「ムツゴロウ」畑正憲氏 逝く -辺境の地への移住のカルマ-



先日、「ムツゴロウとゆかいな仲間たち」の畑正憲氏が、心筋梗塞で亡くなったとニュースが伝えていた。


「ムツゴロウ」畑正憲さん死去 87歳 「ムツゴロウとゆかいな仲間たち」で人気 北海道で動物王国
2023/4/6 10:41 スポニチアネックス

「ムツゴロウ」こと作家の畑正憲(はた・まさのり)さんが4月5日午後5時53分、心筋梗塞のため死去した。87歳。福岡県出身。北海道の自宅で倒れ、搬送先の同中標津町の病院で亡くなった。葬儀は親族で行う。喪主は妻純子(じゅんこ)さん。

関係者によると、畑さんは6年前に心筋梗塞で倒れ、その後は入退院を繰り返していた。最近は自宅療養中だったという。5日に体調が急変した。

 ムツゴロウ動物王国の公式HPによると、畑さんは1935年4月17日福岡市生まれで、54年に東京大学入学 。68年に学習研究社映画局を退社し、本格的な著作活動に入った。71年に北海道厚岸郡の無人島に熊や馬を連れて移住。翌年、浜中町に移って「動物王国」を建国した。77年に「第25回菊池寛賞」を受賞。著書は「畑正憲作品集」「ムツゴロウの青春記」「ムツゴロウの動物交際術」など多数ある。

 大人気となったテレビシリーズ「ムツゴロウとゆかいな仲間たち」は80年にスタート。北海道で動物王国を作った畑さんと動物との交流をドキュメント風に追った番組で、2001年3月まで20年間シリーズが放送され、30%を超える視聴率を記録するなど人気を博した。

 たとえ、ライオンに指をかまれても動物を責めることなく、「ようし、よし」とスキンシップを図って距離を縮めていった。ほほえましい愛情表現でお茶の間の人気も急上昇した。動物と触れ合う様子をパロディーにする番組やモノマネするお笑い芸人や多数出現し「ムツゴロウさん」の名前はさらに幅広い世代に広まった。

 動物文学の発展などの功績が認められ、菊池寛賞を受賞。1986年、大ヒット映画「子猫物語」の監督も務めた。

テレビシリーズ「ムツゴロウとゆかいな仲間たち」は1980年から2001年3月まで20年間、放送され、30%を超える視聴率を記録するなど人気を博したという。


もっと最近の世代だと、テレビ朝日系のドキュメンタリー番組『痛快!ビッグダディ』などもそうだが、大家族の日常生活の中で起こる様々な出来事をカメラで追っていく番組は、現在、人気のリアリティー番組の走りだったのかもしれない。


畑正憲氏の場合は、大家族のメンバーが動物たちであったということである。


出生時間が分からない為、ラグナを検討していたが、おそらく牡牛座ラグナである。







牡牛座は、その中央にローヒニーというナクシャトラがあるが、基本的に物を所有して運搬するという象意があり、コレクターであることが特徴である。


牡牛座は物を溜め込んでコレクションする為、アイテムが一定の量を超えると、そうしたものを保管し、展示する博物館のような施設を作ってしまうような人も多い。


また物といってもそれは生き物でもよく、動物を収集することが高じて、やがては、動物園を作ってしまうのも牡牛座ラグナではないかと思われる。









畑正憲氏は、ネットの情報によれば、妻の純子さんと23歳(1958年)で、学生結婚している。



小学生の頃から魅かれており、中学2年生の時にラブレターを渡して、以来の付き合いだったという。







つまり、脇目も振らずに一心不乱に純子さんを求め続けていたということであり、純愛と言えるかもしれない。




※1958年1月1日で作成。



1958年のトランジットを確認すると、土星が蠍座を通過して、木星が天秤座に移動した直後で、牡牛座ラグナであれば、土星が7室を通過し、木星が直前まで7室の支配星とコンジャンクトして、7室にダブルトランジットを形成していた。



