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2017 米大統領選の行方について (最終確認)

2016 10/26
米大統領選が最終局面に入ってきたが、依然としてヒラリークリントンとドナルドトランプのどちらが勝利して大統領に就任するか全く見た目には見当がつかないのではないか。

CNNのニュースによれば圧倒的にヒラリークリントン有利である。


hillaryclinton_chart
例えば米ABCニュースが23日に発表した世論調査ではヒラリークリントンが12ポイントリードと伝えている。

またフォックスニュースでは14日付けの世論調査で、ヒラリークリントンがドナルドトランプを7ポイント上回っていると伝えている。

9月30日付のロイター/イプソスの世論調査によれば、ヒラリークリントンが5%ポイントを上回っていると伝えている。


10月22日付のNewsweek(ニューズウィーク日本版)によれば「ドナルドトランプの支持率がまさかの再上昇、クリントンに4ポイント差に詰める」と報じており、劣勢だったドナルドトランプが再び支持率を高めている。

そして、10月24日付のSputnikの記事によれば、米大統領選において、ヒラリークリントンとドナルドトランプは支持率で拮抗していると伝えている。
ここ数日の情勢で米大統領選はメディアがヒラリークリントンを後押ししていると予想されるにも関わらず、ドナルドトランプが勢いを増し、ついにヒラリークリントンを捉えたようである。


DonaldTrump_Chart
そうした情勢の中で、10月25日付の時事通信社の記事によれば、ヒラリークリントンの側近である連邦捜査局(FBI)幹部の妻に民主党のマコーリフ・バージニア州知事の政治団体が選挙資金として4900万円を寄付し、ヒラリークリントンのメール問題の訴追見送りに影響したのではないかという疑惑が報じられている。


ヒラリークリントンにとってはこの大事な時期における手痛いスキャンダルである。



FBI幹部の妻へ多額寄付=クリントン氏側近に疑惑―米大統領選
時事通信社 2016年10月25日 08時25分 (2016年10月25日 21時52分 更新)

 【ワシントン時事】米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは24日、民主党のマコーリフ・バージニア州知事の政治団体が2015年の州上院選に際し、連邦捜査局(FBI)幹部の妻に選挙資金として約47万ドル(約4900万円)を寄付していたと報じた。
 知事は大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官(68)の側近で、共和党は同氏の私用メール問題をめぐるFBIの捜査に影響したのではないかとして追及する構えだ。

 ジャーナル紙などによると、この幹部は当時のマッケーブFBI副長官補。16年1月に副長官に指名され、私用メール問題をめぐる捜査を監督する立場に立った。FBIは同7月、クリントン氏の訴追見送りを発表した。 


トランジットの月は10月24日の12時頃まで蟹座をトランジットしており、ヒラリークリントンの8室支配の土星と6室支配の火星の上を通過しており、その直後の出来事であるから、このスキャンダルは、ヒラリークリントンの2室で接合する8室支配の土星と6室支配の火星の象意の顕現であると分かる。

2室はヒラリークリントン陣営のスタッフや側近を表しており、8室支配の土星と6室支配の火星が接合して、6-8の絡みが生じていることは、金銭(賄賂)の授受によるメール問題の揉み消し工作を表している。


因みにヒラリークリントンは、ビルクリントンの大統領選の時もビルクリントンの数々の疑惑を揉み消して来たと言われている。

おそらくそれらは全て犯罪に近い工作活動を表していたと考えられる。


因みに『知的好奇心の扉 トカナ』の記事「クリントン夫妻の友人47人が不可解な死を遂げていた! 自殺から飛行機事故、銃撃まで…!」によれば、クリントン夫妻の身辺にいた人々が謎の不可解な死を遂げていると指摘している。

これはおそらく、このヒラリークリントンの6室支配の火星と8室支配の土星が接合する配置を表している。

6室と8室の絡みは犯罪の絡みである。


ヒラリーやクリントンの「ホワイトウォーター疑惑」や数々の疑惑について不利な証言をしそうな身近な人々が次々に不審な死を遂げたり、自殺をしていくなど、これは全く偶然とは思えない。


これは明らかに2室の土星と火星の象意である。2室は身内や家族のハウスであり、大企業の社長であれば従業員や土地、建物などの所有物全般を表している。

クリントン夫妻のために働いていた側近の人々が謎の死を遂げるというのは、仲間やスタッフ内の犯罪的行為を表しているのである。




従って、私はトランジットの月が蟹座を通過した直後にヒラリークリントン側近のスキャンダルが出てきたのはその為だと考えるのである。


11月8日に米大統領選挙の投票が行われるが、その直前の10月28日~11月3日までのダシャーを見ると、スークシュマダシャーが土星である。


dasha_hillary
土星は8室支配で2室で、6、11室支配の火星と接合しており、まさに彼女のスキャンダルを表す惑星である。

またマラカの2室に在住して、病気の6室を支配する火星と接合しているため、健康問題も懸念される配置である。



また投票日の2日前の6日と翌日の7日は、月が山羊座を通過する。


transit20161025
月はヒラリークリントンの8室を通過して、トランジットの火星と接合しているが、火星は出生図では6、11室の支配星である。

そして、月は2室にアスペクトするが、そこには8室支配の土星と6室支配の火星が在住している。


つまり、彼女のこの6-8の絡みの象意が噴き出すタイミングである。



ヒラリークリントンは10月28日~11月3日までの大統領選の最終局面において、何かスキャンダルが噴出してくるか演説中に突然倒れたり、おかしな挙動によって、最後の土壇場になって、大統領選の勝敗を決するような致命的な障害、災難に巻き込まれ、評価が失墜する可能性がある。

