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コインチェック社580億円分 仮想通貨流出事件について



大手仮想通貨取引所のコインチェックが1月26日に外部からの不正アクセスで顧客から預かっていた仮想通貨「NEM(ネム)」約580億円分が消失するという事件が発生した。

マウントゴックス事件以来、最大の流出事件である。


コインチェック、580億円分の仮想通貨流出 社長謝罪
朝日新聞デジタル 2018/01/27 00:38

大手仮想通貨取引所のコインチェック(東京都渋谷区)は26日、外部から不正なアクセスを受け、顧客から預かっていた仮想通貨「NEM(ネム)」約580億円分が流出したと発表した。原因や影響人数については調査中といい、被害について警察に相談しているという。同日夜に記者会見した和田晃一良社長は「弊社サービスで機能が停止し、お騒がせしていますことを深くおわびします」と謝罪した。顧客への補償は「検討中」と述べるにとどめた。

 仮想通貨のトラブルでは、2014年に国内の取引所「マウント・ゴックス」で465億円分が消失したのを超え、過去最大規模となる。

 コインチェックの説明によると、26日午前、社内でNEMの残高が大幅に減少していることが判明し、午後にかけて売買や入出金を停止。その後、ビットコインなどを含むすべての仮想通貨や日本円の出金を停止した。同社が保有するNEMはほぼすべて失われたという。取引や入出金の復旧のめどはたっていない。NEM以外のビットコインなどの仮想通貨や日本円の不正送金は確認されていないという。

 仮想通貨ではこうしたトラブルを防ぐため、ネットからのアクセスを遮断したコンピューターでデータを保管するなどより安全な対策をとっている取引所が多いが、コインチェックはNEMについて対応していなかった。「(ネット遮断した)オフライン(で保管)にするには技術的な難しさがある。人材が不足していた」(和田社長)と説明した。大塚雄介取締役は「資産を預かっている立場として、できる限り十分な対応はしていた」と述べた。

 金融庁は業界を監督するため昨春、仮想通貨取引所に登録制を導入した。コインチェックも登録を申請したが、現時点で登録されていない。大塚取締役は「セキュリティーが甘いから登録していないわけではない」と説明した。ただ、「見なし業者」として営業は続けており、法律上、金融庁にはこうした事案については報告する義務がある。金融庁幹部は「事案の被害状況や原因、再発防止策を報告してもらうが、まずは顧客保護に万全を期してもらいたい」としている。

 NEMの時価総額は1兆円規模とされる。一時30兆円を超えたビットコインには及ばないが、個人投資家を中心に人気を集めていた。

     ◇

 〈コインチェック〉 国内の仮想通貨取引所大手で、ビットコインのほかイーサリアムやリップルといった多くの仮想通貨の売買を手がける。ビットコインで電気料金を支払えるといった決済サービスにも参入している。2012年8月設立で、14年に取引所業務を開始。昨年4月の法改正で、利用者保護のために仮想通貨取引所に登録制が導入され、同社も金融庁に申請していたが、まだ登録されていない。


コインチェック社は、まだ日本の仮想通貨取引所が少ない中で、早い段階で、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)の他にイーサリアムクラシック(ETC)やリスク(LSK)、ネム(XEM)、リップル(XRP)、モネロ(XMR)、DASH(ダッシュ)などのアルトコイン(ビットコインに代わるコイン)を扱っていた為に日本のアルトコイン市場をやや独占していたのではないかと思われる。


海外の取引所の方が手数料が安いが、英語が分からない為に日本の取引所を使わざるを得ないような日本人を相手にして、かなり大きいスプレッドや手数料を徴収し、荒稼ぎをしていた業者である。


ライバルがいない為にこの1年間、コインチェック社は殿様商売で、荒稼ぎをし、事業の急拡大により、昨年2017年8月頃、恵比寿から渋谷に事務所の移転をしている。


また昨年2017年の仮想通貨市場の急拡大により、コインチェック社が会社として保持していた仮想通貨資産も値上がりをして、莫大な利益を得たはずである。


コインチェック社は、海外の取引業者から仮想通貨を購入して、国内の顧客に大きいスプレッドと高い手数料を乗せて売っており、それらの売買益自体も大きいが、自分たちが購入して保持している仮想通貨資産価値も上昇し続ける為、昨年はこの会社自体がお祭り騒ぎの状態であったはずである。


今回、チャートを作成してみると、その様子はチャートにはっきりと表れている。


wikipediaによれば、コインチェック社の設立日は、前身となるレジュプレス株式会社が、2012年8月28日である。


時間は不明で、所在地は、渋谷区恵比寿である。


通常、会社設立の時間は、設立のセレモニーが午前10時あるいは11時頃の可能性が高いとする考え方もあるが、必ずしも午前中とは限らない為、不確かである。

従って、今回は、まずは12:00で作成したチャートでチャンドララグナで検証した。




月は射手座に在住し、射手座から見ると、2室支配の土星と5室支配の火星が11室でコンジャンクションし、2-5、2-11、5-11のダナヨーガを形成している。

土星は高揚して強力であるが、土星は天秤座の1°50’付近の為、出生図を含めて7つの分割図で天秤座に在住しており、ヴァルゴッタマで高揚している。


土星は技術に強い惑星である為、この会社のポテンシャルとして、テクノロジーに強いことが理解できる。


但し、このダナヨーガは天秤座で形成されているが、天秤座はカジノやゲームセンターなど娯楽、エンターテイメント産業の星座であり、この天秤座で形成されている強い凶星同士のダナヨーガからは、自ら賭博場の胴元として荒稼ぎしているイメージが浮かんでくる。


そして、カジノなどで遊んで稼ぎたい関係者を大量に魅きつけている印象である。


実際に私は『デジタル・ゴールド──ビットコイン、その知られざる物語』ナサニエル・ポッパー (著),‎ 土方奈美 (翻訳)という本を読み、ビットコインの草創期の登場人物たちのチャートを作成してみたが、土星が高揚している人々ばかりであった。


またビットコインの神と呼ばれているロジャー・バー(Roger Ver) などもネクタイやスーツが似合わないいかにも天秤座的な人物である。


実際、仮想通貨のトレードをしている人々のチャットを見ると、パチンコやっているのがばかばかしくなるほど稼げるなどといった感想を投稿する人も目立つ。


つまり、仮想通貨取引所というのは、夢の一攫千金物語を紡ぎだす賭博場(カジノ)なのである。




コインチェック社のチャートを見て、もう一つ気づくのは、ナヴァムシャのポテンシャルが非常に高いことである。




ナヴァムシャでは、土星、木星が高揚し、金星が自室に在住している。


但し、水星が減衰している。



水星が減衰していることは弱点を表しており、出生図でも蟹座に在住して、敵対星座であり、ディスポジターの月も一時的敵対の位置にあり強い敵対の配置(Great Enemy)の配置である。


従って、水星が弱いことが分かる。


今回の事件でもセキュリティー対策を安易に考えていたというのは、水星の弱さなども関係していたとも考えられる。




ダシャーバランスを見ると、コインチェック社は2012年8月28日の設立以降、今までの間、全くライバルのいない状況の中で、大きいスプレッドと高い手数料を取って、殿様商売をして来たのであり、マハダシャー太陽期であったことが物語っている。


太陽は出生図で、獅子座で、ムーラトリコーナの座にあり、ナヴァムシャでも高揚する木星とコンジャンクションし、高揚する土星からアスペクトされている。


従って、太陽の星位は強く、強力であることが分かる。



然し、このマハダシャー太陽期は12時で作成したチャートでは、2018年4月で終わる見込みである。


あるいは、既にマハダシャー月期に移行しているかもしれないが、月は出生図とナヴァムシャで射手座に在住しており、ヴァルゴッタマである。


この月に現在、トランジットの土星がコンジャンクションしており、サディサティの真っ只中である。


因みに会社設立の時間を午後13時に設定すると、2018年1月7日からマハダシャー月期である。






おそらく考えられるのは、現在、既にマハダシャー月期に移行して、そのマハダシャーロードの月に対して、トランジットの土星がコンジャンクションして、サディサティを経験しているということである。


それで、今年に入って、2018年1月26日に580億円分のNEM(ネム)をハッカーに奪われたのである。



マハダシャー月期は、月をラグナとすると、6-12室にラーフ/ケートゥ軸が重なり、ケートゥは6室で減衰し、ラーフは12室で減衰している。


またラグナロードの木星は6室で減衰するケートゥとコンジャンクションしている。


6-12室の軸は、訴訟や損失を表わす軸であり、また6室は泥棒や詐欺を表わすハウスである。


また月から見た場合、7、10室支配の水星が8室に在住しており、仕事の中断や取引先との関係の変化などを象徴している。



但し、月から見ると、依然として、2室支配の土星と5室支配の火星が11室で強力なダナヨーガを形成しており、この会社は今後もかなりの収益を上げていくと考えられる。


580億円ぐらいの損失では倒産はしないのである。



但し、そうは行っても明らかに今回のダメージは大きく、7室を契約している口座開設者だとすれば、6、11室支配の金星が7室に在住し、7室支配の水星が8室に在住している為、口座開設者との契約関係に問題が生じたことが分かる。




一方で、マハダシャー太陽期は、太陽をラグナとすると、10室支配の金星が11室に在住しており、経営は順調に行われていたことを表している。


また7室支配の土星は4、9室支配の火星と3室(芸能)でラージャヨーガを形成しており、7-9のラージャヨーガを形成している。


従って、昨年12月の時点で、お笑い芸人の出川哲郎を採用し、テレビCMにも参入していたのである。


マハダシャー月期の直前と言えば、ちょうど太陽/金星期であり、金星は太陽から見て、3、10室支配の金星で11室に在住している。


従って、今回の事件は、芸能界でかなり名の知れたお笑い芸人出川哲郎を採用して、コインチェックの全国知名度を高めようとした矢先の出来事だったのである。


コインチェック騒動でCM出演出川哲朗を心配する声
2018年1月27日11時33分 日刊スポーツ

仮想通貨取引所大手「コインチェック」から約580億円分の仮想通貨「NEM」が流出した騒ぎで、同社のCMに出演するお笑い芸人、出川哲朗(53)を心配する声があがっている。

 出川は昨年12月からオンエアされている同社のCMに出演。兄弟役を一人二役で演じ、コインチェックについて質問し「やっぱり知らないんだぁ!」と詰め寄る弟と、「兄さんが知らないはずないだろ」と見えを張る兄のユーモラスな掛け合いが話題となっていた。

 コインチェックの“顔”となっていただけに、今回の騒動が発覚した途端にネット上には「出川が悪い」といったイジりが続出。また、風評被害を心配する声もあり、「さすがに出川さんかわいそうでしょ。 関係ないよ出川さんは」「彼が理不尽な言われをしないか心配です」「出川さんもとばっちりだよなぁ。事務所がとってきた仕事をやっただけだろうに」「全く関係ない出川哲朗氏を遊び半分では批判してはいけない」といった声が多数あがっている。


この事件が起こる前、コインチェックの社員一同は、テレビCMも始まり、自分たちの事業の達成感に浸っていたはずである。


その矢先の出来事であった。


まさに射手座の高い所からの転落の物語なのである。



おそらくその時から今年の年初にかけての間にマハダシャー太陽期からマハダシャー月期への移行のタイミングがあったとも考えられる。


コインチェックは、あまりにも大きな手数料を取って暴利を貪っていた。


また代表取締役の和田晃一良氏の人物としての悪評もネット上で広まっているようである。




今回の事件は、マハダシャー月期に移行した後で、月から見た6-12軸で、ラーフ、ケートゥが減衰しており、それがこの事件を表わしているのではないかと考えられる。


おそらくハッキングは海外から行われていると考えられ、ラグナロードで4室支配の木星が6室に在住して、12室にアスペクトしているため、その損失の全てを自社の保有資産で賠償することに決めたのである。


現在のコインチェック社の状況が、ダシャーロードの月をラグナとした場合にうまく説明することが出来る。


そして、月はダシャーロードであるばかりでなく、チャンドララグナでもある為、月をラグナとした場合のPACは強く働いたと考えられる。


今後、マハダシャーが月期の間、土星が2020年まで射手座を通過していくため、この今回の教訓は今後のコインチェック社の経営に響いてゆくはずである。


今回の出来事はハッカーによる犯罪の被害者になった訳であるが、顧客の資産の保全に対する責任を怠ったという点で、非常に社会的な責任を免れない形となっており、サディサティの洗礼を受けている形である。


マハダシャーの月からのPACを見ると、必ずしも今後の経営は上手く行きそうにないが、然し、11室が強いため、会社はまだ利益を生み出し続けるはずである。



因みに以前の記事『ビットコイン革命 Part 2 <ビットコインの驚くべき可能性>』の中でも書いたが、私は、このコインチェック社で、昨年2017年の春頃、ネム(XEM)を購入していた。


2017年11月末頃、ビットコインを初めとして、全ての仮想通貨の価格が急上昇し始め、ネム(XEM)も同様に上昇し、2018年の1月初めには240円にまで価格が跳ね上がった。


私がそのままネム(XEM)を持っていたら、今頃、3000万円ぐらいになっていた計算となる。


然し、計算上の話であり、実際はそんなに上手くは行かないのである。


購入したネム(XEM)の価格が跳ね上がって私は狂喜乱舞したが、その直後、暴落して、私の含み益は全て消失したのである。


その後、ネム(XEM)の価格が、長い間、低迷した時期が続き、ビットコインが上昇していくのに対して、ネム(XEM)の値段は全く上がらない為、機会損失を被り、長い間、迷った末に全て手放すことにした。


ところが、昨年2017年の年末になって、突然、ネム(XEM)の価格が上昇し始めて、瞬く間に15円から240円の20倍程度に上昇したのである。


このように仮想通貨の値動きは激しく、最初から最後まで保持していられる人はほとんどいない為、そのまま持っていたら計算上、大きな利益となっていても、実際は、それを得るのは難しいのである。


昨年は、そうした仮想通貨投資の難しさを経験し奮闘(struggle)した1年であった。


またこれ以外にも色々と仮想通貨に関しては悔しい想いをしたが、それらに懲りずに現在、新たなチャンスを伺って特定の通貨に仕込中である。


それらの体験談についてはまたビットコイン革命の中で展開したいと思うのである。











(参考資料)



コインチェック暗転前日、冗舌だった経営幹部の甘さ
2018/1/29 12:01 日本経済新聞

約580億円分の顧客の仮想通貨「NEM(ネム)」が流出した問題で揺れる仮想通貨取引所大手のコイン チェック(東京・渋谷)。金融庁は29日、同社に業務改善命令を出した。28日、約26万人全員に日本円で 返金すると表明したが、返金の時期や流出した原因など全容は明らかになっていない。

 問題が発覚する直前の25日、渦中の同社で仮想通貨事業の中心的役割を担う大塚雄介・最高執行責任者 (COO)は日本経済新聞社の取材に応じていた。大塚氏の発言からコインチェックの実像を追う。

 JR渋谷駅の新南口改札から徒歩1分のオフィスビル。この3階にコインチェックの本社はある。25日 午後5時。応接室で待っていると、シックなジャケットを着こなした大塚氏が入ってきた。この日は2件 の講演をこなしたといい、やや疲れの色が見えたが、笑顔は絶えなかった。

 「仮想通貨取引所はすでに1.5強。うちがトップで、ビットフライヤー(東京・港)さんがうちの半分 くらい」と大塚氏は自信たっぷりに語った。「口座数は非開示だが、3年かかるところを1年でやってし まった印象」と続ける。顧客の属性についても聞いてみると、「口座数ベースで30~40歳代が中心。男女 比では男性が6割、女性が4割」と答えた。

 コインチェックの急成長ぶりは数字からも裏付けられる。主要取引所の売買高をまとめる「ビットコイ ン日本語情報サイト」によると、同社のビットコインの現物取引高は2017年に約1200万ビットコイン(円 換算すると約8兆2000億円)と全体の4割を占めた。取引高の伸びも著しく、16年の約10倍に膨らんだ。 証拠金取引などを入れるとビットフライヤーが業界首位だが、コインチェックはビットコインや今回流出 した仮想通貨ネムも含め13の仮想通貨を扱う。業界1、2位を争う大手なのは間違いない。

 「現代版ゴールドラッシュですよ」。大塚氏は仮想通貨のブームをこうなぞらえた。一獲千金を夢見て 、多数の人々が大挙してくる様子が似ているのだろう。ただ「違いはすぐ隣に億万長者がいること」とも 付け加えた。19世紀の米国でははるばる西部まで旅をして金を掘り当てても、その存在が広く社会に知ら れることはなかった。

 仮想通貨は違う。日本ではビットコインなどへの投資で大金持ちになった人がそこかしこにいる。情報 はソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を介して瞬時に広がり、それが新たな投機マネー を引き寄せる循環が続いてきた。

 取引所の運営では「(取引を)安定的に供給することに力を入れたい」と力を込めていた。担当者6人 で24時間監視しているが、サーバー停止などに陥らないよう取引所のシステムをさらに強固にする必要性 を感じていたようだ。

 脳裏にあったのは、「あの時は本当に大変だった」と振り返る17年5月9日の大規模システム障害だ。 同日は「通貨の価格が他市場の10倍くらいの異常値がついた。原因究明などのために6時間もサーバーを 止めた」のだ。障害発生から取引停止まで約20分間取引が可能だった時間帯があったが、その間に成立し た売買をなかったことにするロールバックという措置を適用。ロールバックに納得できない顧客が「会社 まで訪ねてきた。電話もひっきりなしに鳴った。2週間休みなしで顧客対応に追われた」という。

 「次やったら、僕、逮捕されちゃいますよ。それくらい今は会社の規模が大きくなっている」。万が一 、次にシステム障害が起きたらどうしますかと聞くと、冗談交じりにそう答えた大塚氏。この9時間後、 17年5月のシステム障害など比較にならない大事件が起きるとは、想像だにしなかっただろう。

26日午後11時30分。コインチェックの和田晃一良社長、堀天子・顧問弁護士とともに東京証券取引所の記 者会見室に現れた大塚氏は前日とは別人のようだった。黒のスーツに黒のネクタイを身につけ、表情は暗 く沈んでいた。

 記者会見中、事件のあらましを説明し、記者の質問に答えていたのは和田社長よりもむしろ大塚氏だっ た。だが、被害者への補償の有無や不正アクセスの経路などを問われると「検討中」「調査中」などと繰 り返すばかり。それどころか、口座数や取引高といった基本的な情報ですら「株主と相談する」の一点張 りで、具体的な回答は一切なかった。さらに、セキュリティー面での甘さをつかれると言葉に詰まり沈黙 する場面も目立ち、25日の歯切れの良さは全くなかった。結局、1時間半に及んだこの日の記者会見では 、約580億円のネムが流出したこと以外、ほとんど何も明らかにならなかった。

 「モラルのある経営をする」「内部監査室や外部の監査法人も入れ、まっとうにやっていくことが重要 」「仮想通貨に対して当局やメディアなどにも理解を深めてもらうよう活動したい」。25日の取材時、大 塚氏は何度か「大手としての責任」に言及していた。今回の事件発生からわずか2日で顧客への日本円で の補償を決めたことを評価する声も一部にはある。だが、25日に語っていたように「大手としての責任」 を感じるのであれば、まずは顧客が納得できるよう、しっかりと情報を開示して丁寧に説明していくべき ではないのだろうか。

 「本当は取引所をやりたいわけじゃないんですよね」。25日、大塚氏はこう漏らした。コインチェック は12年の創業当時、「レジュプレス」という社名だった。一般の人々からさまざまな体験談を募り、ネッ ト上で共有するSTORYS.JP事業を展開し、映画「ビリギャル」の原作も生んだ。17年から仮想通 貨事業に経営資源を注力してきた。

 「18年は新たなサービスを提供する会社が出てきて、仮想通貨が生活の中に浸透するだろう」。既存の 取引所にとどまらず、さらなる事業拡大の戦略を描いてきた大塚氏。ネムの大量流出問題に直面し、その 大きな構想の実現は視界不良になっている。
参照元:コインチェック暗転前日、冗舌だった経営幹部の甘さ
2018/1/29 12:01 日本経済新聞

580億円消失、コインチェックの「問題姿勢」
2018年1月27日 15時30分 東洋経済オンライン

失ったのは580億円相当――。1月26日、仮想通貨取引所大手のコインチェックで大規模な不正アクセスが明らかになった。

まず経緯を振り返ろう。26日の2時57分、同社が保有する顧客の仮想通貨NEM(ネム)が不正に外部へ送金された。会社として異常を検知したのは11時25分。その後、12時7分にNEMの入金が停止され、売買や出金が停止になった。現在はNEMのみならず、日本円を含め全ての取り扱い通貨で出金停止となっており、ビットコイン以外の仮想通貨の売買をストップする異常事態に陥っている。

約580億円とは、5億2300万NEMを異常検知した時点のレートで換算した額になる。コインチェックが保有する顧客のNEMのほぼすべてが不正アクセスで抜き取られてしまった格好だ。2014年に当時世界最大の仮想通貨取引所だったマウント・ゴックスが、顧客から預かったビットコインをほぼ消失させ経営破綻するという事件が起きたが、今回はこれを上回る過去最大の流出規模になる。

東京・渋谷区にあるコインチェック本社には、夕方頃から報道陣や利用者が詰め掛けた。30代の男性は「この野郎!と思って受付まで行ったら、ビルから追い出された。コインチェックに預けた資金が戻ってこなければ訴える」と語気を強めた。同社は本社前で説明は行わず、23時30分から東京証券取引所で緊急会見を開き、状況を説明した。会見に出席したのは、和田晃一良代表取締役、大塚雄介取締役COO(最高執行責任者)と同社の顧問弁護士である森・濱田松本法律事務所の堀天子氏だった。

会見では不正に送金されたのはNEMだけで、それ以外の仮想通貨が不正アクセスされた事象は確認されていないという説明が行われた(同社は現在13種類の仮想通貨を取り扱う)。ただ、消えた580億円のNEMを顧客にどう補償するのか、日本円の出金制限をいつ解除するかなど詳細については、原因究明中であることを理由に明言を避けた。

誰かに「ハンコ」を奪われた

顧客にとって最も気になるのは、不正に引き出されたNEMが戻ってくるかどうかだろう。ただ、取り戻せる可能性は低い。会見でコインチェックは、顧客の「秘密鍵」を盗まれたことを認めているからだ。

銀行の仕組みに置き換えると、それは銀行口座を使うためのハンコ(=秘密鍵)が誰かに奪われたことを意味する。ハンコが勝手に使われたためコインチェックから資金が流出した。ブロックチェーン技術で構築された世界中の送金ネットワークの中で、盗んだ秘密鍵を操る「犯人」を特定するのは、専門家に言わせると「かなりハードルが高い」という。

次に、日本円を含めた通貨がいつ出金できるようになるかだ。これについて、大塚COOの説明は「全体としてどう対応すればお客さんの資産保護になるかを検討している」と歯切れが悪かった。NEMの不正送金を発端に、なぜほかの顧客資産も動かせない状態になっているのか、理由は不明瞭なままだ。大規模な不正送金を受けて、雪崩を打って顧客がコインチェックから逃げ出してしまうことを避けるための措置にも見える。

NEMが取り戻せない場合、補償として日本円で払い戻すのかどうかも「検討中」と繰り返すばかり。払い戻すには現金が必要だが、現在どれだけの手元資金があるのかも、「数字を確認中」として明かすことはなかった。消失した顧客の資産を自前の財務体力でカバーできない場合、経営破綻というシナリオもありうる。和田社長は「事業は継続する方向」としつつも、「(他社からの)救済の議論はしている」とも述べている。

「ビリギャル」から仮想通貨へ

ここまでの騒動を起こしたコインチェックとは、どんな会社なのか。

「やっぱ知らないんだ」「兄さんが知らないはずないだろ」「じゃあ教えてよ、なんでビットコインはコインチェックがいいんだよ!」。昨年12月上旬からテレビやユーチューブで流れたこの動画広告を見た人も多いだろう。コインチェックは国内の仮想通貨取引所でビットフライヤーと取扱高で首位を争い、大規模な広告宣伝を行っている業界大手の一角だ。

2017年12月の月間取扱高は現物取引(自己資金による取引)ベースで3兆円あり、ビットフライヤーの1.2兆円を上回る。広告宣伝効果で昨年12月の口座開設数は前月比10倍に膨らみ、1月上旬に行った本誌の取材に対し大塚氏は「会員登録数は優に100万人を超えている」と語っている。

コインチェックは2012年8月、現社長の和田氏が東京工業大学在学中に立ち上げた。右腕的存在としてリクルートグループ出身でCOOの大塚氏がおり、26日の会見でも和田氏より大塚氏のほうが発言数が多かった。

大塚氏が執筆した『いまさら聞けないビットコインとブロックチェーン』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)は、あまたある仮想通貨本でベストセラーになっている。和田氏は大塚氏より対外的な露出が少なく、開発部門の指揮に専念している。

創業当時はレジュプレスという社名で、個人が自由に物語を書き込めるサイト「STORY.JP」を手掛けていた。その中から映画化もされた作品「ビリギャル」も生まれた(STORY.JPは2017年7月に事業譲渡)。仮想通貨取引所は2014年11月に開業し、2017年3月に現在の社名に変更している。

主力事業を転換した後の成長は目覚ましかったが、その戦略には勇み足を指摘する声は少なくなかった。

問題視されているのは、当局による認可の長期化だ。金融庁は2017年4月の改正資金決済法施行を受けて、同9月に仮想通貨交換業者の登録一覧を発表した。第一陣では11社の登録が明らかになり、現時点で16社が登録済みになっている。

16社はいわゆる国のお墨付きをもらっている形だが、業界2強であるはずのコインチェックはいまだここに含まれてない。現在はあくまで「みなし業者」という位置付けだ。

こうした状況について、「顧客の資産を管理する体制が不十分なのではないか」「(成長を追い求めて)取り扱い通貨を増やしすぎたので、マネーロンダリングなどに悪用されている可能性を当局が懸念している」と語る取引所関係者もいた。しかし、1月上旬時点で大塚氏は、「金融庁からの認可は間近だと考えている。手順はもう98%終えている」と語っていた。

目立った外部株主への「配慮」 今回明らかになったのは、派手な広告宣伝で顧客獲得を急ぐ一方、コインチェックが肝心のセキュリティ対策をおざなりにしていたという点だ。顧客の仮想通貨を管理するための秘密鍵は盗難を避けるために、基本的にインターネットと切り離しておくことが望ましいが、それが不十分だった。

また、ある人からある人に送金する際に複数の署名を必要とするマルチ・シグニチャというという仕組みも、ビットコインには適用していたがNEMには導入していなかった。

会見の中で和田氏、大塚氏は共に今後の対応や具体的な資産規模、財務状況などについて明言を避け、「株主と相談して今後の対応を決めたい」と繰り返した。和田氏と大塚氏で株の過半を持っているが、外部株主(インキュベイトファンド、ANRI、WiL)に対する過剰なまでの配慮が目立った。インキュベイトファンドでゼネラルパートナーを務める和田圭祐氏は、コインチェックで取締役も務めている。WiLが運営するファンドには、産業革新機構や大和証券、みずほ銀行、全日本空輸、ソニー、日産自動車など日本の大手企業も数多く出資している。

大塚氏は、東洋経済の取材に対し「昨年までは(ビットフライヤーに次いで)ナンバー2だったが、今はナンバー1の会社として、王者として、議員やメディアとの定期的な勉強会などを通じ、業界を健全に発展させていく責務がある」とも語っていた。

そんな中で起きた大規模トラブル。ある取引所幹部は「これから世界的に規制強化の動きに拍車がかかり、金融庁の監督、審査は確実に厳しくなるだろう」と漏らす。日本が主導するはずだった仮想通貨市場の発展に向けて、今回の一件が暗い影を落とすことは間違いない。
参照元:580億円消失、コインチェックの「問題姿勢」
2018年1月27日 15時30分 東洋経済オンライン

仮想通貨流出コインチェック 公式サイトから出川哲朗のCM画像・動画削除
2018年1月28日 15:05 スポニチ Sponichi Annex

 不正アクセスにより約580億円分の仮想通貨「NEM(ネム)」が流出した仮想通貨取引所の運営大手コインチェック(東京) の公式サイトから28日、CMに起用したタレント・出川哲朗(53)の画像と動画が削除された。

 出川は昨年12月に始まった新CM「兄さん知らないんだ」編に出演。双子の兄弟役に初挑戦し、弟「やっぱ知らないんだあ!」 、兄「兄さんが知らないはずないだろ」、弟「じゃあ教えてよ!なんでビットコインはコインチェックがいいんだよ!」と、やり取 りを展開していた。

 兄弟がイスに座る画像がトップページに大きく掲載。「CM放送中!!」として30秒バージョンの動画も配信されていたが、こ の日、ともに削除された。
参照元:仮想通貨流出コインチェック 公式サイトから出川哲朗のCM画像・動画削除
2018年1月28日 15:05 スポニチ Sponichi Annex

【20:15更新】コインチェック流出疑惑、本社前には1億円預ける30歳一般人の姿
BUSINESS INSIDER JAPAN 小島寛明,西山 里緒 2018/01/26 18:10

・金融庁はBusiness Insider Japanの取材に対して、「現在、コインチェックと連絡を取り合いながら、根本原因を含めて原因の究明に努めている」としている

・仮想通貨の取引所は、仮想通貨交換業者として金融庁への登録が義務づけられている

・コインチェック社は現在、業者としての登録について申請中となっており、「みなし仮想通貨交換業者」として運営されている

・関係者によると、多額の仮想通貨が流出した可能性が高いとみられる(更新)

大手仮想通貨取引所コインチェックで仮想通貨の現金化などをめぐり、騒動が起こっている。当初は仮想通貨「NEM」の入金制限から始まったが、その後NEMの売買や出金が一時停止になり、現在は日本円も含め取り扱い「通貨」すべての出金を一時停止する事態になっている。

これがシステム上のトラブルによるものか、何らかの悪意ある攻撃などによるものかは明らかになっていない。編集部からコインチェック側には事実関係を確認中。

(関連記事:ビットコイン取引所「コインチェック」27歳創業社長の素顔。いかにして日本最大級になったのか)

渋谷のコインチェックが入居するビルでは

コインチェックのオフィスが入る渋谷駅近くのビルの前には10人ほどが集まっていた。報道陣のほか個人投資家なのか、手ぶらで来ているグループもいた。オフィスのある3Fを訪れ、中から出てきた人にコメントを求めると「公式発表をお待ちください」を繰り返すのみ。

しばらくオフィス前にいると、一度ドアが開いたが、また閉じられてしまった。待っていると再びドアが開いて「あ、まだいる」。バタンとドアを閉められた。中からはドッと笑い声が響いた。

コインチェックの入居するビルの1Fに駆けつけた都内に住む団体職員のAさん(30)は、26日の17時ごろ、回転寿し店で弟と食事をしていた際に、ヤフーのリアルタイム検索で騒ぎが起こっていることに気づいた。

ネットで出回った画像を見て「これはNEMが不正送金されているのでは?」と心配になり、弟の車に乗って、コインチェックのオフィスが入っているビルまでやって来た。

Aさんは2017年3月にコインチェックに口座を開設、貯金約250万円を仮想通貨の一つであるリップルにつぎ込んだ。取材時に見せてもらった仮想通貨の口座残高は、1月26日現在で総資産1億5000万円相当にもなっていた。

「シャレになりません。暴れたいくらいの気持ちですが、暴れたらただのアホですからね。でも本当にキツいです」と語った。

コインチェックの出金停止騒動の時系列は以下の通り。いずれも、公式ブログの日付を元にまとめた。

1月26日 12時7分:「【重要】NEMの入金について(随時更新)」と題されたブログ記事が公開。同記事内で「現在、NEMの入金について制限をさせていただいております。入金を行いました場合、残高に反映がされませんため、入金を行わないようお願い申し上げます。」と発表された。同じ頃、同内容がTwitterとメールでも通知された。

1月26日 12時38分:NEMの売買についても一時停止が発表。同じ頃、同内容がTwitterでも発表された。

1月26日 12時52分:NEMの出金についても一時停止が発表。同じ頃、Twitter上で「現在、NEMの入金、出金、売買を停止しております。」とツイートされた。

1月26日 16時33分:「現在、JPYを含め、取り扱い通貨全ての出金を一時停止しております。大変ご迷惑をおかけしてりますが、ご了承くださいますようお願い申し上げます。」と発表。

1月26日 17時23分:ビットコイン以外のオルトコインの売買も一時停止に。

この騒動の原因についてコインチェックは明らかにしておらず、「原因や詳細など、判明次第早急にお知らせ致します」と公式サイト上で発表している。

トラブルの現状と原因についてコインチェック広報に問い合わせたが、1月26日17時半時点で回答は得られていない。

一方、Twitter上では理由について様々な憶測が飛び交い、混乱が続いている。

※本記事は、情報が集まり次第、現地から順次アップデートしていきます。

(文・西山里緒、小島寛明)
参照元:【20:15更新】コインチェック流出疑惑、本社前には1億円預ける30歳一般人の姿
BUSINESS INSIDER JAPAN 小島寛明,西山 里緒 2018/01/26 18:10

金融庁 コインチェックに業務改善命令
1月29日 17時36分 NHK NEWS WEB

インターネット上の仮想通貨を取り扱う国内の大手取引所 コインチェックから580億円相当の仮想通貨が流出した問題で、金融庁は、会社のセキュリティー対策が不十分で経営管理の体制に問題があるとして、コインチェックに業務改善命令を出しました。

仮想通貨の大手取引所 コインチェックは、今月26日、不正なアクセスを受け、およそ26万人の顧客が預けていた「NEM」と呼ばれる仮想通貨、580億円分が流出しました。会社は、被害を受けた顧客に自己資金で補償する方針を示すとともに、NEM以外の仮想通貨についても売買を停止するなどして、原因の究明を進めていますが、補償やサービス再開の時期はめどが立っていません。

このため金融庁はコインチェックから聞き取りを行い、その結果、不正なアクセスに対するセキュリティー対策や顧客への対応が不十分など、経営管理の体制に問題があることが明らかになりました。

このため金融庁は29日、コインチェックに対し、法律に基づく業務改善命令を出し、根本的な原因究明や経営責任の明確化、そして、外部の専門家からセキュリティー面のチェックを受けるなどして再発防止を徹底するよう求めました。また、被害を受けた顧客への返金を確実に行うとともに新たな顧客は再発防止のめどが立つまで受け入れないよう命じました。

さらに金融庁は、改善命令を受けた対応策について来月13日までに報告するよう求め、今後、コインチェックへの立ち入り検査も検討するとしています。

金融庁は、今回の問題を受けて仮想通貨を取り扱うすべての取引所に対し、セキュリティー対策を早急に自主点検するよう指示していて、今後、各取引所の取り組みを緊急に調査するなどして、利用者の保護を徹底していきたいとしています。

金融庁から業務改善命令を受けたことについて、コインチェックはコメントを発表し、「今回の措置を厳粛かつ真摯(しんし)に受け止め、深く反省する」としたうえで、原因の究明や顧客の保護、そして、セキュリティーの強化など再発防止策の策定を早期に進めるとしました。

官房長官「必要な対応 早急に検討」

菅官房長官は午前の記者会見で、「金融庁からは、コインチェック社が顧客への返金を含め顧客対応に最大限対処するという報告を受けている。金融庁より顧客保護を含めた業務改善命令の発出がなされると承知しているが、法令や契約に基づく適切な対応がコインチェック社においてなされるよう、金融庁で監督されると思う」と述べました。

そのうえで、菅官房長官は、記者団が「この事件をきっかけに、政府は規制の強化に動くのか」と質問したのに対し、「政府としては今回の事件の原因究明、そして、必要な対応を講じたうえで、関係省庁で、さらにどのような対応が必要になってくるのかを早急に検討させたい」と述べました。

金融担当相「管理に対する常識に欠ける」

麻生副総理兼金融担当大臣は、衆議院予算委員会で、「今後とも立ち入り検査の実施を含めて、必要な行政措置を行う。業務改善命令の内容については今はお答えできる段階にない」と述べました。

また、麻生副総理は、コインチェックが仮想通貨を外部のネットワークにつながった状態で保管していたことについて、「明らかに仮想通貨の管理に対する基本的な知識というか、常識に欠けているかなという感じがする」と述べ、セキュリティー対策が不十分だったという認識を示しました。
参照元:金融庁 コインチェックに業務改善命令
1月29日 17時36分 NHK NEWS WEB

【大炎上】LINE流出! コインチェック社長が出会い系で女探しか / 被害者ブチギレ激怒「こんな時期になぜ」「被害者より自分の下半身が大事」
2018.01.29 (yamashiro) Buzz Plus News

ネムやビットコインなどの仮想通貨取引所コインチェック(Coincheck)が、ハッカーから不正アクセスの被害に遭い、仮想通貨が約580億円も不正送金された件で、非常に物議をかもす出来事が発生した。

・事件直後に出会い系アプリで女探し

コインチェック株式会社代表取締役の和田晃一良氏(27歳)が、出会い系アプリで女探しをしているというのだ。もちろん平常時ならば何の問題もないが、約580億円の不正送金の発覚後、真摯に被害者対応をすべき時に出会い系アプリにログインしていたらしく、多くの人たちが怒りに震えているのである。

・LINEメッセージも流出

この出会い系アプリは登録にFacebookが必要と言われており、本人確認をしてから使用可能となるようだ。

さらに同じ出会い系アプリを使用している女性から「和田晃一良氏本人」であることが指摘されており、LINEメッセージも暴露されていることから、インターネト上では、ほぼ本人であると確定要素として拡散されている。

・長という立場らしからぬ失言

和田晃一良氏は以前から鬼畜な発言をしており、「安全なオフィスの中から外の困ってる人を見るカイジみたいな遊びをしてる」と言ったり、「人が倒れてたけどホームレスのおばさんで心配して損した」と言ったり、社長という立場らしからぬ失言が目立つ人物。

そういうことを踏まえて考えれば、この緊急時に出会い系アプリを使用して女探しをしていてもおかしくはない。事件の影響で強いストレスを感じ、女性のぬくもりで癒やされようと考えたのか。

インターネット上ではこんな時期になぜとの声が出ており、この件に関して仮想通貨取引経験者に意見を聞いたところ「被害者より自分の下半身が大事なのか」と話していた。

・ボディーガード生活

現在、和田晃一良氏はボディーガードをつけて生活しているという。事件発覚後「彼の身に危険が及ぶのではないか」と心配する声も出ているが、出会い系で知り合った女子と会う時もボディーガードを連れて行くのだろうか。女子が刺客の場合もあるため、出会い系アプリの使用が事実であれば責任ある行動をとってほしいものだ。
参照元:【大炎上】LINE流出! コインチェック社長が出会い系で女探しか / 被害者ブチギレ激怒「こんな時期になぜ」「被害者より自分の下半身が大事」
2018.01.29 (yamashiro) Buzz Plus News

【大炎上】コインチェック社長の裏の顔が極悪すぎて返金は絶望的「人が倒れてたけどホームレスのおばさんで心配して損した」
2018.01.27 (Another Writer) Buzz Plus News

ビットコインなどの仮想通貨取引所コインチェック(Coincheck)が不正アクセスの被害に遭い、仮想通貨が約580億円も不正送金された件が炎上している。ずさんなセキュリティ体制が生んだ、起きるべくして起きたトラブルだからである。

・利用者が資金を引き出せない状況

コインチェックは不正送金の影響で、入金、出金、売買を停止。利用者が資金を引き出せない状況が続き、コインチェック本社前で「金返せ!」と怒る人まで出現しているが、ここにきて新たな事実が判明した。

・問題のある発言だらけ

コインチェック株式会社代表取締役の和田晃一良氏(27歳)が、インターネット上でかなり問題のある発言を多々しており、企業のトップに立つ者として、そしてひとりの人間として鬼畜すぎると物議をかもしているのである。

・問題発言で炎上中

和田晃一良社長は自身の公式Twitterで「安全なオフィスの中から外の困ってる人を見るカイジみたいな遊びをしてる」と発言し、炎上しているが、さらに酷いコメントを書き込みしていたことが判明した。そのコメントは以下の通り。

・和田晃一良社長のコメント

「道玄坂で人が倒れてると思ったらホームレスおばさんだった…心配して損した」

・インターネット上の反応

「でも企業のトップの器じゃねぇよあんたは」
「和田がホームレスになり、ホームレスの気持ちを体験してみろ!」
「よくこれで代表できるな。はやく金返せよ」
「ああ、こういう発言できちゃう人だったかぁ」
「まじかよ。復活できてもコインチェックは使わない」
「貴方は人の上には立ってはいけない人です」
「クソやなぁ~。親の顔が見たいわ」
「これはひどい発言だ」

・人の上に立つ者としてありえない

和田晃一良社長のコメントに多くの人たちが不快感をあらわにしており、人の上に立つ者としてありえないと感じていることがわかる。そう思われても仕方がない発言だ。

・鬼畜すぎる発言

あまりにも鬼畜すぎる発言をする和田晃一良社長。一部からは「こんな社長ではコインチェック被害者に返金なんてしないはず」「返金は絶望的」との声が出ている。確かに、こんな発言をする社長では560億円の損失をフォローできまい。

現在、コインチェック被害者として美人アイドルや漫画家などが声を上げており、それもまた物議をかもしている。
参照元:【大炎上】コインチェック社長の裏の顔が極悪すぎて返金は絶望的「人が倒れてたけどホームレスのおばさんで心配して損した」
2018.01.27 (Another Writer) Buzz Plus News

【炎上】コインチェックが身内だけに出金許可か / 特別に出金させてもらった人がネットで暴露
2018.01.29 (yamashiro) Buzz Plus News

ネムやビットコインなどの仮想通貨取引所「コインチェック」(Coincheck)が、悪質なハッカーから不正アクセスの被害に遭い、仮想通貨のネムが約580億円分も不正送金された件は、いまだに炎上し続けている。コインチェック社長は身の安全を守るためボディーガードまで雇っている状態である。

・出金できず利用者から怒りの声

事件発覚後、コインチェックは売買、入金、出金を完全停止しており、コインチェックに日本円を預けている人たちは出金することができず、怒りの声が噴出しているが、ここにきてとんでもない情報が入ってきた。

・特別に出金許可か

コインチェック関係者が知人にだけ特別に出金許可を出し、その人だけ日本円を救済できたというのである。もしそれが事実であれば、他の救済されていない利用者から怒りの声が噴出するのは避けられない。

・出金させてもらったと暴露

コインチェック関係者から出金させてもらったと暴露したのは、Twitterユーザーのハンドルネーム「アキ」( @aki_aki191900 )さん。社会人4年目の22歳で、バイクと飲み会が好きな、いたって普通の男性に思える。彼は出金させてもらったことに対して以下のようにコメントしている。

・アキさんのTwitterコメント

「コインチェックの関係者と関わりがあってよかったわ笑 一昨日、なんとか出金できた。30万円は捨てたけどまあしゃーない! コインチェックで小遣い稼ぎしてた人達ドンマイだねー笑 仮想通貨の集客してる人もこれで一気に需要が無くなっちゃいましたねーw これだから面白いw」

・その後発言を削除

もしアキさんの発言が事実なら、かなり大きな問題となる。コインチェックが身内にだけ優遇し、資産を守る抜け道を用意したことになるからだ。アキさんはその後発言を削除し、この件に関して沈黙したまま。嘘であれば営業妨害で重い罪に問われるが、真偽は不明だ。

いま現在、コインチェック社長が事件発覚後に出会い系サイトにログインしている疑惑が浮上し、さらに数多くの失言が強く批判されている。
参照元:【炎上】コインチェックが身内だけに出金許可か / 特別に出金させてもらった人がネットで暴露
2018.01.29 (yamashiro) Buzz Plus News

【炎上】コインチェック事件の対応にブチギレ激怒 / 返金するが出金できない状態継続「出金できるとは言ってない」
2018.01.28 (yamashiro) Buzz Plus News

ビットコインなどの仮想通貨取引所コインチェック(Coincheck)が不正アクセスの被害に遭い、仮想通貨「ネム」が約580億円分も不正送金された騒動。コインチェックが自己資金でネム盗難被害者に返金することが発表されたが、実はこの発表には大きな落とし穴があり、利用者から怒りの声が出ている。

・コインチェック口座に返金するだけ

ネムは日本円で利用者の口座に返金されるが、出金はできないのである。そう、あくまでコインチェック口座に返金するだけであり、コインチェック口座から銀行などに出金不可能なのである。また、返金時期も発表されておらず、出金はまだまだ先の話になりそうである。

・倒産する可能性も捨てきれない

多くの人たちが「とにかく出金したい」と考えている。それもそのはず、本当に返金してくれるのか不明なうえ、倒産する可能性も捨てきれず、さらに「改めて盗まれたりエラーが発生する可能性」があるからだ。

580億円もの仮想通貨をゴッソリと盗まれたのだから、そのような不安が生まれるのは当然である。

・出金できないことを大々的に報じず

コインチェックや多くのマスコミは返金できることは報じていても、出金できないことを大々的に報じておらず、なんらかの見えない力が働いている可能性がある。利用者のひとりは「出金できるとは言ってない。そのあたりも詳しく話すべきなのに不安しかない」と語っていた。少しでも早く出金できるようになることを切に願う。

・この先生きのこれるのか?

