ビットコインが2017年12月頃に200万円台に価格が暴騰し、その後、2018年に入った2月2日頃には暴落し、1ビットコイン80万円を切る大幅下落を示している。
その後、一時的に1ビットコイン60万円台にも突入し、70万円付近を停滞していたが、ここに来て、ようやくビットコインが上昇トレンドに転換する兆しが見えてきた。
2018年4月頭に1ビットコイン70万付近の大底を示した後、4月12日に突然、大幅の上昇に転じたのである。
ちょうど2018年4月18日頃から土星が射手座で逆行し始めたその直前のタイミングである。
実質的に4月12日に逆行が始まっていたと考えることができる。
何故なら、惑星は徐々に減速し、静止したような状態になった後、徐々に逆行に転じる為、実際に逆行が始まった日よりも前に既に逆行の効果が働くのである。
現在、土星が射手座を通過し、木星が天秤座を通過し、水瓶座と双子座にダブルトランジットを形成する状況では、ビットコインのマンデン図から見た8室(行き詰まり)や12室(損失)にダブルトランジットし、月からの12室にもダブルトランジットして、現在は、発展するとは言えない時期である。
ここ最近、世界的にビットコインを禁止したり、規制する法律が制定されるなど、ビットコインにはあまり良くないニュースが続いていた。
然し、2018年4月18日から土星が逆行したことにより、山羊座7室と牡牛座11室(評価、成就、利得)にダブルトランジットが生じ、また月からの11室にもダブルトランジットが生じ始めた。
このことによって、ビットコインが再び、上昇に転じたのはタイミング的に明らかである。
2018年初めの暴落時に悲観的な見方を示していた機関投資家や調査会社もここに来て急に楽観的な見通しを伝えてきている。
米国に課税収入もたらす:ビットコイン「年末までに2万5000ドル」 米調査会社トップが予測 2018年04月17日 14時48分 ITmedia 米投資調査会社Fundstrat Global Advisorsの共同創設者であるトーマス・リー氏は4月16日、米CNBCに出演し、ビットコインは2018年末までに2万5000ドルに達するとの見解を示した。 リー氏はビットコインの先行きについて強気の予想を立てていることで知られている。 リー氏は「4月17日の確定申告の締め切り以降は税金関連の売り圧力が終息し、ビットコインは再び持ち直す。18年末までには2万5000ドルに達するだろう」と見解を示した。 リー氏は仮想通貨に対する課税についても言及。「仮想通貨の取引から発生した利益は課税対象だと認識されるようになった。今年、IRS(アメリカ合衆国内国歳入庁)は米国の家計 から250億ドルの仮想通貨取引にかかるキャピタルゲイン税を徴収する」と予測。 キャピタルゲイン税の徴収額は、今まで多くても年間で1440億ドルだったという。仮想通貨によって生み出される新たな250億ドルはIRSにとって「棚ぼた」だと表現した。 |
1月には「バブル」と指摘: ソロス氏のファンドが仮想通貨参入か 主要仮想通貨が軒並み上昇 2018年04月17日 14時33分 ITmedia 先週は主要な仮想通貨が軒並み上昇した。相場を押し上げた要因について様々な見方がある中、その1つとして、仮想通貨ブームを「典型的なバブル」と評した著名投資家のジョージ・ ソロス氏の創設したファンドが仮想通貨市場に参入すると伝わったことがある。 Bloombergが関係者の証言として伝えたところによると、「Soros Fund Management」が仮想通貨の取引に関する社内決裁をこの数カ月以内に取ったという。実際の取引はまだ行っていな いとみられるが、総額260億ドルに上る資産の運用に仮想通貨を組み入れていく計画のようだ。 ソロス氏はSoros Fund Managementの運営の一線から退き、ファンドの決定に直接関与している可能性は低い。しかし、発言力のあるソロス氏の動向には今後も注意が必要だ。 今年1月に開かれた世界経済フォーラム(ダボス会議)の場で、ソロス氏は「仮想通貨はそのボラティリティの高さから、真の通貨としては機能しない」と、また、仮想通貨は「典型 的なバブル」との見方を示した。一連の発言を受けてビットコインは41%も下落し、その影響力の大きさを見せつけていた。 |
私は、以前の記事「ビットコインの行方」の中で、予想していた通りの展開となっており、自信を深めている。
以下のように2018年4月18日~ビットコインが上昇に転じるとはっきりと書いていた。