そして、それを有権者たちが見てドナルドトランプがこの最終局面において、ヒラリークリントンを支持率で抜き去り、実際の投票日において勝利するのではないかと考えられる。



因みに最後に投票日である11月8日前後のチャラダシャーを見ると、ヒラリークリントンは、以下のようになっている。


charadasha_hillary
乙女座/蟹座/獅子座/射手座/牡羊座 2016/11/7 22:45
乙女座/蟹座/獅子座/射手座/魚座 2016/11/8 03:24
乙女座/蟹座/獅子座/射手座/水瓶座 2016/11/8 08:03
乙女座/蟹座/獅子座/射手座/山羊座 2016/11/8 12:42
乙女座/蟹座/獅子座/射手座/射手座 2016/11/8 17:21
乙女座/蟹座/獅子座/山羊座/射手座 2016/11/8 22:00
乙女座/蟹座/獅子座/山羊座/蠍座 2016/11/9 02:39


【乙女座】

メジャーダシャーの乙女座から見るとDKの月が10室にアスペクトしている。


【蟹座】

サブダシャーの蟹座には土星と火星が在住し、更にラーフとケートゥがアスペクトし、GKがアスペクトしている。
またGKの木星は蟹座から見て10室にアスペクトしている。

10室にアスペクトするGKの木星はAKの土星、火星からアスペクトされ、ケートゥと接合している。


Amkの水星とPKの太陽、AKの土星が11室にアスペクトしている。



【獅子座】

獅子座から見ると10室にラーフが在住し、火星と土星がアスペクトし、PKの太陽、BKの金星、Amkの水星がアスペクトしている。

※この獅子座から見た10室ではラーフが高揚し、Amkの水星、PKの太陽、AKの土星がアスペクトしている。

獅子座ラグナから見たヒラリークリントンの10室は強い。


【射手座】

問題はサブサブサブダシャーの射手座である。

射手座から見るとAKの土星が火星と8室に在住し、ラーフとケートゥからアスペクトされ、更にGKからアスペクトされている。

このチャラダシャー射手座の時期は、『高い所からの転落』を表しており、また8室に在住し、GKからアスペクトされ、3つの凶星と絡んでいるAKは、
屈辱的な状況、あるいは、瀕死の状況を表している。


このチャラダシャーの第4レベルの射手座の時期は、2016/11/6 14:12から始まり、選挙当日の2016/11/8 22:00まで続く。

しかし、その後、11/9 02:39まで乙女座/蟹座/獅子座/山羊座/射手座が続き、第5レベルで射手座のダシャーが続いていく。


従って、選挙の2日前から選挙の翌日の2:39まで、ヒラリークリントンは『高い所からの転落』、屈辱にまみれた状態にいることが予想される。




【蟹座】

乙女座/蟹座/獅子座/射手座/水瓶座 2016/11/8 08:03
乙女座/蟹座/獅子座/射手座/山羊座 2016/11/8 12:42
乙女座/蟹座/獅子座/射手座/射手座 2016/11/8 17:21

11/8の選挙当日の08:03~12:42まで、チャラダシャーが水瓶座であるが、

水瓶座にはAKの火星が6室に在住し、MKの土星と接合して、ラーフ、ケートゥからアスペクトされ、GKの木星がアスペクトしている。

また水瓶座から見ると10室にGKの木星が在住し、ケートゥと接合して、AKの土星、火星からアスペクトされている。


12:42~17:21は第5レベルのダシャーが山羊座であり、山羊座にはGKがアスペクトし、山羊座からみたマラカの7室にAKの火星が在住し、土星が接合して、GKがアスペクトしている。

山羊座からの10室にはAmKとPKが在住しているため、これは良い配置である。



次の11/8 17:21~11/9 02:39は、チャラダシャーが射手座であり、この時期はまたAKが8室に在住して傷ついているため、厳しい時期である。




一方のドナルドトランプだが、11/8の投票日前後のチャラダシャーは以下のようになっている。


charadasha_trump

双子座/蟹座/水瓶座/山羊座/天秤座 2016/11/7 22:35
双子座/蟹座/水瓶座/山羊座/乙女座 2016/11/8 03:40
双子座/蟹座/水瓶座/山羊座/獅子座 2016/11/8 08:44
双子座/蟹座/水瓶座/山羊座/蟹座 2016/11/8 13:48
双子座/蟹座/水瓶座/山羊座/双子座 2016/11/8 18:53
双子座/蟹座/水瓶座/山羊座/牡牛座 2016/11/8 23:57
双子座/蟹座/水瓶座/山羊座/牡羊座 2016/11/9 05:01



