ドナルド・トランプの大統領就任式で、息子のバロン・トランプが、圧倒的な存在感を示し、未来の大統領と評価されている。
トランプ大統領の末息子バロン氏の堂々としたたたずまいに「将来の大統領」の声 2025年1月21日 11:16 東スポWEB トランプ大統領の就任式で、末息子バロン・トランプ氏(18)の堂々としたたたずまいに対し、ネットで「将来の大統領」との声が出ている。米紙ニューヨーク・ポストが20日、報じた。 バロン氏が国会議事堂で行われた父親の就任式に出席し注目を集めた。 身長6フィート7インチ(約201センチ)のバロン氏は、米国旗のピンバッジをつけた黒のテーラードスーツを着て、大統領の紋章が描かれた演壇の後ろに落ち着いて立っている。18歳の若者が父親の支持者を見渡し、政治家のように観客に丁寧な笑顔で手を振っている。背景にある米軍人ユリシーズ・S・グラントの大理石像が映像に重厚さを加えている。 そんな映像や画像が世界に配信された。バロン氏が大統領選に出馬できるのはあと17年先になるが、ネット上のバロンファンたちは「潜在的な将来を垣間見る前兆だ」などとコメントしている。 あるXユーザーは「彼はすでに準備ができているようだ」と言い、別のユーザーは「彼は将来大統領になるだろう、それは保証されている。彼はすでにそれを実現している」と書いた。 さらに別のユーザーは「私たちの将来の大統領を見てください。バロンは力強い人物です。彼は将来有望です」と投稿した。 バロン氏はトランプ氏とメラニア夫人の唯一の子供だ。選挙戦では、若者に人気のポッドキャスト番組「ジョー・ローガン・エクスペリエンス」などに出演するよう父親にアドバイスし、若者からの支持を獲得するにあたり、重要な役割を果たした。 バロン氏は現在ニューヨーク大学に在籍しており、メラニア夫人は「順調に成長している」と語っている。 |
就任式で、ドナルド・トランプから「私には背の高い息子がいる・・・」と紹介されたバロン・トランプは、聴衆の前で、手を挙げて歓声に応えた。
バロン・トランプは、若者からの支持を獲得する為にドナルド・トランプにポッドキャストへの出演を提案したという。
大統領就任式では、バイデンやカマラ・ハリスに握手を求めるなどしたその姿を見て観衆は、未来の大統領と称賛した。
ドナルド・トランプと息子のバロン・トランプが並んで立っている姿を見ると、ドナルド・トランプの方が、息子のように見え、アメリカ第一主義などを唱えて、米国の分断を招いているトランプの偏狭な政治スタイルをたしなめて、教え諭すような立場にも見えて来る。
私は、この2人が並んで立っている絵を見て、映画アレキサンダーが、当時、マケドニアを統一し、王となった父親フィリッポスに背筋を伸ばし、自信を持って、堂々と、聴衆の前で語るように教え諭したシーンが思う浮かんだ。
バロン・トランプのチャートを作成すると、実際、水瓶座ラグナであり、ラグナには5室支配の水星が在住して、水瓶座のパーソナリティーと、水瓶座の価値観を持つ、人物であることがはっきりする。
ドナルド・トランプは獅子座ラグナで、行為の10室の支配星が土星と共に蟹座12室に在住している為、アメリカの国益を第一に考える、偏狭な愛国民族主義者である。
バロン・トランプは、ラグナロードの土星が6室で蟹座に在住している為、そうした父親の偏狭な行動を上から目線で、たしなめ、修正させるような立ち位置であることが分かる。
バロン・トランプは明らかにリベラルであり、アメリカの分断を乗り越えて一つにしていくような価値観を持っていることがチャートからよく分かる。
ポッドキャストで若者に語りかけるように父親に教え諭したのは、そのほんの少しの顕在化したエピソードにすぎない。
またナヴァムシャを見ると、牡羊座ラグナであり、人に先駆けて、人の上にリーダーシップをとる配置であり、10室支配の土星が天秤座に在住して、他者の自由を尊重し、民主主義を重んじることが見て取れる。
そして、5室支配の太陽が5室で定座に在住していることは、まさに獅子座ラグナであるドナルド・トランプが息子のような立ち位置になっていることが分かる。
またバロン・トランプは、ラグナロードの土星(凶星)が6室に在住する為、敵を粉砕する配置であり、蟹座を管理し、支配する立場であり、6室支配の月が10室で減衰する為、蠍座を粉砕する配置である。
ドナルド・トランプの月は蠍座に在住している為、バロン・トランプは父親であるドナルド・トランプを粉砕する配置である。
二人が一緒に並んだ姿は、ミスマッチであり、微妙にちぐはぐであり、ドナルド・トランプは息子バロンに圧倒されている。
このようにバロン・トランプは、水の星座の保守的な価値観の人々に対して、優位に立ち、管理する立場であることを示している。
そうした意味で、文字通りの意味で、アメリカの分断を乗り越え、アメリカを一つに統一する未来のリーダーであり、未来の大統領と言えるかもしれない。
こういう息子が、人種差別やヘイトスピーチなどを躊躇わず、偏狭なドナルド・トランプに誕生したことは皮肉なことである。
このバロン・トランプの存在は、微妙な形で、二期目のドナルド・トランプの政治姿勢に影響を及ぼしていると考えられる。
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