新しいアインシュタインとの呼び声高いサブリナ・パステルスキー




サブリナ・パステルスキーは新しいアインシュタインとの呼び声高い天才理論物理学者であり、私も最近、2017年10月12日にリリースされたNewSphereの記事を見つけて知った。


「新しいアインシュタイン」サブリナ・パステルスキーとは? NASA、ベゾスも注目の24歳
Oct 12 2017 NewSphere
若き日のアルベルト・アインシュタインやスティーブン・ホーキンス博士と同じ道を歩む弱冠24歳の女子学生がメディアを賑わしている。彼女の名前はサブリナ・パステルスキー。マサチューセッツ工科大学(MIT)を最高の成績評価値を得て卒業し、ハーバード大学で博士号取得を目指す才女で、物理学界のホープとして注目されている。

◆12歳で飛行機を製作。幼少時から才能が開花

 パステルスキーはキューバ系アメリカ人で、シカゴの郊外で育った。幼いころから「地球の上にあるもの」に興味を持っていた彼女は、生まれながらに才能を持つ子どもたちが学ぶEdison Regional Gifted Centerに通い、将来人類を火星に送るという夢を持ったという。9歳から小型機の飛行訓練を受け始め、初飛行で空から見る景色の素晴らしさ、上空で味わう気持ちの良さを経験した。すべてが小さく見えることが、自分に新しい展望を与えてくれたと、彼女はシカゴ・トリビューン紙に話している。

 豪情報サイト『Pickle』によれば、彼女は10歳の時に中古のセスナ機を祖父からプレゼントされている。故障の多いセスナ機の直し方を学ぼうと、自らエンジンの組立てスタンドと中古パーツをeBayで買い、自室の外でセスナ機のエンジンの組立てを練習した。そして12歳になり本物の飛行機の組立てに着手し、14歳のときに見事完成させてしまった。自作の飛行機は軽量スポーツ機としての認可を受け、その4日後に彼女は処女飛行に出ている。

◆MITとハーバードの著名な物理学者も認めた頭脳

 才能にあふれるパステルスキーは、大学に進学し物理学を学ぼうと決めたが、志望校のMITは補欠、ハーバード大学は不合格だった(注:当時16歳)。ところがMITの2人の教授が、「並はずれた」ポテンシャルを評価し、彼女をMITに迎え入れたという。両教授の見立てが正しかったことは、彼女が5.0という最高のGPA(成績評価値)を得て卒業したことで証明されたと、シカゴ・トリビューン紙は述べている。ちなみに大学に在籍したのは3年間で、卒業時まだ10代だった。

 その後パステルスキーはハーバード大学大学院に進み、量子重力を学んでいる。数々の財団から数十万ドルの奨学金を受けており、最近スティーブン・ホーキング博士との共著を発表したハーバード大の理論物理学者、アンドリュー・ストロミンガー教授からも最高の賛辞を贈られている(豪版ナショナル・ジオグラフィック誌)。豪ニュースサイト『news.com.au』は、彼女はそのたぐいまれな頭脳と、無限の可能性から、「新しいアインシュタイン」と呼ばれ、フォーブス誌が選ぶ「30歳以下の重要人物30人」の常連だと紹介している。

◆メディアの高い注目度。産業界の獲得競争も本格化?

 華やかな経歴を持つパステルスキーだが、私生活では少数の親しい友達と付き合い、ボーイフレンドを持った経験もなく、酒も飲まず、タバコも吸わないという(ナショナル・ジオグラフィック誌)。堅いタイプなのかと思いきや、Pickleによれば、ホンダのバイク、CBR300Rを乗り回し、講演の際には、10センチヒールのパンプスを履くという一面も持っている。その才能ゆえに誤解されることも多いようで、自身のウェブページ「PhysicsGirl.com」にメディア向け事実確認シートなるものを掲載し、「私はただの大学院生。学ぶことはたくさんあって、注目には値しない」と記している。