そして、畑正憲氏は、4月17日生まれの為、23歳と言えば、正確には1958年4月17日以降である。





1958年4月17日のトランジットは、土星が射手座で逆行し、木星は天秤座で逆行していた。



牡牛座ラグナであれば、土星が8室を通過し、7室に逆行して、木星は8室支配の木星にコンジャンクトし、逆行して、7室支配の火星に絡んでいる。



従って、7室と8室にダブルトランジットしている。




辺境の地への移住


私が興味を持ったのは、畑正憲氏が、1971年に北海道の厚岸郡浜中町の嶮暮帰島(けんぼっきとう)という無人島に一家で移住したことである。



通常、辺境の場所に引っ越したり、住まいを持つ場合、4室の支配星が12室(海外、辺境の地)に在住したり、4室の支配星が12室の支配星と絡んでいるべきである。





牡牛座ラグナであれば、4室支配の太陽が12室で高揚しており、辺境の地に世界に一つしかない家を建設したように思える配置である。



1971年にこの無人島に引っ越したのだが、翌年1972年にその対岸の浜中町に引っ越して、「動物王国」を開園したのである。



12室で高揚する4室支配の太陽は、「ムツゴロウの動物王国」という威厳のある名前に相応しい配置である。



ダシャーは、ちょうど木星/木星期 or 土星期辺りで、木星は、月から見た4室の支配星で、12室支配の太陽と相互アスペクトしている。



つまり、木星がラグナから見て4室支配で12室に在住する太陽と相互アスペクトし、月から見て4室支配で、12室支配の太陽と相互アスペクトしている為、木星期に北海道の無人島や辺境の地に引っ越しをしたのである。





1971年のトランジットを確認すると、土星が12室を通過して、4室支配の太陽にコンジャンクトし、木星も蠍座で逆行して、12室に在住する4室支配の太陽にアスペクトしている。



また更に土星は月ラグナから見た4室支配の木星にアスペクトし、木星は蠍座で逆行して、4室支配の木星に絡んでいた。



木星は12室支配の太陽と相互アスペクトしている為、やはり、「辺境の地への引っ越し」という象意を活性化したことが分かる。





5歳の頃、一家で満州に移住


更に調べていくと、1940年頃(5歳)に一家で、満州に移住していたことが分かった。



この頃は、戦争中で、日本はまだ満州を自国の植民地として保持していた。





トランジットを見ると、土星と木星が12室を通過し、4室支配の太陽とコンジャンクトしていた。



つまり、満州はこの頃は、日本の辺境の地であり、また外国だと考えても12室の象意で表される。



そこにダブルトランジットして、4室支配の太陽が12室に在住することによって形成する「辺境の地への移住」という象意を活性化したのである。



ダシャーは、月/水星期辺りだったが、火星は、7、12室の支配星で、やはり、7室は4室から見た4室目のハウスで、4室の本質のハウスであり、またこれも引っ越しを表わしている。



そして、火星は12室も支配しているが、12室は、海外または辺境の場所である。



このように見て来ると、牡牛座ラグナで正しいことがよく分かり、4-12の絡みが、辺境の地への移住や辺境の地の住まいを表わす配置だと分かる。





医者の道か作家の道かで迷う


畑正憲氏は、東京大学理学部に進学したが、医師であった父親が医学部への進学を望んでいたが、父親には言わずに動物学科へ進学したという。


大学院の理学系研究科修士課程に進学したが、文学を志すか、研究者の道を行くかで、悩んだという。


結局、研究者の道を放棄して、その後、動物王国を作って動物たちと生活し、動物たちとの日常を著すようになった為、文学者の道を選んだと言えるかもしれない。


しかし、一時期は、山谷で寝泊まりするなど、モラトリアムの生活を送り、アイデンティティの危機に陥っていたことが分かる。


5室からは才能や専門教育への適性が分かるが、5室には3室支配の月が在住し、7、12室支配の火星が在住し、5室支配の水星は魚座11室で減衰して、5室にアスペクトバックし、そして、そこに逆行の木星が絡んでいる。


水星は魚座で減衰しているが、ディスポジターからアスペクトを受けている為、ニーチャバンガラージャヨーガである。


月と水星のコンビネーションは、詩人にありがちな感情情緒を書き表す配置であり、木星の絡みは、哲学や古典文学の教養を表わし、唯一、火星のみがテクニカルプラネットである。火星は通常は、マーケティングや販促など、経営に関する知識に関係している。



