、奥さんが買い物している間、子供たちと一緒に待っているのを見たことがあります。3~4年前に娘さん2人が天神祭の牛曳童児という役に選ばれて祭の行列を歩いたのですが、吉村さんも公務が終わったあとにかけつけて法被を着て一緒に歩いていました。娘の晴れ姿にうれしそうにしていましたね」(近所の住人)

市長になった翌年、’16年からは200平方メートルの億ションに引っ越し、家族5人で暮らしているという。

「首長ということでセキュリティの問題もあっての引っ越しなのだと思います。子供と遊ぶ時間がいちばんリラックスできると話していますから、家族の安全だけは譲れないんでしょう。家庭円満の秘訣は、《妻に逆らわない、家で愚痴を言わない》と語っていたこともあります」(前出・地元紙記者)

内助の功を得て、今後もますます飛躍していきそうだ。

「女性自身」2020年5月5日号 掲載



このように結婚に対する渇望が見られるが、8室にラーフがトランジットしていた為だと思われる。


8室には6、11室支配の金星が8室に在住して、6-8の絡みが見られ、ビーパリータラージャヨーガを形成している。


通常は、6室の支配星とは、愛人とか目下の存在を表わしているが、8室は支配者であり、自分をコントロールする相手を表わしている。



この吉村氏が元CAの奥さんと知り合った合コンは、おそらく吉村氏が当時、弁護士であったことから、高学歴、高収入の男性と結婚したいと思う女性たちが、参加する合コンであり、つまり、射手座ラグナにとっての典型的な6室支配の金星の表示体となるような女性たちが集っていたと考えられる。







以前の記事でも書いているが、射手座ラグナにとっての6室支配の金星とは、医者とか弁護士とか社会的ステータスや高収入の男性にお金目当てに近づいてくる女性が多く、結婚しても離婚につながることが多いのである。


そして、女性は多額の慰謝料を請求することになる。


射手座ラグナにとっての6室支配の金星とは、そういう女性にとっての結婚ビジネスとも言える出会いの組合せを象徴している。


従って、射手座ラグナにとっての6室支配の金星とは部下的、愛人的女性であり、いつ離婚するか分からない相性の不安定さも抱えていると言える。




恐妻家 -8室の金星-

上記の女性自身の記事『吉村知事が蒼白で謝罪…頼れるリーダー支える元CA妻の手腕』では、以下のように吉村氏は、恐妻家である一面を覗かせていたり、奥さんとは尻に敷かれている感じがあり、相性的に今ひとつのちぐはぐさが残っている。




一方で恐妻家の一面を見たことがあると話すのは大阪のある政治関係者。4年前、市長時代のこと。

「海外への視察で空港に集合したときに吉村さんが“あ、パスポート忘れた”と。“奥さんに持ってきてもらえば”と周囲に言われ、バツの悪そうな顔で電話をかけたんです。しばらくして奥さんが来たのですが、彼に無言でパスポートを投げつけました。吉村さんは真っ青な顔をして、奥さんに謝りながら拾いあげていましたよ」


パスポートを忘れたので、空港に届けてもらった時に奥さんが無言でパスポートを投げつけたというのは、微妙な相性である。


完全に奥さんの方が、支配的に振る舞っており、尻に敷かれている関係性が見え隠れしている。


また吉村氏が、政治家に転身すると伝えた時も“あなたの人生ですからお好きに。反対はしませんが、協力もできませんよ”といったような上から目線な立場である。


これは6室支配の金星が8室(支配者)に在住している配置から生じており、本来、経済的には完全に夫に依存しているはずの奥さんが、吉村氏に対して、完全に上から目線の支配的な立場に君臨していることを意味している。



そして、本来は6室支配の金星というものは、離婚を表わしており、この金星期の結婚は最初から相性が悪く、意見の不一致がある関係性を表わしているが、6室の支配星が8室に在住することによって、ヴィーパリータラージャヨーガとなり、離婚ではなく、ある意味、支配と服従の立場が逆転したようなアンバランスな結婚が継続していくという二重否定が起こっているようである。







従って、このヴィーパリータラージャヨーガのおかげで離婚せずに済んでいるのかもしれない。


吉村氏は、この6室支配で8室に在住する金星にラーフがトランジットしている時に今の奥さんに猛烈に求婚して、結婚に結びついている。


これは経済的には全く依存する立場であるはずの相手の女性の方が完全に上の立場で、そこまで言うなら仕方がないから結婚してあげましょうとでも言うかのような、女性側の方が上から目線の結婚であったことが想像できる。


私は別にあなたと結婚しなくても他にいくらでも相手はいるけど、あなたがそこまで熱心に言うのなら、結婚してあげてもいいわよとでもいうかのような結婚である。


吉村氏がベタぼれし、攻め倒して結婚したというのは、吉村氏が、ポチのように女性にすり寄って、結婚してもらったといった方が正確かもしれない。


従って、吉村氏は、この結婚した最初の時から、恐妻家なのである。


通常は結婚や配偶者の表示体である金星が8室に在住するだけで、もしそれが男性だったら相手の女性に支配され、振り回され、恐妻家になる配置である。



このように結婚した時にラーフが射手座から8室をトランジットしていたことから、吉村氏には、激しい結婚願望があり、更に結婚した相手の女性との関係には、支配と服従のようなある種、ちぐはぐな関係性があるばずだと思ったが、実際、それが確認できたので、やはり、射手座ラグナで正しそうだということになった。



それ以外に2000年前後のトランジットを見ると、2000年6月7日から木星と土星が牡牛座に入室し、7室支配の水星にトランジットして、7室にダブルトランジットが生じていることが分かる。





その後、木星は2001年6月から7室に入室して、2002年7月から8室を通過して、2003年7月末ぐらいまで、8室を通過している。



土星の方は、2003年4月から7室に入室し、2005年5月末から8室に入室して、2007年7月半ばまで、8室を通過する。



従って、2000年~2007年にかけて、パートナー関係や結婚生活というものが強調されていたことが分かる。



但し、7室に土星と太陽が在住していることを見ると、パートナー関係、結婚生活は、常に緊張に満ち、意見の不一致があり、吉村氏としては妥協の連続だったかもしれない。



吉村氏は、『家庭円満の秘訣は、《妻に逆らわない、家で愚痴を言わない》と語っていた』というが、おそらくこの人生哲学(もしくは処世術)は、この2000年~2007年の結婚、結婚生活を通して、編み出されたものであると考えられる。







この上記の期間の間、ラーフ/ケートゥ軸も2000年~2004年9月にかけて8室→7室→6室(7室の支配星)を通過していたのであり、まさに吉村氏にとっては、2000年~2007年は、結婚、結婚生活を通して学んだ時期である。



6-8のヴィーパリータラージャヨーガは、最初は問題をもたらすが、最終的な結果、あるいは、その象意の後半において、良くなるというものである。



従って、吉村氏は、初めは結婚生活において意見の不一致などで苦労した結果、最終的な結果として夫婦円満になったのだが、その時に辿り着いた結論が、《妻に逆らわない、家で愚痴を言わない》だったのであると分かる。




結婚したと思われる2000年前後のダシャーは、ラーフ/水星(1997/8~2000/2)⇒ラーフ/ケートゥ(~2001/3/13)⇒ラーフ/金星(~2004/3/13)である。



ラーフ/金星期は、無条件で、結婚をもたらすダシャー/アンタルダシャーの組合せだが、アンタルダシャーの水星、ケートゥ、金星のいずれも結婚していておかしくないダシャーである。





このように子供の誕生と兄の誕生のタイミング、そして、結婚のタイミングを調べた結果、吉村洋文氏のラグナは射手座ラグナで正しそうだと分かった。




この射手座ラグナに設定すると、更に様々なキャリア上のタイミングが説明可能になる。




弁護士から政治家へ -4室で強力なラージャヨーガを形成する木星と火星のグルマンガラヨーガ-


例えば、吉村氏は、35歳で、弁護士から政治家に転身しているが、それは2011年の大阪維新の会公認で大阪市会議員選挙に出馬し、当選した時から始まっている。



2011年は、木星/土星期で、マハダシャー木星期のセカンドアンタルダシャーの時期である。



木星はラグナロードで、4室の支配星でもあり、4室で自室に在住して、パンチャマハープルシャ・ハンサヨーガを形成し、5室支配の火星とコンジャンクトして、4-5のラージャヨーガを形成し、木星と火星のコンビネーションであることから、グルマンガラヨーガを形成している。







4室は王座を表わしており、政治家にとっては議席を表わしている。



従って、木星期になってから、政治家に転身して大成功を収めているというのはその4室の強さの為である。



更に4室が強いことは何を意味するかと言えば、市長や知事といった地方行政の長を務めていることにもそれが現れている。



4室は自分の城や陣地を表わしており、自分のプライベートな空間である。



ちょうど戦国時代に群雄割拠していた戦国大名のイメージである。



戦国大名たちは、自分のプライベートな領地を所有し、そこに城を建設して住んでいた。



吉村氏は、2014年の木星/水星→ケートゥ期に、大阪市会議員を辞職して、第47回衆議院議員総選挙に維新の党公認で大阪4区から出馬して、小選挙区では落選したが、比例で復活して国政に進出している。



本来は、国政で更に頑張ってもいいはずだが、ここで、橋下徹の大阪市長の任期が満了することに伴って、維新の会から擁立されて、大阪市長に立候補して、当選するのである。



この辺りがやはり4室が強いことの効果ではないかと思われる。







4室が強い場合、もし宗教家であれば、自分の教団を持ち、自分の宗教施設で活動するのであるが、政治家であれば、市長や県知事など地方行政の長として、その土地に根を張って、地方のリーダーとして振る舞うようになる方が似合っているのである。



地方行政の長は、国政のように常にメディアや国民から注視される訳でもなく、プライベートな空間(4室)であると言うことができる。




そして、吉村氏は、その後も2019年4月7日に大阪市長を任期途中で辞めて、大阪府知事に立候補して当選している。



この時、木星/月期であったが、月は8室(中断)支配で10室に在住しており、任期を途中で辞めたのはその為である。



この時期、大阪都構想住民投票の実施をめぐる公明党との協議決裂を受け、2019年3月20日付での大阪市長の辞職願を提出し、大阪府知事選への出馬を表明したのであるが、大阪市議会は、自民、公明、共産などの反対多数で、辞職を不同意とし、結局、3月21日の府知事選告示日に市長を自動失職するという形で、市長を辞めている。


これが8室支配で10室に在住する月のアンタルダシャーで起こっていることには注目すべきである。




現在、吉村氏は、都道府県知事として、大阪維新の会の副代表にも就任している。



このように吉村洋文氏は、地方行政を地盤として、中央政界にも影響力を行使しており、一度、国会議員として国政に進出した経験もあったことで、次の総理に相応しい人物ということで注目を浴びたのである。



そして、2020年4月25日付近から木星/火星期に移行して、とうとう彼の4室に形成されるグルマンガラヨーガが発現するタイミングがやって来たのである。



政府が新型コロナウィルスで緊急事態宣言を発令して、経済的に冷え込んでくる中で、経済活動再開へ向けた大阪モデルと呼ばれる独自の基準値を示したことで話題となった。



5月5日に政府が休業要請の解除基準を示さないことを理由に、大阪府独自に「大阪モデル」という数値的な指標を掲示し、「新規感染者のうち感染経路不明者が10人未満」「PCR検査においてコロナ陽性率が7%未満」「重症患者用の病床使用率が60%未満」という3つの条件を7日連続で達成した場合に大阪府内の自粛要請を解除する旨をメディアに発表した。


数値的な指標を具体的に示した政治判断について、高く評価され、メディアの世論調査などでも、次の首相に相応しい人物として、名前が挙げられもした。



これは明らかに木星と火星が4室で形成するラージャヨーガ及び、ブルマンガラヨーガの効果である。



2020年7月14日には、総理大臣官邸で、安倍首相と面会して、新型コロナウィルスに対する意見交換を行ったようである。



首相と吉村知事が近く会談へ 新型コロナで意見交換
2020.7.10 07:51 SankeiBiz

 安倍晋三首相と大阪府の吉村洋文知事(日本維新の会副代表)が近く官邸で会談する方向で調整していることが9日、分かった。吉村氏は新型コロナウイルス感染再拡大への警戒を促す独自基準「大阪モデル」を主導しており、新型コロナ対策を中心に意見を交わすとみられる。

