フランス革命の再来か – 燃料税引き上げはきっかけに過ぎない –

フランスでの燃料税の引き上げに抗議するデモが過激化しており、単なる暴徒ではなく、参加者の中には、1789年5月5日に始まったフランス革命の続きとして位置付けている人もおり、明確な政治的主張を持っている。



かつてフランス革命もこのような民衆の不満が暴力デモとして拡散して始まったのであり、youtubeの動画などを見ると、かつてのフランス革命はこのようにして始まったのかと連想することができる。


バスティーユ監獄を襲撃して、その騒乱がフランス全土に飛び火したのである。


フランス革命(1789年5月5日 – 1799年11月9日)

国王政府の軍隊集結によって緊張が高まるなか、7月11日に国民に人気のあったジャック・ネッケルが罷免された。これに怒った民衆は、1789年7月14日、当時は火薬庫であったバスティーユ牢獄を襲撃した。パリでの事件が伝えられると争乱はフランス全国に飛び火し、暴動を起こした農民達が貴族や領主の館を襲って借金の証文を焼き捨てるという事件が各地で発生した。

(wikipedia フランス革命より)

牡羊座の私としては、この騒動にわくわくとした高揚感を感じ、この群衆に加わって大暴れし破壊行為を行ないたい気持ちである。


このような過激なデモが起こらなければ、決して社会は変わらないのだ。


日本人は、市民革命を経験していないので、唯一、薩長同盟で江戸幕府の無血開城をもたらした坂本竜馬や幕末の志士たちが、社会変革のシンボルである。


だから幕末維新のそうしたシンボルにあやかって、日本維新の会といった名前の政党が誕生したのである。


日本では、それ以外に社会変革のシンボルは見つからない。


やはり、「革命」と言えば、その本家本元は、フランスである。


そのフランスでの燃料税増税への大規模な抗議デモは、まさに革命へと発展しかねない勢いがあり、非常に頼もしい。


勢いがあり、羨ましい次第である。



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