次の自民党総裁は誰か -小泉進次郎の可能性大-【更新】



石破茂が辞任して、次の自民党総裁が誰になるのか注目されるが、自民党の総裁選挙の日程が10月4日の国会議員投票を持って、10月10日に正式決定されることが決まった。


党員投票も行われ、国会議員票295と党員票295の計590票を巡って競う、フルスペック型である。



【速報】自民党総裁選10月4日に新総裁選出 選管が決定 党員投票行う「フルスペック型」
2025/9/9 15:45 FNNプライムオンライン

石破首相の後任を選ぶ自民党総裁選の日程について、党の総裁選管理委員会は9日、9月22日に告示、10月4日に国会議員の投票を行って新総裁を選出する日程を決めた。10日の総務会で正式決定される。

これに先立ち、自民党は9日の総務会で、総裁選の実施方式について、国会議員投票に加え、全国の党員・党友の投票を行う「フルスペック型」にすることを決めている。

総裁選は、国会議員票295と党員票295を合わせた590票をめぐって争われることになる。

逢沢一郎総裁選管理委員長は会合後、記者団に対し、「今回の総裁選は、解党的出直しを掲げる自民党の再生の第一歩となる総裁選」と強調した。

さらに逢沢氏は、自身の書籍や色紙などを広く配布することや、自身のリーフレットなどを郵送で大量に送付することを控えるよう求めるなどの総裁選のルールを、10日にも示す方針を示した。


前回の総裁選では、高市早苗、石破茂、小泉進次郎の順で、最も得票数が多く、高市早苗と石破茂の決戦投票で、高市早苗の保守傾向を嫌う自民党議員(岸田文雄など主に宏池会のグループ)が石破支持に動いた結果もあり、石破茂が勝利した。


第一回目の投票では、石破茂よりも高市早苗の方が、得票数で、リードしていた。



自民党総裁選上位三候補の得票数内訳


高市早苗(Sanae Takaichi)

国会議員票:118票(約32.15%)

党員・党友票:62,912票(約9.05%)

合計ポイント:181票(24.63%)



石破茂(Shigeru Ishiba)

国会議員票:67票(約18.26%)

党員・党友票:176,556票(約25.39%)

合計ポイント:154票(20.95%)



小泉進次郎(Shinjirō Koizumi)

国会議員票:75票(約20.44%)

党員・党友票:115,633票(約16.63%)

合計ポイント:136票(18.50%)


(chatgpt 5により作成)


しかし、その内訳を見ると、高市早苗は、党員票があまり取れていない。


国会議員票は、118票と最多得票数を誇ったが、党員票は、石破茂や小泉進次郎に及ばなかった。



つまり、党員からの人気は、石破茂と小泉進次郎で、二分したのである。



今回、石破茂が、総裁選への出馬を辞退する為、そうすると、党員からの人気を最も受けるのは、小泉進次郎になりそうである。



しかも小泉進次郎は、米の価格高騰における政府備蓄米の放出をリードするパフォーマンスにより、党員からの人気が更に増した可能性がある。











高市早苗は、前回の総裁選で、党員票を62,912票(約9.05%)しか取得できず、党員からの人気がない。



しかも、最近、12室にダブルトランジットして、全く隠遁状態だった為、党員に対するアピールが全く足りないと言える。



従って、今回は、小泉進次郎がかなり有利である。



高市早苗が、国会議員票を多く集めても小泉進次郎が、党員票を石破茂の分まで、根こそぎ持っていくとしたら、党員票で、小泉進次郎が高市早苗を打ち破る可能性が高い。







実際、チャートを見た限りでも、小泉進次郎が総裁に選ばれる可能性は十分に示されている。



以前から数回に渡って、小泉進次郎のラグナを検討してきたが、最終的にラグナが蠍座ヴィシャーカー第4パダ、ナヴァムシャのラグナは蟹座、ダシャムシャのラグナは蟹座に修正した。



