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ソ連に亡命した英国の二重スパイ、ジョージ・ブレイク

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昨年末、ソ連に亡命した二重スパイ・ジョージブレイクが死去したとのニュースが報じられていた。


冷戦時代の英国人二重スパイ、ブレイク氏死去 98歳
2020年12月26日 20:17 発信地:モスクワ/ロシア AFP BB NEWS

【12月26日 AFP】冷戦(Cold War)時代に旧ソ連の国家保安委員会(KGB)に機密情報を流していた英国人二重スパイ、ジョージ・ブレイク(George Blake)氏が26日、死去した。98歳。ロシアの国営ニュースが報じた。
 ロシア対外情報局(SVR)のセルゲイ・イワノフ(Sergei Ivanov)広報官は国営タス通信(TASS)に、「伝説的な情報高官であるジョージ・ブレイク氏が本日、死去した」とコメント。「ブレイク氏はわが国を心から愛し、第2次世界大戦(World War II)におけるわれわれの功績をたたえていた」と述べた。

 ブレイク氏は朝鮮戦争(Korean War)時、米軍機による民間人への爆撃を目にし、ソ連の情報提供者になることを決意。英対外情報部「MI6」の情報員の氏名や、当時の東ベルリンにあった西側情報員が盗聴用に利用していたトンネルの存在などの情報をKGBに流した。

 1961年、KGBの情報員であることが発覚し、禁錮42年の刑を受け収監されたが1966年に脱獄。東ドイツを経由してモスクワに逃れ、ソ連崩壊後も同地にとどまっていた。

第二次世界大戦中から戦後にかけて、ソ連とアメリカの冷戦が深まっていく最中、英国のインテリで、資本主義に疑問を持ち、社会主義に共感して、ソ連のスパイとなった英国のインテリたち、ケンブリッジ・ファイブといった人々がいる。


ジョージ・ブレイクはケンブリッジ・ファイブの一人ではないが、1947年に外務省に入省し、ケンブリッジ大学でロシア語を学び、駐ソウル英大使館副領事に任命されて赴任する。


それから1950年、朝鮮戦争が勃発し、北朝鮮で国連軍の無差別爆撃を目の当たりにし、西側陣営に疑問を感じたようである。


北朝鮮軍がソウルを占領した時、ブレイクは他の外交官と一緒に抑留されて、その時にソ連のKGBから接触を受けたのか分からないが、1953年4月にイギリスに帰国した時には、既にソビエト諜報部によりリクルートされており、二重スパイとなっていた。


このジョージ・ブレイクは、東欧諸国内のイギリスのエージェントの氏名、西側諸国軍の員数及び編成に関する情報をソ連国家保安委員会(KGB)に引き渡したという。


ブレイクは後に自身が暴露したエージェントは総計数百名にのぼると証言したそうである。


CIAのエージェントだった駐東ベルリン・ポーランド軍の諜報員ミハル・ゴエニフスキーが亡命したことで、ブレイクがKGBのスパイであることが明るみに出て、1961年3月にジョージ・ブレイクは逮捕されたそうだ。


