第49回衆院選で、れいわ新撰組が、比例で3議席獲得し、躍進した。
れいわ新選組が比例で3議席獲得 山本太郎代表「確実に次につながっている」 2021年11月1日 05時23分 東京新聞 TOKYO Web れいわ新選組は10月31日に投開票された衆院選の比例代表で3議席を獲得した。 山本太郎代表が比例東京ブロックで1議席を獲得。比例南関東ブロックでも1議席を獲得し、千葉11区で敗れた多ケ谷亮氏が復活当選を確実にした。さらに比例近畿ブロックでも1議席を獲得し、大阪5区で敗れた大石晃子氏が復活当選を確実した。 山本代表は1議席の獲得が決まった段階の会見で「確実に次につながっている。参院選につながっていく」などと話していた。 多ケ谷氏は当選後、ツイッターに「私らしく泥臭い比例復活でしたが、仕事出来る立場にやっとなる事ができました。しっかりと政策実現の為に仕事をして参ります」と決意をつづった。 また大石氏も、ツイッターに「みんな、ありがとう。これから、国会で闘ってきます」と投稿した。 |
山本太郎は、獅子座ラグナに設定すると、1990年に「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」の「ダンス甲子園」に3人組「アジャコング&戸塚ヨットスクールズ」のリーダーとして出場し、芸能界入りしている。
1991年、映画代打教師 秋葉、真剣です!の準主役で役者デビューしている。
この芸能界デビューして、翌年から準主役で、役者デビューした時期が、水星/金星期で、水星は3室(芸能)に在住し、金星は3、10室支配の金星期である。
1996年にNHK連続テレビ小説『ふたりっ子』にヒロインの相手役である海東壮平役で出演しているが、この時、水星/火星期⇒ラーフ期であるが、火星は3室に在住し、ラーフは3室の支配星とコンジャクトしており、やはり、芸能活動を表わしている。
その後、山本太郎は2004年1月頃から10室に在住するケートゥ期に移行し、以後、7年間、ケートゥ期を経過するが、この間に心境の変化があったようである。
そして、2011年4月に反原発活動を開始し、2012年12月1日に第46回衆議院議員総選挙への出馬と政治団体「新党 今はひとり」の立ち上げを表明している。
この政治活動を開始したのが、ちょうど金星/金星期である。
金星は3、10室の支配星で、国会での議席を表わす4室で、太陽(政治)とラーフとコンジャンクトしている。
政治家としての俳優業
従って、山本太郎が本当の意味で、主演俳優になったのは、政治活動を始めてからである。
彼は、政治活動を始めてから、これまでの間に見せている全ての政治パフォーマンスは、出生図上では、ある意味で、俳優としての演技のような位置づけになっている。
園遊会で、天皇に直訴状を渡すなど、派手なパフォーマンスで、度々批判を受けるのは、減衰するラーフが在住し、6、7室支配の土星が逆行して、金星にアスペクトしているからである。
蠍座に在住する金星は、水の星座に在住して、サービスを表わしており、水瓶座(慈善、公共)から見た10室でもあり、社会的弱者に配慮する政治である。
この金星が国会に障害者を送り込んだ配置である。
障害者が参議院議員として、国会に入ることによって、実力行使で、国会の空気を変えてゆく素晴らしい戦略であると感じられる。
山本太郎はれいわ新撰組代表として、参議院に国会議員を2人送り込んだにも関わらず、自分自身は議員になっていない為、NHKの討論会などにも出演させてもらえず、その後、長い間、全国での街頭演説など、どぶ板の政治活動を繰り広げ、大変な苦労をした。
時々、駅前で、山本太郎の街頭演説に出くわすことがあったが、私服警官に監視されて、街頭演説の妨害を受けていた。
然し、山本太郎は私服警察官に対して、何の法的根拠に基づいて、街頭演説を妨害しているかと相手に反撃していたのを見たことがある。
山本太郎の街頭演説は、最後に握手会などで締めくくるコンサートのようであり、彼はまさに政治家という演技を繰り広げているのである。
第49回衆院選での躍進
今回の衆議院選で、れいわ新撰組は、比例代表で3人当選し、参議院議員の2人と合わせて、5人の議員を擁する立派な政党に成長した。
【衆院選】れいわ、山本太郎代表ら3議席獲得「NHKも呼ばざるを得ない」 2021/11/1 9:02 日刊スポーツ 第49回衆院選は1日までに、全465議席の当選者が確定した。 衆院での新たな議席獲得を目指したれいわ新選組は、比例代表で3議席を獲得。公示前の1議席から勢力を伸ばした。東京ブロックでは山本太郎代表が衆院初当選し、約2年ぶりの国政復帰を果たした。参院の2議員と合わせ衆参で5議員が所属する政党となった。 れいわは1日、山本氏のコメントを発表。山本氏は「れいわ新選組にとって、大きな成果を得ることができた」とした上で「衆・参合わせて5議席。『得票率2%』と『国会議員5人』どちらかを満たせば政党要件を有することになるが、今回で2つともクリア」「これで、名実ともに、国政史上初、市民のボランティアに支えられた『一人前の政党』となった」と、今回の選挙の手応えをつづった。 その上で「独自の基準で、れいわ新選組など少数政党を排除し、公共放送としての責務を果たしていなかったNHKも、日曜討論のスタジオに呼ばざるを得なくなる」と持論を展開。「来年の参議院選挙では、さらに前進し、衆参で国会議員10名以上をめざしたい」と訴えた。 一方、立花孝志氏が率いる「NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で」は、議席を得ることができなかった。 |
