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『2040年の未来予測』の著者・成毛眞の流儀 -双子座の典型的な人物-

2021 6/09


最近、10年、20年先の未来予測に関する著作が出回っており、その中で、一際、目立っているのが、『2040年の未来予測』の著者・成毛眞氏である。


メディアへの露出も多く、テレ東BIZの番組に出演したり、堀江貴文を高く評価していて、堀江貴文との共著も出しているようだ。


また以前から東洋経済やプレジデントなどのビジネス系の情報誌でインタビューされたり、メディアへの出演は大変多い。


マイクロソフト株式会社 日本法人第2代代表取締役を務めているので、その点でもビジネス界の論客として、影響力があるようである。


度々、名前を見るようになったので、最近、知るようになった。


ビジネスとか経営に興味がある方たちの間ではもっと前から有名であったのかもしれないが、私が始めて、名前を意識したのは、『天才数学者、ラスベガスとウォール街を制す――偶然を支配した男のギャンブルと投資の戦略』の表紙に成毛眞氏の推薦文が記されていたのを見た時である。


「成毛眞さん絶賛!『ご冗談でしょう、ファインマンさん』を髣髴とさせる破天荒な自叙伝だ。久しぶりに上下巻を一気読み」と記されている。


そして、最近、『2040年の未来予測』や『金のなる人 お金をどんどん働かせ資産を増やす生き方』といった本を読んでみて、その考え方などを知るに至って、成毛眞氏が、典型的な双子座の人であることが分かった。


この人の生き方や思想から双子座の特徴が、沸き立っているのである。


この人の性格に双子座がしみ付いており、単に考え方のレベルにとどまらず、生き方そのものが双子座なのだ。



そこで、出生図を作成してみると、双子座には何も惑星が在住していなかった為、それならばせめて、ラグナが双子座であるに違いないと考えた。


実際、テレ東BIZの番組に出演して話している印象からは、あまり、権威的に人を導いていくタイプではなく、陽気で野心のない性格で、参謀向きのプナルヴァスではないかと思った。





そして、wikipediaなどの少ない情報から、検討してみた所、おそらく間違いなく、ラグナは双子座である。

例えば、入手できる情報としては、以下の情報がある。



1979年 中央大学商学部卒業

1986年 マイクロソフト株式会社(日本法人、以下MSKK)入社

1991年 MSKK代表取締役社長に就任

2000年 退社

2000年5月 投資コンサルティング会社「インスパイア」を設立

2000年頃から著作活動を活発化(著書40冊以上)

(wikipedia 成毛眞より引用抜粋)


NewsPicsの記事によれば、1986年に一人娘が誕生しており、現在、商社で、小麦のトレーダーをやっているそうだ。



結婚した日の情報などは探したが見つからなかった。







子供の誕生


最も基本的な生物学的事実(バイオロジカルファクト)から見ていくと、一人娘が誕生したのは、月までは分からないが、1986年である。





トランジットを見ると、1986年1月の段階で、土星は6室蠍座をトランジットして、5室支配の金星にアスペクトし、木星は9室水瓶座をトランジットして、5室支配の金星にアスペクトしている。



従って、5室(子供)にダブルトランジットが生じている。



また5月から土星が逆行して、5室にもかかり、5室と5室の支配星に絡む形になっている。





ダシャーは、水星/ラーフ もしくは水星/木星期であるが、サプタムシャ(D7)では、水星は、8室支配で7室に在住しており、若干、分かりにくい配置をしている。



アンタルダシャーのラーフは、サプタムシャのラグナに在住し、木星は5室の支配星である。



マハダシャーの水星の配置は若干、通常なら8室を支配して、ラーフ/ケートゥ軸や火星からアスペクトを受けている為、子供の誕生を示唆しているとは考えにくい。



然し、ディスポジターの金星が、5室支配の木星からアスペクトされていたり、水星の星座に5室支配の木星が在住していたり、9室支配の月が在住している配置から、水星期における子供の誕生をサポートしたと考えることも出来る。また水星はサプタムシャのラグナにアスペクトしている。





起業

2000年5月に投資コンサルティング会社「インスパイア」を設立しているが、起業する時は、2室が強調されることになる。





トランジットを見ると、月から見て、2室に惑星集中して、ダブルトランジットが2室と8室に形成されている。


ラグナから見ると、5室と11室である。



この月から見て、2室への惑星集中が、起業したタイミングであることを物語っている。



然し、更に11室に惑星集中しているが、今までマイクロソフトの社長時代に築いた人脈を駆使して、一緒に事業を起ち上げる仲間が沢山いたことを示唆している。



そして、企業に伴い、自己資金をそこに入れて株式を保有する為、それは投資(5室)の一種でもある。



事業内容を見ると、ベンチャー企業に助言したり、あらゆるフェーズにおいて事業展開を支援し、その為の資金提供もするという内容である。



イスラム圏や新興国に対する事業展開も支援するとなっている。



つまり、ベンチャー企業の参謀役を務める会社である。



双子座のプナルヴァスは、自分がNo.1に立つのではなく、NO.2や参謀役が向いているのである。


将軍ではなく、軍師向きである。



そもそも企業経営者というのが、将軍であるとすれば、投資家というのは、軍師であるとも言うことができる。



お金を出して、助言する立場である。



株式会社インスパイアとは、そうした参謀役の会社である。







マイクロソフト株式会社日本法人の社長を辞めて、起業したことになるが、おそらく仕事がダメになって辞めたというよりも力が充実し、評価が最高点に高まっていた時に起業にチャレンジしたと考えられる。