小泉進次郎は、蠍座ラグナであることは確実である。



ラグナのナクシャトラが問題になるが、蠍座のヴィシャーカー第4パダは、蠍座の0°~3°20’の間で、そうすると、ナヴァムシャとダシャムシャのラグナが蟹座にほぼ決定される。



小泉進次郎の性格は、目的の為に手段を選ばない、目的にコミットしていく、ヴィシャーカーではないかと思われる。



(政治家として大成する為、父親のコネを利用して、コロンビア大学に留学し、日本政治研究の第一人者で、知日派のジェラルド・カーティスに師事した辺りの振る舞い方が、ヴィシャーカーらしいのである)



どうもアヌラーダのように人付き合いが上手で、ホスト的な雰囲気を持ち、友達づくりの天才であるアヌラーダという感じではない。




もしこのラグナの修正が正しいという前提で考えると、現在、小泉進次郎は、火星/金星期であり、国会議員投票が行われる2025年10月4日は、火星/金星/金星期である。







マハダシャーの火星はラグナロードで、11室支配の水星と1-11のダナヨーガを形成している。



ナヴァムシャでも火星は、5、10室支配のヨーガカラカで、9室支配の木星と9室でコンジャンクトしており、最高の配置である。



また月ラグナから見ても6、11室支配で、10室で、7、10室支配で10室でハンサヨーガを形成する木星とコンジャンクトしており、しかも木星は、月からケンドラに在住して、ガージャケーサリヨーガも形成している。



またダシャムシャでも火星は、5、10室支配のヨーガカラカで2室に在住し、2室支配で10室に在住する太陽と2-10の星座交換をしている。



この配置では、火星は、10室で高揚する太陽の力を引き出すことになる。



アンタルダシャーとプラティアンタルダシャーの金星は、7室(10室から見た10室)の支配星であり、月から見た10室の支配星で、10室支配の太陽とコンジャンクトしている。



ナヴァムシャでは、金星は、4、11室支配で10室に在住し、10室で高揚する太陽とコンジャンクトしている。



(太陽とコンジャンクトする減衰する土星は、ニーチャバンガラージャヨーガを形成している)



金星は月から見ると、5室の支配星で、飛び抜けて高い地位や称号を表す11室に在住して、5-11のダナヨーガを形成している。




またダシャムシャにおいて、金星は、4、11室の支配星で、10室に在住し、火星と太陽の星座交換に接続している。



月ラグナから見ると、金星はラグナロードで、11室支配で高揚する太陽とコンジャンクトして、1-11のダナヨーガを形成している。




このように見て来ると、小泉進次郎のマハダシャーの火星と、アンタルダシャーとプラティアンタルダシャーの金星の支配と在住からは、繰り返し、10室の象意が登場することには要注目である。



内閣総理大臣というのは行政の最高職であり、その地位が示すハウスは、10室である。



従って、これだけ繰り返し、10室の象意が登場するということは、小泉進次郎が、自民党総裁になって、内閣総理大臣になる可能性が極めて高いと言える。




この予想結果に関しては、小泉進次郎のラグナのナクシャトラが、ヴィシャーカーであるということに依存している。



しかし、私は、ヴィシャーカーではないかと思いつつも、完全に確信した訳ではなく、小泉進次郎は、人に気を使う人物でもある為、アヌラーダの可能性も完全には否定できない。