その時、KGBは東欧諸国内のイギリスのエージェント網を一撃で壊滅させ、東ドイツだけで40人のエージェントが逮捕又は殺害されたという。


英MI6に甚大な被害をもたらした。


1961年3月、ブレイクは禁錮42年を言い渡されたという。



このように自身が逮捕され、MI6のエージェントにも多大な被害をもたらした時、ジョージ・ブレイクは、金星/土星期であった。


この金星/土星期というのは、私にとって他人事ではなかった。







ジョージ・ブレイクは魚座ラグナであり、金星は3、8室支配で9室に在住しており、11、12室支配のマラカの土星が7室から金星にアスペクトしている。


そのことで、3-11、3-12、8-11、8-12の非常に不吉な絡みが生じている。



土星はラーフ/ケートゥ軸と絡んでいる。



ナヴァムシャでは、射手座ラグナで、金星は、マラカの6、11室支配で、8室支配の減衰する月とコンジャンクトし、火星からアスペクトされて傷ついている。


また土星は2、3室支配のマラカで、8室に在住し、水星と木星にアスペクトして傷つけている。




この金星/土星期にブレイクは、自らも禁錮42年というどん底に転落し、また東欧の英MI6のエージェントにも多大な被害をもたらした。



このことが他人事でなかったのは、私の場合もカラカムシャラグナが魚座で、現在、魚座から見て、3、8室支配で6室に在住する金星期で、アンタルダシャーが、11、12室支配で4室から3、8室支配の金星にアスペクトする土星だからである。



マハダシャーもアンタルダシャーも魚座ラグナにおける機能的凶星の金星と土星で、金星に土星が一方的にアスペクトしているという点で、全く同じであった。



通常は、金星/土星期は、金星/金星期のように働くなどと言われるが、土星が金星に一方的にアスペクトして、アンタルダシャーの土星の結果が優勢に出たとも考えられる。



11、12室支配でラーフとコンジャンクトする土星は、12室は監禁で、ラーフも投獄の表示体であり、明らかに逮捕監禁の象意を示しており、土星はラグナにもアスペクトしている。



ブレイクの場合は、ナヴァムシャでも金星や土星はマラカで、それぞれ8室や12室に在住している。



金星/土星期は、王になるか乞食になるかと言われているが、通常のダシャーと同じようにダシャーの支配星が機能的凶星で、両者が絡んで、凶意を増幅しているような場合は、普通の意味で、悪いと考えることが出来る。



その後、ブレイクは、獄中で5年間過ごし、1966年10月に獄中で知り合ったアイルランド人テロリストの助けで脱獄に成功している。


脱獄に成功したのは、金星/ケートゥ期である。



ケートゥはラグナに在住し、ケートゥのディスポジターは1、10室支配の木星で、4、7室支配の水星とコンジャンクトして、1-4、1-10のラージャヨーガを8室で形成している。



この為、ブレイクは、アイルランド人テロリスト・ショーン・アルフォンス・バークの助けで脱獄に成功し、バークの自宅に匿われたようである。


この時、このバークに完全にお世話になって、長い物に巻かれる形で、バークの自宅に匿われたのは、木星が8室(贈与)で、ラージャヨーガを形成していたからである。

その後、1967年1月にハンブルクからベルリンの壁を経由して、モスクワに渡ったという。



このモスクワに亡命したのは、6室支配で8室で減衰する太陽/太陽期であった。



太陽はパラシャラの例外則によるラージャヨーガ的な働きが期待でき、また6室の支配星が8室に在住している為、ヴィーパリータラージャヨーガを形成している。



敵からの助けを得るような配置である。



因みにジョージ・ブレイク氏が死去したのは、2020年12月26日で、木星/火星/木星期であった。


木星は8室で、マラカの7室支配の水星とコンジャンクトし、6室支配の太陽とも絡んで傷ついている。


木星はスヴァーティー(ラーフ)に在住しているが、ラーフはマラカの7室で、11、12室支配のマラカの土星とコンジャンクトしている。


火星はマラカの2室の支配星で、特に凶星からの傷は受けていない。


ナヴァムシャを見ると、木星はマラカの2室で減衰し、マラカの7室支配の水星とコンジャンクトし、マラカの2、3室支配の土星と相互アスペクトしている。


そして、火星は6室に在住して、マラカの6、11室支配の金星、8室支配の月と相互アスペクトしている。


出生図では、火星が何故、死因になったのか分かりにくいが、ナヴァムシャではマラカの6、11室支配の金星や8室支配の月と絡んで傷ついている為、マラカとの絡みを確認することが出来る。


因みにジョージ・ブレイク氏のナヴァムシャのラグナの両側は、木星、水星、金星、月に挟まれている。


これはシューバカルタリヨーガであり、健康、富、名声を保証する配置である。



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