【双子座】

メジャーダシャーの双子座には自室の水星が在住し、木星がアスペクトしている。

Amkの月は11室にアスペクトしている。


【蟹座】

蟹座にはDKの土星とGKの金星が在住している。但し、蟹座にはAKの太陽とAmkの月もアスペクトしており、AK-Amk-DKのジャイミニラージャヨーガが成立している。

そして、蟹座から見た10室にAmkの月がアスペクトしている。


【水瓶座】

水瓶座にはDKの土星とGKの金星がアスペクトし、水瓶座から10室にはAmKの月が在住し、DKの土星がアスペクトしている。

但し、GKもアスペクトしている。



【山羊座】


山羊座にはAmkの月とPKの火星がアスペクトしている。


山羊座から見て11室にAmkの月が在住して、DKの土星とGKの金星がアスペクトしている。



【獅子座】



投票日当日の11/8 08:44 ~13:48まで、チャラダシャーが獅子座で、獅子座にはPKの火星が在住している。

獅子座から見た10室にはAKの太陽が在住し、DKの土星がアスペクトして、ジャイミニラージャヨーガを形成している。

但し、GKの金星もアスペクトしている。



【蟹座】

投票日当日の11/8 13:48 ~ 18:53 は、第5レベルのダシャーが蟹座であり、蟹座から見ると、Amkの月が10室にアスペクトしている。

蟹座ではAK、Amk、DKがジャイミニラージャヨーガを形成している。

但し、GKも在住している。


そして、11/8 18:53 ~ 23:57は、第5レベルのダシャーが双子座である。


双子座には水星が自室に在住しており、木星がアスペクトしている。

またAmkの月が11室にアスペクトしている。


双子座から見た10室に吉星である木星と水星がジャイミニアスペクトしている。





このようにチャラダシャーの第5レベルまで検討すると、投票日の直前から投票日の状況について、ヒラリークリントンは非常に障害が多く、

困難と屈辱にまみれているように見えるのに対して、ドナルドトランプは、投票日当日のチャラダシャーの状況が良く、ジャイミニラージャヨーガも形成されており、楽観的である。




やはり、私は最後に最終チェックしても、ドナルド・トランプが勝つとしか思えない。



米大統領選は、最後の土壇場の局面にて、ドナルドトランプがヒラリークリントンの支持率を追い抜き、逆転勝利するという大変、ドラマチックな展開で幕を下ろすと思うのである。


そして、この米大統領選は今後の世界情勢を考えるに非常に重要なものとなる。




バラク・オバマ大統領に期待して投票した民主党の若者たちが皆、オバマに期待して裏切られて、そこから彼らは多くの教訓を得たはずである。

オバマは結局、巨大多国籍企業の操り人形に過ぎなかった。


ゴールドマンサックスや米多国籍企業から巨額の献金を受けているヒラリークリントンに投票しても、結局、彼ら巨大企業や金融業界のための政治を行うだけでオバマ以上のことは何もできないと若者たちは皆、理解したはずである。


若者だけではなく、白人労働者階級(プアホワイト)と言われてる人々や没落していく中産階級が皆、ドナルド・トランプに投票する可能性がある。


そして、大手メディア業界が、ヒラリークリントンのスキャンダルを揉み消したり、またヒラリークリントンの大統領支持率を上乗せしたりしても、もはや米国民は騙されないという最終局面まで来ているのである。


結局、ヒラリー・クリントンやビル・クリントンが、数々のスキャンダルがあっても決して失脚せず、政敵が次々と葬られ生き残れるのは、米CIAが彼らを守っていたからであると考えられる。