乙女座である為、非常に実務的実際的で、具体性の伴い、物質(material)を扱う知的傾向を表している。


理系の才能もあるが、水星は魚座で減衰して、月や木星の絡みを受けているため、やはり、作家としての才能を表していると言える。


畑正憲氏は、小説も書いているが、動物たちとの暮らしや無人島での暮らし、自分の青春時代や結婚時のエピソードなど、その作品には、様々な日常の生活に関わるエッセイが多い。


これはやはり、減衰する5室支配の水星と3室支配の月のコンビネーションにより、日常の出来事を情感交えて日記のように綴ることに最も才能を発揮したからだと思われる。


この5室支配の水星は11室に在住することによって、5-11のダナヨーガを形成しており、そして3室支配の月が絡むことで、メディア、テレビの仕事なども表わしている。





畑正憲氏の本職とは、やはり、作家であり、また動物たちとの個性溢れる暮らしをメディアが取り上げてくれた為、そこから入ってくる放映権などの権利収入が主な収入源である。


動物たちとの暮らしは、あくまでも畑正憲氏の趣味なのだが、生活の一部となっており、それがテレビに取材されて収入につながるようになっていた。


好きなことをして、そのことを通じてお金を稼ぐという、今でこそ、youtuberとして多くの人が実践しているそのライフスタイルをこの時代に真っ先に送っていたと言える。


またこの減衰する5室支配の水星がアスペクトバックし、3室支配の月と相互アスペクトする配置だが、麻雀を趣味とし、日本プロ麻雀連盟に於ける段位は九段で、その腕は相当のものらしい。


徹夜での麻雀が非常に得意であり、ムツゴロウ王国では誰かがぶっ倒れるまで麻雀を打つことがしばしばあった(wikipedia 畑正憲より)のだという。

また麻雀以外にも囲碁もアマチュア五段の腕前であったというが、乙女座5室は、分析的で実際的であり、乙女座で水星が高揚するK.N.ラオも青年時代にチェスの名手であったことなどを考えると、この5室がもたらしたことが分かる。


また50歳を過ぎてから、絵を描き始めたり、競馬が好きであったりすることもこの配置がもたらしたものだと考えられる。






ムツゴロウの動物王国を開園し、動物たちと暮らす


畑正憲氏が動物王国を開園したのは、1971年に北海道の無人島に引っ越した翌年だが、ちょうどマハダシャー木星期に移行した直後である。



木星は、動物や生き物(Living being)を表わす惑星で、6室に在住しているが、6室はペット(愛玩動物)のハウスである。



また木星は天秤座のヴィシャーカーに在住して、木星のナクシャトラに在住することで木星の象意を強めている。



木星は天秤座の第3ドレッカーナに在住しているが、ケラハー氏によれば、「猿のように振る舞い、森の他の動物を怖がらせる男」という象意がある。



木星は、動物との関係をもたらすドレッカーナに在住している。





木星は牡牛座ラグナの人にとっては、8、11室支配で自分を支配する人物(8室)を表わしたり、友人たち(11室)を表している。



その木星がペットの6室に在住している配置からすると、畑正憲氏にとってペットが友達だったということになる。







あるいは友達をペットのように扱ったということかもしれないが、動物王国にやって来た人たちをペットに対するのと同じように献身的にお世話したとも考えられる。




8室の支配星が6室に在住する配置は、ヴィーパリータラージャヨーガだが、動物たちとの関係性は支配と服従の関係だが、ある意味、畑正憲氏は動物たちに支配されていたとも言うことができる。



動物に魅了されてのめり込んでいたのである。



そして、水星は魚座のレヴァーティーに在住しているが、レヴァーティーは動物の管理者という象意がある。



太陽をラグナとすると、6室支配の木星が12室で、レヴァーティーに在住しているが、この配置もまさに辺境の地で、動物の世話をする配置である。



また6室支配の金星がラグナに在住しているが、これも動物たちが身近にいることを示す配置である。



この金星に対して、逆行の木星が、アスペクトし、また魚座のレヴァーティーに在住する水星にもアスペクトしている。



つまり、畑正憲氏の動物との共同生活は、木星期への移行と共に始まったが、これは4室支配の太陽と相互アスペクトしている為、北海道への移住とセットなのである。



そして、この木星は6室に在住して、動物へのお世話を表しており、ラグナに在住する6室支配の金星や、魚座レヴァーティーの水星などにもアスペクトして、動物好きで、動物に縁があるパーソナリティーを二重、三重に表している。