現在、コインチェック株式会社代表取締役の和田晃一良氏(27歳)は「鬼畜すぎるコメント」のため炎上しており、さらにCMに出演した出川哲郎は過去最高の注目を得ている。この先生きのこることはできるのか? いま世界中からコインチェックに注目が集まっている。
参照元:【炎上】コインチェック事件の対応にブチギレ激怒 / 返金するが出金できない状態継続「出金できるとは言ってない」
2018.01.28 (yamashiro) Buzz Plus News



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iPS論文で不正認定・山中伸弥教授の試練



京都大学のiPS細胞研究所で、論文の不正が発覚し、iPS細胞産みの親で同研究所の所長を務める山中伸弥教授の監督責任が問われている。


iPS論文で不正認定=助教が改ざん、処分へ-京大
2018/01/22-20:29 時事ドットコム

京都大学は22日、同大iPS細胞研究所の山水康平特定拠点助教(36)らが執筆した人工多能性幹細胞(iPS細胞)に関する論文で不正が見つかったと発表した。論文の図が捏造(ねつぞう)・改ざんされており、京大は掲載した出版社に論文の撤回を申請した。山水助教のほか、所長を務める山中伸弥教授らの監督責任を問い、懲戒処分を検討する。

 不正があったのは、人のiPS細胞から脳の血管の細胞を作製したとする論文。山水助教が責任者を務め、昨年2月に米科学誌ステム・セルリポーツ電子版に発表した。

 京大によると、論文の根拠データに改ざんの疑いがあるとの情報がiPS細胞研究所に寄せられた。同研究所で論文内容の再現を試みたができなかったため、京大は昨年9月に調査委員会を設置して調べていた。

調査の結果、論文の根幹をなすデータについて、主要な図6枚すべてと補足図6枚中5枚に捏造と改ざんを確認。「重要なポイントで有利な方向に操作されており、結論に大きな影響を与えている」と認定した。

 山水助教は調査に対し、「論文の見栄えを良くしたかった」と話したという。測定結果の解析や図の作成は山水助教が担当しており、京大と早稲田大の共著者10人に不正は確認されなかった。

 同研究所で論文に不正が見つかったのは初めて。iPS細胞の開発者でノーベル医学生理学賞を受賞した山中教授は「所長として非常に強い後悔、反省をしている」と陳謝。自身の処分に関して「一番重い辞任も含め、検討したい」と述べた。再発防止策として実験ノートの3カ月に1度の点検など、取り組みを強化するという。


私は以前、山中伸弥教授のラグナを乙女座ラグナに修正した。




(乙女座ラグナに修正したロジックについては以前の記事で説明しているため、今回は省略)


そして、今回の事件が、乙女座ラグナで説明できることを改めて確認した。


また今回、改めて、ナヴァムシャ(D9)のラグナやダシャムシャ(D10)のラグナを再度、検討し直した。


以下がその検証内容である。


まず、現在、土星が射手座を木星が天秤座をトランジットし、山中教授の6室水瓶座と10室双子座にダブルトランジットが生じている。


6室は告発を受けたり、批判されるハウスであり、10室は公の場に立たされて注目を浴びるハウスである。


そして、10室には3、8室支配の火星が在住している為、8室の支配星に対して、ダブルトランジットが生じている。


8室と10室に同時にダブルトランジットが形成されているが、8室はスキャンダルを表わすハウスである。


従って、現在の状況をトランジットはよく表している。


ヴィムショッタリダシャーは、現在、水星/月期で、マハダシャーの水星は6室支配の逆行する土星からアスペクトされており、アンタルダシャーの月は11室の支配星で、同じく6室支配の土星からアスペクトされている。


土星は5、6室支配で5室に在住しており、5-6の絡みが生じているが、これは弟子、教え子(5室)からの障害(6室)を表す配置である。


弟子、教え子(5室)のした行為で批判を受けた(6室)ことを表している。


今回の論文不正事件は、iPS細胞研究所の山水康平特定拠点助教授によるもので、言わば、山中教授の弟子、または教え子の立場の人物である。


従って、この5、6室支配の土星が5室に在住している配置が、「不正を働く弟子」という象意を表している。


因みに山水康平特定拠点助教授は部下ではないかという考え方も成り立つが、こうした学問の研究機関で共同研究する上司と部下というものは限りなく5-9の師弟関係に近い間柄である。


5-9の人間関係というものは、本来、自由な関係性を意味している。


自発的に教えたり、教えを受けたりする関係性である。


然し、5室の支配星が同時に6室の支配星でもあったということは、山中教授からの指令を受けて、研究に従事するという部下の側面もあったと思われる。


つまり、6-8の雇用関係的な意味合いがあったということである。


部下というものは、強制力のあるプレッシャーをかけられている為、上司の目を盗んで不正を働くということがしばしば起こるものである。


この5、6室支配の土星の働きが重要であり、これがダシャーの支配星に絡んでいる時に初めて、この時期にこうした経験をすると解釈できるのである。




因みにこの不正事件が起こった現在のプラティアンタルダシャーは土星期であり、プラティアンタルダシャーは具体的な出来事を特定する為に重要である。


従って、現在、水星/月/土星期であったということで納得することができる。


山中教授が乙女座ラグナである証拠として重要なのが、マハダシャー木星期に柔道で10回以上、骨折したという事実である。


身体(肉体)に何か変化が起こる場合、必ず、ラグナ又は、ラグナロードに何らかの影響が想定されるのである。


その観点で考えると、乙女座ラグナの場合にラグナとラグナロードの水星に3、8室支配の火星と6室支配の逆行の土星からのアスペクトを確認することが出来る。


3、8室支配の火星は10室に在住し、3室はスポーツのハウスであり、火星は格闘技系のスポーツを表している。


8室は競技を中断せざるを得ない骨折などの致命傷を表わしている。


その火星がラグナとラグナロードにアスペクトしている為、実際に身体に骨折という怪我を負ったのである。


更に6室支配の逆行の土星もラグナにアスペクトしている為、身体の表示体(1室、1室の支配星)が激しく傷ついている。


因みにこの10回の骨折はマハダシャー木星期に生じているが、木星は7室支配のマラカであり、6室(病気、怪我)に在住している。


木星は3、8室支配の火星からはアスペクトされていないが、火星に一方的にアスペクトしている。


この場合、木星のアスペクト先に在住する惑星のPACの象意も顕現するのである。(この観点が非常に重要である)


従って、マハダシャー木星期に3、8室支配の火星の象意が顕現し、その結果として、ラグナやラグナロードが傷つき、10回にも及ぶ骨折をすることになったのである。


他に山中教授が乙女座ラグナである理由として、2006年8月25日の土星/ラーフ期にiPS細胞の作成に成功している。


iPS細胞の開発

2006年(平成18年)8月25日の米学術雑誌セルに京都大学再生医科学研究所教授である山中と特任助手だった高橋和利(現、講師)らによる論文が発表された。論文によると山中らはマウスの胚性繊維芽細胞に4つの因子 (Oct3/4, Sox2, c-Myc, Klf4) を導入することで ES細胞のように分化多能性を持つマウス人工多能性幹細胞(iPS細胞:induced pluripotent stem cell)を作成した。この作成には、高橋和利と共に山中伸弥研究室の第一期の博士号取得者であった徳澤佳美が奈良先端科学技術大学院大学において山中伸弥の下で作成していたFbx15ノックインマウスの存在が、同じく徳澤佳美が見つけていたKlf4の知見と共に重要であったと山中伸弥は回顧している。

2007年(平成19年)11月21日、山中のチームはさらに研究を進め、人間の大人の皮膚に4種類の発癌遺伝子などの遺伝子を導入するだけで、ES細胞に似たヒト人工多能性幹 (iPS) 細胞を生成する技術を開発、論文として科学誌セルに発表し、世界的な注目を集めた。

また同日、世界で初めてヒト受精卵から ES細胞を作成したウィスコンシン大学教授のジェームズ・トムソン(英語版)も、山中のマウスiPS細胞生成の研究成果を基に、人間の皮膚に発癌遺伝子などの4種類の遺伝子を導入する方法でヒトiPS細胞を作製する論文を発表した。

(wikipedia 山中伸弥より引用抜粋)


乙女座ラグナであれば、マハダシャーの土星は5室の支配星で5室の定座に在住している。


アンタルダシャーのラーフは5-11室の軸に在住し、5室に絡んでいる。


従って、このタイミングでiPS細胞を作成した(創造、創造物:5室)ことが分かる。


この業績により2012年10月8日にノーベル生理学・医学賞を受賞しているが、この時のダシャーが水星/ケートゥ/ケートゥ期である。


マハダシャーの水星は1、10室支配でラグナでバドラヨーガを形成し、アンタルダシャー、プラティアンタルダシャーのケートゥは5-11室の軸に在住し、5室で強い5室の支配星とコンジャンクションしている。


ディスポジターの土星は5室支配で11室にアスペクトしている。


11室に在住するラーフはプシュヤに在住し、土星のナクシャトラに在住しているが、そのラーフに土星がアスペクトして、ラーフを強化している。


また5室のケートゥ及び、土星はシュラヴァナに在住しているが、シュラヴァナの支配星は月であり、月は11室の支配星で、2、9室支配の金星とコンジャンクションして、2-11、9-11のダナヨーガを形成している。


以下の数点を考慮して、11室が強いことが分かる。


・5室支配で自室に在住する土星が強く、11室にアスペクトしている


・11室に在住するラーフは、土星のナクシャトラに在住し、5室支配の強い土星からアスペクトされている


・11室支配の月は2、9室支配でムーラトリコーナに在住する強い金星と2-11、9-11のダナヨーガを形成している


・月から見た11室支配の太陽は11室の自室に在住している



因みに山中教授は、高校2年で妻の知佳夫人と出会い、1982年(20歳)で結婚しているが、出会った時のダシャーが木星/水星期で、結婚したのが木星/ケートゥ期付近である。


1982年1月1日の時点で、木星は2室天秤座をトランジットし、7室支配の木星にアスペクトし、土星はラグナをトランジットして、7室にアスペクトしている。


従って、ダブルトランジットが招じている。


その後、1982年10月6日の時点で、土星は天秤座に移動し、2室と8室にダブルトランジットを形成している。


従って、1982年に結婚し、直後に結婚生活に移行したことが推測される。


2012年10月8日にノーベル生理学・医学賞を受賞した時、土星は2室天秤座をトランジットし、11室支配の月にコンジャンクションし、木星は牡牛座9室で逆行して、11室支配の月にアスペクトしていた。


従って、11室にダブルトランジットしている。


ダシャーは、上述したように水星/ケートゥ/ケートゥ期である。


トランジットから見て、出生図のラグナは乙女座ラグナで正しそうである。


問題は、ナヴァムシャ(D9)とダシャムシャ(D10)のラグナであるが、出会ったのが木星/水星期で、結婚したのが木星/ケートゥ期であることから、マハダシャーの木星は1室や7室に位置しているか、1室の支配星か7室の支配星である可能性が高いが、その観点で、魚座ラグナ、水瓶座ラグナ、双子座ラグナ、獅子座ラグナ、乙女座ラグナに設定することが可能である。




ナヴァムシャのラグナの取り得る範囲は、山羊座から乙女座までの9つである。


そのうち、1室や7室に位置しているか、1室の支配星か7室の支配星になるのは、魚座ラグナ、水瓶座ラグナ、双子座ラグナ、獅子座ラグナ、乙女座ラグナである。




このそれぞれにラグナを設定した場合、ダシャムシャ(D10)のラグナは以下のように変化する。


ナヴァムシャが水瓶座ラグナの場合は、ダシャムシャのラグナは、双子座または蟹座になり、土星はラグナから見て、8室又は、7室に在住している。


ナヴァムシャが魚座ラグナの場合は、ダシャムシャのラグナは、蟹座または獅子座となり、土星はラグナから見て、7室又は、6室に在住している。


ナヴァムシャが双子座ラグナの場合は、ダシャムシャのラグナは、天秤座または蠍座となり、土星はラグナから見て、4室又は、3室に在住している。


ナヴァムシャが獅子座ラグナの場合は、ダシャムシャのラグナは、射手座または山羊座となり、土星はラグナから見て、2室又は、1室に在住している。


ナヴァムシャが乙女座ラグナの場合は、ダシャムシャのラグナは、山羊座または水瓶座となり、土星はラグナから見て、1室又は、12室に在住している。


山中教授は、マハダシャー土星期にiPS細胞の作成に成功したため、この時期はキャリア上、最も良い仕事をした時期である。


従って、結婚のタイミングをナヴァムシャ上で満たした上で、土星はダシャムシャにおいて、トリコーナやケンドラなどで強い配置になければならないという観点から、1室または4室に在住している可能性が高いのである。


土星が7室に在住していると考えると、土星は、7、8室支配で7室に在住していることから、8室の支配星が絡んできてしまう為、ダシャムシャのラグナが蟹座という線は排除される。


従って、ダシャムシャのラグナが、天秤座で、4、5室支配の土星が4室に在住しているケースか、ダシャムシャのラグナが、山羊座でラグナに土星が在住しているケースが考えられるのである。


然し、ダシャムシャのラグナが天秤座と考えると、ナヴァムシャのラグナは双子座になるが、ラグナから見て5室支配の金星が6室でラーフとコンジャンクションする配置が、医学・生理学の才能を表しているとは考えにくいのである。


ナヴァムシャのラグナが獅子座だとすると、5室支配の木星が水瓶座に在住し、4、9室支配のヨーガカラカの火星とコンジャンクションし、火星は、6、7室支配で9室で減衰する土星と星座交換する為、5室支配の木星が、テクニカルプラネットである火星、土星と絡み、木星は生物(living being)を表わす為、理系(土星、火星)の高度な技術を駆使した生物学の分野という分野に対する才能という解釈になる。


もしナヴァムシャのラグナが乙女座だとすれば、5、6室支配の土星が8室で減衰しており、3、8室支配の火星と星座交換している。


この場合、5室にあわせて6-8の絡みがあり、有能な配置とは思えない配置である。


従って、ナヴァムシャのラグナは獅子座であると考えることが出来る。




そうすると、知佳夫人と出会った木星/水星期は、木星は7室に在住し、水星はケンドラの10室に在住している。


そして、結婚した木星/ケートゥ期は、木星が7室に在住し、ケートゥもケンドラの10室に在住し、ディスポジターの金星は4室に在住している。


従って、結婚のタイミングとして納得できる。




そして、ダシャムシャ(D10)のラグナは、山羊座になり、山羊座には、ラグナ、月、太陽から見て、ラグナロードでラグナで自室に在住する強いパンチャマハープルシャ・シャシャヨーガの土星となる。


このダシャムシャのラグナに在住するマハダシャー土星期にキャリア上の最高のパフォーマンスを発揮したと考えることが可能である。


従って、種々検討の結果、出生図のラグナは乙女座ラグナ、ナヴァムシャのラグナは獅子座ラグナ、ダシャムシャのラグナは山羊座ラグナである可能性が高いと考えられる。


山中教授の受賞歴を見ると、2004年~2013年にかけて、受賞をしており、特に2008年に多くの受賞をしている。



受賞歴

第10回 2004年度(平成16年度) ゴールド・メダル「東京テクノ・フォーラム21賞」:「初期胚の分化や腫瘍形成を調節する因子の発見と再生医療への応用」
第3回(平成18年度) 日本学術振興会賞:「細胞の核を初期化する遺伝子の解析と多分化能を持つ幹細胞の樹立」
第25回(平成19年度) 大阪科学賞:「細胞核を初期化する遺伝子の同定と多能性幹細胞の樹立」
2007年(平成19年度) 朝日賞「万能細胞作製に関する新手法の開発と実証」
2007年(平成19年度) 井上学術賞
2007年度 マイエンブルク賞:Meyenburg Award 2007 [Meyenburg Foundation / German Cancer Research Center (DKFZ)]
2008年度 ロベルト・コッホ賞
2008年(平成20年度) 科学技術特別賞
2008年度 ショウ賞(生命科学・医学部門):人工多能性幹細胞(iPS細胞)の研究
2008年(平成20年度) 上原賞(多能性幹細胞の維持と誘導に対し)
2008年(平成20年度) 山崎貞一賞(多能性幹細胞の維持と誘導)
2008年(平成20年度) 島津賞(人工多能性幹細胞による生体反応予想に対し:日本生化学会推薦)
2008年(平成20年度) 武田医学賞(多能性幹細胞の維持と誘導)
2008年(平成20年) 中日文化賞受賞
2008年 マスリー賞
2008年 ローゼンスティール賞
2009年 ガードナー国際賞
2009年 アルバート・ラスカー基礎医学研究賞(ジョン・ガードンとの共同受賞)
2010年 恩賜賞・日本学士院賞
2010年 発生生物学マーチ・オブ・ダイムズ賞
2010年 トムソン・ロイター引用栄誉賞
2010年 京都賞先端技術部門
2010年 バルザン賞
2011年 ウルフ賞医学部門:「人工多能性幹細胞(iPS細胞)研究への革新的な貢献」(ルドルフ・イエーニッシュとの共同受賞)
2011年 キング・ファイサル国際賞
2011年 オールバニ・メディカルセンター賞
2012年 ミレニアム技術賞
2012年(平成24年) ノーベル生理学・医学賞(ジョン・ガードンとの共同受賞)
2013年 生命科学ブレイクスルー賞 (Breakthrough Prize in Life Sciences)

栄誉

2008年(平成20年度) 紫綬褒章
2010年 文化功労者
2011年 米国科学アカデミー外国人会員
2012年 文化勲章

選出歴

2008年 The 2008 TIME 100 – The World’s Most Influential People (世界で最も影響力のある100人)

(wikipedia 山中伸弥より引用抜粋)


ダシャーで言えば、以下の時期である。


2003年11月~2004年12月 土星/火星
2004年12月~2007年10月 土星/ラーフ
2007年10月~2010年05月 土星/木星
2010年05月~2012年09月 水星/水星
2012年09月~2013年09月 水星/ケートゥ
2013年09月~2016年07月 水星/金星


これは2008年は土星/木星期に該当し、マハダシャーの土星とアンタルダシャーの木星が絡んでおり、アンタルダシャーの木星が土星の星座に在住していた為にマハダシャーの土星の象意が強く顕現し、11室に強力なアスペクトをした結果、受賞したと考えられる。


以上、山中伸弥教授のラグナの検証、そして、分割図の検証は、非常に込み入ってしまい、難しいものになってしまった。


山中教授のケースは、分割図に関しては、更に検討が必要である。


山中伸弥教授は、現在、水星/月期と考えられ、11室支配の月は、6室支配の土星からアスペクトされている為に現在、批判を受ける時期である。


そして、現在、6室、8室、10室にダブルトランジットが形成されている。


もしこのラグナとダシャーバランスで正しい場合、次のダシャーについては検討の余地がある。



・関連する配置から再び習近平のチャートを検討する


因みに先日、習近平のチャートについて検証したが、習近平は、乙女座ラグナで、ラグナロードの水星が10室に在住して、3、8室支配の火星とコンジャンクションし、6室支配の土星からアスペクトされている。




またラグナには6室支配の土星が在住し、3、8室支配の火星がラグナにアスペクトしている。


またラグナロードの水星には12室支配の太陽もコンジャンクションしている。


山中伸弥教授が、マハダシャー木星期の時期に柔道で10回も骨折した配置は、ラグナロードに3、8室支配の火星と6室支配の土星が絡んでいるからであると今回、私は考えている。


そして、マハダシャーの木星が3、8室支配の火星にアスペクトしている為にその象意が顕現したと考えている。


習近平は、マハダシャー月期であり、月は3、8室支配の火星にも6室支配の土星にも絡んでいない。


従って、もしこれがマハダシャー火星期になった場合、その違いは強く顕現すると考えられる。


習近平は、月/太陽期に暗殺未遂があり、入院をした訳であるが、それはアンタルダシャーレベルの太陽で、3、8室支配の火星、6室支配の土星と絡んだからである。


従って、マハダシャーレベルの火星期がやって来た場合、習近平に一体、何が起こるのかということである。


既に習近平は9回の暗殺未遂を受けている。


もしマハダシャー火星期になったら、更に政敵による暗殺の企てが激しくなる可能性があるのである。


乙女座ラグナにとって火星はマラカであり、そして、習近平の場合、火星はラグナやラグナロードに絡み、更に2つの凶星(6室の支配星、12室の支配星)の絡みが加わっている。


習近平は2018年7月以降、身体に致命的な損傷を加えられ、それが元で政治的に失脚する可能性が考えられる。


習近平氏 9回目の暗殺未遂にショックを受け一時入院か
2018/1/14 NEWSポストセブン

中国の習近平国家主席が年の瀬の差し迫った昨年12月下旬、人民大会堂での会議が終わった駐車場で専用車両に乗ろうとした際、爆発物が破裂。習氏は腹痛を起こし、そのまま北京市内の中国人民解放軍直属の「中国人民解放軍総医院(略称「301病院」)に緊急搬送されていたことが分かった。今回の病院搬送は極度の緊張が原因との見方もでている。米国を拠点にする中国問題専門の華字ニュースサイト「博聞新聞網」が301病院の関係者から独自に聞いた話として伝えた。

 習氏一行が病院に駆け込んだことで、病院は一時的に閉鎖措置をとられ、他の患者は締め出されるなど、厳重警戒措置が敷かれたという。

 人民大会堂に仕掛けられた爆発物は軍が使用しているものであることや、人民大会堂には一般市民は立ち入ることが禁止されていることから、爆発物は軍幹部によって持ち込まれて設置された可能性が高いとみられている。当日の防犯カメラ映像などがチェックされているほか、軍の警備担当者も個別に事情を聞かれているもようだ。

 中国では昨年、軍最高指導部に当たる中央軍事委員会委員である房峰輝・元中央軍事委連合参謀部長や張陽・中央軍事委政治工作部主任が腐敗容疑で事情聴取を受けたあと、軍の要職を罷免されている。このうち、張氏は自宅で自殺している。このため、爆発物を仕掛けたのは、両者に連なる軍幹部ではないかとみられている。年末から年始にかけて、軍幹部が集中的に事情を聞かれているという。

 習氏の容態だが、過度の緊張状態になり、その影響で胃痛が出たものとされ、深刻な影響はない模様だ。

 しかし、習氏は大事をとって、301病院で、念のために精密検査を受けたほか、疲労をとるために特別病棟に一泊し、翌日の朝食後、退院したという。

 習氏を狙った暗殺未遂事件はこれまでに、少なくとも8回発生していると伝えられており、今回が9回目になるという。

 習氏は政敵や反対派の幹部追い落としのために、反腐敗運動を推進。汚職容疑などで多くの幹部を失脚に追い込んでいる。そのため習氏を狙う者も多く、習氏は一時も気が休まるときもないようだ。このため、精神的には常に緊張状態に置かれており、今回のような突発事件で、体調に異常をきたすことも珍しくないことが想像される。


そして、その暗殺の企ては、習近平の軍政改革、兵員削減などに不満を持つ中国人民解放軍の関係者によって企てられる可能性がある。


それは火星は軍隊の表示体だからである。


2017年12月下旬に起こった暗殺未遂も仕掛けられていた爆発物は軍が使用していたものであり、軍幹部によって設置された可能性が高いと記されている。






(参考資料)



山中伸弥教授、部下の論文捏造で “辞任も視野” にヒヤヒヤするタモリとNHK
2018/1/24 週刊女性PRIM

京都大学iPS細胞研究所の助教の研究論文に、捏造(ねつぞう)や改ざんが認められたことを受け、山中伸弥所長が22日、謝罪会見を開いた。

 一見、芸能界とはまったく無縁のようだが、「NHKが慌てていますよ。うまく収まってほしい、とね」とベテラン放送担当記者が耳打ちする。

 山中教授といえば、2012年にノーベル生理学・医学賞を受賞したとして知られる人物。問題が露見した同研究所の所長を、受賞前から務めている。

「2014年にはNHKスペシャル『人体 ミクロの大冒険』でタレントのタモリとレギュラー出演しました。そのシリーズ第2弾が、現在、放送されているところなんです」

 と前出・放送担当記者。

 人体を新たな角度から見つめなおす画期的な番組で、現在放送中のシリーズは『人体 神秘の巨大ネットワーク』。

 昨年秋に放送されたプロローグから始まり、腎臓、脂肪と筋肉、骨、腸をこれまで取り上げている。

「新聞の投書欄でも好評の声が掲載されるなど快調なんです。山中教授は、タモリとW司会を務めているんです。実際、いい番組だと思いますよ」と前出・放送担当記者も手放しでほめる。

 そんな矢先に発覚した、今回の論文不正問題。

 山中所長は会見で「このような論文不正を防ぐことができず、所長として非常に強く後悔、反省をしております」と事態の重要性に触れ、自身の進退にも言及したのだ。

「生命にかかわる問題ですし、世界中が研究にしのぎを削っている分野。一歩先を行けるかどうかで、後々の医療産業での利権のキャスティングボードを握れるかどうかが変わってくる世界。今のところ、所長の責任を世論が糾弾するところまでいっていませんが、責任問題として辞任もあり得ますね」と民放報道局記者。

 NHKスペシャルは全7週で、2月4日には第5集『“脳”すごいぞ! ひらめきと記憶の正体』の放送が予定されている。

「その後も第6集、第7集の放送が控えていますが、NHKが頭を抱えるのはそこです。万が一、山中教授が所長を引責辞任ということになれば、タモリとのW司会を続けることがいいのか、という声が局内でもささやかれ始めているんです。

 山中教授も気に入っている番組で力を入れていましたが、ことの重大性に鑑み、出演の辞退を申し出ることもあり得る。どちらにしてもNHKには頭の痛い問題です」

 と前出・放送担当記者が続ける。

 引責辞任がいつになるかによってNHKの判断も大いに揺れる、相当大きな論文不正問題なのである。

<取材・文/薮入りうらら>
参照元:山中伸弥教授、部下の論文捏造で “辞任も視野” にヒヤヒヤするタモリとNHK
2018/1/24 週刊女性PRIME

「辞めさせない力もある」山中伸弥氏の進退めぐり“メディアの力”を指摘
2018年1月24日 12時55分 トピックニュース

23日放送の「ひるおび!」(TBS系)で、京都大学・iPS細胞研究所の山中伸弥教授の進退をめぐり、落語家の立川志らくが「メディアは辞めさせない力もある」と指摘した。

番組では、同研究所所属の山水康平特定拠点助教が引き起こした不正行為を取り上げた。

山水助教は2017年3月に論文を発表。「アルツハイマー病などの新薬開発にも役立つ」など、大きな期待を集めていた。しかし、研究所に情報提供があり、調査委員会がチェックした結果、論文の根幹部分に用いられたグラフデータにねつ造と改ざんが確認されたというのだ。山水助教は「論文の見栄えをよくしたかった」と、不正の動機を告白したという。

2012年のノーベル生理学・医学賞受賞者でもある山中教授は22日に記者会見を開き、この不祥事を謝罪した。記者が「(所長の)辞任も含めて検討?」と問いかけるや、「もちろん、すべての可能性を考えております」と明言している。

スタジオでは志らくが、「山中教授がもしお辞めになったとしたら、iPS細胞の研究は本当に白紙に戻りかねないし、人類の損失になりますから」と主張する。また、辞任の可能性を尋ねた記者についても、「『先生、こんなことでお辞めにならないでくださいよ』くらい言えばいいんですよ」と苦言を呈したのだ。

続けて、志らくは「メディアは辞めさせる力はあるけども、辞めさせない力もあるわけですから」と、メディアの持つ意義を指摘するとともに、山中教授の辞任に断固反対していた。
参照元:「辞めさせない力もある」山中伸弥氏の進退めぐり“メディアの力”を指摘
2018年1月24日 12時55分 トピックニュース

「職務果たしたい」…山中所長、続投の意向
1月24日(水)19時27分 読売新聞

京都大iPS細胞研究所で発覚した論文不正問題を受け、山中伸弥・同研究所長は24日、京都市内で開かれた講演会で、「今は所長の職務をしっかり果たしたい」と述べ、所長を辞任せずに不正を防止する体制づくりに取り組む意向を表明した。

 山中所長は論文不正を発表した22日の記者会見で、「所長の進退も含め、責任の取り方を考えたい」と発言。その後、山中所長に対して「辞めないでほしい」などといった応援のメールや電話が同研究所に約200件(24日午前10時半現在)届いており、進退が注目されていた。

 講演会の冒頭、山中所長は論文不正に触れ、「私たちの信用が一夜にして失われてしまった」と謝罪。その上で、「私自身の進退について心配いただいているが、なぜ不正を防げなかったかについての検証や、再発を防止する仕組みを作る必要がある」と所長を続ける意向を示した。
参照元:「職務果たしたい」…山中所長、続投の意向
1月24日(水)19時27分 読売新聞

iPS論文不正 山中伸弥氏の「一心」を失ってはならない
2018.1.24 05:03 産経ニュース

京都大のiPS細胞研究所(山中伸弥所長)で36歳の助教の論文に捏造(ねつぞう)と改竄(かいざん)があったことが明らかになった。

 iPS細胞は、さまざまな臓器や組織の細胞に分化できる万能細胞の一種で、開発者である山中氏は2012年にノーベル医学・生理学賞を受賞している。

 従来の医療では困難な難病の治療に道を開く可能性があり、多くの患者がiPS細胞による再生医療の実現を待ち望んでいる。それだけに、今回の論文不正は極めて残念であり、重く受け止めなければならない。

 STAP細胞の理化学研究所、東京大分子生物学研究所の教授による論文不正など、日本を代表する研究機関で不正が相次ぐなかで、京大でも、それも国民の期待と注目度の高いiPS細胞研究所で同様の不正が起きた。

 同研究所は実験ノートの提出など不正防止の対策を講じていたが、山中氏は「不十分だった。無力感を感じている」と述べた。

 問題の助教は「論文の見栄えを良くしたかった」と説明したという。成果に過度にとらわれる風潮が大学や研究機関に蔓延(まんえん)し、研究者の良心を歪(ゆが)めていると考えなければならない。

 大学や研究機関には当然、再発防止策の強化が求められる。しかし、現代の科学は研究分野が細分化し、対策を強化したとしても完璧なチェック体制を構築するのは困難である。

 研究不正の根を絶つため、そして日本の科学研究が低落傾向から脱するためにも、国は本腰を入れて「行き過ぎた成果主義」の是正に取り組むべきだ。

 山中氏は記者会見で自らの責任について、辞職の可能性も含めて検討するとの意向を述べた。日本の科学のため、多くの難病患者のため、山中氏の所長辞職は責任を全うすることにならない。

 山中氏は「難病の患者を救いたい」という一心で臨床医から研究者に転じ、画期的なiPS細胞を生み出した。

 さまざまな倫理的な課題を乗り越えてiPS細胞を健全な医療技術に育てていくうえで、最も大切なのは山中氏の初心を研究者や医師が共有し、マラソンランナーを励ます沿道の声援のように国民がそれを支えることである。

 今回の問題で、大切な求心力を失ってはならない。
参照元:iPS論文不正 山中伸弥氏の「一心」を失ってはならない
2018.1.24 05:03 産経ニュース

はじめて明かす山中伸弥「ありがとう、お父さん」ノーベル賞受賞の喜びのなかで、涙なしでは読めない父親との思い出
2012/10/23 「週刊現代」2012年10月27日号より

  いまから25年前、58歳で逝去。糖尿病が持病で90kgあった体重が最後には半減。それでも最後まで背中を押してくれた------

 働く背中を見て育った。職人気質に憧れた。あなたのおかげで、医学の道を歩み始めた。人生の紆余曲折、そして掴んだ最高の栄誉、いつも脳裏にはあなたの姿が浮かんだ。父はそれほど、大きかった。

小さな工場の記憶

「本当だったら、中学・高校と育つ中で、僕が(父の)ライバルになるべきだった。ところが、父がどんどん(体調を崩して)、『あと10年生きられるかなあ、伸弥』なんて言うこともあったりして、ライバルという意識はなくなってしまって・・・・・・。その後、僕は研修医になりましたが、(普通の父子とは)少し違う関係だったと思います」

 10月8日、京都大学iPS細胞研究所所長・山中伸弥教授が、ノーベル医学・生理学賞を受賞した。一昨年から「最有力候補」と言われ続けてきた山中教授。ついにやった---日本中が、快哉を叫んだに違いない。

 教授が、誠実ながらもユーモア溢れる人柄の持ち主であり、そして温厚な家庭人でもあることは、連日の報道のとおりである。受賞直後の会見では、彼は真っ先に家族への感謝の思いを口にした。中でもとりわけ印象深かったのが、この言葉ではないだろうか。

「私の義理の父(妻・知佳さんの父親)は医師でして、若い頃、私を留学させるために支えてくれました。しかし、今年早くに亡くなった。義理の父に報告できなかったことは残念ですが、25年以上前に亡くなった本当の父とともに、天国で喜んでくれていると思います」

 冒頭に紹介したのは、その山中教授が今年1月、京都産業大学で同じくノーベル賞受賞者である益川敏英博士とのシンポジウムで語った内容だ。ここで教授は、今は亡き父との思い出を明かしている。

 実は山中教授は、受賞以前にも、父から受けた影響について著書などでたびたび語っていた。

「もともと、研究者に憧れていました。父親が技術者だったので、なんか自分で工夫してやる、というのにすごく憧れていた」(『iPS細胞ができた!』集英社)

「父にもう一度会う前に、是非、iPS細胞の医学応用を実現させたいのです」(『山中伸弥先生に、人生とiPS細胞について聞いてみた』講談社)

 日本を、いや世界を代表する知性の一人として、歴史に大きな足跡を刻んだ山中教授。その心の奥にはいつも、黙々と働く父親の姿があったのだ。知られざる父子の物語を紹介しよう---。

 '62年9月、大阪府東大阪市。小さな工場を営む夫婦が、男の子を授かった。50年後のノーベル賞受賞者、山中教授である。

東大阪といえば、昔も今も工場の町だ。教授の両親が経営していた工場は、いまでは別の会社になっているが、灰色のトタン屋根が並ぶ周囲の風景は、当時と変わっていない。

「工場では5~6人の女性を雇っていましたね。玄関に軽トラックが止まって、荷物を搬出する様子をよく見ましたから、商売は繁盛していたみたいですよ」(当時を知る近隣住民)

 山中教授の父・章三郎さんが経営していたのは、ミシンの部品をつくる工場だった。もともと教授の祖父が部品の特許を取得しており、章三郎さんは事業拡大を目指していた。

銀髪、サングラスの長身

 幼い伸弥少年はいつも、父の仕事場で遊んでいたという。冒頭の講演から引こう。

「当時は僕も工場と同じ建物に住んでいました。

 父親は同志社大学の工学部(註・当時は工業専門学校)卒業なので、物心ついたときには、まわりに機械や設計図があった。そういう環境で育ちましたから、(後に)おのずと理系に進みました。

 父は経営者である一方で、いい職人、技術者でもあった。自分でいつも新しい部品の設計をしたり、削ったりしていましたね。その姿、その背中を見て育ったというのは、まさにそのとおりです。僕も、工場で過ごす時間が長かったですから」

 父である章三郎さんの姿は、伸弥少年の目にはどう映ったのだろうか。

「怖いという印象はなかったですね。ただ、母親はずいぶん苦労したと思います。僕も子ども心に感じていましたが、小さな工場の経営は浮き沈みが激しい。それに、もちろん仕事は一生懸命やっていたけれど、父は麻雀と競馬も大好きでしたから。この2つがなければ、もう少しいい暮らしができたんじゃないかと思うくらいです(笑)。

 僕は麻雀も競馬もしないんですけど、こうした破天荒なところは受け継いでいると思います。そういう意味で、父のことは大好きでした」

 のちに医師から研究者へ転身を遂げ、iPS細胞という前人未到の領域に挑んだ、山中教授の向こう見ずともいえる気質は、きっと章三郎さんから受け継いだものなのだろう。

 時は高度成長期、増える一方の需要に後押しされて、工場の経営は順風満帆だった。そして教授が小学生の頃、一家は奈良の高級住宅地へと移り住む。大阪教育大学附属天王寺中学・高校時代の同級生で、このときご近所に住んでいたという、自民党・世耕弘成参議院議員が当時を振り返る。

「お互いの家が歩いて10分ほどで、駅も同じなので、一緒に電車に乗って学校に通うようになりました。休みの日には、よく遊びましたよ。自転車で近所をうろうろしたり。『あの子いいよね』なんて、女子の話もしていました(笑)。

 彼の家にあがると、お母さんがとても優しくしてくれたのを覚えています。美人で品のいい方でした」

 また、かつて山中家を訪れた友人たちは、ごくたまに顔を見せる章三郎さんの姿が印象深かったと話す。

「当時珍しい180cmほどの長身で、五木寛之さんのような銀髪にサングラスという風貌でした。ダンディなお父さんで通っていましたね」(中高の同級生)

骨髄炎で大量輸血

 中高一貫の名門校へ進んだ山中教授のことを「スーパーマンみたいな奴やと思ってた」と話すのは、現在も教授と交流の深い、同窓の親友・平田修一氏だ。

「部活動の柔道や生徒会活動に遅くまで打ち込んで、帰宅してもあんまり時間はなかっただろうに、成績は優秀で常にトップクラスでした。でも、勉強しているそぶりは傍からは全然見えなかった。集中力がすごいんでしょう」

 中学3年生の頃には、世耕氏が生徒会の会長、山中教授が副会長を務めた。ゆっくりと穏やか、それでいて力強い教授の独特の語り口はもうお馴染みだが、これは生徒会で演説を任されていた当時から変わらない。

「弁が立つというよりは、情熱的で、思いをうまく言葉に乗せられるというタイプでした。何とか相手に伝えようと、熱のこもった話し方をする。最近のインタビューや会見を見ても、昔と印象は変わりません。彼のまっすぐな性格が出ている」(別の同級生)

 後に山中教授は、臨床医から進路変更し大学院に入り直す際の面接試験で「研究がしたいんです! 通してください!」と教官に向かって絶叫し、みごと合格している。後日その教官から「あのとき叫んでいなかったらキミは落ちてたよ」と言われたそうだが、ここぞというときに人の心を動かすコミュニケーション力は、この頃すでに周囲を惹きつけ始めていたようだ。

 現在でもフルマラソンに出場するなど、スポーツマンとしての顔も注目される山中教授。中・高では柔道に打ち込み黒帯を取得しているほか、大学入学後に本格的に始めることとなるラグビーにも、実は高校時代から親しんでいた。ただ、本人も「骨折を10回はしました」と話すとおり、少し鈍臭い一面もあった。

「しょっちゅう怪我をして、学校に救急車が来たら『また山中か』と言われていました(笑)。どこか抜けているところがあって、嫌味がない。それがみんなに好かれる理由だったのかもしれません」(前出・同級生)

 高校時代には友人と〝かぐや姫〟のコピーバンド〝枯山水〟を結成し、ボーカルとギターを担当。まさに「文武両道」を地で行く山中少年を、女の子たちが放っておくはずがない。

「歌と楽器の腕前だけは、大したことなかったですが(笑)、なにせスラッとしていてハンサムですから、女子にはモテましたよ」(世耕議員)

だが山中教授は当時、ノーベル賞受賞翌日の会見でも一緒に姿を見せた妻の知佳さんと、すでに交際を始めていた。以来およそ35年間の長きにわたり、二人は連れ添うこととなる。

「女子は(交際に)気付いてたらしいけど、僕ら男子は部活漬けで気付かなかったんです。高校の修学旅行で集合時間に遅れて、バスに二人で乗ってきた。当然、座っているみんながヒューヒューと冷やかしますよね。彼は『みんな、すまんすまん』と照れていました」(前出・平田氏)

 青春を謳歌する山中少年—しかしこの頃、父・章三郎さんの身体は、急速に病魔に蝕まれていた。

 実は章三郎さんは、山中教授が物心ついたとき、すでに糖尿病を患っていた。教授の最も古い記憶では90・近く、恰幅のよかった章三郎さんだが、糖尿病が悪化し始めてからは体重も40kg台にまで半減してしまった。

 そしてある日、それに追い討ちをかけるような悲しい事件が起きてしまう。

「僕が中学生のとき、ヤスリで金属を削っていたら、金属片が飛んで、父の脚の脛に当たったんです。それがなんと骨の中、骨髄まで食い込んでいったらしく、骨髄炎(感染による骨髄の炎症)になってしまった。

 それで、その小さな金属片を取るために手術をしたのですが、最初は10分で取れますと言われたのが、結局5時間くらいかかりまして。大量の出血があり、輸血をして、それが原因で肝炎になってしまった。その後、肝臓が悪くなっていって・・・・・・。ですから、僕が中学くらいの頃から、父の体調はどんどん悪化していったのです」(前述の講演より)

 若き山中教授の心中がいかばかりだったかは、察するに余りある。

 この頃から章三郎さんは、弱気な発言をするようにもなった。こうした父の病状もあってか、山中教授は、友人たちの前では快活な秀才として振る舞う一方、自らの進むべき道を強く思い定めはじめた。

 医学の道である。

 幼いころから章三郎さんは、山中教授に「お前は商売には向いとらん。理科と算数ができるなら医者になれ」と言い続けてきた。特に肝炎を患ってからは、一層その思いは強まったようだった。いつしか山中教授にとっても、父の願いに何としても応えることが、ひとつの目標になっていたのではないだろうか。

 父の勧めどおり、高校を卒業した山中教授は神戸大学医学部に進学。怪我続きの中・高時代に世話になったという理由から、整形外科を志望する。

 しかし、教授を待ち構えていたのは挫折だった。

通常ならば20分で終わる簡単な手術なのに、手がうまく動かず、1時間も2時間もかかってしまう。ついたあだ名が「邪魔中」というのは、いまや有名な話だ。思うようにいかない日々、そして悪化してゆく父の病状—それでも山中教授は気丈だった。実習の合間にはラグビー部で汗を流し、時に先輩からふざけて「裸になれ」と言われても嫌がる素振りすら見せずに明るく応じた。

わが子の巣立ちを見届けて

 一度選んだ整形外科医という道に違和感を抱く一方、実験で既存の理論では説明できない不思議な結果が出ると、今まで感じたことのない興奮を覚えた。

「自分は外科医よりも、研究者の方が向いているかもしれない」

 章三郎さんが危篤に陥ったのは、山中教授がそんな葛藤を抱えながらも、何とか研修医として日々を過ごしていた最中だった。

「研修医になり医師免許を持ってからは、入院しているお父さんに自らインスリンを打ったりしていました。最期のときの点滴も、山中くんが替えたと聞きました」(大学の同級生)

 この直前、山中教授は知佳さんと結婚している。もしかすると山中教授は、医師として、そして男として一人前になり巣立ってゆく自分の姿を、できるだけ早く父に見せたかったのかもしれない。新婚旅行のときには、章三郎さんも病を押して空港へ駆けつけた。

 息子夫婦の晴れ姿を見届けるようにして、間もなく章三郎さんは亡くなった。58歳の若さだった。前述の講演で、教授は父への思いをこう語っている。

「僕は父の勧めで柔道を始めましたし、医者にもなった。父に言われたことは、このたった2つだけですが、今も本当に感謝しています。まあ、もし父がいま元気だったら、散々喧嘩しているかもしれない。若いときに亡くすといい思い出しか残らないので、それも手かな、なんてことを考えたりもします。

 父は僕が医者になったことをずいぶん喜んで死んでいったのですが、臨床医をあっさりやめて研究者になってしまって、きっと怒っていると思うんですね。

 でも僕は『僕たちの研究によって、一人一人の患者さんは治せなくとも、いつか何万人という人を治せるかもしれない』と思って、ずっとやってきた。

 僕も父が死んだ歳に近づいてきました。生きている間に、やれることはやっておこうと思っています」

 いま、山中教授の思いは大きな花を咲かせた。教授は今後も、iPS細胞の臨床応用という実を育てるべく、さらなる研究に邁進することだろう。

 きっと章三郎さんはもう、息子が医者を辞めたことなど気にしていない。父の背中をいつも心に描き続けて、ついに手にしたノーベル賞—これ以上の孝行息子は、世界中を探してもそうはいないのだから。
参照元:はじめて明かす山中伸弥「ありがとう、お父さん」ノーベル賞受賞の喜びのなかで、涙なしでは読めない父親との思い出
2012/10/23 「週刊現代」2012年10月27日号より

山中氏「不正防げず無力感」の背景 生命科学に取り憑いた“悪魔”の誘惑
2018年01月26日 13時11分 ITmedia NEWS [井上輝一,ITmedia]

「このような論文不正を防げなかったことに、本当に無力感を感じている」──1月22日、京都大学iPS細胞研究所の山中伸弥所長が、同研究所内の助教が行った論文不正について会見を行った際に語った言葉だ。

 不正を行ったのは、同研究所に所属する山水康平助教。さまざまな種類の細胞になれる「iPS細胞」から脳の血管に関する細胞を作製し、機能を調べた論文だったが、論拠となる主要なグラフのデータが捏造、改ざんされていた。

山中氏の「無力感」。これは単純に、今回の1件の不正のみに抱いたものなのだろうか。これは筆者の私見であるが、「生命科学に取り憑(つ)いた“悪魔”を払拭できなかった」ことへの感情の吐露ではないかと考えている。生命科学の分野で何が起きてきたか、振り返ってみよう。

 なお、山中氏は所長の立場であり、助教を直接指導する立場の教授は別にいる。問題となった論文の筆頭・責任著者は助教であり、共著者の中にも山中氏の名前はないことを断っておく。

「STAP細胞」だけではない、生命科学の論文不正

 2014年に起きた「STAP細胞」事件は、多くの人が覚えている生命科学分野の論文不正事件であろう。理化学研究所の小保方晴子研究員(当時)らが、刺激によって細胞が多能性を獲得する「STAP現象」を論文として発表し、iPS細胞よりも安全で効率が高いなど報道されたことから、研究者を含め世間から注目を集めた。しかし、論文自身への疑義や不正が指摘され、理研が検証実験を行ったが再現できなかった。小保方氏は依願退職、上司で共著者の笹井芳樹氏は自殺という最悪の結末になった。

 この騒動はメディアが大々的に報道したが、生命科学の分野で起きている論文不正としては氷山の一角にすぎない。STAP細胞事件の前年である13年には、東京大学分子細胞生物学研究所(分生研)の加藤茂明教授(当時)の研究室関係者が発表した論文5報に不正行為があったことが発覚(指摘自体は12年)。調査の結果、「加藤氏が研究室における不正行為を大きく促進していた」と東京大学は結論付けている。

 加藤氏は、日本分子生物学会が主催する研究倫理に関する若手教育シンポジウムで司会を務めるなど中心的に活動していた人物だった。同学会は06年に研究倫理委員会を立ち上げているが、それは学会の役員や年会長を歴任した大阪大学の杉野明雄教授(当時)が助手の研究データを改ざんし、論文投稿した事件を受けてのものだった。改ざんを指摘した助手は、毒物を服用し自殺した。

 業界の重鎮が起こした論文不正を契機に立ち上げた委員会から派生した、若手向けの研究倫理教育を主導する立場の人間が論文不正をしたのだから学会としては頭が痛かろう。当時の学会理事長であった東北大学の大隅典子教授は「この事実は大変に重いもの」と述べている。

 さらに、17年には東大分生研の渡邉嘉典教授と当時の助教が発表した論文5報に不正が認められた。中には加藤茂明事件後である15年に出版された論文も含まれており、指摘を行った匿名グループ「Ordinary_researchers」は告発文の中で「あ然とする」「分生研が研究不正を抑止できない構造的な問題を抱えている」とのコメントを出していた。

研究不正を抑止できない構造的な問題

 生命科学分野では、このように論文不正が度重なってきた現状がある。山中教授は前述した研究倫理委員会の若手教育ワーキンググループで、論文不正をどのように防ぐか加藤氏とも議論していた。

 それだけに、「論文不正を防ぐためにさまざまな取り組みをしてきたつもりだった」「私たちがやってきたことが不十分だったと分かった」と会見で話す山中教授の言葉は、この業界全体に対する嘆きとも取れる。

 確かに論文不正自体を防ぐには至らなかったが、今回の論文不正の発覚は、研究所に設置した相談室へ内部から指摘を受け、調査し発覚したものだという。一方、東大分生研の加藤氏や渡邉氏の論文不正、STAP細胞事件はいずれも外部の匿名からの告発があって初めて調査がなされたものだった。これらに比べれば、不正を見つけた内部の者による「自浄作用」は働いていると考えられる。

 今後の対策として、iPS細胞研究所では「実験ノート管理の強化」「論文データの管理の強化」「研究公正教育の徹底」を挙げているが、これらが論文不正の根本的な解決になるだろうか。

 研究者個人の問題としては、「研究予算のプレッシャー」が不正の根底としてこれまで挙げられてきた。分かりやすい成果を出せなければ、次回からの自身の研究に割り当てられる予算がなくなるため、芳しい成果が出ない状況に“魔が差して”グラフやデータの改ざんや捏造を行ってしまうというものだ。今回の論文不正でも、調査委員会の聞き取りに対して山水助教は「論文の見栄えを良くしたかった」と話しているという。

 組織としての問題もある。岡山大学の田中智之教授は、日本の大学や研究機関を取り巻くさまざまな問題を議論する「ガチ議論」というWebサイトの中で、「わが国のガイドラインなどを調べると、研究公正の推進に対して研究機関に十分なインセンティブが与えられていない」と指摘する。研究不正を認定すれば、外部評価が下がり、経費の削減にもつながる可能性があるなど、「不正を認定すれば不利益を被るという、利益相反の状況に置かれている」という。

 京大は「大学と研究者の両方から意識を造成していくよう、議論し、アクションを起こしていきたい」としている。

 生命科学のデータ改ざんは、Excelの数値書き換えや、Photoshopでの画像加工など、やろうと思えば容易にできる。

 「少しいじれば来期の予算も安泰だ」──こんなことを囁く“悪魔”に、これまで何人もの研究者が取り憑かれてしまってきたのではないだろうか。悪魔に耳を貸さずとも、研究者が純粋に研究に打ち込める土壌作りを急がねばならない。
参照元:山中氏「不正防げず無力感」の背景 生命科学に取り憑いた“悪魔”の誘惑
2018年01月26日 13時11分 ITmedia NEWS [井上輝一,ITmedia]

京大iPS研で論文不正 脳の構造体作製、図データ捏造 山中伸弥所長が謝罪
2018年01月23日 07時19分 産経新聞

京都大は22日、京大iPS細胞研究所の山水康平特定拠点助教の論文に捏造(ねつぞう)と改竄(かいざん)があったと発表した。人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使って脳の構造体を作ったとの内容で、主要な図6点全てに不正があったと認定した。同研究所の山中伸弥所長は京大で記者会見し「非常に強い後悔、反省をしている。心よりおわび申し上げる」と謝罪。所長を辞職するか報道陣に聞かれ、「その可能性も含め、どういう形が一番良いのか、しっかり検討したい」と話した。

論文は昨年、海外の科学誌に発表され、血中に含まれた薬物や有害物質が脳に入るのを防ぐ「血液脳関門」の機能を持つ構造体を、iPS細胞を使って体外で作り出すことに成功したとしていた。大学側の調査に山水氏は「論文の見栄えを良くしたかった」と説明したという。京大は「論文の根幹をなす部分で、重要なポイントで有利な方向に操作されており、結論に大きな影響を与えている」とした。今後、関係者を処分する予定。

 京大は論文を掲載した科学誌の出版社に撤回を求めた。山中所長は「重く受け止め、同じような不正が起きないよう教育していきたい」と話した。
参照元:京大iPS研で論文不正 脳の構造体作製、図データ捏造 山中伸弥所長が謝罪
2018年01月23日 07時19分 産経新聞

iPS論文不正問題めぐり共同通信、山中伸弥氏の記事全面書き換え「編集上必要と判断」も…ネット上で物議
2018.1.27 07:17 産経ニュース

共同通信が1月25日に配信した記事が、突然別の記事に書き換えられたことがネット上で物議を醸している。

 問題となった記事は、同日に配信した「山中氏、科学誌創刊に深く関与か」というタイトルの記事。少なくとも午後2時25分には、京都大学iPS細胞研究所で発覚した不正な論文が投稿された科学誌の創刊に山中氏が深く関わっていたことを報じていたが、同日午後8時45分に同記事を開くと「山中所長が給与全額寄付」というタイトルの記事に書き換えられていた。

 タイトルを読めば分かるように、記事の要旨が全く変わってしまっている。初出時の記事は、複数の研究者や大学関係者のTwitterアカウントから「教授が科学誌の創刊に関わることは不思議なことではない」「通常、科学誌の査読者は自身が関係する論文を査読しない」など、記事が伝える内容が論文不正事件と関係しないと批判されていた。記事の書き換え後、山中氏と科学誌に関係する記述は第5、第6段落にまで下げられている。

