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「青汁王子」こと、三崎優太-青汁で成功した理由-

2022 6/20


青汁王子こと、三崎優太が、青汁で大儲けしたということは以前から週刊誌などの記事の端々で伝えられていたが、そのことの詳細をチェックしていなかった。


以前、TOKYO MXテレビに出演している様子などを見たことをがあったが、若手で、得体の知れないビジネスで稼いでいる謎の男としての印象しかなかった。


ホストっぽいスーツを着て、高級腕時計をして、高級車を乗り回して、若手の成金といったイメージであった。





その後、youtubeで度々、見かけるようになったが、三崎優太は、2020年2月頃からYouTuberとしての露出が多くなっていることで、よく見かけるようになった為、初めて青汁王子の顔と名前が一致した。


最近、”秒速で稼ぐ男”与沢翼と、youtubeなどでコラボしている所を見て、三崎優太は、天秤座ラグナだと分かった。







与沢翼のドバイの豪邸を訪問するという企画の動画がアップされていて、そこで対談などして、どうやって大金持ちになったかをお互いに振り返っていた。





与沢翼は、牡牛座ラグナで6室天秤座に惑星集中している。月から見ると2室に惑星集中である。





アルタハウスに惑星集中している為、私は、しばしばアルタハウスの性質についてセミナーなどで解説する際に与沢翼の事例を引用する。


与沢翼は、四六時中、金を稼ぐことだけを考えており、パートナーと会話している時にも、会話しながら稼ぐことを考えているという。


その金を稼ぐという目的への徹底ぶり、偏向ぶりが、巨大な富を生み出したのだと分かる。


人生の目的(プルシャルタ)が、アルタ(お金、仕事)に集中しているのである。


エネルギーをお金を稼ぐことに集中しているため、お金を稼ぐことに成功するのである。


今では立派な経済的成功者の仲間入りをしているが、こうした成り上がりの成功者は、富の原始的蓄積の過程があるのである。


与沢翼が、投資の原資を作ったのは、情報商材の販売によってであり、それは主に天秤座の人々に自分の商材を買わせたり、協力者として、アフィリエイトさせた結果である。


与沢翼が、情報商材などのネットビジネスで大成功していた時、与沢翼の生誕祭というイベントに参加してみたが、興味深いことにそこには、男も女も天秤座ラグナ的な人々で溢れていた。


そこで理解したが、こうした人々が与沢翼の部下とか、家来のようになって、あるいは、与沢翼がアフリエイトする商材の購入者となって、情報商材を販売する一大ネットワークを築いているということである。



与沢翼の周りに天秤座ラグナ的な人々が集まっているのを見て、与沢翼は牡牛座ラグナで、天秤座6室に惑星集中しているということを理解した。


与沢翼の部下とか、顧客の立場になる人々の群れは、6室(部下、労働者)で表わされ、天秤座6室に惑星集中する惑星群で表わされる。


その為、三崎優太が与沢翼のドバイの豪邸を訪問したという動画を見て、与沢翼を頼って訪問するという立ち位置から、おそらく、天秤座ラグナではないかと思った。



私は天秤座ラグナの人は、基本的に労働が嫌いで、ジャージ姿で、昼間からパチンコをしているようなキャラクターであると解説している。


実際、三崎優太もゲーム系のサイト制作やアフィリエイトを行ない、アフィリエイトの販売網を利用して、青汁を売ったり、FXで稼いだり、法人税法違反で逮捕されたり、焼き鳥屋をしたり、ホストをするなど、やっていることは、まさに天秤座のキャラクターを体現している人物である。



そこで、三崎優太のチャートを作成し、ラグナを天秤座に設定した所、成功して「青汁王子」という称号を得た理由がよく分かった。






6室への惑星集中

まず、天秤座ラグナにすると、6室魚座に惑星集中しているが、これはネットワークビジネスなどで多くの魚座の部下を従える人の典型的な配置である。


三崎優太は、事業活動の初期にアフィリエイトに取り組んだことで、アフィリエイトのネットワークを構築したのである。


そのネットワークで、マルチレベルマーケティングの手法で、青汁を販売したので、広告宣伝費をかけることなく、ディストリビューターたちが、一生懸命に自らのアフィリエイトサイトで、青汁を販売してくれたのである。