吉村氏は、国民民主党の前原誠司元外相、維新の馬場伸幸幹事長らが15日に都内で開く地方分権に関する勉強会で講師を務める予定。上京に合わせて、首相や菅義偉官房長官に加え、自民党の二階俊博幹事長、西村康稔経済再生担当相らとの面会も調整している。






このような次の首相候補として名前が上がったり、一国の首相と直接、意見交換する機会が得られたりといったことは、まさに4室で形成されるラージャヨーガ及び、グルマンガラヨーガの発現である。





知性、判断力を表わす5室の支配星が魚座に在住する問題


因みにアンタルダシャーの火星は5室の支配星で、この5室支配の火星が魚座の定座に在住する強い木星とコンジャンクトしている為に大阪モデルという独自の理想に基づいた考えを発表したのである。


但し、魚座は理想主義的ではあるが、独断的でもあり、個人主義的で、非科学的で周りの意見を入れないという欠点もある。



例えば、京都府の西脇隆俊知事は「関西モデル」を作れなかったのかとテレビ番組で問われた際、「(大阪から)根回しや相談はなかった」と説明した(wikipedia)という。


つまり、関西モデルという関西圏での基準を作るよりも大阪での独自基準にこだわったという点で、個人主義的なスタンドプレーであったことが分かる。



これは人と上手く連携したり、協力できないで、独自で個人主義的に行動する魚座の特徴が出ていたと考えられる。




また大阪モデルは最終的に以下のような顛末となっていることが興味深い。




吉村は大阪モデルの発表にあたり、「具体的な数値や割合を出して、判断ができるだけ恣意的にならないように」と述べていたが、5月23日にはモデルの基準を一部変更。この変更に当たっては、記者会見も、専門家を交えて協議する対策本部会議も開かれなかった。これを受け京都大学iPS細胞研究所所長の山中伸弥は「結果を見てから基準を決める。科学でこれをすると信頼性が揺らぎます」「府の対策が、科学から政治に移ったことを意味します。大阪府民として非常に心配です」と懸念を表明した。6月12日には大阪モデルの再見直しに着手し、会議の中で大阪大学の物理学者中野貴志教授は大阪・兵庫の往来自粛や、緊急事態宣言に伴う大規模な休業要請について「効果が無かった」と発言した。吉村はこれらの見解に対し「その時の判断として必要だったと思うが、一つの有力な意見だ」と強い関心を示した。修正版の大阪モデルは7月3日に決定され、①経路不明者数(10人以上、直近7日間平均)②経路不明者数の前週比(2倍以上、同)③直近7日間の累積新規感染者数(計120人以上かつ後半3日間で半数以上)の①~③すべてを満たせば黄信号、④黄信号が点灯した日から25日以内に重症者の病床使用率が70%以上を満たせば赤信号となる内容で、従来のモデルより黄・赤信号を点灯しにくくした。

7月12日には修正版大阪モデルの黄信号が点灯し、7月22日には1日の新規感染者数が過去最多となる121人に上ったが、吉村は7月23日から始まる4連休について、府民へ外出の自粛要請はしない考えを示した。7月28日の対策本部会議では黄信号点灯以降も繁華街の人出がほとんど減っていないデータが示され、「黄信号の大きな効果はない」との懸念が示され、同日に一部施設に休業を求める「黄信号2」の基準を決めた。


(wikipedia 吉村洋文より引用抜粋)


基準値を決めた当の吉村氏自身が、記者会見も、専門家を交えて協議する対策本部会議も開かずに後からコロコロと基準値を変更しているのである。


これについて京都大学iPS細胞研究所所長の山中伸弥教授が「結果を見てから基準を決める。科学でこれをすると信頼性が揺らぎます」「府の対策が、科学から政治に移ったことを意味します。大阪府民として非常に心配です」と懸念を表明している。


これも恣意的独断的になりやすい魚座の特徴である。


因みに吉村氏への評価として、その能力を高く評価する声も多いが、一方で「首長としては独断専行の傾向もあり、職員からは橋下や松井の方が助言を聞いてくれたとの意見もある」(wikipedia)という。


また非常に興味深い出来事がその後に起こっているのだが、吉村洋文氏が、イソジンなどのうがい薬がコロナの陽性者を減らす効果があると発表したのである。


その発表後、全国でうがい薬の買い占めが行なわれ、うがい薬の品切れが相次ぎ、混乱をもたらし、厚生労働省が国として推奨する段階にはないとして事態の収拾を図ったのである。





8月4日、吉村は松井一郎大阪市長、大阪はびきの医療センターと共同で記者会見を開き、「うそみたいな本当の話をさせていただきたい。ポビドンヨードを使ったうがい薬を使って、うがいをすることでコロナの陽性者が減っていく」と述べ、イソジンなどのポビドンヨードを含むうがい薬で1日4回うがいをしたコロナウイルスの陽性患者だと、うがいをしていない陽性患者より唾液でのPCR検査の陽性率が下がるとする研究結果を公表し、「府民には、うがい薬で8月20日まで集中的にうがいを励行してもらいたい」と述べた。これを受け全国で同種のうがい薬の品切れが相次いだが、翌5日に厚生労働省は国として推奨する段階ではないとの見解を示し、日本医師会の中川俊男会長も「科学的根拠が十分ではない」と指摘した。また、うがいとかぜの関係について詳しい京都大学医学部の川村孝名誉教授は、かぜの場合だと過去の研究では水でのうがいとうがい薬でのうがいに感染率の差はないとしたうえで、「ポビドンヨードは、ウイルスだけではなく、もともと口の中にいる細菌を根こそぎ絶やしてしまいかえって防御力が落ちてしまう可能性もある」と指摘した。吉村は同日の記者会見で、「予防効果があるとは、ひと言も言っていない。ぼくが感じたことをしゃべり、『それは間違いだ』と言われたら、ぼく自身、言いたいことが言えなくなる」などと釈明し、買い占めや転売をしないよう求めた。

8月中旬には府内の重症者数が半月で3倍以上に急増したが、吉村はこれについて同月14日、「大阪では死者を減らすため、できるだけ早めに人工呼吸器を付けていると聞いている」と述べた。しかし、この発言に対し医療関係者からは事実ではないとして知事の誤解を指摘する声が相次いだ。

(wikipedia 吉村洋文より引用抜粋)



後から吉村氏の発言に対して、科学的根拠がないとの批判も受けている。



読者の書き込みなどからも、「吉村氏のやっていることは、サイエンスに基づいた予測ではなく、占いのようなものである」との批判を受けている。



5室支配の火星は魚座で自室の木星とコンジャンクトしている為、それで占い・迷信のような主張になってしまったのだと分かる。



魚座は、キリスト教をもたらした星座であり、カトリック教会は、地動説を否定し、科学的真理を否定して、中世社会は、無知、迷信が蔓延る暗黒時代であったと言われているが、そうした魚座の負の側面が顕現してしまったのではないかと思われる。



吉村氏がよかれと思って主張したことが大きな問題に発展してしまったのである。







一つは、一部の市民がうがい薬の買い占めに走り、混乱を招いたのであるが、それはおそらく吉村氏のチャートの8室支配の月が10室から4室の木星や火星にアスペクトして傷つけており、それと同時に2、3室支配の土星も4室にアスペクトして4室を傷つけているからである。



月は大衆の表示体であり、8室支配の月は、大衆の愚かな行為によって苦しめられることを表わしている。



然し、それは吉村氏の科学的な裏づけを取った訳ではないまじないや迷信に近いような考えを発表したことが、そもそも問題を招いたということである。



これは魚座の欠点が露呈したことを意味している。






不動産運 -ラグナロードの木星が4室、4室に在住する火星-


因みに吉村洋文氏は、市長になった翌年から億ションに引っ越して、暮らしているという。




市長になった翌年、’16年からは200平方メートルの億ションに引っ越し、家族5人で暮らしているという。

「首長ということでセキュリティの問題もあっての引っ越しなのだと思います。子供と遊ぶ時間がいちばんリラックスできると話していますから、家族の安全だけは譲れないんでしょう。家庭円満の秘訣は、《妻に逆らわない、家で愚痴を言わない》と語っていたこともあります」(前出・地元紙記者)

(「女性自身」2020年5月5日号 より引用抜粋)


射手座ラグナは、ラグナロードの木星が同時に4室(住まい)を支配している為、快適な住まいや乗り物を求める星座である。



吉村氏の場合、ラグナロードで4室支配の木星が4室でハンサヨーガを形成し、5室支配の火星(不動産)も在住して、ラージャヨーガを形成している為、不動産運に恵まれる配置である。



4室の火星は不動産に恵まれる配置であり、不動産賃貸業などで、金銭を得る配置でもある。



吉村氏の公開された資産情報によれば、2件の分譲マンションと、1件の戸建て住宅の計3件を所有しているようである。



大阪知事と大阪市長、資産公開
2019/09/17 15:00 讀賣新聞

 大阪府の吉村洋文知事と大阪市の松井一郎市長は17日、府と市の資産公開条例に基づき、4月の就任時の資産をそれぞれ公開した。吉村知事の資産総額は1億1873万円、借入金は1億4530万円。松井市長の資産総額は1633万円、借入金は3944万円だった。

 資産報告書によると、吉村知事は、自宅などに使っている大阪市北区の分譲マンション2件と、同区の戸建て住宅の計3件を所有し、本人の持ち分の固定資産税の課税標準額(土地と建物の合計)は計9076万円。ほかに、金銭信託2797万円と乗用車1台を挙げた。

 松井市長は、自宅の大阪府八尾市の分譲マンション1件と土地5件を所有し、固定資産税の課税標準額は計1573万円。定期預金は60万円。小型自動車2台を所有していた。

 報告書は府と市のホームページなどで閲覧できる。



おそらく分譲マンションの方で、賃貸収入を得ていると思われる。




このことからも射手座ラグナであることは明らかである。






借金をする才能 -6室で減衰するケートゥ-



因みに吉村氏は、資産総額が1億1873万円あるが、借入金は1億4530万円ある。



つまり、ほとんどが借金であるということである。



このことからおそらく吉村氏には、借金をする才能があることが示されている。



借金をする才能は、強い6室に現れるが、吉村氏の場合、6室で減衰するケートゥは敵を粉砕する非常に強い配置である。





ケートゥは6室で減衰することで、パラシャラの例外則によるラージャヨーガ的な効果を発揮している。



おそらく妻子にセキュリティのある安全な生活を提供しなければならないので、妻の要請もあって、借金をしてでも不動産を購入したということなのではないかと思われる。



つまり、妻は6室の支配の金星が表示体だからである。




私は今回、ナヴァムシャのラグナも射手座ではないかと思っているが、もしそれで正しい場合、8室支配の月が6室で高揚しており、この配置も他人のお金を利用する能力を表わしている。






橋下徹とのカルマ -12室で減衰するラーフ-


吉村氏は、衆議院議員在職中は維新の党政調副会長や、大阪維新の会の「都構想推進本部」(本部長:橋下徹)の局長も務めたそうであるが、そもそも吉村氏が、政治家に転身したのも、やしきたかじんの顧問弁護士を務めていた時に政治家になるように勧められ、橋下徹を紹介されて、橋下徹が、口説いて政界入りしたそうである。



従って、橋下徹との太いパイプがあることが分かる。橋下徹の子分と言ってもいいかもしれない。





吉村氏は、政界へ進出する前は、下積み弁護士として苦悩していたようである。




司法修習を終えた吉村氏は東京にある熊谷綜合法律事務所に所属した。同事務所の代表・熊谷信太郎弁護士が話す。

「仕事ぶりは極めて真面目でしたよ。毎日夜の11時か12時まで残り、土日もよく出勤していたようです。当時、うちの事務所は武富士から名誉毀損訴訟を頼まれていたので、彼にも担当に入ってもらいました」

2000年代初頭、武富士は反社会的な取り立てや業務の違法性などを指摘するメディアに対し、訴訟を連発。言論萎縮を目的とした「スラップ訴訟」を次々と起こしていた。その際の武富士側の弁護人の一人が吉村氏だったのである。武富士から訴訟を起こされた一人である、ジャーナリストの寺澤有氏が語る。