 記事を取り下げず、訂正や修正の説明もなく同じURL上で全面的に記事を書き換えたことについて、ネット上では「論文不正に関連する記事で内容を改ざんするのか」など批判が相次いでいた。

これについて、ITmedia NEWS編集部では共同通信に質問状を送付した。質問した点は大きく分けて3点。「なぜ書き換えたのか」「読者にそれを示さないのか」「これから読者に伝えるべきことはないか」--。

 戻ってきた回答は次の通りだ。

 「新たな要素を加えて記事を差し替えました。編集上、必要と判断しました。その他についてはお答えは控えさせていただきます」

 【訂正:2018年1月26日午後6時38分 回答文中に共同通信の連絡先を掲載していたため、画像加工で対応を行いました】

 回答の受領時に電話でも確認したが、「これ以上のことは答えられない」という。

 共同通信の「編集綱領・記者活動の指針」には、「苦情・問い合わせは真剣に受け止め、誠実に対応する。記事や写真、図解に誤りがあった場合は速やかに訂正するなどの措置をとる。必要に応じて報道の経緯を明らかにし説明責任を果たす」と記した「説明責任」の項がある。

 これで共同通信の説明責任が果たされたと感じる読者は、果たしてどれほどいるだろうか。
参照元:iPS論文不正問題めぐり共同通信、山中伸弥氏の記事全面書き換え「編集上必要と判断」も…ネット上で物議
2018.1.27 07:17 産経ニュース




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西部邁の死について



日本の保守論客の一人、西部邁が多摩川河川敷から入水自殺し、関係者の間で、衝撃が広がっている。


評論家・西部邁さん死去 多摩川で自殺か 78歳、正論執筆メンバー
2018.1.21 16:26 産経ニュース

保守派の論客として知られる評論家の西部邁(すすむ)さん(78)=東京都世田谷区=が21日、死去した。

警視庁田園調布署によると、同日午前6時40分ごろ、東京都大田区田園調布の多摩川河川敷から「川に飛び込んだ人がいる」と110番があった。飛び込んだのは西部さんで、署員らが現場に駆け付け病院に搬送されたが、死亡が確認された。

同署によると、目立った外傷はなく、付近で遺書のような文書が見つかった。自殺を図り、溺死したとみられる。

西部さんは21日未明から行方不明になっていた。同居する家族が探していたところ、多摩川で流されている西部さんを発見し、通報したという。

西部さんは北海道出身。東大経済学部に在学中、全学連中央執行委員として安保闘争に参加し、学生運動の指揮を執った。大学院では経済学を専攻し、横浜国立大や東大などで教鞭(きょうべん)をとる傍ら大衆社会論を軸とした評論活動を開始。「経済倫理学序説」で吉野作造賞、「生まじめな戯れ」でサントリー学芸賞を受賞した。

東大教授時代の昭和63年、助教授の推薦をめぐって教授会で否決されたことに抗議して辞任。以降、テレビの討論番組などに定期的に出演し、晩年は自ら発刊した雑誌を舞台に言論活動を展開した。

正論執筆メンバーで、平成4年には戦後日本でタブー視された改憲論を正面から取り上げるなどの精力的な評論活動により、第8回正論大賞を受賞した。


私が知っているのは、「朝まで生テレビ」で保守論客の一人として参加する西部邁であり、また小林よしのりの漫画の中で、風刺される姿だけである。
 
保守言論人としての西部邁しか知らない。
 
西部邁について調べてみると、非常に興味深いことに学生時代に和歌山の被差別部落に入って子供たちに勉強を教えたり、共産主義者同盟に加入し、全学連の中央執行委員などを務め、60年安保闘争にも参加し、身分制度や階級的不平等に反対し、社会正義(平等)を目指した左翼活動家であったということである。
 
然し、1961年3月に左翼過激派と決別し、1972年に連合赤軍の集団リンチ事件の報道に触れて、この頃に完全に左翼への共感が失われたようである。(何があったかは分からないが、左翼への幻滅があったと考えられる)
 
そして、その後、思想転向して保守論客の一人として言論活動を行ってきたのである。
 
「朝まで生テレビ」などで人気が出たのは、その思想転向した後の姿である。
 

この西部邁の左翼から右翼への転向は、知識人にしばしば生じる典型的なパターンである。
 
若い頃にマルクス主義に傾倒し、平等な社会(社会正義)を志すも途中で現実に直面して挫折し、渡辺恒雄のように資本主義の怪物に変貌したり、保守思想家に転身する。
 
多かれ少なかれ、このパターンを辿ることが多いようだが、もし思想転向しなかったとしても左翼の過激派から環境保護や消費者運動のようなよりソフトな活動家に転向する場合がある。
 
西部邁の場合は極端な一例である。
 
  
 
  
西部邁のチャートを見て気づくのは、木星が水瓶座に在住していることである。
  
水瓶座は自由、平等、博愛などフランス革命をもたらしたリベラル左翼の星座であり、共産主義思想は、この星座から出て来るのである。
  
また木星は社会奉仕や慈善の惑星であり、教育、教師の表示体である。
  
  
従って、西部邁が学生時代に被差別部落に入って子供たちに勉強を教えたのは、この水瓶座の木星が働いたと考えられる。
  
マルクスやレーニンといったイデオロギーの問題ではなく、ただ純粋、素朴に被差別部落の人々に奉仕したいという気持ちからではないかと思われる。
  
然し、そうした西部邁も大学で共産主義者同盟や全学連に加入して活動する中で、マルクス・レーニン主義などのイデオロギーにも関わることになるのだが、このようなイデオロギーに関わることによって左翼過激派への失望が生じたのではないかと思われる。
  
何故なら、本来、木星が水瓶座に在住する西部はイデオロギーというよりも社会的弱者に対する直感的な反応であったと思うからである。
  
理論というよりも彼の流儀、あるいは行動規範といったものではないかと思うのである。
  
  
例えば同じ水瓶座でも土星や火星、ラーフ、ケートゥ、太陽などの凶星が在住することでカルマを形成している場合、権力闘争、暴力革命理論や過激派のリンチや粛清といった表現になるため、そうした配置を持つ人々と共に活動することで、彼の純粋な理想や慈善心などが傷つき、挫折し、打ち砕かれたのではないかと考えられるのである。
  
従って、保守言論人に転向してからの西部は、民主党に政権交代した時に日本の伝統が失われてしまうことに警鐘を鳴らしたのである。
  
それは学生時代に左翼の過激派が何も建設せずに破壊を繰り返したという当時の悪夢が記憶に残っているからである。
  
この左翼活動家への失望が大きかったが故に保守思想家に転向したのである。
  
  
この西部邁の思想転向の理由を占星術的な観点から検討すると、魚座に土星、太陽、水星が在住しているのが分かる。

魚座は春分点が過去およそ2000年の間、通過してきた星座であり、封建的な価値観や伝統社会を表している。

身分制度など古い秩序を維持しようとする星座である。


従って、西部邁のチャートでは革新と保守が共存していることが分かる。

水瓶座の木星や天秤座で木星からアスペクトを受けるラーフなどは革新であり、リベラルである。

然し、魚座の土星、水星、太陽は、封建的、保守的であり、そして、山羊座の月と金星も古風で家父長制的秩序を重んじる保守的な星座である。

従って、これらの保守と革新の要素がダシャーの推移に対応して顕現するのである。

西部邁は、マハダシャーラーフ期や木星期には、マルクス・レーニン主義的な左翼活動に入れ込んだのであるが、マハダシャー土星期になると、土星は魚座に在住しているため、保守言論人に転向したと考えることができる。


然し、西部邁の興味深い所は、『産経新聞』『正論』『諸君!』などを中心とする日本の親米保守の知識人たちと一線を画している所である。

2003年のイラク戦争の時にこれらの親米保守知識人たちが、アメリカの選択を支持したのに対して、西部邁は、イラク戦争がアメリカの侵略戦争であると批判している。

おそらく水瓶座に在住する木星がより公平な正義という理念、そして、国際法や国連決議を尊重する姿勢をもたらすからである。

また皇位継承問題に関して、「血」統よりも「家」系を重視する方向において、よりよく維持されると思われることを理由に「女系」にも「女子」にも皇位継承が可能なように(皇室典範第二条の)「継承の順位」を変更した方がよいと述べ、一部から「左に回帰した」と批判されたようである。

おそらく(正統派?)親米保守知識人にとっては、「血」の問題は絶対であり、必ず、天皇は「男系」でなければならないのであるが、性別や人種(血液)にこだわらないリベラル左翼的な理想を水瓶座の木星がもたらしたからではないかと思われる。

また民主党政権ができる前から民主党が「必ずや日本を解体に導きます」と述べていたようである。

然し、2006年6月号の雑誌『時局』の中で、民主党へのかすかな期待について論じており、その態度は首尾一貫していない。


おそらくこのように保守言論人の中でも親米保守の主流派とは一線を画したり、時に左に回帰したような思想を示すのは、水瓶座の木星と魚座の土星が星座交換しているからではないかと思われる。


星座交換していることによって、どちらの影響も感じられるのである。




そのため、マハダシャー土星期になって、イラク戦争や皇位継承問題に関して、リベラル左翼的な発想が出て来るのである。


また土星は出生図では魚座に在住しているが、ナヴァムシャでは水瓶座でムーラトリコーナに在住して強力である。

従って、土星においても本質的には水瓶座の影響が強いのである。


従って、最近の19年間の歩みの中で、保守言論人として活動して来たが、実はリベラル左翼的な考えにも心が開いており、そのため、思想的に保守と革新の間を揺れ動いていたのである。

「朝まで生テレビ」で田原総一郎とのやり取りなどもなごやかであり、非常に友好的である。


また2001年8月に船橋市立西図書館のある司書が、同館所蔵の西部らの多数の著書(107冊)を廃棄基準に該当しないにも関わらず、除籍、廃棄した事件(船橋市西図書館蔵書破棄事件)が起こっている。


この事件に対して、wikipediaによれば、西部邁は以下のように回答している。



つい先だって、船橋の市立図書館で、私の書物が一冊を除いてすべてひそかに廃棄されるという扱いを受けたが、次の焚書に当たっては、本書(『知性の構造』ハルキ文庫版)がその一冊の例外になるという名誉にあずかれればと切望する。坑儒されてみたいくらいに思っている私がなぜこんなことをいうのか。それは、本書がどこかに残っていれば、その作成に携わってくれた皆様に――単行本を物にしてくれた小山晃一氏を含めて――ささやかな返礼ができると思うからである。

―西部邁『知性の構造』ハルキ文庫、2002年、270頁



…図書館の収蔵能力にも限界がありますので、図書館員の好みに合わぬ書物はどんどん廃棄処分されていくしかないのです。

―西部邁『人生読本』ダイヤモンド社、2004年、129頁



どこかの公立図書館で、僕の著書が五十冊ばかり、(いわゆる左翼の)図書館員によって勝手に廃棄されていると報道されたとき、僕は、「載断(せつだん)するなり焼却するなり、どうぞお好きなように」と応えました。

―西部邁『妻と僕 寓話と化す我らの死』飛鳥新社、2008年、215頁



自分の言説が受け入れられなくても、私は痛痒を感じません。それどころか私は、若いときからずっと、「坑儒」(知識人への生き埋め)されるのはちとつらいが「焚書」されるくらいはまったく平気、という種類の人間なのです。事実、どこかの図書館で、私の五十冊ばかりを含めて、左翼の気に入らない書物が勝手に廃棄されたとき、それに抗議する原告団に私は加わりませんでした。いくつかのメディアがそれについて取材してきた折にも、これはホンネではなかったのですが、「坑儒されても文句はいいません」と虚勢を張っておりました。

―西部邁『どんな左翼にもいささかも同意できない18の理由』幻戯書房、2013年、42頁


この西部邁の対応は、大変おだやかで、異なる思想を持つ人間に対して寛容であり、非個人的である。

従って、これは純粋なリベラル左翼的対応と言ってもいいかもしれない。

相手を尊重する大人の態度が人格に表れており、その行為がリベラルの本来の理想を体現しているのである。


従って、西部邁は保守言論人ではあるが、人格や行為のレベルにおいて、そして、時には思想のレベルにおいても成熟したリベラルなのである。

西部邁の本質は、保守思想の中にリベラルに対する感受性を持つ思想家である。


wikipediaによれば、西部邁は、『「保守」を思想レベルにまで引き上げた知性は左右を問わず、多くの知識人の尊敬を集めた』と評価されており、それはこうした配置によるものであると考えると納得できる。




西部邁のラグナはどの星座か?


西部邁の出生時間は分からず、また結婚した日付や子供の誕生の日付なども分からない為、ラグナの特定は困難である。


然し、非常に多くの著作があり、またテレビにも多数、レギュラー出演していたことを考えると、


蠍座ラグナで5室(作家、著述家)に水星、太陽、土星が集中し、3室(芸能)に金星と月が在住していたのではないかと思うのである。


水星は8室の支配星で5室で減衰しているため、パラシャラの例外則でラージャヨーガ的に働く配置であり、著作家としての成功を表している。


また3室支配の土星が5室に在住する配置や10室の支配星が5室に在住する配置も著述家としての仕事を表わしている。


そして、5室支配の木星が4室から10室にアスペクトしている為、東京大学で教鞭を取る教授でもあったし、またテレビ番組の企画で、「西部邁ゼミナール」(TOKYO MX)といった教育番組を手がけていたのである。



その西部邁が何故、今回、自殺したかと考えると、


蠍座ラグナで正しければ、現在、水星/金星期辺りである。




マハダシャーの水星は8、11室支配のマラカで、3、4室支配のマラカに相当する土星とコンジャンクトして、太陽、火星から傷つけられている。


またアンタルダシャーの金星は7、12室支配で3室に在住している。


何故、河川敷からの入水自殺になったかと言えば、水星が水の星座(魚座)に在住しているからである。


またアンタルダシャーの金星も水の惑星である月とコンジャンクトし、ディスポジターの土星は水の星座(魚座)に在住している。



西部邁は、ここ数年、自分の死への思索を深めていたと言われ、著作などでもしばしば言及していたという。


自然死の実態が「病院死」であることから、自分は「生の最期を他人に命令されたり、弄り回されたくない」として「自裁死」を選択する可能性を示唆していたという。


おそらくマハダシャー水星期に入ってからその考えに取り憑かれてしまったのだと思われる。


水星は8室の支配星であるため、深い思索や研究を表わし、5-8の絡みは、判断力、思考(5室)が何らかの考えに狂信的に囚われてしまう(8室)ことを表している。


8室は中毒症状を表わす配置である。


従って、8、11室支配の水星期が深まるにつれ、いよいよこの思索を深めた自らの「自裁死」の信念を実行しなければならなくなったと言える。


水星は減衰し、8室の支配星と5室が絡み、傷ついてもいる為、判断力が弱まっていたとも言えるのである。


西部邁は、最近、手袋をはめていたようだが、掌蹠膿疱症という原因不明の皮膚病を患っていたようである。


掌蹠膿疱症

掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)は、皮膚病の一つ。手掌・足底に無菌性の膿疱が反復して出現する。基本的に慢性難治性の疾患である。膿疱性乾癬とも類似するが区別されている。また、欧米では膿疱性乾癬の病態のひとつとして分類しているが、日本では独立した疾病として分類されている。

症状

40代以降に好発する。膿疱の好発部位は母指球部と小指球部、土踏まずと踵で痒みを伴う。悪化すると日常生活に支障を来すほどの痛みを生じる。(略)

原因

原因は不明であるが、溶連菌やスーパー抗原に対する免疫応答に異常があるという報告がある。また、膿疱が無菌性であるが、慢性扁桃炎(扁桃病巣感染症)・虫歯・歯肉炎などの歯性病巣や、歯科用金属やアクセサリーなどに含有するプラチナによる金属アレルギーの関連性を指摘する報告がある。その他、ビタミンの一種であるビオチンの不足も原因とされている。喫煙(受動喫煙を含む)が原因になることもある。しかし、禁煙しても治癒しない。(略)

(wikipedia 掌蹠膿疱症より引用抜粋)


おそらくこの皮膚病を併発したのは、マハダシャー水星期からではないかと思うのである。


水星は皮膚を表わし、また神経系を表している。




従って、凶星から傷つけられた8室支配の水星は、明らかに原因不明の皮膚病を表しているのである。


西部邁の「自裁死」という思想は、この原因不明の皮膚病をもたらした同じ水星がもたらしたものである。


この原因不明の皮膚病に冒されながら、病院で薬や医療器具で拘束された尊厳のない死を迎えたくなかったのである。


この傷ついた8室支配の水星が、考えに考えた末、「自裁死」という思想に辿り着いたと言える。


それ自体、一つの思想的病であったと言えなくもないのである。




そして、水星/金星期がやってきた訳だが、西部邁は、自分の死が、メディアに報じられることも意識していたと考えられる。


つまり、何故、3室に在住する金星期に死を選んだかと言えば、それは、「演劇的死」なのではないかと思われる。


ソクラテスのように自らの信念による死を演出し、それを思想家・哲学者としての最期のパフォーマンスとして世に提示したのである。



(参考資料)



「俺は本当に死ぬつもりなんだぞ」 妻の死から思索深め…
2018.1.21 20:19 産経ニュース

「ウソじゃないぞ。俺は本当に死ぬつもりなんだぞ」-。21日に死去した西部邁さん(78)はここ数年、周囲にそう語っていた。平成26年の妻の死などによって自身の死への思索を深め、著作などでもしばしば言及していた。

 昨年12月に刊行された最後の著書「保守の真髄(しんずい)」の中で、西部さんは「自然死と呼ばれているもののほとんどは、実は偽装」だとし、その実態は「病院死」だと指摘。自身は「生の最期を他人に命令されたり弄(いじ)り回されたくない」とし「自裁死」を選択する可能性を示唆していた。

 言論人として人気を集めたきっかけは、テレビ朝日の討論番組「朝まで生テレビ!」。「保守」を思想レベルまで引き上げた知性は、左右を問わず多くの知識人の尊敬を集めた。

 知人らによると、東京・新宿で、酒を飲みながら知識人らと語り合うのが大好きだった。ケンカや後輩への説教もしばしばだったが、相手を後からなだめたり、後日、電話で酒場に誘ったり。優しさと人なつっこさもあった。たばこもこよなく愛し、「思考の道具」と言ってはばからなかった。

 親米の論客からは「反米」と批判されたが、最大の問題意識は独立の精神を失い、米国頼みになった日本人に向いていた。いつも「今の日本人は…」と憤りを語っていた。
参照元:「俺は本当に死ぬつもりなんだぞ」 妻の死から思索深め…
2018.1.21 20:19 産経ニュース

西部邁さん死去 娘の智子さん「父は死にたいと……」
2018.1.21 22:23 AERA dot. (桐島瞬)

評論家の西部邁さん(78)が21日早朝、東京都大田区の多摩川に飛び込み、病院に搬送された後、亡くなった。本人は最近、周囲に「死にたい」と漏らしており、入水自殺をしたとみられる。

西部氏はここ数年、TOKYO MXテレビでのレギュラートーク番組への出演や執筆活動を続けていた。

 その一方、背中に持病を抱え、激しい痛みに襲われることもあった。そのせいもあり、周囲の人たちに死にたいと漏らすことも増えていたという。

 知人の一人は昨年末、西部氏から「私がいなくなったあとは家族をよろしく」と言われた。

「冗談だと思い、聞き流していた。でも体は相当辛かったはず。もう少し真剣に聞いていれば」と肩を落とした。

 同居していた娘の智子さんは「最近の父の著作にも死にたいようなことは書かれていましたが、それ以上のことは」と絶句した。

 昨年末にAERA(2017年12月18日号)でウーマンラッシュアワーの村本大輔さんと対談をした際には意気投合し、予定時間を延長し3時間に及ぶ政治談義に花を咲かせた。

 対談後も疲れをみせず、担当した記者やカメラマンを誘って行きつけの飲み屋に連れて行くなどの気遣いを見せていた。

 このときのことを西部さんは周囲に、楽しい対談だったと話し、年明けには西部さんの最新の著作が村本さんに送られて来たという。

 村本さんは、西部さんが亡くなった当日が米国に3カ月の語学留学に旅立つ日。訃報を知るとTwitterでそのときの対談の様子を「何というか目のキラキラした少年と話してるような、そんな人。また話したかった」と呟いた。

 発見された遺書には、葬儀を望まないことなどが書かれていたという。(桐島瞬)
参照元:西部邁さん死去 娘の智子さん「父は死にたいと……」
2018.1.21 22:23 AERA dot. (桐島瞬)

西部さん"総選挙で自殺延期"
2018年01月22日 10時00分 リテラ

衝撃のニュースが飛び込んできた。評論家の西部邁氏が昨日午前7時前、大田区の多摩川河川敷で死亡したのだ。報道によると西部の長男から「父親が川に飛び込んだ」と通報があり、また遺書のような文書もあったことから、自殺の可能性が高いとみられている。

 実はその予兆があった。西部氏は昨年12月29日に放送された『チャンネル桜』の「年末特別対談 西部邁氏に聞く」に出演、対談相手であるチャンネル桜代表の水島総氏に、自分の死についてこんなことを語っていたのだ。

「もう過ぎましたけど、10月22日という日付を忘れられない。総選挙の日なんです。実はあの日、僕ね、あえてニコニコ笑って言いますけど、実は僕、死ぬ気でいたんです。計画も完了していて」

 西部氏は10月22日に"死ぬ気"だった。しかしその日が総選挙になったため計画を変更したとして、"死"についてこう続けたのだ。

「ところがね、ちょっと手はずが狂って。どうしようかと思っていたときに発表があって。(10月22日が)総選挙だと」

「世間が忙しい時に騒ぎを加えるのは私が意図することじゃない」

 一体どういうことか。西部氏といえば、東京大学時代に60年安保闘争に参加するも転向、その後は保守論客として活躍を続けてきた人物だ。とくに1990年代には『朝まで生テレビ!』(テレビ朝日)に"レギュラー"出演、改憲はもちろん、自虐史観批判、核武装や徴兵制の導入まで主張し、歴史修正主義団体「新しい歴史教科書をつくる会」にも理事として参加。"ネトウヨ"の生みの親のひとりでもあった。

 そんな西部氏だが、注目すべきは、安倍首相との"関係"だろう。第一次安倍内閣が崩壊直後には「保守とは何か?」という勉強会を定期的に開催、また『西部邁ゼミナール』(MXテレビ)にも安倍氏をゲスト出演させるなど、安倍氏を支持、支援していたはずだった。が、しかし第二次安倍政権からは一転、"安倍首相は保守でもなんでもない""それを理解しない安倍首相は愚かなジャップ"などと安倍首相を激しく批判する側に転じていたからだ。

●第二次安倍政権発足から一転、安倍首相を激しく批判する側に転じていた西部氏

 たとえば今から3カ月ほど前の「DIAMOND online」(2017年10月3日)インタビューで西部氏は安倍首相についてこう辛辣に批判していた。

〈口にするのも辟易してしまうような論点ですね。残念ながら、日本は保守という言葉の意味をきちんと理解しようとしない人ばかりのように思える。私はそうした人々に憤りを込めて、あえて「ジャップ」と呼んでいます〉

 そして本来の保守とは〈その国のトラディション(伝統)を守ること〉だとして、安倍首相の姿はそこからかけ離れていること、さらにアベノミクスについてもこう断じている。

〈アベノミクスにおいて、安倍政権が国土強靱化をはじめとするインフラ投資に躍起になっていることは嘆かわしい。あまりにも近視眼的で、ただ橋を何本つくり替えるとかいった施策を進めているだけに過ぎないからです。国のインフラ(下部構造)を整備するに当たっては、まずはスープラ(上部構造=日本社会の今後の方向性)についてしっかりと議論することが大前提。 しかし、それがまったく欠如しているのが実情です。これで保守と言えるのでしょうか。〉

 さらにアメリカの顔色ばかり伺う安倍首相の対米追従姿勢、治外法権の米軍基地についても〈どうして保守がそのような振る舞いができるのかは甚だ疑問だし、大問題であると僕は考えています〉と断じている。

 また「月刊日本」(ケイアンドケイプレス)15年6月号でもアメリカとの関係に100%絶望しているとして、〈戦後レジームからの脱却を唱えていた安倍首相の訪米によって、日本の属国化あるいは保護領化は完成したわけですから。事実上の属国は名実共に完全なる属国と化した。ポイント・オブ・ノーリターンを超えた以上、もはや独立の道に戻ることはできないでしょう。以後、日本は属国という隘路をひたすら突き進むほかないのです〉と述べてもいた。

 さらに「AERA」(朝日新聞出版) 2017年12月18日号ではウーマンラッシュアワー村本大輔と対談し、安倍首相への批判を繰り返している。

〈デモクラシーなんぞは代表者を選ぶための手続きに過ぎないのですが、民衆の多数派がアホなら代表者もアホで、選ばれたアホな代表者はアホな決定をすることが多い。〉

〈安倍さんとは彼が最初に総理を辞めた後、1年間研究会を開いて正しい保守についてレクチャーをしていました。そのうえで気に入らないことを言わせてもらえば、日米同盟の下で安保法制をつくったことです。僕は安保法制自体には何の問題もないとの立場で、自衛隊が行く必要のある特殊事情があるなら、地球の裏側でも行け、鉄砲も撃てと思う。だけど、それを米国のような国とやるな。米国は北朝鮮の核武装はけしからんと言っておいて、自分たちの友好国のイスラエルなどには、どんどんやれと言っているような国です。〉

●ネット右翼とは一線を画していた西部氏は、安倍首相の浅はかさが許せなかったのか!?

 西部氏は安倍首相のアメリカ追従に苛立ち、さらに"安倍首相は最初から保守ではなかった"と批判を繰り返してきたのだ。

 いったい、西部氏はなぜ安倍首相をここまで批判するようになったのか。その背景には、安倍首相の対米従属路線があるのはもちろんだが、もうひとつは安倍首相の無教養で浅薄な思考を軽蔑していたからではないか。

 実際、西部氏はネトウヨを生み出したひとりではあるが、その保守思想は教養に裏打ちされたもので、ひたすら安倍首相を礼賛、安倍晋三教者と化したネット右翼とは一線を画していた。

 また、自身の思想信条と対極にある左派論客と交友し、議論をたたかわせるのも西部氏の特徴だった。姜尚中氏や佐高信氏、また16年には自らが主宰する雑誌『表現者』の座談会に日本共産党の小池晃書記局長を登場させ、安倍首相の対米従属と新自由主義についてともに批判。共産党のほうが保守に近いと高く評価していた。

 こうしたある種の深み、懐の広さをもった西部氏にとって、安倍首相の浅薄さ、無教養さは耐え難いものだったのではないか。

「今度は何日にするか言いませんけどね。こんな狂った国にいるのは嫌だ」

 冒頭の『チャンネル桜』で、西部氏こんなことを言っていた。西部氏は4年前に妻を亡くし、自身も2013年に喉頭がんを患っていることを告白している。死を選択した理由は、こうした孤独や健康状態の可能性もあるが、改めて言論界や保守論壇からの総括も必要だろう。 (編集部)
参照元:西部さん"総選挙で自殺延期"
2018年01月22日 10時00分 リテラ

安倍首相は「真の保守」ではない!西部邁氏が迷走政治を一刀両断
2017.10.3 ダイヤモンド・オンライン

長らく一強と言われながらも、ここに来て迷走気味の安倍政権。自他共に認める「保守」のリーダーシップは揺らいでいるように思える。一方で、今の政治には保守に対する明確な対立軸もない。にわか新党ブームの中で行われる大義なき解散総選挙を経ても、理想的な政治秩序が生まれるとは考えにくい。内憂外患の日本はいったいどこへ向かっているのか。保守派の論客として名高い西部邁氏が、今の政治や本来の保守の在り方について、想いを語った。自身の集大成となる新著『ファシスタたらんとした者』(中央公論新社)を上梓した西部氏が、保守の意味を取り違えた人々に送る最後の警鐘である。(聞き手/ダイヤモンド・オンライン 小尾拓也、まとめ/ライター 大西洋平)

日本において「保守」の意味が
ここまで誤解されている嘆かわしさ

――安倍政権は国民から保守志向が強い政権と思われており、安倍首相自身も保守を自認しています。ここに来て、「一強」と言われた支持率は以前より低下。外交では米中韓との駆け引きに振り回される上、足もとでは北朝鮮の脅威も増大、国内では森友・加計学園問題が噴出するなど、まさに内憂外患の状態です。最近では、「そもそも安倍首相を真の保守と言えるのか」という疑問の声も聞こえます。保守の論客として、西部さんは今の安倍政権をどう評価していますか。

 口にするのも辟易してしまうような論点ですね。残念ながら、日本は保守という言葉の意味をきちんと理解しようとしない人ばかりのように思える。私はそうした人々に憤りを込めて、あえて「ジャップ」と呼んでいます。保守は一般に思われているように、「現状を維持する」という意味では決してありません。

 本来の保守とは、その国のトラディション(伝統)を守ることです。近代保守思想の始祖とされるエドマンド・バークは、「保守するために改革(Reform)せよ」と説いています。現状が伝統から大きく逸脱していれば、改革を断行するのが保守なのです。

 そして伝統とは、その国の歴史が残してきた慣習そのものではなく、その中に内包されている平衡感覚のことを意味している。とかく人間の意見は左右に散らばって対立するものであり、そういった分裂を危機と呼ぶなら、時代は常に危機に晒されていると言えるでしょう。

そうした状況下において、いかに平衡を保つかが問われているのです。ドイツの実存主義者であるカール・ヤスパース曰く、「人間は屋根の上に立つ存在」で、油断すればすぐに足を滑らせて転落しかねません。

 もっと極端に言えば、綱渡りのようなもの。1本の綱の上を歩くという危機に満ちた作業こそ、人間が生きていくということです。こうした平衡術は、凡庸な学者が考えた理屈から生み出されるものではありません。歴史という紆余曲折の経験の中から、曲芸師的に対処するための知恵のような感覚、あるいは言葉遣いや振る舞いを習得していくのです。

 常に状況は新しいわけだから、それは処方箋ではあり得ません。対処法を示唆してくれる存在として、伝統というものがある。だから、悪習と良習を区別しながらも、伝統を壊してはならないと考えるのが保守主義です。

安倍首相は保守ではなかった
社会の方向性が見えていない

 こうした定義に照らし合わせると、安倍首相は最初から保守ではなかったわけです。実は第一次安倍政権が退陣した後、世間から総バッシングを受ける中で、僕だけは彼に手を差し伸べた。1年間にわたって毎月1回のペースで「保守とは何か?」というテーマの勉強会を開催して励ましたのです。

 ただ、第二次安倍政権が発足してからは一度だけ食事をともにしただけで、意識的に距離を置くようにしています。だって、政治になんて関わりたくないし、もともと安倍さんには特に悪意を抱いていない一方で、特別に期待もしていないから。

 ただ、アベノミクスにおいて、安倍政権が国土強靱化をはじめとするインフラ投資に躍起になっていることは嘆かわしい。あまりにも近視眼的で、ただ橋を何本つくり替えるとかいった施策を進めているだけに過ぎないからです。国のインフラ(下部構造)を整備するに当たっては、まずはスープラ(上部構造=日本社会の今後の方向性)についてしっかりと議論することが大前提。しかし、それがまったく欠如しているのが実情です。

 これで保守と言えるのでしょうか。

米国の実像は左翼国家
実はロシアと二卵性双生児

――確かに、安倍政権がどうのという前に、ほとんどの日本人は保守という言葉をそのように受けとめていませんね。では、ほとんどの国民が捉え違いをしているとしたら、その中で安倍政権はどんな方向へ進もうとしているのでしょうか?

 今の安倍さんがやっていることは、まさに「米国べったり」。どうして保守がそのような振る舞いができるのかは甚だ疑問だし、大問題であると僕は考えています。僕は何十年も前から指摘し続けてきたけれど、結論から言うと米国は「左翼国家」なのです。

 そもそも左翼とは、フランス革命期に急進的なジャコバン派が国民公会で左側に座って「自由、平等、博愛」と唱えたことがその由来となっている。彼らは「理性を宗教とせよ」とも訴えており、いわゆる合理を意味します。そして、これらを実践するために、旧体制を急速に破壊せよと扇動したわけです。

 その直前には米国の独立戦争も勃発しており、これに勝利した同国が制定した憲法も「自由、平等、博愛、合理」を掲げ、ジャコバン派の思想とほとんど変わらない。古いものは悪いもので、新しいものは良いものだというジャコバン派の考えに近いのです。

 それでも建国当初の米国には、欧州出身の上流階級による保守主義が存在していました。しかし、19世紀前半にジャクソン大統領によるジャクソニアンデモクラシー(自立と平等を理念とする草の根民主主義)が台頭し、米国は自らを欧州から完全に切り離してしまった。こうして歴史が寸断されたわけなので、平衡術を学びようがありません。

 にもかかわらず、戦後のジャップが犯した大きな間違いは、「米国側につくのが保守でソ連側につくのが革新だ」という政治の構図で物事を捉えるようになったことです。米国はそんな状況だし、一方のロシアには歴史があったものの、大革命によって徹底的な破壊が加えられたため、こちらも歴史が寸断されてしまった。

どちらも歴史から学べない左翼であるという意味で、米国とロシアは二卵性双生児なのです。そのような両国が対立したのは、米国が個人主義的な方向で変化を起こそうとしたのに対し、ソ連は共産党の集団主義的な指導のもとでそれを推進しようとしたからです。

 要するに、「どちらが中核で革マルなのか」といった程度の違いにすぎず、米国もロシアも言わば左翼同士の内ゲバ、もしくは内紛を繰り広げてきただけの話。こうした背景を知らないまま、ジャップは長く保守と革新の意味を捉え違えてきました。

 繰り返しになるけれど、今の安倍政権なんて、保守とはまったく何の関係もない。それなのに安倍首相は日米が100%の軍事同盟関係にあると悦に入る始末で、戦後の日本人の愚かさ加減がにじみ出ていると言えるでしょう。

世間はポピュリズムと
ポピュラリズムを混同している

――米国べったりと言えば、日米軍事同盟やわが国の安全保障の在り方については、北朝鮮情勢の緊迫化などを機に、改めてスポットが当てられていますね。

 そもそも、治外法権となっている外国の軍隊の基地が国内にあり、憲法さえ他国からあてがわれた日本が、独立国であるはずがない。カーター政権下で安全保障問題を担当したブレジンスキー大統領補佐官(当時)が断言したように、日本は米国の保護領であるのが実態。自治領で大統領選挙の投票権は持たないプエルトリコと変わらない立場にすぎないでしょう。

 集団的自衛権にしても、本当に日本を米国に守らせたいなら、相応の対処が求められます。米国は自国に実害が及びそうなら守ってくれるけれど、そうでなければ動いてはくれません。

 まずは、日本が個別的自衛でもって、ギリギリのところまでは自力で頑張るという姿勢を示す必要がある。すなわち、「日本も核武装を行うべきかどうか」が議論になっても当然にもかかわらず、ずっとタブー視され続けてきました。

 日米安保には双務性があると言われるが、相手側にそれを果たしてもらうためには、自分自身にも実力がなければならない。それは自衛力のみならず、外交力や政治力も含めてです。

―― 一方で世界に目を転じると、米国で保守色が強いトランプ大統領が誕生し、欧州でも極右政党が躍進台頭するといった動きは、第二次世界大戦前夜のポピュリズム台頭を彷彿させるとの見解もよく耳にします。こうした言説をどう見ますか。

 愚かなジャップは、ポピュリズムの本来の意味さえ誤解しているようですね。ポピュリズムのルーツを遡ると、1891年に米国のシカゴで農民たちによって結成された政党「人民党」(Populist Party)に辿り着きます。

 ニューヨークの金融市場に牛耳られるようになって農産物の価格が下がり、不満を抱えた農民たちが立ち上がったのです。ポピュリズムはグレンジャー(農民)運動とも呼ばれ、本来は真っ当な抵抗運動だった。ところが、いつの間にか世間では、「ポピュリズム=大衆迎合主義」などいった解釈がなされるようになっています。

 そこで、僕は何十年も前から、「大衆迎合主義のことをポピュリズムと呼ぶな! 要は人気主義なのだから、ポピュラリズムと呼べ!」と訴え続けてきたわけです。

 この「ポピュラリズム」か否かということで言えば、トランプはもちろん、日本はずっと前からその典型例であると言えるでしょう。今の政治活動に日本人の生活欲求が反映されているとはとても思えない状況で、ほとんどの大衆は折々のムードに流されて付和雷同的にワーキャーと騒ぎ立てているだけなので。

 太平洋戦争にしても、実はそれを引き起こしたのは日本の人民。軍部、特に海軍はうかつに開戦するとヤバイということを承知していたけれど、朝日新聞や日本放送協会(NHK)にも扇動されて、人民たちが一丸となって囃し立てた結果、あんなことになった。あれこそ、まさしくポピュラリズムでしょう。

変革で失うものは確実、
得るものは不確実

――では、保守の対極に位置する左翼(革新派)について、西部さんはどのように捉えてきたのでしょうか。

 左翼が掲げる「革新主義」(Progressivism)とは、変化を起こせば何かよきものが生まれる、との考えに基づいています。これに対して英国の政治哲学者であるマイケル・オークショットは、「変化によって得るものは不確実だが、変化によって失うものは確実」と指摘しました。

たとえば、離婚すれば妻を失いますが、新たな妻をめとることができるか、めとったとしても離婚した妻よりましなのかは定かではない。失うのは確実ですが、新しく得るものは不確実であるだけに、「変化に対しては常に注意深くあれ」とオークショットは説きました。変化を拒めという意味合いではなく、変化したからといって確実によくなるとは限らないのだから、いたずらに舞い上がるな、と諫めたわけです。ロシア革命や毛沢東の所業も然りで、多くの歴史がそのことを裏付けている。

 結局、「人間は素晴らしい」というヒューマニズムが革新主義の原点にありそうです。大多数が求めている方向に変化を起こせば、人間は本来の素晴らしき姿に近づいていくという発想で、要はフランス革命期に唱えられたペルフェクティビリティ(完成可能性)。「人間は欲することに沿って変化を続けていけばやがて完成に至る」というのです。

戦後の日本には
革新派しか存在してこなかった

 しかしながら、僕は人間が素晴らしいとはこれっぽっちも思っていない。人間なんてロクなものではないと自覚する力を備えていることがせめてもの救いであって、性善であるのはせいぜいその分だけです。

 ましてや、ペルフェクティビリティ(完成可能性)なんておこがましい話です。完成してしまうと、人間は神と化すわけだから。ニーチェは「神は死んだ。人間が神を殺したのだ」と記しているけれども……。ともかく、己の顔を鏡に映せば、とても完成可能性があるとは思えないはず。保守派の見解のほうが正しいのです。

 ところが、戦後の日本には革新派しか存在してこなかったのが現実だった。左翼のみならず、自民党さえも革新という言葉を口にしてきたのです。おそらく日本では、変化によって一新させることがよきものだと思い込まれてきたのでしょう。

 みなさんがたは、「リボルーション」(Revolution)の真意をご存じですか? 「革命」と訳されているが、「再び(Re)」と「巡り来る(volute)」が組み合わさった言葉で、「古くよき知恵を再び巡らせて現代に有効活用する」というのが本来の意味です。愚かなことに現代人は、いまだかつてない新しいことをやるのがリボルーションだと解釈してしまった。

 維新という言葉にしても、孔子がまとめた「詩経」の一節「周雖旧邦 其命維新(周は古い国だが、その命〈治世〉は再び新たに生かせる)」を引用したもの。改革(Reform)も然りで、本来の形式を取り戻すというのが真意なのです。

自分の中にはずっと
ファシスモが蠢いていた

――最近上梓された著書『ファシスタたらんとした者』によると、ファシスタ(ファシスト)については必ずしも政治的な意味合いではなく、西部さんの経験や理念を束ねていくという意味合いで用いられていますね。西部さんにとって「ファシスタ」とはどんな概念ですか。

 そもそも「ファッショ」という言葉には、束ねる、団結するという意味がある。この世に生まれ、他者と気心を通じたいと考える僕は、自然とファシスタになろうとしていたわけです。その願いが実現されたことは一度もなかったけれど、自分の中には絶えずファシスモめいたものが蠢いていることを自覚していた。単に「保守派に属する者」という位置づけではなく、もっと広い意味でのファッショが、これまでの自分の活動の根底にあった、ということです。

 誤解されたくなかったし、関心もなかったから、あの本の中では政治的なことにはほとんど触れていません。ただ僕は、1920~1930年代にあれだけ資本主義が暴走してアングロサクソンたちがやりたい放題をやった挙げ句、どうなったのかということについて振り返ってみたかった。

 暴走の最たる例は、第一次世界大戦の戦勝国が、ドイツに対して当時の同国のGNP(国民総生産)の20倍に及ぶ賠償金を要求したこと。その結果としてドイツがハイパーインフレに陥れば、アドルフ・ヒトラーのような人間が出てくるのは当たり前です。

 米国にしても、フランクリン・ルーズベルト大統領のニューディール政策が「公共投資でしか消費は生み出せない」と唱えているように、社会主義への傾倒ぶりが顕著だった。当時の知的水準では、自由主義、資本主義が限界に到達すれば、社会主義に進んでいくのはごく自然のことだったわけです。

 その一方で、イタリアにおいては「束ねる(団結する)」を語源とするファシズムが活発化しました。ヒトラーが先導したナチズムは合理的に国家を設計するという社会主義的な色彩が濃かったのに対し、ファッショはもっとロマンチックに「ローマの栄光を取り戻そう」という思想に基づいたものです。

 もちろん、実際のファシスタにはゴロツキと呼ばれる手合いも少なからず加わっていたし、よく考えもせずに酷いことをしでかしたのも事実。しかしながら、当時の資本主義の滅茶苦茶ぶりからすれば起こるべくして起こったことで、デモクラシーの中から生まれたものでもあります。
参照元:安倍首相は「真の保守」ではない!西部邁氏が迷走政治を一刀両断
2017.10.3 ダイヤモンド・オンライン

エコノミストを忌み嫌った「保守の真髄」西部邁の過ち
『田中秀臣』iRONNA 毎日テーマを議論する

田中秀臣(上武大学ビジネス情報学部教授)

 保守派を代表する論客の西部邁(すすむ)氏が自殺したという報道は、多くの人たちに驚きと悲しみ、そして喪失感をもたらした。

筆者にとって西部氏の発言は、主にその「経済論」を中心に1980年代初頭からなじんできたものである。また80年代におけるテレビ朝日系『朝まで生テレビ!』の討論者としての活躍も印象に残る。個人的には、2013年に編集・執筆した『日本経済は復活するか』(藤原書店)で、いわゆるリフレ派論客の中に混じり、リフレ政策への批判的な立ち位置を代表する論者として、フランスの経済学者、ロベール・ボワイエ氏、榊原英資・青山学院大教授らとともに原稿を頂戴したことを、今も感謝とともに思い出す。ボワイエ氏も榊原氏も、そして西部氏もともに単なる経済評論ではなく、その主張には思想的または実践的な深みがあったので、彼らへの依頼は拙編著の中で太い柱になった。

 また06年に出版した拙著『経済政策を歴史に学ぶ』(ソフトバンク新書)の中では、西部氏の「経済論」やその背景になる主張を、筆者なりに読み説いて、批判的に論じた。先の『日本経済は復活するか』への依頼でもわかるように、筆者にとっては、「西部邁」は自分とは異なる主張の代表、しかも彼を批判することが自分の「勉強」にもなるということで、実に知的な「論争相手」だった。もちろん、いままで一度も実際にお会いすることはなかったのは残念である。おそらく、会っても彼の一番忌み嫌う「エコノミスト」の典型であったかもしれないが、それはそれでむしろ筆者の願うことでもあったろう。なぜなら、それだけ西部氏の「経済論」には賛同しがたい一面があるからだ。

 だが他方で、評論家の古谷経衡氏が表した以下の喪失感も共有している。

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西部邁先生が居られない保守論壇なんて…考えただけでも恐ろしい。どんどんと劣化、トンデモ、陰謀論、区別という名の差別が跋扈するだろう。現在でもそうなのに。

古谷経衡氏の2018年1月21日のツイート
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 西部氏はその最後の書『保守の真髄(しんずい)』(講談社現代新書)でも明らかなように、保守派の論客であった。だが、現在の自称「保守」の一部のように、例えば「韓国破たん論」をヘイトスピーチに誘導するような形で言及し、または各種の陰謀論を匂わすような手法も採ることはなかった。西部ファンは多くいても、「信者」のような形で囲いこむこともない。その意味では、西部氏の言動は現代の「保守」論壇の中でまれなものだった。

 西部氏の「経済論」は、かなり昔からある「正統派経済学批判」の形を採っている。西部氏にとっての正統派経済学とは、1)人々は合理的な存在、2)市場は効率的な資源の配分を行う自律的なシステムである、という主張を核にしている。だが、西部氏にとって人間の社会的行動とは、そもそも合理的な面と不合理的な面の二重性をもっている。そしてこの不安定な二重性を平衡に保つ力を、西部氏は「慣習」あるいは「伝統」と名付けている。

この「慣習」ないし「伝統」を経済問題の文脈で理解するとどうなるか。『保守の真髄』でも例示しているが、賃金など雇用関係がわかりやすい。賃金は「慣習」で決まることで、経済の安定と不安定との平衡化に寄与するのである。

 企業の投資活動は将来の不確実性に必ず直面している。このような不確実性に対処するために企業は労使間のあつれきをできるだけ最小化することを選ぶ。なぜなら、労使でもめ事が発生すればそれだけ企業の直面する不確実性もまた増幅するからだ。これは経営者側に長期の雇用契約を結ぶ動機付けを与え、また労働者側も自らの生活の安定のために長期的雇用関係を結びたがる。このことが長期雇用関係を「慣習」や「伝統」として企業の中に、あるいは日本経済の中にビルト・インしていくことになる。

 このような経済論は、初期の著作『ソシオ・エコノミックス』から最後の著作である『保守の真髄』まで一貫している。後者から引用しておく。

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 勤労者がその慣習賃金を受容するというのは、それで自分の家族の生活が賄えると思うからに違いない。ということは、勤労者の購入する主として消費財の価格について何らか安定した期待を持っているということでもある。総じていうと市場で取引される多くの商品の価格が公正価格の周辺で、需要と供給の差に反応しつつ少しばかり変動する、というのが市場なるものの標準的な姿である。

『保守の真髄』142ページ

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 ただし、このような「慣習」=公正価格や慣習賃金などは、平衡作用と同時に非平衡作用も生み出す力を持っている。例えば、長期的雇用関係は慣習賃金として、名目賃金の下方硬直性を生み出す。労使間の信頼ややる気などを損なわないために、不況であっても賃金を引き下げることを選ばない。すでに大企業に雇われている労働者は身分も賃金も保証される。だがその半面で、若者たちの新規採用を削減したり、または非正規雇用などを増加させるなど経済不安定化を生み出してしまう。

もちろん西部氏は、「伝統」や「慣習」は人間社会の合理性と非合理性の平衡を「綱渡り」的にとることができるとみなしているだけで、いま書いたように「伝統」や「慣習」が一部の人たちには安定的でも、経済自体に不安定化をもたらすことも想定していたと考えることはできる。

 この「伝統」や「慣習」に二面性を求める見解、時には社会・経済を綱渡り的に平衡させ、時には非平衡化させてしまう働きというものは、西部氏の貨幣論にも典型的に表れている。

 貨幣は社会的価値を交換可能にすることで社会の安定化に寄与するだろう。しかし他方で強烈な不確実性ショックに直面すると、この貨幣がかえって社会そのものの平衡を危うくする可能性を、西部氏は同時に示唆していた。

 例えば、強いデフレショックがもたらした貨幣価値の急騰(貨幣バブル)によって、人々は実物投資や消費、そして何よりも人間そのものにお金を使うこと(雇用、教育など)を控えてしまい、ひたすら貨幣をため込んでしまうかもしれない。西部氏自身は、多くの経済学批判者と同様にインフレの方がデフレよりも社会を非平衡化=不安定化するものと思っていたようだが、いずれにせよ、この「デフレ=貨幣バブル」を再平衡化するには「貨幣=慣習」の価値を微調整していくべきだ、というのが西部氏の政策論の核心である。

 ただし、このとき西部氏は「貨幣=慣習」の平衡化は、金融政策よりもむしろ財政政策が担うものと考えていたし、また政策の担い手としては「官僚」に期待しすぎていた。

要するに、日本のデフレの長期化は、それが問題であるにしても、原因が金融政策の失敗というような観点についぞ、西部氏は立脚することはなかった。むしろ市場原理主義的なもの、グローバリゼーション的なものが、「慣習」や「伝統」の平衡化を阻害することで日本の長期停滞は生じたと、彼はみていたと思われる。そのため、デフレとデフレ期待の蔓延(まんえん)、それをもたらしている日本銀行の金融政策の失敗というリフレ派の主張には、西部氏は最後まで賛同しなかったと思われる。それは残念なことであり、西部氏の影響を受けている人たちの「経済政策鈍感」ともいえる現象を招いただけに、さらに残念さは募る。