5-11室へのダブルトランジットは、そのように考えることができる。



また5室は10室から見た8室である為、通常の地位が中断するという意味で、マイクロソフト日本法人の社長を辞めたということではないかと考えられる。



つまり、この時から、成毛眞氏は、仕事を辞めて、遊びでお金を稼ぐような生活に入ったのである。



事業コンサルティングで、ベンチャー企業を育てるというのは、成毛眞氏の趣味や遊び(5室)のような感覚だろうと思われる。



出生図を見ると、10室支配の木星が2室に在住し、2室支配の月が10室に在住して、2-10の星座交換をしており、仕事の10室が起業やスピーチの2室に絡んでいる所を見ると、教育、スピーチ、講演などを得意としていることが分かる。




このインスパイアを創業した時、マハダシャーが金星期に移行し、それでその頃から著述を初め、数多くの著作を世に出している。



金星は5、12室支配で3室に在住しており、5室は創作、著述のハウスで、3室はメディア、文筆のハウスである。



従って、インスパイアを創業してから、東洋経済やプレジデントなどの経済誌のインタビューに度々、出演している。





そして、もし双子座ラグナで正しければ、今現在は、その金星期も通り越して、2018年7月頃から、マハダシャー太陽期に移行しているはずである。



太陽は3室支配で、3室(メディア)に在住し、5、12室支配の金星や6、11室支配の火星とコンジャンクトしている。




それで、金星期に引き続き、太陽期もメディアへの出演が活発なのである。




因みに成毛眞氏の5室支配の金星は、3室(メディア)に在住して、3室の支配星とコンジャンクトしており、著作物の内容は、軽い感じで書かれたビジネス書、仕事のノウハウや心構え、考え方などを伝える自己啓発、啓蒙書が多い。



専門書ではなく、大衆向けの一般教養書が多いのは、3室が強調されているからである。



※因みに成毛眞氏は、雰囲気や考え方、外見的特徴など、村上ファンドの村上世彰氏とも非常に似ているような気がするが、村上世彰氏も双子座ラグナである。投資、投資コンサルティング=参謀役というのは、双子座の典型的な仕事と言えるかもしれない。



ナヴァムシャのラグナ


因みにナヴァムシャのラグナは、種々検討した所、おそらく牡牛座ではないかと思われる。





出生図のラグナがプナルヴァスであれば、ナヴァムシャのラグナは、牡羊座、牡牛座、双子座の3つに絞り込まれる。



その中で、金星期や太陽期に出版やメディアで成功しているのは、金星や太陽が5室(執筆、出版)に位置する牡牛座ラグナの場合である。



また牡牛座ラグナに設定すると、ケートゥが5室に在住するが、これはプロブラミングへの素養なども表しており、成毛眞氏が、学生時代に当時、高価だったパソコンを手に入れて、ベーシックを習得し、自分でプログラミングを組んでいたといった逸話からもそれが伺える。



そして、牡牛座ラグナであれば、1979年に中央大学商学部を卒業していることも説明できる。


79年に卒業であるから、1975年頃に入学したと考えられる。



1975年は、水星/水星期に移行したタイミングで、マハダシャー水星期の一番、最初の頃である。


この頃、高等教育を受けていたことを考えれば、水星がナヴァムシャで、5室の支配星となる牡牛座ラグナしかあり得ない。




出生図では、水星はラグナロードで4室の支配星であり、4室で高揚して、バドラヨーガを形成している。



因みにビルゲイツは、双子座ラグナで、ラグナロードの水星が4室で高揚し、9室支配の土星が5室で高揚し、月も10室に在住している。



従って、ビルゲイツのチャートにかなり似ており、ビルゲイツの分身のようなチャートである。



成毛眞氏が、マイクロソフト日本法人の社長になったことは、ビルゲイツの考え方やビジョンを行なうスキルを持っていたからであると言える。



例えば、成毛眞氏は、Windowsを普及させるために当時、人気だった一太郎が、Windowsで使えるということを売りにして、販路を拡大したという。



こうしたビジネスの発想は、IBMにMS-DOSを売り込んだビルゲイツの発想と同じものである。





ダシャムシャのラグナ


現在、マハダシャー太陽期であるが、その前のマハダシャー金星期の初め、金星/金星期の2000年5月に投資コンサルティング会社「インスパイア」を設立している。



その前のケートゥ期は、ちょうどケートゥ期の初め、1991年のケートゥ/ケートゥ期にマイクロソフト株式会社日本法人の代表取締役に就任している。



従って、ケートゥ期、金星期、太陽期とずっと仕事は順調である。







ナヴァムシャのラグナを牡牛座に設定すると、ダシャムシャのラグナはほぼ山羊座になるが、山羊座には、太陽、金星が在住し、10室にはケートゥが在住し、ディスポジターの金星は、やはりラグナに在住している。