2018年4月18日~7月10日は上昇⇒(ラグナから7室と11室、月から11室にDTする為)★ 2019年4月30日~9月18日 上昇⇒(ラグナから5室と11室にDTする為)★ |
まだ4月18日を過ぎて、数日しか経過していないが、7月10日までまだだいぶ日数はある為、2ヶ月半ぐらいをかけて、更に上昇していくのではないかと考えている。
2か月後の7月頃にもう一度、結果を検証してみたいと考えている。
但し、土星と木星は依然として、ビットコインのマンデン図にとって水瓶座8室と双子座12室にダブルトランジットを形成しており、逆行によって11室へのダブルトランジットが加わっただけである。
従って、アクセルとブレーキが踏まれた状態であり、爆発的な上昇という訳にはいかないかもしれないが、然し、それでも土星が逆行に転じると共に11室にダブルトランジットが形成された効果がはっきりと出ていることを確認することが出来る。
木星は現在、天秤座で逆行しているが、今年の2018年10月11日頃に蠍座に移動する。
その時、木星は蠍座5室を通過して、11室にアスペクトし、土星は射手座を通過して5室支配の火星にコンジャンクトし、11室支配の金星にアスペクトする。
従って、5室と11室にダブルトランジットする。
そもそも蟹座ラグナであるビットコインのマンデン図にとって、蠍座に木星が入室することは、1室、5室、9室に木星がアスペクトする為、良い状況だが、特に5室をトランジットすると11室にもアスペクトし、この5-11室の軸は、富をもたらす軸である。
この木星が5室を通過する間にビットコインにライトニングネットワークなどの様々な技術が導入されて、送金の遅延が少なくなったり、様々な改善が為され、ビットコインの評価がより高くなる可能性を秘めている。
そして、木星が蠍座に入室すると、水瓶座と双子座へのダブルトランジットも終了する。
従って、ブレーキに相当するものが無くなるのである。
蠍座に木星が入室した後の展開は、非常に期待できる。
ちょうど以下の時期に該当している。
2019年4月30日~9月18日 上昇⇒(ラグナから5室と11室にDTする為)★ |
その後、木星が射手座に入室して、土星と木星が射手座を通過しているタイミングでは、蟹座から見た6室や12室にダブルトランジットが形成される為、再び、ビットコインは暴落などの激しい値動きが展開して暴落する可能性も秘めている。
そして、土星と木星が山羊座に入室した頃は、山羊座は月から見た11室である。
従って、このタイミングも面白い時期である。
但し、水星が12室の支配星であるため、12室へのダブルトランジットも生じることになる。
ビットコインはまだ成長過程にあり、今、ビットコインを購入している人は、少なくとも2020年までは、ビットコインを長期保有してその値動きを楽しむべきである。
因みに最近、読んだビットコイン関連の本で、非常に参考になったのが以下の本である。
『仮想通貨 金融革命の未来透視図』吉田 繁治著である。
吉田 繁治氏は、仮想通貨の可能性に気付いたタイミングこそ、遅かったが、元々金融、経済に詳しいため、ビットコイン現象について極めて参考になる未来を洞察している。
例えば、今後、政府系の仮想通貨が発行されるようになり、ビットコインなどの民間系の仮想通貨と混在する状況になってゆき、政府系の仮想通貨は、固定レートとなるといったまだ来ない状況について詳細に検討している。
また現在、国際送金業務は、一部のコルレス銀行によって、SWIFTという仕組みを使って、送金元の現地通貨から一度、ドルに変換して送金され、現地で、再び、ドルから現地通貨に戻す仕組みになっているが、そこで、一定のドル需要が生じるという。
但し、このSWIFTを使って国際送金する場合、手数料が非常に高いことが難点である。しかも日数も何日もかかる。
然し、仮想通貨というのは、誕生すると同時に即、国際通貨でもあるため、ドルに変換する必要がなくなるのである。しかも手数料も圧倒的に安く、しかも時間も短時間で送金を完了することが出来る。
これまで国際的な貿易決済などにおいて、一定のドル需要が生じるためにドル基軸通貨体制が維持され、世界のマネーが米国に還流するようになっていた。
例えば、イラク戦争などは、サダムフセインが石油の決済をドル建てからユーロ建てにした為に米国が軍事介入したとも言われているのである。