さらに「官僚」への期待が過剰なようにも思える。ここでいう「官僚」というのは、実際の高級官僚たちだけではなく、政治家、言論人などを含むものだ。この「官僚」が「指示的計画」を策定し、市場経済の基盤であるインフラ整備を行うことで、社会を安定化させることを西部氏は期待した。しかしその「官僚」から、なぜか「エコノミスト」たちは排除されていた。なぜなら、「エコノミスト」たちは世論の好む意見しか表明しない、社会をよくする存在であるよりも、社会に巣くう連中であるにすぎないからだ。だが、他方で、西部氏の期待する「官僚」たちも大衆や世論が好むように発言し、活動するものがいるのではないか。

 大衆や世論には、真理を求めるという姿勢よりも、常に自分たちの好むものだけを望む傾向があるのは確かだ。だが、他方で今日の財務省的な緊縮主義に対抗できているのは、大衆の反緊縮的姿勢だけではないだろうか。日本の言論人やマスコミ、政治家、そして高級官僚のほとんどすべてが、日々、緊縮主義の掛け声をあげているのが実情である。大衆に安易な依存も期待もできない。しかし他方で、そこにしか今の日本ではまともな政策、少なくとも経済政策の支持の声は強くない。この日本の特殊な言論・政策環境にこそ、日本の精神的病理があるようにも思える。

 西部氏の著作や発言は膨大である。そこにはひょっとしたらこの問題への解もあるかもしれない。だが、いまはここまでにとどめておきたい。

 最後になってしまいましたが、心からお悔やみ申し上げます。生前のご教示ありがとうございました。
参照元:エコノミストを忌み嫌った「保守の真髄」西部邁の過ち
『田中秀臣』iRONNA 毎日テーマを議論する

西部邁さん、昨年末友人に「僕は年明けに死ぬ」と打ち明けていた
2018年1月22日7時0分 スポーツ報知

テレビ朝日系「朝まで生テレビ」などに出演し、保守の論客として知られる元東大教授で評論家の西部邁さんが21日、死去した。78歳だった。警視庁によると、東京都大田区の多摩川に飛び込み、搬送先の病院で死亡が確認された。遺書があり、自殺とみられる。

 時代を代表する保守論客が亡くなった。

 警視庁田園調布署によると、21日午前6時40分ごろ、東京都大田区田園調布5丁目の多摩川河川敷で、長男から「父親が飛び込んだ」と110番通報があった。駆けつけた署員が救出した際には意識不明で、搬送先の病院で死亡が確認された。河川敷で遺書が見つかった。同署は自殺を図り、溺死したとみている。

 関係者によると、西部さんは2014年の妻の死などによって自身の死への思索を深め、昨年末ごろから「僕は年明けに死ぬ。自殺する」と親しい友人に打ち明けていた。哲学として「最期は自分の手で生涯を閉じる」とも言い、担当した執筆業などはすべて整理。長く主宰してきた論壇誌「表現者」も昨年、顧問を引退し、後進に譲った。

 昨年12月に出版した「保守の真髄 老酔狂で語る文明の紊乱(びんらん)」(講談社現代新書)の帯では「大思想家・ニシベ 最期の書!」と「最期」との表現を使い、「自裁死」を選択する可能性を示唆していた。歌手・仲宗根美樹の「川は流れる」がお気に入りで、「最後の場所に川を選んだのもそれが理由ではないか」と関係者は話している。20日放送の東京MXのレギュラー番組「西部邁ゼミナール」には出演した。

 西部さんは、東大経済学部に在学中、東大自治会委員長や全学連中央執行委員として60年安保闘争の指導的役割を果たした。専門は社会経済学。86年に東大教養学部の教授となるが、教授人事を巡る東大駒場騒動が起き、2年で教授を辞任した。

 その後、討論番組「朝まで生テレビ」に出演するなど、保守論客として活躍。高度大衆社会への警鐘やポピュリズム批判を基軸を置き、小泉構造改革や民主党政権を厳しく批判していた。若手学者とも積極的に討論し、飾らない人柄で知られていた。葬儀・告別式などは行わないという。

 ◆西部 邁(にしべ・すすむ)1939年3月15日、北海道長万部町生まれ。61年東大経済学部、71年同大学院経済学専攻修了。東大教授時代の88年に辞職。テレビ朝日系「朝まで生テレビ」などメディアに多数出演。83年、著書「経済倫理学序説」で吉野作造賞、84年には「生まじめな戯れ」でサントリー学芸賞受賞。論壇誌「発言者」「表現者」を主宰した。
参照元:西部邁さん、昨年末友人に「僕は年明けに死ぬ」と打ち明けていた
2018年1月22日7時0分 スポーツ報知

死去した西部邁氏が昨年末に語っていた言葉
ウーマン・村本さんとの対談で…
2018年01月22日 AERA dot. 東洋経済ONLINE

評論家の西部邁(すすむ)さん(78)が21日、死去した。東京都大田区田園調布5丁目の多摩川に自ら入り、警視庁と消防が西部さんを救出したが、約2時間後に搬送先の病院で死亡が確認された。

警視庁によると、同日未明に家族が「父親がいない」と110番通報。行方を捜しているなかで、多摩川で発見された。河川敷に遺書が残されており、自殺とみられている。最近は体調が優れなかったという。

1939年、北海道生まれで東大経済学部卒。元東大教授。保守派の論客として活躍した。著書に『大衆への反逆』などがある。最近まで雑誌『表現者』顧問をしていた。

2017年12月18日号のAERAでは40歳以上、年の離れた芸人のウーマンラッシュアワー・村本大輔さんと対談し、話題を呼んだ。

一度も投票に行ったことがない

西部さんは村本さんとの対談で一度も投票に行ったことがないことを笑顔でこう明かしていた。

「最初の投票用紙が送られてきた20か21歳のとき、東京拘置所にいた。当時は東京大学の学生で、暴力革命を唱え、政治犯の被告として収監されていた。暴力といっても首相官邸や国会の門扉を壊した程度だったけど、確信犯だったからそんなやつが投票をするのは間尺に合わないと考えた。その後も転居の連続で10年ぐらい投票用紙が届かなかったし、あえて投票のことも考えませんでした」

また、「投票が権利ではなく義務だというなら、放棄した場合には罰金を設ければいい。世界にはそういう国もある」と持論を村本さんに披露していた。

西部さんは対談の中で、安倍首相にレクチャーしたエピソードも語っていた。

「安倍さんとは彼が最初に総理を辞めた後、1年間研究会を開いて正しい保守についてレクチャーをしていました。そのうえで気に入らないことを言わせてもらえば、日米同盟の下で安保法制をつくったことです。僕は安保法制自体には何の問題もないとの立場で、自衛隊が行く必要のある特殊事情があるなら、地球の裏側でも行け、鉄砲も撃てと思う。だけど、それを米国のような国とやるな。米国は北朝鮮の核武装はけしからんと言っておいて、自分たちの友好国のイスラエルなどには、どんどんやれと言っているような国です」

現在の日米関係については辛辣に語っていた。

「米国もめちゃくちゃになっているから日本を守る気なんてない。それに、北朝鮮のような侵略性むき出しの国が核武装すると世界の迷惑だからつぶせと言うけど、最も侵略的なのは米国に決まっている。僕は日本人だけど、その圧倒的大多数はアメリカンデモクラシーの名の下にアメリカの属国民、つまりJAP.COMの社員になっている」

村本さんはツイッタ―で≪堀潤さんから「とんでもない人がいたよ!」って教えてくれたのがこの人。そのあとTwitterで西部邁さんと話したいって書いたらAERAから対談のオファー。何というか目のキラキラした少年と話してるような、そんな人。また話したかった。≫と記していた。

(AERA dot.編集部)
参照元:死去した西部邁氏が昨年末に語っていた言葉
ウーマン・村本さんとの対談で…





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小室哲哉引退について



小室哲哉が1月19日午後に記者会見を開き、週刊文春にスクープされたA子さんとの不倫騒動のけじめとして作曲家としての引退を表明した。

会見では、妻であるKEIKOの介護生活について赤裸々に語り、また突発性難聴など身体の衰えや才能の枯渇などを訴え、これまで作詞、作曲家としての活動に対する限界を感じていたようだが、今回の不倫騒動をきっかけに引退への決意に繋がったようである。




引退を表明した現在、小室哲哉は、土星/木星期で、マハダシャー土星期の最後のアンタルダシャーの時期である。

このマハダシャーロードの土星とアンタルダシャーロードの木星にトランジットの土星と木星がリターンしている特別なタイミングである。

つまり、土星と木星の両方が同時に出生の配置に戻ってくるタイミングとは、誕生してから60年後(60歳)である。


これを世間的には『還暦』と呼んでいるが、土星と木星が誕生した位置に戻って来るタイミングとは一つの周期の終わりであり、人生が一区切りついたということである。



土星は、ラグナ、月から見て、9、10室支配のヨーガカラカで、8室に在住しており、8-9、8-10の絡みが見られる。


9室とはダルマハウスであり、人生の目的のハウスであり、喜びやインスピレーションを表わすが、それが8室に在住して失われている。


そして、10室の支配星が8室に在住しているので、仕事の行き詰まり、中断(すなわち引退)なのである。


木星は8、11室支配で6室に在住しており、これは今回の不倫騒動などに見られる対人関係上の依存関係を表している。


おそらくこの木星は、看護師のA子さんの表示体ではないかと考えられる。


医療の専門知識を持つA子さんに頼り、お金を支払って、サービスを受けるという関係性がこの6-8の関係である。


7室支配の火星が12室に在住し、その火星に木星がアスペクトしている為、KEIKOが入院する病院に見舞いにも来てもらったということではないかと思われる。


このアンタルダシャーの木星のディスポジターである金星がラグナロードで6室支配の金星であり、それが7室に在住している。


従って、A子さんから医療行為を受けながら、同時にパートナー関係のような要素が出てきたと考えられる。



今回、マハダシャーロードの土星は8室に在住し、アンタルダシャーロードの木星は8室の支配星である。


そして、土星が8室にトランジットし、木星が8室の支配星にトランジットしているため、8室にダブルトランジットしており、また木星と土星は10室や2室にもダブルトランジットしている。


8室と10室にダブルトランジットが形成されているため、今、これだけ世間の注目を浴び、人生の挫折とも言える状況に陥っているのである。


小室哲哉の引退とは、今回の会見を見ても分かるように挫折としての引退なのである。




小室哲哉は、会見の中でも語っているように1993年~2000年ぐらいまでが、全盛期で、2000年以降は、事業の失敗や巨額の借金、創作活動における産みの苦しみなどに直面している。

ちょうどマハダシャーが木星期から土星期へ切り替わった頃である。






ナヴァムシャ(D9)を見ると、木星は9室支配で5室にアスペクトしており、4、11室支配の金星と相互アスペクトして、4-9、9-11のラージャヨーガ、ダナヨーガを5-11室の軸で形成している。


1993年~1995年末ぐらいまでの木星/金星期が最も輝いた時期である。


マハダシャーロードの木星とアンタルダシャーロードの金星が相互アスペクトして、ラージャヨーガ、ダナヨーガを形成している為である。






そして、ダシャムシャ(D10)を見ても木星は5、8室支配で10室に在住し、3、10室支配の金星と5-10室で星座交換している。


このマハダシャー木星期に小室哲哉は、多くのヒット曲を世に送り出した。


特に木星/金星期に送り出したのである。



ダシャムシャの5室と10室で星座交換している配置は、小室哲哉がクリエイターであり、作詞、作曲家であることを表している。






5室は音楽を表わし、金星は音楽の表示体である。


この5室に在住する金星と星座交換するマハダシャー木星期に小室哲哉の作詞、作曲の才能は、最高のパフォーマンスを発揮した。


然し、マハダシャー土星期になると、土星は6、7室支配で5室に在住しており、創作活動(5室)に奮闘(6室)をもたらした。


アイデアが出て来なかったり、音楽が思うように生み出せない苦しみをもたらしたのである。



結局の所、2001年5月5日以降のマハダシャー土星期に入ってからは、小室哲哉はずっとこの調子なのである。


最も創造性や才能を発揮した1993年~1995年末、そして、2000年ぐらいまでの作品と比較されてしまい、その時の作品よりも良いものが生み出せないという葛藤が常に付きまとっているのである。



これが小室哲哉自身が会見の中で語っている才能の枯渇の問題である。



然し、土星は5室に在住している為、才能の枯渇に悩んだとしても楽曲を作り続けなければならないのである。






これは2020年5月5日以降にマハダシャー水星期に移行した後でも同じである。


水星は2、11室支配で5室に在住している。


従って、今度はお金を稼ぐために曲を作り続けなければならない。



小室哲哉のダシャムシャの5室を見ると、金星、水星、土星、火星が集中し、金星は木星と星座交換している。


この射手座に集中する惑星が、小室哲哉の才能を表しているが、土星や火星が絡んでいる為、シンセサイザーなどを使ったテクノサウンドなのである。


そして、非常にテクニシャンであり、万人に広く受け入られる楽曲を作ったという意味で、その才能は、同じく5室に惑星が集中している三島由紀夫や村上春樹と似ている所がある。

素朴ではなく、技巧的で上手いのである。


然し、小室哲哉自身が、曲がヒットした頃から20年以上が経っているので、才能が枯渇し、自分でも飽きてきている、みなさんも飽きてきていると、悲しいことに自ら率直に述べている。


つまり、最も自分が創造的であった頃の自分を模倣する段階にまで到達してしまったということではないかと思われる。



水星は出生図でも5室の支配星で、8室で、9、10室支配の土星とコンジャンクションし、ナヴァムシャでも3、12室支配で、10室で、7、8室支配の土星とコンジャンクションしている。



土星期と比べて、良くなったとは言えない配置である。


基本的にこの土星期の19年間に行ってきた楽曲作りを更に水星期になっても続けていかなければならないということではないかと思うのである。



小室哲哉も今は過度の失意の中で、『引退』の言葉を口走ったが、結局、音楽の才能を持って生まれてきた以上、今後も音楽以外のことは出来ないのではないかと思うのである。



それが小室哲哉のマハダシャー水星期である。








因みに小室哲哉は、2008年11月4日に大阪地検特捜部に5億円の詐欺容疑で逮捕されている。


全楽曲806曲の著作権を10億円で譲渡する仮契約を関西地方在住の個人投資家男性と締結し、前妻のASAMIの著作権使用料の差し押さえを解除する費用として、5億円を受け取ったが、実際には、著作権の一部は譲渡済みで、実際には著作権を持っていなかったことから、投資家から刑事告訴された為である。


この時、小室哲哉は土星/金星期である。


何故、この土星/金星期に刑事告訴されたのか考えると、マハダシャーの土星とアンタルダシャーの金星は絡んでいないため、土星からの金星の配置が重要となる。


土星から見ると金星は6、11室支配で12室に在住しており、6室の象意が確認出来るため、投資家から刑事告訴されたのである。


また11室支配の金星が12室に在住しているということは、この時期、小室哲哉は出費が激しくて借金の返済などに苦しんでいた時期である。


この配置からは、そうした小室哲哉の経済的な苦しさが伝わってくる。


金星はラグナから見ると、1、6室支配であり、ディスポジターは12室に在住し、12室支配の火星からアスペクトを受けている。


従って、6室の象意、12室の象意が強調されている。



また凶星のマハダシャーの時期にそれと絡まないヨーガカラカのアンタルダシャーの時期は悪いという有名な法則がある。


金星はラグナロードで、生来的吉星でもある為、良さそうに思うが、この場合、金星は悪いということである。



木星/金星期は、小室哲哉は1993年~1995年末の楽曲がヒットを飛ばした最もブレイクした時期であった。


従って、アンタルダシャーの金星期は一見良さそうに思えるが、然し、マハダシャー土星期におけるアンタルダシャーの金星期は良くないのである。


これについては私もその当時はよく分かっていなかったが、土星と金星が絡んでいないため、土星からの位置関係が重要となり、金星は土星から見て6、11室支配で12室に在住するその配置の象意が強く出て来るのである。


また土星/金星期は、土星/土星期のように働くということも機能していると考える必要がある。


但し、土星/土星期として考える場合、パッと見では、どこにも6室の象意が出てこない為、小室哲哉が刑事告訴された(6室)象意はどこにあるのかと考えてしまう。


然し、土星のディスポジターが8、11室支配の木星で6室に在住している為、ここで6-8の絡みが生じ、また木星は11室の支配星でもある為、不正な(6-8)利得(11室)が生じたと考えることが出来る。


従って、ここでは、土星から見た金星のPACからも説明できるし、また土星/金星期を土星/土星期のように考えて、土星のディスポジターの理論で説明することもできる。



また土星/金星期の場合、アンタルダシャーの金星は、アヌラーダに在住し、土星を支配星とするナクシャトラに在住している。


従って、この場合、マハダシャーの土星の方が優勢に働くと見なすべきである。


そうすると、土星のディスポジターの理論で、8、11室支配の木星が6室に在住することによって刑事告訴を受けたと考えることが出来る。



音楽家として成功した木星/金星期の場合、マハダシャーの木星は天秤座に在住して、金星の星座に在住している為、アンタルダシャーの金星が優勢に働いたと考えることが出来る。


従って、木星の配置が本来持っているはずの8-11室支配で6室に在住する凶意は、それ程、発揮しなかったと考えることが出来る。



このように小室哲哉の木星/金星期と、土星/金星期の比較というのは、非常に興味深い研究テーマである。



小室哲哉は成功していた1993年~2000年のマハダシャー木星期に総資産が100億円を超えていたが、浪費家で、金遣いが粗かった。


ロサンゼルスへの渡航費に2000万円かけたり、ベンツやフェラーリを30台以上所有し、プライベートジェット機を保有。


売れたアーティストには高級外車やカジノで豪遊するなどしていたそうである。



これは、木星が8、11室の支配星であるが、6室に在住して、7、12室支配で12室に在住する火星と相互アスペクトしている為である。


11室の支配星が12室の支配星と6-12室の軸で、相互アスペクトしていた為に入ってきた収入を全て浪費したようである。


その際、7室支配の火星が12室に在住しており、配偶者による出費という象意もあり、前妻の慰謝料への支払いもあったが、また後に再婚したKEIKOも小室哲哉の浪費癖を諌める感じでもなく、この配置からは一緒になって豪遊したのではないかと考えられるのだ。



この木星期に海外事業にも投資したが、それも失敗して、70億を超える負債を負ってしまったようである。


この配置も7、12室支配で12室に在住する火星と、8、11室支配の木星が相互アスペクトしている為に生まれた出費である。



木星が結局の所、6室に在住して12室にアスペクトしているためにどれだけ稼いでもその稼いだお金を豪快に使ってしまうという配置のようで、金は常に不足し、借金体質であったことが理解できる。


そして、金に困ると、月利5%も取るような高利貸しのような人物からお金を借りるという無謀な行為も行っている。



その高利貸しのような人物への金利の返済に充てるために巨額詐欺事件を起こしてしまったようなのである。



おそらく木星期の途中で、借金に頼っての豪遊生活を送っており、木星期の間は収入もあったため、問題はなかったが、土星期になって収入が減ると、金利の支払いに苦しみだしたということである。



8、11室支配で6室に在住する木星は、6-8の絡みがあり、お金が絡む貸し借りの人間関係、支配と服従の人間関係を表しているのである。



それで、この時期、前妻への離婚慰謝料を背負い、海外の事業で負債を抱え込み、高利貸しの負債も抱え込んだのである。



これがマハダシャー木星期の実態である。



つまり、収入が良かった木星期に後に苦しむことになる種は播いていたといえる。



逆に言えば、6-8の絡みをヴィーパリータラージャヨーガとして捉えれば、借金をして豪遊ができるという配置であると言える。






・金銭感覚が普通でない人のチャートの特徴とは



つまり、こういうことが言えると思うが、金銭感覚が普通でない人(浪費癖が激しい人)のチャートにおいては、必ず、11室と12室が強く絡んでいるのである。


11室と12室が星座交換しているような場合であれば強力である。


そして、6室(借金)と12室(出費)の軸が強調されているはずである。




・8室の凶星



また8室に凶星が在住している場合、7室から見た2室である為、パートナーにとってのマラカハウスとなり、パートナーの健康を損なう配置である。



KEIKOが2011年10月24日にくも膜下出血と診断された時、ダシャーは土星/太陽/土星期であった。



土星は蠍座の7室をラグナとすると、3、4室支配で、マラカに相当する敏感さ(※3室[8室から見た8室]を支配している為)があり、マラカの2室に在住している。



従って、小室哲哉の9、10室支配の土星は、ヨーガカラカで、2、5室支配の水星とコンジャンクトして、5-9、5-10のラージャヨーガを形成し、一見良さそうに思えるが、8室に在住している場合、土星や水星が支配するハウスの象意が傷つくと共にパートナーにとってそれは良くない配置であることは無視することが出来ない。



8室で土星と水星がコンジャンクションしているが、この土星と水星は度数も近く緊密にコンジャンクションしている為、ナヴァムシャでも同じ10室に在住している。


蟹座ラグナにとって、土星は7、8室支配で10室で減衰しており、3、12室支配の水星とコンジャンクションしているが、対向には2室支配で4室で減衰する太陽と相互アスペクトしている。


然し、ここには全くラージャヨーガは形成されておらず、しかも吉星の絡みもなく、木星からのアスペクトもない状態である。


減衰する土星と減衰する太陽の相互アスペクトは、ニーチャバンガラージャヨーガであると言われ、また土星は8室支配で減衰している為、パラシャラの例外則によるラージャヨーガ的な働きが期待できるがここで、それが何を指すのかはよく分からない。



これらの例外法則を考慮するよりも先にケンドラに在住する減衰した凶星で、何もラージャヨーガを形成しておらず、吉星の保護も働いていないという点を考慮すべきかもしれない。



従って、マハダシャー木星期とマハダシャー土星期のギャップが非常に大きいのが小室哲哉のチャートである。



2000年代初めに週刊誌にて、小室哲哉の落日が揶揄される記事が掲載されたが、それはマハダシャー土星期への移行が始まった時である。



小室哲哉は、まもなくマハダシャーの土星期が終わろうとしている為、まもなく19年の歳月が経過しようとしている。




(参考資料)



小室哲哉会見の100分全記録「5年前から男性的能力なく、男女関係ない」「単語でKEIKOと会話」
上田耕司 2018.1.19 23:18 週刊朝日

小室哲哉が19日午後、記者会見を開いた東京都港区のエイベックス本社には150人の報道陣が集まった。たった1人で着席した小室は頭を深く下げた後、静かに話し始めた。支離滅裂な言い分、意味不明に思えた発言も多くあったが、なるべく発言のままにお伝えしていく。

*  *  *  報道により、KEIKOやファンのみなさまにご心配おかけしたこと、相手の方にご迷惑をおかけしたことをお詫びすると同時に、僕なりのこの騒動のけじめとして、引退を決意しました。

 話を2009年までさかのぼらせていただきます。僕は事件で有罪判決(懲役執行3年、猶予5年)を受けました。そして2011年10月、妻の突然の病気(くも膜下出血)。予期せぬことではありました。因果関係もお医者さまにもわからないんですけど……。

 幸いKEIKOに身体的な後遺症はなかったのですが、脳の方にちょっと障害が残りました。少し、欲がなくなってしまったりとか、僕から見て、女性から女の子という、すごくやさしい性格になったのかなと初期はそう思いました。

 一番、ショックを受けたのは、KEIKOは歌手ということで大きな存在だったと思うのですが、残念なことに音楽に興味がなくなってしまって、カラオケに誘ったり、音楽のインターネット番組を見せたり、CDを聴かせたり、僕なりにいろいろと誘ってみたのですが、音楽に興味を持つということは日に日に減ってきました。

 今年で7年目になるんですが、初期の頃、何とか無理やりレコーディングスタジオに連れて行き、KEIKOの心境を僕が歌詞にした歌を何とか録音したことがあります。未発表曲になっておりますけど。それ以降は「もういいよね」ということで、ほぼ歌うことということはなくなりました。それが現状です。

 これも恥ずかしい話なんですが、今は彼女は小学4年生くらいの漢字のドリルとかが楽しいみたいです。すべてがそういうレベルでは全くないですけど……。

 そういう中で、夫婦として、大人の女性としてのコミュニケーションが日に日にできなくなってきています。

 電話や会話がだんだん1時間から10分、5分、3分みたいな間しかもたなくなっています。

 非常にかわいそうだなという気持ちもあるんですが、そこをあきらめてはいけない。それが精神的なサポートということなんだと承知の上だったんですが、何度も繰り返しの質問であったりとかで、3年前からちょっと疲れ果ててしまっていたところはあったとは思います。

年々、仕事が増えて、少しずつ音楽に向かわなければいけない時間が増えまして、僕がずっとKEIKOのサポートをするのは不可能なこともありまして、スタッフたち、家族の支援がないと、仕事が追いつかなくなくなってきたという状況が2、3年前くらいから始まったと思います。

 1年の2カ月、3カ月に分けて、実家と僕とスタッフが分担してサポートしていく方向でやってきた。音楽をしたいとか歌いたいということではなく、毎日どうやって、起きて、食事をして、余暇を楽しんで、どう寝るかという日々でのKEIKOのサポートをしてきたつもりです。

 2年ほど前、1カ月ほど仕事が忙しかったということがあり、僕はなぜかわからないですけども、C型肝炎になりました。結局2人でいると、お互い闘病みたいな形になってしまい、当たり前ですが、KEIKOは普通の家庭の奥さんではないので、僕の看病、見舞い、言葉をかける、という行為はなかなか難しい状況で、1人で闘病をしていました。

 病気の中でもテレビ(出演)であったりだとか、音楽創作は続けてしまいました。その間にKEIKOが何を思っていたかというのは想像の域です。

 おかげさまでC型肝炎が陰性になりまして、仕事に復帰した2016年くらいから、病気の副作用もありまして、突発性難聴に近いものに僕がなりまして、現在も左の耳がほぼ聴こえないです。

 今もキーンという音が鳴りっぱなしで、ストレスだろう、ということしかわからないみたいです。診断書によると、ストレスによる摂食障害、それから睡眠障害みたいなことで、8月に入院を1人でしました。

 A子さんを含む複数のお医者さま、看護師のみなさま、そういう方の協力を得ることが日増しに増えました。退院をしましたが、不規則な生活もありまして、通院のみでは治療は不可能な時期もありました。都内はいろんな場所にお医者さまが往診してくれる環境ですから、そういうのを利用させていただき、何とかしようとしてきました。

 順調に戻れたなという感じなんですが、耳鳴りがまだ治ってもいないですし、すぐ熱っぽくなったり。

 その中で、報道されたA子さんは早朝、病院の昼休みであったりとか、時には深夜イベント終了後であったり、ホテルとかに往診に来てくれることが度々、増えてきました。

 自宅でKEIKOがいる時にも往診には複数回、来ていただいてます。ついつい雑談につきあってもらったりとか、確実に僕の甘えなんですが、つきあってくださった。点滴もあります。すべて薬事法に基づいた医師の指示にもとづいたものです。そういう日々が17年のはじまりから後半くらいまでですかね。

 看護師さんという立場から少しずつ自分のこともお話していただくようなことがあったりして、仲のよい一番信頼できる人になっていきました。看護師さんが施術をするということで誤解を与えてしまうことは当たり前であって、そこにスタッフの人間であったり、いろんな人がいてくれることも多々あったんですが、誤解を招いてしまいました。

 記事にもあるように時間が長すぎるんじゃないかとか場所も怪しいんじゃないかということになっているのは当然だと思います。先ほど、C型肝炎ということをお話しましたけれども、当たり前ですが体調不良で来ていただいていて、女性として来ていただいたことは一度もない。精神的な医療サポートをしてもらった。

 それから、非常にお恥ずかしい話なんですけれども、僕が男性としての女性を呼び込みたいというような欲求というものとはちょっとかけ離れていまして……。

 心から本当なんですが、男女の関係というのはまったく考えてないです。ありません。誤解を生じさせてしまいましたし、男女を想像させるような環境も多々あったと思います。これをみなさんが使っている言葉を使わせていただきますが、不徳の致すところ以外にはありません。申し訳ありません。

 体調不良は本日も変わらず、残念ながら耳鳴りがどうしても治らなくて。仕事も納期が3日、1週間、締め切りも滞りまして、小室だからこんな音を作ってくれるだろうという期待に応えられるか、ということも2017年秋から、自問自答する日々でした。

 1週間、悩みに悩んでやり直しみたいな日々もありました。10年前、20年前では考えられなかったことなんですが。期待に応えられるレベルなのかな。正直やり直しやり直しということも増えてきました。簡単にいうと不安、自信のなさということが日増しに増えていきました。KEIKOにも簡単な言葉でしたが悩みを言いました。もう音楽に興味がない人になっているので、「そうなんだ」というくらいだったのかなと思います。

 そういう事情で、(A子さんに)ついつい相談ごととか、17年から18年の年末年始、特にそうなってしまいました。奥さんはピアノのフレーズを聴いても30秒ももたない。それで依存がA子さんの方に強くなってしまいました。

 そうしたタイミングで週刊文春さんに報じられ、僕から言うと戒めみたいなことなのかなと思っています。

僕は裁判所で執行猶予付きの有罪判決を言い渡され、裁判官から頑張るんだよという叱咤激励を受けまして、そのときの判決を見た時のような気分を文春さんの取材を受けた時、抱きました。

 罪を償うとともに、自分の身体的な限界であるとか、この音楽界、エンターテイメント界に僕の才能がほんとうに必要なのか。もはやここまでだな。音楽の新しさみたいなものを作れるものがあるのかな、という自問自答を続けてきました。(週刊文春に)報道していただき、僕は音楽の道を退くことが私の罪滅ぼしであると思いました。

 年末、自分が作り上げた楽曲の中でも愛着がある楽曲もあります。自分でも出来栄えは良かったな、いいんじゃないかという曲もあります。エイベックスにとっても非常に大事な曲もあるのかなと思います。他のレコード会社のアーチストの方にとっても大切な曲もあったのかなと思います。そういう楽曲は生きていって欲しいなと思います。

 僕のものではなくて、歌う方のものなので。そう思えば思うほど、僕の今のふらついた考え、自信のない考え、かんばしくない体調。そういうことでのネガティブというか、あまり明るくない状況みたいなのが、影響がいってしまうのが今の僕が一番、望んでないことです。自発的な音楽活動は本日をもって退こうと思います。

 ほんとは芸能人になりたかったんじゃなくて、音楽をやりたくて始めた。自分もヒット曲をつくる人間なんだと思ってやっていたのではなく、好きな音楽をやれたらいいなと思ってやっていたのですが、90年代の自分でもまったく想像もつかない(CDの販売)枚数であったり、売り上げであったりとか、そういうことによっての過信、慢心があった。

 それから20年以上が経っているので、枯渇している能力、自分でも飽きてきている、みなさんも飽きてきているのに、認識の甘さがありました。

(週刊文春の)取材を受けてまだ5日しかたっていません。今後の生き方は少し時間をいただいて、KEIKOとのことを含めて考えていきたいと思います。勝手な苦渋の決断ではあります。今回のお騒がせした中での僕なりの償いはこれが精一杯です。

 これからどれほど生活水準とかそういうことが下がったりとかははかり知れません。まったく、わからないですが、ただ、こういった場所でみなさんから注目していただけるようなことはもしかして、これが最後かなと思っています。実直に受け入れようと思っています。TMネットワークから始まって35年になりますが、ほんとうにみなさんありがとうございます。心から感謝しています。

〈これ以降、記者団からの質問が続いた〉

――具体的に引退を考え始めた時期は?

 ダメなのは左耳なんですが、どうしても耳鳴りが今も消えなくて、難聴なのかはちょっとわからないんですが、それで音楽が作れないことはないんですが、体調がそれによって非常に悪くなったりすると、介護の方のご苦労ははかりしれないんですが、僕も多少、端くれかなというところがありまして、両立することの限界を感じたのは(昨年の)8月ですね。自分の気持ちを持っていたのと、みなさんにご迷惑をおかけしたのとで、(引退を)決断しました。

――引退はいつから?

 自発的なこれをやりたい、あれをやりたいという音楽活動はきょうから退こうと思っています。それでも責任があるんじゃないかやってくれということはやろうと思っています。

――A子さんとは現在も連絡を取っていますか?

 事務的な連絡はせざるを得ないのでとってはいます。誤解を招かないように今後はいましめ、しっかりしていきたいと思います。

――今回の一連のことはKEIKOさんにはちゃんとお詫びをし、納得してもらっているんでしょうか。

 話はしてあります。納得しているかどうかは今お話させていただいた通りで、しっかり向き合って理解をしてもらえるかというのはこれからです。

――A子さんと腕を組んだりだとか、ベッドで一緒に寝ましたか、と文春に質問されて「そうですねはい」と答えてますが、どういう関係でしょう?

 僕の体調不良で来ていただいている方で、一般の男性が女性を招くというものとは確実に違うと心から言えます。不徳の致すところで誤解を招いた形になってしまった。長い時間続けてもらったりだとか、そういうことだと思います。

――精神的な支えということもあったんですか?

 かなりありました。ほんとにお恥ずかしい話ですが、5年、6年前から普通の男性としての能力というのがなくて、精神的なものの支えが必要だったと思います。

――KEIKOさんにどのように報告したのですか?

 非常に特殊な例だと思っておりますが、簡単な単語でこういうことだと、「ごめんね」とか、「わかったよ」ということであったりとか。「やだな」とか、ほんとに短い言葉のやりとりを昨日までしていました。この会見が(午後)1時からあるということも昨日、話しております。ゆっくりと、これから目を見てしっかりと話していきたいと思っています。

――KEIKOさんは「わかったよ」と言った?

 今、ラインみたいなものがあるので、「わかったよん」みたいな感じ。一般の奥さんとはちょっと違うので、どのくらい理解してくれているのか。過去、何回か時々、正常になる会話ができる時が年に数回あります。その時に「私、普通じゃないよね」って言ってくれる。

――離婚も考えているか。

 僕は女性というよりも、今の子どものようなKEIKOの方が愛は深くなっています。

――夫と妻という関係は今後も続けていく?

 はい、「旦那さん」という言葉を使ってくれる時もあります。

――医療行為とは具体的にはどういう薬ですか?

 こういった公共の場でしっかりお話するのが難しい。病院の診断書に基づいた医療行為だと思います。

――A子さんと知り合ったのはニンニク注射をした時なのか?

 そうですね。初期はそうです。

――今もそれを必要とする状況?

 いや、今は違うと思います。今はC型肝炎からストレスになって難聴であるとか、非常に全体がだるかったりとか思考が鈍ったりとか体力の補給が一番メインだと思います。入院中も2日、3日点滴をし続けているという状況なので。針は刺さっていっぱなしです。点滴を一日中。2泊くらいという言い方をされるみたいですけど、針が刺さったままでも、そのくらいし続ける。

――どなたかに相談されたのか?

 たった1人の判断です。誰にも相談していません。最初からずっと自問自答。

――A子さんの自宅にまで行っていたそうですね

 他のお医者さま、看護師さんはどうしようもない。僕が動くのならやれる。成立できるということでほんの数回うかがっています。

――A子さんに対する感情はどういうふうにお感じになっていますか?

 非常に甘えていたと思いますし、助けていただいた。感謝しています。申し訳ないという思い。

――体調不良ということですが、今後はKEIKOさんも介護が必要です。

 何はともあれ、ホントに頭の中が混乱していて、どうしていいかわからない、正直。どうやって守っていくか、考えなければいけないが、今こうやってお話している報告が先だなと思ってお話している。今はまったく頭が混乱していてどうしていこうかなという気持ちです。

――夫婦間で少し距離をとって、ストレスのない生活を考えていますか?

 現代病といえばそうなのかもしれないですけれども。非常に四方八方から前にも後ろにも右にも左にも動けない状態がずーっと続いたので。今ほんとにキーンという音がずっとしているんですが、これもわかってもらおうとしても難しいと思うんです。これが消えるのかという疑問もあります。

――今回のことでA子さんは何て言ってましたか。

 見守っていると。きょうの会見を。

――引退のことはお話になりましたか?

 はい、しました。もったいないと言ってました。

――音楽生活を振り返って?

 93年、94年から2000年くらいがブームだったと思うんですけれども。それが、一番基準になりまして、それを超えることはできないですし、それを下回ると期待に応えられないという感覚ですね。あの時代の曲は素晴らしいねと言ってくださる方が一番多いので。そのレベルというのは時代の流れもありますが、あれを基準にしてしまう。そこから上じゃないと。枚数ではないんですが、それとの比較というんですかね。何かこの時代、何をもってミリオンセラーというのか、数字が定まってないので、それを模索するというのは難しいんですけど。

――A子さんには愛情に近いものなんですか。

 どうなのかな。作詩でも愛という言葉を使うことが多いんですけれども、あまりに広すぎて、例えばですけど、KEIKOも最初の時には恋愛感情ではなかった。globeという、ボーカリストとしての愛情だったし、結婚してから恋愛感情というものは当然あったと思いますし、病気になってからはそういった愛情ではなくて、無償の愛という言い方なのかわかりませんけど、何がどうあれ、いとおしいというような愛情であったりとか。ひとりの人でもそれだけ変わるので、この短い時間で表現するのは難しい。

――安室奈美恵さんが引退すると発表しましたが。安室さんの引退は小室さんに影響があったのか。

 安室さんの引退宣言というのは非常に理解はすぐできました。美学というか。美学を貫くという意味では、非常に素敵だなと思います。自分もいずれ素敵な形で身を引けたらいいなと思いました。まだ1週間足らずの決断ですので、何までが許されて、何までが許されないのか正直、自分で判断ができてないんですね。お騒がせした、それを償うという図式しか今ないです。

――小室さんは満身創痍。この先、KEIKOさんと引退後、幸せに過ごしていく気力はお持ちですか?

 みなさんの前でお話するというエネルギーだけで今精一杯。1人になって、どのくらい涙が溢れ出るのか、何てことを言ってしまったのだろうという悔いが出てくる可能性は十分にあると思います。悔いなしなんて言葉はひと言も出てこないです。

〈会見の終了間際、スタッフが「みなさん、長時間ありがとうございました。これで会見を終わらせていただきます」と 150 人の報道陣につげると、それをさえぎるように、小室は「最後に一言だけ、すいませんです」と言って話し始めた〉

 僕たった一人の人間の言動などぜんぜん、日本であったり、社会が動くとはまったく思ってませんが、先ほども言いましたように、高齢化社会に向けて、介護の大変さであったりとか、それから社会のこの時代のストレスであったりだとか、少しずつですけれど、この 10 年でふれてきているのかなと思っているので、こういったことを発信することで、この日本を何かいい方向に、少しでもみなさんが幸せになる方向に動いてくれたらいいなと、心から思っております。微力ですが、少し何か、響けばいいなと思っております。ありがとうございます。

〈小室がそう語り終わると、スタッフが「それではこちらの方から退場させていただきます」と言い、小室は退場。本当に会見が終了した〉

* * *

 小室は今後、1月24日に武道館で浅倉大介との音楽ユニット「PANDORA」としてのライブを行い、2月6日のNHKの「うたコン」には生出演する予定だという。

(本誌・上田耕司)

※週刊朝日 オンライン限定
参照元:小室哲哉会見の100分全記録「5年前から男性的能力なく、男女関係ない」「単語でKEIKOと会話」
上田耕司 2018.1.19 23:18 週刊朝日

5億円詐欺事件

2006年8月6日、小室は日本音楽著作権協会に自分名義で登録している全楽曲806曲の著作権を10億円で譲渡する仮契約を関西地方在住の個人投資家男性と締結。前妻のASAMIが著作権使用料を差押さえているとして、その解除費用として5億円の先払いを要求し、8月29日までに5億円を受け取った。

しかし実際には仮契約段階で既に著作権の一部は、エイベックス・エンタテインメント・バーニングパブリッシャーズ・ライジングバブリッシャーズといった音楽出版社に譲渡(音楽業界では著作者である作曲家や作詞家が音楽会社に著作権を譲渡して管理を任せる代わりに印税を受け取ることが慣例となっている)されており、小室には著作権がなかった。だが小室は返金に応じなかったため、男性は2008年2月に小室に対し逸失利益を含めた6億円の損害賠償を求め提訴。小室が全額を支払うことで和解が成立したが、期日であった9月末までに小室は支払わなかった。

このため男性は地方検察庁に刑事告訴した。検察側は小室が受け取った5億円を差し押さえ解除ではなく借金返済に使っていたことを把握。当初から金を詐取する目的だったと判断し、2008年11月4日午前7時40分頃に大阪地検特捜部は小室とトライバルキックスの社長、広告会社の実質経営者の計3名を5億円の詐欺容疑で逮捕した。なお、前日に大阪地検特捜部から任意出頭の要請を受けたため新大阪駅前のシティホテルに滞在しており、逮捕時はみのもんたの朝ズバッ!など一部の朝の情報番組が特別編成となり、逮捕容疑の解説とホテル上空の空撮映像を交えてホテルエントランス前から連行される様子を生中継していた。

11月21日に起訴され、同日に保釈保証金3,000万円を支払い保釈された。

2009年1月21日に大阪地方裁判所にて初公判、3月12日に第2回公判が行われる。第2回公判直前の3月10日、解決金を含めて6億5000万円をエイベックス・グループ代表の松浦勝人がポケットマネーで立て替え、被害者に完済した。被害者側に謝罪の手紙を送っているが受取りを拒否されている。なお、この被害者に送るつもりだった謝罪文は第三回公判の際に、小室自身により読み上げられた。被害者側との示談交渉においては、情状証人として出廷した松浦は「示談を申し込んだが“できない、誠意が足りない”と弁護士から聞かされた。“誠意が足りないとはどういうことか”と代理人に尋ねたら“お金だ”と聞き、非常にショックを受けた。」と証言したが、被害男性は「そのようなことは一切言っていない」と否定し、「民事裁判で和解が成立して決着している。」と話している。なお、SNSのmixiでは2008年11月から「小室哲哉氏の復活を願う会」というコミュニティが457人を集めたり、mixiのサポートを受けての紙ベースの署名活動も行われていた。(署名TVでも行われていた。)さらに小室の母親やマネージャー、弁護士の了解を得た上で署名活動と平行して裁判所への提出もありうるという大前提で小室に対して手紙を書く「小室哲哉さんへの手紙」という活動も行われていたりと、復帰待望論が起き、小室の減刑を望む動きは、音楽業界や音楽業界関係者からもあり、実際に減刑嘆願書を出した音楽業界関係者もいた。第3回公判は4月23日に行われて結審。

2009年5月11日、大阪地方裁判所より懲役3年、執行猶予5年の有罪判決が言い渡され、弁護側・検察側共に控訴はせずに、同年5月25日午前0時をもって刑が確定した。

(wikipedia 小室哲哉より引用抜粋)
参照元:wikipedia 小室哲哉

吉田麻美が激白「小室哲哉さん、慰謝料と養育費を払って」
2005/09/12 11:59 ナリナリドットコム Written by コ○助

2002年11月にglobeのKEIKOと入籍し、現在は幸せな結婚生活を送っていると言われている小室哲哉。本 業の音楽活動のほうはイマイチ盛り上がりに欠け、「5年前に2億5,000万円で購入した愛車のベンツを1 億円以下で売りに出している」と近況を伝える週刊誌もあったが、今度は前妻の吉田麻美が週刊ポスト の取材に対して「慰謝料と娘の養育費を払って下さい」と激白している。離婚時に取り決められた慰謝 料と養育費を払えなくなったほど生活が困窮しているのか……と勘ぐられてもおかしく無さそうなこの 話題。吉田麻美がどのようなことを語っているのか、少し見ておくことにしよう。

「2002年の離婚当時は、私への慰謝料の額についていろいろ報じられました。慰謝料は10億円、という 報道もありましたが、そんな大金ではないし、一括で支払ってもらう取り決めにもなっていませんでし た」

「離婚の際、小室さんが、慰謝料として私と娘が住むためのマンションの賃貸料、そして娘が成人する までの養育費をそれぞれ月払いの分割で払うことで決着しました」

「昨年8月から家賃の振り込みがストップし、さらに、養育費の支払いもなくなってしまった」

昨年8月からとなると、かれこれ1年間に渡ってマンションの家賃と養育費が支払われていないことにな る。このタイミングで吉田麻美が週刊ポストの取材に答えているのは、最近になってマンションを追い 出され、9月末に引っ越すことになったのが大きな理由のようだが、今春から「Asami」の名前で歌手活 動を再開したことも、少なからず関係してそうだ。

週刊ポストはこの件に関して、小室哲哉の個人事務所に対しても取材を行い、回答を引き出している。 それによると、昨年8月から双方の弁護士が慰謝料などの条件について見直しを進めており、具体的な合 意には達していないものの、「金銭に関してはちゃんと支払っている」と吉田麻美の言い分と真っ向か ら対立する回答。どちらが正しいのかは分からないが、KEIKOと結婚して新しい家庭を築き、CDの売り上 げ低迷により収入が減っていることが、なかなか慰謝料と養育費の支払い条件の変更について合意に達 しない大きな要因になっていることは間違いなさそうだ。

ちなみに、この週刊ポストの記事では吉田麻美が小室哲哉と交際に至った経緯についても語られている 。

「(小室哲哉とのユニット『Kiss Destination』として)99年1月に活動を開始したのですが、ちょうど その頃、小室さんから告白されたのです」

「最初は『遊ばれてるのかな』とも思いました。当時は華原さんと付き合っているといわれていました から」

「結婚から5か月ほどたったころ、そろそろ私が出産のために入院しようかという時期でした。女の勘で すが、私にベッタリだった彼が、突然、よそよそしくなったのです」

「(彼の浮気相手が)KEIKOだとわかった時には、全身がわなわなと震え出したくらいです」

ほかにも交際時から結婚、離婚に至るまでのエピソードがいくつも紹介されていて、裏話的に「へぇ〜 」と思うような内容になっている。そちらにも興味がある人はぜひチェックを。

10か月と、かなり短い夫婦生活だった小室哲哉と吉田麻美だが、すでに双方が弁護士を立てて協議をし ている以上、場合によっては法廷闘争に発展……なんてこともあるかもしれない。泥沼にならないこと を祈るばかりだ。

☆小室哲哉の結婚遍歴

1987年 「キララとウララ」のキララ(本名:大谷香奈子)と結婚
1992年 香奈子夫人と協議離婚が成立
2001年 元「dos」、「Kiss Destination」の吉田麻美と結婚
2002年 麻美夫人と協議離婚が成立
2002年 「globe」のKEIKO(本名:山田桂子)と結婚
参照元:吉田麻美が激白「小室哲哉さん、慰謝料と養育費を払って」
2005/09/12 11:59 ナリナリドットコム Written by コ○助

小室哲哉、涙の引退会見「悔いなし、なんて言葉は出てこない」
2018年1月19日 18:18 音楽ナタリー

雑誌「週刊文春」で看護師との不倫疑惑を報じられた小室哲哉が、これを受けて本日1月19日に東京・エイベックスビルで記者会見を実施。本日1月19日をもって、音楽活動から引退することを明かした。

「週刊文春」が報道した記事は、小室が通院していたクリニックで親密になったシングルマザーの看護師を自宅などに招いて共に過ごしたという内容。小室は会見場に集まった約150人の記者やカメラマンに向かって「妻であるKEIKO、家族、ファンの皆さまにご心配をおかけし、ご相手の方にもご迷惑をおかけしたことをお詫びします」と挨拶し、「言動が支離滅裂になるとよくないから」と昨晩書いたというメモを見ながら、「僕なりのこの騒動のけじめとして、引退を決意しました」と語り始めた。

彼はまず、2011年にくも膜下出血を発症して療養中のKEIKOの現状について説明。現在は身体的な後遺症はないものの高次脳機能障害によりあらゆる欲を失ったとのことで、「KEIKOは歌手として大きな存在だったと思うんですが、残念ながら音楽への興味は日に日に減ってきています。カラオケに誘ったりCDを聴いたりしても興味を持ちません。最初期に無理やりレコーディングスタジオに連れて行って1曲歌ってもらったけど、それ以降はもう歌うことはなくなりました」「夫婦として、大人としてのコミュニケーションが日に日にできなくなってきています。電話をしても、最初は1時間話していたのが10分、5分、3分とだんだん間が持たなくなって、自分も疲れ始めてしまったところがあります」と話した。