晩年の健康問題について


畑正憲氏は、2017年10月に心筋梗塞を発症し入院し、手術を得て、入退院を繰り返していたという。


そして、2023年4月5日に倒れた時も心筋梗塞を発症して、それが死因となったようである。





2017年10月は、水星/木星期だったが、水星は5室(心臓)の支配星で魚座で減衰し、7、12室支配のマラカの火星のアスペクトを受けており、また牡牛座ラグナにとって、同じくマラカとして働く、8、11室支配の逆行の木星からのアスペクトを受けている。


また水星は両側を凶星によって挟まれて、パーパカルタリヨーガを形成している。



そして、心臓の表示体である太陽も8、11室支配の木星からアスペクトされ、また土星と火星からのアスペクトも受けて傷ついている。



その後、水星/土星期を経て、2021年3月31日からケートゥ期に移行するが、2023年4月5日は、ケートゥ/月期であった。



ケートゥのディスポジターである月は、3室の支配星であるが、牡牛座ラグナにとっては二次的なマラカに該当する。


そして、月は5室に在住して、5室の支配星と相互アスペクトして5室に絡んでいる。


ケートゥはプシュヤ(土星)に在住しているが、土星は、表示体の太陽にアスペクトして傷つけていた。





2023年4月5日のトランジットを見ると、まずラーフ/ケートゥが表示体の太陽(心臓)にトランジットして、土星がアスペクトし、まもなく木星が牡羊座に入るため、牡羊座の傷ついた太陽(心臓疾患)にダブルトランジットが生じていた。


またラグナロードの金星や5室支配の水星も12室の太陽にコンジャンクトしており、また太陽と木星は傷ついた5室の支配星にコンジャンクトしていた。


またトランジットの月は傷ついた5室(心臓疾患)を通過し、5室の支配星にアスペクトしていた。


また火星も双子座から5室にアスペクトしていたことが分かる。


つまり、亡くなった当日には、全ての惑星が傷ついた5室や5室の支配星、そして傷ついた表示体の太陽にトランジットやアスペクトしていたことが分かる。


こうしたトランジットがトリガーとなり、心筋梗塞を発症したことが考えられる。


凶星、凶ハウスの支配星によって傷つけられているハウスやハウスの支配星、そして表示体が、問題を引き起こしたことが分かる。





10室でシャシャヨーガを形成するヨーガカラカの土星

一つだけ出生図上で言及していなかった配置があるが、それは9、10室支配のヨーガカラカの土星が10室でムーラトリコーナの座にあり、シャシャヨーガを形成する配置である。


この土星はナヴァムシャでも水瓶座に在住し、ヴァルゴッタマも形成していて、非常に強い。


沢山の動物を飼育する場合、それは大変な重労働であるが、それを規則正しくこなして、牧場を経営し、飼料となる草を育てたり、農作業も必要とした。


こうした有能な実務家の配置によって動物王国は、支えられていたと考えられる。



但し、この土星は、4室支配の太陽を傷つけており、4室にもアスペクトし、月ラグナから見ると6室の支配星でもある。


畑正憲氏は、ムツゴロウの動物王国を千葉の流山市や東京サマーランド内に移転する計画もあったが、住民の反対運動に遭って、計画は途中で頓挫したようである。


東京サマーランド内で、2004年7月28日に開園し、北海道からほとんどの動物がやって来ていたが、集客に悩み、2年後に運営会社が破綻して、お金をかけて移転したものの、東京進出に失敗し、9億円の負債を抱えることになったという。



「ムツゴロウ王国」は度重なる住民反対運動…亡くなった畑正憲さん、借金8億円の波乱万丈
2023/4/6 18:58 FLASH

 4月6日、「ムツゴロウさん」の愛称で親しまれた畑正憲さんが、87歳で亡くなった。北海道の自宅で倒れ、搬送先の病院で死去したという。6年前に心筋梗塞で倒れ、それ以来、闘病を続けるなかでの出来事だった。