「武富士から、私が執筆した記事が名誉毀損に当たるとして、2億円の損害賠償を求める訴訟を起こされました。吉村氏は武富士側の弁護士の中でも、一番の若手でしたね。彼を見たとき『こんな若さでスラップ訴訟に関わって、経歴に傷がつくんじゃないか』と、相手方ながら思ったことを覚えています。結局、裁判中、特に彼が発言することはありませんでした」


(『週刊現代』2020年5月23・30日号より引用抜粋)


武富士の名誉毀損訴訟などを担当して、泥臭い仕事を行なっていたようである。



その後、やしきたかじんの顧問弁護士を務めた頃に橋下徹を紹介されて運気が開けて来るのである。





12室で減衰するラーフ期であるため、非常に下積みで、消耗する厳しい時期であったことが分かる。



蠍座で減衰するラーフは、サラ金の大手、武富士のためにメディアに名誉毀損訴訟を起こすというものであった。



またやしきたかじんの『殉愛』騒動でたかじんの遺言執行人として動いて、さくら夫人と組み娘に相続放棄要請も行なったという。



つまり、非常にダークなことを行なっていたのであるが、それが蠍座12室で減衰するラーフ期に行っていたのである。



ラーフには7、10室支配で6室に在住する水星のアスペクトがあり、仕事は自分から相手に攻撃を仕掛けていくような仕事だったということである。



そして、ラーフの対向の6室ではケートゥが減衰している為、6室のケートゥには敵を粉砕するという象意がある為、かなり攻撃的なスタンスであったと推測できる。



大阪モデルを発表した時に政府に対して、「具体的な基準を示さず、単に(緊急事態宣言を)延長するのは無責任だ」などと述べ、自ら批判の口火を切ったことの中にもそれは現れている。




この12室で減衰するラーフは、ひどい体験をもたらしたように思えるが、ラーフのディスポジターである火星はラグナと月から見て、ケンドラに在住して、ニーチャバンガラージャヨーガを形成している。



またラーフ期はそのディスポジターが結果を表わすということを考えると、このラーフ期は結局の所、最終的には躍進したことを示している。



次の木星期に繋がるような出会いがあったのであり、蠍座ラグナである橋下徹との出会いもそうである。






吉村洋文氏の政策、政治信条


吉村氏の政治信条を見ると、非常に興味深いことにリベラル左翼的な価値観と、保守的な価値観が混在しており、どちらとも定義出来ない性格を持っている。



おそらくそれはラグナから見た5室の支配星が4室魚座で木星とコンジャンクトしている配置が、保守思想をもたらし、月から見た5室支配の土星が10室双子座で、太陽とコンジャクトしている配置が、リベラル左翼的な価値観を体現しているからではないかと考えられる。



例えば以下のように政治信条が、その時々に応じて、保守とリベラルに振れていることが分かる。




内容傾向
日本国憲法第9条の改正、集団的自衛権の行使に賛成保守
2015年10月に予定されていた、消費税率の10%への引き上げを2017年4月まで1年半、先送りした安倍晋三首相の判断を評価する一方で、10%への引き上げの際の軽減税率の導入に反対しており、アベノミクスについても評価していないリベラル左翼
首相の靖国神社参拝に賛成保守
北朝鮮が弾道ミサイルを発射したことに対して、抗議を行った保守
村山談話、河野談話の見直しに反対リベラル左翼
米サンフランシスコ市で新たな慰安婦像の設置の動きに対して、「不確かで一方的な主張をそのまま歴史的事実として記すことは、歴史の直視ではなく日本批判にあたる」「合意(日韓合意)の精神を傷つけるもの」として、サンフランシスコ市の当時の市長だったエドウィン・リーに対して、大阪市長として慎重な対応を求め、受け入れられなければ両市姉妹都市関係を解消するとの公開書簡を送った。その後リーの急死を受けた後任のロンドン・ブリード市長は「我々2都市の市民間に存在している関係を、1人の市長が一方的に終わらせることはできない」と回答したが慰安婦像の撤去には応じなかった。このため吉村は2018年10月、一方的に姉妹都市を解消した。保守
特定の民族や人種に対するヘイトスピーチの法規制に賛成リベラル左翼
2019年8月7日、定例記者会見であいちトリエンナーレにおける「表現の不自由展・その後」展示中止問題に言及し、大村秀章愛知県知事について「辞職相当だと思う」と述べた。2020年6月2日に医師の高須克弥や作家の百田尚樹・竹田恒泰らが大村へのリコール運動を行うことを表明すると、吉村は同日に「応援する」と発言した。しかし、翌3日に維新の松井一郎代表が「愛知県民が判断する話だ」「大阪府知事が(他県の首長の)辞職の旗を振るというのは違うんじゃないか」とたしなめたため、これを受け吉村は「賛成の立場だが、大阪の仕事に専念します。僕自身がリコール活動に参加するということはないし、維新としても当然ない」と釈明した。保守
2016年6月に行われた関西電力の株主総会では京都市の門川大作市長と共同で再生可能エネルギーの導入推進や脱原発を求める5議案などを提案。「福島の事故は続いており、あんな危険なものはない」などと質問をしたが、森詳介会長に「質問時間が4分を過ぎています。簡潔にお願いします」と注意されると、吉村は「大株主である大阪市の意見を聴いてほしい。なぜ意見を聴く機会を持とうとしないのか」といらだった口調で詰め寄った。リベラル左翼
日本のカジノ解禁に賛成保守
特定秘密保護法に反対リベラル左翼
選択的夫婦別姓制度導入について、「どちらかといえば賛成」としているリベラル左翼
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テーマ政策、政治信条傾向コメント
教育「子どもの貧困対策や待機児童対策など、子どもへの投資にさらに力を入れていきたい」と述べ、子どもの成長を社会全体で支えるため、NPOや市民団体などと連携して、子どもの貧困対策を本格的に実施する事を明らかにした。リベラル左翼
「親の経済格差が子どもの教育格差につながることがあってはならない」と主張し、2016年度から5歳児の幼稚園・保育所の保育料を無償化する方針を示した。リベラル左翼
教員の新たな人事給与制度の導入を決定。吉村は「頑張っている先生がきちんと評価され、昇給する制度が必要だ」と述べた。2018年8月には大阪市の全国学力テストの正答率が政令市で2年連続最下位だったことを受け、全国学力テストの結果を教員の手当や人事評価に反映させる考えを示した。これに対して林芳正文部科学大臣は「テストの趣旨や目的を踏まえてほしい」と慎重な判断を求めたほか、「夜回り先生」として知られる教育者の水谷修は「大阪の子の学力の背景に家庭や貧困の問題があるのは明白だ。十分な対策を講じてきたと言うなら、その成果が上がっていないということだ」と不快感を表明するなど波紋が広がり、維新市議団の会議でも市長方針への賛否が分かれた。また、地方公務員法では職員一人一人の能力や業績に応じた評価を行うと規定しており、学校ごとの一律の評価は法律に抵触する恐れも指摘されたため、最終的に全国学力テストの活用は見送り、大阪府市が独自に行うテストの結果を校長の評価にのみ反映させる方針となった。保守橋下徹流の市場原理主義の教育現場への導入に該当している。経済に関しては、日本維新の党は市場原理主義で、自民党よりも保守である。
情報公開上記の教員の評価基準策定を巡っては、市民団体が吉村と大阪市特別顧問の大森不二雄(東北大学教授)との間でメールで協議していた内容を情報公開請求したところ、吉村が私用アドレスを使っていたため、「不存在」を理由に非公開とされた。吉村はこれらのメールについて「個人的な意見交換」として公務には当たらないとの認識を示したが、大森が事務局に送っていたメールには、吉村とメールで制度案を具体的に議論していた形跡があった。また、橋下市長時代のメールは約1360件が公開されたが、吉村市長時代に公開されたのは6件で、公用アドレスはほぼ使われていなかった。リベラル左翼
健康対策市民の健康寿命を延ばす協定を大阪市立大学と締結。「効率的な住民サービスのためには科学的な根拠や知見を踏まえた政策決定が重要だ」と述べた。リベラル左翼
高齢者福祉「真に支援を必要とする人々」への支援策の一つとして、特別養護老人ホームの建設費の助成に37億6500万円を計上した。リベラル左翼
橋下市長時代に導入された敬老優待乗車証(敬老パス)への年間3000円の自己負担金について、利用者が減少している要因だとして廃止する考えを示した。リベラル左翼
受動喫煙対策国が発表した健康増進法改正案よりも規制の厳しい受動喫煙防止条例を検討。「海外に比べて規制が緩い。国際都市を目指すと言いながら、受動喫煙対策がおろそかだったら、それは違う」と述べた。リベラル左翼
受動喫煙規制に消極的だった松井一郎大阪府知事に対し、「健康をテーマに万博を誘致しているのに、知事が国の基準で十分と言うのは違う」と非難したことにより、大阪市と大阪府の条例を一本化し、厳格化する意向を取り付けた。リベラル左翼
旧陸軍墓地旧大日本帝国陸軍の戦死者らを慰霊し、日本で最初かつ最大の陸軍墓地「真田山陸軍墓地」の荒廃が深刻化している問題について、2018年8月29日、「国が改修も含めてしっかりと管理すべき」と述べ、11月に安倍晋三首相宛てに「旧真田山陸軍墓地の管理・維持保全に関する要望について」と題して、「建築基準法上の耐震基準を満たさないものがあり、財産所有者である国による抜本的な対策が必要」であり、特に、南海トラフ地震などの巨大地震に備えて「納骨堂の耐震対策をはじめ、墓石の破損・風化対策が喫緊の課題」と要望書を提出した。「(墓地)参道の舗装や電灯の整備」などに必要な予算を計上することを表明した。保守
2025年日本国際博覧会2025年日本国際博覧会を大阪・関西に誘致すべく奔走。各国の代表らが参加する万博誘致フォーラムに出席。パリ駐在の各国BIE政府代表らと個別会談もし、支持を訴えて回った。吉村は「一国でも多く、支援要請をしていきたい」と述べた。保守
2025年日本国際博覧会の開催地を決定する総会において、「日本の技術力や国際貢献、大阪の先進的な都市機能に加えて、日本人の誠実さや運営能力が高く評価され、他の競合国に対する強みになっている」と語った。保守
万博の大阪開催決定後、大阪府および大阪市では会場予定地の大阪市此花区と同北区の2拠点を連携させ、来場者が回遊できるような仕組みを構想。北区では、最先端医療や産業創出をテーマに整備するとしている。吉村は「万博と理念が共通する部分があり、関連エリアとして世界中から人を呼び込みたい」と述べた。保守、リベラル
御堂筋歩道化構想2018年3月、大阪市や経済団体でつくる御堂筋の将来構想を話し合う有識者委員会は、御堂筋完成100年となる2037年をめどに車道を閉鎖して御堂筋を完全歩道化する提言案をまとめ、公表した。この中で吉村は「完成100周年を迎える時期には、完全な人中心の空間の実現を目指したい」と述べた。保守、リベラル




ラグナロードの木星と火星が魚座に在住している配置は保守政治家であることを示しているが、ナヴァムシャではその木星と火星は水瓶座に在住している。



従って、表面上は保守であるが、深いレベルではリベラル左翼的な信条が強いのではないかと思われる。




然し、ダシャムシャを見ると、再び、木星と火星は蟹座に在住して、保守の傾向を示している。



吉村洋文氏は、現在は、出生図では、魚座に在住するマハダシャー木星期である為、保守的な傾向があり、また市長や府知事という形で、地方行政の長としての立場で、政治活動を行なっているが、マハダシャーが土星期に移行すると、そうしたポジションを手放して、再び国政に進出する可能性も考えられる。



またダシャムシャにおいて、土星が水瓶座に在住している為、土星期になると政治信条もリベラル左翼、国際主義に偏っていくと考えられる。





このように射手座ラグナにすると、吉村洋文氏のこれまでの経歴の様々なエピソードが全てが鮮やかに浮かび上がる。



ナヴァムシャやダシャムシャのラグナについては、今回は十分に検討していないため、また機会がある時に詳しく検討したいが、結婚したタイミングが、おそらくラーフ/水星、ラーフ/ケートゥ、ラーフ/金星のいずれかである為、ナヴァムシャのラグナを射手座にすると上手く結婚が説明できる。