2009年に詐欺罪で執行猶予の判決を受けたのちも、エイベックスのおかげでいろいろな素晴らしい仕事をもらい、「それまで当たり前だと思ってた仕事が当たり前ではなかったと気付き、本当に幸せな日々でした」と語る小室。しかし3年ほど前から仕事をしながらKEIKOをサポートすることが不可能な状況になり、スタッフからの支援がないと追いつかない状況だったという。そんな中、小室は仕事での無理がたたって2017年夏にC型肝炎を罹患。夫婦2人が共に病気療養中という生活になってしまったが、小室は「芸能活動を縮小して、もう少し2人の時間を大切にするべきだったのかなとも思ったけど、ついつい皆さんの期待に応えようとしてしまった」と音楽活動は続行していた。小室はその後、C型肝炎は陰性になったが治療の副作用で骨折し、さらにストレスが原因で突発性難聴に。現在も左耳がほぼ聞こえず、常にキーンという耳鳴りがするという。そして彼は8月に入院し、複数の医者や看護師と邂逅。治療を経て退院したものの、生活が不規則なため通院できない時期があるため、早朝や深夜のイベント終了後、滞在先のホテルなどで急に具合が悪くなったときに時間と場所を選ばずに往診してくれる、今回報道されたクリニックを利用するようになったという。

普通の雑談をすることがない状態が何年も続いていた小室は、この往診で彼を担当した不倫相手と報道されている看護師との会話を通して「メンタルケアと言うときれいな言い方ですが、なんとなく容認してもらってるのかなという気持ちになりました」と説明。相手も、あくまで看護師という立場で自分の話をするようになり、2人はだんだん親密になっていった。これについて小室は「お医者さんと2人になることは多々あるのですが、女性の看護師さんなので誤解を与えてしまうのは当然だと思います。一緒にいる時間が長すぎるのではないかと怪しむのも当然だと思います。でも、女性として来ていただいたことは一度もなく、男女の関係というのはまったく考えていないです」「彼女が精神的な支えになっていたのはかなりありましたが、そこに一般の男性が思う女性への感覚はありません。本当にお恥ずかしい話ですが、この5、6年は男性としての能力がなくなっています」と釈明し、誤解を招いたことに対して「不徳の致すところ、重々承知しております。世間の皆さまに不快な思いをさせてしまい申し訳ございません」と謝罪した。

また彼は最近の音楽活動について「耳鳴りがどうしても治らず、10年前では考えられなかったことなんですが、楽曲制作が滞り、締切を3日から1週間ほど遅れるようになりました。特に歌手の方に提供する曲は悩み、やり直しをすることも増えています。そうしてやっとの思いでできあがって、すぐ次の仕事という日々が続きました」と語り、60歳を目前にして不安や自信のなさが日増しに大きくなっていることを明かした。KEIKOがピアノ演奏を聴いても興味が30秒と持たない状況だということもあり、小室はそういった悩みを頼りにしていた看護師に相談していたという。今回の「週刊文春」の報道について小室は「年末に、こういう事態が起きるだろうという胸騒ぎがしていました。思っていたんですが、彼女への依存が非常に強くなっていました。もうここまでだなと思っていた矢先に『週刊文春』さんが来たので、これは自分への戒めみたいなものなのかなと思いました」とコメント。同誌の取材を受けたときのことを「2010年に僕は裁判所にいました。そのときに裁判官から判決を聞いたときのような気分になりました。罪があれば必ず償い、罰を受けなければいけない」と振り返った。

引退について小室は「自分が作るものは本当に優れているのか、めまぐるしく変わるエンタテインメント業界で自分の役目は何があるのか、自問自答を続けているうちに、引退という言葉がどんどん頭をもたげてきました。グラウンドの真ん中でスポットライトを浴びながら『おつかれさま』と言ってもらう、野球選手の引退セレモニーの夢を見たこともここ数カ月はありました。自分の甘さから、そういう環境ではなく、決して勇退とは言えない状況で引退することになってしまいましたが、自分の行動による罪を償います。『報道された』と言うより『報道していただいた』と言う感じです」と涙を浮かべながら胸中を吐露。「音楽の道を退くことが私の償いですが、つい最近まで作ってきた曲は自分の子供のように愛着があります。エイベックスにとって大事な曲、ほかのアーティストにとって大切な曲もあったかなと思います。そういう楽曲はこれからも退かず生きていてほしいなと思います。曲は僕のものではなく、歌っている方のものなので。自分の行いで楽曲に影響が出てしまうのは僕が望んでいないことです」と願いを口にした。

今後については「現在引き受けさせていただいている仕事があります。そういう方々とはまだお話をしていません。もし望まれるのであれば期待に応えるべく仕事を全うしたいと思いますが、自発的な音楽活動は本日をもって退こうと思います」とコメント。今後の身の振り方は時間をかけて考えていきたいとのことで、音楽以外の活動に関しては「まだ引退を決めてから1週間足らずなので、どこまで許されてどこからできないのか、まだ何も判断できない」と発言を控えた。また、「僕はバンドをずっと続けて東京ドームをいっぱいにしたような人間ではないので、どういう方が僕の曲をいいと思ってくれているのか正直しっかりはわからないんですが、ソーシャルネットワークの時代なので、その方たちの声は目にすることはできますので、読ませていただきたいと思っています。その中から今後の答えが出てくるかなと思います。『なんでもいいから、生き恥晒しても音楽作れ』という世論が何割あるのか、その数字に従いたいかなと漠然と思っています」と、将来復帰する可能性がゼロではないことも示唆している。

そして彼は「僕は芸能人になりたかったわけではなく、音楽家になりたかった。ヒット曲を作りたかったのではなく、好きな音楽を作りたいと思っていた」と自身の音楽人生を振り返り、現状について「90年代、自分でも想像の付かない枚数を売り上げましたけど、今は能力は枯渇していき、自分でも飽きてきている」「ブームだった90年代に影響がありすぎて、『あの時代は素晴らしかったよね』と言っていただけることがほとんど。あの頃が基準になってしまっているので、それを超えることはもちろんできないし、下回ると『レベルが下がった』と思われて期待に応えることができない」複雑な思いを語った。

記者による質疑応答では、引退についてKEIKOにどのように報告したかを聞かれ、LINEで「ごめんね」「わかったよん」という簡単な単語でのやり取りをしたと説明。なおKEIKOは年に数回、スムーズな会話ができるようになるとのことで、そのときに彼女は「私、普通じゃないよね」と話すという。KEIKOとの離婚を考えているのかについて聞かれると「女性というよりも子供のようで、今のKEIKOのほうが愛情は深いです。離婚という大人の言葉が浮かんでこないです」と答え、1人で引退を決めたのかという質問に対しては「たった1人の判断です。誰にも相談していません」と回答。「この35年で音楽活動で一番うれしかったこと、つらかったことは?」という質問には「一番は非常に難しいけど、90年代に書いたヒット曲をみんなが楽しんでくれる姿を見るのが幸せです。一番つらいのは今日です」と返し、「引退後、幸せになっていこうという気力は持っているか」と聞かれると、彼は「今は皆さんの前で話すエネルギーだけで精一杯です。会見が終わったら涙があふれ出て、『なんてことをしてしまったのか』と悔いる可能性は正直十分あります。『悔いなし』なんて言葉は出てこないです。ただ、今日この環境だからそう思っているだけで、例えば自分の誕生日にラストライブをしたり、楽しく勇退できる環境だったら『悔いなし』と言えたんでしょうが。遅かれ早かれこうなったので」と言って切ない表情を浮かべた。

スタッフが会見の終了を告げると、小室はそれを遮って最後にひと言「僕1人の言動で日本の社会が動くとは思っていませんが、高齢化社会、介護、ストレスだったりの問題について、少しずつですがこの10年で触れることができたので、こういったことを発信することで、何かいい方向に、皆さんが幸せになる方向に進んでくれたらいいなと、心から思います。微力ですが、何か響いてくれたらいいなと思います。ありがとうございました」と挨拶した。
参照元:小室哲哉、涙の引退会見「悔いなし、なんて言葉は出てこない」
2018年1月19日 18:18 音楽ナタリー

小室哲哉の引退会見で同情派が急増! さじ加減が難しい“行き過ぎ”取材
文/佐々木博之(芸能ジャーナリスト)2018/1/19 週刊女性PRIME

 『Can’t stop 不倫(fall in) love』というタイトルに思わず「うまい!」と唸ってしまった、小室哲哉の不倫報道。

 新春2弾目の『文春砲』は、

「それほど大きな騒ぎにはならないだろうと思っていた同業者は多いです。なぜなら、小室は週刊誌が追いかけるほど旬の人ではないし。

 それに相手の女性も有名人じゃないし、小室が浮気をしないと思っている人はいないでしょう(笑)。そもそも男性読者は同性の不倫に関して、寛容というか、興味がないですからね」(写真誌記者)

 ところが1月19日に小室が緊急記者会見を開いたことで流れが大きく変わった。彼は会見で、釈明・謝罪だけでなく、同時に引退を発表したのだった。

「記者やレポーターは不倫に関して突っこんだ質問をしようと構えていたのですが、引退という重大発表があったため、どうしても質問はそっちに向いてしまいました」(前出・スポーツ紙記者)

 さらに、彼は、妻の介護と自身の病気でストレスがたまり、今も耳鳴りが治まらないという悲惨な状況が明らかになり、

「引退がショックだったのか、彼に同情してなのか、涙声で質問している記者もいましたね」(芸能レポーター)

 小室を責める声は一気にトーンダウン。小室にとって、会見は成功だったように思える。そして小室に向いていた矛先が向きを変え、『週刊文春』に対して批判的な声が出始めている。

「文春は引退発表のきっかけを作っただけで、引退に追い込んだワケではないのですが……。小室さんの話が事実なら、看護師の女性とは肉体関係があったとは思えず、不倫だと言えるかどうか微妙です。

 彼の話で納得できない点もありますが、引退ということがそれらをすべて消してしまいました。また彼の置かれている状況を知ってしまうと、最初は批判的だった女性たちが同情するようになり、週刊誌の報道に怒りを感じる人もいます」(前出・写真誌記者)

 実は、同情派が出てくる以前に、『文春』の記事に対して“行き過ぎ”を指摘する人もいた。それは、記者がKEIKOの実家に出向き、彼女の母親を取材したことだ。

「そもそも小室さんが取材に答えておりますし、ウラも取れているようですから、KEIKOさんや彼女の母親の取材は必要だったのかどうか疑問です。

 KEIKOさんは病人ですし、状況を理解できる状態ではないですからね。そこまでしなくてもと思う読者は多いと思います」(前出・芸能レポーター)

 取材先は漏れがないようにすべて当たるのが記者の役割なのだが……。さじ加減が難しいところだ。

  「行き過ぎた取材が自分たちの首を絞めるようなケースは、過去にいくつもあります。全盛を誇っていた写真週刊誌が、ある時から一斉に非難されるようになって読者が離れていったこともありましたね」(前出・写真誌記者)

 それは芸能スクープを獲り続ける週刊誌が陥りやすいワナなのか⁉

<芸能ジャーナリスト・佐々木博之>

◎元フライデー記者。現在も週刊誌等で取材活動を続けており、テレビ・ラジオ番組などでコメンテーターとしても活躍中。
参照元:小室哲哉の引退会見で同情派が急増! さじ加減が難しい“行き過ぎ”取材
文/佐々木博之(芸能ジャーナリスト)2018/1/19 週刊女性PRIME







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ロンドンブーツ1号2号の田村淳が青山学院合格を目指す理由



最近、お笑い芸人ロンドンブーツ1号2号の田村淳が、番組の企画の中で青山学院大学を受験するという面白い企画を展開して話題を集めている。

田村淳は「金曜ロンドンハーツ」といった看板番組で、普通の芸人では出来ないアグレッシブな企画を実行してきた。

ああいった企画は田村淳の司会者としての手腕にかかっている為、誰でもできる企画ではないが、PTAの「子供に見せたくない番組」調査で毎回上位にランクインされるような企画を強引に通せるのは、田村淳の実行力によるものである。




出生図を見ると、ラグナは蟹座のアーシュレーシャで、5、10室支配のヨーガカラカの火星が10室で、ムーラトリコーナの座にあり、パンチャマハープルシャ・ルチャカヨーガを形成している。

しかもこの火星は、ナヴァムシャ(D9)、ドレッカーナ(D3)、チャトゥルシャームシャ(D4)、サプタムシャ(D7)、ダシャムシャ(D10)、ドワダシャムシャ(D12)、トリムシャムシャ(D30)で同じ牡羊座に在住している為、ヴァルゴッタマの拡張版で非常に強力である。

この出生図における10室の火星の配置は、生まれついての司令官であり、リーダーの配置である。


「ロンドンハーツ」では、日頃から付き合いのある大勢の芸人やタレントを集めて、様々な企画を仕掛けていくのであるが、芸人いじりの天才であり、サディストでもある。

出演した芸人やタレントたちに指令して色々なことをやらせる天才なのである。


この火星が創作活動の5室を支配して、10室に在住して、5-10のラージャヨーガを形成している為に世間の規範や常識を踏み越えるような普通でない斬新な企画を実施できるのである。



この田村淳が、3年前にシリコンバレーを訪問して、それで、シリコンバレーの周辺の企業の文化に触れて、そこで刺激を受けて人生観が変わったようである。


小さな芸人仲間だけの殻に閉じこもってないで、色々な業界の人と交流して世界を広げたいと思うようになったようである。


3年前と言えば、2015年頃で、マハダシャー金星期に移行したタイミングである。


金星は4、11室支配で7室に在住している為、芸能界で、肩書き、評価(11室)を得て、自分の事務所(4室)や住まいを設けたり、自分の城(4室)を築く時期である。

また金星は、9室支配の木星とコンジャンクションすることで、4-9、9-11のダナヨーガを形成している。


7室に在住している為、結婚するタイミングでもあり、また新たなビジネスパートナーを得たり、活動が広がっていく時期である。


7室は10室から見た10室のハウスであり、社会へのデビューを表わしている。


今までの芸能活動とは次元の違う新しい飛躍を仕事の面で行いたいと考える時期である。



また月から見ても金星は3、8室支配で11室(肩書き、ステータス、収入)に在住し、1、10室支配の木星とコンジャンクションしている。


月から見て11室に在住している為、やはり、肩書きやステータス、人脈などを得ていく時期である。



このようなケートゥ期から金星期への変化があった為に学歴コンプレックスがあった田村淳は、大学卒業資格を得て、自分の社会的ステータスを高めたいと考えているのである。


つまり、資格、肩書きへの欲望が生じてきたと考えられる。


政界進出とか、プロデューサー業とか、自分の事務所や制作会社を持つなど、より上流での立場や仕事を求め始めたと言える。



マハダシャー・ケートゥ期の間は、ケートゥが12室に在住して、7、8室支配の土星とコンジャンクションしている。


従って、吉本芸人の中でもきわもの扱いの異色の芸人と見られており、主流からは一線を引かれた立場であった。


しかし、最近、加藤浩二などの吉本興業の先輩芸人と2人で番組を受け持ったり、一般の番組で司会を務めたりするなど、吉本興行の中での地位や評価が上がり、扱いも変わってきたようである。


つまり、今まで「ロンドンハーツ」などの自分の看板番組だけで暴れているだけで異端児扱いだったのが、他の普通の番組にも積極的に進出するようになり、芸能界の中で、再デビューしたような形なのである。






金星は、ナヴァムシャ(D9)でも5、10室支配のヨーガカラカで2室に在住し、2室は起業のハウスである。


自分で事務所を起ち上げたり、起業をしたいと考える時期である。


実際、マハダシャー金星期になってから、田村淳は、番組の企画だけでなく、クラウドファンディングをして、事業を始めたり、最近になってアメリカに新会社を起ち上げたようである。






ダシャムシャ(D10)でも金星は、2、9室支配で、2室で天秤座の自室に在住している。


2室は起業のハウスである為、自分のビジネスを構築し始めたことが分かるのである。


この2室支配の金星は9室の支配星でもあるが、9室は教育、社会奉仕のハウスである。


それで、日本国憲法TVなど、憲法の第1条から一つずつ条文を取り上げて、どう読み解いたのか聞いていくような企画や、生前に「遺書」をビデオレターで作っておき、死後に遺族に送る事業など、社会貢献、社会奉仕的な事業を始めたのである。


実際、青山学院大学への受験というのも、大学でより高度な知識を身に付けることの動機づけを喚起していくという意味での一般社会への啓蒙的な意味合いがあり、立派な社会奉仕、教育、啓蒙事業であると言える。


これには出生図で金星が9室支配の木星とコンジャンクションしていることがまず基本的に働いていると考えられるが、金星がダシャムシャで9室の支配星であるということが重要である。



このように金星期になって、田村淳の活動の質が高まってきたと言える。


そして、表現力や芸術性を表わす金星期であるからこそ、芸能界、メディアを使った様々な事業を展開していきたいということなのである。






因みにこのマハダシャー金星期に入った直後の2013年9月17日(金星/金星/金星)に田村淳は、元ファッションモデルの香那と結婚している。


そして、この入籍の模様を『ロンドンハーツ』で3時間生放送スペシャルの枠を設けて発表したようである。


このように私生活も全て番組にしてしまうのが、芸人であるが、ナヴァムシャでは、5、10室支配の金星が結婚生活の2室に在住している。


また金星は月から見た7室(配偶者)に在住している。



金星は、5、10室支配のヨーガカラカである為、自分の結婚も『ロンドンハーツ』の企画にしてしまうということである。




それでは、今回の青山学院の受験企画で、大学に合格できるのかどうかということであるが、現在のダシャーは金星/月期で、受験は現在進行中で、金星/月/木星期に行われる。


マハダシャーの金星は、4、11室支配で、9室支配の木星とコンジャンクションしており、アンタルダシャーの月はラグナロードで9室に在住し、プラティアンタルダシャーの木星は、9室の支配星である。


従って、全てに9室が絡んでおり、大学受験をするようなタイミングである。



木星は減衰しているが、ディスポジターの土星は月から見てケンドラに在住しており、ニーチャバンガラージャヨーガを形成している。



学習や学問的達成を表わすチャトゥルヴィムシャムシャ(D24)では、マハダシャーの金星は12室に在住しているが、アンタルダシャーの月は9室支配でラグナに在住しており、また木星は5室支配で9室で高揚し、ラグナにアスペクトしている。






従って、月や木星は学問的達成が出来る配置にあると言える。


但し、アンタルダシャーの月は減衰しており、特にニーチャバンガラージャヨーガは形成していない。


従って、弱い月である。


また月は出生図でも8室支配の土星からアスペクトされて傷ついている。



合格すると判断するには星位の強いダシャーの支配星がトリコーナやケンドラに在住して、傷ついておらず、ラージャヨーガやダナヨーガを形成しているというのが一番理想的である。


然し、月は傷ついており、またマハダシャーロードの金星は定座には在住しているが、12室に在住している。


また木星は5室支配で9室で高揚はしているが、8、11室支配の水星と絡んでいる。


従って、全て無傷ではないのである。



チャトゥルヴィムシャムシャ(D24)でダシャーの支配星が良い配置にあるのは、番組企画の中で、受験勉強をすることによって、学問の世界への扉が開けたという意味で、合格するしないにかかわらず、それは学業的達成においては十分に成功であることを意味している。


トランジットの土星と木星は、水瓶座と双子座にダブルトランジットを形成しているが、水瓶座はラグナから見て8室、月から見ると12室である。


そして、双子座もラグナから見て、12室で、月から見て4室である。


またラグナから見て8室支配の土星に対して、ダブルトランジットを形成している。



従って、モクシャハウスが強調されており、現在、あたかも滝に打たれて精神修行しているような時期である。



もし大学に合格するのであれば、5室や9室、そして、11室へのダブルトランジットが欲しい所である。



出生図において木星と金星のディスポジターの土星が12室に在住し、月は土星のナクシャトラに在住し、土星からアスペクトされている。


従って、土星の影響を強く受けている。


ダシャーの支配星が9室に絡んでいることで今の時期は、学問を目指すが、アンタルダシャーの月が8室支配の土星から傷つけられており、ナヴァムシャでも8室に在住し、チャトゥルヴィムシャムシャ(D24)では減衰していることなどを考えると、合格は難しいのではないかと考えられる。



然し、自ら大学合格を目指し、それに向けて受験勉強し、内的修養を得たこと、そして、社会に向けて高等学問を学びたいという志を示して、社会を啓蒙したという点で、十分に成功したと言えるのではないかと思われる。


田村淳が表現しているのは、単に大学への入学を目指すということではなく、44歳になっても大学入学を志すというメッセージである。


人は学びたければ、何歳からでも学び直すことが出来るという力強いメッセージを社会に与えていると思われる。


但し、田村淳は、正直に大学の卒業資格が欲しいようである。


何故なら、現在、11室の支配星の金星期だからである。


実業家として成功した人が爵位や家柄を欲しがるのと同じである。


こうしたことが11室支配の時期に起こることである。



(参考資料)



ロンブー・田村淳は「ギリギリを歩くため」44歳で大学を受験する
きょう、どこかの会場で、田村淳はセンター試験を受けている。

南 麻理江
錦光山 雅子 Masako Kinkozan

2018年01月13日 10時00分 JST HUFFPOST

1月13日から、大学入試センター試験が始まった。

大学受験に挑むことを公表したロンドンブーツ1号2号の田村淳さんも今日、どこかの試験会場で 問題を解いているはずだ。

「金曜ロンドンハーツ」などの看板番組で、きわどい表現が持ち味の企画を相次いで打ち出して きた。一方、2017年にはアメリカに会社を設立するなど本業以外にもチャレンジしている。

活動の場を「受験」にまで広げ、その過程をインターネットテレビで番組化するなど、最近は地 上波テレビの外での活動にも積極的だ。

「外」に向かうきっかけは3年前、アメリカのシリコンバレーを訪問したことだった。

■「ムラ」を出て見えたもの

地上波のテレビ局に番組を持つ一方、BSスカパー!、AbemaTVなどの場にも進出している。

地上波のテレビは最近、「コンプライアンス」(法令遵守)が本当に厳しく求められるようにな りました。法律を守るのは当然としても、法律の範囲内ならギリギリの表現が許されるのかとい ったらそうじゃない。法律の中にさらに自主規制を設け、その自主規制の中にさらに自主規制を 犯さないためのルールができて、僕のような人間が、どんどん身動きが取れないようになってい ると感じています。

日本のテレビ業界は「ムラ社会」だから、暗黙のルールも多くて、みんなスーパーの野菜みたい に、そろった大きさや形で並べられている。でも僕は、ギザギザの一風変わった野菜でいたい。

だからいま、表現方法の幅をさらに広げようとしているところです。自分の能力や夢を「資産」 と考えると、従来の場所にとどまらず、いろんな場所に資産を分散して運用した方が、より多く の可能性をつかめると思うから。

そう思うようになったきっかけは、3年前のことです。

その年の夏、僕が一番優秀だと思っていたマネジャーが休みを取ってシリコンバレーに行きまし た。帰国後ほどなく彼は吉本興業を辞め、文化人のマネージメント会社を設立しました。

彼を変えたものは、何だったのだろう。僕もシリコンバレー周辺の企業を訪問し、そこで働く人 たちに話を聞き始めました。

たとえばFacebookで働いている人は、仕事が終わると外に出て、いろんな人たちとどんどん会い 、そこで得た気づきを、自分の仕事に生かしていた。自分と異なる分野の人と触れあうことで、 自分の感性が豊かになり、会社も、より豊かになっていくのだと聞きました。

日本の芸人のように、仕事の後も芸人同士で飲みに行き、居酒屋で「こんなパターンが今流行っ ている」「AってボケたらBっていうツッコミがいい」と、仕事の話を延々と話しているのとは真 逆の風景だった。

そこから、完全に世界観が変わりました。

ルール変更で表現手法が先細る中で外の世界を知らないまま、凝り固まった脳みその中で判断し て、苦しみながら続けていく必要はないんだ。ぶっ壊していいんだ。無理じゃない方法があるし 、無理じゃない見せ方だってあるんだ、と思うようになりました。

日本に戻ってきて、自分と遠い分野にいる人と積極的に交わり始めました。それまで熱心ではな かったFacebookも使い、普通なら出会うことのないような人ともつながりました。そうしたら、 キャンピングカーだけを作るおじさんとか、僕にはない発想を持つ人たちと、たくさん出会える ようになりました。

■僕は全員に好かれようとは思っていない

自身の変化は、表現のありようをも変えていく。

シリコンバレーの最初の訪問から帰国してほどなく、BSスカパー!で特番をやることになって、 しゃぶしゃぶを食べながらシャブ(覚醒剤)の依存症の経験者の話を聞く企画を提案しました。

覚醒剤は、逮捕者が出るたびにニュースになります。だけど、どうして手を出してしまうのか、 なぜ繰り返してしまうのか、自分なりに掘り下げたいという思いがありました。

でも、そこでなぜ「しゃぶしゃぶ」? 社会的課題である「薬物依存症」というテーマを、問題 意識だけで伝えようとしても、人は見てくれない。「笑い」「ユーモア」といったエッセンスを ふりかけて、ポップなパッケージにしないと興味のない人には届かないんです。

だから僕は、「しゃぶしゃぶを食べながら、シャブ(覚醒剤)の話をする」という立て付けの入 り口を作った。すると、それまで関心のなかった視聴者も、おもしろそうなことをやっていると 入ってきてくれて、こちらが本来伝えたかったことも理解してくれる。いずれにしても「知らな かったことを知る」という出口は、同じじゃないですか。

依存症の経験者として、元・光GENJIの赤坂晃さんに出演をお願いしました。一度は断られたので すが、僕はあきらめたくなかった。だから、自ら趣旨を説明するビデオレターを撮りました。「 番組の最初はおもしろおかしく始めるけれど、それ以降は真剣な覚せい剤の話しかしない」。そ う説得して出てもらうことができました。

この特番からレギュラー化した番組(田村淳の地上波ではダメ!絶対!)が、いま僕が一番全力 で取り組んでいる番組です。スカパー!は、見たい人が見たい番組にお金を出して視聴する、と いう手法をとっている。そういうやり方で、お金を出してでも僕の番組を見たい人たちに支えて もらう方法が、僕自身が一番表現したいと思っているかたちにうまく収まるんです。

僕は全員に好かれようとは思っていない。コアな人たちに支えてもらえればいいと思っています 。

■「失敗」で得たことは

自分で製作したテレビ番組もあります。

僕は自分のテレビ局を持つのが夢でした。持ちたい、持ちたいと言い続けていたら、鹿児島県の 会社の社長さんが、自分が持っている電波のうち深夜2時から10分だけくれました。好きな番組を 作っていい、と。

そこで「日本国憲法TV」という番組を作りました。日本国憲法を読んだことのない芸人やタレン トたちに集まってもらい、憲法の第1条からひとつずつ条文を取り上げ、あなたはどう読み解いた のかと聞いていく内容です。

正解はないです。集まった人がその人なりの解釈をすればいい。僕は司会として入りましたが、 わかりにくい話を整理はするけれど、話をある方向に導きはしなかった。

この番組、音声に想像以上のコストがかかって2000万円の赤字が出ました。でも、生配信の時代 にこんなに音声にこだわる理由もないと、やってみて思いました。同時にテレビに誰も手を出さ ない理由が分かりました。儲からない。自分がやってみなかったら、分からなかったことです。

メディアで番組を作る、という手法にこだわっている訳ではありません。

マスクを付けたままお見合いするイベント(マスクdeお見合い)も何度かやりましたし、最近は 、生前に「遺書」をビデオレターで作っておき、死後、希望した時期に家族たちに送るitakoto(イタコト)」という事業を始めました。

「itakoto」の資金をクラウドファンディングで募ったけれど、1000万円の目標額に対して430万 円しか集まらなかった。若い世代は、死んだときのことをあまり意識していなかったんだろうと 思います。

だけど、おじいさん、おばあさんは関心があって、やりたいけどやり方が分からないという。墓 石や線香といった業種の会社に事業を持ちかけたところ、数千万円を出資してくれる会社が現れ ました。

最初は「資金調達はクラウドファンディングしかない」と思い込んでいたけれど、調達できた資 金が目標額に届かないという失敗を経たからこそ、別の一手が生み出せたと思っています。

■したいことができる箱=新会社

11月には、アメリカで新会社「BE BLUE VENTURES」を設立した。

会社を始めたのは、いま日本で所属している「吉本興業」にいる間、できないことが出てきたら 、アメリカですぐに始められるような「箱」を作っておきたかったからです。吉本も、僕のアメ リカでの活動には文句言えないはずなので。

新会社でやりたいことは目下、模索中です。社名の「BLUE」は「ブルー・オーシャン」のブルー 。まだ誰もやっていないことをやるぞ、という決意表明です。

芸能界に今ある、暗黙のルールのがんじがらめには、みんな気付いています。どこかで爆発する と思う。その時に、備えて色々なことをバランスよくやりたい。ビジネスはその一つの手段です 。

■「安全な場所」は歩きたくない

2月、青山学院大学を受験する。

それまで、僕は知らないことが出てきても、知ったようなふりをしたり煙に巻いたりして、逃げ ていました。「コンプライアンス」という言葉も、知ったかぶりでやり過ごしていた。だけど本 を読むようになって、「分かっていない自分」に気づくようになりました。

一方、ラジオ番組(田村淳のNews CLUB)に出ていただいた弁護士に、困った案件があると、いつ も相談していました。彼女はものごとに白黒をつける能力が本当に高い。その能力の土台が法律 の知識だった。僕も彼女のような能力が欲しくなった。

ルールの逸脱が厳しく問われる時代だからこそ、どこまでがルールの範囲内で、どこからが逸脱 なのか、それを分ける縁がどこかも知っておきたい。知った上で逸脱とルールの境目の、そのギ リギリ内側を歩きたい。大学で手に入れたいのは、そのための知識です。

ルールを知らない人たちは、ビクビクして安全な場所ばかり歩きたがるようになるでしょう。で もそこは、僕の生き方、というか表現者としては、歩きたくはない場所です。

ガードレールに乗って歩く少年って、いるじゃないですか。

見ている方からしたら落ちそうで怖いし、大丈夫か、と言いたくなるような危なっかしさがある 。

でも僕はずっと、そんなギリギリの感じを続けたいんです。内側に重心をかけながら。

参照元:ロンブー・田村淳は「ギリギリを歩くため」44歳で大学を受験する
きょう、どこかの会場で、田村淳はセンター試験を受けている。

南 麻理江
錦光山 雅子 Masako Kinkozan

2018年01月13日 10時00分 JST HUFFPOST


ロンブー淳 センター爆死で青山学院の“安堵”「イメージダウン避けられる?」
2018年01月16日 17時00分 日刊サイゾー

 大学受験に挑戦することを発表していたロンドンブーツ1号2号の田村淳が、センター試験の自己採点結果についてTwitterで言及。淳は青山学院大学を目指すことを明らかにしているが、その結果に、青学関係者は胸をなでおろしているのでは……!?

 淳が大学受験に挑戦することを発表したのは、昨年9月のことだ。インターネットTVの「AbemaTV」に出演した淳は、青山学院大学を目指すこと、それにあたって受験勉強を始めることを発表。理由については、「学歴コンプレックスがあった」と述べた。

 淳は、1月13日と14日に行われたセンター試験終了後、Twitterで「現国と日本史は6割そこそこに7割行きたかったな…英語は5割切り」と報告したが、この数字は青山学院の合格圏内なのか? 受験情報誌のライターが語る。

「『6割そこそこ』『5割切り』が具体的に何点なのかわからないので、判断は難しいところですが、青山学院の合格ラインに乗るためには、センター試験では最低でも7割以上を取る力が必要です。しかも青山学院は、“英語の青山”と言われるように、入学試験で英語を非常に重視します。センターの英語で5割が取れないようでは、合格の芽はなさそうです」

 9月から勉強してこの数字は立派だが、淳が「憧れのキャンパス」と語る青山学院に手が届く可能性は極めて低そう。ただし大学の中には、芸能人を入学させることで、大学名をアピールする戦略を取る大学もある。淳がそういった網にかかる可能性はないのか? 大学経営に詳しいマネー誌の記者はいう。

「かつての亜細亜や帝京、最近では明治や慶応のSFC(湘南藤沢キャンパス)もやっていますが、AO入試などで芸能人を合格させるのが好きな大学は少なくありません。ただし青山学院は、チャラチャラしたイメージを持つ方も多いと思いますが、AO入試で芸能人を積極的に入れるような経営戦略は取っていません。そういった背景には、青山学院が置かれた状況があります。青山学院の学生やOBには、偏差値が高いわりに、企業の評価があまり高くないという共通認識があります。受験業界ではMARCH(明治、青山、立教、中央、法政)という括りに入る青山学院ですが、就職試験の際、国立大や早慶出身の経営陣にどうしても“軽く”見られがちなのが青山学院。青山にキャンパスがあり、オシャレな子が多いのが青山学院の人気の理由ですが、就職の際には『学生時代は遊んでいた』と判断されがちで、言ってみればデメリットになっています。学校側がそういったイメージの払拭に努めるなか、淳が合格すれば、そのことが大きなニュースとなるのは必至。淳の頑張りは高評価を集めると思いますが、“ちょっと勉強すれば合格する”印象が広まるのは、歓迎したくないでしょう」

 淳のもとに「サクラサク」の便りが届くことはあるのだろうか。
参照元:ロンブー淳 センター爆死で青山学院の“安堵”「イメージダウン避けられる?」
2018年01月16日 17時00分 日刊サイゾー


ロンブー淳、父親からのLINEに涙「センター試験の前日に…」
2018年1月14日 11時14分 マイナビニュース

青山学院大学合格を目指して受験勉強中のお笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村淳(44)が13日、インターネットテレビ局・AbemaTVの番組『偏差値32の田村淳が100日で青学一直線~学歴リベンジ~』(毎週土曜22:00~)に生出演。この日受験した大学入試センター試験の前日に父親からLINEが届き、涙したエピソードを明かした。

「あんまり収録とかでも緊張しないんだけど、すごい緊張が高まって、めっちゃお腹が痛くなった」とセンター試験を振り返った田村。「こいつがすごい助けてくれた。色んなお守りもらったけど、なんだかんだでこいつが1番頼りになったから」と、下痢止め薬を見せて笑いを誘った。

番組では、田村の妻・香那さんからのメッセージを公開。「淳さんは10年くらい前から大学受験をしてみたいと言ってましたがまさか本当に受験する日が来るとは思いませんでした。淳さんの下関のお母さんが『淳は学生時代、全く勉強しなかったから勉強する事、受験に挑戦する事がとてもうれしい』と言っていて、私も、我が子の受験を見守るような不思議な気持ちになっています」とコメントを寄せた。

田村は「人の嫁と勝手に接触しないでほしい」と苦笑した上で、「父ちゃんからもセンター試験の前日にLINEが来て、『いろいろ言うやついるけどさ、この歳になって受験する息子を誇りに思う』ってきて、不意にも夜泣いちゃった。親父がそんなに喜ぶかと思って」と告白。「ネット見たらさ、『裏口で入ろうとしてんだろ』とか、親父は親父で見るわけじゃない? 傷ついてたんだなと思って、なんとも言えない気持ちになった」と打ち明けた。

田村は昨年9月、唯一のコンプレックスだと話す“これまでの人生で一度も勉強をしてこなかったこと”を克服すべく、たった100日で憧れだった青山学院大学合格を目指すと発表。同番組では、受験勉強に奮闘する田村に密着している。なお、青山学院大学の一般入学試験は2月7日から始まる。
参照元:ロンブー淳、父親からのLINEに涙「センター試験の前日に…」
2018年1月14日 11時14分 マイナビニュース










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独裁者・習近平の失脚のタイミング

最近、書店の新刊コーナーや政治経済の棚に行くと習近平の独裁政治を批判し、中国経済の崩壊を予想する本が増えている。


例えばタイトルとしては以下のような本である。



習近平の悲劇』矢板明夫 (著)

習近平の独裁強化で世界から徹底的に排除され始めた中国』宮崎正弘 (著)

「中国の悪夢」を習近平が準備する』福島 香織 (著)

戸籍アパルトヘイト国家・中国の崩壊』 川島 博之 (著)

中国経済「1100兆円破綻」の衝撃』 近藤 大介 (著)



私が先日紹介した『戸籍アパルトヘイト国家・中国の崩壊』では、中国でバブルが弾け、中国経済が崩壊し、農民が蜂起すると主張していた。


その本の内容と、中国の建国図を比較して、それは十分にあり得る話であると考えた。


習近平は、国家主席になり、権力を掌握した後、汚職の一掃という大義名分の元に自らの政敵を次々に逮捕粛清して、独裁体制を強化している。




父親が習仲勲という中国共産党の八大元老の一人であり、親が高級幹部でその特権的地位を利用して成り上がった人物である。


江沢民派と胡錦濤派のはざまにあって、支持基盤がなかったが、胡錦濤派の勢力拡大を嫌った江沢民の推薦を受けて、国家主席になることが出来た。


しかし、権力の地位に就いた途端にその恩人である江沢民派の政治家達を汚職一掃の名分で、次々と逮捕している。


失脚した政治家の代わりに自分の息のかかった人物をそのポストに就けることを繰り返している。


その権力闘争は凄まじいようである。


海外にはあまりニュースとして流れてこないが、『中国経済「1100兆円破綻」の衝撃』 近藤 大介 (著)によれば、2015年8月15日の天津の大爆発事故は、江沢民派が習近平に責任を問い失脚させるために起こした事故であったという。この事件の模様を撮影した取材ビデオは全て中国当局に没収されたというが、youtubeにはその映像がアップされている。







思想統制も酷く、体制批判をしたメディアの報道は、取り消しさせたり、またネットの書き込みなどは、それが書き込まれた翌日には消されてしまうようである。


従って、外国には中国国内の様子が全く伝わってこないが、国民の習近平に対する不満は高まっているようである。


国民の不満を逸らすために軍拡路線を取らなければならず、その為、近年、尖閣諸島などへの領海侵犯が絶えず、また南沙諸島の埋め立てなどを強硬しているのである。


また同様に国民の不満を逸らし、求心力を得るために反日プロパガンダも強化しなければならないのである。



また習近平は、国有企業の民営化ではなく、国有化を強化するような政策を取り、鄧小平の改革開放路線を台無しにしている。


共産党の指導を強化する方策を取っており、当局の規制を強化している。(従って、仮想通貨の取引所も禁止されている)



また軍事においては、軍制改革を行って、指揮系統を細分化し、習近平だけが全てを掌握できるような仕組みに改編したようである。


また毛沢東や鄧小平のように自分の思想を「習近平思想」という形で、党規約に明記することを狙い、妥協した形で「習近平による新時代の特色ある社会主義思想」という文言を明記することに成功している。実際には「習近平思想」と明記したかったようである。






このように習近平は、共産党の管理や監視を強化し、規制を強めて、毛沢東時代の社会主義に回帰するような姿勢を見せているため、文化大革命時代の悪夢が国民の間に広がっているという。



習近平が独裁体制を強めていることについて記した所で、出生図を検討してみたいと思うが、種々検討した所、ラグナはおそらく乙女座である。






何故なら、このように政治の最高職にあり、また軍の最高司令官でもある立場であり、そして、それを露骨に示すからには、10室に太陽と火星が絡んでいると考えるのが自然だからである。



この乙女座ラグナということで検証していくと、いくつかの過去の出来事が説明できるため、このラグナで良いと考えられる。



例えば、習近平は、1987年9月に現妻の彭麗媛と再婚しているが、この時のダシャーが金星/月期である。



出生図のラグナを乙女座に設定すると、ダシャーは金星/月期を含めた前後になるはずだが、出生図のラグナが乙女座である場合、ナヴァムシャのラグナは山羊座から乙女座までの9つの可能性がある。


そのうち、金星/月期に結婚すると思われるラグナで有力なのは、牡羊座ラグナに設定した場合である。






ナヴァムシャのラグナを牡羊座に設定すると、金星は7室の支配星で月は7室に在住している。


金星/月で、結婚したことが説明が付くのは、山羊座ラグナの場合と牡羊座ラグナの場合だけである。



従って、ナヴァムシャのラグナが牡羊座ラグナである可能性は高いと言える。



ナヴァムシャのラグナが決定すると、ダシャムシャ(D10)のラグナもほぼ決定できるため、ナヴァムシャのラグナは重要である。



因みにこの時のトランジットは以下である。






ラーフ/ケートゥ軸は1-7軸にあり、木星は牡羊座で逆行して7室に絡んでおり、土星は蠍座から7室支配の木星にアスペクトして、7室にダブルトランジットが生じている。



従って、結婚のタイミングであることを表している。




次に結婚した後、1992年に娘の習明沢(浙江大学外国語学院卒業、ハーバード大学ケネディスクール留学中)が誕生したが、この時は金星/ラーフ、又は金星/木星期である。






サプタムシャ(D7)を見ると、金星は5室の支配星で、木星は9室に在住している。ラーフは9室の支配星とコンジャンクションしている。


従って、金星/木星、あるいは金星/ラーフ期に誕生したことで説明ができる。



この時のトランジットは、木星は1室乙女座(1992/9/11~)をトランジットし、5室の支配星とコンジャンクトして、5室にアスペクトし、土星は5室山羊座をトランジットして、5室にダブルトランジットが形成されている。


従って、子供の誕生のタイミングであることを示している。








次にダシャーバランスを見るが、習近平は、1953年の0歳~1958年の5歳までマハダシャー土星期である。



1958年7月からマハダシャー水星期となっているが、wikipediaによれば、習近平は、父・習仲勲が批判された文化大革命において反動学生とされ、1969年から7年間、陝西省延安市延川県に下放されたと記されている。




下放とは、文化大革命期に共産党の幹部や知識人を農村で農業労働に従事させることによって大衆と結びつき、思想を改造することを目的とした施策である。



つまり、国家権力によって地方での農業労働を強いられた形である。



水星は10室支配で太陽、火星とコンジャンクションしているため、あたかも政府の指令で、地方に下った役人のようでもあるが、水星は月から見て12室支配で12室に在住しているため、辺境の地(12室)に左遷されたに等しい状況である。


水星をラグナとすると、土星が4室に在住しており、農業労働を表している。



そして、1974年に共産党に入党し、下放された同地で生産大隊の党支部書記を務めたと記されている。



この頃が水星/土星期である。



1975年に清華大学化学工程部に入学し、卒業後、国務院弁公庁および中央軍事委員会弁公庁において、副総理および中央軍事委員会常務委員を務めた耿飈の秘書をかけ持ちで務めたと記されている。



ケートゥは11室に在住しているが、ラーフ/ケートゥ軸が5-11軸にあるため、5室にも絡んでいる。



因みに乙女座ラグナから見ると5室にテクニカルプラネットのラーフが在住し、5室支配の土星は乙女座に在住し、同じくテクニカルプラネットの火星がアスペクトしている。



従って、理工系の専門教育を受ける配置である。



5室には月がアスペクトしているが、5室がテクニカルプラネット(生来的凶星)の影響を受けて、しかも水の星座や月の影響を受ける場合は、化学を表わす配置である。



従って、「化学工程部」に入学したことが説明できる。



ナヴァムシャにおいてもラグナが牡羊座ラグナであれば5室支配の太陽がケートゥ、月とコンジャンクションして、化学の専門教育を表している。







1998年から2002年にかけて、清華大学の人文社会科学院大学院課程に在籍し、法学博士の学位も得ているが、この時は、金星/土星→ケートゥ→水星期である。



マハダシャーのケートゥは5-11軸にあり、マハダシャーの金星は9室の支配星であるため、ケートゥ期と金星期は、大学や大学院などに在学して、学問に取り組んだ時期である。



そして、この当時、秘書などを務めていたようだが、半分、学生のような立場であり、秘書として指導を受けていたと考えられる。



それは9室支配の金星が8室に在住している為である。




次に2002年7月からマハダシャー太陽期に移行するが、太陽期になってから、党の要職に就くようになり、出世の階段を上って行ったことが分かる。




廈門副市長、福州市党委員会書記を経て、2000年に福建省長となる。2002年11月、張徳江に代わり49歳で浙江省党委書記に就任し、この時期に浙江省軍区党委員会第一書記、南京軍区国防動員委員会副主任、浙江省国防動員委員会主任を兼任した。2006年に上海市で大規模な汚職事件が発覚し、当時の市党委書記陳良宇が罷免されると、翌2007年3月24日、書記代理を務めていた韓正(上海市長)に代わって上海市党委書記に就任。これにより、第17期の党中央政治局入りは確実とみられていたが、同年10月の第17期党中央委員会第1回全体会議(第17期1中全会)において、一気に中央政治局常務委員にまで昇格するという「二階級特進」を果たし、中央書記処常務書記・中央党校校長にも任命された。上海市党委書記は兪正声が引き継いだ。

(wikipedia 習近平より引用抜粋)



そして、マハダシャー太陽期の最後のアンタルダシャーである太陽/金星期に国家副主席に選出されている。



2008年3月15日、第11期全国人民代表大会第1回会議で国家副主席に選出される。

(wikipedia 習近平より引用抜粋)


ここで、冒頭で、結婚のタイミングからナヴァムシャのラグナを牡羊座に設定したが、そうすると、ダシャムシャ(D10)のラグナがほぼ乙女座に決定するのである。



ダシャムシャのラグナが乙女座に決定すると、マハダシャー太陽期は、ダシャムシャの10室に在住していたことになり、この時期に副主席の地位にまで上り詰めたことがこの配置で説明できる。



またマハダシャー金星期も「国務院弁公庁および中央軍事委員会弁公庁において、副総理および中央軍事委員会常務委員を務めた耿飈の秘書をかけ持ちで務めた」と記されていることから仕事に恵まれていたことが理解できる。



これは父親が中国共産党の八大元老の一人、習仲勲だからである。



9室支配の金星が8室である為、父親の七光りで清華大学に入れて、副総理の秘書にもなれたと考えるべきである。




そして、この金星がダシャムシャ(D10)のラグナに在住していた為、仕事に恵まれたと解釈すべきである。




次にマハダシャー月期に移行してから、2009年12月に国家副主席として日本にも来日しているが、月にはラーフ/ケートゥ軸が絡み外国を表している。



2009年12月には国家副主席として日本を訪れ、環境に優れた先進技術施設として安川電機の産業用ロボット工場を視察した際に経営陣から伝えられた創業者の安川敬一郎と孫文ゆかりの逸話に感銘を受けて「とても感動した、我々はこの日中友好の伝統を受け継いで発揚するべきだ」と発言して中国の公用車である紅旗の組立用につくられたロボットの披露に拍手をおくった。一方で訪日のなかで起きた天皇特例会見の問題は日本で論争を巻き起こした。

(wikipedia 習近平より引用抜粋)



マハダシャー月期は、月が11室の支配星で11室に在住しているため、高い地位や肩書きを得た時期であると理解すべきである。


11室支配で11室で自室に在住する配置は、ダシャムシャでも繰り返されており、強力な配置である。



2010年10月18日に党中央軍事委員会副主席に選出され、事実上の胡錦濤の後継者に確定しているが、この時のダシャーが月/ラーフ期である。


ダシャムシャで、ラーフのディスポジターは10室に在住している。



そして、2013年3月14日に国家主席・国家中央軍事委員会主席に選出され、党・国家・軍の三権を掌握している。


この時、習近平は、月/土星期である。



土星は、出生図では、6室支配で、10室に在住する8室支配の火星と相互アスペクトして、権力闘争を表している。


またダシャムシャにおいても土星は、6室の支配星で6室でムーラトリコーナの座にあり、3、8室支配の火星と相互アスペクトしている。


従って、出生図でもナヴァムシャでも土星と火星は、6-8の絡みを生じており、権力闘争を表している。



同じく2014年の1月24日に習近平は以下のようなことを行っている。



2014年1月24日に開催された党中央政治局会議において、「中国共産党中央国家安全委員会」の設置と習の同委員会主席就任が決定された。この組織は国家安全に関する党の政策決定と調整を行い、国内治安対策も掌握する。そのため、党中央国家安全委員会は外交・安全保障・警察・情報部門を統合する巨大組織となり、同委員会主席を兼任した習に権力が一層集中することとなる。一方、李克強が主導する国務院は権限を奪われることとなり、党内対立の激化の招来を推測する指摘もある。

(wikipedia 習近平より引用抜粋)


つまり、胡錦濤派の李克強から実権を奪い、自分自身に権限が集中するような処置を施したのである。


月/土星期に主席に就任し、党・国家・軍の三権を掌握してから、早速、権力闘争をスタートさせたことが分かる。




その後、習近平は月/水星期に移行するが、水星は、3、8室支配の火星とコンジャンクションし、6室支配の土星からアスペクトされ、12室支配の太陽とコンジャンクションしており、6、8、12室のドゥシュタナハウスが全て絡んでいる。


従って、習近平は常に胡錦濤派や江沢民派との権力闘争に脅かされており、特に江沢民派が抑えている利権を奪い取る目的での凄まじい闘争が起こっている。


2012年の夏頃、親しくしている「紅二代」の党幹部に以下のような秘策を語ったという。



「私は三つのステップで権力をつかもうと思っている。まず、江沢民の力を利用して胡錦濤を「完全引退」に追い込む。返す刀で江の力をそぐ。そして、『紅二代』の仲間たちと新たな国造りをしていくのだ」。

(wikipedia 習近平より引用抜粋)