三崎優太は、まだインターネットが出てこない時代であれば、アムウェイやニュースキンなどのネットワークビジネスで成功しているような人物である。


献身的で商品の布教活動を口コミで熱心に行ってくれるディストリビューターたちを従えることが出来るのは、6室(部下、家来)の魚座に惑星集中している為である。


魚座の人々は、しばしば報酬がなくても無償で働いてくれる人々である。


天秤座は魚座から見ると8室であるため、こうした自己犠牲的な無償の奉仕をしてくれる魚座の人々をただ働きさせて、巨額の上がりを得るような人物である。



三崎優太は、つまり、ネットワークビジネスのような手法で、成功したのである。


(因みに「青汁」という液体の販売で成功したのは、水の星座である魚座惑星集中だからである)




6-8の星座交換 -ヴィーパリータラージャヨーガ-


そして、興味深いことに三崎優太の6室と8室は星座交換しており、ヴィーパリータラージャヨーガを形成している。





この配置は最初は、奮闘し、苦労はするが、最終的にそうした部下のような人々から巨額の棚から牡丹餅的な利益を得るような配置である。



三崎優太の経歴をwikipediaで確認すると、非常に浮き沈みが多い人生であり、アフィリエイトの事業が順調だった頃に、社員の一人が社内情報を他社に売却しようとしていることが判明するなど、仕事関係での裏切りを経験している。

2014年から美容通信販売事業を開始し、毎年、売り上げを記録的に更新して、2017年に「すっきりフルーツ青汁」を累計1億3,000万本販売し、131億円の売上を記録している。


このようにビジネスにおいて非常に上昇を経験しているが、その後、2019年2月に法人税法違反で逮捕され、下降を経験している。







その後は、焼き鳥屋に転身したり、ホストに転身をするなどして、それをSNSに投稿するなどして、色々、話題をさらっているが、NHKから国民を守る党の公認候補として、立花孝志から擁立されそうにもなっている。(結局、脱税したことへの懺悔として、180名に現金を配布したことなどが、公職選挙法違反に抵触する可能性があった為、公認を取り消された)


法人税法違反で告訴され、東京地方裁判所から、懲役2年執行猶予4年、法人に罰金4600万円の有罪判決を受けているが、その後、2020年6月に「三崎優太 若者のみらい応援基金」を日本の未来を支える若者を支援することを目的とし内閣総理大臣認定の公益財団法人公益推進協会の協力のもとで創設したという。


また2020年9月に『死ぬな! 生きろ! SNS誹謗中傷撲滅基金』を設立し、命をテーマに100万円を100人に、総額1億円をSNSを通して配布するという活動も行なっている。


こうした活動を見ると、転んでもただでは転ばずに直ぐに起き上がって、再び、上昇していくようなダイナミックな行動力が見られる。



ここには、ヴィーパリータラージャヨーガの典型的な特徴が示されている。


逮捕されて有罪判決を受けたことは、非常に不幸であったが、それを逆に社会貢献するきっかけとしてしまう辺りが、明らかにヴィーパリータラージャヨーガの災い転じて福と為すという在り方である。



ラグナ・アディヨーガ


そして、極めつけは、ラグナ・アディヨーガである。





三崎優太のチャートは、ラグナから見ると、6、7、8室に水星、金星、木星が在住しており、ラグナ・アディヨーガを形成している。



この配置は、「偉大な人物になり、経典に非常に精通し、幸せになる」とか、

「有名で、裕福で、輝かしい人であり、馬や駕籠などの移動手段やお金に恵まれている」とか、

「礼儀正しく、息子に恵まれ、気立ての良い貞淑な妻を持ち、財力があり、名誉ある名前と影響力を持ち、勇気があり、その名声は自分の国や他の国にも広がる」とか、

「礼儀正しく信頼され、贅沢で豊かな生活を送り、敵を倒し、健康で長生きする」とか、

「このヨーガをホロスコープに持つチャートの主は、参加する惑星の強さに応じて、王様、大臣、軍の指揮官のいずれかになる」とか、



非常にその効果として、飛び抜けて、良い結果が与えられるヨーガである。


月から見た6、7、8室に水星、金星、木星が在住している場合もアディヨーガであり、その場合は、チャンドラ・アディヨーガなどと呼ばれるが、似たような効果をもたらすことになる。



この配置があることが、三崎優太が、「青汁王子」という称号を得た理由である。



「・・・王子」といった形で、王族の称号を得たということは、単なる偶然ではないのである。





ニーチャバンガラージャヨーガ及び、パラシャラの例外則によるラージャヨーガ的効果


ここまで強力なヨーガを見て来ると、ニーチャバンガラージャヨーガなどは、普通のヨーガに見えてしまうが、水星は6室で減衰しているが、高揚する金星とコンジャンクトしている為、ニーチャバンガラージャヨーガである。


また水星は6室で減衰している為、惑星が3、6、8室で減衰したり、3、6、8室の支配星が減衰する場合に成立するパラシャラの例外則によって、ラージャヨーガ的な効果を発揮している。






サカタヨーガ or ムクタヨーガ?