ラーフのディスポジターは7室の支配星で、水星は7室の支配星、ケートゥのディスポジターはラグナの支配星で、金星はラグナに在住している。



また大阪府知事になってから木星/月期にうがい薬の件で、批判を受けたことも射手座ラグナであれば説明できる。







射手座から見て、月は8室支配で6室に在住し、2、3室支配の土星、火星からアスペクトされて傷つけられている。



月期に批判を受けたのはその為だと考えられる。



またラーフ期は、出生図では12室減衰しており、弁護士としての下積みで苦労した時期だが、ただそれでもキャリア的には大舞台で活動して来ている為、ラーフはナヴァムシャで10室、ダシャムシャでラグナに在住していると考えた。



こうした場合、出生図のラグナは、ウッタラアシャダーの第1パダになり、出生図のラグナとナヴァムシャのラグナが射手座となる。




(参考資料)

いったい何者? 大阪府知事・吉村洋文という男
小池都知事も完全に喰われた…
週刊現代講談社
毎週月曜日発売プロフィール
2020.06.24 週刊現代

高校時代はラグビー部。23歳で司法試験に合格し、武富士の顧問弁護士としてメディア相手に訴訟を連発。やしきたかじんに橋下徹を紹介されて運命が変わった。色白の男前ながら、次々と独自策を実行し、政府や大臣に喰ってかかる。日本の政治を動かす本物か、それともコロナの収束とともに消えるのか。

神童と呼ばれて

「吉村(洋文)さんに最初にお会いしたのは、まだ大阪市長になられる前でした。橋下(徹)さんとご一緒したときに、同席されていたと記憶しています。『スマートな青年』という印象でした。

体格も細く、正直なところ、その後、市長や知事として大阪を引っ張っていくことになるとは想像もつきませんでした。いまや吉村さんがいるから大阪府民になりたいという人がいるぐらい、誇りと覚悟を持った立派なリーダーになっているのですから、驚くばかりです」

そう語るのは、大阪府の吉村洋文知事(44歳)と親交がある、建築家の安藤忠雄氏だ。

吉村氏の株が急上昇している。新型コロナ流行が本格化して以降、連日ワイドショーなどに出演。休業要請に応じないパチンコ店の名前を全国に先駆けて公表したり、休業要請の段階的解除について「大阪モデル」という独自規準を打ち出すなど、是非はともかく、その大胆な姿勢と実行力が話題を呼んだ。

日経新聞が5月8?10日に行った世論調査では、新型コロナ感染者が多い9都道府県のうち、「最も評価する知事」という項目で全体の52%の票を集め、トップに躍り出た。2位の小池百合子都知事が19%だから、トリプルスコアに近い。

吉村氏は'75年、大阪府河内長野市に生まれた。実家は、ごくごく一般的な「中流家庭」だったと、近隣住民は口を揃える。

「お父さんは電気関係の会社の設計技師で、お母さんはパートをされていました。同年代の子たちに彼のことを聞くと『頭が良くて、ちょっと生意気だった』と言っていましたね」(近隣住民)

吉村氏は実家からほど近い、千代田小学校、千代田中学校という公立校に通った。中学時代の同級生が話す。

「僕たちは『よっしん』と呼んでいました。彼はとにかく勉強ができました。中学校は一学年で7クラスあったんですが、成績はほぼずっと学年で1位だったと思います。陸上部に入っていて、スポーツも万能でしたし、女の子からもモテていましたよ」

吉村氏は学区のトップ校だった大阪府立生野高校に進学する。旧制中学の流れを汲み、関西の政官財界の要人を多数輩出してきた名門校だ。だが、ここで吉村氏は初めての挫折を味わった。高校時代の同級生が語る。

「ラグビー部に所属していたようですが、吉村君に強い印象がないのです。'14年に彼が国政選挙に出たときも、同級生たちと『ああ、確かそんな奴がおったな』と話したくらいです」

高校時代の同級生たちに話を聞くと、皆一様に「覚えていない」「印象が薄い」と話す。前出の中学時代の同級生が語る。

「彼が政治家になってから、時々高校時代の話が報じられると、みんなが『おとなしい』『目立たない』と言っているので驚きました。地元では神童でしたが、生野高校では彼ぐらいの秀才はいくらでもいたのだと思います。地元の同級生たちで『生野(高校)に行って埋没したんかな』と話していました」

高校を卒業後、'94年4月、吉村氏は同級生の多くが進学する京大や阪大ではなく、九州大学法学部に進学する。大阪から九大への進学は珍しい。

吉村氏は後に、橋下氏、松井一郎氏との鼎談のなかで、自身の大学受験について「センター試験で失敗して、なんとか現役で行けるところを探した」と語っている。

下積み弁護士の苦悩

吉村氏にとって、高校時代、そして大学進学は不本意なものだったのかもしれない。そんな彼が打ち込んだのは、やはり「勉強」だった。大学生活を謳歌する同級生たちを尻目に、大学2年生から旧司法試験の勉強に打ち込むようになった。そして、大学を卒業した'98年の10月、23歳の若さで旧司法試験に一発合格する。

司法修習を終えた吉村氏は東京にある熊谷綜合法律事務所に所属した。同事務所の代表・熊谷信太郎弁護士が話す。

「仕事ぶりは極めて真面目でしたよ。毎日夜の11時か12時まで残り、土日もよく出勤していたようです。当時、うちの事務所は武富士から名誉毀損訴訟を頼まれていたので、彼にも担当に入ってもらいました」

2000年代初頭、武富士は反社会的な取り立てや業務の違法性などを指摘するメディアに対し、訴訟を連発。言論萎縮を目的とした「スラップ訴訟」を次々と起こしていた。その際の武富士側の弁護人の一人が吉村氏だったのである。武富士から訴訟を起こされた一人である、ジャーナリストの寺澤有氏が語る。

「武富士から、私が執筆した記事が名誉毀損に当たるとして、2億円の損害賠償を求める訴訟を起こされました。吉村氏は武富士側の弁護士の中でも、一番の若手でしたね。彼を見たとき『こんな若さでスラップ訴訟に関わって、経歴に傷がつくんじゃないか』と、相手方ながら思ったことを覚えています。結局、裁判中、特に彼が発言することはありませんでした」

最大のチャンスがきた

'05年に熊谷綜合法律事務所から独立し、司法修習の同期などと法律事務所を立ち上げる。

司法修習生時代に知り合った元CAの妻と結婚し、双子の娘も生まれた。この時点まで、吉村氏に政治の世界への思いがあったとは考えにくい。運命が変わったのは、ある人物との出会いだった。

「吉村氏は、知人から紹介されて、ある番組制作会社の顧問弁護士をやっていました。そこの会社がタレントのやしきたかじんさんの番組を制作していたことで、たかじんさんと知り合ったんです。たかじんさんから気に入られ、『あんたは政治をやるべきや』と言われたそうです。それで、たかじんさんから橋下徹さんに引き合わされたと聞いています」(吉村氏を知る弁護士)

橋下氏も、府立北野高校時代はラガーマンとしてならした。二人は「弁護士」と「ラグビー」という共通点があったのだ。吉村氏は弁護士に成り立てでスラップ訴訟に関わり、「このままでいいのか」という思いを抱いていたのかもしれない。

自身の能力への自負と、生来のプライドの高さも、胸の中に残っていたのだろう。そうして、吉村氏は'11年に大阪維新の会の公認を受け、大阪市議選に出馬。初当選を果たす。'14年には大阪4区から衆院選に出馬し、国会議員に転じた。維新の会の議員が語る。

「当時の吉村氏は維新の討論会でも目立つタイプではなく、怒られはしないけど、存在感もないという印象でしたね。委員会などでも、いつも下を向いてボソボソと喋っていた。先輩に上手くゴマをするような如才のなさがあるわけでもない。

ただ、『超』がつくほどの真面目さですし、本当によく勉強をしている。そのあたりが橋下さんは気に入っていたんじゃないでしょうか。彼が'14年に衆院選に出たのは、それまで大阪4区にいた維新の代議士があまり有能ではなかったこともあり、橋下さんの肝煎りで吉村氏に交代させたんです」

吉村氏と当選同期で、日本維新の会の衆議院支部長(東大阪市)の岩谷良平氏が語る。

「維新の都構想推進本部戦略チームのリーダーが吉村さんでした。かなりの激務でしたが、懸命に仕事をしていましたね。ある日、深夜に吉村さんからメールが届いていた。開いてみると、都構想のロゴのデザインについてで、『A案とB案のどちらがいいか、深夜12時までに意見をください』とあった。

慌ててメールを送りましたよ(笑)。本当に24時間体制に近い形で仕事をしていたんじゃないかと思います」

懸命な勉強と、真面目さだけでやってきた男に最大のチャンスが転がり込んできたのは、'15年のこと。「大阪都構想」が住民投票で否決され、橋下氏が大阪市長を退くことになった。それまで吹いていた追い風がピタリと止んだ維新の会にとって、イメージを刷新する新たな顔が必要だった。そこで、吉村氏に白羽の矢が立ったのである。

維新の会の幹部が話す。

「都構想が潰れて、維新の会にとっては一番厳しい時期でした。そんなときに、橋下さんと松井さんが吉村を呼び出した。橋下さんが吉村に『市長選に出てくれないか』と聞いた。吉村は5秒間ほど、じっと黙り込んだそうです。しかし、すぐに『わかりました』と答えたのです」

下馬評は劣勢だったが、橋下氏の応援を受け、見事、大阪市長に就いた。その後も橋下氏とは密接な付き合いを続け、プライベートでもバカンスに行くようになった。そうして橋下氏の考えや手法を自分のものにしていったのだ。

腹芸は苦手

'19年3月、大阪都構想の住民投票をめぐる公明党との対立から、松井府知事との入れ替え選に打って出た。そのクロス選に向けた維新の府政・市政報告会で、吉村氏はこう言って公明党の対応を批判した。

「一言で言うと裏切られた、騙されたということなんですよ!」

その姿は、明快な「敵」を設定し、断定口調で訴えかける、「師匠」橋下氏のスタイルそのものだった。そうして、同年4月、大阪府知事選に勝利した。前出・維新の会議員が語る。

「彼の強みは、あの年で、市議、衆院議員、市長、府知事という様々なキャリアを積んでいるところ。他にそんな政治家はいません。維新の会は今年11月に大阪都構想の住民投票を再び行おうとしています。仮に可決された場合、史上初の『大阪都知事』に彼が就くのは間違いないでしょう」

しかし、そんな彼に厳しい視線を投げかける政界関係者は少なくない。

「吉村が橋下さんの政治手法を真似ているとよく言われますが、橋下さんはああ見えて、表と裏をキッチリ使い分けていた。橋下さんは市長や知事時代、表では過激にやり合いながら、他党の議員などと会食を設け、そこでは相手を徹底的に楽しませるという芸があった。

一方で吉村は会食にもあまり顔を出しませんし、出たとしても一軒目で必ず帰ってしまう。人の心の掴み方が、橋下さんには到底及ばないと思います」(前出・維新の会幹部)

「師匠」のパフォーマンスだけを真似ても、いずれ限界を迎えるのは間違いない。だが、まだ44歳の若さだ。コロナの流行とともに咲き、収束とともに人気も萎んでいくのか。真価が問われるのはこれからだ。

『週刊現代』2020年5月23・30日号より
参照元:いったい何者? 大阪府知事・吉村洋文という男
小池都知事も完全に喰われた…
週刊現代講談社
毎週月曜日発売プロフィール
2020.06.24 週刊現代
コロナ禍で存在感「吉村知事」恐妻家の履歴書 たかじんに見出され政界へ
2020年5月21日号 掲載

頼りない安倍政権の面々を尻目に、さる5日に独自の「大阪モデル」を打ち出した吉村洋文・大阪府知事。その直後には西村康稔・経済再生相との“舌戦”でも株を上げ、いまや世論調査でも群を抜く人気だという。そんな「有事の男」の、意外な一面とは……。

 ***

吉村知事の大阪モデルとは「経路不明の新規感染者が10人未満」「陽性率が7%未満」「重症病床の使用率60%未満」の三つの指標で、数値を1週間連続でクリアすれば休業や自粛の要請を解除するという基準である。ところが、