ムツゴロウさんは、東京大学理学部で動物学を学んだ後、サラリーマン生活を経て作家デビュー。動物と触れ合うエッセーで人気を博した。よく知られるのは、1980年に放送が始まった『ムツゴロウとゆかいな仲間たち』(フジテレビ系)だ。

「1972年、ムツゴロウさんは北海道厚岸郡浜中町に、約450万㎡の『ムツゴロウ動物王国』を開園しました。動物と触れ合うための施設ですが、動物園と違って、原則として非公開。

 ムツゴロウさんのエッセーを読んで共感した若者がやってきて、共同生活を送る施設になりました。『ムツゴロウとゆかいな仲間たち』はそんな姿を収めた “動物番組” の元祖です」(芸能記者)

 その後、「ムツゴロウ動物王国」は関東への進出を目指すが、地元住民の反対にあい、たびたび頓挫してきた。最初に狙ったのは、千葉県流山市だった。江戸川堤防沿いに広がる約300haのうち、約39haを利用して「東京ムツゴロウ動物王国」を開く予定だった。

 本誌は、2003年、当時の住民たちの複雑な思いを取材している。借地契約を結ぶ予定だった地権者はおよそ300人。そのうちの1人は、

「空気のいいところなのに、臭いに汚染されたり、(糞などで)蠅がたかったりしたらね。それに長いこと続かないでしょう。『潰れたから土地を返します』と言われても、すぐに田んぼに戻すわけにはいかないしね」

 と語っていた。予定地には移転に反対する看板が4カ所も立てられ、結局、地権者の反対が多かったことで計画は頓挫した。

「さらに翌年、2004年4月には、東京サマーランド内にオープンすることを発表しました。しかし、ここでも東京サマーランドが位置するあきるの市で反対運動がおこったのです」(前出・芸能記者)

 当時、あきる野市の市民団体「あきる野市政を考えるみんなの会」の事務局長は、本誌の取材に対し、同王国の従業員を募集するチラシが入っていたとして、「(寄生虫の)エキノコックスの安全が十分確認されていない段階で、こんなチラシを出すなんて問題です」と猛反対。

 結局、2004年7月28日に開園し、北海道からほとんどの動物がやってきたが、集客に悩み、2年後に運営会社が破綻。2007年に閉園し、「むつごろう王国」は北海道に再び戻った。

「東京進出に失敗し、運営会社の負債総額は9億円にのぼりました。また、ムツゴロウさん個人としても3億円の借金を抱えることになりました。しかし、その後、8年かけてコツコツ返済したそうです」(同)

 晩年も、北海道での動物との暮らしをYouTubeで発信するなど、精力的に活動していたムツゴロウさん。動物の魅力を多くの世代に伝えてきたその功績は、あまりに大きい。



水星は2、5室支配で11室に在住している為、一見、ダナヨーガが出来ていて良さそうであるが、減衰もしており、12室支配の火星からアスペクトされて傷つき、土星と太陽によって挟まれて傷ついている。


そして、月ラグナから見ると、1、10室支配の水星が、3、8室支配の火星と相互アスペクトして、8-10の絡みがある為、プロジェクトの中断や挫折を表している。



また水星は、仕事の表示体である太陽をラグナとすると、3、6室支配で、負債の6室を支配して、12室で減衰している。



この借金を背負ったのは、畑正憲氏が、70歳の頃であり、個人としても3億円の負債を背負った為、この水星期は、借金の返済をしていく時期になったようである。


しかし、この水星期に畑正憲氏は、3億円の借金を完済したようである。



確かに水星をダシャーロードとすると、11、12室支配の土星は12室に在住し、6室支配の太陽が2室に在住し、スムーズに収入が得られるような配置になっていない。


またちょうどこの頃は、日本の金融市場などが自由化されて、市場原理によって、日本の国富が失われていった時期に相当する。


ムツゴロウの動物王国を優雅に経営していける古き良き時代もこの時期には失われていたということかもしれない。



然し、晩年の畑正憲氏は、北海道での動物との暮らしなどをyoutubeで発信するなど、最期まで精力的に活動していたようである。





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