従って、ケートゥ期、金星期、太陽期に仕事で躍進したことが分かる。



そして、現在もそれは継続中である。







マイクロソフト株式会社(MSKK)の代表取締役に就任


1991年にマイクロソフト株式会社日本法人(MSKK)の代表取締役に就任した時のトランジットを見ると、8室にダブルトランジットしている。





ラーフ/ケートゥ軸も2-8軸をトランジットしている。



従って、この代表取締役への就任は、前任者からの継承(相続)といった形であったと思われる。



本来、No.2的な役回りが向いている成毛眞氏であるが、おそらく人間関係が上手である為、後任者として抜擢されたのである。





またそれは、1986年 マイクロソフト株式会社(MSKK)に入社した時もそうである。



この時も8室(継承、相続)にダブルトランジットが生じている。




1982年にアスキーに入社して、アスキーがマイクロソフトの代理店となって、そこでマイクロソフトに人脈ができ、マイクロソフトに引き抜かれたのではないかと思われる。



このようにマイクロソフトへの入社や、社長就任時のトランジットを見ただけでも、自分から上に立とうとするのではなく、周囲から引き抜かれて、ポジションを得る参謀タイプの人物だと分かる。




このように見て来て、生物学的事実(バイオロジカルファクト)で徹底的に検証した訳ではないが、今の所、ラグナは、双子座のプナルヴァス第2パダ、ナヴァムシャのラグナは牡牛座、ダシャムシャのラグナは、山羊座ではないかと思われる。



おそらく、チャートから見る限りでは、成毛眞氏のキャリア生活は、マイクロソフト日本法人の社長に就任したケートゥ期から遊びのような感覚に近くなっていったのだと分かる。



ケートゥは出生図の12室に在住し、ディスポジターの金星は5、12室支配であり、この頃から海外に行く機会も増えて来たのだと思う。



そして、実際に実務をする機会が減り、文筆や出版することが、主な仕事になっていったのだ。





コンピューターは双子座が生み出した


因みに世界や日本のコンピューターの草創期のメンバーを見ると、そこに双子座が大いに関係していることに気づく。



例えば、世界で最初のコンピューターを設計したのは、フォン・ノイマンであり、先日、ラグナの検証をしたが、双子座ラグナであった。



そして、世界にパソコン普及のきっかけを作ったマイクロソフトのビルゲイツは、双子座ラグナである。



そして、その日本法人の成毛眞氏も双子座ラグナである。



ビルゲイツと並ぶもう一人のコンピューター普及の立役者であるスティーブ・ジョブズは、5室支配の木星が11室双子座でケートゥとコンジャンクトしている。



これは明らかにコンピューターが双子座と関わりがあることを示している。



双子座は、フリーメーソンの星座だと常に解説しているが、ルシファーを意味しており、科学、理性の星座である。



この理性の最大の発明が、コンピューターであり、次に出てくる量子コンピューターも、おそらく双子座の独壇場である。



量子力学の理論を使って、0と1の2つに限定されない、様々な値を重ねあわせて存在させることができる。



この量子力学には、量子もつれといった興味深い現象があり、量子テレポーテーションといって、ビット情報を離れた地点に転送することが出来るのである。



こうした分野は、理性によって、宇宙の不思議を解明するような領域であり、非常に抽象度が高い。



量子力学の「重ね合わせ」という概念が、重ね合わせの数だけ世界が分岐し並行世界が存在するという概念を生み出しており、それが最近、ハリウッド映画などのテーマにもなっている。



こうした多元的宇宙を論じる物理学者として、リサ・ランドール博士がいる。





リサ・ランドール教授は、異次元は存在すると主張している。





チャートを見ると、出生図の双子座に太陽が在住し、ナヴァムシャの双子座に土星と水星が在住しており、特にナヴァムシャにおいて双子座が強調されていることが分かる。



最近、聞いた話であるが、事実と異なる記憶を不特定多数の人が共有している現象を指すインターネットスラングとして、マンデラ効果という言葉があるそうだ。



ネルソンマンデラが、1980年代に獄中死していたという記憶を持つ人が大勢現れた為、そのような名前が付けられたそうである。



こうした話題も量子力学の解釈問題として、多次元世界が想定され、上記のリサ・ランドール教授などの物理学者が、真面目に異次元は存在すると主張している為に起こってきた話題である。