10室支配の水星に土星や火星、太陽が絡み、6、8、12室が絡んでいる配置は、権力闘争の中で、常に地位が不安定な状態に晒されることを示している。


その為に常に体制を引き締めて、権力基盤を強化し、対外に軍事拡張路線を敷いて、国内のメディア統制や思想統制も厳重に行わなければならないのである。




そうした中、NEWSポストセブンの記事によれば、習近平は12月下旬に9回目の暗殺未遂を受けて、ショックを受けて一時入院したと報じられている。


習近平氏 9回目の暗殺未遂にショックを受け一時入院か
2018年1月14日 7時0分 NEWSポストセブン

 中国の習近平国家主席が年の瀬の差し迫った昨年12月下旬、人民大会堂での会議が終わった駐車場で専用車両に乗ろうとした際、爆発物が破裂。習氏は腹痛を起こし、そのまま北京市内の中国人民解放軍直属の「中国人民解放軍総医院(略称「301病院」)に緊急搬送されていたことが分かった。今回の病院搬送は極度の緊張が原因との見方もでている。米国を拠点にする中国問題専門の華字ニュースサイト「博聞新聞網」が301病院の関係者から独自に聞いた話として伝えた。

 習氏一行が病院に駆け込んだことで、病院は一時的に閉鎖措置をとられ、他の患者は締め出されるなど、厳重警戒措置が敷かれたという。

 人民大会堂に仕掛けられた爆発物は軍が使用しているものであることや、人民大会堂には一般市民は立ち入ることが禁止されていることから、爆発物は軍幹部によって持ち込まれて設置された可能性が高いとみられている。当日の防犯カメラ映像などがチェックされているほか、軍の警備担当者も個別に事情を聞かれているもようだ。

 中国では昨年、軍最高指導部に当たる中央軍事委員会委員である房峰輝・元中央軍事委連合参謀部長や張陽・中央軍事委政治工作部主任が腐敗容疑で事情聴取を受けたあと、軍の要職を罷免されている。このうち、張氏は自宅で自殺している。このため、爆発物を仕掛けたのは、両者に連なる軍幹部ではないかとみられている。年末から年始にかけて、軍幹部が集中的に事情を聞かれているという。

 習氏の容態だが、過度の緊張状態になり、その影響で胃痛が出たものとされ、深刻な影響はない模様だ。

 しかし、習氏は大事をとって、301病院で、念のために精密検査を受けたほか、疲労をとるために特別病棟に一泊し、翌日の朝食後、退院したという。

 習氏を狙った暗殺未遂事件はこれまでに、少なくとも8回発生していると伝えられており、今回が9回目になるという。

 習氏は政敵や反対派の幹部追い落としのために、反腐敗運動を推進。汚職容疑などで多くの幹部を失脚に追い込んでいる。そのため習氏を狙う者も多く、習氏は一時も気が休まるときもないようだ。このため、精神的には常に緊張状態に置かれており、今回のような突発事件で、体調に異常をきたすことも珍しくないことが想像される。


この事件が起こった時、おそらくダシャーは、月/太陽期である。



太陽は8室支配の火星とコンジャンクションし、6室支配の土星からアスペクトされている。


また太陽は肉体の表示体でもあり、またラグナロードの水星もこれらの火星や土星と絡んでいるために何か身体にダメージを受けることを表している。


太陽は12室の支配星であり、12室は入院のハウスである。



従って、月/太陽期に習近平は、入院したのである。




現在、木星と土星が6室水瓶座と10室双子座にダブルトランジットしており、10室に在住する12室支配の太陽は、8室支配の火星と6室支配の土星から傷つけられている。


従って、今後も習近平は命が狙われ続けると考えられる。




中国共産党内での習近平の独裁体制への不満は、こうした暗殺未遂に示される程、大きなものとなっている。








そして、私の考えでは、今までの検証で見てきた通り、ラグナは乙女座で間違いなく、またナヴァムシャやダシャムシャもこれで問題ないと考えている。



そうすると、2018年7月に習近平は、マハダシャーが火星期へ移行するのである。



火星は3、8室支配の機能的凶星で、この火星にラグナロードの水星がコンジャンクションしている。



ラグナロードが8室支配の火星に絡む場合、それは暗殺を表わす配置である。



従って、反習近平派の習近平の命を狙う闘争が激しくなっていくものと考えられる。



8室の支配星は、中断や変化を表わすため、習近平は、こうした反習近平派の闘争によって足を引っ張られ、失脚する可能性が高いのである。



ダシャムシャ(D10)が乙女座ラグナであれば、火星は8室支配で12室に在住しており、失脚して地位を失うことを表している。







因みにもし仮にダシャムシャのラグナが乙女座であることが怪しいとする場合であっても、出生図のラグナが乙女座であることは間違いないと考えられる。



従って、チャラダシャーでの検証が有効である。








チャラダシャーでは、2006年6月15日からメジャーダシャーが双子座で、2018年1月15日現在、双子座/双子座である。



双子座には、DKの太陽、AmKの水星がコンジャンクションし、AKの土星がアスペクトして、ジャイミニラージャヨーガを形成している。



また双子座から見た10室にも形成している。



GKの火星も同室して、権力闘争などを表していると思うが、それでもラージャヨーガが発動しており、現在は、国家権力の頂点に位置している。



然し、習近平は、2018年6月15日から蟹座のメジャーダシャーに移行するのである。




そうすると、蟹座から見てAmKの水星が12室に在住し、GKの火星、土星からアスペクトされている。



つまり、12室に在住するAmKは権力を失うことを表しており、12室は入院とか監禁という象意があり、またDKは7室の支配星に相当し、マラカとして働く為、凶星と絡むことで、生命の危険なども表わすのである。



ダシャムシャでもメジャーダシャーの蟹座から見た10室にGKがアスペクトしている。



そして、ヴィムショッタリダシャーは、2018年7月からマハダシャー火星期で、火星はGK(グナティカラカ)である。



そして、もし私のラグナ修正が正しく、ダシャムシャのラグナが正しければ、火星は12室(損失)に在住しているのである。






従って、マハダシャー火星期になると習近平と反習近平派との権力闘争が激しくなり、暗殺未遂などもより激しいものが起こるようになり、それによって、習近平の失脚などが起こるかもしれない。



少なくとも8室支配の火星は、習近平を苦しめる強力なライバルの出現を表している。



そして、8室支配の火星がラグナロードにコンジャンクションしている場合、銃火器などによる暗殺を表わすのである。



従って、既に起こった6回目の暗殺未遂は、爆発物によるものであった。



銃火器や爆発物など火薬や火を使った武器が用いられる可能性がある。



また火星は10室に在住して強く、火星は司令官を表わすため、戦争の遂行、軍事力の行使なども考えられる。



ダシャムシャで12室に在住していることは、海外で軍事力を使うといったことも考えられる配置である。



然し、12室に在住しているという配置は、地位や影響力が低下することも意味している。



習近平の独裁体制の終わりを表しているのである。




従って、今年2018年7月以降、中国では激震が走るはずである。



またこれは世界にとってもそうかもしれない。











(参考資料)



習近平「美人妻」の暗殺未遂事件 犯人は武装警察だった
2016.06.26 07:00 NEWSポストセブン

習近平は最近、「習沢東」と呼ばれるほど、毛沢東を模した自身の偶像化や軍権掌握といった権力の一極集中を進めている。その独断専行ぶりは50年前の文化大革命発動当時の政治状況を彷彿とさせる 。

 毛沢東がトウ小平や劉少奇ら“実権派”を叩き潰したように、習近平も上海閥や共青団閥の力を一気に削ぐ動きを加速しているが、その最中、習近平を震えあがらせる事件が起こっていた。ジャーナ リストの相馬勝氏がレポートする。

 * * *

 北京の党幹部筋は「習近平の増上慢は極まっている。まるで、絶大なカリスマ性を発揮した毛沢東のように振る舞っている」と前置きして、次のように指摘する。

「反腐敗運動で、最高幹部を失脚させるなど、これまでの指導者ができなかったことを敢然と実行したことで、庶民の習近平人気は高まってきたが、ここにきて、習近平を称える歌や漫画をユーチュー ブで流すなど、個人崇拝の機運が高まり、逆に庶民は白け始めている」

 その一つの表れが3月から4月にかけて、ネット上で、習近平に対する辞任要求の書簡が公表されたことである。

 まず、3月4日に新疆ウイグル自治区主管のニュースサイト「無界新聞」に「習近平は辞職せよ」と勧告する謎の書簡が掲載された。この書簡の差出人は自らを「忠実な共産党員」として、習近平を「 独裁者」と批判し、経済運営の失敗をあげつらっている。

 この辞任要求で注目されたのは、書簡の公開時期だ。年に1回しか開催されず、世界中からメディアが取材に訪れる全国人民代表大会(全人代=国会に相当)の前日に発表されたのだ。この書簡の主は 用意周到に習近平に辞任要求を突きつけたといえよう。

 さらに、3月下旬にも再び習近平の辞任を求める書簡がネット上で公開された。この米国を拠点にする中国問題専門の華字ニュースサイト「明鏡新聞網」系のブログに辞任要求書簡を投稿したのは 「171人の中国共産党員」と名乗るグループだ。

「習同志の独裁と個人崇拝が党内組織を混乱に陥れている」と批判したうえで、中国共産党中央に対して、「習同志を一切の職務から罷免し、党と党員を救済するよう要求する」と強く訴えている。書 簡は投稿主が自らすぐに削除したもようだが、ネット上で一気に拡散した。

 前出の党幹部筋は「最高権力者の辞任を求める声が立て続けに公になるのは異常事態だ。これは習近平の個人崇拝や言論統制に党内からも強い反発が出ているためだ」と明かす。このため、中国当局 も事態を重視し、この事件に関与したとして20人以上が逮捕され、その家族も身柄を拘束されているという。

◆犯人は武装警察だった

 同筋が明かしたところでは、習近平が危機感を募らせているのは習近平夫人の彭麗媛にまで批判が及び、暗殺未遂事件まで起こったことが原因だという。

 4月上旬、広東省在住のジャーナリストが習近平夫人である彭麗媛を中国史上唯一の女帝で、稀代の悪女とされる7世紀の則天武后になぞらえる文章をネット上で発表。当局はすぐに削除するとともに 、「デマを流した」などとして、このジャーナリストを逮捕した。

 さらに、真偽のほどは不明だが、彭麗媛の専用車に爆発物が仕掛けられたものの、党中央の要人警護のシークレットサービス「党中央警衛局」要員に見破られ、犯人は逮捕された。犯人は何と武装警 察部隊の隊員数人だった。習近平による30万人の兵員削減で、軍から武警に配転になったことを恨んだ犯行とされる。

 ここに至って、習近平は羊の群れを狙うオオカミのように、権力者としての牙をむき出しにする。4月下旬から5月初旬にかけ、習近平の党の重要会議での演説全文が公表され、「党内部の敵」の撲滅 を宣言したのである。

 まず、4月末に、昨年12月に行われた党の高級幹部養成機関である党中央党校での重要講話が党機関誌「求是」に掲載された。

 習近平は演説で「国内外の各種敵対勢力が我が党の旗幟を変えようとしている。我々のマルクス主義信仰を踏みつぶそうと企んでいるのだ」としたうえで、「地方の共産党員は党中央の指示に忠実で あらねばならない」と党への忠誠を誓うよう檄を飛ばした。

 さらに、5月初旬には、今年1月の党中央規律検査委員会の全体会議で行った演説内容が公表された。

 習近平は「党内には野心家や陰謀家が存在し、内部から党の執政基盤をむしばんでおり、見逃すことはできない。政治規律を第一にしてリスクを取り除き、災いを防がなければならない」と危機感を あらわにした。

「野心家、陰謀家」という強烈な表現が党の重要な大会で使われるのは1981年6月の第11期党中央委員会第6回総会以来、35年ぶり。この総会では文化大革命(1966~1976年)を批判した「建国以来の党 の若干の歴史問題に関する決議」が発表され、文革を主導し、中国全土を大きな混乱に陥れた江青女史ら四人組や林彪集団を糾弾した。このため、習氏はいまも中国で文革に匹敵するような非常事態が 起こっていると警告しているようだ。

●そうま・まさる/1956年生まれ。東京外国語大学中国語学科卒業。産経新聞外信部記者、香港支局長、米ハーバード大学でニーマン特別ジャーナリズム研究員等を経て、2010年に退社し、フリーに。 『中国共産党に消された人々』、「茅沢勤」のペンネームで『習近平の正体』(いずれも小学館)など著書多数。近著に『習近平の「反日」作戦』(小学館)。

※SAPIO2016年7月号

参照元:習近平「美人妻」の暗殺未遂事件 犯人は武装警察だった
2016.06.26 07:00 NEWSポストセブン












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ハリウッドを追放されたハーヴェイ・ワインスタイン氏のチャートについて



前回の記事『リベラル派の逆襲 ―ハリウッドセクハラ告発パンデミックの理由―』で、何故、突然、ハリウッドで、ハーヴェイ・ワインスタイン氏のセクハラが告発され、過去の男優によるセクハラ被害の暴露ツィートが相次ぎ、それが世界に飛び火する事態にまで発展しているのかについて、私は、それが水瓶座や双子座にダブルトランジットが形成されたからであることを述べた。

特に水瓶座にダブルトランジットしていることが最も重要である。


例えば、水瓶座が左翼リベラルの星座であることは、オノ・ヨーコ(ジョン・レノンの妻)のチャートを検討した時によく分かるのである。




彼女は金星/土星期の時は前衛的な芸術作品を創作活動に没頭していたが、金星/水星期になると以下のように反戦運動、黒人解放運動、女性解放運動などの急進的な政治運動に傾斜していくのである。



1971年9月に二人は新しい活動の場を求めてロンドンからニューヨークに移り住む。アルバム『イマジン』(”Imagine”)の発表直前のことだった。

同年10月にニューヨークのエバーソン美術館でオノの芸術活動を集大成した個展『ジス・イズ・ノット・ヒアー』(”This Is Not Here”)を行なう。一方、二人はニューヨークの前衛芸術家、反戦運動家、黒人解放運動家、女性解放運動家などと交流を深め、急進的な政治運動に傾斜していった
1971年から1972年にかけて、二人は反戦文化人の即時保釈を求める集会や北アイルランド紛争に抗議するデモ行進へ参加、また、刑務所で起きた暴動の被害者救済コンサートや知的障害を持つ子どもの救済コンサートなどにも積極的に出演した。

1973年4月、二人は架空の理想国家「ヌートピア」の建国宣言のイベントを行うが、掲げた理想は、度重なる国外退去命令で挫折する。そのようななか、1973年10月、レノンはロサンゼルスに移り住み、二人は別居する。後に、レノンはこの期間を「失われた週末」と述懐している。この別居期間中にオノは、アルバム『無限の大宇宙』(”Approximately Infinite Universe”)とアルバム『空間の感触』(”Feeling the Space”)の2枚のフェミニスト・ロック・アルバムを発表。また、女性解放を主張し日本語で歌唱しているシングル・レコード『女性上位万歳!』が日本で発売された。

(wikipedia オノ・ヨーコより引用抜粋)


これは水星が6室(闘争)で水瓶座(共産主義、リベラル、左翼)に在住しているからである。


また水瓶座が強調されている人が、労働組合運動に力を入れていたり、共産党で活動しているようなケースも経験し、水瓶座=左翼リベラル、共産主義(平等思想)という図式は、私の中では、今では基本的な認識になっている。


また前々回の記事で、米テレビ司会者オプラ・ウィンフリーのチャートにも触れたが、彼女は、リベラル左翼政党である民主党の大統領候補・バラク・オバマの支持を早期に表明し、当選に大いに貢献したのは、ダシャムシャのラグナである水瓶座に太陽、金星が在住しているからである。

それは水瓶座に在住するマハダシャー太陽期の出来事であった。





水瓶座が、リベラル左翼の星座であることが分かった所で、興味深い事例が、セクハラ告発の当事者であったハーヴェイ・ワインスタイン氏のチャートである。







チャンドララグナで見ると、月が射手座で、3室に6、11室支配の金星が在住し、飽くなき欲望を表わすラーフとコンジャンクションしている。


3室はトリシャダヤハウスであり、食欲、性欲、睡眠欲などの肉体の低次の欲求を表わし、特に3室に金星が在住する場合、快楽主義者になり、性的欲望などを抑えることが難しくなるのである。

またラーフの在住は、その欲望を過剰な形で強めてしまう。

インドに『カーマ・スートラ』という男女の性愛について記された古典があるが、3室は、カーマハウス(3、7、11室)の中の一つである。


まず、ワインスタイン氏の惑星配置の中で、最初に目に付くのは、この配置である。


3室というのは、性的欲望を満たしたいだけである為、特に真剣な交際などではなく、相手は誰でもいいのである。


酒やタバコなどのような嗜好品と同じような気軽な感覚で、性的欲望を満たすことを求めていく。


金星は快楽主義の惑星であり、娯楽を表しており、それが3室(肉体の低次の欲望)に在住してラーフ(飽くなき欲望)と接合すると、性欲を安易に満たそうとする快楽主義者に変貌する。

そして、ラーフが働くと、快楽を得ても決して満足することがなく、次から次へと新しい快楽を求めていく。


ハーヴェイ・ワインスタイン氏は、セックス依存症と診断され、カウンセリングを受けるらしいが、この3室で金星とラーフが接合する配置は、まさにセックス依存症のコンビネーションと言ってもいいかもしれない。



ここで金星は、月から見た場合に6、11室の支配星になることが重要である。


従って、彼が性的に強要した女性たちから訴訟(6室)を起こされたのである。


そして、ワインスタイン氏の水瓶座に在住する6室支配の金星に10月26日から(2ヶ月前から効果を発揮した)木星と土星のダブルトランジットが形成されたためにこのタイミングで複数の女優や会社の女性社員にセクハラ行為で訴えられたのである。


そして、ニューヨークタイムズ誌のスクープ記事をきっかけにワインスタイン氏のセクハラ被害に遭ったと言われる女優たちが次々に名乗りを上げることになった。


その後は、既に世間でも知られているようにSNSで、「#me too」として、ツィートする人が連鎖的に後を絶たない状況であった。


あるメディアは、その現象を「パンデミック」(感染症、伝染病)とし表現したが、私もニュースの記事を読んで、自分の被害体験を告白、暴露する人々は、かなり熱狂に冒されており、狂信的であるように思われた。


これを引き起こしているのは、ワインスタイン氏の金星にラーフがコンジャンクションしているからである。


6室支配の金星は、ワインスタイン氏より立場の弱い人物を表わしていたり、あるいは、11室も支配している為、ワインスタイン氏と同じ位の社会的地位にある人々を表している。


特に今回は6室支配の金星がラーフと絡んでいる為にワインスタイン氏より立場が弱く、セクハラされて屈辱を受けた女性たちが、気が狂ったように熱狂的にワインスタイン氏を非難し始めたのである。


従って、6室支配で3室でラーフと接合する金星は、ワインスタイン氏の「病的な性的欲望」と「病的なほど熱狂的にワインスタイン氏を告発する被害者の女性たち」の両方を表していると言える。




このようにチャンドララグナからは、今回のセクハラ告発騒動が必然だったことが分かる。


そして、その被害者の女性たちは、その告発の活動をリベラル左翼的な連帯にて行ったのは、金星が水瓶座に在住しているからである。


こうした女優たちのリベラルな連帯の輪が、2018年1月7日の性的暴力や抑圧に抗議する式典としてのゴールデン・グローブ賞の授賞式につながったのである。


このように見ると、今回の騒動も、予めカルマ的に起こることが決まっていたことが分かる。





更に私はハーヴェイ・ワインスタイン氏のダシャーを検討していくうちに分かったことは、彼はおそらくマハダシャー木星期の最後にいて、次にマハダシャー土星期に移行する直前にいるということである。


出生図を00:00:01で作成すると、現在のダシャーは木星/木星期であり、23:59:59で作成すると、現在のダシャーは木星/ラーフ期(マハダシャー木星期最後のアンタルダシャー)である。


今回の騒動は彼の水瓶座に在住する金星やラーフの象意として起こっている為、マハダシャーはラーフ期ではないかと思ったが、意外にもハーヴェイ・ワインスタイン氏は現在、マハダシャー木星期であった。


そうすると、アンタルダシャーが重要になるが、今回の事件で、彼の人生が大きく変化し、二度と元には戻りそうにないことを考えると、次に彼はマハダシャー土星期に移行していくと考えるのが自然である。


そうすると、出生時間は、23:59:59に近い所にあり、ダシャーは木星/ラーフ期で、6、11室支配の金星とコンジャンクションするアンタルダシャーのラーフの象意として今回の出来事が起こったということで説明が付く。


マハダシャーの木星と金星は絡んでおらず、ラーフは木星から見て12室に在住し、3、8室支配の金星と12室でコンジャンクションしている。


12室はインターネットなども表わすため、SNSなどを通じて、ハーヴェイ・ワインスタイン氏の悪事が暴露され、ネット上に拡散されたことを表しているかもしれない。

3室はメディアであり、8室は破局やカタストロフィー、優位に立つ相手を表しており、ワインスタイン氏を困惑させる不特定多数の告発者を表している。


おそらくワインスタイン氏自身にとっては、自分の部屋に行きこもって、自分に対して為された暴露ツィートなどを読んで深く悩んでいる状況を表している。



この現在が、木星/ラーフ期であるという観点から出生時間を23:59:59に設定すると、ラグナは、蠍座のジェーシュタとなる。


ナヴァムシャ1つ分遡るとラグナはアヌラーダになってしまうが、おそらく、ワインスタイン氏のラグナのナクシャトラはジェーシュタではないかと思われる。


何故なら、アヌラーダのように社交的な様子はないからである。


また表面上は、真っ当なプロデューサーを装い、裏では、女優たちに性行為を強要していたという所などの性格の二面性などが、ジェーシュタ的である。

ジェーシュタは沢山の世俗的なものを蓄積しているナクシャトラであり、女優たちに自分を告発しないという誓約書にサインさせるなど、やり方が老獪である所などもジェーシュタ的である。


そして、ラグナをジェーシュタとする場合、ダシャムシャのラグナが射手座となり、土星は12室に在住する。






従って、マハダシャー土星期になると、彼はキャリア的に終わりを迎えることを意味している。


まもなく、土星期に移行するが、彼は二度と、ハリウッドの第一線では活動出来ない。



このように考えると、ワインスタイン氏のラグナは蠍座で、ナクシャトラはジェーシュタの第一パダである。



ハーヴェイ・ワインスタイン氏のラグナを蠍座に設定した上で、このラグナで正しいかどうかであるが、2010年8月29日に妻のジョージナ・チャップマンとの間に女児が誕生している。






女児が誕生した時、ダシャーは木星/金星期である。


マハダシャーロードの木星は5室の支配星で、9室支配の火星とコンジャンクションし、アンタルダシャーロードの金星は9室に在住している。


5室支配の木星は若干、傷ついているが、子供の誕生の条件を満たしている。



またこの時、木星は魚座5室をトランジット(リターン)し、土星は乙女座をトランジットして、ラグナと5室と11室にダブルトランジットが形成されていた。


5室にダブルトランジットが形成されている為、子供の誕生のタイミングである。


また特に5室支配で5室の自室に在住する木星に木星がリターンしていたタイミングであり、子供が誕生しやすいタイミングと言える。



またワインスタイン氏には、同じく映画プロデューサーの弟ボブ・ワインスタインがいるが、蠍座ラグナに設定すると3室支配の土星が11室に在住しており、兄弟姉妹の中で、最年長か、最年少の配置である。


つまり、兄弟姉妹がいるという配置であり、こうしたことも参考になると思われる。




この蠍座ラグナで検討すると、ワインスタイン氏の5室には2、5室支配の木星、10室支配の太陽、そして、8、11室支配の水星が在住しており、5-10のラージャヨーガ、2-5、5-11のダナヨーガを形成している。

水星は減衰しているが、8室の支配星が減衰している為、パラシャラの例外則で、ラージャヨーガ的に働く配置であり、また減衰する水星はディスポジターの木星とコンジャンクトしている為、ニーチャバンガラージャヨーガを形成している。


減衰する水星のディスポジターである木星は、月から見てケンドラに在住し、また減衰する水星が高揚する星座の支配星(すなわち水星)は月から見てケンドラに在住している。


このように減衰する水星はニーチャバンガラージャヨーガの条件を3つ満たしており、強力なニーチャバンガラージャヨーガを形成している。



このように5室が強いため、ワインスタイン氏はクリエイターとして才能溢れる人物である。


wikipediaによれば、今までにプロデューサーとして以下の映画を手掛けてきたと記されている。



プロデュース作品
『パルプ・フィクション』
『イングリッシュ・ペイシェント』
『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』
『恋におちたシェイクスピア』
『ギャング・オブ・ニューヨーク』
『シカゴ』『キル・ビル』
『マスター・アンド・コマンダー』
『コールド マウンテン』
『華氏911』『アビエイター』
『イングロリアス・バスターズ』
『英国王のスピーチ』『アーティスト』
『LION/ライオン 〜25年目のただいま〜』

(wikipedia ハーヴェイ・ワインスタインより引用抜粋)



上記の作品は、皆、かなりヒットした作品ばかりであり、プロデューサーとしての才能の程が伺えるのである。


減衰する5室の水星が発揮するラージャヨーガ的な働きとは論理によらない直観とかインスピレーションである。


3室のパラシャラの例外則によるラージャヨーガ的な働きやニーチャバンガラージャヨーガは何か奇想天外な普通でない作品作りに生かされるはずである。


例えば、ハリウッドの異端児であるタランティーノ監督で制作した『パルプ・フィクション』などに見られるかもしれない。


『パルプ・フィクション』は人間が無意味に死んだり、偶然によって事態が進行したりする不条理劇であるが、あらすじの論理的な展開というものがないのである。


この辺りは、減衰した水星の特徴が、自らがプロデュースした作品の中に表れたと言うことができる。



このように5室は才能に溢れているが、3、4室支配の土星が11室からアスペクトしており、マハダシャー土星期に移行すると、土星期は、彼のクリエイターとしての才能の表現を制限すると考えられる。


自身が設立したワインスタイン社を解雇され、ハリウッドから追放されたからには当然の話である。



この蠍座ラグナに設定すると、7、12室支配の金星が4室でラーフと接合しており、7室はパートナーのハウスであり、12室はベッド上の快楽のハウスであり、やはり、性的なニュアンスが出て来るのである。


女優コートニーラブは2005年にワインスタイン氏のホテルで開くプライベートパーティーに誘われても行ってはいけないと訴えていた。


つまり、4室で、7、12室支配の金星とラーフがコンジャンクションする配置とは、女優たちを誘って行われるワインスタイン氏のプライベートパーティーを表していると考えられる。


そのプライベートパーティー(4室)において、4室を構成するラーフや金星は、月から見た3室に在住するラーフや金星でもあり、ワインスタイン氏の欲望の恰好の捌け口になったということである。


ワインスタイン氏が才能ある5室の惑星群によって作品作りをする過程において、起用した女優たちに性的な強要をしていたというのは、5室をラグナとした場合に3、8室支配のラーフが12室でラーフとコンジャンクションしている配置に表れているかもしれない。


つまり、女優を自宅に呼びつけての密室での打ち合わせなどにおいて、そうした性的な強要などが行われていたと解釈でき、またメディアの記事によれば、実際にそうであったようである。



このように見てくると、ラーフと金星のコンジャンクションとそれらに絡むハウスが決定的に重要である。


ラーフと金星の象意にハウスが絡むことによって、そこから様々な状況を読み取ることが出来る。








(参考資料)



【イタすぎるセレブ達】ハーヴェイ・ワインスタイン、早くもセクハラ被害裁判を視野に? 豪邸を次々と売却
2017年10月16日 18時10分 Techinsight

ロサンゼルスで14日、女優やモデルが続々とセクハラ被害を訴えていた敏腕映画プロデューサーのハーヴェイ・ワインスタインについて、アカデミ ー賞を主催してきた「映画芸術科学アカデミー」が彼を同団体から追放することを発表。これによりハリウッドで活躍する権利をはく奪されたワイ ンスタインだが、彼を待ち受けるのは損害賠償を求める被害者たちによる複数の裁判か。勝ち目がないということか、ニューヨーク州やコネチカッ ト州に所有していた素晴らしい豪邸が次々と売りに出ている。

“起用する俳優・女優やモデルを選ぶ”という絶妙な権利を持つ者が、約30年にわたりその立場を利用して行っていた卑怯なセクシュアル・ハラス メント。理事会にて3分の2以上の投票を得てワインスタインの追放を決めたという「映画芸術科学アカデミー(Academy of Motion Picture Arts and Sciences)」は、“見て見ぬふりでそういう体制が許されてきたようだが、そんな時代はもう終わった”としており、英国映画テレビ芸術アカ デミー(BAFTA)も彼の会員資格を停止。フランスの最高勲章であるレジオンドヌール勲章も、すでに与えていたシュヴァリエ(勲爵士)のはく奪を 検討中である。

そんなワインスタインがコネチカット州フェアフィールド郡に所有していた大豪邸を売りに出したもようだ。同州で最も魅力的な土地といわれるウ ェストポート郊外コンポ・ビーチ地区に1953年に建てられた、眼下に海が広がるそれは美しい景色が自慢の4ベッドルーム、3バスルームのその豪邸 。ワインスタインは1995年に82.5万ドルで購入しており、このたびその2倍の価格となる165万ドル(約1.84億円)で売りに出されたことを『Trulia 』が伝えている。

ワインスタインは最近もニューヨーク州ロングアイランドの東端、イーストハンプトンのアマガンセットに所有していた7ベッドルーム、8.5バスル ームの家を1,240万ドル(約13.89億円)で売りに出していた。購入価格は1,140万ドルというから売却益は1億円以上になる。マンハッタン・ウェス トビレッジ地区、ロサンゼルス・ウェストハリウッド地区などにも複数の不動産を所有しているため、現地メディアも今後のワインスタインの動き に目が離せない様子だ。

今年最大の業界スキャンダルというべきこのセクハラ被害騒動。ワインスタインは一男一女をなしたデザイナーの妻ジョージナ・チャップマンさん からも離婚を突き付けられた。ハリウッドの複数の被害者が裁判を起こす可能性があり、妻からも膨大な慰謝料と財産分与の請求があるものとみら れるが、ワインスタインが財を失ったまま隠居生活に入るとは考えにくく、ミラマックスの設立者でもあることから今後も映画制作には陰ながら関 わっていくものと噂されている。

画像は『Trulia 2017年10月11日付「Harvey Weinstein Sells His Connecticut Home And Lists Hamptons Estate」』のスクリーンショット

(TechinsightJapan編集部 Joy横手)
参照元:【イタすぎるセレブ達】ハーヴェイ・ワインスタイン、早くもセクハラ被害裁判を視野に? 豪邸を次々と売却
2017年10月16日 18時10分 Techinsight


コートニー・ラブは10年以上前に警告 「ワインスタインのパーティには行っちゃダメ!」
TechinsightJapan 2017年10月16日 16時10分 (2017年10月20日 17時11分 更新)

映画界の大物プロデューサーとして知られる一方、若い女優達に次々とセクハラ行為を繰り返していたハーヴェイ・ワインスタイン。その蛮行は数十年も続いていたが、ほとんどのセレブ達は「見てみぬふりをしていた」というのが実情のようだ。しかし正義感の強いコートニー・ラブは違ったもよう。彼女は10年以上も前に「ワインスタインのパーティには行っちゃダメ」と話していたのだ。

多くの女優達がハーヴェイ・ワインスタインによるセクハラ行為を告白する中、コートニー・ラブが2005年に以下のように話すビデオを『TMZ』が発掘し、公開した。

「こう言ったら中傷されるだろうけれど…。もしワインスタインにホテルで開くプライベートパーティに誘われても、行っちゃダメよ。」

一方で彼の蛮行を知っていながら「知らぬ存ぜぬ」という態度を貫いたことを「後悔している」と真摯に語ったのは、大物女優のひとりジェーン・フォンダだ。このほど『CNNMoney』に出演したジェーンは、このように今回のスキャンダルについて述べている。

「彼に関することを知ったのは、1年ほど前なの。」

「私は恥ずかしいと感じているわ。だって、その時にこの件を公にはしなかったから。」

「(公にしなかった理由は)自分が被害者ではないから。そしてそういうことを言う立場じゃない。そう感じていたからよ。」

ようやくこのスキャンダルが明るみに出たことで、「知らなかった」「被害者は辛かったでしょう」と多くのセレブ達がこぞって声明を発表している。

しかしこの件につき知っていた人は決して少なくはなかったはずで、カーラ・デルヴィーニュ、グウィネス・パルトロウも実際に被害を受けていたのだ。またアンジェリーナ・ジョリーも過去にセクハラまがいの行為を受け、周囲には「気を付けてほしい」と語っていたと告白済み。正義感のあるアンジェリーナとコートニーは確かに偉いが、多くがそれを伏せたのは「ワインスタインにそれだけの権力があったから」だろう。そのコートニーはTwitterを更新し、こうつぶやいている。

「私は彼の被害を受けたわけじゃないけれど、(あのように告白したことで)彼につき話すことをCAA(クリエイティヴ・アーティスツ・エージェンシー)から永久に禁じられたの。#ハーヴェイ・ワインスタイン #レイプ」

示談に応じた女優も複数いたというが、もう少し告白が早ければ何十人もの女優達が彼によるハラスメント被害を受けずに済んだ可能性が高い。

(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)
参照元:コートニー・ラブは10年以上前に警告 「ワインスタインのパーティには行っちゃダメ!」
TechinsightJapan 2017年10月16日 16時10分 (2017年10月20日 17時11分 更新)











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リベラル派の逆襲 ―ハリウッドセクハラ告発パンデミックの理由―

昨年2017年10月5日に『ニューヨークタイムズ』紙が、ハリウッドの大物プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタインが、複数の女優や会社の女性社員にセクハラ行為で訴えられ、少なくとも8件の示談に応じたとのスクープを報じた後、アンジェリーナ・ジョリーやグウィネス・パルトロウなど大物女優が被害者として名乗りを上げ、twitterやfacebookなどのSNS上で、同じような体験をした人に「#me too」として、過去のセクハラ体験を告発するよう呼びかけられ、全米に「#me too」でツィートする人が後をたたない状況が続いている。




1月7日に行われた米ゴールデン・グローブ賞の授賞式もオバマ大統領の当選に大きく貢献した人気テレビ司会者のオパマ・ウィンフリーが、受賞スピーチの中で、シドニー・ポワチエというアフリカ系アメリカ人が第36回アカデミー賞授賞式で最優秀男優賞を受賞し、セシル・B・デミル賞を受賞した時の感動を語り、リーシー・テイラーというアフリカ系アメリカ人が性的暴行を受けた事件を取り上げて、全米黒人地位向上協会のローザパークスが主導して事件を捜査したが、犯人が裁かれることはなかったと語った。

オプラ・ウィンフリーはスピーチの終盤で「男性たちの力に対し、女性が真実を語っても、誰にも聞いてもらえず信じてもらえない。そんな時代はもう終わりです。タイムズアップ!彼らの時間はもう十分なのです。」と発言し、女性のための「新しい時代」が来ると呼びかけてスタンディング・オベーションで称賛を浴びたのである。


ローザパークスは、1955年にアラバマ州モンゴメリーで公営バスの運転手の命令に背いて白人に席を譲るのを拒み、人種分離法違反の容疑で逮捕され、これがきっかけで、モンゴメリー・バス・ボイコット事件が勃発し、アフリカ系アメリカ人による公民権運動の導火線となった人物である。

後にマーチン・ルーサー・キング牧師の人種差別の終焉を呼びかけた「I Have a Dream」(私には夢がある)の演説に繋がって行く。

マーチン・ルーサー・キング牧師の演説とは、人種差別に限定されない、リベラル派の理想主義の体現であり、象徴である。


オプラ・ウィンフリーは、昨年の10月のハーヴェイ・ワインスタイン氏のセクハラ告発で、高まっている人権意識の高揚の中で、このアメリカ公民権運動を思い起こさせるようなスピーチをしたのである。

オプラ・ウィンフリーが大統領選に出馬するのではないかという憶測は、そうしたこのセクハラ告発で高まっているリベラル派の高揚感が関係していると考えられる。


そうしたことで、今年のゴールデン・グローブ賞の授賞式は、性的暴力や抑圧に抗議する式典になったようである。

出席者たちは、黒い服装で出席し、連帯を示したようである。







何故、このような米国のハリウッド発のセクハラ告発が全米に広がり、更には世界に飛び火したのかを考えると、これは、昨年2017年10月26日から射手座に入室した土星が関係していると考えられる。


土星は射手座から水瓶座と双子座にアスペクトし、木星は天秤座から水瓶座と双子座にアスペクトしている。


従って、現在、水瓶座と双子座にダブルトランジットが形成されている。


水瓶座―双子座―天秤座の風のエレメントは、新しい時代の理念を代表するグループで、民主主義や平等、博愛などはこの星座のグループからもたらされたものである。


特に水瓶座は、人種、性別、年齢などで人を差別せず、少数民族の人権も考慮し、性的マイノリティーなどの権利(同性婚)にも気を使う星座である。



土星は星座に入室する2か月前に入室の効果を発揮する為、実際には10月26日になる2ヶ月前の8月26日ぐらいからこのような傾向が高まっていたのである。


それで、実際には土星は10月26日から射手座に入室した訳であるが、ハーヴェイ・ワインスタイン氏を告発する『ニューヨークタイムズ』紙のスクープ記事が出たのが、10月5日で、その直前であった。


10月5日であれば、既に十分に水瓶座と双子座へのダブルトランジットの効果が発揮されていたタイミングである。




この現在のセクハラ告発の連鎖は、『パンデミック』とメディアから表現されているようにやや狂信的、戦闘的、熱狂的な様相を呈している面もあると思われる。


告発合戦が続いており、それに賛同しない人は裏切り者と評価される空気も生じているという。



リベラル左翼、つまり、共産主義といってもいいかもしれないが、水瓶座というのは、しばしばその理念に狂信的になる場合に非常に残酷な面も発揮するのである。


例えば、狂信的で熱狂しすぎるとあさま山荘事件で、裏切り者を粛清するようなことが事件が起こったりする。


言葉狩りと言われるような過度の言論統制なども行われる。



水瓶座というのは、平等という理念を戦闘的に他人に押し付ける場合がある。


例えば、共産主義の時代に裕福な資産家の家に労働者が押し入って、ピアノや家具調度類を奪い去っていくといった暴力を映画の中で見た人もいるかもしれない。


また中国の文化大革命などもそうだが、紅衛兵が芸術家や文化人などを吊し上げて、酷い暴力を働いたりもしたのである。



SNSで「#me too」で過去の男優たちのセクハラを暴露するようにうながされて、それに従って、熱狂的に暴露合戦をしている人々は、この中国の文化大革命に似ていると言えなくもない。


ある意味、理性を欠いたリベラル左翼的な熱狂に支配された行為の連鎖である。


今、米国のハリウッドで、吊し上げられているのは、ハーヴェイ・ワインスタイン氏や、ダスティンホフマン、スペイシー、ベンアフレック、オリバーストーン監督、ケビンスペイシーなど広範囲に渡る。



おそらく彼らは、やはり過去に女性たちに恨まれることをしたのだろうと思われる。


人間が受けた屈辱、そして、屈辱感というものは、どれだけ時間が経過しても忘れ去られることはないのである。


そして、ある時、何かをきっかけにして、それらが噴出してくる。


彼らが吊し上げられたのも、またカルマと言えるのかもしれないが、然し、かなり熱狂的で、狂信的な傾向が見られる。



おそらく、それは私は、昨年2017年の冒頭からドナルドトランプ大統領誕生というリベラル派にとっては、大きな屈辱的な出来事が起こった。


その為、今回のセクハラ告発の連鎖は、リベラル派の狂信的な反動なのではないかと思われる。




因みにこうしたセクハラ告発は日本の芸能界には全く飛び火している様子がない。


若干、あったかもしれないが、全く大きな騒動には発展していない。


日本の芸能界は保守的であり、セクハラは日常的な出来事である。


日本は基本的に保守の国であり、こうした米国のリベラル左翼の狂想曲を冷めた目で見ているのである。


そして、『米国ハリウッドでセクハラ告発続出も日本芸能界では沈黙 セクハラが「常態化」か』と題する記事が掲載されてもあっという間に提供者の都合で削除されている。


米国ハリウッドでセクハラ告発続出も日本芸能界では沈黙 セクハラが「常態化」か
2017年12月14日 10時25分 @niftyニュース

米ハリウッドのセクハラ問題ではケビン・スペイシー、ダスティン・ホフマンまでも告発

日本でも「共演女優とやらないでどうする」が石原裕次郎さんの口癖だったと週刊誌報道

音楽グループ出身の俳優で、当時40代のタレントがグラビアタレントをあわやレイプとも

提供社の都合により、削除されました。
概要のみ掲載しております


その代わりに日本では、日本相撲協会の古い体質が批判されている。


この辺りで、水瓶座のリベラル左翼の理念の影響が出てきているようである。




因みにハーヴェイ・ワインスタイン氏と金正恩がキャラクター的に非常に似通っている。



ハーヴェイ・ワインスタイン氏がハリウッドから排除されたように金正恩が世界から排除されるのだろうか。













(参考資料)



米セクハラ問題 映画人沈黙のワケは… 米アカデミー賞選考への影響懸念? 女優ら抗議計画
2018.1.7 21:20 産経ニュース
【ロサンゼルス=住井亨介】多数の女優やモデルへの不適切行為が報じられた米ハリウッドの大物映 画プロデューサー、ハーベイ・ワインスタイン氏を契機に拡大したセクハラ疑惑が、米映画界最高の 栄誉とされるアカデミー賞に影を落としている。前哨戦の映画賞が発表される中で当の映画人らが疑 惑に触れるのを避け、「非難することでアカデミー受賞を逃すのを懸念している」との批判が上がる 一方で、一部の女優たちが沈黙を破ろうと抗議の意思を表明する動きを見せており、賞レースへの影 響が注目されている。

 「別世界の賞」

 「まるで別の世界で開催されているかのようだ」

 セクハラ疑惑のまっただ中にある状況に誰も触れなかった昨年11月のアカデミー名誉賞授賞式に ついて、こう皮肉ったのは米紙ニューヨーク・タイムズだ。

 今年3月のアカデミー賞に至る、映画賞シーズンの到来を告げる「ゴッサム・インディペンデント 映画賞」授賞式(昨年11月)でも、奇妙さはぬぐいきれなかった。司会者は「(映画界は)必死に 正しいことをしようとしている」と婉曲(えんきょく)に述べたものの、疑惑そのものには言及せず 、多くの受賞者もありきたりのスピーチを繰り返した。

拡大する一途の疑惑。主なものでも、ドラマ「ハウス・オブ・カード 野望の階段」で主演したケビ ン・スペイシー氏、オスカー俳優のダスティン・ホフマン氏のほか監督、大物代理人など、映画界全 体に蔓延(まんえん)していたことが明らかになっている。

 「沈黙」の背景にはハリウッド独特の力関係がある。大手の映画会社や代理人、ワインスタイン氏 に代表される大物映画人らの意向に逆らうことはご法度とされる。そうした悪弊が長らく疑惑発覚を 抑えつけてきたともいえ、「ハリウッド批判をすれば、アカデミー賞の発表で(受賞者が書かれた) カードに他人の名前が載ることになる」(同紙)のが現状なのだ。

 思い惑う関係者

 アカデミー賞を主催する米映画芸術科学アカデミーは危機感を覚えたのか、昨年12月、「会員は 、人の尊厳などを尊ぶアカデミーの価値観に基づき、倫理的に行動しなければならない」などとする 「行動指針」をアカデミー会員に送付。さらに特別チームを組んで疑惑を調べているという。

 こうした疑惑追及と賞選考とを切り離すべきではないとする意見の一方で、純粋な作品評価の観点 から疑惑と関わりのある作品を選考から除外することへの抵抗もある。ワインスタイン氏が設立した 会社が制作に関わった作品にも受賞の期待がかかるなど、関係者の逡巡(しゅんじゅん)は深まるば かりだ。

沈黙破る動き

 ニューヨーク・タイムズ紙によると、アカデミー会員の72%が男性、87%が白人で、2016 年は演技部門の候補者が全員白人だったことから「白すぎるオスカー」と批判を浴びた。こうした中 、女性陣が声を上げる動きが出ている。

 アカデミー賞の行方を占う上で重要視される第75回ゴールデングローブ賞の授賞式(現地時間7 日)で、ノミネートされているメリル・ストリープさん、エマ・ストーンさんら女優30人以上が、 セクハラや男女不平等に抗議するため黒色ドレスを着て出席することを計画しているという。

 ストリープさんは昨年1月の同賞授賞式で、大統領就任前のトランプ氏の差別的な発言を痛烈に批 判した経緯がある。新たなアピールは同賞以後も続けられるといい、今年は再び社会問題がクローズ アップされるアカデミー賞となりそうだ。

 ■米アカデミー賞■ 米国の映画業界団体「映画芸術科学アカデミー」が映画産業の発展を目的に 、優れた作品や俳優らに贈る賞。ベルリン国際映画祭など3大映画祭より歴史が長く、業界人の投票 により毎年独特の傾向が表れることから、世界で最も注目される。受賞者に贈られる像は「オスカー 」という愛称で知られる。第90回の発表・授賞式は3月4日(現地時間)。
参照元:米セクハラ問題 映画人沈黙のワケは… 米アカデミー賞選考への影響懸念? 女優ら抗議計画
2018.1.7 21:20 産経ニュース

ゴールデングローブ賞、性的暴力や抑圧に抗議する式典に
2018年01月8日 NEWSJAPAN

米ロサンゼルスで7日、ハリウッド外国人映画記者協会がテレビと映画の優秀作品を選ぶ第75回ゴール デングローブ賞の授賞式が開かれた。ハリウッドを揺さぶる性的暴行問題が噴出し始めて以来、初の 主要な授賞式。出席者の多くは黒い服で被害者に連帯を示し、受賞者の多くも、声を上げる女性たち に共感を示した。

式典では、性的暴力の被害者と連帯する「#MeToo(私も)」運動や、性的暴力をこれ以上容認しない 、沈黙していられる時間はもう過ぎたという「Time’s Up」運動への連帯が、事実上のテーマだった 。

映画界への長年の功績を称える「セシル・B・デミル賞」を、黒人女性として初めて受賞した人気司会 者・女優・実業家・プロデューサーのオプラ・ウィンフリーさんは、「新しい日がもうすぐ明ける」 と述べ、式典の空気を総括した。

出席者の多くは黒い服装で連帯を示し、司会のセス・マイヤーズ氏は冒頭のあいさつで開口一番、「 淑女と、まだいる数少ない紳士の皆さん」と切り出し、「今年は2018年。マリフアナがついに許され 、セクハラがついに許されなくなりました」と続けた。

「今日この場にいる男性の候補者の皆さん、3か月ぶりのことですが、今日は自分の名前が呼ばれても 脅えなくて大丈夫です」

マイヤーズ氏はさらに冗談めかして、オプラ・ウィンフリー氏に大統領選に出馬するよう促した。

2011年のホワイトハウス特派員協会晩餐会で当時のバラク・オバマ米大統領が、ドナルド・トランプ 氏が大統領になれるはずがないと満座の中で嘲笑したのが、トランプ政権発足につながったという意 見に触れ、「もしそれが本当なら、オプラ、これだけ言わせてください。あなたが大統領になれるは ずないから。ぜんぜん能力不足だから」と逆説的に促した。

そのウィンフリー氏が功労賞を受賞すると、会場の大勢が立ち上がりスタンディング・オベーション を送った。

ウィンフリーさんは受賞スピーチで、現在の米国では報道や真実が攻撃されていると述べ、「自分の 真実を語ることこそ、私たちの最強の道具です。あまりに長いこと女性たちは無視されてきた。ある いは、自分たちを虐げる残酷なほど強力な男性たちの権力を前に、真実を語ろうものなら、聞いても らえず、信じてもらえなかった。けれどもその男たちはもう時間切れ。連中はもう時間切れです!」 と強調した。

「なので今これを見ている女の子全員に、新しい日がもうすぐ明けると知ってもらいたい。その新し い夜明けがついに来たら、それは大勢の素晴らしい女の人と、今晩この会場にもその大勢がいます、 かなりすごい男の人たちのおかげです。もう二度と誰も『私も』などと言わなくて済む時代に、私た ちを連れて行ってくれる、そんな指導者になろうと一生懸命戦っている人たちのおかげです」

映画「ビッグ・リトル・ライズ」で助演女優賞を受賞したローラ・ダーン氏も、今まで女性は発言し ないよう抑え込まれてきたとスピーチした。

「私たちの多くは、告げ口をするな、秘密を漏らすなと教えられてきた。沈黙の文化で、それが普通 だと言われた (中略)仕返しの恐怖なく発言してもいい、それが私たちの文化の新たな指針だと、 子供たちに教えられますように」

