北九州のイベント終了報告【2020年11月】

2020年11月18日、19日の2日間で行った北九州での対面コンサルテーション、及び、21日、22日、23日の3日間での博多でのセミナーが無事完了した。



(今回のイベントに参加頂いた皆様、ありがとうございました)


鑑定の方は、鑑定日以外の時間外追加申し込みも現地で頂き、イベントとしては満足の行くものとなった。



今回は、11月15日に少し早めに現地入りし、2日程、小倉、門司港などを見物し、関門海峡を船で渡って、山口県側の下関、唐子などにも初めて行ってみたが、潮の流れは早く、福岡と山口県の間が、以外と近いのに驚いた。





昔、シーボルトがこの海岸線に魅せられて測量などの調査を行い、スパイの疑いで国外追放されたそうだが、そのようにこの海峡の自然に魅了される理由が分かる気がした。


山口県の唐子には魚市場などもあり、新鮮な海産物が東京などと比べると格段に安い値段で並べられていた。


唐子は河豚(フグ)で有名のようである。


この海峡で昔、源氏と平氏が壇ノ浦の戦いを演じたことも実際にこの地に訪れてみて実感した。


長州征伐などで、幕府軍と長州軍が衝突した幕末維新の重要地域でもある。


その後、幕府軍を破った長州が、薩摩と共に明治維新の立役者となり、今でも歴代の日本の首相は山口県出身者が多く、伊藤博文の生家もある。


それと宮本武蔵と佐々木小次郎が戦った巌流島にも訪れたが、今まで、この関門海峡にあったとは知らなかった。




そのような日本の中世、近現代の重要イベントがあった地である。


実際に現地に訪れてみると、そうした歴史絵巻が現実のものとして実感された。


北九州は邪馬台国があったかもしれない文化的にも非常に古い地域であり、中国や韓国と接する西の玄関である。重厚な歴史の重みを感じさせる地域である。


今回、対面鑑定会やセミナーついでにこの地に訪れたが、旅行だけの目的では決して来ることはなかったと思う。


そういう意味では非常に有意義な機会となった。


また今回、ジョーティッシュの研究において極めて貴重なケースとも出会うことが出来た。


高次分割図の価値について確認することの出来る重要データである。


このデータに出会う為に行ったような気がするほどの重要データである。(それについてはまた別の記事で掲載予定)


ZOOMなどで行えば確かにイベントは簡単に出来るのだが、イベントの質は明らかに落ちてしまう。


効率や採算などを無視して、実際に現地に行ったり、クライアントの方と会い、コミュニケーションした方が、遥かに豊かで、有益な経験がもたらされる。



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