そうすると、この予想は、崩れてしまう。



もしラグナがヴィシャーカーだった場合、小泉進次郎が、自民党総裁になって、内閣総理大臣になる可能性が高いと思われる。




実際、高市早苗とチャートを比較してみると、小泉進次郎の方が、総理大臣になる可能性を秘めている。





ジャイミニスキーム




念の為、ジャイミニのチャラダシャーも検討するが、総裁選が行なわれるタイミングは、牡牛座/射手座/山羊座である。



メジャーピリオドの牡牛座から見ると、牡牛座から見ると11室にAKとAmKが在住して、ジャイミニラージャヨーガを形成している。



またサブピリオドの射手座から見ると、ラグナロードの木星が10室に在住し、4室で、AKとAmKがジャイミニラージャヨーガを形成して、10室にアスペクトしている。



サブサブピリオドの山羊座から見ると、5、10室支配の金星が4室に在住し、高揚する太陽とコンジャンクトしている。



4室は政治家にとって議席を意味し、王座を意味している。



従って、ジャイミニのチャラダシャーで見ても、今は自民党総裁になり、内閣総理大臣になる可能性が高い時期と言える。





農水大臣に抜擢された頃からの連日のパフォーマンス



小泉進次郎が2025年5月21日に農水大臣に抜擢されて、以後、連日メディアに出演して、備蓄米の放出などのパフォーマンスを行なっている。







このようなパフォーマンスを行なっていき、石破首相と同じくらい注目される中で、2025年8月11日からダシャーが火星/ケートゥ期から火星/金星期に移行したのである。



この農水大臣への抜擢は、内閣総理大臣への布石であると、メディアでも何度も報じられており、そうした雰囲気が実際に徐々に高まっている。



小泉進次郎が、自民党総裁になり、内閣総理大臣になる可能性が極めて高いと考えられる。



【2025/9/12追記】

2025/9/10付のデイリースポーツonlineの記事によれば、前回の自民党総裁選では、麻生派は、高市早苗を支持したが、今回は、小泉進次郎を支持する見込みだという。



【ポスト石破】麻生太郎氏が、まさか人物支持を示唆→意外な名前に「ええーっ!?」 元日テレ青山氏の取材結果に騒然 依然麻生派率いて影響大 前回は高市氏支持も
2025/09/10 デイリースポーツ online
ジャーナリスト青山和弘氏が9日にカンテレ「旬感LIVE とれたてっ!」に出演。番組では石破茂首相の辞任表明を受け、10月実施の次期総裁選とポスト石破を特集した。

事実上、高市早苗氏と小泉進次郎氏の争いになることが有力視されており、青山氏は、党員票では高市氏、議員票では小泉氏が優勢になるだろうと指摘した。

昨年総裁選では結局自民重鎮の動きが、勝敗に大きく影響したことは否めず。今回、自民重鎮の麻生太郎氏と菅義偉氏の動きについて、青山氏は「菅さんに関しては間違いなく小泉さんだと思います。今回も石破さんの説得に2人で行ってるくらいですから」と語った。

一方で昨年総裁選では直前に高市氏支持の指示を出したとされる麻生氏に関して、青山氏は「麻生さんは、前回、石破-高市の決選投票では麻生派は高市に行けと、高市さんに乗った。結局は勝てなかったんですが」としたうえで、自身の取材結果として「周辺によると、麻生さんは今回は小泉さんでいいんじゃないかということを示唆してるようなんです」と伝え、スタジオに「ええーっ!?」と驚きの声があがった。

昨年、麻生氏に関しては、石破氏とは過去因縁や確執があり、小泉氏の背後には菅元首相がおり、仮に石破-小泉の決選投票になると厳しい立場となると指摘されていた。直前に高市氏に乗ることにしたもようだが、これに岸田文雄氏が乗ってこなかったことで敗れたとの指摘もある。

青山氏は、麻生氏について「これからどういう流れになるか分からないところがありますが、現状では野党との交渉を考えると、小泉さんがいいんじゃないかということを示唆しているようですから、議員票がかなり小泉さんに流れる可能性が高いので、よっぽど高市さんが党員票で小泉さんを引き離さないと難しいかもしれません」と語った。
こうした情報からは、ますます小泉進次郎が優勢であることが予想できるが、既に検証したようにチャートの分析からも小泉進次郎が自民党総裁となり、内閣総理大臣となる可能性が、極めて高いと言える。



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コメント

コメント一覧 (2件)

  • 秀吉先生、

    小泉進次郎が首相になれば、父親がアメリカに日本の金融資産へのアクセスを開放したように、今度は農産物の方まで市場開放していくことになるでしょうし、アメリカには都合のいい人物で、そちらからの後方支援もあるでしょうね…
    国産米が高くなっていって、結局カルローズとか、輸入が増えていくんでしょうし…