歌手、女優、映画監督のバーブラ・ストライサンド氏は、プレゼンターとして登壇し、ゴールデング ローブ賞で監督賞を受賞した女性はまだ自分だけで、しかもそれは1984年のことだったと強い憤りを 表した。

ストライサンド氏は、「皆さん、時間切れです。もっと多くの女性監督や女性を、監督賞にノミネー トしないと」と呼びかけた。

映画(コメディ・ミュージカル)部門で作品賞に選ばれた「レディ・バード」を撮りながら、監督賞 にノミネートされなかったグレタ・ガーウィグ監督は、ストライサンドさんのこの発言を聞き、主演 女優賞を得たシアーシャ・ローナンさんと客席で抱き合っていた。

さらに、監督賞を発表した女優ナタリー・ポートマンさんは、監督賞の「男性候補たち」とあえて発 言し、ガーウィグ監督を外した候補選定に暗に苦言を呈した。

映画(ドラマ)部門では、マーティン・マクドナー監督・脚本、フランセス・マクドーマンド主演の 「スリー・ビルボード」が、最優秀作品賞と脚本賞、主演女優賞、助演男優賞の4部門で受賞した。

主演のマクドーマンドさんは、娘を殺害した犯人が見つからず、警察と対立する母親を演じた。

「自分自身が物語を書く」

テレビドラマ部門での最多受賞は、「ビッグ・リトル・ライズ」。出演のニコール・キッドマンさん 、ローラ・ダーンさん、アレクサンダー・スカースガードさんが主演賞や助演賞を受賞したほか、限 定シリーズ最優秀作品賞も受賞した。

テレビドラマシリーズ部門では、女性が一切の人権を奪われ「産む機械」にされる近未来の神権独裁 国家を描き、社会現象ともなっている「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」が、最優秀作品賞と主 演女優賞を獲得した。

モスさんは受賞スピーチで、原作者の作家マーガレット・アットウッドさんに賞を捧げた後、「私た ちはもはやページの余白や物語の隙間に生きているわけではありません。私たちこそが出版される物 語で、私たち自身がその物語を書いているのです」と、立ち上がり発言する女性たちにエールを送っ た。

男性の束縛から逃れようとする女性2人を描いた1991年映画「セルマとルイーズ」で共演したジーナ・ デイビスさん(左)とスーザン・サランドンさんは、映画から27年後に舞台上で「再会」。

ドラマの最優秀男優賞を発表するにあたって、デイビスさんは、候補男優たちは「みんな報酬の半分 を返上すると約束したんですよ。自分より女性が多く稼げるように」と述べ、映画業界で長年続く男 女の賃金格差を皮肉った。

ゴールデングローブ賞の映画部門は、アカデミー賞の前哨戦とみられている。今年のアカデミー賞授 賞式は3月4日に開かれる。

(英語記事 Golden Globes 2018: Sexual harassment scandal dominates ceremony)

参照元:ゴールデングローブ賞、性的暴力や抑圧に抗議する式典に
2018年01月8日 NEWSJAPAN


ハーベイ・ワインスタイン事件:ここまでの経緯をおさらいしてみる
猿渡由紀 | L.A.在住映画ジャーナリスト
2017/10/17(火) 6:30

ハーベイ・ワインスタインについての暴露記事がハリウッドに衝撃を与えてから、11日が経った。事態は刻一刻と先に進んでいるが、状況に着いていけていないという人のために、彼という人物や、これまでの経緯を、ここで簡単に説明しておこうと思う。

 この機会にお伝えしておくが、正しい発音は、ワインスティンである。しかし、日本では長年ワインスタインと表記されてきたため、混乱を防ぐために、筆者はワインスタインで通すことにしている。

ワインスタインとはどんな人なのか

 ハーベイ・ワインスタイン(65)は、ハリウッドで強力なパワーを持つ映画プロデューサーである。ニューヨーク出身の彼と弟ボブ(62)は、70年代末に、映画会社ミラマックスを創設。社名の由来は両親の名前で、小規模だった頃は、母が受付に座っていたりしたそうである。

 80年代末から90年代にかけて、ミラマックスは、「セックスと嘘とビデオテープ」「クライング・ゲーム」「パルプ・フィクション」など、大人向けの良質で個性的な作品を次々に送り出し、批評面でも、興行面でも大成功を納めた。「イングリッシュ・ペイシェント」では、初のオスカー作品賞を獲得。これをきっかけに賞に貪欲になったワインスタインは、毎年その時期になると、強引すぎるほどのオスカーキャンペーンを展開するように。そのことから、彼は、現代のオスカーキャンペーンの基礎を作った人とも言われるようになった。ミラマックス時代には、ほかに「恋におちたシェイクスピア」と「シカゴ」が、作品賞に輝いている。

 無名俳優だったマット・デイモンとベン・アフレックを「グッド・ウィル・ハンティング~旅立ち~」で大ブレイクさせてあげたのも、ジョージ・クルーニーに監督デビューのチャンスをあげたのも、ワインスタイン。グウィネス・パルトロウ、クエンティン・タランティーノなど、彼に恩がある人は、ほかにも多数いる。

 ミラマックスは、93年、ディズニーに買収されたが、その後も、実質的な経営は、ワインスタイン兄弟が以前と同様に行ってきた。しかし、ディズニーのトップとの間に摩擦が強まり、2005年、兄弟は自分たちが作った会社を離れ、ザ・ワインスタイン・カンパニー(TWC)を創設する。TWC時代になってからも、「アーティスト」「英国王のスピーチ」がオスカー作品賞を受賞した。

 結婚歴は2回。最初の妻は元アシスタント 。2007年に再婚した相手は、ファッションブランド、マルケッサのデザイナーであるジョージナ・チャップマン。あまり表に出ず、 主に関連レーベルのディメンション・フィルムズの経営にたずさわる弟ボブと違い、ワインスタインは出たがりで目立ちたがりや。多くの才能を発掘した一方で、監督と編集についてもめることもたびたびあり、皮肉を込めて「シザーハンズ」(ハサミをもつ手)とも呼ばれてきた。「グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札」では、自分の気に入らないバージョンを監督とプロデューサーがカンヌ映画祭に出品したことに怒り狂い、カンヌをボイコットしただけでなく、アメリカで劇場公開をしないという仕返しに出ている。怒りっぽく、気に入らないと大声で怒鳴ったりすることでも有名だ。

 長年の民主党支持者で、オバマ、ヒラリー・クリントンをはじめとする民主党の政治家に、多額の寄付をしてきている。ロバート・デ・ニーロと組み、レストランに投資もする。彼の資産総額は、3億ドル(約336億円)とされる。

彼のセクハラはどのように明るみに出たのか

 ワインスタインについての大きな記事を書くべく、「New York Times」と「New Yorker」が別個に動いているという噂は、少し前から出ていた。ワインスタインも把握しており、なんとか阻止しようと策を練ったそうである。

 先に出たのは、「New York Times」。今月5日に出たこの記事には、ワインスタインが20年以上にもわたって、若い女優や社員らにセクハラをしてきたことが、詳細に書かれていた。仕事のミーティングを装って狙った相手をホテルに呼び出し、自分の部屋に上がって来させて、バスローブ姿の自分にマッサージしてほしい、あるいは自分がシャワーを浴びるのを見ていてほしい、などというのが、彼がよく使った手口。記事の中では、アシュレイ・ジャッドが実名を出して告白している。また、彼が、最低でも8人の被害者と示談に応じていたことも明かされた。

 10日に出た「New Yorker」の記事は、さらにショッキングだった。彼は、セクハラだけでなくレイプもしていたというのである。被害者のひとりは、イタリア人女優アーシア・アルジェント。この記事ではまた、2015年、ニューヨーク警察が録音していた証拠音声も公開された。これと同じ日に、「New York Times」が続報記事を発表。こちらの記事では、グウィネス・パルトロウ、アンジェリーナ・ジョリーら複数の女優が、被害者として名乗り出た。

「New York Times」と「New Yorker」の記事が立て続けに出たのは、偶然である。「New Yorker」の記事を執筆したローナン・ファローは、10ヶ月かけて取材を行っており、もともとは、テレビ局NBCで放映するつもりだったのだ。しかし、NBCが最終的にこれを取り上げないと決め、彼は「New Yorker」に持ち込んだのである。一方、「New York Times」は、2004年にもワインスタインの行動について記事にしようとしたことがあったのだが、実現しなかった。これらの背後にワインスタインからのプレッシャーがあったのかどうかは、今のところ、はっきりしない。ところでファローは、女優ミア・ファローとウディ・アレンの息子である。彼は父と険悪な関係で、昨年、自分の娘に性的虐待をしたアレンがまだ堂々と仕事をさせてもらえているハリウッドの実情を非難するエッセイを、「The Hollywood Reporter」に寄稿している。

発覚後、彼はどうなったのか

 5日の「New York Times」の記事が出た直後、ワインスタインは謝罪の声明を出し、更生のため休職をすると発表した。しかし、言い訳に満ちたその声明は、逆にもっと批判を呼ぶことになる。ワインスタインの弁護士は、「New York Times」を訴訟すると宣告した。

 記事に出たワインスタインの行動についてまったく知らなかったと主張するTWCは、独自の調査を始めると発表。8日には、役員会議でワインスタインをクビにする決定を下した。この直前、ワインスタインが、ジェフリー・カッツェンバーグを含む業界の大物に、「クビになりたくない。自分を助ける手紙を書いてほしい」とメールを送っていたこともわかっている。

 英国アカデミーは、ただちに彼を追放。ハリウッドのアカデミーも、14日の会議で、彼の除名を決めた。プロデューサー組合も、アメリカ時間本日16日に投票にかける。彼が常連だったカンヌ映画祭も、批判の声明を発表。マクロン仏首相は、レジオンドヌール勲章を剥奪すると発表した。この流れに逆らうのは無理と悟ったのか、「New York Times」を訴訟すると言った弁護士は、それを行動に移さないまま、15日にワインスタインの弁護を辞めている。

どうしてこれまで表に出なかったのか

 2013年のオスカー授賞式で、ホストを務めたセス・マクファーレンは、助演女優部門の候補5人の名前を読み上げた後、「おめでとうございます。あなたたちはもう、ハーベイ・ワインスタインが好きだというふりをしなくてもいいですよ」とジョークを言っている。彼は、親しい女優から話を聞かされていたのだ。パルトロウも、被害の直後に家族や友人に話しているし、決して、これまで誰も知らなかったわけではないのである。

 だが、ワインスタインは、社員たちに、会社やトップの不名誉になることを言ってはいけないとの契約書にサインさせていた。言うことを聞かないとキャリアを潰してやると、被害者を脅すこともしている。

 業界の男たちも、何かを耳にはしても、知らん顔をして彼とのビジネスを続けていた。ローズ・マッゴーワンは、アマゾン・スタジオズのトップに、自分がワインスタインにレイプをされたことを伝え、「彼とはビジネスをしないで」と言ったが聞いてもらえず、逆に自分のプロジェクトを潰されたとツイッターで打ち明けている(このトップもまたセクハラ加害者であったことが判明し、先週、アマゾンを停職処分になった)。

 今になって明るみに出たことには、社会の変化も関係しているだろう。昨年は、フォックス・ニュースのトップでテレビ界の大物ロジャー・エイルズが、セクハラで辞職に追いやられた。それとは別に、フォックス・チャンネルに出ていたビル・オライリーも、15年にわたって複数の女性にセクハラをしていたことが判明して、番組を追いやられている。女性たちの間で、黙っていてはいけないとの風潮が高まってきていたのだ。

 アリッサ・ミラノは、15日、ツイッターで、セクハラを受けたことのある女性たちに、「#Me Too」のハッシュタグをつけてメッセージを投稿しようと呼びかけた。ソーシャルメディアは、今、このハッシュタグで溢れかえっている。

果たして彼のこれからは

 ワインスタインは、セックス依存症の更生のためとして、アリゾナ州スコッツデールで時間を過ごしている。だが、アメリカ時間明日17日のTWCの会議には、電話で参加する予定だ。解雇は契約違反だとする彼は、断固として闘うつもりのようである(ボブは、解雇はゆるぎがないと『The Hollywood Reporter』に対して語っている)。ワインスタイン兄弟はTWCの42%を所有しており、彼の持ち分をどう取り戻すかも焦点になりそうだ。

 ロンドンとニューヨークでは、警察の捜査が進められている。かなり昔の出来事とあって、刑事事件として起訴する上では障害が大きいだろうというのが、専門家の見解だ。だが、被害者たちによる民事裁判が起こる可能性は、十分ありえる。その裁判は、映画でもめったにないほど、多数の女性たちが登場するものになるだろう。そしてそのドラマが始まる時、ワインスタインは、カメラの後ろでのんびりするのではなく、みんなが見つめる主人公の役を担うことになるのだ。

参照元:ハーベイ・ワインスタイン事件:ここまでの経緯をおさらいしてみる
猿渡由紀 | L.A.在住映画ジャーナリスト

アメリカで起きているセクハラ告発“パンデミック”が意味するもの
2017年11月21日 ニュース HARBOR BUSINESS Online

今、米国でセクハラ告発スキャンダルが連鎖的に続発している。それはハリウッドを中心とした芸能 界から政界、スポーツ界、マスコミ業界などあらゆる分野に広がり、まるで「セクハラ告発“パンデ ミック”」といった様相だ。

 ハリウッドでは、大物映画プロデューサーのハーヴェイ・ワインスタイン氏が多くの女優たちから セクハラ被害の告発を受け、大きな騒動になった。イタリア出身女優のアーシア・アルジェントや英 国出身の女優リセット・アンソニーは駆け出しの若い頃に彼にレイプされたと暴露したのをはじめ、 20人以上の女優からレイプ被害や性的行為の強要を受けたことを赤裸々に暴露されている。

 俳優であり映画ディレクターとしても活躍しているベン・アフレックはかつてテレビ番組で共演し ていた女優ヒラリー・バートンからセクハラを受けていたと槍玉に挙げられ、米国の人気テレビ番組 「スタートレック」のヒカル・スールー役で有名な日系二世俳優ジョージ・タケイは、知人男性から 36年前に性的暴行を受けたと告発された。スポーツ界では、元女子サッカー米国代表で人気スター選 手だったホープ・ソロが、2013年のFIFA授賞式で当時の国際サッカー連盟会長ゼップ・ブラッター氏 にセクハラを受けたことを明かしている。

 政界では、父ブッシュことジョージ・H・W・ブッシュ元大統領は93歳の今になって少なくとも8人の 女性から昔のセクハラ被害を告発され、元芸能人で現在民主党上院議員のアル・フランケン氏は、ラ ジオの女性司会者から10年以上前にキスを強要され性的いたずらをされたと暴露され、証拠写真も公 開されたため謝罪に追い込まれた。元アラバマ州最高裁判事で共和党上院議員候補のロイ・ムーア氏 は6人もの女性にセクハラ被害を暴露され、そのうちの1人の女性はメディアの集まるニューヨークで 会見を開き、16歳のときに車の中で同氏に性的暴行を受けたことを告発している。

米国社会に深く根ざす「セクハラ問題」

 米国でこれだけセクハラ告発が頻発している背景には、セクハラ問題が社会全体に根深く蔓延って いる実態がある。ワシントン・ポスト紙では、一般社会、特に職場でセクハラに苦しめられている読 者の生の声を集め電子版に掲載しているが、その告白の数々はどれも深刻なものだ。(参照: 「Washington Post」)
参照元:アメリカで起きているセクハラ告発“パンデミック”が意味するもの
2017年11月21日 ニュース HARBOR BUSINESS Online


性犯罪を女性が告発するSNSキャンペーン「#me too」世界に拡大中
2017年10月20日 06時00分更新 文● 福原麻希(ダイヤモンド・オンライン)

アメリカ市民に“衝撃”をもたらした事件が、ちょうど先週末に起こった。10月14日、ハリウッドの 大物映画プロデューサーだったハーヴェイ・ワインスタイン氏の性的スキャンダルが暴露され、映画 芸術科学アカデミー(*)から追放されたニュースは、日本でもすでに多くの媒体で報道された。今 週、SNSを通じてその余波が大きなうねりとなって、世界を駆け巡っている。(医療ジャーナリスト  福原麻希、取材協力・英語翻訳/西田匡吾)

ハリウッドの有名女優たちの

告白がSNSで全米に拡大

 ワインスタイン氏の長年のセクシャルハラスメントやレイプに関する証言を次々と伝えたのはニュ ーヨークタイムズ紙と、ニューヨーカー誌。ほぼ同時期だった。

 ニューヨーカー誌では、1990年代から2015年までに、ワインスタイン氏から性的嫌がらせやレイプ を受けたとする13人の女性からの証言が報道されている。記事では詳細が赤裸々に語られ、女優たち が「(仕事を盾にした権威によって)キャリアを失うのがとても怖かった」と告白している。

 だが、スキャンダル爆弾は、これだけで終わらなかった。

 15日日曜、アメリカでは、さらにSNS上に大きなムーブメントが起こった。日本でも2001年からNHK のBS2放送されたテレビドラマシリーズ「チャームド」に出演していた女優のアリッサ・ミラノがツイ ッターで、こんな投稿をしたからだ。

 “If you've been sexually harassed or assaulted write 'me too' as a reply to this tweet, ”(「もし、あなたが性的な嫌がらせを受けたり、暴行を受けたりしたことがあるなら、このツイー トに『私も』と書いて返信して」)

 数時間後、「悲しくつらい経験をしたことがある女性が、こんなに多くいたのか」と驚くほど、SNS 上は「#me too(#Me Too)」(私も)の文字であふれかえった。ツイッターも、フェイスブックも。 インスタグラムには写真も並んだ。

 例えば、アメリカ人女性らは、こうツイートしている。

「2012年の選挙速報を祝った後、家までつけられて。医者の最初の質問は、“酔ってたの?”」

「2度目にレイプされたのは大学院最終年。報告なんてしなかったし、ケガは隠したし、次の日の朝は 普通に学校へ行った」

 日本でよく知られる女優たちも、すぐ#me tooと声を上げた。映画「ピアノ・レッスン」に出演した アンナ・パキン、クェンティン・タランティーノ脚本の映画「トゥルー・ロマンス」に出演したパト リシア・アークェット、エヴァン・レイチェル・ウッド……。先日、線維筋痛症の痛みと闘う姿が話 題になったレディガガも声を上げた。

映画「サーティーン あの頃欲しかった愛のこと(原題:Thirteen)」でセックスやドラッグに溺れる 13歳役で衝撃を与えた女優エヴァン・レイチェル・ウッドはツイッターでこうつぶやいた。

「恥ずかしい気持ちと、パーティー人間って思われてたから、仕方ないと。あの場所にいなければよ かった。(でも)自分が悪いって思うべきではなかった #metoo 」

CNNは「翌日の16日月曜には、ツイッターに#me too(#Me tooも含めて)が50万回以上ツイートされた ことを確認した」と報道している。

複数のメディアによると、アリッサはワインスタインの悪癖の報道以降、批判的な発言を繰り返して いたという。このソーシャルメディア(SNS)を利用するというアイデアは、友人から「性被害(嫌が らせや暴行等)に遭った人が、ただ“me too”と書くだけで自分も言いやすくなる。社会にこの問題 の重大さを伝えることができるかもしれない」と提案されたことがきっかけになったそうだ。

*映画芸術科学アカデミー:アメリカを中心とする映画業界の関係者で結成されている団体で、アカ デミー賞の選考や授与を主催している。

アメリカのつぶやきが世界に飛び火

フランスでは政府が法整備に向けて動き出した

 SNSへの#me tooの書き込みには、性的な嫌がらせ、痴漢、および強制わいせつや強姦・未遂も含め た自分自身の経験(エピソード)から、このキャンペーンを支持している人まで見られる。#me tooは 瞬く間に女性の心をつかみ、世界中の大きなムーブメントへと広がりつつある。

 フランスを代表する日刊紙ル・モンドでは16日、マルレーヌ・シアパ男女平等(公式発表では「女 男平等」と記載されている)担当副大臣が「性差別や性暴力に対する法整備」に向けて動きだしたと 発表した。特に、未成年に対する性行為の合意と、公共の場でのハラスメントが対象となっている。

 さらに、フランス人女性たちはSNS上でアリッサの呼びかけに対して#Balancetonporc(「あの豚野 郎を炙り出せ」という意味)と返信し、セクハラや性的暴行を受けた経験を語った。

 イギリスでの#me tooは、「数年前に発覚したジミー・サビル事件の影響やカトリック教会による児 童虐待に対してのデモ抗議などの背景もある」と現地在住の日本人女性は言う。ジミー・サビル事件 とは、2011年に亡くなったBBC(英国放送協会)の人気司会者が、死後、5~75歳まで100人以上の男女 に性的暴行を加えていたことが発覚したニュースのこと。

 イギリスでは、2010年にもカトリック教会における性的虐待の一連の事件に抗議するデモがあり、 「事件当時、被害者が話すことができない権威による関係に置かれていたため、より深刻さと周りの 理解が共感を呼び、今回の#me tooにつながったのではないか」と前述の女性は説明する。

 アメリカをはじめ、グローバルで展開する日本企業にも影響が出ている。トヨタ自動車は17日、ワ インスタイン氏による今回のセクハラ問題を受けて、ワインスタイン氏が弟と設立した映画会社ワイ ンスタイン・カンパニーと高級車「レクサス」との契約関係を見直すと発表している。

 この一連の現象は、日常で身近に起こるセクハラ、あるいは、誰にも言えなかったレイプ(強制わ いせつや強姦)を、実は、テレビや映画に出てくる憧れの人たちも体験していたと知ることで、急に ソーシャルでリアルな問題となりつつある。

 最初に声を上げた人の気持ちと呼応した女性の心の動きについて、心理士の栗原幸江さんはこう説 明する。

「これまで自分の心の中に封印されてきたものを最初にSNSへ書いた人には、それなりの覚悟があった ことでしょう。不特定多数への発信には個人攻撃される可能性もあるというリスクがともなうからで す。でも、腹をくくった上で『発信せねば』『社会に知らしめなければ』という動機に突き動かされ て、その体験をカミングアウトしたとき、その語りには『力』が込められます」

 その力(パワー)と勇気に心動かされる人たちが#me tooと発信したり、応援メッセージを送ったり することで、時には今回のように「社会が動く・変わる」「人々の意識が変わる」という動きにつな がる。「保育園落ちた、日本死ね!!!」などと同じような現象だろう。

 このうねりは、過去に数々のセクハラ疑惑が尽きない日本や韓国などでの芸能界をはじめ、一般の 日本人女性の間でも急速に広がる可能性がある。

日本では#me tooが

どう受け止められるか

 実際、日本でも17日火曜には「#me too」と書き込む人だけでなく、過去のつらい記憶を語る一般女 性の投稿も見られるようになった。

 18日水曜、東京都内で複数の女性に#me tooについてインタビューしたところ、「私にも経験がある 」と次々と語り始めた。20代女性は2年前に強制わいせつ未遂に遭ったことを話し、自分も被害に遭っ たとき、すぐ周囲の友人に向けて「こういうことがあったから注意して」とSNSへ書き込んだという。

 30代女性は小学生の頃、性被害に遭ったとき「誰にも言うな」と口止めされたことで、できごとが 心のシコリとして残っていた。だが、「こんなふうに話すことで、主観的な出来事に距離を置くこと ができ、客観的なストーリーとなっていく感じがしました。今回の#me tooはいいきっかけになった」 と言う。

 ネガティブなストーリーに価値が付いたことでポジティブに変わり、自分自身で肯定できるように なったといえる。

「これまで“封印されてきた何か”が語れるようになるということは、語りを分かち合う相手やその 場に、ある程度の信頼を寄せられるということです。その支えのもと、自分なりの言葉で体験を語る とき、それまでモヤモヤとしていたものが形となり、自分自身の気付きへとつながります」と前述の 栗原さんは説明する。

 だが、SNSに限らず、メッセージの読み手はそれぞれ自分が読みたいように解釈する。つまり、伝え たいことが伝わらず失望することになったり、顔が見えないことで読み手が書き手の気持ちをまった く無視して揶揄され傷ついたりすることもある。

 すでに、アメリカでも大衆紙のイラストやフェイスブックのグループページで、そんな悲しい絵や 文字も並んでいる。

 SNSに書き込むときの注意として、前述の心理士の栗原さんはこう助言する。

「自分の体験を書くか書かないかは個人の選択ですが、読み手には様々な考え方の人がいることを認 識したうえで、『自分は何を伝えたいのか』『何のために書き込むのか』を意識してほしい」

 カミングアウトすることで、二次的な傷をつくってしまうことだけは避けたい。

 今回はアメリカの社会の暗部を改めて浮き彫りにしたで出来事だったが、その内容は日本でも、ど んな職場でも同じ。だからこそ、世界で共感が集まった。

 このムーブメントを17日、いち早くフェイスブックで伝えた、ミモザの森法律事務所代表で、NGOヒ ューマンライツ・ナウ事務局長の弁護士の伊藤和子さんはこう言う。

「相手を拒絶できなかったことや沈黙を守ってきたことを責める人がいますが、そうではなく責めら れるべきは権力や腕力を行使して性的ハラスメントをする側なのだということを、今、女性たちは語 り合い、共感し合っています。それが#me tooの連鎖です」

 日本では女性に限らず、被害に遭っても自分が悪かったと語りたがらず、そのできごとを忘れよう として生きている。また、被害者が告発しても孤立しがちなところもある。

「でも、私たちも誰かがカミングアウトしたら『私たちも同じ経験をしてきた』と呼応し、不当な現 実を変える社会に変わってほしいですよね」とも伊藤さんは言う。

 セクハラや性的暴行だけでなく、どんなことにも、その気持ちと行動はあてはまる。

※本記事はダイヤモンド・オンラインからの転載です。

参照元:性犯罪を女性が告発するSNSキャンペーン「#me too」世界に拡大中
2017年10月20日 06時00分更新 文● 福原麻希(ダイヤモンド・オンライン)


カトリーヌ・ドヌーヴのセクハラ告発非難に物議 当事者の女優が批判「内に秘めた女性嫌悪がある」
ドヌーヴは「男性への憎悪を掻き立てている」と訴えていました。
2018年01月10日 14時13分 JST | 更新 3時間前

女優カトリーヌ・ドヌーヴをはじめとするフランスの女性100人が1月9日、ルモンド紙に書簡を寄稿し、セクハラなどの性暴力を告発する「#MeToo」運動は行き過ぎで、「ピューリタニズム」(潔癖主義)であり、「浄化の波」だとし、「全体主義の風潮を作り出している」と批判した。

書簡に署名した100人の女性には、ジャーナリスト、映画監督、作家、その他の有識者が名前を連ねている。この寄稿では、MeTooは「魔女狩り」で、性の自由を妨害するものだと非難している。

MeToo運動のきっかけとなったハリウッドの大物プロデューサー、ハーヴェイ・ウェインスタイン氏のセクハラについては、「男性、そしてセクシュアリティへの憎悪」を掻き立てたものであり、不公平な処罰を引き起こしたとしている。

「男性たちは制裁を受け、辞職を迫られている。彼らがやった悪事といえば、膝を触ったり、唇を奪ったり、仕事がらみの食事の場で性的関係を求めたり、好意を持っていない女性に性的なニュアンスのメッセージを送ったりといったことでしかない」と、書簡には書かれている。

女性たちはさらに、MeTooはフランスで「屠畜場に『豚』を送り込め、という熱狂」を引き起こしたと述べている。これは、フランス版MeTooといえる#BalanceTonPorc(「豚を非難しろ」)という運動について言及したものだ。

イタリア人女優で映画監督で、ウェインスタイン氏を告発した女性の1人アーシア・アルジェントは、この書簡について「デプローラブル」(嘆かわしい)と批判し、ドヌーヴや書簡に署名した女性たちには「内に秘めたミソジニー(女性嫌悪)」があると述べた。

カトリーヌ・ドヌーヴや他のフランス人女性たちは内に秘めたミソジニーが刷り込まれ、後に引けなくなっていることを世の中に示した。

ドヌーヴは2017年10月にも、MeTooについて「行きすぎだ」と述べ、「物事を変える正しいやり方ではない」と批判していた。

「『豚を非難しろ』のあとには、何をするの? 『ふしだらな女を非難しろ』でもやるの?」と、ドヌーヴは語った。

ドヌーヴはまた、13歳の少女をレイプした罪に問われた映画監督ロマン・ポランスキーを擁護している。ポランスキーは1977年、ロサンゼルスでパーティーの最中に13歳の少女をレイプした罪で逮捕され、「未成年との違法な性行為」の罪を認めたが、判決直前に1978年にアメリカからフランスに逃亡し、以来フランス国内に居住している。

「いつも思うのだけれど、『レイプ』という言葉は言い過ぎです」と、ドヌーヴは語っている。

ハフポストUS版より翻訳・加筆しました。

参照元:カトリーヌ・ドヌーヴのセクハラ告発非難に物議 当事者の女優が批判「内に秘めた女性嫌悪がある」
ドヌーヴは「男性への憎悪を掻き立てている」と訴えていました。
2018年01月10日 14時13分 JST | 更新 3時間前


ハリウッドのセクハラ騒動:女性たちが次々名乗り出たのには「トランプのアメリカ」も関係している
猿渡由紀 | L.A.在住映画ジャーナリスト
2017/11/21(火) 11:01

またひとつ、連続ドラマが主役を失った。「トランスペアレント」で2度のエミー賞に輝くジェフリー・タ ンバーが、共演のトランスジェンダー女優ふたりからセクハラで告発され、降板に追いやられたのである。 ドラマは現在、第4シーズンが配信中。 タンバーは、「自分の行動は誤解されている」と、セクハラをした ことは否認しながらも、「撮影現場に政治的な雰囲気が出てしまった今、『トランスペアレント』に戻るこ とは考えられない」と声明を発表した。降板は自主的であるとはいうものの、番組のクリエーター、ジル・ ソロウェイは、次のシーズンは彼をはずして進めることを考え始めていたようで、今のハリウッドの状況を 考えれば、避けられない事態だったと思われる。

 ほかにも、この2日の間に、ベテランのテレビインタビュアーのチャーリー・ローズ、音楽界の大物ラッセ ル・シモンズの名前が挙がった。シモンズの被害者は、1991年、17歳の時に被害を受けている。ローズの被 害者は8人に及び、彼はテレビ局から降板させられた。政界では、共和党のロイ・ムーアが1979年、当時14歳 だった少女に性的虐待をしたこと、民主党のアル・フランケンが2006年にラジオ番組の女性ホストにセクハ ラをしたことが、世間を騒がせている。

 なぜ、今、過去のセクハラ被害告発が爆発しているのかについては、以前もここで書いた(ハリウッドの セクハラ騒動:なぜ今、急に爆発したのか)。しかし、あまりにも次々に出てくるせいか、その後にも、日 本の方々から、「目立ちたいから名乗り出る女性もいるのではないか」「そんな昔のことを今さら言うなん て、ずるいのでは」という声を、その後も何度か耳にしている。そう聞くたびに、もう少し突っ込んで語る べきだったかと思う。

 前回の記事では、昨年夏から今年春にかけてフォックス・ニュース・チャンネルの複数の女性たちがセク ハラ被害を訴える事態が起きていたこと、そもそも昔は今よりもっと性暴力の被害者が警察に届けにくい社 会的風潮だったこと、被害者が未成年で加害者は圧倒的に力があったことなどに触れた。今回は、ハリウッ ドを越えた、もっと広い視点から、ここに至るまでに、無意識ながらどんなふうに女性たちの中では準備が 進んでいたのかを語ってみたい。

トランプ就任式直後のウーマンズマーチ、タイムリーな「The Handmaid’s Tale」

  大統領選挙を控えた昨年秋、トランプによる、過去の下品な発言の音声が公開され、大きなニュースとな った。「Access Hollywood」のキャスター、ビリー・ブッシュとの会話で、トランプは、ある女性について 、彼女とセックスをしようと試みたのにだめだったと、非常に下品な言葉使いで言っている(この音声暴露 でブッシュは職を失った)。それとは別に、トランプが、自分のリアリティ番組「The Apprentice」に出演 した女性をホテルの部屋に呼び、胸を触るなどしたことも明らかになっている。選挙期間中にも、トランプ は、特定の女性に対し、ルックスをばかにする発言を何度も行った。それらの話を聞いた女性たちは、こん な男が大統領になるはずはない、してはいけないと怒りを覚えた。

 それなのに信じられない結果が出てしまった時、全米の女性たちはすぐに、猫の耳のような形をしたピン クのニット帽「プッシーハット」を、せっせと編み始める。就任式翌日のウーメンズマーチにこれをかぶっ て参加し、女性の権利を訴え、抗議の姿勢を示すためだ。「The Washington Post」の試算によると、このウ ーメンズマーチには全米で320万人から520万人が参加したとのことで、史上最大規模のものとなっている。

就任するやいなや、トランプは、中絶手術も行う非営利団体プランドペアレントフッドに資金援助をしない という大統領命令に署名。テレビ番組「Morning Joe」の女性ホスト、ミア・ブルゼジンスキーのルックスに ついて、侮辱的な発言をするなど、女性に対するひどい態度も変わらなかった。テレビドラマ「The Handmaid’s Tale」は、そんなふうに、白人男性の権力者が、女性の体について決めたり、勝手な評価をし たりすることへ女性たちが不満を高める中で始まっている。

 今年のエミー賞で、作品部門、主演女優部門、脚本部門を含む8部門を受賞した「The Handmaid’s Tale」 の舞台は、クリスチャンの白人男性らが政治を取り仕切る近未来のアメリカ。この社会では女性の多くが不 妊で、妊娠できる女性は、権力者の男たちにあてがわれ、彼らの子供を生むことを強要される。衝撃的なこ のドラマに現実との共通点を見て、警告を感じた人は少なくなく、だからこそ絶賛され、社会現象にもなっ たのだ。シーズン最終回には、主人公をはじめとする女性たちが、静かながら抗議の姿勢を示す感動のシー ンがある。テレビの中の彼女らに、「そうよ、立ち上がらないと!」と呼びかけた女性たちの心の中で、何 かが起きていたことは、十分考えられる。

ハリウッドの前に、シリコンバレーでセクハラ暴露が起きていた

 セクハラ暴露で男性が職を失う事態は、ハリウッドよりひと足先に、シリコンバレーで起きていた。ライ ドシェアリング会社Uberの元エンジニア、スーザン・フォウラーが、上司から性的関係を強要されるなどセ クハラを受けたことを、今年2月、ブログに投稿し、大きな反響を呼んだのだ。

 調査の結果、セクハラは社内に蔓延していたことがわかり、6月には20人以上のエグゼクティブが職を失う 。この件以外にも多数の問題に直面していたCEOで創設者のトラヴィス・カラニクも、追放された。この出来 事の後、シリコンバレーでは、さらに多くの女性が、メディアに対して自分のセクハラ体験を告白している 。

「New York Times」がワインスタインについての最初の暴露記事を出す直前には、L.A.の名門私立女子高校 在学中に教師から性的暴力を受けていた現在33歳の女性チェルシー・バーケットが、学校に対して起こした 民事裁判に決着がついたことが報道されている。この教師の長年にわたる行為が発覚したきっかけは、高校 時代に教師から性的暴力を受けていたことを告白する、匿名のブログだった。教師の名前は伏せてあったの に、バーケットは、読んですぐ、それが誰のことかわかり、自分の過去の被害について警察に届け出る。こ れを受け、さらに大勢の元生徒が名乗り出て、この教師は、ずっと隠してきた昔の罪をつぐなうべく、1年の 実刑判決を受けたのだ。

 この教師がしたことを聞いたら、誰もが、彼は悪者だ、許せない、どんなに遅くなっても裁かれるべきだ と言うだろう。教師という、圧倒的に年齢が上で、立場の強い男が、10代の若い女生徒に迫ったのである。 ならば、ハリウッドの権力者であるプロデューサーなり、大スターなりに性的関係を迫られた、当時の駆け 出し女優やインターン、新入社員の女性たちも、今からでも事実を言っていいのではないか?Uberのエグゼ クティブや、あの監督、あの俳優が、昔の罪がばれて窮地に陥っているのに、自分に被害を加えたあの男を 、どうして守ってやる必要があるのだろう?

 今、起きているのは、そういうことなのだ。膿が全部出てくるまで、きっとまだ、これは続くだろう。そ れは、ハリウッドかもしれないし、政界かもしれないし、ほかの業界かもしれない。どこであったとしても 、今となっては必然で、避けられないことなのである。

参照元:ハリウッドのセクハラ騒動:女性たちが次々名乗り出たのには「トランプのアメリカ」も関係している
猿渡由紀 | L.A.在住映画ジャーナリスト
2017/11/21(火) 11:01


【全文公開】オプラ・ウィンフリーが第75回ゴールデングローブ賞で3回称賛されたスピーチ

2017年セクハラ事件を発端にあらゆる膿が出てきたハリウッド、そしてアメリカ。ハリウッドがこの難局を乗り越えるかに注目が集まった第75回ゴールデングローブ賞で、功労賞であるセシル・B・デミル賞を黒人女性として初めて受け取ったのは女優、司会者でありジャーナリストでもあるオプラ・ウィンフリー。彼女が計3回スタンディング・オベーションを受けたスピーチで語ったこととは? 全文を公開!

ありがとう。(もう既に泣きだしているリース・ウィザースプーンに)ありがとう、リース。1964年、まだ私が少女だったころ、ミルウォーキーの母の家でリノリウムの床に座りながら、アン・バンクロフトが第36回アカデミー賞授賞式で最優秀男優賞を発表するのを見ていました(注1)。彼女は封筒を開け、文字通り歴史を作った5つの言葉を発したのです。「 The winner is Sidney Poitier.(受賞者はシドニー・ポワチエです 注2)」。

ステージに登場したのはそれまで私が見てきた中で一番エレガントな男性でした。今でも覚えています。彼はホワイトタイ姿で、肌は黒人のものでしたーそして彼は皆から称賛を受けていました。私はそれまで黒人の男性があのように称賛されるのを見たことがありませんでした。少女だった私に、あのような瞬間がどれほどの意味をもたらしたのか、これまで何度も何度も説明しようとしてきました。人様の家々を掃除して、骨の髄まで疲れ切った母親が家に入ってくるのを見ていた、そのひとりの子どもにとって。ですが、私ができることは映画『野のユリ』でのシドニーの演技、「アーメン、アーメン、アーメン、アーメン(注6)」を引用し、それを私なりの説明とすることです。

1982年、シドニーはまさにこの場所で、セシル・B・デミル賞を受賞しました。その当時も、そして今この瞬間、私が初の黒人女性として同賞を受賞する姿を見ている少女たちがいることにも、大きな意味があると痛感しています(拍手が起こる)。これは本当に光栄なことですーーーこの会場の皆様、そしてここに至るまでの私の旅路を導き、支え、挑戦を与え、触発し続けてくださった素晴らしい男性たちと女性たちとこの宵、分かち合うことができるのもこの上ない栄誉であり、特権です。『A.M. Chicago』(注3)で私にチャンスを与えてくれたデニス・スワンソン、それを見てスティーブン・スピルバーグ本人に「彼女が『カラー・パープル』のソフィアだよ」と言ってくれたクインシー・ジョーンズ、友情とはどんなものかをいつも教えてくれるゲイル・キング、そしてステッドマン・グラハム、あなたはいつも私の心の支えです。名前を挙げられるのは少しですが、本当にありがとう。

ハリウッド外国人記者協会にも感謝したいと思います。近ごろ、報道機関が厳しい包囲戦を戦っているのは皆さんもご存知の通りです。私たちはまた、報道機関の皆様が、汚職から不正・腐敗まで、私たちが見て見ぬふりを決め込まないように、飽くことのない献身を、まぎれもない真実を掴むために費やしていることも知っています。独裁者から被害者、そして秘密から嘘までも。この難しい時代を生き抜くために私たちが努力しているいま、私はこれまでにないほど報道の力に価値を見出しています。そして私はこう思うのです:自分自身にとっての真実を語ることこそ、いま私たちが持てる最も力強い手段なのだと。そして私はとくに、ごく個人的な話を分かち合い、声をあげるまでに自身を強いと感じ、そうする権利が十分にあるのだとするすべての女性たちを誇りに思い、また大いに触発されています。この部屋にいる私たちひとりひとりは、私たちが語った物語のために称賛されているのです。そして、今年は私たち自身が物語となるのです。

この物語はただ単に、エンターテインメント業界だけに影響を及ぼしている話ではありません。文化、場所、人種、宗教、政治、あるいは職場など、あらゆるものを超越する物語です。ですから、私は今夜、たとえば私の母のように、養うべき子供たちがおり、支払わねばならない請求書があって、そして追及すべき夢があるというだけで、何年も何年も虐待と暴行を耐え忍ばざるを得なかったすべての女性たちに感謝を捧げたいと思います。私たちがその名を知ることのない女性たちはたくさんいるのです。家事や農業に勤しむ女性たち、工場で働き、レストランで働き、そして学術、エンジニアリング、医学、そして科学の分野で働く女性たち。彼女たちはテクノロジー、政治、そしてビジネスの世界を形作っています。彼女たちはオリンピックに挑むアスリートでもあり、私たちの軍に加わる兵士たちです。

  他にもあります。リーシー・テイラー。私も名前を知っていますし、皆さんにも是非知っていただきたいのです。1944年、若き主婦であり母であったリーシー・テイラーは、アラバマ州アビヴィルで、教会から歩いて帰る途中、6人の武装した白人男性たちに捕らわれ、レイプされ、目隠しされたまま、その教会から家へと続く道に打ち捨てられました。彼女は男たちから誰かに話したら殺すと脅されていましたが、彼女の物語は、当時ローザ・パークス(注4)という名の若い女性が働いていた全米黒人地位向上協会に報告され、ローザ・パークスが主導してこの事件を捜査し、一緒に司法による正義を追い求めました。ですが、ジム・クロウ法(注5)がまだ有効だったこの時代、司法による正義は選択肢になかったのです。彼女を踏みにじろうと目論んだ男たちが罪に問われることはついにありませんでした。リーシー・テイラーはほんの10日ほど前、98歳の誕生日の直前にこの世を去りました。彼女は私たちが生きてきたのと同じ年月を生き抜きました。あまりにも長い間、力を持つ男性たちに残酷なまでに打ちくだかれた年月を。そういった男性たちの力に対し、女性たちが勇気を出して真実を語っても、誰にも聞いてもらえず、信じてももらえない。そんな時代があまりにも長く続きました。ですが、そんな時代はもう終わりです。タイムズアップ! 彼らの時間はもう十分なのです。(スタンディング・オベーション)

彼らの時代が終われば、私はただこう思うのです――ーリーシー・テイラーが彼女の真実を知りつつその命を終えたのだと。他のたくさんの女性たちの真実のように、苦痛に苛まれ続けたここ数年、そして今でももがき苦しみながら、この世を去った女性たちがいたのだと。ローザ・パークスは心のうちにリーシー・テイラーの真実を11年間胸に抱え続け、そしてある朝、モンゴメリーのバスで座り続けることを決めたのです。そしてその真実は、ここにいる「MeToo(私も)」と言うことを選んだすべての女性たち、そしてすべての男性たち、聞くことを選んだ男性たちのうちにあるのだと。

私は、キャリアでは常に自分のベストを尽くしてきました。テレビであれ、映画であれ、どうすれば男性たち、女性たちが本当に自制することができるのかについて話してきました。私たちがどのように恥を経験し、そしてどのように愛し、怒り、失敗し、後退し、屈することなく、克服していくのかということについても。私は人生が与えうる中でも最も醜い物事において、それに抗い、耐え忍ぶひとたちをインタビューし、その姿を描き続けてきました。たったひとつ、そういったひとたち全員に共通している資質があります。それは私たちにとっても最も暗い夜においてさえ、より明るい朝を希い続けることのできる力です。ですので、これを見ている少女たちには知っておいてもらいたいのです。新しい日々は、もう地平線のすぐそばまで来ているのだと!そしてその新しい一日がついに夜明けを迎えるとき、それはすべて、今宵、この場所にいる女性たちと、何人かの驚くべき才能を持つ男性たちを含め、私たち誰も、もう二度と「MeToo」と言わなくてもいい時代へと確実に導くリーダーたるべく、激しく戦い続ける沢山の素晴らしい女性たちによってもたらされるのだということを。

参照元:【全文公開】オプラ・ウィンフリーが第75回ゴールデングローブ賞で3回称賛されたスピーチ

【イタすぎるセレブ達】ダスティン・ホフマンに新たなセクハラ告発 娘の友人も被害に
2017年12月15日 18時27分 Techinsight

10代のインターンに対するかつてのセクハラ行為や共演女優に対する破廉恥極まりない行動などを暴 露され、善良で明朗だと思われていたダスティン・ホフマン(80)のイメージがついに地に落ちた。

過去には17歳インターンのヒップを触る、卑猥な話をするなどして困らせていたダスティン・ホフマ ン。その後、彼は「私は女性を尊敬しています。不快な思いをしたのなら、申し訳なく思います」「 ごめんなさい。(でもそのような行為が)私の人間性を反映しているわけではありません」という声 明を発表したが、今度は「尊厳を踏みにじられた」「ももの内側や性器を触られた」と元共演者に暴 露され、人柄が良いというイメージは完全に崩壊した。

そんなダスティンについて、またしてもセクハラ被害者が2人現れた。まずトーマスさん(Cori Thomas)なる女性は、ダスティンの娘が仲良くしていた友人(当時16歳)とのこと。しかし「1980年 にダスティン親子と出かけ、ダスティンのホテルで母が迎えにくるのを待っている際に‟ある出来事” があった」という。

「ダスティンはバスルームに行きタオルだけを巻いて出てきたのです。」

「最初はタオルを巻いていたのに、それを落とし、素っ裸で立っていたんです。」

ダスティンはローブを纏ってベッドに腰掛け「足をマッサージしたいか」などと聞いてきたそうだ。 どう反応すべきか分からずマッサージをしてあげたという彼女に、ダスティンはなんと「僕の裸が見 たいか」と言い出したのだ。この件をトーマスさんは何年も両親にすら相談できず、ダスティンの娘 にも話せなかったという。

そしてもうひとりの女性ケスターさん(Melissa Kester)は、映画『イシュタール』のオーディオ収 録に参加。2人は腰から下の見えぬサウンドブースに入り作業に取り組んだそう。しかしその後、再び あるカットの撮影準備に入り、スタジオ内に顔を向けた状態で仕事をしたが、ダスティンはスタジオ にケスターさんの恋人がいたにもかかわらず彼女をハグ。また歌の最中にケスターさんのズボンに指 を入れ、挿入されたという。非常に驚いたケスターさんはショックで固まり、ただ立っているしかな かったそうだ。

その後泣きながら部屋を出たというケスターさんは恋人には何も言えず、代わりに友人にその日の出 来事を聞いてもらったという。

仕事先で知り合う大人達のみならず、10代の子供、しかも娘の友人にまでセクハラしてしまったダス ティン。長い間かけて築き上げてきた素晴らしいキャリアだが自制できぬ愚かさゆえに、善人たるイ メージや評価も台無しになってしまった。

(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)
参照元:【イタすぎるセレブ達】ダスティン・ホフマンに新たなセクハラ告発 娘の友人も被害に
2017年12月15日 18時27分 Techinsight




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米テレビ司会者オプラ・ウィンフリー次期大統領選出馬の憶測について



米国のテレビ番組の司会者兼プロデューサーでカリスマ的な人気を誇るオプラウィンフリーが、2020年の米大統領選挙に出馬するのではとの憶測が流れているようである。


米・ウィンフリー氏、次期大統領選に出馬か
2018/1/9 16:15 日テレNEWS24

アメリカで絶大な人気を誇る女優でテレビ司会者のオプラ・ウィンフリーさんが、トランプ大統領の対抗馬として2020年の大統領選挙に出馬するのではとの臆測が出ている。

7日、ゴールデングローブ賞の授賞式に出席したウィンフリーさんはスピーチで、女性のための「新しい時代」が来ると呼びかけ称賛を浴びた。

オプラ・ウィンフリーさん「男性たちの力に対し、女性が真実を語っても、誰にも聞いてもらえず信じてもらえない。そんな時代はもう終わりです」

そのウィンフリーさんに、2020年に行われる大統領選出馬の臆測が持ち上がっている。

本人は取材に対し可能性を否定したが、CNNは友人2人の話として「積極的に検討している」と報じている。


オプラウィンフリーが司会を務める『オプラ・ウィンフリー・ショー』は米国のトーク番組史上最高の番組であると評価され、数々の賞を受賞している。



イメージとしては、日本の芸能界で言えば、黒柳徹子や和田アキ子のようなご意見番で、自分の看板トーク番組で、数々の大物ゲストとの人脈を築き、ゲストの本音を引き出してお茶の間で全米的人気を得たのではないかと思われる。