これでNHKもれいわ新撰組を弱小政党として無視できなくなった形である。
これからNHKの日曜討論などで、消費税廃止の理論など、リベラルな政策提言などを全国民が聴けるようになる。
このように山本太郎が代表を務めるれいわ新撰組が躍進した理由は、現在、山本太郎が、金星/木星期だからである。
獅子座ラグナから見て、木星は5室支配で7室水瓶座に在住して、ラージャヨーガを形成しており、リベラル左翼の理念を体現している。
しかも木星がこれを形成している為、人に優しい理想主義的なものになっている。
木星はヴァルゴッタマで強く、マハダシャーの金星も4室でラージャヨーガを形成し、木星もラージャヨーガを形成し、金星と木星はケンドラの位置関係にあり、両者は絡んでいると見なすことが出来る。
ナヴァムシャでも金星は天秤座で定座に在住しており、木星は水瓶座に在住して、金星と木星はトリコーナの位置関係にある。
従って、ナヴァムシャでもこれは、この時期が良い時期になる可能性を示している。
またダシャムシャでも木星は高揚し、月との間で、ガージャケーサリヨーガを形成している。
従って、私は以前の記事の中でも金星/木星期は、山本太郎は躍進すると予想していたと思うが、今回、確かにそうなっている。
金星/木星期は、今回の獅子座ラグナでのダシャーバランスでは、2021年4月頃~2023年12月頃まで続くが、2022年には木星が水瓶座に移動して、山本太郎の出生の木星にリターンし、また土星も2023年1月から水瓶座に移動していく。
これから2年間ぐらいは、この水瓶座でヴァルゴッタマの山本太郎の強いリベラルの木星が力を発揮する時期である。
因みに水瓶座は共産主義の星座である。
山本太郎は、2013年8月10日に日本共産党委員長の志位和夫の講演を聞くために共産党創立91周年記念講演を訪れ、記者団に対し、日本維新の会やみんなの党は自民党の補完勢力でしかなく、共産党が本当の意味での野党の最大勢力であって大きな力を持つだろうと述べている。
共産党の候補を応援したり、共産党を高く評価し、積極的に選挙協力している。
実際、日本共産党は、中小企業や労働者、弱者救済の活動を地道に行なっている政党で、非常に好感が持てるが、今回は、10議席と伸び悩み、2議席減らしてしまった。
これはおそらく今現在、山羊座-蟹座軸にダブルトランジットが生じ、独裁的なリーダーによる強権的な国家社会主義的な手法が、大衆から頼もしく感じられ支持を受けるからである。
日本維新の会副代表、大阪維新の会代表の吉村洋文知事の新型コロナへのトップダウンの対応が評価を受ける状況の中では、政権に入ったことのない共産党はまるで力を発揮することが出来ない。
政府の対応を批判するのがやっとである。
しかも批判ばかりすると政府(与党)がすることを批判しかできないと非難されるので、あまり活発に批判も出来ない状況である。
コロナ下では、自民党がコロナの対応に追われるのを黙って見ているしかなかったというのが実情であり、存在感を示せなかったと言える。
水瓶座に吉星が在住している場合は、共産主義的理想をソフトな形で表現できるが、凶星が在住すると、強制的で、秩序にうるさく画一性や監視傾向の強い旧ソ連、東欧型の非常に自由のない表現となる。
山本太郎の場合は、木星が水瓶座に在住している為、リベラル左翼的な理想主義を最も良い形で提言することが出来るのである。
これが例えば、立憲民主党の枝野幸男のチャートでは、土星が水瓶座に在住しており、現在、マハダシャー土星期である。
この枝野幸男が指揮する立憲民主党は、党規党則が厳しく、全体主義的で、議員たちが生き生きと自分の考えも表明できず、ぎすぎすしている。
これは水瓶座の土星は強いと言っても凶星である為、非常に生来的凶星としての凶意を水瓶座の画一的で自由のない性質として否定的に表現するからである。
この立憲民主党に所属したことによって、辻本清美も全く魅力を失い、落選する結果となった。
然し、今回、議席数を減らした立憲民主党も次は、水瓶座に木星や土星が入室していく為、次はどうなるか分からない。
更に検討が必要である。
今回は、立憲民主党が、躍進すると考えていたが、そうはならなかった。この辺りは全く外れたので、再検討が必要である。
因みに今回、私は小選挙区は、立憲民主党と自民の一騎打ちであった為、立憲民主党に投票し、比例では、れいわ新選組に投票した。
小選挙区で立憲民主党に投票したのは、消極的選択である。
特に立憲民主党の候補者に魅力を感じた訳ではなく、候補者自体、どんな人物なのか、ほとんど調べなかった。
リベラル左翼側に投票しないと、いつまでたってもベーシックインカムなどの政策が実現せず、また所得の再分配なども進まないという意味で、立憲民主党に入れた。
然し、立憲民主党の議員たちには全く魅力がない。
辻本清美も立憲民主党に入党した時点で、何か魅力を失ってしまった。
然し、野党第一党としては、立憲民主党という選択肢しかないのである。
確かに日本維新の会の候補者たちの方が、魅力に溢れている。
立憲民主党のメンバーは、旧民主党、民進党の解体で、仕方なく流れ着いたような人々が多く、特に強い政治理念やビジョンを持っていない人が多いのではないかと思えてしまう。
多くは長年、政治をやって来た人々が多く、長い間、リベラル左翼のスタンスで、政治活動を続けて来て、もう高齢化し、疲れて、意欲も何も残っていない人々である。
然し、そうした人々が党の執行部を占めているのである。
小沢一郎の小選挙区での敗北もそれを物語っている。
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