米国防総省の下部機関であるCIAの工作活動により、ヒラリークリントンやビルクリントンの周辺の掃除がなされたのである。


米国防総省はロッキード社や複数の軍事産業と結び付く軍産複合体であり、米国の支配者階級の象徴である。

そうした軍事産業や巨大多国籍企業、金融業界による米国の帝国主義を推進する人材であるから、ヒラリーやビルクリントンは守られてきたと考えられる。



移民排斥政策以外は、民主党左派のバニー・サンダースとほとんど政策が違わないドナルドトランプに若者たちは投票するのではないかと考えられる。


そして、じわじわとドナルド・トランプの支持率は上がっている。




最後にヒラリークリントンの11/8のヴィムショッタリダシャーは、

月/木星/月/水星/木星である。


hillary_d10_chart
マハダシャーの月もアンタルダシャーの木星もダシャムシャ(D10)で弱い配置である。


ドナルドトランプは11/8のヴィムショッタリダシャーはラーフ/火星/月/金星/金星である。



ラーフは、ダシャムシャ(D10)のラグナに在住しており、

火星は2、7室支配で12室に在住しているが、ダシャムシャのラグナロードの金星と相互アスペクトしている。


trump_d10_chart
プラティアンタルダシャーの月はダシャムシャの10室の支配星である。

またスークシュマダシャーとプラーナダシャーの金星はダシャムシャ(D10)のラグナロードで高揚し、ヨーガカラカの土星と接合して、ラージャヨーガを形成している。


ヴィムショッタリダシャーでは、ドナルドトランプの方がダシャムシャが強いことが分かる。



また11/8の投票日当日のトランジットを確認すると、月は水瓶座をトランジットしている。


水瓶座はヒラリークリントンにとってはラグナから9室であり、月から12室である。


隠遁(12室)とか公の仕事からの引退(9室、12室)、仕事を辞めること(9室、12室)を表している。


然し、ドナルドトランプにとって水瓶座はラグナから見て、7室(デビュー、仕事)に在住している。


また月から見ると4室であり、仕事の10室にアスペクトしている。


月のトランジットだけに注目すると、ドナルドトランプにとっては仕事の始まり、デビューを表している。


これは大統領としてのデビューを表しているのではないかと考えられる。


この月のトランジットという観点は意外に重要である。


例えば、ラオ先生が結婚式の当日、月が7室をトランジットしていることを確認したことで、チャートの主のラグナが正しいことを確認したというエピソードがあったと思う。


こんな簡単なことでいいなら、最初からこれだけを見たら良かったのではと思うかもしれないが、これは非常に無視できない重要な要素である。




またジャイミニのチャラダシャーで見た場合に①ダシャーの星座、②ダシャーの星座から見た10室、③ダシャーの星座から見た11室の3点を第1~第5レベルのダシャーまで、出生図(D1)、ナヴァムシャ(D9)、ダシャムシャ(D10)で検討してみた。

そうすると、出生図においてはドナルドトランプの方が、ダシャーの星座やその星座から見た10室や11室が強いことが分かった。


然し、ナヴァムシャ(D9)やダシャムシャ(D10)において、これを繰り返すと、ヒラリーとトランプの両者は拮抗しており、場合によっては、ヒラリーの方が強い場合もあるように見えたが、出生図の方で主に検討していけばいいのではないかと思われる。



チャラダシャー比較表(出生図)◎強い
〇強いが傷ついている
△弱い or 普通
×弱く傷ついている
ヒラリークリントンドナルドトランプ
メジャーダシャー
メジャーダシャーから見た10室、11室
乙女座 △双子座 ◎
サブダシャー
サブダシャーから見た10室、11室
蟹座 ×
10室 ×
11室 〇
蟹座 〇
10室 ◎
11室 〇
サブサブダシャー
サブサブダシャーから見た10室、11室
獅子座◎
10室〇
11室△
水瓶座×
10室〇
11室◎
サブサブサブダシャー
サブサブサブダシャーから見た10室、11室
射手座△
10室△
11室◎
山羊座◎
10室〇
11室〇
サブサブサブサブダシャー
サブサブサブサブダシャーから見た10室、11室
山羊座・射手座×
10室〇
11室×
蟹座・双子座 〇 or ◎
10室 ◎
11室 〇

チャラダシャー比較表(D9)◎強い
〇強いが傷ついている
△弱い or 普通
×弱く傷ついている
ヒラリークリントンドナルドトランプ
メジャーダシャー
メジャーダシャーから見た10室、11室
乙女座〇
10室〇
11室〇
双子座 〇
10室〇
11室〇
サブダシャー
サブダシャーから見た10室、11室
蟹座 〇
10室 △
11室 〇
蟹座 ×
10室 〇
11室 △
サブサブダシャー
サブサブダシャーから見た10室、11室
獅子座△
10室〇
11室〇
水瓶座×
10室×
11室〇
サブサブサブダシャー
サブサブサブダシャーから見た10室、11室
射手座〇
10室〇
11室△
山羊座△
10室△
11室×
サブサブサブサブダシャー
サブサブサブサブダシャーから見た10室、11室
山羊座・射手座〇 or 〇
10室〇
11室〇
蟹座・双子座 × or 〇
10室 〇 or 〇
11室 △ or 〇

チャラダシャー比較表(D10)◎強い
〇強いが傷ついている
△弱い or 普通
×弱く傷ついている
ヒラリークリントンドナルドトランプ
メジャーダシャー
メジャーダシャーから見た10室、11室
乙女座×
10室×
11室〇
双子座 ×
10室×
11室〇
サブダシャー
サブダシャーから見た10室、11室
蟹座 〇
10室 △
11室 〇
蟹座 〇
10室 〇
11室 〇
サブサブダシャー
サブサブダシャーから見た10室、11室
獅子座×
10室×
11室△
水瓶座△
10室×
11室〇
サブサブサブダシャー
サブサブサブダシャーから見た10室、11室
射手座×
10室×
11室△
山羊座△
10室×
11室〇
サブサブサブサブダシャー
サブサブサブサブダシャーから見た10室、11室
山羊座・射手座〇 or △
10室〇 or ×
11室◎ or ◎
蟹座・双子座 △ or △
10室 〇 or ×
11室 △ or 〇


(参考資料)