これが単なるフェイク情報なのかは分からないが、宇宙の謎を理性で解明しようという地点に来ているのである。



これを推進しているのが、双子座である。





ナヴァムシャで減衰する4つの惑星


成毛眞氏のナヴァムシャでは、4つの惑星が減衰しているのだが、滅多に見られない興味深い配置である。





通常、ナヴァムシャでの惑星の星位は、惑星の本質的な強さを表わす為、良くないと考えられている。



このナヴァムシャで4つの惑星が減衰してしまうというのは、通常であれば、かなり惑星が弱いとみなされ致命的なのである。



然し、成毛眞氏のように非凡な人間が、こうした配置を持っているということになれば、やはり、その解釈も変わって来ざるを得ない。



つまり、ナヴァムシャで惑星が減衰していたとしても、ニーチャバンガラージャヨーガやパラシャラの例外則が機能していれば、そうした惑星は、出生図上での解釈同様に強いと見なすことが出来るのである。



ある意味、ナヴァムシャで減衰する惑星を持つ人が勇気づけられる配置といってもいいかもしれない。







そこで、ナヴァムシャが牡牛座ラグナという前提で見ていくと、まず金星が乙女座で減衰しているが、6室の支配星が減衰している為、パラシャラの例外則によるラージャヨーガ的な効果が働いている。



また減衰する金星は、そのディスポジターによってアスペクトされている為、これはニーチャバンガラージャヨーガの条件である。



また減衰する金星が、減衰する水星と相互アスペクトしている為、これもニーチャバンガラージャヨーガの条件である。



水星は、魚座で、減衰しているが、上述したように減衰する金星と相互アスペクトして、ニーチャバンガラージャヨーガの条件を満たしており、また減衰する水星のディスポジターである木星は、ラグナから見て、ケンドラに在住している為、これもニーチャバンガラージャヨーガの条件である。



また火星は3室で減衰しているが、3室で減衰する惑星は、パラシャラの例外則によるラージャヨーガ的な効果が期待できる。


また火星のディスポジターである月は、ラグナから見て、ケンドラに在住しており、これもニーチャバンガラージャヨーガの条件である。



このように金星、水星、火星は減衰しているが、十分にそれらをキャンセルする条件を備えている。



但し、土星も減衰しているが、土星の場合、月から見て、6室の支配星が減衰しているという意味でのパラシャラの例外則によるラージャヨーガ的な効果は働いていると思われるが、特にニーチャバンガラージャヨーガは形成されていない。


この減衰する土星における条件は弱いが、それでも減衰を逆に長所として発揮するような条件は最低限でも備えている。



こうした条件が機能しているとしか考えられない。



分割図においては、惑星が高揚していたり、星位が強いことが重要だが、減衰している場合、それをキャンセルする条件を備えているということも重要である。



通常の意味でのニーチャバンガラージャヨーガやパラシャラの例外則というものは、ナヴァムシャやそれ以外の分割図の中においてこそ、よく働いているのである。



(参考資料)

第1回 深層流を読み解く投資家
株式会社インスパイア取締役ファウンダー 成毛眞
ビズオーシャン『日本経済は超長期で低迷する!』

大人げない大人こそが成功する

元マイクロソフト日本法人社長、現在は株式会社インスパイアでコンサルティングやベンチャー企業への投資などを行っている成毛眞氏。世界を知り、日本を知り、そしてITの最先端を知り尽くした成毛氏は、現在の経済状況や中小企業を取り巻く環境、また今後の展望をどう見ているのか。その中で、私たちがやれること、やるべきことは何なのか。「大人げない大人になれ」と言う成毛氏の、辛らつかつストレートな表現から、今後の進むべき道が見えてくる。

少子高齢化が生み出す暗い影

――景気回復の糸口が見えない状況が続いています。今後の日本経済はどのようになるとお考えですか?

まったくダメだと思います。二番底、三番底があると言う人がいますが、そのような次元の問題ではありません。50年~100年という超長期で低迷するだろうと考えています。

最大の問題は少子高齢化です。2030年には65歳以上が人口の3分の2を占めると言われています。そのようになったら、モノを買う人口が極端に少なくなるわけですから、経済は低迷するとしか考えられません。

65歳をこえた人が、あえてアルマーニのスーツを着たり、ポルシェを買ったりしません。この年齢では、銀行も住宅ローンを貸しませんから家も買えません。そのような人たちが人口の3分の2になったら、経済は厳しくなります。

――少子高齢化が進めば、当然税金負担も高くせざるをえません。

1人の若者が2人の高齢者を支えることになるわけですから、税金を上げざるをえないでしょう。財源を増やす魔法はありませんので、ほかに手はないかもしれません。

――消費税の税率も上がっていくということになりますね。

消費税というのは、高齢者から若者へとお金を流すシステムです。年金に税金をかけられないので、所得のない高齢者からどうやって税金を徴収するかといえば、もう消費税しかないわけです。若者や企業から税金を取りすぎると、海外へ逃げられてしまいます。