「知事が“国が出口戦略を示さないから”と独自モデルを発表したことを、解除は知事の権限だとして西村経済再生相が“何か勘違いしているのでは”と非難しました。これに知事はツイッターで陳謝して収まったのですが、かえって無為無策な国と、リーダーシップに富む知事とのコントラストが際立ってしまいました」(全国紙デスク)

 そうした中、6日に毎日新聞などが実施した全国世論調査では「最も評価している政治家」として吉村知事を挙げた人がトップの188人。ついで東京都の小池知事が59人、安倍首相は34人で3位だった。

「この調査では『新型コロナ問題で安倍政権の対応を評価するか』の質問で“する”の22%を“しない”の48%が大きく上回るなど、総理と政権への不信感が浮き彫りになりました。それだけでなく、小池知事の3倍もの支持を集めていることから、いかに吉村知事の手腕が喝采を博しているかがわかります」(同)

“僕が一番下”

 これまで東京ではなじみの薄かった吉村知事は、弁護士でもある。大阪府下に生まれ、府立高校から九州大法学部へ進学。卒業後の1998年秋、司法試験に合格した。最初に勤務した「熊谷綜合法律事務所」の熊谷信太郎弁護士によれば、

「企業法務に携わりたいというのが志望動機で、私と同じくラグビーをやっていたこともあり、採用しました。実際にうちでは民事の専門的事件、武富士の名誉毀損裁判や日本育英会(現・日本学生支援機構)の不良債権化した奨学金の回収などを手掛けていました。滑舌がよく声も通るので、依頼者の信頼を得られ、法廷での証人尋問も明瞭で聴きやすかったですね」

 当時から“仕事の虫”で、

「毎日23時頃まで働いて、土日も出ていました。酒もほとんど飲まず、目の前の仕事に最後まで食らいついていくタイプ。奥様は司法修習生時代に合コンで知り合ったキャビンアテンダントで、ハワイで身内だけで式を挙げたと聞きました。うちには5年ほど在籍し“独立して大阪で友人と事務所をつくりたい”という希望があったので、私も快く送り出しました」

 故郷では弁護士業ののち、2011年に大阪維新の会公認で大阪市議選に出馬し、当選。

「亡くなったやしきたかじんさんの事務所の顧問弁護士を務めていて、たかじんさんから“大阪のために頑張れ”と政界入りを勧められました。たかじんさんは、“ええ青年やからぜひ政治家に”と、吉村さんを橋下(徹)さんに引き合わせたのです」(日本維新の会関係者)

 とのことで、

「奥さんは北海道出身で、清楚な感じの方。中3の双子の女の子と小6の男の子がいて、下の子はフィギュアスケートを習っています。吉村さんは、家庭ではもっぱら奥さんの尻に敷かれていて、用事を頼んだ時など、奥さんの前ですまなそうにうつむく姿が目撃されています」(同)

 それは例えば15年秋、大阪市長選に出馬した際にニコニコ生放送で、

〈家庭のヒエラルキーでは僕が一番下〉

 と明かしたり、市長就任後の16年6月に受賞した「ベスト・プラウド・ファーザー賞in関西」のプロフィールの中で、

〈子育てや家事を任せており、申し訳ない〉

 などと妻に宛てて記したり、あるいは地元の情報サイトのインタビューで、

〈(自宅に)妻と義母がいるので、完全に女性が勝っていますが、なかでも嫁さんが一番強い!〉(17年3月)

 などと答えていたことからも窺えるのだ。

「コロナ禍で経済活動が自粛を余儀なくされている点を『命と経済ではなく命と命の比較』『失業や倒産で落とされる命は報道されない』などと、弁舌巧みに訴えるのも強み。政権は、完全に“主役”を奪われてしまった格好です」(前出デスク)

 家庭では風下でも“出口”は一番乗りのようである。

特集「『コロナ』見えすぎる敵」より
参照元:コロナ禍で存在感「吉村知事」恐妻家の履歴書 たかじんに見出され政界へ
2020年5月21日号 掲載
吉村洋文・大阪府知事のイソジンうがい推奨は何が間違っているのか?
維新の会の“体質”であるリスク無視の「Good Try」論こそが問題だ
米山隆一 前新潟県知事。弁護士・医学博士
2020年08月20日 論座RONZA

波紋を広げた吉村知事の「うそのような本当の話」

 大阪府の吉村洋文知事が8月4日に緊急の記者会見を開き、「うそのような本当の話をする」と強調した上で「ポビドンヨードのうがい薬をすることで、このコロナにある意味、打ち勝てるんではないかとすら思っている」などと発表したことが波紋を広げました。(参考)。

 批判を受けた吉村知事は翌日の記者会見で「誤解があるようなところも見受けられます」「予防効果があるということは、これは当然、そういうのは一切ないわけでして、そういうことも言ってませんし、予防効果があるわけでもない、それから治療薬でもないということを申してます」と軌道修正しました。

 その一方で、「僕自身は、うそみたいな本当の話っていうのはまさにそのとおりだと思ってまして、正確に丁寧に伝えるというのは、それはマスコミのメディアの皆さんも編集権があるわけですから、やるべきじゃないですか。」「これがうまく浸透していけば人にうつすという行為がなくなってくれば、どんどんこれは下がっていくわけなので、そうなってくれば僕はコロナに打ち勝てるんじゃないかと思っています」として、ポビドンヨードによるうがいによって新型コロナ感染症を制御できるという見解は変えませんでした。

 さらに、「僕がそういうふうに感じたところをしゃべったら、それは間違いだとか言われたら、僕自身はこれ、言いたいことも言えなくなる」とし、基本的には自らの発表は問題なく、伝わり方、若しくはマスコミの伝え方に問題があったとの認識を示しました(参考)。

 同時に、吉村知事自身がツイッターであらためて「感染拡大防止への挑戦。」と表明し(参考)、日本維新の会馬場幹事長が、吉村知事の記者会見に複数の医療団体が抗議声明を出したことに対して、「ひどいね? 批判してる団体は共産党系、普段から政府や役所を批判している。今の制度がダメなら実現性のある提案をお願いします!」とツイートしました(参考)。

 また、タレントの松本人志氏が「これに懲りずにどんどん次から次へといろんなアイデアを出して欲しいと、吉村さんには思う。これでみんながたたくと、どんどんいろんなお偉いさんたちが萎縮してしまうので」と支持を表明(参考)。高須克也高須クリニック院長も「マスクを推奨するのとイソジンのうがいを推奨するのと何が違う?」(参考)として吉村知事の記者会見は問題ないとする立場を表明しています。

 また、日本維新の会の松井一郎代表は8月4日の記者会見で、記者から「研究途中の発表は前のめりでは」と質問されると、「結果が出たのに、黙っていろと言うのか」と不快感を示した(参考)うえで、吉村知事を擁護する一連のツイートを、自身も自らの公式アカウントでリツイートしています。

 以上をまとめると、「イソジン(ポビドンヨード)うがい研究」についての日本維新の会の公式見解は、「イソジンうがいを推奨した吉村知事の8月4日の記者会見は、内容が不正確に伝わったが、その責任はマスコミにもあり、推奨それ自体は『感染拡大防止への挑戦』((Good Try〈グッド・トライ〉)だから非難には当たらない」というものだと考えられますし、上述の通り少なからぬ著名人がその立場に賛同しています。

 しかし、このような考え方は、「医薬品の安全の確保」という考え方をまったく理解していない極めて危険なものだと思います。あわせて、この「イソジンうがい研究」の一件は、「日本維新の会・大阪維新の会」という政党の政策に対するスタンスを如実に示していると思われますので、本稿では、この2点について論じたいと思います。

「ポピドンヨードうがい」研究の致命的欠陥

 まずもって、松井大阪市長の「結果が出たのに、黙っていろと言うのか」に代表される「この研究でイソジンうがいの有効性は示されている」とする考え方は本当でしょうか?

 その判断の材料となる、「地方独立行政法人大阪府立病院機構 大阪はびきの医療センター 次世代創薬創生センター長」松山晃文氏の手による「ホテル宿泊療養におけるポビドンヨード含嗽の重症化抑制にかかる観察研究について」公式に公開されている資料は、何とA4で1枚の資料だけです。

 この資料は通常の論文がとる、Abstract(要約)、 Introduction(導入)、 Methods(手法)、 Results(結果)、 Discussion(考察)、 Conclusions(結論)、という体裁をとっておらず、それぞれの要素はまったく網羅されていません。

 特に、①Methods(手法)で記載されるべき「イソジンうがい群」「非うがい群」のそれぞれの構成(最低限年齢と性別の構成)と、それぞれの群に対する研究の実施条件が示されてない、②Results(結果)で示されているそれぞれのデータについて、平均値のみが示され、データの標準偏差が示されておらず、有意かどうか判断できない――という致命的欠陥があります。

 論文の形式になっていないことについては、「これからやるところだった」と言う言い訳がとおらないでもないのですが、上記の①②は致命的です。

 研究者が研究として行っている以上、①②のデータがないはずはなく(ないなら、それは研究ではありません)、それが公式資料に示されていないということは、①群の年齢・性別の構成が著しく偏っており、結果を一般化できない。またそれぞれの群に対する研究の実施条件も統一的なものではない、②データの標準偏差が極めて大きく(平均値の差より大きく)統計的に有意でない――としか考えられないからです。

 もちろんこれは推測に過ぎないのですが、もし群の構成が適切で、それぞれの群に対する実施条件が統一的で、各データの分散が平均値の差より小さく統計的に有意であるなら、松山医師と吉村知事はただちにそのデータを公開して批判を払拭することが可能であり、それがなされていない以上、そうではないと判断せざるを得ません。

 すなわち、そもそもこの研究で「結果が出た」と考えること自体、まったく科学的ではなく、大阪府知事や大阪市長がそのように考えているのであれば(そのように考えているからこその会見でしょうが)、大変恐縮ながら、このお二人は「科学的リテラシー」に関してはほとんどゼロであると言わざるを得ません。

 そのうえ、このお二人は、恐らくは大阪府庁、大阪市庁にいるはずの「科学的リテラシーのある職員」の諫言(かんげん)に耳を貸さなかったか、もしくは、大阪府庁、大阪市庁には、お二人にその様な諫言ができる職員はいないとしか考えようがないことになります。

疑問だらけの研究デザイン

 さらに、よりそもそもの問題として、この研究は研究デザインからして疑問が多いものです。すでに随所で指摘されていますが、思いつくものを挙げてみます。

 まずは、

①結果として示されているのは「唾液のウィルス陽性率」のみであり、「イソジンうがい」が唾液中、さらには体全体からのウィルス排出量を減らすのか、重症化を抑制するのか、感染を抑制するのかについては、何も言えない、

②「イソジンうがい群」と「非うがい群」を比べているだけなので、仮に結果が有意だったとしても、「イソジン」が効いているのか「うがい(例えば水や塩水の)」が効いているのか分からない、

③「1日4回うがいをする」という、ふつうに考えてかなり回数が多いうがいについての研究であり、1日1、2回のうがいの場合に効果があるのかないのか分からない。

 さらに、

④PCR検査は起床後うがい前に行ったとの事だが、就寝前の最後のうがいからPCR検査までの時間(6~7時間程度?)が明示されていないので、うがいによる一時的減少を見ているだけの可能性を否定できない。

⑤宿泊施設から入院施設への搬送がendpoint(観測終了点)となっており、重症患者(ウィルス排出量が多い患者)がデータから除かれていると思われるが、これが結果に影響している可能性を否定できない、

⑥何故かDay1~Day4の4日間のデータしか示されていないが、入院施設に搬送された患者以外はそれぞれいつから観察を始めていつ終えたのかが分からない。4日間以外の期間の観測値の変化も分からない、

といった問題点があります。

 よって、仮にこの研究の「結果が出ていた」としても、その「結果」は「1日4回のイソジンうがいを4日間継続すると、その期間中は唾液中のウィルス陽性率が下がる(排出量は不明)」というだけのことであり、それははたして公的に発表するほど重要なことなのかという大きな疑問を生じます。

個人差が大きい薬の効果/副作用

 今回の「イソジンうがい研究」は、①そもそも結果が出ていない②仮に結果が出ていたとしても、その研究結果は極めて限定的で何に適用できるか分らない――ものなのですが、前述の通り、松井代表を始めとする日本維新の会の議員やこれを応援する識者は、それでも今回の記者会見は「Good Try」として正当化されるものだと主張しています。