クリントン氏、トランプ氏を12ポイントリード 最新世論調査
2016年10月24日 08:12 AFPBB NEWS 発信地:ダーラム/米国

【10月24日 AFP】11月8日の米大統領選に向けて米ABCニュース(ABC News)が23日発表した世論調査で、民主党候補ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)氏(68)が共和党候補ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏(70)に対する支持率のリードを12ポイント差に広げた。

 クリントン氏は23日、態度を決めていない共和党員や無党派層らに支持を訴え、今後は上下両院選挙での民主党候補の支持押し上げに力を注いでい くと表明した。

 ABCニュースの全米調査によると、支持率はクリントン氏の50%に対してトランプ氏は38%。クリントン氏の支持率は10日前に行われたABCニュース と米紙ワシントン・ポスト(Washington Post)の世論調査から4ポイント上昇した。

 白人の支持率ではトランプ氏が47%と、クリントン氏の43%をわずかに上回った。ただ、前回の大統領選ではこの有権者層で共和党候補が20ポイン トリードしていた。

 女性の支持率はクリントン氏の55%に対してトランプ氏は35%。白人の大卒女性に限れば、クリントン氏支持がトランプ氏に対して32ポイントのリ ードと圧倒的な差をつけている。

 トランプ氏陣営の選対本部長を務めるケリーアン・コンウェイ(Kellyanne Conway)氏は23日、米FOXニュース(Fox News)に対し、選挙戦が終わ ったわけではないと発言。「彼(トランプ氏)もわれわれもあきらめない。勝利できるのは分かっている」と語った。(c)AFP/Jerome CARTILLIER
参照元:クリントン氏、トランプ氏を12ポイントリード 最新世論調査
2016年10月24日 08:12 AFPBB NEWS 発信地:ダーラム/米国
クリントン氏、トランプ氏を7ポイントリード 全国世論調査
2016.10.14 Fri CNN.co.jp (posted at 19:57 JST)

ワシントン(CNN) 11月の米大統領選に向けフォックスニュースが実施した最新の全国世論調査の結果が14日までに公表された。それによると本選で投票する可能性が高い有権者の間での支持率は、民主党候補のヒラリー・クリントン氏が共和党候補のドナルド・トランプ氏を7ポイント上回っていることがわかった。

今回の調査が行われたのは、両候補の2回目のテレビ討論会やトランプ氏が女性に対して侮辱的な発言をする2005年の映像が浮上した後。結果はクリントン氏が45%の支持を獲得し、トランプ氏の38%を上回った。リバタリアン党のゲーリー・ジョンソン氏の支持率は7%、緑の党のジル・ステイン氏は3%だった。

クリントン、トランプ両氏に絞った調査では前者が49%、後者が41%の支持率を記録した。クリントン氏はフォックスニュースが行った前回の調査から支持率を伸ばした形だ。

クリントン氏は女性と若年層からの支持でトランプ氏にそれぞれ19ポイント、16ポイントの差をつけた。非白人層では62ポイントのリードと、ライバルを圧倒している。男性からの支持ではトランプ氏がクリントン氏を5ポイント上回った。

回答者の過半数はトランプ氏について、大統領にふさわしくないとの考えを示した。クリントン氏が大統領に「ある程度」もしくは「とても」ふさわしいと回答したのは68%だった。

ただ信用度を問う質問では両者の差が縮まった。両候補を信頼できるとする回答は全体のわずか3分の1にとどまっている。

調査は10月10~12日にかけ、登録有権者から無作為に抽出した1006人を対象に電話で実施した。誤差の範囲はプラスマイナス3ポイント。
参照元:クリントン氏、トランプ氏を7ポイントリード 全国世論調査
2016.10.14 Fri CNN.co.jp (posted at 19:57 JST)
米大統領選、クリントン氏がトランプ氏を5%リード=世論調査
2016年10月1日04:45 JST ロイター

[ニューヨーク 30日 ロイター] - ロイター/イプソスが実施した最新の米世論調査によると、民主党のヒラリー・クリントン大統領候補は支持率で共和党のドナルド・トランプ候補を5%ポイント上回っている。

クリントン氏の支持率は43%、トランプ氏が38%。いずれの候補者も支持しないとの回答は19%となった。

クリントン氏の支持率は過去4週間、トランプ氏を4─5%ポイント上回る状態が続いており、26日に行われた第1回のテレビ討論会後も大きな変化はない。

第3候補を加えたベースでは、クリントン氏が42%と、38%のトランプ氏を4%ポイントリード。リバタリアン党から立候補しているゲーリー・ジョンソン氏は7%、緑の党のジル・スタイン氏は3%だった。

クリントン、トランプ両氏とも好感度はやや改善。クリントン氏は前回の45%から約48%に、トランプ氏は44%から46%にそれぞれ上昇した。

調査は23─29日にオンラインで実施した。
参照元:米大統領選、クリントン氏がトランプ氏を5%リード=世論調査
2016年10月1日04:45 JST ロイター
トランプ氏追い上げ、クリントン氏と支持率拮抗=世論調査
2016年 09月 5日 13:34 JST