これは日本だけの話ではありません。どの国も働かない人から税金を取るしかなくなってしまったのです。消費税率が高い諸外国では、このような理由があるのです。

――今の不況は、企業が消費者をないがしろにしてきたツケだと言う人もいますが…。

日本経済という意味では関係ないと思います。人口の問題です。高度経済成長期というのは、若者が多かったから実現できたのです。団塊の世代の人口が多かったからです。どのような国も歴史的に見れば、人数が増えているときに経済が伸びています。そして、人数が減ると落ち込みます。歴史上ではどの国も同じです。

成長する会社にしない限り必ずつぶれる

――立ち直るきっかけはないですか?

難しいです。経済全体についてならば、厳しいと思います。しかし、個々の会社は別で、いい会社も出てくると思います。ただ、経済全体が縮小しながらいい会社が出るということは、ほかの会社が今以上にひどい状態になるということです。

経済全体が小さくなっていくなかで、1割の会社が高収益を上げたとすると、残りの9割は壊滅的な打撃を受けることになります。

「生き残りを賭けて」という言葉が、たとえではなく、本当の意味で使われることになります。いい会社にならない限りは、生き残ることができない世の中になります。

――特に中小企業は、生き残るにはどのようにすればいいですか?

成長する会社を作らない限りは必ずつぶれます。身を縮めていたのではダメなのです。全体がうまくいっていた時代は、ぼうっとしていてもとりあえず生き残ることができました。大金持ちになる人ととりあえず生き残る人に分かれたのです。マクロ経済が悪いときは、成功する人といなくなる人に分かれます。

――高収益企業になるためのヒントはありますか?

それは個別の業種によって違いますから、一概には言えません。例えば、ゼネコン関係はかなり難しいと思います。生き残る方法が考えつきません。公共事業はますます減り、高齢者は家を買わないです。ゼネコン、土木関連は厳しいと思います。

1,000社に1社くらいは、いい会社が出てくるかもしれません。でも、どうすればそうなれるのかはわからない。わかっていたら、私がやっていますよ(笑)。

注文住宅のアキュラホームなど、成長していきそうな会社はあります。中小の大工さんのネットワークをコンピュータでシステム化し、いままで外溝屋さんがやっていたようなことまでまとめて受注するようなシステムです。このような会社は例外ですが、このような勝ち組に乗って行くという手はあります。

――今までなかったような視点が必要になりそうです。視点という意味では、世界に目を向けるというのはどうなのですか?

例えば、日本は少子高齢化ですが、アジアという視点で見れば、まだまだ人口増が見込めます。

逆に言えば、もうそれしかないですね。縮小するだけのマーケットに固執する理由はないですから…。

全体経済は50年~100年単位で低迷すると言う成毛氏。中小企業が生き残るためには、成長を続けるほかはないと断言しています。次回は、日米欧の中小企業経営者の考え方の違いについて語っていただきます。
参照元:第1回 深層流を読み解く投資家
株式会社インスパイア取締役ファウンダー 成毛眞
ビズオーシャン『日本経済は超長期で低迷する!』
第2回 深層流を読み解く投資家
株式会社インスパイア取締役ファウンダー 成毛眞
ビズオーシャン『経営者は自分の仮説を持っていないと厳しい。』

欧州の中小企業経営者が裕福な理由とは?

――欧米も日本と似たような経済状況にあると考えていいのですか?

経済の状況としてはそうです。リーマン・ショック以後は、暗中模索の状況が続いていると思います。

――日米欧で経営者の考え方に違いはありますか?特に多数を占める中小企業についてはいかがですか?

米国と日本の中小企業はほとんど一緒です。ただし、欧州のイタリア、フランス、ドイツなどと日本は少し違うかもしれません。

――どのような違いがあるのですか?

制度的な問題です。イタリアやフランスでは、いわゆる裏経済が発達しているのです。政府が補そくできない所得がたくさんあるわけです。そこには税金がかけられませんから、イタリアやフランスの中小企業の経営者はものすごく裕福なのです。

「イタリア経済はボロボロだ」と言われていながらも、街のピザ屋のおじさんが上質なスーツを着ていたり、高級車に乗っていたりしています。昨年公開された『アマルフィ 女神の報酬』という映画では、イタリアのピザ屋さんがすごくかっこいい身なりで登場するのですが、イタリアに行ってみると本当にあのような人がいるのです。

――どちらが幸せなのですか?