 シカゴ・トリビューン紙によれば、特定の研究所や企業で特定の研究に縛られたくないという彼女の夢は、博士号取得後、異なった学問分野にまたがる研究室を創設・運営することだという。しかしnews.com.auによれば、アマゾンの創始者で航空宇宙開発にも参入しているジェフ・ベソス氏が、「いつでも好きなときに来て」とすでに公にジョブオファーしており、NASAも彼女の獲得に興味を示しているそうだ。彼女が博士号を取得予定の2020年には、その進路にさらなる注目が集まりそうだ。


幼少時から才能を発揮し、弁護士と電気技師であった父親の影響を受けて、父親は夢を追うよう励ましていたという。


ウィキペディア英語版によれば、1998年(5歳頃)にエジソン地域ギフテッドセンターに入学し、2003年に最初の飛行訓練を受け、2005年にEAAエアベンチャーオシュコシュでFAA1を操縦し、 2006年までに標準的なカナダの軽スポーツ機の製作を開始したという。


つまり、小中学生ぐらいの頃から飛行機に興味があり、自分で組み立てた飛行機で、2009年(16歳頃)に米国で、単独飛行を行ったようである。







そのような航空工学や飛行機に興味のある幼年期を送ったようである。


2010年(17歳頃)にイリノイ数学科学アカデミーを卒業しており、優秀でないと入学できない公立学校を卒業している。


航空機の制作や操縦を行ったのは、このイリノイ数学科学アカデミーの在学中かもしれない。


そして、その後、マサチューセッツ工科大学(MIT)に入学したが、ドローンの制作などに夢中になっている同年代の学生を見て、つまらないと感じ、自分にはあまり工学が向いていないと思い、理論物理学の道に進むことに決めたという。


MIT2年生の時に大型ハドロン衝突型加速器のコンパクト・ミューオン・ソレノイド実験に参加したと記されており、理論物理学の研究を行なっていることが分かる。









そして、MITを優秀な成績で、卒業した後、ハーバード大学の大学院に進み、重力波の効果を検出または検証するために使用できるスピンメモリ効果を発見したとある。


2019年5月にハーバード大学で、物理学の博士号を取得している。




私が興味を抱いたのは、天才理論物理学者と呼ばれるような人は、どのように強いチャートを持っており、特にそれが才能、知性を表わす5室にどのように現れているかということである。






出生時間が分からない為、12:00で作成してみると、土星が水瓶座ムーラトリコーナで、水星が双子座で定座、月と火星が星座交換して、ニーチャバンガラージャヨーガを形成し、更に月と太陽は、ラーフ/ケートゥ軸で、対向のハウスにあり、月蝕の状態である。


木星は定座にアスペクトバックし、金星も定座にアスペクトバックして強い配置にある。



まず、航空工学に興味を抱き、飛行機の制作を行なうという興味の方向性を生み出したのは、航空工学や宇宙工学に関係する水瓶座の土星であると直ぐに分かる。



この土星がトリコーナに在住して強い配置であれば、科学技術に興味を持ち、工学分野にも興味を持ち、特にそれが5室に在住していれば何か飛行機の制作などにも興味を抱くと考えた。



サブリナ・パステルスキーは、ずっと大学や研究機関で活動し続けており、主に活躍の場は、学問の世界であり、教授として学生に教えてもいる。



こうした大学、大学院で優秀な成績を修め、そのまま大学に残り続け、教育者、研究者としての人生を送る人の特徴は、9室(高等教育、学問、真理、法則の探究)が強いことである。



12:00で作成したチャートだと、誕生してからの幼少期はマハダシャー土星期で、2004年(11歳)ぐらいからマハダシャー水星期に移行することになるが、おそらく出生時刻を修正して、ラグナを前後に移動することで、ダシャーバランスも変わって、水星期に移行するタイミングも前後に移動するとは思うが、おそらく、水星期に理論物理学の研究者になったと考えられる。