 そして私はこの「イソジンうがい研究」の最大の問題点は、このリスク無視の「Good Try」論にこそあると思います。

 それを論じる前に、そもそも「薬が有効であると判断されるには、なぜ統計的に確認することが必要か」について考えてみましょう。その理由を簡単に言うなら、薬(薬の候補)は、一般の人が考えているよりずっと「効果/副作用」の「個人差が大きい」からということになります。

 実際の新薬の研究データを見てみると、ある人にとって効果のある薬でも、別の人にとってはまったく、もしくはほとんど効果がないことは稀(まれ)ではありませんし、ある人にとっては全く害の無い薬が、他の人には重篤な副作用をもたらす事も少なくありません。

 だからこそ、「薬(薬の候補)」は、(a)多くの人の平均値として薬の効果が認められる、だけではなく、(b)薬の効果のばらつきが小さく、多くの人に効果がある、(c)多くの人にとって副作用の程度・頻度が許容できる範囲である、ことを要します。そして、(a)と(b)が満たされるのが統計的に有意であるということであり、それに(c)が加わって初めて安全な薬として使えるのです。

 日本維新の会とその賛同者の「Good Try」論の問題点は、「(a)さえあれば、(b)と(c)を切り捨てて見切り発車してよい」と考えていると思われる点にあります。

 そのような考え方のもとに「薬(の効果)」を認めてしまうと、仮に今回の「イソジンうがい研究」において適切な研究デザインがなされ、「群の構成」「実施条件」「効果の平均値の差」のすべてが示されていたとしても、「(b)(イソジンうがい)薬の効果のばらつきが小さく、多くの人に効果がある」ことが確認されない以上、ある人にとっては薬でも他の人にとっては薬としての効果はなく、イソジンうがいをすることはお金と時間の無駄使いであり、場合によっては、その無駄使いによって本来受けるべき治療を受ける機会を逃してしまうかもしれないことになります(風邪の予防には水うがいの方が効果的で、イソジンうがいはほぼ効果がなかったという研究が既に報告されています〈参考〉)。

 また「(c)多くの人にとって副作用の程度・頻度が許容できる範囲である」ことが確認されていなければ、この「イソジンうがい」が薬であると信じて使った人の中に、ひどい副作用に苦しむ人が出るかもしれません(イソジンうがいが過敏症がある人、甲状腺疾患を持つ人に副作用を生じうることは、既に報告されています〈参考〉)。

 そして、仮にこの「イソジンうがい」の一件においては、見切り発車した後、(b)と(c)も確認されて「結果オーライ」となることがあり得たとしても、この様な見切り発車を何度も繰り返していたら、いつか必ず失敗し、大きな薬害を生むことになるのです。

薬の問題で「Good Try」は危うい

 だからこそ、「薬機法(旧薬事法)」は、

薬機法
第14条
1  医薬品、医薬部外品又は厚生労働大臣の指定する成分を含有する化粧品の製造販売をしようとする者は、品目ごとにその製造販売についての厚生労働大臣の承認を受けなければならない。

2 次の各号のいずれかに該当するときは、前項の承認は、与えない。

① …
② …
③ 申請に係る医薬品、医薬部外品又は化粧品の名称、成分、分量、用法、用量、効能、効果、副作用その他の品質、有効性及び安全性に関する事項の審査の結果、その物が次のイからハまでのいずれかに該当するとき。
イ 申請に係る医薬品又は医薬部外品が、その申請に係る効能又は効果を有すると認められないとき。
ロ 申請に係る医薬品又は医薬部外品が、その効能又は効果に比して著しく有害な作用を有することにより、医薬品又は医薬部外品として使用価値がないと認められるとき。
ハ …
④ …
3 第一項の承認を受けようとする者は、厚生労働省令で定めるところにより、申請書に臨床試験の試験成績に関する資料その他の資料を添付して申請しなければならない。この場合において、当該申請に係る医薬品が厚生労働省令で定める医薬品であるときは、当該資料は、厚生労働省令で定める基準に従って収集され、かつ、作成されたものでなければならない。

第66条
1 何人も、医薬品、医薬部外品、化粧品、医療機器又は再生医療等製品の名称、製造方法、効能、効果又は性能に関して、明示的であると暗示的であるとを問わず、虚偽又は誇大な記事を広告し、記述し、又は流布してはならない。
2 医薬品、医薬部外品、化粧品、医療機器又は再生医療等製品の効能、効果又は性能について、医師その他の者がこれを保証したものと誤解されるおそれがある記事を広告し、記述し、又は流布することは、前項に該当するものとする。
として、その承認には厳格な臨床試験の試験成績の記載を求め、これに反する行為を禁じています。

 従って、たとえ「イソジンうがい」が新型コロナに対する新しい治療法であることが「期待される」ものであったとしても、医学的に正しい手順を踏んだ臨床試験によって確認されていない効能を、事実上公言し、推奨する事は、国民の健康と生命、そして時間と手間と期待を危険にさらすもので、「Good Try」などと言う理由で決して正当化してはいけないものなのです。

 にもかかわらず吉村知事は、8月5日の会見では「予防効果があるといっていない」「治療薬と入っていない」と釈明しているものの、8月4日の会見で「ポビドンヨードのうがい薬をすることで、このコロナにある意味、打ち勝てるんではないかとすら思っている」と明言して、今現在大阪府のHPに掲載されている資料において大阪府民に対してイソジンうがいを推奨しており(参考)、事実上効能を謳(うた)っていると言えることが、大きな問題なのです。

維新の会が大阪・関西で支持を集める理由

 さて、ここまでの「薬の効能」についての話は、まったく同じではないものの、「政策」についても一定程度当てはまります。

 「薬」と同様「政策」も、実のところ、すべての人に同じようにプラスの効果がある事は稀で、ほとんどの政策は、プラスの効果を受ける人と、それ程プラスの効果を受けない人がいます。また場合によっては、薬の副作用の様に、政策によって大きなマイナスの影響を受ける人も出てきます。

 もちろん、基本的には科学的手法によって効果やその標準偏差、そして副作用を確認できる「薬」と違い、「政策」は「やってみなければわからない」ところが多々あります。また、「薬」では直接人の健康・生命が対象となり、間違いはしばしば取り返しのつかない事態を招きますが、「政策」では、直接ただちに人の生き死に関わることはそう多くはなく、比較的「やり直しが効く」場合もあります。

 そしてなにより、「薬」においては「医学的に正しい方法を踏むことによって薬効を確認すること」がルールとして決まっていますが、「政策」は「多数決で決したものを実行してよい」と言うのが、民主主義のルールとして決まっています。

 従って、今回の「イソジンうがい」の件の様に、直接人の健康に影響するようなものでなければ、「政策」においては、「Good Try」という考え方はありえ、それが冷静に見るとかなり荒っぽいことをしているのに、日本維新の会/大阪維新の会が大阪・関西を中心に支持を集めている理由であると同時に、今回の「Good Try」論の源泉となっていると考えられます。

 しかし、そうであっても私は、政治、なかんずく行政に携わるものは、自らが行う政策によって、効果を得る人ばかりではなく、効果が及ばない人や、負の影響を受ける人が決して少なくないことにも思いをはせ、可能な限りそう言った人を減らす努力をすべきだと思います。それが、少数・多数に関わらず、すべての人を個人として尊重する真の民主主義だと思うからです。

「Good Try」的政策が目立つ維新のコロナ対策

その観点から、日本維新の会/大阪維新の会の政策を見てみると、新型コロナウィルス対策に限ってみても、3月19日に吉村府知事が緊急の記者会見を開き、突如阪神間の往来の自粛を求め、4月14日には大阪府市で医療用防護服が不足しているとして、松井大阪市長が「未使用の雨合羽」の寄付を求めるという前代未聞の「Good Try」的政策が行われています。

 しかし、阪神間往来自粛については、3月19日の時点で大阪府、兵庫県の人口10万人当たりの感染者数はそれぞれ0.013人、0.016人と若干兵庫県の方が多かったものの大差なく、そもそも社会的にも経済的にも一体の阪神地域において、人為的な県境をまたぐ移動についてだけ自粛を求める科学的意義は不明で、その効果もはっきりしないまま終わりました。

 雨合羽については、「ないよりはまし」と言う余地がないとは言えないとはいえ、当初より本来その用途ではない雨合羽が医療現場で役に立つのか、そもそもてんでバラバラに送られるものを整理し、滅菌して医療現場に渡すことが現実的なのか疑問を呈されていましたが、案の定、医療機関に配布されたのは半分どまり、それも5月22日には吉村府知事が「『大阪府市は雨ガッパだけで治療してる』とか、事実と異なるデマ」と記者会見して(参考)、医療機関ではあまり使われなかった事が露呈するなど、ちぐはぐさが目立っています。

 さらに4月24日には、吉村知事が「任意の休業要請に応じないパチンコ店の店名公表」に踏み切り、世間の耳目を集めました。この政策は全体として世論の賛同を得たように思えますが、法的強制力がない「自粛要請」であるにもかかわらず、店名が公表され、事実上社会的制裁が科され、不利益を受ける人についての議論は、ほとんど検討すらされずに置き去りにされました。

維新の会の体質と大阪都構想

 これらの政策は、効果のはっきりしないまま「Good Try」的に始められ、効果のはっきりしないまま「Good Try」だからいいじゃないかと終わっており、政策の立案・実行におけるこの「Good Try」論こそが、日本維新の会/大阪維新の体質だと言って過言ではないと私は思います。その陰で、科学的意義のはっきりしないまま阪神間の往来の自粛を求められ、使われない雨合羽の寄付をもとめられ、整理・備蓄を命じられ、感染を防げるかどうかはっきりしない雨合羽を着用しての治療を命じられ、法的根拠のないまま世間から批判を受けた人達の不利益は、まったく考慮されないまま放置されているのです。

 そして、このコロナ禍のなか、日本維新の会/大阪維新の会は、11月1日に、悲願とする「大阪都構想」の住民投票を行おうとしています(参考)。

 今まで数多くの「Good Try」的政策を繰り返してきた日本維新の会/大阪維新の会が提示するこの目玉政策が、本当に多くの人に効用をもたらすものなのか、誰かを積み残したり、誰かにマイナスの効果をもたらすことを、無視したものではないのか。投票する人はよくよく注意して考える必要があると思います。
参照元:吉村洋文・大阪府知事のイソジンうがい推奨は何が間違っているのか?
維新の会の“体質”であるリスク無視の「Good Try」論こそが問題だ
米山隆一 前新潟県知事。弁護士・医学博士
2020年08月20日 論座RONZA
大阪の医療崩壊を巡り「大村」「吉村」知事が舌戦 大村知事が“難クセ”と言われる根拠
2020/6/1 11:02 デイリー新潮

最初にケンカを売ったのは大村知事

 愛知県の大村秀章知事(60)と大阪府の吉村洋文知事(44)の間で、突然、激しい論争が始まった。新聞各紙やネットニュースの報道に、驚いた向きも多かったに違いない。

大村知事は東京大学の法学部、吉村知事は九州大学の法学部を卒業している。“旧帝大”という冠で知られる名門大学で学んだ、正真正銘のインテリだろう。失言癖や虚言癖、無知による妄言などとは、これまで無縁だった。

 そんな2人が激しく対立したのだから、余計にインパクトが強かった。ただし、今回の議論を深く理解している人は少ないのではないか。

“医療崩壊”を巡る舌戦だったのは間違いない。最初に“ケンカ”を売ったのは大村知事だった。

 だが、その内容となると、専門的な部分も多々ある。そこで、この記事ではまず、2人の応酬を分かりやすく解説することから始めてみよう。

 そもそも大村知事は、今回の論争の前から、「東京と大阪では医療提供体制が極度に逼迫している」との発言を繰り返してきた。

 愛知県の公式サイトに、5月11日に開かれた記者会見の内容が掲載されている。

《もう何度も私申し上げてますけど、病院に入れないということと、それから救急を断るという、この二つはやっぱり医療崩壊ですよ。それが東京と大阪で起きているわけですから、それはですね、よその国の話ではないんですね。