脱税や裏経済を肯定しているわけではないですが、それは断然に欧州です。ただし、裏経済が大きいがゆえに、一度崩れ出すと、経済そのものは大きく崩れてしまいます。2倍にレバレッジがかかっているのと同じことですから。でも、個人は全体経済とは関係なく、暮らせるわけです。蓄えもありますから。

本物のお金持ちは”モノ”で蓄える

――蓄えと言っても、日本人が預貯金でお金をためるとはわけが違うのですね。

まったく違います。裏経済というのは、ためる経済。フロー経済ではなく、ストック経済です。イタリア人に大家族が多いのは、おじいちゃんやおばあちゃんが財産をもっているからです。日本では相続税を取られて残りません。日本にはフローもストックもありませんが(笑)。所得の補そく率が低いところは大家族化し、補そく率の高いところは核家族化します。

だから、イタリアではフェラーリのような大企業に勤めるよりも、自分で商売をしたほうがもうかるわけです。

――ヨーロッパのお金持ちたちの個人資産はけた違いです。

持っている絵画の数とかが、全然違いますよ。欧州では、絵画や高級宝飾というのは、一種のマネーロンダリングに利用されていた歴史があります。500万円の臨時収入があったとき、黙っていたら税金で半分が取られてしまいます。だから、500万円の時計を買います。これがストックになるわけです。

――困ったときに、現金化もできます。

ルガリやカルティエなどの高級ブランドメーカーには、商品を販売するためのカタログがあるのですが、過去のカタログに載っていたもの、つまり今は誰かの手に渡っているものにも買い手がついたりするのです。メーカーは買い手が誰だかわかっているので、売買が成立します。ただ、どこの国にあるかはまた別問題です。そのようにして、ある種のマネーロンダリングのようなことが行われているようです。イタリアとかフランスに宝飾店が多いのは、このような理由があるのです。

だから、何千万もするような時計を腕につけている日本人がいますが、それを見たイタリア人は腰を抜かします。「脱税の証拠を見せびらかしてどうする?!」(笑)。

――そのようなところまでわかっている日本のビジネスパーソンはほとんどいないですね。

日本人は「日本経済はどうですか」と聞くと、前の週に見たバラエティ番組のコメンテーターのコメントをそのまま言うような人が多すぎます。テレビに出演している方で、アメリカの年次改革要望書を読めば未来が見えるなんて言う人もいますが、そのような人は、海外に行ったことがないか、英語が読めないかのどちらかではないかと思います。

経営者や事業家ならば、少なくともある現象に対する自分の仮説くらいは持っていないと厳しいです。
参照元:第2回 深層流を読み解く投資家
株式会社インスパイア取締役ファウンダー 成毛眞
ビズオーシャン『経営者は自分の仮説を持っていないと厳しい。』
第3回 深層流を読み解く投資家
株式会社インスパイア取締役ファウンダー 成毛眞
ビズオーシャン 『大人げない大人になれ!』

自己啓発本を呼んでいる人は成功しない

――御社は将来性のあるさまざまな企業に出資されていますが、今後、「このような企業なら出資してもいい」という基準はありますか?

年齢です。経営者が20代ではないと投資しません。

――投資しているのは、ほとんどが20代の経営者の企業ですか?

ほとんどそうです。30代もいますがギリギリです。以前、『会社のつくり方』(日経文庫)という本で書いたのは、「20代、どんどんやれ。そのかわり、めちゃくちゃやれ。」「50代、いいかもしれない。今の人脈を徹底的に活かせ。人脈だけで食え。IPOはやめろ。」「40代、絶対にやめろ。人脈もなければパワーもない。子どもを育てるだけで精一杯なのだから、会社にしがみつけ!」ということでした。

20代で、少し生意気でわけわからない人がいいです。本当は10代後半が一番いいと思います。今の10代は、フィギュアスケートの浅田真央やゴルフの石川遼、女流棋士の里見香奈など優秀な人材が多いです。特別の才能を持った人たちはなぜか年代的に固まる傾向があります。一昔前のITでは55年生まれでないと生き残れないという笑い話があったくらいで、ビル・ゲイツやスティーブ・ジョブズなどこの年代に有能な人材が集中しています。だから、日本の10代後半の若者にビジネスの天才が眠っているはずです。

――経験がないと起業できないと思っている人も多いです。

そのようなことはありません。若ければ若いほどいいです。大学卒業後では遅いくらいです。ビル・ゲイツは大学を休学してマイクロソフトを作りましたが、創業から上場まで20年かかっています。40代で起業したのでは間に合わないのです。

40歳前後で起業して大成功している会社は、高田社長のジャパネットたかたぐらいしか思いつきません。高田社長はすごいです。ただ、誰もまねはできません。

――40代の場合は、50代に向かって人脈作りに励むしかないのですか?