米国の一般市民の平均テレビ視聴時間は長いため、全米で誰もが日常的に目にするという意味で、テレビによって成り上がったスーパースターである。




チャートを見ると、やはりトークが得意であるということで、2室(スピーチ)に惑星集中しており、ラーフ、金星、太陽、水星が在住している。

ラーフは喋りたいという欲望を表わし、金星はユーモアのあるトーク、太陽は自己主張、水星は知的な会話を意味している。

そして、その2室には1、4室支配の木星がアスペクトして、そこに倫理性や道徳性、理想主義なども加えている。


9室支配の太陽と7、10室支配の水星のコンビネーションは、射手座ラグナにとっての最高のコンビネーションである。

7-9、9-10のラージャヨーガを形成し、それがトーク(2室)の分野で発揮されることを意味している。

そして、9室支配の太陽と11室支配の金星による9-11のダナヨーガも形成され、更に2室支配の土星が3室も同時に支配し、11室で高揚し、6、11室支配の金星と2-11室で星座交換している。

2室で最高のラージャヨーガとダナヨーガを形成し、2-11室で星座交換による強力なラージャヨーガを形成している。


つまり、2室の支配星が11室で高揚している配置はトークによって高い評価や収入を得るという配置である。


以下のwikipediaの記載を見ても分かるようにトーク司会者として視聴率を稼ぎ、莫大な資産を築いている。



経済誌『フォーブス』によると、20世紀のアフリカ系アメリカ人の中では一番の資産家となり、2004年までの時点で黒人唯一のビリオネア(10億ドル以上の資産家)である。同誌が2007年1月に発表した「億万長者の女性セレブリティランキング」では、総資産約15億ドル(当時の換算で約1800億円)で1位となった。2007年に同誌が発表した「著名人100人番付」でも1位となった。

2008年に経済誌『フォーブス』が収入や名声に基づいた『パワーランキング』を発表し、収入が2億7500万ドル(日本円で約275億円)で1位を獲得した。

2010年7月23日付の『TV magazine』でTVスターたちのギャラが発表され、『オプラ・ウィンフリー・ショー』のギャラが年間3億1500万ドル(約268億円)になることがわかり、トークショー司会者部門で1位を獲得した。

2010年12月、経済誌『フォーブス』が「エンターテインメント業界で最も稼いだ人物」を発表し、3億1,500万ドル(日本円で約258億3,000万円)を稼いで1位にランクインした。

『オプラ・ウィンフリー・ショー』の1年間の報酬は2億6000万ドル(約200億円)で、アメリカテレビ界随一の高給取りである。

毎年9月のシーズンプレミア(年度第1回の放送)において、会場に訪れた観客に豪華なプレゼントが渡されること、それが他のテレビ番組のトークネタになるのも番組の特徴といえる。『オプラ』で会場に訪れた観客全員に新車や現金、オーストラリア旅行をプレゼント。自前の制作スタジオを所有している。

2001年に、アメリカで指折りの高級住宅地、カリフォルニア州モンテシートに、プロミスト・ランド(約束の地)と呼ばれている5000万ドルの豪邸を購入。

(wikipedia オプラ・ウィンフリー)


因みにオプラウィンフリーは慈善活動家としても有名で、wikipediaによれば、これまで250億円とも推定される寄付をしており、2007年にはアフリカに小学校を2校設立したという。


1、4室支配の木星が6室に在住し、12室にアスペクトしているが、6室の木星は献身的な配置であり、しばしばヒーラーの配置である。


その木星が12室(海外慈善活動)、10室(教育活動)、2室(スピーチ)にアスペクトしている。



つまり、オプラウィンフリーの木星は、人を癒やし(ヒーリング)たり、スピーチや教育によって社会を啓蒙し、海外で慈善活動を行うことが分かる。


そして、5、12室支配の火星が12室に在住しているが、トリコーナの支配星が12室に在住する場合、献金や寄付などをして、慈善活動に多額のお金を使う配置である。


火星は12室で自室に在住して強く、木星と相互アスペクトして、グルマンガラヨーガを形成し、英知と実行力を海外慈善事業などに発揮していることが分かる。


火星は通常、パワーの惑星であり、大きなお金や物(不動産等)を動かすことができる惑星である。


4室支配(不動産)の木星が、5室支配の火星と絡んで、12室に絡んでいることが海外に学校というインフラ(不動産)を整備したことに関係していると考えられる。


単にお金を寄付しただけに留まらない象意がこの配置から確認できる。




8室支配の月は12室で減衰して、パラシャラの例外則によるラージャヨーガ的な働きを発揮すると共に、減衰する月は、ディスポジターの火星とコンジャンクションし、またディスポジターの火星は月から見てケンドラに在住しており、2つのニーチャバンガラージャヨーガの条件を満たし、強力なニーチャバンガラージャヨーガを形成している。


この月と火星は、富をもたらすチャンドラマンガラヨーガを形成し、また月から見て木星は、ケンドラに在住している為、ガージャケーサリヨーガを形成している。


また火星と木星は、グルマンマンガラヨーガを形成しているが、4-5、1-5のラージャヨーガを形成している。


このようにチャンドラマンガラヨーガ、ガージャケーサリヨーガ、4-5、1-5のラージャヨーガなどに参加する月が形成するニーチャバンガラージャヨーガであり、またパラシャラの例外則であるため、強力なラージャヨーガ的な働きをもたらすのである。


それが12室(海外慈善活動)の分野で発揮されたということである。




ナヴァムシャ(D9)を見てもラグナロードの金星はラグナで自室に在住し、4室支配の太陽とラグナで、1-4のラージャヨーガを形成している。


これは肉体の強さやカリスマ性、不動産運などを与える配置である。



また2、5室支配の水星と8、11室支配の木星が4室で、2-11、5-11のダナヨーガを形成し、9、10室支配のヨーガカラカの土星は10室でムーラトリコーナの配置で、パンチャマハープルシャ・シャシャヨーガを形成している。


この土星は月から見ても4、5室支配のヨーガカラカであるが、この土星が2、5室支配の木星、11室支配の木星と相互アスペクトして、4-5、5-11のラージャヨーガ、ダナヨーガも形成している。


非常に強力な配置である。


更に7室支配の火星は3室で減衰して、パラシャラの例外則によるラージャヨーガ的な働きが期待できる配置である。


また減衰する火星が高揚する星座の支配星である土星がラグナから見てケンドラに在住している為、ニーチャバンガラージャヨーガも形成している。


このナヴァムシャでの水星と土星のケンドラの4-10軸でのラージャヨーガ、そして、そこに木星も参加している配置などを見ると、実業家としても成功する配置のように見える。


単なるタレントやテレビ司会者だけに終わらない配置である。


従って、オプラウィンフリーの立場は、プロデューサーであり、自身の雑誌なども刊行し、自身の制作会社を設立して所有するビジネスオーナーなのである。


そして、自分のカリスマやトークの才能で、出来高で高級を稼ぐ、プレイヤーでもある。



このオプラウィンフリーは「ヒラリー・クリントンの次に女性大統領になる人物」とまで言われており、「タイム」誌が世界で最も影響力のある人物の1人として取り上げたこともあるようである。



このオプラウィンフリーが2020年の米大統領選に立候補するとの憶測が流れているという。



1月7日のゴールデングローブ賞の授賞式に出席したオプラウィンフリーは、女性のための「新しい時代」が来ると呼びかけ、米大統領に立候補してもおかしくはない理想主義に満ちた貫禄あるスピーチを披露して、称賛を浴びたのである。






オプラウィンフリーは、2011年9月からマハダシャー月期であり、現在、月/水星期である。


そして、2020年の大統領選を戦うとなると、その頃のダシャーは、月/金星期である。


ダシャムシャ(D10)を見ると、月は6室支配で9室に在住している。


9室に在住している為、悪い配置とは言えないが、6室の支配星でもある為、現在、活動に奮闘があるはずである。


アンタルダシャーの金星は、4、9室支配のヨーガカラカであり、ラグナに在住して、7室支配の太陽とコンジャンクションしている。



従って、このラグナに在住するアンタルダシャーの金星期は、注目を浴びる大舞台で活躍する時期である。


またその金星には政治を表わす太陽もコンジャンクションしている。




然し、彼女のマハダシャー太陽期は、既に終わっている。


過去において、社会的影響力の高い人々と個人的に関係を結び、人脈を築いてきたことはこうした配置に表れていると考えられる。










彼女の本来のマハダシャー月期の特徴は、出生図の配置から見られるように海外の慈善活動など、裏方での活動になると考えられる。


そして、月から見ると3室に惑星集中しているため、テレビ司会者としての活動など、メディアとの関わりが強調されている。


マハダシャー月期に大統領になるということには疑問が出て来る。


また月はナヴァムシャでも3室支配で6室に在住しており、それ程、良い配置とは言えない。


ダシャムシャにおいて、月は6室支配で9室に在住しており、火星からのアスペクトを受けている。


9室の配置は良いが、6室の支配星であることにより傷ついている。


また9室は10室を損失するハウスであるため、大統領職に相応しくない。






しかし、アンタルダシャーの金星は強力であり、ダシャムシャのラグナに在住して、7室支配の太陽とコンジャンクションして、ラグナでラージャヨーガを形成している。



従って、月/金星(2019/7/17~2021/3/16)、そして、月/太陽(2021/3/16~2021/9/15)は、彼女の活動が強力になる時期である。


この時期に政治活動などをしていても全くおかしくないのである。


然し、大統領に立候補してまでの活動となるかは疑問である。



また月/太陽期が終わった後、オプラウィンフリーは、マハダシャー火星期(2021/9/15~)に移行する。



彼女が仮に大統領に当選して、大統領職を務めることになる場合、このマハダシャー火星期に執務を行っていくことになる。



然し、出生図では火星は5、12室支配で12室に在住しており、この火星期は、むしろ、海外での慈善活動などに力を入れる時期である。


然し、ダシャムシャにおいて火星は、3、10室支配で6室で減衰しており、パラシャラの例外則によるラージャヨーガ的な働きが期待できる配置は形成している。(但し、分割図において働くかどうかは議論の余地がある)


そして、分割図において6室の火星は良いと言われている為、彼女のマハダシャー火星期は奮闘(struggle)の上で敵や障害と戦い、何かを成し遂げるような時期である。


決して、悪くはない配置である。



然し、オプラウィンフリーの政治力はどこから判断されるのかと言えば、


2008年の大統領選挙で、バラクオバマ大統領への支持を表明して、オバマ旋風の立役者の一人となったことが大きいと考えられる。



2008年アメリカ合衆国大統領選挙では早い段階でバラク・オバマ候補への支持を表明し、その後のオバマ旋風のきっかけの一つとなったとされている。2007年12月に行われたオバマの大統領選挙にむけての選挙キャンペーンにかけつけ、スピーチを行った。観客のほとんどはオプラ目当てで、オプラがスピーチをすると大歓声がおこった。これを見た専門家はオプラがオバマを応援することで票に影響がでるのではないかと分析しており、こういったところからもオプラの影響力の大きさがうかがえる。ウィンフリーの支持により、オバマは多くの票を集めたという分析もある。

(wikipedia オプラ・ウィンフリー)


このオプラ・ウィンフリーの応援で、バラク・オバマが大きく票を伸ばしたと考えられているのである。


この当時、オプラ・ウィンフリーは、太陽/木星(2007/10/4~)、太陽/土星(2008/7/22~2009/7/4)である。


太陽はダシャムシャでラグナに在住して、ラージャヨーガを形成し、木星からのアスペクトも受けており、非常に強い配置である。



従って、この時が、オプラ・ウィンフリーの影響力と政治力の一つの頂点であったと考えられる。


もし大統領になるとしたら、この時なのである。


この時、オプラ・ウィンフリーは、大統領に立候補するのではなく、バラクオバマへの支持を表明して、オバマ旋風を巻き起こし、政治の中心に近い所にいたのである。


バラク・オバマが大統領に当選した後は、オバマ夫妻と個人的な付き合いもして、政治力を得たのである。






政治力とは権力に近い所にいることであり、自分が必ずしも大統領に立候補することを意味してはいないのである。



月/金星期、月/太陽期において、彼女は、パフォーマンスとして太陽期よりも劣るはずである。


従って、オプラウィンフリーは大統領になれないと考えられる。



しかし、この時、彼女はアンタルダシャーレベルでは、金星期や太陽期が来て、やはり、バラクオバマの時に彼女が果たした役割を期待されて、要請を受けて選挙の応援に駆り出されるかもしれない。


彼女のリベラル派の重要人物としての影響力から民主党の大統領候補から、応援を要請されるのではないかと考えられる。


その位のレベルの政治への関わりはあるかもしれないが、月/金星、月/太陽期は、大統領へ立候補をするほどの政治力を持っているとは思えないのである。



もし彼女が大統領への立候補を促されたり、擁立されたとしても撤退を表明して、途中から大統領候補への応援に回ると考えられる。



そして、そうした選挙への応援の結果としての民主党の次期、大統領候補から政権内部の良いポジションなどを与えられる可能性はあると考えられる。


オプラウィンフリーのマハダシャーの火星は、10室支配で6室で減衰し、太陽、金星にアスペクトしており、太陽との繋がりが認められるためである。


















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貴乃花・相撲協会理事解任について

先日、日馬富士暴行事件についての記事を書いたが、その際、貴乃花のチャートについて検討したが、


貴乃花は、1月4日の臨時評議員会で、理事解任決議が全会一致で承認され、解任が決まったようである。




貴乃花親方「分かりました」理事解任全会一致で承認
2018年1月4日13時9分 日刊スポーツ

元横綱日馬富士関の暴行事件で、日本相撲協会は4日午前、東京都墨田区の両国国技館で臨時評議員会を開き、昨年秋巡業中に起きた事件の報告を巡業部長として怠るなどした貴乃花親方(45=元横綱、本名花田光司、東京都出身)の理事解任決議を全会一致で承認し、2階級降格処分が決定した。元文部科学副大臣の池坊保子議長が正式発表した。理事解任は初めて。

 池坊議長によると、協会から理事解任を伝えられた貴乃花親方は電話で「分かりました」と答えた。

 4日に仕事始めを迎えた協会は昨年12月28日の臨時理事会で、貴乃花親方の理事から役員待遇委員への2階級降格処分を決議した。貴乃花親方は、2月に予定されている理事候補選挙への立候補は可能。

 鳥取簡裁は、傷害罪で昨年12月28日に略式起訴された元日馬富士関に罰金50万円の略式命令を出した。

 評議員会は、外部有識者4人と親方出身3人の計7人で構成。4人以上の出席で成立し、その過半数の賛成で承認される。

 貴乃花親方は協会への報告義務を怠り、被害者で弟子の貴ノ岩や自身に対する協会危機管理委員会の聴取要請に非協力的だったとして処分対象となった。

 事件に関連し、元日馬富士関の師匠だった伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)は理事を辞任し、役員待遇委員に2階級降格となった。現場の酒席に同席した白鵬関、鶴竜関の両横綱は減給処分を受け、八角理事長(元横綱北勝海)も3月までの報酬を全額返上するとした。


貴乃花は現在、木星/金星/月期である。






アンタルダシャーの金星はダシャムシャの3室で減衰し、高揚する水星とコンジャンクションして、ニーチャバンガラージャヨーガを形成している。






3室で金星が減衰する場合、出生図であれば、パラシャラの例外則によるラージャヨーガ的な働きを期待できるが、分割図の場合は、やや解釈が変わってくる。



貴乃花の今回のキャリア上の転機が、今後、どのように推移していくかを見ていくことで、この3室で減衰した金星の働きについて理解が進むことが期待できる。



金星はラグナ、月から見て、4、11室支配で機能的凶星であり、11室の支配星は、基本的に貪りのハウスであり、地位や肩書きを求めた権力闘争を表していると考えられる。



4室は安定した居場所(相撲協会)を意味していると考えられる。



金星が減衰していることによって、肩書き(11室)を失い、また4室の支配星が減衰し、また3室(4室を損失する)に在住していることで、居場所(相撲協会)を失ったと解釈できる。



この金星は、8室支配の土星、火星、ラーフ/ケートゥ軸、12室支配の水星などによって傷つけられている。



3室は、分割図の場合、ドゥシュタナハウスに該当する為、キャリア上の中断を表している。



今回、メディアを巻き込んで、相撲協会との対立など、賛否両論が渦巻いて物議を醸す状況は、この3室で減衰する金星がもたらしたのである。



3室で、パラシャラの例外則が働いてラージャヨーガ的な働きがあると考えることができるか、あるいは、そもそも3室で形成されたニーチャバンガラージャヨーガは、効果が失われるかどうか、その辺りの微妙な解釈について、貴乃花の今後を見ていくことで理解が進むかもしれない。



取りあえずは、貴乃花は、理事を解任される結果となった。これは金星が3室に在住していたり、減衰している働きであると考えられる。



プラティアンタルダシャーの月はダシャムシャのラグナロードでラグナ(定座)に在住している。



蟹座の月は大衆や人気を表わすが、確かにメディアを通じて、かなり貴乃花を擁護する意見が見られた。



従って、貴乃花の今回の理事解任の措置は、”温情処分”なのだとする解説も見られる。


理事解任の貴乃花親方“温情処分”になった裏事情
2018年1月4日 11時30分 東スポWeb

 昨年12月28日に日本相撲協会が臨時理事会を開き、元横綱日馬富士(33)の暴行事件の被害を受けた十両貴ノ岩(27)の師匠、貴乃花親方(45=元横綱)の処分案を協議。貴乃花親方が巡業部長としての報告義務違反や相撲協会に対して協力を拒んだとして最高議決機関の評議員会に対して理事解任を求める決議を行った。4日の臨時評議員会で正式に解任となる。

 貴乃花親方は役員待遇委員となり、事実上の2階級降格。一見すると厳罰にも見えるが、実質的には協会側が“温情処分”を下した格好だ。「業務停止」処分の場合、理事としての職務のみならず、弟子の指導もできなくなる。業務停止期間が長期にわたれば、2月に予定される次期理事候補の選挙に出馬できない可能性もあった。

 現在の理事の任期は3月の春場所まで。八角理事長(54=元横綱北勝海)は、理事を解任された貴乃花親方が理事候補選挙に立候補できると明言。理事選に通りさえすれば、降格からわずか3か月後の春場所後には理事に復帰できるのだ。

 今回の処分の「落としどころ」は協会としても難しい判断を迫られた。もともと被害者側である貴乃花親方に対して重過ぎる処分を下せば、世論の反発を招きかねない。しかも常に予測不能の動きを見せてきた貴乃花親方だけに、どんな対抗手段に打って出るかも分からない。逆に減俸などの軽過ぎる処分では親方衆に示しがつかないばかりか、今後の違反者に厳しい処分を下せなくなる。

 最終的に協会が「名」を取り、貴乃花親方側が「実」を取った格好だ。


貴乃花は、「業務停止」処分などを受けた場合、理事としての職務のみならず、弟子の指導もできなくなるが、あまり厳しい処分を下せば、世論の反発を招くため、相撲協会が”温情処分”に下したというのである。


世論とは、大衆であり、大衆からの人気のことを指している。



従って、貴乃花は、大衆からの支持(世論)によって、その職を守ったといえる。



それが、プラティアンタルダシャーの月が、ダシャムシャのラグナで自室に在住している意味かもしれない。



つまり、貴乃花は、理事の立場を失ったが、職業は守ったのである。




因みにジャイミニのチャラダシャーで見た場合、貴乃花は、現在、射手座/山羊座(2017/8/12~2018/8/13)である。






出生図では、メジャーダシャーの射手座9室にはGK(グナティカラカ)の木星が在住し、射手座から見た10室にアスペクトしている。



またサブダシャーの山羊座10室にはラーフが在住し、土星と火星がアスペクトしている。



木星がGKになる場合、師匠や上司、伝統的な道徳、価値などとのトラブルを表している。



また10室にラーフが在住している為、欲望にストレートで、覇道(武力や権謀によって天下を支配するやり方)を求めて突き進む様子を示しており、火星と土星のアスペクトは物議をかもしたり、悪評を轟かせたり、穏やかでない様子を表している。








ダシャムシャ(D10)を見ると、メジャーダシャーの射手座はラグナから見た6室(争い、訴訟)であり、射手座には土星、火星、ラーフ、ケートゥがアスペクトし、射手座から見た10室にもアスペクトしている。



キャリア上で注目はされるが、凶星からの傷つきが多いため、障害を表わしている。



またサブダシャーの山羊座にはGK(グナティカラカ)の木星が在住している。



山羊座から見た9室には土星、火星、ラーフ、ケートゥが絡んでいる。




このようにチャラダシャーの結果からも明らかなように貴乃花は、上司(師匠)や伝統社会の掟やルールには従えないタイプである。



射手座のメジャーダシャーが終わった後は、山羊座のメジャーダシャー(2019/8/13~2027/8/13)が来るが、ダシャムシャで山羊座にはGKの木星が在住しているため、貴乃花の今後のキャリアを通じて、これは働いていくと考えられる。



相撲協会との対立は、貴乃花の運命であり、木星がグナティカラカであることがそれを象徴している。






木星が傷ついていることは、本来、悪いことであるが、社会の価値が急速に変化する時期においては、それは評価される場合がある。




例えば、現在は、春分点が魚座から水瓶座に移動しつつあるタイミングにある。


(春分点は魚座の24°付近であと6°で水瓶座に入室するが、あと6°というのはトランジットの観点からすると既に水瓶座に入室したような効果を発揮し始めている)




木星を支配星とする魚座の時代が終わりつつあるのである。



相撲協会というのが古い封建的な魚座の価値観を体現しているとすれば、それを破壊して、市場原理を持ち込もうとする態度(合理主義=土星、水星)が高く評価されたりするのである。



相撲協会からすれば、貴乃花の態度は、裏切り行為であり、礼を失った態度であるが、現代社会のルールから見ると、相撲協会の隠蔽体質などに批判が集中し、それを明らかにした貴乃花は、英雄のように扱われ、『相撲協会の革命児』などと呼ばれるのである。



また貴乃花にそのような役回りが与えられたのは、天王星が牡羊座に入室したからだろうと思われる。



天王星は革命を表わす惑星であり、それが牡羊座に入室しているということは、牡羊座の力によって革命が為されることを示している。



つまり、貴乃花が相撲協会で暴れていることは、ブレグジット(英国のEU離脱)やトランプ現象と同じ文脈で、考える必要があるのである。












(参考資料)



貴乃花親方処分にネット炎上 理事解任に「礼を欠いたは関係ない」
2018年1月4日 14時29分 デイリースポーツ

大相撲の元横綱日馬富士が十両貴ノ岩を暴行した問題に関し、日本相撲協会は4日、東京都墨田区の両国国技館で臨時評議員会(議長・池坊保子)を開き、貴乃花親方=元横綱=の理事解任決議を審議し、全会一致で承認した。この処分にネットは即反応。相撲協会の対応が炎上の様相を呈してきた。

 貴乃花親方は昨年12月28日の臨時理事会で理事から役員待遇委員への2階級降格処分を決議されていたが、この日の評議会で改めて処分が決定した形。これにツイッターはすぐに「貴乃花親方」がトレンドワード入り。その多くが、処分に対する不満や疑問だった。

 「現場同席していた力士も報告してないのに無罪なのは何故?」「加害者と被害者のバランス欠けとる」「貴乃花親方は報告義務を怠ったと言うけど、騒動に関しての責任は誰が追うのよ」「部下の責任をとって理事長は辞任しないの?」「池坊さん、貴乃花親方は礼を欠いていたってさ、それは関係ないんじゃないの?」などの声が続々。

 一方で「暴行問題では被害者側だけど、理事としては問題をこじらせた」「これが妥当」など、今回の処分に理解を見せる声も上がっていたが、ツイッターに上がった声は、処分に不満の声が大勢を占めていた。
参照元:貴乃花親方処分にネット炎上 理事解任に「礼を欠いたは関係ない」
2018年1月4日 14時29分 デイリースポーツ


不毛な対立の果てに 貴乃花理事解任
1/4(木) 20:41配信 時事通信社

◇協会を利する結果に

 記者会見場の国技館大広間に、池坊保子議長の高い声が響いた。「貴乃花親方の理事解任が決定しましたのでお知らせします」。日本相撲協会は4日、臨時評議員会を開いて12月28日の臨時理事会から付議されていた貴乃花親方の理事解任を承認し、鳥取簡裁も元日馬富士に罰金50万円の略式命令を出した。

 元日馬富士が起こした傷害事件はこの日、関係者の処分という表層的な決着までは何とかたどり着いた形だが、発覚以来、人々の事件を見る構図はすっかり「協会VS貴乃花親方VS白鵬」になってしまった。2カ月近い間、この3者は何をしてきたか。

 協会は事件当初の認識の甘さを、率直に認めてこなかった。貴乃花巡業部長の報告遅れは事実だが、九州場所直前の理事会でも事件を話題にしなかった理由を、鳥取県警から「場所後に本格的な捜査をするので、それまではマスコミにも漏れたり力士が動揺したりしないように」と要請されたためだと説明。この日も池坊議長は「決して隠蔽という意味ではなく、場所後には公表するつもりだった」「(場所前の)理事会にも伏せていたのは事実で、その判断は大変難しい」と協会の対応に理解を示した。

 世間一般に、コンプライアンスが叫ばれ、社会的影響のある不正や違反は早期公表が求められるようになった今日でも、従業員同士の暴力沙汰はなるべく当人同士、組織内で処理を図ることが多い。しかし、2007年に時津風部屋傷害致死事件を起こした相撲界は、暴力根絶に取り組み、成果を厳しく問われている。頭部に裂傷を負い、加害者が横綱となれば早い初動と情報公開が必要だった。貴乃花親方が組織内で処理される恐れを抱いて被害届を出したのは正当な判断で、協会も表向きはとがめていない。

 ところが、その後の貴乃花親方の行動は不可解だった。元日馬富士の引退記者会見で伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)が「私は全部、筋道を通してきちんとやってきました」と強調したのと同じように、協会は終始、礼と理を尽くして危機管理委員会への調査協力を要請しているのに貴乃花親方が応じない、との姿勢を取り続ける。

 これに対して貴乃花親方は、狙い通りに事件が騒がれ同情も集まったのに、明確な主張をせず、ただ頑なに抵抗を重ねた。12月20日の臨時理事会に提出した意見書も、危機管理委の聴取に対する説明も「やはりこの弁明はちょっとおかしい」(池坊議長)「弁明になっていなかった」(理事会出席者)と一蹴され、結果的に協会を利した形だ。親方が「全容解明」を託した司法の判断も、罰金50万円の略式命令。モンゴル勢の日頃の行いに問題があったとしても、そもそも捜査当局の守備範囲ではない。

 事件当日、自らの説教が発端となり、暴行をすぐに止めなかった白鵬は、九州場所の優勝インタビューで「日馬富士関と貴ノ岩関が再び土俵に上がれるように」とやって万歳三唱。一人いい子になろうとした。一方で、貴乃花巡業部長の下で冬巡業はできないと発言し、批判されつつも思惑通り貴乃花部長は冬巡業から外れた。

◇ファンが見せられたもの

 結果的に相撲ファンが見せられたのは、それぞれの自己保身、責任転嫁、唯我独尊、激しい憎悪、そして四方八方を立てる落としどころ探しだった。再発防止委員会の設置もまだこれからだ。

 そんな状況で1カ月後に理事候補選挙がある。「八角体制はそう簡単に崩れない」と自信を見せる幹部がいる半面、貴乃花親方も立候補できることになり、「貴乃花陣営の激しい反撃が始まる」と見る向きもある。当選しても理事就任には評議員会の同意が必要で、池坊議長は「また話し合いをするなどの過程を経て、真摯(しんし)に決めていく」と述べるにとどめたが、師匠と理事の立場を両立できなかった親方の理事再任の是非をどう判断するか。2カ月間の不毛な攻防で、改革を望みながらも貴乃花親方の手法に疑問を覚えた親方もいる。

 1932年に起きた「春秋園事件」では、幕内天竜ら32人の力士が相撲協会に10項目の改革要求を突き付け、回答を不服として新団体を設立した。さらに別のグループによる新団体も生まれている。天竜の改革案は鋭く、先見性に富んでいた。

 現在の相撲協会は当時より複雑な状況に置かれ、改革の必要性だけでなく、薄れた厳しさを健全な形で取り戻す難題も抱える。「私」を捨てた論点明快な議論、あるいは八角体制派でも貴乃花一門でもない発信者の出現…。何らかの新たな展開がないまま選挙をしては、大相撲は今回も、危機を「乗り越えた」のではなく「切り抜けた」だけになる。(時事ドットコム編集部)
参照元:不毛な対立の果てに 貴乃花理事解任
1/4(木) 20:41配信 時事通信社


池坊議長、貴乃花は「著しく礼を欠いていた」「礼をもって行動して」
2018年1月4日 13時33分 デイリースポーツ

大相撲の元横綱日馬富士が十両貴ノ岩を暴行した問題に関し、日本相撲協会は4日、東京都墨田区の両国国技館で臨時評議員会(議長・池坊保子)を開き、貴乃花親方=元横綱=の理事解任決議を審議し、全会一致で承認した。池坊議長が記者会見で発表した。

 理事解任を承認した理由としては、昨年12月28日の臨時理事会でも理由となった巡業部長として協会への報告を怠り、暴行問題の調査に対して非協力的だったためであることを挙げた。池坊議長は「公益法人の役員としておよそ考えられない行為である」と厳しい言葉を投げかけた。

 加えて調査に非協力的であったことについて「上司であり先輩でもある八角理事長が何度も携帯に電話してもまったく応答なく折り返しの電話をしなかった。著しく礼を欠いていたのではないか」と理事としての任務に加え、相撲界における上下関係の礼節を欠いたことも問題視した。

 貴乃花親方には協会関係者が理事解任決議を連絡。池坊議長が会見中に貴乃花親方に処分を報告したことが伝わり、貴乃花親方が「分かりました」と答えたことを明かした。貴乃花部屋前には朝早くから報道陣が詰めかけているが、貴乃花親方は姿を見せることはなかった。

 池坊議長は「貴乃花元理事には評議委員会の理事解任の決議を厳粛に受け止め、真摯(しんし)に反省し今後は協力しあい、礼をもって行動していただきたいと私は希望します」と話した。
参照元:池坊議長、貴乃花は「著しく礼を欠いていた」「礼をもって行動して」
2018年1月4日 13時33分 デイリースポーツ


貴乃花よ、文句があるなら"公の場"で語れ
モンゴル人力士の"八百長"は本当か
2018.1.13 PRESIDENT Online ジャーナリスト元木昌彦

複数の週刊誌がモンゴル人力士をめぐる「八百長疑惑」を報じている。だが最大手の「週刊文春」は貴乃花親方寄りの報道を繰り返し、肝心の疑惑に踏み込む様子がない。貴乃花親方は「八百長疑惑」があると考えるのなら、公の場でその考えを述べるべきではないのか。元「週刊現代」編集長の元木昌彦氏が問う――。

『フライデー』が報じている重大事実

白鵬が貴ノ岩に「星を売れ」と電話をかけてきた。

昨年の初場所13日目の夜、稀勢の里と優勝を争っていた白鵬が、次の日に対戦する貴ノ岩に“八百長”をしてくれるよう付き人を使って何度も電話をかけてきたが、貴ノ岩はそれを察して、出なかった。

その結果、ガチンコ相撲になって敗れた白鵬が、このことを根に持って、巡業先で日馬富士と共謀して貴ノ岩を呼び出し、暴行したのだ――。

貴ノ岩の師匠・貴乃花親方が支援者にこう語ったと、『フライデー』(1/19号)は報じている。

同様のことは『週刊新潮』(1/18号)も報じている。

「今回の事件の背景を探っていくと、1つの事実に行き当たる。2017年の初場所中の1月20日夜、横綱白鵬の側近が執拗に貴ノ岩に電話をかけていた、という事実に」

文春も、少し前になるが、モンゴル人力士同士が八百長らしき「談合」をやっていて、貴乃花が憤っていると報じていた。

「協会には不可解なカネの出入りがある」

『フライデー』にはこのほかにも貴乃花の重大発言が満載である。

「08年に起きた力士による大麻所持事件や10年の野球賭博問題についても、協会のやり方には不満があります。大麻所持事件は露鵬や白露山だけを処分したが、あれはトカゲのしっぽ切り。横綱クラスの力士にも疑惑はあったんです。野球賭博についても、琴光喜だけに解雇という重い処分が下されたのはおかしい。以前から協会の体制を批判していた私への当てつけでしょう」

琴光喜は貴乃花と昵懇だったそうだ。08年は白鵬が横綱になって2年目である。さらに、

「協会には不可解なカネの出入りがあります。また、両国国技館の改修工事でも、入札を行わずに特定業者が工事を請け負うなど怪しいカネの動きは多くある。挙句の果てには、モンゴル人力士が強姦事件を起こし、それを理事が奔走して揉み消したことまでありますからね。私はいま、弁護士からアドバイスを受けながら、どのタイミングで何のカードを切るのがいいのか、綿密に準備を進めています」

白鵬が八百長を頼んできた、相撲協会と業者との不可解なカネの流れ、モンゴル人力士の強姦事件と、どれ一つとっても相撲界を震撼させるのに十二分な大スキャンダルである。

週刊文春も「貴乃花寄り」の記事を繰り返す

だが、不思議なことに、これほどのスキャンダルを、新聞、テレビが後追いしたという話を聞かない。

テレビのワイドショーは、膨大な時間を相撲騒動に費やしているが、そのほとんどが愚にもつかない話ばかりである。

不倫や貴乃花騒動ばかりにうつつを抜かし、国民が知っておくべきニュースが報じられていないことを恥ずべきであろう。

週刊誌も例外ではない。たとえば文春は、「貴乃花の逆襲」(11/30号)、「貴乃花が激怒した白鵬の『暗黒面』」(12/7号)、「貴乃花vs.白鵬『八百長』」の真実」(12/14号)、「貴乃花が許せない相撲協会“三悪人”」(12/21号)、「貴乃花vs. 白鵬・相撲協会 本誌しか書けない全真相」(12/28号)、「貴乃花激白」(1/4・11号)、そして1月10日発売は「『貴乃花はクスリをやってるみたいに異様』と吹聴していた池坊保子」と、毎号、それもほとんどが巻頭特集で、貴乃花寄りの記事である。

これでは貴乃花の広報誌といわれても仕方ないのではないか。

文春ともあろうものが、なぜ八百長疑惑を聞かないのか

それもご丁寧に今週号では、昨年12月28日の臨時理事会後に、相撲協会が行った会見で、貴乃花が「週刊誌の取材に応じていない」と語ったといわれたことに、「他紙については知る由もないが、貴乃花親方が小誌に証言したのは言うまでもなく事実である」として、貴乃花に「週刊文春に心情の一端を明かしたのは事実です」とわざわざいわせているのだ。

だが、せっかく本人に会えても、コメントは「ここまで、一連の経緯に対して納得しているわけではありませんが、まずは土俵を支える力士たちの本分を取り戻させるのが大切だと思っています」という、優等生的なものしか引き出せていない。

おいおい、モンゴル力士たちの八百長疑惑について聞かないのかよ、文春ともあろうものが。

たしかに八角理事長率いる相撲協会のガバナンスのなさ、隠蔽体質、責任感の欠如はもっと批判されていい。

白鵬の大人げない言動は、大横綱らしくないと、私も思う。

明らかに週刊誌が貴乃花側に操作されている

だが、貴乃花を「正義の人・改革者」、白鵬を「悪者・品格がない」という単純な図式の中に押し込み、白鵬を取り巻くモンゴル人力士たちへの日本人の「偏見」を助長するやり方には疑問を感じる。

私が週刊誌を読む限り、貴乃花が相撲界をこう改革すると、具体的な構想を披歴したことはない。

それだけではない。ひと言でも貴乃花の肉声を聞きたいと群がり、すがる週刊誌を利用して、貴乃花から聞いたと称する後援者、タニマチ、支援者が、相撲協会や白鵬を筆頭とするモンゴル勢に対して批判をしまくり、それを週刊誌側が内容を十分に検証せずに垂れ流すという構図ができあがってしまっているのではないだろうか。

今週の『週刊文春』は、貴乃花を聴取した外部理事の高野利雄危機管理委員長が、協会に対する報告がないのに、貴乃花の意見だと、いろいろな人がメディアでしゃべっているのはいかがなものかと発言したことに対して、

「まるで貴乃花親方がメディア操作をしているような印象を与える」

と批判しているが、私にも明らかに週刊誌が貴乃花側に操作されているように見える。

貴乃花よ、もはや沈黙は金ではない

私が想像するに、貴乃花にはマスコミ操縦に長けた人間が付いているのであろう。なぜなら貴乃花自身の肉声は、ほとんどが当たり障りのないものばかりだからである。

先のような問題発言が、協会や他のメディアから追及されても、「私は週刊誌にひと言もそんなことを話してはいない」と逃げられると考えているのではないか。

やり方が姑息(こそく)だと思うのは、私だけではないだろう。

貴乃花よ、もはや沈黙は金ではない。公の場に出て来て、自分の考えを堂々と述べ、どう相撲協会を改革するのか、白鵬を含めたモンゴル力士たちに「八百長」の疑惑があると考えるのなら、彼らにそれをただすべきではないのか。

なぜ白鵬は「品格がない張り手」を繰り出すか

初場所が始まる。これほど耳目を集める場所は、これまでなかったのではないか。出場が危ぶまれていた稀勢の里や、“カド番横綱”鶴竜も出場するそうだ。

だが、一番注目を集めるのは白鵬であろう。前人未到の1064勝という大記録を打ち立て、横綱としての勝ち星も歴代1位である。若乃花、栃錦、大鵬、柏戸、北の湖と並ぶ大横綱である。

失礼ないい方になるかもしれないが、彼が日本人だったら、間違いなく「国民栄誉賞」が与えられるはずだと、私は思う。その白鵬も32歳。年齢による衰えは隠せない。頂点を極めた横綱には引退の道しか残されていない。品格がないと批判されている白鵬の張り手は、そうした寂しさにあらがう彼の気持ちの表れかもしれない。

かつて、横綱・千代の富士を新進気鋭の貴花田(後の貴乃花)が破って引退に追い込んだことがあった。因縁話のようだが、今場所小結に昇進した貴乃花部屋の貴景勝が、白鵬に勝って「あんたの時代は終わった」と引導を渡せば、因果は巡るということになるが。
参照元:貴乃花よ、文句があるなら"公の場"で語れ
モンゴル人力士の"八百長"は本当か
2018.1.13 PRESIDENT Online ジャーナリスト元木昌彦









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インドの映画スター・ラジニカーントが『魂の政治』を目指す理由

インドの映画スター・ラジニカーントが、政界入りを正式に表明し、新党を起ち上げると報じている。




ラジニカーントは『ムトゥ踊るマハラジャ』が日本でも大ヒットして、私もこの映画を見て、ラジニカントを知ったが、それ以来、ファンである。

闘いのシーンで、悪人が殴られると風船のように吹き飛ばされるのが、非常に痛快で、単純さが非常に面白い。

最近では、『ロボット』でアイシュワラー・ライと共演し、インド映画界を代表する存在である。


そのラジニカントが、政界入りを表明したということは、映画人生は一区切りついて、やりたいことは全てやったので、今度は人助けや世直しの為に政治に身を投じたいということかもしれない。


【インド】スター俳優のラジニカーント、政界進出―新党結成へ
1/4(木) 18:02配信 INDO WATCHER ビジネスプレミアム

日本でも大ヒットした映画「ムトゥ 踊るマハラジャ」などで知られるタミル語映画界のスター俳優、ラジニカーント(67歳)が12月31日、政界入りを正式発表し、自ら新党を立ち上げる意向を示した。同日付PTI通信が報じている。

 新党の名称やシンボルマークは現段階では未定。ラジニカーントは「魂の政治(spiritual politics)」を目指すと語っている。


ラジニカーントの出生データは、ネット上で調べると、1950年12月12日23時54分 カルナータカ州バンガロールというデータが最も多かったため、この出生時間で検証するが、但し、AstroSageというインドのサイトでは、23:49になっており、またアストロデータバンクでは、21:45になっている。




ラジニカーントの俳優のキャリアは1975年頃から始まっていたが、1990年代までにスターの座を確立して、それ以降の映画は全て興行的に成功を収めているという。



ダラパティ 踊るゴッドファーザー(Dalapathi、1991年)
ヤジャマン 踊るマハラジャ2(Ejamaan、1993年)
ヴィーラ 踊るONE MORE NIGHT!(Veera、1994年):2006年日本公開
バーシャ 踊る夕陽のビッグボス!(Badsha、1995年)
ムトゥ 踊るマハラジャ(Muthu、1995年)
アルナーチャラム 踊るスーパースター(Arunachalam、1997年)
パダヤッパ いつでも俺はマジだぜ!!(Padayappa、1999年)
バーバー(Baba、2002年)
ラジニカーント★チャンドラムキ 踊る! アメリカ帰りのゴーストバスター(Chandramukhi、2005年):2006年日本公開
ボス その男シヴァージ(Sivaji: The Boss、2007年):第5回したまちコメディ映画祭in台東で上映、2012年12月日本公開
ロボット(Enthiran、2010年)(映画祭上映時の仮タイトルは「ラジニカーントのロボット」)
Kochadaiiyaan (2013年)
リンガー(Lingaa、2014年)
帝王カバーリ (Kabali、2016年)
2.0 (2018年)

(wikipedia ラジニカーントより引用抜粋)


スターの座を確立したのが、木星/金星期であり、木星は生来的、機能的吉星で、7室で5-7のラージャヨーガを形成して、ラグナ、3室(芸能)、11室(成功)にアスペクトしている。


アンタルダシャーロードの金星は3、10室支配で5室に在住して、5-10のラージャヨーガを形成し、木星から見て、4、9室支配のヨーガカラカで11室に在住して、5室支配の水星ともコンジャンクションしている。


『ムトゥ 踊るマハラジャ』の公開は、1995年10月23日で、木星/火星期で、日本で公開されて大ヒットしたのは、1998年6月13日以降の木星/ラーフ期である。


火星はラグナから見て、4、9室支配のヨーガカラカで、12室支配で6室に在住するヴィーパリータラージャヨーガの月とコンジャンクションしている。


また木星から見ても3、10室支配の火星が12室で、6室支配で12室に在住するヴィーパリータラージャヨーガの月とコンジャンクションしている。


木星/火星期は、マハダシャーが生来的、機能的吉星で、アンタルダシャーの火星もヨーガカラカであり、マハダシャーとアンタルダシャーは特に絡んではいないが、両者ともに機能的吉星であり、この時期の成功を物語っている。






ダシャムシャ(D10)を見ても木星は、1、10室支配で、10室にアスペクトバックしており、2、9室支配の火星と相互アスペクトして、1-9、9-10のラージャヨーガ、1-2のダナヨーガを形成している。


この時期の成功を物語っている。



因みに出生時間をAstroSageというサイトが示す23:49にすると、ナヴァムシャのラグナは変わらないが、ダシャムシャのラグナが魚座から水瓶座に移動してしまう。








水瓶座ラグナだと、2、11室支配の木星は3室に在住し、3、10室支配の火星と3-9の軸で相互アスペクトするが、ラージャヨーガもダナヨーガも成立しない。



またラジニカーントは、1990年12月1日~1993年8月1日の木星/金星期、1994年5月20日~1995年9月19日の木星/月期も出演した映画は興行的に大成功している。


それは国内での出来事であり、特に海外の出来事ではない。


そうすると魚座ラグナであった方が、金星や月は11室に位置するので、興行的な成功を説明しやすいのである。


月は5室支配で11室に在住して、5-11のダナヨーガを形成し、3、8室支配の金星も11室に在住していれば、それは映画の権利収入的な意味合いが出て来ると思われる。


水瓶座ラグナであれば、月と金星は12室に位置してしまう。


特に海外で成功したとか、特殊な状況にない限り、この配置は優先されないと考えられる。



また木星が3室に在住する配置は、3室はドゥシュタナハウスであるため、メディアという象意があることはあるが、それ程、好ましくないハウスである。



そして、木星/ラーフ期に『ムトゥ踊るマハラジャ』が日本で大ヒットするのであるが、魚座ラグナであれば、ラーフが9室に在住し、9室は海外を意味している。


またラーフ自体が外国の表示体である。


ラーフのディスポジターが8室に在住してラージャヨーガを形成することによって、日本での大ヒットによって権利収入が得られたと解釈すべきである。



そのように考えていくと、ダシャムシャのラグナは、魚座で正しそうである。






因みにラジニカーントの出生時間が正しいことを証拠づけるものとして、もう一つ過去の出来事を検討してみるが、ラジニカーントは、2011年の5月頃、撮影中に体調を悪くして、病院に運ばれている。


Hospitalisation and return (2011–present)

In January 2011, Rajinikanth was slated to appear in Rana, a period film to be produced by Soundarya Rajinikanth and directed by K. S. Ravikumar, who would work with the actor for a third time.During the principal photography of the film on 29 April 2011, he suffered a mild foodborne illness on the sets, which led to vomiting, dehydration, and exhaustion. He was treated at St. Isabel’s Hospital for a day before being discharged. Five days later, he was rushed to the same hospital again after suffering from breathlessness and fever. He was diagnosed with bronchitis and was kept at the hospital for a week, while also spending a few days in an intensive care unit. Several conflicting reports of discharge dates arose, as well as claims of Rajinikanth’s health deteriorating. Two days after his last discharge, Rajinikanth was admitted to the Sri Ramachandra Medical College and Research Institute on 16 May 2011 for recurring respiratory and gastrointestinal problems.The hospital maintained that Rajinikanth was in stable condition and showed positive response to treatment. It was widely reported that he required a kidney transplantation, which was later denied by Dhanush.

(wikipedia Rajinikanthより引用抜粋)


この時のダシャーが土星/月期である。






出生図において、土星は6、7室支配のマラカでマラカの2室に在住し、月は入院の12室を支配して、病気の6室に在住している。


アンタルダシャーの月は土星の星座に在住していることから、マハダシャーの土星の象意が優勢になってくる。


つまり、この時期は非常に体調が悪くなる時期を表している。



ダシャムシャを見ると、土星は11、12室支配のマラカであり、5室に在住して、5室支配の月にアスペクトしている。


土星は3、8室支配の金星とも相互アスペクトしている。



もし水瓶座ラグナであれば、土星はラグナロードで12室支配で6室に在住し、6室支配で12室に在住する月と相互アスペクトして、この場合でも体調の悪さを示しているように見えるが、この土星/月期にラジニカーントは映画の撮影、演技に携わっていたことを忘れることは出来ない。

つまり、11、12室支配の土星が5室(映画撮影、演技)に在住し、5室の支配星である月にアスペクトした為に撮影が中断されたとみなすべきである。


従って、ダシャムシャのラグナは魚座で良さそうである。






何故、ダシャムシャのラグナにこだわるかと言えば、後で、ラジニカーントが何故、政治家になったのかを考える上で重要だからである。



ラジニカーントは、何故、政界入りを表明し、新党を起ち上げて、「魂の政治(spiritual politics)」を目指すのだろうか。






ラジニカーンとは今まで土星/木星期(2015/6/24~2018/1/5)であったが、



今日からマハダシャー水星期(2018/1/5~)に移行する。




出生図で特に水星は政治と関係する太陽と絡んでいる訳ではない。


ナクシャトラは射手座のプールヴァアシャダーに在住しており、支配星は金星である。


水星から見た10室には土星とケートゥが在住しているが、ウッタラパールグニーに在住しており、支配星は太陽である。


従って、ここで10室と太陽との絡みが見られる。



ナヴァムシャでは、水星は9室支配で12室に在住し、11室支配の太陽と相互アスペクトしている。


また水星をラグナとした場合、水星から見た10室支配の水星に太陽がアスペクトしている。


従って、マハダシャー水星期と政治との関係性がナヴァムシャに表れている。




更にダシャムシャを見ると、水星は特に太陽と絡んではいない。



水星から見た10室支配の土星は3室に在住しているが、特に政治と関係しているようには見えない。





シャシティアムシャ(D60)を見ると、水星は高揚した太陽からアスペクトされ、水星から見て10室支配の月は太陽からアスペクトされている。






D60を見て、マハダシャー水星期に政治に携わる理由は説明できるが、パラシャラシステムとヴィムショッタリダシャーを使って、このことを理解するのは大変難しい。





然し、ジャイミニのチャラダシャーを使う場合、非常に興味深いことが分かる。








チャラダシャーでは、現在、獅子座/魚座(2017/6/12~2018/3/13)である。



ダシャムシャ(D10)のラグナである魚座にはAKの太陽が在住している。



そして、魚座から見た10室にアスペクトしている。



ナヴァムシャでも魚座にはAKの太陽が在住し、AmKの水星と相互アスペクトしている。



魚座から見た10室に対して、AKの太陽とAmKの水星がアスペクトしている。



今日からAmKである水星のマハダシャーが始まるのである。



このダシャムシャ(D10)のラグナである魚座にAKの太陽が在住しており、現在、魚座のサブダシャーの時期であるということが、ラジニカーントが政治に携わることを決意させた理由なのではないかと思うのである。



「魂の政治(spiritual politics)」を目指すと語っているのは、AKの太陽が魚座に在住しているからなのである。




















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