通常、そのような知的に高度な学問に携わるのであれば、水星は、トリコーナ(法則のハウス)の支配星で定座に在住しているという強さがなければならず、マハダシャー水星期の17年間に教育界で、研究生活を送ることが出来たのであれば、おそらく9室の支配星だったのではないかと考えた。







つまり、その場合、天秤座ラグナになるが、そうすると、水星期に入る前のマハダシャー土星期の幼少時から、科学技術に興味を抱き、色々な工学系の工作活動に夢中になったことは、土星が4、5室支配のヨーガカラカで、5室で、ムーラトリコーナにあることで説明できる。



上述したように航空機を自分で制作して、それに乗って飛行するような才能は、このような5室で強い土星がないと考えられない。



そこで、ラグナを天秤座のチトラー第3パダ(天秤座の第1ナヴァムシャ)辺りに設定してみた。



チトラーは、工巧の神ヴィシュヴァカルマンが司っており、ヴィシュヴァカルマンは、神々の中の偉大な建築家、芸術家で、職人技の技術を持ち、手先が器用であり、最も工学技術に優れるナクシャトラである。







優れた科学技術、工学技術者としての才能をもたらすが、このサブリナ・パステルスキーが、若い頃に機械をいじっている写真を見て、そのように思った。









もし天秤座ラグナであれば、マハダシャー水星期は2001年(8歳頃)から訪れて、その後、頭脳優秀な子供しか行けない公立学校で、英才教育を受けたのは、水星が9室の支配星で9室で定座に在住しているからである。



英才教育をするにはそれなりの頭脳優秀な教授陣が必要であるが、双子座で強い9室支配で9室に在住する水星がそのような教授陣を表わしていると考えられる。




サブリナ・パステルスキーは、2010年ぐらいから輝かしい受賞歴を持っており、それは通常、強い11室がもたらすものである。



受賞と栄誉

2010年、イリノイ州航空貿易協会産業功労賞
2011年、MIT新入生起業家賞
2012年、リンダウノーベル賞受賞者会議若手研究者
2013年、MIT物理学科オルロフ奨学金受賞
2013年、欧州物理学会高エネルギー・素粒子物理学賞、MIT-CMS
2015年、ハーツ財団フェローシップ
2015年、フォーブス誌の30歳未満の30人:科学
2016年、マリ・クレール誌の若い女性賞受賞者:「天才」
2017年、フォーブス30アンダー30オールスター卒業生
2017年、シリコンバレー・コミコンのヘッドライナー
2018年、インスタイル – Badass Woman、TIME Inc.
2018年、アルバート・アインシュタイン財団天才100ビジョンプロジェクト ? 「現代の最も偉大な革新者、芸術家、科学者、先見の明のある100人のうちの1人。」
2018年、ディスカバリー・カナダの国際女性デー受賞者。
2019年、IMSA卒業生優秀リーダーシップ賞、イリノイ数学科学アカデミー
2023年、シモンズ財団天体ホログラフィーに関するシモンズ共同研究副所長

(wikipedia Sabrina Gonzalez Pasterskiより引用抜粋)


この時期が、水星期であるとすれば、水星は月ラグナから見ると、8、11室支配で8室で定座に在住しているので、学問探究の時期であり、教育界で活動することを意味すると共に数々の受賞に輝くことも表わしている。



つまり、2010年~2023年が、マハダシャー水星期に含まれているべきなのである。



しかし、天秤座ラグナに設定すると、水星期は、2001年8月~2018年8月までである。



受賞をしていたのは、2023年までであるため、少しはみ出してしまうが、しかし、ナヴァムシャのラグナも天秤座であれば、次のケートゥ期は、ナヴァムシャで、9室支配の水星と11室支配の太陽の相互アスペクトの中に含まれる為、ケートゥ期でも受賞したことを説明することが出来る。



取りあえずは、この天秤座ラグナで、正しいと考えられる。




そして、もう一つ天秤座ラグナで正しいと思えるのは、2022年10月20日に行なわれた『Into the Woods』という題名の研究発表スピーチの時のトランジットにおいて、そのような配置が見られるからである。



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