あとは、自分の息子や娘を経営者として鍛えるという方法もあります。40代なら、今会社を作って、息子や娘に継がせるというのがいいかもしれません。自分の世代で成功しようと思わず、息子や娘の世代で大成功すればいいと考えるわけです。

私は、世襲は別に悪いことだとは思いません。というよりも、会社を世襲させることと、会社が成功することとは何の関係もないのです。よく2代目は失敗するという話を聞きますが、創業者が社長の会社と2代目が社長の会社では、失敗する確率は同じです。創業者が成功しているので、2代目が失敗すると目立つだけです。

ですから、見込みのありそうな息子、娘がいたら、その子に投資するつもりで会社を立ち上げるのです。これは最高の相続かもしれません。絶対に上場なんかしてはいけないです(笑)。

世襲といっても、必ずしも本当の子どもである必要はありません。今の勤めている会社で、できそうな若手の社員を連れてやめて、一緒に事業を始めるのでもいいです。10年、15年したら、相当にトレーニングされた若い社長が誕生します。

――自身は株主として、その人に養ってもらえばいいのですね。

そういうことです。20代くらいでラーメン屋さんをやって成功している人がいますが、そのようなところは最高の投資先です。もちろん私はやっていませんが、もし何年か前に全国のラーメン屋さんを食べ歩いて、「これだ」と思う店に「投資するから一緒にやろう」と持ちかけた人がいたら、すごくもうかっていると思います。

成功する人は普通ではない

――成功するには普通では厳しいということですか?

そう思います。ただ、普通ではない人とは、生まれつきの性格だったりするので、まねをしようとしてもなかなか難しいのです。だから、松下幸之助とか本田宗一郎の本を読んだからといって、彼らにはなれないのです。

それから、知識とかノウハウとかを持っているような人もダメです。自己啓発の本を読んで刺激を受けているような人はもっとダメです。めちゃくちゃで、頭のねじが何本か外れているくらいがちょうどいいです。MBAとかも必要ないです。MBAは副官が持っていればいい。経営者が持っていても意味がありません。

――ビル・ゲイツさんも普通ではなかったですか?

全然、普通ではないですよ。基本的にオタクですし、子どもがそのまま大人になった典型です。喜怒哀楽が激しく、突然怒り出したりするのは日常茶飯事でした。怒り方は子どもそのものです。

――そのような意味では成毛さんの著書『大人げない大人になれ』というのは、ぴったりなキーワードですね。

子どものようなこだわりの強さがないと、ビジネスは難しいと思います。リスクに対する感覚が鈍い人とか、成功しても成功したと気付かない人とか、失敗にも気付かない人とか、鈍感になるということが必要です。

――「大人げない大人」になるにはどうすればいいですか?

本を読むなどのバーチャルな体験をたくさんしたほうがいいと思います。小さいバーチャルよりも大きいバーチャルがいいです。ヴィクトル・ユーゴーの『レ=ミゼラブル』は、最後はどろどろになって、地面にキスをするとか、かなりひどいことになりますが、このような本を読んでおくと、「多少の失敗なんてどうってことないや」と鈍感になれます。

ただそうは言っても難しいのは、これも個性だということです。小学生でも大人げある人はいるのです。小学生で大人げあると、そのときほめられてしまうので、ますます大人げが身についてしまいます。しようがないのです。

――そのような人はどうしたらいいですか?

素質が必要なのですが、まずは大人げない人と付き合うことです。自分が大人げあると自覚した人は、少しやんちゃな人がいる環境に身を置くようにしてください。やんちゃなこと、あやしげなこと、変わったことを言ったり、やったりする人を近くに置くことです。

マネックスグループの松本大社長などは非常にまじめです。役員たちもまじめです。ただ、アドバイザリーボードには、出井伸之さんとか、大宅映子さんとか、私とか、やんちゃな人が多いのです。役員会ではいつもけんかですよ(笑)。コンプライアンスとか、きちんとしたことはきちんとした人がやって、発想といった部分はやんちゃな人がやればいいと思います。
参照元:第3回 深層流を読み解く投資家
株式会社インスパイア取締役ファウンダー 成毛眞
ビズオーシャン 『大人げない大人になれ!』
第4回 深層流を読み解く投資家
株式会社インスパイア取締役ファウンダー
ビズオーシャン 『経営者は最新技術を使いこなせ!』

六本木ではうんちくラーメン屋ははやらない

――前回、「自己啓発の本を読んでいるような人はダメだ」とおっしゃっていましたが、まったくの無駄なのですか?

お金の無駄だと思います。本というのは娯楽なのです。学習でも人生の糧でもない。難しそうに見える本でも、楽しみとして読んでいなければ意味がありません。映画と同じです。『アバター』を見て、「これは人生の糧になった」という人はいないと思います。楽しいから見ているのです。本も一緒です。文学なんて別に役に立ちません。おもしろいから読むだけです。

「××術」という本も役に立たないです。「××勉強法」とか「××ノート」とか、昔からいろんな「術」がはやりましたが、定着したのは見たことがありません。

――このような本を読むべきというのはありますか?