然し、政府系の仮想通貨にしろ、民間の仮想通貨にしろ、それらは誕生すると即、国際通貨である為、ドルに交換する必要がなく、仮想通貨が普及していくとドル需要はなくなり、ドル基軸通貨体制は終るという。
今年の2018年10月14日から米国の建国図では、マハダシャーラーフ期に突入する。
この米国の建国図におけるマハダシャーラーフ期とは、明らかに米国の損失を表わしているように見える。
2、11室支配の水星が12室に在住し、その水星にラーフが絡んでおり、富の損失という象意を持っている。
ラーフのディスポジターは12室支配の月で7室に在住している。
因みにマハダシャー月期において、米国は9.11やイラク戦争を経験したのである。
そのことによって、巨額の軍事費を支出し、しかもイラクの抵抗にあって、石油の利権なども確保できず、米国はイラクから撤退し、ただ消耗しただけに終わった。
月は12室(出費)支配で7室(戦争)に在住しているため、この時期に侵略戦争が行われたのである。
マハダシャーラーフ期を予測する場合、ラーフのディスポジターである月の配置が結果を与えるのである。
従って、ラーフ期は、マハダシャー月期と似たような象意が生じると考えられる。
然し、基本的には、12室に在住するラーフ期であり、また2、11室支配の水星とコンジャンクトしており、そうした象意がまず第一に出ることが予想される。
12室のラーフとは、通常、人物の鑑定などをする際には、自己表現できず、悶々として苦しむ時期である。
表現の場が与えられず、閉じ込められている印象である。
昨今、米国はトランプのアメリカファースト政策によって、いよいよ国際的に孤立する道をひた走っている。
従って、そうした流れが決定的になるものと考えられる。
そして、ちょうど2018年10月14日というのは、ビットコインが躍進すると予測している時期と一致している。
つまり、米国の衰退とは世界のマネーシステムの転換と無関係ではないと考えられる。
吉田 繁治氏の別の著作で、「米国が仕掛けるドルの終わり」があるが、これによると2019年にアメリカはドル切り下げで、借金を踏み倒すと予想している。
そして、ドル切り下げで外国に巨額の損失を負わせることによって、米ドル基軸通貨体制を維持する名目が失われる。
そのタイミングで、SDR(IMF特別引き出し権)の通貨バスケットが基軸通貨になり、例えば、それが仮想通貨として運用される可能性もあるのである。
米国は、ドル基軸通貨体制を失うという損失を被り、世界の中の覇権国ではなく、一国家となっていくことを意味しているかもしれない。
そうしたことが可能になるのは、政府系、民間系仮想通貨の発展が、銀行業の縮小をもたらして、その銀行業を基盤として維持されているドル基軸通貨体制が崩壊していくからである。
現在、銀行業界で、事業縮小や大量のリストラの嵐が吹き荒れているが、それがこうした流れを生み出していく。
通貨価値の切り下げという外国への借金の踏み倒し行為も戦争と同じく、一つの国際関係(7室)であり、12室支配の月が7室に在住する象意であると考えることが出来るかもしれない。
いずれにしても2018年10月から木星が蠍座に入室すると、世界には非常に注目すべき変化が起こってきそうである。
そして、ドル切り下げは、米国債を大量に保持する日本や中国に大打撃を与えるという。
史上最大の不動産バブルが2022年までに弾けると述べている。
中国の建国図では、2019年9月24日からマハダシャー水星期に移行し、これは中国で何かが起こることを表している。
ラグナロードの土星が獅子座の8室に在住する配置は、中国が世界の工場として輸出をして、米ドルを蓄えてきたことを表していると考えられる。
つまり、中国は米ドルを得るために米国にせっせと安価で物を生産し、それを販売して、力を蓄えてきた。人民元安を維持してきたのは、その為である。
それが中国のマハダシャー土星期であり、土星はラグナロードで8室に在住している為、米国に生産力を提供し、支払いを受けるという支配と被支配の関係性である。
米国の建国図のラグナが獅子座であるため、獅子座に在住する土星はまさに中国と米国の関係を表している。
然し、マハダシャー水星期は、その米国との経済的な支配-服従関係が根本的に変わることを表している。
それは、おそらく米ドル基軸通貨体制が維持できなくなり、米国が借金を踏み倒す行為などを行なうためではないかと考えられる。
そして、そのことが連動して、中国にも変化を起こしていくのである。
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