[2日 ロイター] - ロイター/イプソスが公表した米大統領選の世論調査によると、共和党候補ドナルド・トランプ氏が支持率を伸ばし、民主党候補ヒラリー・クリントン氏の支持率と拮抗している。

トランプ氏の支持率は40%、クリントン氏は39%だった。

トランプ氏は共和党内でも支持を広げており、過去2週間で支持率は6%ポイント上昇し、約78%となった。ただ、2012年の前回大統領選時にミット・ロムニー氏が確保した85%には依然届いていない。

クリントン氏とトランプ氏のいずれにも投票しないとの回答は20%を上回った。

調査は8月26─9月1日、1804人を対象に全米50州で実施された。
参照元:トランプ氏追い上げ、クリントン氏と支持率拮抗=世論調査
2016年 09月 5日 13:34 JST
世論調査:トランプ氏とクリントン氏、大統領選で拮抗
2016年10月24日 07:10 (アップデート 2016年10月24日 13:03) Sputnik

米国大統領選挙まであと16日という時点でのロサンゼルスタイムズの世論調査では、共和党のドナルド・トランプ氏と民主党のヒラリー・クリントン氏はほぼ支持率で拮抗している。

「23日の調査ではドナルド・トランプ氏支持44.4%、クリントン氏支持44.1%」という。

米国人の政治的嗜好をモニタリングしている同紙によれば、調査には3028人が参加した。 米国の大統領選挙は11月8日に開催される。両候補者は最近、自らの政治的立場を概説し、互いを厳しく批判するテレビ討論シリーズを完了した。
参照元:世論調査:トランプ氏とクリントン氏、大統領選で拮抗
2016年10月24日 07:10 (アップデート 2016年10月24日 13:03) Sputnik
クリントン夫妻の友人47人が不可解な死を遂げていた! 自殺から飛行機事故、銃撃まで…!
2016.06.08 知的好奇心の扉 トカナ

夫は第42代米国大統領ビル・クリントンで、自身も米国初の女性大統領を狙うヒラリー・クリントン。昨今、彼女の名前をメディアで見聞きしない日 はない。しかしビルとヒラリーの周囲には、どす黒い疑惑が渦巻いていた――!?

 クリントン夫妻の周りに「不自然な死」が多いことをご存じだろうか? 実は最近になって、複数の海外メディアがこの疑惑を報じていて、その数 何と47人。「クリントン夫妻の友人たちは、変な死に方をする癖をお持ちのようだ」と皮肉られている。その中でも特に有名な10人を紹介したい。

■ジェームス・マクドゥガル:1998年/心臓発作

マクドゥガルはアーカンソー時代、クリントン夫妻の不動産ビジネスのパートナーであった。しかしこのビジネスには不正があり、後に社名を取って 「ホワイトウォーター疑惑」と呼ばれるようになった。マクドゥガルはこの不正を訴追され、3年半の懲役刑を受けて服役中に持病の心臓発作を起こ した。彼が発作を起こした時、除細動器が刑務所に常設されていたが使用されず、時間のかかる遠方の福祉病院に運ばれた。彼はクリントン夫妻を訴 追しようとしたスター検察官側の最重要証人として裁判に出廷予定であったが、彼の死により訴追は困難となった。

■メアリー・マホニー:1997年/射殺

マホニー(当時25歳)はホワイトハウスの元インターン。彼女はビル・クリントンを罷免しようとするスター検察官の証人として、ホワイトハウスで 受けた性的嫌がらせを証言する予定であった。

 マホニーは当時スターバックスで副店長として働いていたが、閉店直後に同僚2人と共に「処刑スタイル」で何者かに銃で殺害された。店には4000 ドル(約44万円)もの現金が残され、何ひとつ盗まれていなかった。出入り口の鍵はきちんとしまっており、無理やり押し入った形跡もなかった。銃 には消音装置が付けられていたらしく、人通りの多い場所にもかかわらず音や叫び声を聞いた者もいなかった。

■ヴィンス・フォスター:1993年/ピストル自殺

フォスターはアーカンソー州出身でビル・クリントンの幼なじみ。弁護士として勤務したローズ法律事務所でヒラリーと同僚になり、ビルの大統領就 任に際して次席法律顧問に招かれた。ヒラリーのさまざまな疑惑処理に関わっていたフォスターは議会で追及され、ヒラリーに不利な証言を行う予定 であったが、1993年7月公園でピストル自殺を遂げた。

 彼は奇妙なメモ、「ホワイトウォーターは“ウジ(worms)”の詰まった缶であり、絶対に開けてはならない」と書き残した。またメディアは、目 撃者が現場でピストルを見ていないこと、フォスターの受信記録など関連資料が全て消されていたこと、ヒラリーがフォスターのオフィスにある文書 類を廃棄するよう命じたことを疑惑として報じている。検視官も退官後、「自殺と考えるには疑問点が多かった」と語っている。