    それにしても、小泉進次郎が首相になる線が濃厚だと、私も思うのですが、滝川クリステルのチャートやダシャーにも、首相夫人となって、脚光を浴びるということが示されているのてすかね?
    滝川クリステルの方にもなんらかの形で出ている筈だと思うのですが…

    お手空きであれば、是非、分析をお願いします。
    • ある人に何が起こるかについて、


      その家族や身近な人のチャートから推測することは重要な観点です。


      滝川クリステルも以前の検証では、蠍座ラグナであり、


      https://star7.org/?p=9994

      現在、トランジットの土星が魚座で逆行して、水瓶座に絡み、


      木星が双子座から水瓶座にアスペクトしている為、4室水瓶座にダブルトランジットしています。


      パートナーの7室をラグナとすると、10室に該当する為、パートナーは今、夫が、公の仕事で、大舞台に立っており、


      職業上の昇進が起こりやすい時期にいると考えることが出来ます。



      木星がまもなく蟹座に移動しますが、蟹座から魚座にアスペクトし、魚座の土星と合わせると、5室にダブルトランジットしています。


      7室をラグナとすると、11室で、肩書や称号のハウスにダブルトランジットが形成されている為、夫が、選挙で勝利し、肩書や称号を獲得する時期であると言えます。



      ダシャーは、木星/金星期で、やはり、アンタルダシャーの金星はパートナーの7室の支配星で、10室に在住している為、パートナーが公の場で、活躍しているという配置です。



      マハダシャーの木星は5室の支配星ですから、子育てに専念しているということだと思います。


      5室の支配星が8室(7室から見た両親家族の2室)に在住する意味は、小泉家に嫁いで、小泉家の親族も交えながらの結婚生活を意味しています。



      小泉進次郎が総理大臣になったからと言って、滝川クリステルに何か首相夫人としての重大な役割が課せられるような感じには思えませんが、元々結婚した時から、滝川クリステルは夫とは別に自由に振舞うというスタンスではなかったかと思います。



      しかし、7室支配の金星が10室に在住しているということは、夫が高い地位に付くことによって、自分自身も10室の象意で、公の場に露出し、夫と共に注目されることを意味しています。



      そして、金星には3、4室支配の土星がコンジャンクトしている為、メディア(3室)に叩かれたり、若干、嫌な思いをしたり、夫の仕事に合わせたりする関係上、ハードワークで辛い思いもするのかもしれません。



      因みに滝川クリステルは7室支配の金星が土星とコンジャンクトしていますが、金星が土星とコンジャンクトする場合、パートナーと、恋愛モードで、ロマンティックな関係を持つことが出来ない配置です。


      関係は、一緒に仕事上の責任を果たすなどの仕事を通した関係になり、情緒的なものにはなり得ません。


      そうした意味では、政治家の妻といった役割に相応しいと言えるかもしれません。


      (政治家の妻というのは、役職、あるいは仕事といっても過言ではないです)



      滝川クリステルは、まもなく、2025年10月1日から牡羊座のメジャーピリオドに移行しますが、


      牡羊座をラグナとすると、AmKの金星とPKの土星が4室でコンジャンクトし、Amk-PKのジャイミニラージャヨーガを形成し、10室にジャイミニアスペクトします。



      これはキャリア上の上昇を表しており、夫と共に昇進するという意味で、首相夫人の立場を意味するかもしれません。


      牡羊座は奮闘の6室であり、牡羊座から見た6室には水星、太陽、ラーフが惑星集中しています。


      またメディアの3室にラグナロードの火星や9、12室支配の木星が在住しています。



      首相夫人になることで、多くの追随者(部下)を相手にしなければならなくなり、またメディアへの露出も増えて来ると思います。



      滝川クリステルは、小泉進次郎の首相就任と共に人生が大きく変わることを意味しています。




      滝川クリステルのチャートを検討することで、小泉進次郎が自民党総裁に選ばれて、内閣総理大臣になることがより明確になりました。



      面白いテーマですので、ブログの本文の方にも記事として、アップしたいと思います。

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