 ですから、私はそれはですね、絶対に起こしちゃいかんと。起こしたらやっぱり負けだと思いますよ、僕は。行政としては負けですよ、それは。何をうまいこと言い繕ってもね、結果ですから。ですから、それはやはり、その時点は相当厳しい対応を取らざるを得ないと思います》

 この日、大村知事は同じ内容をツイッターにも投稿した。こちらも引用させていただこう。

《そもそも、愛知は、感染者数が一気に増加して医療提供体制が極度に逼迫している東京・大阪とは、全く状況が異なります。愛知は、一貫して、県民の命を守るための医療提供体制は十二分に確保することができております》

「東京と大阪では医療崩壊が起きている」と主張する一方で、会見では「いざとなったら愛知県でも感染防止のために厳しい措置を実施しますよ」と注意を呼びかけた。

 そしてツイッターでは「愛知県は東京都や大阪府と違って大丈夫ですよ」と県民を安心させようとしたことも分かる。

 大村知事は5月15日、県の対策会議でも同じ内容の発言を繰り返した。朝日新聞が翌16日に掲載した記事「緊急事態宣言解除、39県知事のコメント」からご紹介する。(註:全角数字を半角数字に改めるなど、デイリー新潮の表記法に合わせた、以下同)

《今後を考えると、検査態勢をしっかりさせることが肝要だ。東京、大阪と違って医療崩壊を起こさずに持ちこたえることができた。引き続き今月いっぱいは自粛モードでやっていきたい》

怒りのツイッター連続投稿

 事態が動いたのは、5月26日のことだった。まず大村知事は県の対策本部会議で、いつものように「東京と大阪の医療崩壊」に言及した。

 中日新聞が28日に掲載した記事「コロナ対応巡り 大村知事 『大阪は医療崩壊』 吉村知事 『根拠のない意見』」から引用させていただく。

《大村知事は26日に開いた県の対策本部会議でも「東京や大阪があれだけ感染拡大し、医療崩壊に陥ったにもかかわらず、愛知はそうならなかった」と言及。救急搬送の受け入れ拒否などが報じられた首都圏や関西圏との違いを強調した。会議後の会見でも「どのくらい病院に入りきれていないのか、救急医療を断ったならどういう状況なのか」と情報公開を求め、「しっかり検証されなければならない」と話した》

 こうした大村知事の発言は――中日新聞の記事に比べると分量は少ないが――朝日新聞デジタルも27日、「『東京と大阪は医療崩壊』 大村知事、情報公開求める」との見出しで配信した。

 これに吉村知事が反応した。自身のツイッターにこの記事のリンクを貼り、いきなり大村知事を批判したのだ。

《大阪で医療崩壊は起きていません。何を根拠に言っているのか全く不明です。一生懸命、患者を治療する為、受け入れてくれた大阪の医療関係者に対しても失礼な話です。東京もそうですが。根拠のない意見を披露する前に、県は名古屋市ともう少しうまく連携したら? と思います》

 大村知事も“応戦”した。翌28日の会見では、吉村知事に反論を行った。これを朝日新聞デジタルが、その日の午後、「大村知事『ただ単に言い訳』 医療崩壊否定の吉村知事に」の見出しで速報した。

《愛知県の大村秀章知事は28日の記者会見で、「東京と大阪で医療崩壊が起きている」という自身の発言に対し、大阪府知事と大阪市長がツイッターで反発していることについて、「私は公表されたデータを拝見して申し上げただけ。違うというならデータをもって話すべきだ。そうでなければ、ただ単に言い訳しているに過ぎない」と述べた》

《厚生労働省が都道府県別にまとめた数字や大阪府の公表データを確認したと発言。そのうえで「4月末の陽性患者900人ぐらいのうち入院したのは半分ぐらい。自宅待機が二百何十人もいるのは病院に入りきれていないということ。報道ベースでも4つの救急救命センターが救急を断っているとあった」と指摘した》

《さらに、「病院に入れていないこと、救急を断っている状態」を医療崩壊の定義とし、「間違いなく大阪と東京は医療崩壊の状態にあった。事実関係を検証し、二度とそういう風にならないようにやっていただくのが必要ではないか。日本の要の地域ですから、頑張っていただきたい」と述べた》

 この大村知事の発言を受け、同じ28日に大阪府庁で吉村知事は取材に応じた。日刊スポーツ(電子版)は同日の午後6時17分、「吉村知事『相手せんとこ』大村氏の大阪医療崩壊発言」の見出しで速報した。

《28日、府庁で取材の応じた吉村知事は「感染症が広がったとき、医療状態が逼迫(ひっぱく)したのは事実です。これは東京、大阪に限らずです。医療崩壊が起きて、きちんと看なければいけない人を看ることができていない状況ではない。なぜ、そういうことをおっしゃったのか、理解不能ですので、あんまり相手せんとこ」とあきれ返った》

 記者団の前では「相手せんとこ」と突き放したが、やはり腹に据えかねるところもあったようだ。

 吉村知事は、前に紹介した朝日新聞デジタルの記事「大村知事『ただ単に言い訳』 医療崩壊否定の吉村知事に」を貼りつけ、ツイッターに4連続投稿を行った。

大阪府に取材を申請

 さっそく引用させていただくが、4つのツイートのうち、1番と2番をまとめたほか、改行を省略するなどした。

《大村知事「ただ単に言い訳」って酷いね。確認したら、大阪の3次救急の4病院で一部救急停止したことを「医療崩壊」と言ってるらしいが、全く違う。これは4月21日救命センター長会議において、3次救急、特定機能2次救急(65病院)で救急受け入れ余力可能数を算定し(215名)、その範囲で公立4病院の救急を一時停止し、コロナ重症患者の治療に専念したもの。よって、役割分担をしてコロナの重症者にも、その他の救急にも対応した計画的措置。救急を断るものでも、「医療崩壊」でも何でもない。大村知事が事実関係も調査せずに、「大阪や東京は医療崩壊!」って謝罪もんだよ。》

《公立4病院でコロナ重症患者の治療の為に一部救急停止を決めたのは、4月7日~順次段階を追って進めていったが、4月21日のセンター長会議で、受け入れ可能数を算定、大阪全体でのコロナ重症患者の治療と他の救急との受け入れ可能数を総合調整。重症者の救急断り、オーバーフローは起きていないよ。》

《小池都知事、大村知事の“医療崩壊”発言を受け流す「東京に集中したい」(ABEMA TIMES)→この対応を見習うことにします。》

 ここで改めて、大村知事が「大阪府で医療崩壊が発生した」と主張した根拠を振り返ってみよう。ポイントは2点だ。

【1】4月末に大阪府では陽性患者が約900人発生したが、入院したのは約半分。自宅待機が200人を超えたのは、病院に入りきらなかったということを意味する。

【2】報道ベースでも、4つの救急救命センターが救急を断っているとあった。

 大村知事が言及した《報道ベース》の出典かどうかは不明だが、時事通信は4月18日、「大阪の3次救急、4病院が休止 コロナ重症者受け入れ―専門学会『医療崩壊の始まり』」との記事を配信した。

《緊急性が高く、命に関わる重篤な患者を受け入れる3次救急医療を担う大阪府内の4病院が、救急患者の受け入れを停止したり、一部制限したりしていることが17日、分かった。新型コロナウイルスに感染した重症患者の治療を優先するためだが、交通事故などで一刻を争う重篤な患者が救えなくなる可能性もある。専門学会は「救急医療の崩壊が始まっている」と危機感を強めている》

 少なくとも大村知事の見解に近い記事内容だとは言えるだろう。そして吉村知事がツイッターに4回も連続して投稿した反論は、この【2】についてだった。

 大村知事は「4つの病院で救急患者の受け入れを停止したのだから、立派な医療崩壊だ」と指摘し、それに吉村知事が「受け入れを停止したのは、あくまでも計画的な措置だった」と反論したというわけだ。

 それでは【1】についてはどうだったのだろうか。そこで改めて大阪府と大阪府の医師会に、大村知事の発言について取材を依頼することにした。

 先に大阪府医師会の取材結果からお伝えしよう。茂松茂人会長が電話での取材に応じてくれた。

 もちろん茂松会長は、大村知事と吉村知事の論戦を承知している。まず感想を訊くと、次のような答えだった。

「大阪府では病院と府の連携が非常にうまくいっているという実感を持っていましたので、大村知事の発言は率直に申しまして、ちょっとびっくりしました。当惑したという表現がいいかもしれません」

 そして大村知事による「自宅待機が200人発生した」との指摘に、「無症状や軽症の患者さんを振り分けるための一時的な措置でした」と説明する。

データは雄弁

 そもそも医師が「新型コロナウイルスに罹患した疑いがある」と診断し、PCR検査を実施する。

 陽性となった場合、重症患者、軽症患者、無症状患者など症状の度合いに加え、基礎疾患の有無、高齢か否か、妊娠しているかどうかなどを判断しながら、府は入院、宿泊療養、自宅療養と、患者を割り振っていく。

 PCR検査の結果は、夜遅い時間に出ることも珍しくない。入院や宿泊療養が決まった患者でも、行き先の調整がつかないケースもある。大阪府は、こうした患者を「入院調整中」と呼び、人数を広報している。

 具体的な数字を見てみよう。府に依頼し、入院調整中、宿泊療養、自宅療養のデータを示してもらった。

 データによると、入院調整中の患者数が最大となったのは4月27日で148人。この時、自宅療養患者は332人で、宿泊療養患者は135人だった。

 これが4月30日になると、入院調整中の患者数は79人に激減する。患者の割り振りが順調に進んだことが分かる。その結果、自宅療養患者は224人と減少し、宿泊療養患者は180人に増えた。

 ちなみに5月29日現在では、入院調整中の患者数は1人。自宅療養患者は8人で、宿泊療養患者は23人という具合だ。

「大村知事が指摘された『自宅待機が200人発生した』のは、こうした割り振りのプロセスで生じた患者数を誤解されたのではないでしょうか。本当に入院が必要で、感染力の高い患者さんに自宅待機をお願いしていたわけではありません。入院調整中の患者さんが148人に達した時でも、普通の病床は余力がありました。重症用の病床では、医師や看護師などのスタッフは人数がぎりぎりとなり、配置が大きな鍵になったこともありましたが、ベッド数自体は余力を残していました」(同・茂松会長)

 重症者用の病床数と使用率も、府に数字を出してもらった。重症患者が最大になったのは4月21日の65人で、この時重症用の病床は122床を確保していた。使用率は53・3%となる。

 それが4月30日になると、重症者は64人。病床の確保数は170床と増加し、使用率は37・6%にまで下落した。

 5月29日現在で重症患者の数は18人。病床は188床が確保されており、使用率は9・6%となっている。

 具体的な数字を見ると、やはり大阪府の推移を「医療崩壊があった」と指摘するのは無理があると言わざるを得ない。ファクトチェックを行ってみると、大村知事ではなく吉村知事に軍配が上がるようだ。

 大村知事も、愛知県民の危機感を持たせようと、ことさらに東京や大阪の現状を大げさに表現したきらいもある。

 いずれにせよ、日本の政治史で、今ほど都道府県知事に注目が集まったことはない。大村知事と吉村知事の舌戦がエスカレートした背景の1つではないだろうか。

週刊新潮WEB取材班

2020年6月1日 掲載
参照元:大阪の医療崩壊を巡り「大村」「吉村」知事が舌戦 大村知事が“難クセ”と言われる根拠
2020/6/1 11:02 デイリー新潮
維新の大阪市長候補は『殉愛』騒動でたかじんの遺言執行人として動いた人物だった! さくら夫人と組み娘に相続放棄要請も
リテラ2015年11月5日 19:00 LITERA

大阪府知事選が今日11月5日告示になった。大阪市長選も11月8日に告示予定で、大阪ダブル選挙がいよいよスタートするわけだが、情勢は橋下徹大阪市長の目論見通りに動いているようだ。

 維新の党分裂を仕掛け、新しい国政政党「おおさか維新の会」を結成。居残り組を「既得権益」にしがみつく悪者に仕立て攻撃しまくったことで、地元・大阪で人気を大きく回復。市長選も府知事選も維新側の候補者が圧勝する勢いなのだという。