■ロン・ブラウン:1996年/飛行機事故

ブラウンはクリントン大統領の下で商務長官を務めていた。彼が空軍機でクロアチアに向かう最中、飛行機が航路を誤り山に衝突し死亡した。当時ブ ラウンは、クリントン大統領と共に巨大コングロマリットのエンロン社との不正取引を疑われていた。事故前にブラウンは「検察と取引することを決 心した」と話しており、またCIAが反対する政策を推し進めることによって、CIAとも敵対していた。彼はクリントン政権にとって影の部分を「知り過 ぎた男」であった。

 ブラウンの遺体は綿密に調べられたが、病理医は銃弾による傷に似た穴が頭蓋骨にあったと報告している。また調査によれば事故前に、飛行機のナ ビゲーション機器が空港から盗まれており、パイロットが偽の機器を使い意図的にコースオフして事故を起こしたという推測を呼び起こした。そして 事故の3日後、ナビゲーション機器の取り扱い責任者が空港で頭を撃ち死亡した。これは「自殺」として処理され、事故調査官は彼への訊問の機会を 永久に失った。

■ビクター・レイザー・Ⅱ:1992年/飛行機事故

 ビクター・レイザー・Ⅱとその22歳の息子、モンゴメリー・レイザーはビル・クリントンの資金調達組織の中心メンバーであったが、アラスカで自 家用機が墜落し死亡した。

■ポール・タリー:1992年/病死

米民主党全国委員会会長、かつビル・クリントンの優れた戦略ディレクターであったタリーは、アーカンソー州のホテルで死体となり発見された。彼 の死因は、48歳という若さにもかかわらず心臓発作であった。

■エド・ウィリー:1993年/ピストル自殺

 ウィリーもビル・クリントンの資金調達組織のメンバーであったが、バージニアの森で頭を撃ち死亡した。警察はこれを自殺と発表。しかしウィリ ーの妻であるキャスリーンはインタビューで、クリントン夫妻が夫の死に関係していると思うかと聞かれ、「明らかな疑いを持っています」と答えて いる。

 ウィリーは大統領選挙戦の最中、現金の詰まったブリーフケースを持ち歩いており、それは「不正な」金だった疑いが濃い。さらにウィリーは左利 きなのに、検視報告書では右手を使い引き金を引いたことになっていた。これは前述のフォスターの「自殺」時にも見られた奇妙な現象である。

■ジェリー・パークス:1993年/射殺

 パークスはビル・クリントンのセキュリティ・チームの責任者であった。パークスはヴィンス・フォスターが「自殺」したニュースを聞いた時に、 真っ青になって「私も死んだ人間だ」とつぶやき、その後彼は何かに怯え銃を常に携帯していた。そしてビル・クリントンと彼の周りの人々は「家の 大掃除中」で、リストの次は自分だと話していたという。

 93年、彼はリトルロックの交差点を運転中に銃撃を受けた。彼を射撃した2人組は非常に落ち着いた様子で彼を射殺し、闇に消えた。彼の息子は父 親がビル・クリントンに関する書類を集めており、その情報を公にすると脅していたと話した。そしてその書類は彼の死後、家から忽然と消えていた 。

■ジェイムス・バンチ:不明年/ピストル自殺

 バンチはヴィンス・フォスターと全く同じ状況でピストルを使い自殺した。彼はテキサス州とアーカンソー州の売春組織を訪れた影響力のある人々 の名前を書いた「ブラック ブック」を持っており、その中にはビル・クリントンの名前があったと噂された。その「ブラック ブック」は数人が現物 を見たにもかかわらず、彼の死後紛失した。彼の死は何故か数年間は公表されなかった。

■ジョン・ウィルソン:1993年/首つり自殺

ワシントン評議会元メンバーのウィルソンは、1993年に自宅で首つり自殺をした。ウィルソンは、いわゆる「ホワイトウォーター疑惑」と呼ばれるク リントン夫妻と自殺したマクドゥガルの不動産取引に関して、情報を持っていると主張していたという。ウィルソンはワシントンで20年の経験を持つ ベテラン政治家で、彼の自殺は人々に衝撃を与えた。

 この他にもクリントンの4人のボディガードをはじめ、多くの人間が1993年から数年間に「自殺」、「飛行機事故」、「自動車事故」、「銃撃(犯 人不詳)」によって死亡している。特にホワイトウォーター疑惑に関しては、少なくとも3人が「自殺」している。これらの人々の死は、偶然にして はあまりにもタイミングがよく、また人数が多すぎる。真相解明がなされる日は、果たして来るのだろうか。

(文=三橋ココ)
参照元:クリントン夫妻の友人47人が不可解な死を遂げていた! 自殺から飛行機事故、銃撃まで…!
2016.06.08 知的好奇心の扉 トカナ
元大手銀行重役「それでも私はトランプに投票する」
Lack of Choice 2016年10月25日(火)14時55分 小暮聡子(ニューヨーク支局)

<今年の米大統領選は言わば「嫌われ者」同士の対決だ。両候補とも不支持率が約60%に上るなか、有権者はどのような理由で投票するのか。2人の支持者の素顔に迫る前後編企画、まずは「左派の憲法無視」に憤るトランプ支持者の本音から>