この1冊というのはないです。分野の違うものを20冊くらい読むと、自分の興味の方向も見えてくると思います。ただ、科学のノンフィクションのような読み物は絶対に読んだほうがいいです。科学者は必ず仮説を立てて、それを検証していくわけですが、そのようなことがおもしろく書かれた本を読むと、論理性とか仮説を立てて検証するプロセスの訓練になります。

――話は変わりますが、ネットの今後についてはどうお考えですか?

ツイッターがはやっていると言われていますが、日本国内でやっている人は全人口の約0.5%、イノベーター理論でいうイノベーター(革新的採用者)の中のそのまたイノベーターです。同理論でいうオピニオンリーダー(初期少数採用者)の枠に入る、つまり全体の5%くらいまで増えるのに、まだあと3年くらいはかかると思います。

ツイッターあるいはネット全体といってもいいですが、テレビとは違って、全員にまでは普及しないと思います。ネットができない人たちが必ずいるのです。座ってテレビを見るという受身型の情報収集はするが、ネットという能動型のメディアには対応できない層がどの社会にも一定の割合でいます。

自分のビジネスがどの層を対象にしているのかを見極めるのは、非常に大切です。ネットを積極的に利用する層に向けたビジネスにもかかわらず、ネットで展開しないならば必ずつぶれます。逆にネットをしない層できない層に向けたビジネスならば、ネットで展開しても意味がありません。ネットが万人の願いをかなえてくれるわけではないという認識を持って、取り組むべきです。

――顧客の対象をしっかり見極めないビジネスは絶対にうまくいきません。

例えば、ラーメン屋でも出店する地域に合わせて戦略を変えるべきです。比較的に知的レベルの高い地域、西荻窪(東京都杉並区)周辺に出店するならば、「麺は××製麺所、スープは××を数時間煮込み…」とうるさいくらいにうんちくを語るラーメン屋が繁盛します。逆に六本木の真ん中では、うんちくラーメン屋ははやりません。現にないはずです。よっぱらいを相手にうんちくを語っても意味がないからです。ネットならば、このような違いがもっと顕著に出ます。

キーワードはFREE(フリー)

――最後に、読者へのメッセージをお願いします。

起業する人、会社を経営するという人は、それだけで感性が鋭い人だと思います。そのような人は積極的にネットを利用すべきです。新しいことはすべからくやろうという姿勢が大事だと思います。年齢を問わず、新しいことをどんどんやってみることをしない限り、厳しい時代になっていくと感じます。

まずは、iPhoneを使ってみる。ツイッターをやってみる。最新技術を使い続けるということはとても大事です。ツイッターというのは、飲み屋でお客さまの雑談を聞いているようなもので、世の中の流れもかなり見えます。

不思議なのですが、なぜか役員会でiPhoneの使用率の高い会社は、業績がいいのです。新しいものに敏感な人が多いからなのでしょう。

――最新技術を学ぼうというよりは、最新技術で遊ぼうぐらいがいいのかもしれませんね。

そうです。新しい技術に触れていれば、そこから何かビジネスのヒントをつかめると思います。

それから、最近『FREE(フリー)』という本が売れていますが、無料ということをうまく利用するといいと思います。なるべくタダで提供するということです。通常は、お金を払うほうが信頼度が高いはずなのですが、ネット上ではいつの間にか逆になっていて、無料のほうが信頼できると認知されています。

一昔前では考えられなかった現象です。詐欺まがいの高額なコンテンツを販売するサイトが多数存在するため、課金されるものは怪しいというイメージがついてしまいました。無料ということはもうかっているのだろうから安心、お金を取るということはもうかっていない証拠だから危ない、という図式になってしまったのです。

著者によれば、昔から「FREE」の全く新しいビジネスモデルではなく、昔から存在していたと述べていますが、この「FREE」を上手に使う企業が、今後は間違いなく伸びていくだろうと思います。

KOSHIISHI’S NOTE ~インタビュー後記~
“大人げない大人”であることの大切さ

インタビューでは、成毛さんの著書にもあるように「大人げない大人であることの大切さ」というキーワードが強く印象に残りました。

「大人げないくらいに1つのことにこだわり続け、」「大人げないくらいに物事をつきつめて考え、」「大人げないくらいに成功にこだわる人」。

つまり、ものすごい責任感に裏打ちされた強い信念をもった人が「大人げない人」 なのだと、私は成毛さんの話を聞いているうちに強く感じてきました。大人げない人でいるということは単にわがままな人でいることではないのです。

成長低迷期とも言われるこれからは、経験則の延長線上でものを考えるのではなく、既成概念にとらわれずにいなければ、時代に取り残されてしまいます。

「大人げない大人でいる」

このことが本当の意味での大人になる一番の近道のように感じたインタビューとなりました。

株式会社クライアントサイド・コンサルティング

代表取締役社長 越石一彦
参照元:第4回 深層流を読み解く投資家
株式会社インスパイア取締役ファウンダー
ビズオーシャン 『経営者は最新技術を使いこなせ!』

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