 また一歩、橋下ファシズム総理への道が近づきそうな感じで空恐ろしくなるが、そうした将来の問題とは別に、もうひとつ直近の問題として不安視されていることがある。

 それは、大阪市長に立候補が予定され、すでに当選が濃厚になっている衆院議員の吉村洋文議員(40)の政治的資質と行政手腕だ。

「吉村さんは、『大阪維新の会』所属の大阪市会議員を経て、2014年に維新の党から衆院選に出馬して当選。今回の大阪市長選挙でも真っ先に指名を受けるなど、橋下市長一番のお気に入りと言われている。ただ、あのたかじんの遺産相続問題で弁護士としてやったことを見ていると、その手腕がちょっと心配になってくるんですよ」(在阪メディア関係者)

 そう。吉村氏のもともとの本業は橋下市長と同じ弁護士なのだが、実は例のやしきたかじんとさくら夫人をめぐる『殉愛』騒動で弁護士として大きな役割を演じているのだ。

『殉愛』(百田尚樹/幻冬舎)には、たかじんが死の直前、遺言書を作成するくだりがこう記されている。

〈(たかじん死去5日前の13年12月29日)たかじんは弁護士と遺言の打ち合わせをした。たかじんの意向でこのときの会話はすべて録音されている。〉

〈(翌日12月30日)午後三時半に遺言作成のために三人の弁護人がやってきた。(略)本来ならば、正式な遺言書を作成する場合は公証人の認証を得なければならないが、今回のような『危急時遺言』の場合は、遺言執行者の弁護士のほかに、証人として二人の立会人が必要になる。〉

『殉愛』では実名は記されていないが、この遺言執行人弁護士こそ大阪市長選に立候補予定の吉村洋文氏なのだ。

 そして、吉村氏はたかじんが亡くなった後、未亡人であるさくら夫人の意を受ける形で、遺産相続やたかじんの個人事務所の運営をめぐり、トラブルに大きく関わることになる。

『殉愛』の数々の疑惑を暴いた『百田尚樹『殉愛』の真実』(宝島社/角岡信彦+西岡研介+家鋪渡+宝島「殉愛騒動」取材班)には『殉愛』でさくら夫人と敵対し、誹謗中傷された元マネージャーK氏のこんな証言が記されている。

〈(たかじん死亡の)翌4日の午前中、K氏は大阪から上京した弁護士と都内で会った。K氏が葬儀やマスコミ発表をどうするかを協議したところ、弁護士から「Kさんは何もしなくていいですよ。さくらさんと僕でやりますから」と唐突に言われた。「じゃあ彼女は事務所の代表になるんですか?」と訊くと「その通りです」と答えた。

(略)

 年末にたかじんが自宅マンションの金庫の中を確認してくれと言ったあと、さくら氏が弁護士と病院内で話し込んでいた光景をK氏は思い出した。あのとき、彼女は事務所の運営や遺産のことで相談していたのかもしれないとK氏は思った。〉

 さらに、たかじん死去がマスコミに発表された1月7日にはこんな動きもあった。

〈そんな混乱の最中の午後10時、さくらの意を受けた前述のY弁護士が突然P社(たかじんの個人事務所P.I.Sのこと)に現れたという。

 YはもともとP社の顧問弁護士で、「一切の財産を、妻・家鋪さくらに相続させる」というたかじんの遺言書を作成した人物だ。Y弁護士はKらに対し『P社の次期社長はさくらさんなので......』とP社から同社の実印や通帳、帳簿類や契約書などを持ち出し、後に実印や決算書などをさくらに手渡したという。〉

 この時点での代表はK氏とたかじんの長女H氏が就いていて、さくら夫人は株主でも取締役でもなかった。そのためK氏は吉村氏に何度も返還を要求したが、K氏の在任中にそれが戻ってくることはなかったという。

 それだけではない。遺書には実子である長女へは一切相続させないと記されていたが、それに反発した長女は法的に補償される2億5000万円の遺留分を主張する。その動きに対し、吉村氏は遺留分を放棄するよう迫るのだ。

「Hが隆仁の遺言書の内容を知るのは、隆仁が荼毘に付された(1月)5日のことでした。Y弁護士から口頭で教えてもらったそうです。そこで遺言書に〈Hには、遺言書の財産を相続させない〉と書かれてあることを聞いて、Hは相当なショックを受けるんですが、そこでY弁護士はHに『遺留分は主張してくれるな』というような主旨のことを言ったそうです。Hが『どうしてですか?』と尋ねると、『Hが遺留分を主張したら寄付ができなくなる』と言われたそうです」(家鋪家の親族の証言)

 ショックを受けた長女だが、遺留分ではないならいくらが妥当かと問うと、吉村氏は「1億円」という金額を口にしたという。

 たかじんやさくら夫人に言われるままにP社の書類を没収し、長女に対して法律上の権利であるはずの遺留分放棄を迫る。いくら遺言執行人といっても、これは強引すぎるのではないか。

 実際、長女も吉村氏の言葉に疑問を抱き、別の弁護士に相談すると「Y弁護士がいうように『寄付ができなくなる』などということがない」ことが判明する。そのため長女は吉村氏に遺言書を確認させて欲しいと要求したが、その際も「コピーは渡せないが、書き写してもらう分には構わない」と言われ、その際も遺留分を主張しないで欲しい」「遺言書どおりに寄付が実行できるかどうかはHさんにかかっています」などと遺留分の放棄を要請したという。

 しかも、「FRIDAY」(講談社)14年12月26日号には、そもそもの発端である遺言書を作成した際のたかじんとY弁護士のやりとりを録音したテープの書き起こしが一部掲載されているのだが、そこで吉村氏は、弁護士として信じられない言葉を口にしている。

〈たかじん「もう寿命もあんまり長ないから。意味がようわからんけど、もう2ヵ月くらい。この際に身辺の、周りのね、最低限しとかなあかんなと。法律である、分配率は絶対守らなあかんの?」

Y弁護士「いや、守らんでエエですよ」

たかじん「俺、娘にやりたくないんで、いいんですか?」

Y弁護士「いけますね」〉

 一方、たかじんは、生前に作成したエンディングノートで"長女へ金を渡すと明言していた"というたかじんの知人による証言もあるため、この録音記録にはいささか疑問が残る。だが、最大の問題は、弁護士である吉村氏が遺留分を無視し、「守らんでエエですよ」などとたかじんに回答していることだ。長女に認められた正当な権利を反故することなど、弁護士がしていいのだろうか。

 その後、吉村氏とさくら夫人の"蜜月"は終焉を迎え、決裂に至っている。さくら夫人の思惑とは異なり、その後、長女が遺留分を主張することを決意したこと、またさくら夫人が、たかじんのマンションにあった金庫内の現金の一部「1億8000万円」は自分のものだと主張したことが原因だ。

「金庫の中の現金は私のものだったことにしてほしい」と要請された吉村氏だが、それを拒否。そのため遺言執行人からの解任をさくら夫人に申し立てられたのだ。

 しかし、決裂したとはいえ、吉村弁護士が一度はさくら夫人に言われるまま、彼女の遺産独占の動きに関わったことは間違いない。

 しかも、そのやり口はかなり強引なうえずさんなもので、経緯を見ていると、こういう人が市長になって大丈夫なのか、と心配にならざるをえないのだ。大阪市政で橋下市長に言われるまま突っ走って、混乱とトラブルを大きくし、後になってボロが続々......なんてことになったら、それこそ『殉愛』騒動どころの話ではなくなる気がするのだが。(田部祥太)
参照元:維新の大阪市長候補は『殉愛』騒動でたかじんの遺言執行人として動いた人物だった! さくら夫人と組み娘に相続放棄要請も
リテラ2015年11月5日 19:00 LITERA

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コメント

コメント一覧 (7件)

  • 先日も『天秤座がギャンブル』と仰り、
    今回も『魚座が恣意的で独断的』と仰っていますが、
    それは間違っていると思います。

    秀吉さんのサインの性格の読み方を模倣するなら、
    アヤナムシャが90度になれば、
    『魚座は知性が高くコミュニケーション能力抜群』と言い出すのではないかと危惧します。※双子座のことです。

    あくまで、魚座は、
    自己犠牲的な救うことに力を注ぐ星座です。

    これは、色に例えるならば、
    「赤色がエネルギッシュで活力に富む」
    くらいに揺るぎないものです。

    魚座は、犠牲的で救う性格です。

    吉村知事もまた、
    魚座的に、自己犠牲的に、献身的に
    非常に人々を救うことに力を注がれていました。

    今回、恣意的で独断的というのは、
    トロピカルの性格が出たに過ぎません。
    牡羊座の性格です。

    インド占星術のブログですので、
    西洋占星術の話を持ち出して悪いですが、
    インド占星術だけが正しいものでもありません。西洋占星術もまた正しいのです。

    サインの性格は、インド、西洋、関係なく、
    揺るぎないものと思います。

    個人的に思うのは、
    性格だけ見るなら、西洋の方があってますし、
    実態は、サイデリアル、インドの方があってます。

    吉村知事が、顔色が悪くなるまで、
    犠牲的に尽力したのがよく現れていると思いました。

    ですので、先日の
    『天秤座がギャンブル』も、
    本当のところは、
    『ギャンブルは蠍座』ですね。
    影に潜み、火星的な攻撃的なゲームに興じるのは蠍座です。

    天秤座は、とか、魚座は、という
    解釈が間違っているように思いましたので、
    コメントさせてもらいました。
    • ま、アヤナムシャが90度になる何千年後の話をしても仕方ないとか、

      今現在、天秤座の大半は、ギャンブルに関係すると仰るなら、そうかもしれませんが、

      その読み方は、本質からズレているという意味でのお話でした。
    • 確かにギャンブルは蠍座であり、カジノは蠍座の象意であるというのはそうかもしれません。

      例えば、ラスベガスなどを考えると、マフィアがカジノを所有しています。

      酒場が隣接していたりするのでそうかもしれません。

      但し、風の星座の中で、快楽主義の金星がカジノやゲームセンターなどの遊技場を表しているとも思います。

      ボーリング場とか、ビリヤードでもいいかもしれません。

      パチンコもそうですが、そうした遊技場が天秤座の象意であると思います。

      私が星座に言及する時、それはサイデリアルの星座を指していますが、天秤座の象意について語っていてもそれは、
      トロピカルの蠍座の象意が含まれているといるかもしれないというのはあり得ます。


      魚座についても同じことが言えるとするなら、

      魚座が犠牲的で救う性格というのはそうだと思います。

      魚座についても牡羊座の象意として、恣意性や独断性が出たというのもあり得ます。


      魚座は献身的で自己犠牲的な星座で、理想主義者です。

      然し、魚座の性質が否定的に出た場合に自己欺瞞や独断性、迷信、まじない、占い(非科学的なものとしての)といったものの象意としても出ると思います。

      それは春分点が魚座にあった西洋世界を考えれば明らかです。

      おそらく吉村洋文氏の魚座の木星と火星は、献身的で自己犠牲的な力を発揮して、高齢者福祉への政策や子供の教育の問題への対策など慈善的な表現として発揮されたと思いますが、うがい薬について科学的な検証を得ないまま良かれと思って推奨して、大衆の買占めを誘発して問題を生み出したというのは、魚座にアスペクトする8室支配の月や土星のアスペクトなどが、魚座の否定的な側面を引き出したからだと考えています。

      その辺りの微妙な象意の表れについて私は注目して興味深く感じた為、記事にしたのです。

      西洋占星術で扱うトロピカル星座帯の話は一切しておらず、ジョーティッシュで扱う星座の話だけをしています。
  • 先生、いつもお世話になっています。

    6-8のヴィーパリータラージャヨガですが、

    2.10支配8室在住の火星
    6室支配10室在住の月 

    でも、6-8のヴィーパリータラージャヨガになりますか??
    • 2,10室支配で8室というのは存在しないと思います。
      間違っているのではないですか。
  • 先生間違ってました。
    水瓶座ラグナで、火星が3室10室支配の8室在住でした。

    6室支配10室在住の月とで、ヴィーパリータラージャヨガになり得ますか??
    • ヴィーパリータラージャヨーガというのはドゥシュタナハウス(6、8、12室)の支配星が自分以外のドゥシュタナハウスに在住する状態ですから、その配置では、ヴィーパリータラージャヨーガは成立していません。6室の支配星が減衰しているので、パラシャラの例外則によるラージャヨーガ的な効果は期待できます。

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