 ニューヨークのマンハッタン郊外に住むピーター・ラール(77)は、共和党支持者。亡き父はダグラス・マッカーサー元帥の直属の部下として戦艦ミズーリ号での日本の降伏文書調印式にも立ち会ったデービッド・ラール大佐で、彼自身は米大手銀行の元重役という経歴を持つ。

 ニューヨークは共和党の米大統領選候補ドナルド・トランプの出身地でビジネス基盤でもあるが、その同州でさえ、政治的な場以外でトランプの「熱心な」支持者を公言する人にはなかなか出会わない。ワシントンでは共和党の幹部たちでさえトランプと距離を置くなか、11月8日の投票日、温厚で知的な共和党支持者であるラールはトランプに投票するのか。

 10月初旬に彼の邸宅を訪ねてそう聞くと、ラールは落ち着いた口調で答えた。「残念ながら、イエスだ」

 過去にトランプの行動をメディアを通さず見る機会があったというラールは、「彼はひどい人間だ」と語る。「トランプが候補者であり得る唯一の理由は、クリントンの方がさらにひどいからだ」

 彼はマンハッタンでの仕事上、クリントンがどういう人間かも見てきたと言い、「彼女には道徳心がなく、衝動的に嘘を言う。今までに積極的に達成してきたことと言えば自分の地位向上だけだ」と切り捨てた。ラールは共和党員だが、ファーストレディーの時代から政治にどっぶり浸かってきたクリントンを「信用できない『政治屋』」だとして嫌悪する声は、民主党支持者の間でも根強い。

ラールにとって候補者の資質以外に重要な争点は、次期大統領による最高裁判事の人選だ。アメリカの最高裁判所は9人の判事で構成されるが、今年2月に保守派の重鎮アントニン・スカリア判事が急死したことで、それまで保守派5人、リベラル派4人だったところに1つ空席が生まれた。次期大統領はスカリアの後任に加えて、高齢化する判事たちの引退を考えれば2期8年の任期中に数人を選ぶ可能性がある。ラールは、クリントンによって最高裁が左派判事に占拠されることだけは阻止すべきだと考えている。

 最高裁を大統領選の重要な争点に挙げる声は、民主党支持者よりも共和党支持者、若者よりも高齢者の間に多い。背景には、バラク・オバマ大統領率いる8年間の民主党政権下で、最高裁が同性婚や「オバマケア(医療保険制度改革)」の保険加入義務付けについて「合憲」の判断を下したことなどがある。ラールは、オバマケアは「左派が憲法を無視し、個人の自由を侵害して作りあげた産物だ」と語る。

わいせつ発言後「それでも投票する?」と聞くと...
 伝統的に「大きな政府」よりも「小さな政府」を重んじる共和党支持者にとって、保険加入を義務付けるオバマケアは個人の自由の侵害にほかならない。またラールは、オバマが議会の審議や承認を必要としない「大統領令」を連発してきたことを左派が招いた「三権分立の危機」と見ており、大統領による権力の乱用を防ぐ役割として最高裁の重要性がますます増していると言う。

 今後、銃規制や人工妊娠中絶の問題についても最高裁が憲法判断を仰がれるなか、保守とリベラルで見解に大きな隔たりがある問題について、クリントンがオバマの跡を継ぎ、彼女の選んだ判事がリベラル寄りの判断を下していく可能性に共和党支持者は危機感を募らせている。

 取材後、トランプがわいせつ発言で猛バッシングを受けるなか、10月半ばに改めてラールに「それでもトランプに投票するか」と聞いてみた。すると、こんな答えが返ってきた:

イエス、私はトランプに投票する。2人の候補者は、どちらも「災害」のようなもの。だが選択の基準はとても簡単だ――この国にとって、どちらの候補者がより少ない「永久的な」被害を残すかどうか。最高裁の問題で考えると、私はトランプだと思う。トランプに投票する唯一の理由は、クリントンがそれだけひどいからだ!

 ラールのように多くの有権者が「残念な」気持ちで投票所に向かうのだとしたら、アメリカの病巣は根深い。

参考記事【ニューストピックス】決戦 2016米大統領選

◇ ◇ ◇

 今年の大統領選は、言わば「嫌われ者」同士の対決だ。8月末の時点で、トランプ、クリントンの両者とも有権者の不支持率は60%に上っていた。

 それでも投票日はやって来る、あと2週間で――。どちらとも嫌いな人は、より嫌いな候補の当選を阻止するために投票せざるを得ないという「究極の選択」を迫られている。

 本誌は10月上旬、ニューヨーク州でトランプ支持者とクリントン支持者の声を聞くべく、一般人への取材、撮影を行った。ここで紹介したピーター・ラールを含む11組の有権者から聞き出した「本音」とポートレートを、本誌2016年11月1日号(10月25日発売)の写真連載Picture Powerにて掲載している。
参照元:元大手銀行重役「それでも私はトランプに投票する」
Lack of Choice 2016年10月25日(火)14時55分 小暮聡子(ニューヨーク支局)

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