そして、更に見て行くと、月から見て、木星が6室に在住しているが、通常、これはサカタヨーガと言って、悲惨なヨーガである。





このヨーガの効果は、「貧困で永続的骨の折れる、全ての人に嫌われて永久に不安定な運勢」とされている。



然し、このヨーガの中で、月が定座以上の強さを持っていると、このヨーガはムクタヨーガに転換し、その人は、「自分の努力の分野で大きな名声と高い地位を獲得し、賞や名誉を勝ち取る」と言われる。


ムクタヨーガの「ムクタ」は、王冠という意味であり、まさに人を文字通りの意味で、王様にさせるヨーガである。



三崎優太のチャートを見ると、月は射手座に在住しているが、中立星位に在住しており、ディスポジターも考慮すると、敵対星位に在住している。



然し、この月は、4、5室支配のヨーガカラカの土星とコンジャンクトして、5-10のラージャヨーガも形成しており、強さの源も見られる。



月と土星のコンジャンクとは、カリスマをもたらす配置であり、そうした効果も働いているかもしれない。



実際、サカタヨーガとムクタヨーガを区別する境界線は、非常に曖昧であり、マークボニーの研究によれば、かなり、それは広範囲に適用することができるようである。







例えば、マークボニーは、レオナルド・ディカプリオの事例を挙げているが、レオナルド・ディカプリオは、マハダシャー木星期に映画俳優として活躍している。



木星期は、2000年9月~2016年9月の間であったが、その間、「ギャング・オブ・ニューヨーク」や「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」や「アビエイター」、「ディパーテッド」、「ブラッド・ダイヤモンド」や「レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで」や「J・エドガー」、「ウルフ・オブ・ウォールストリート」、「レヴェナント:蘇えりし者」といった代表作や話題作に出演し、ゴールデン・グローブ賞やアカデミー賞にノミネートされたり、受賞も果たしている。


従って、レオナルド・ディカプリオにとって、木星期は、キャリア上で、成功がもたらされた時期である。



木星は月から見て、6室の水瓶座に在住していて、特に月は、強い友好星座に在住しているが、定座以上に在住している訳ではない。



純粋にムクタヨーガの定義には当てはまらないが、木星期に活躍している為、この配置は、ムクタヨーガとして機能した可能性がある。



(但し、ナヴァムシャを見ると、ナヴァムシャでは月が蟹座で定座であり、木星が月から8室に在住して、ムクタヨーガが成立しており、こちらが働いた可能性も高い)




月が強いという条件は、厳格に適用しなくてもかなり柔軟に解釈できる可能性がある。



従って、三崎優太の月は、敵対星位に在住しているが、ヨーガカラカの土星との間で、ラージャヨーガを形成しており、強いと見なすことが出来るため、ムクタヨーガが機能している可能性を考えることが出来る。



また仮に機能していないとしても、サカタヨーガも少なくとも同じように浮き沈みの激しい人生を表わす配置である。



従って、この配置は、三崎優太の人生を大きく特徴づけていると考えられる。




三崎優太の場合、アディヨーガも成立しており、またサカタヨーガの説明にある「貧困で永続的骨の折れる、全ての人に嫌われて永久に不安定な運勢」に当てはまっているとは思えない為、やはり、ムクタヨーガとして、働いていた可能性も考えられる。



特に月は木星の星座に在住しているが、月のディスポジターとなるその木星は、高揚する金星と星座交換して、ヴィーパリータラージャヨーガを形成する強い木星であり、そうした木星の強さをディスポジターシップを経由して、月が獲得したと考えることは妥当に思える。




このように見てくると、「青汁王子」こと、三崎優太がいかに二重否定的な災い転じと福と為すような奇想天外な配置を備えているかということが分かる。



ニーチャバンガラージャヨーガ、パラシャラの例外則によるラージャヨーガ的な交換、6-8のヴィーパリータラージャヨーガ、アディヨーガ、サカタヨーガ(ムクタヨーガ?)などのヨーガが成立している。



これまでもこうしたヨーガを持つ人々が、普通でない奇想天外なユニークな人生を歩んでいるのを確認して来たが、三崎優太もそうした人々のうちの一人である。



こうした人々は、6室や8室の象意が強調されるため、人生が胡散臭さやきな臭さに溢れており、社会の常識やルールから逸脱してしまう為、一歩間違えると詐欺師や犯罪者と評価される場合も出てくる。


社会の常識からはみ出して、法律から逸脱してしまう場合も出てくのである。



然し、社会の方がおかしい場合には、そうした社会の硬直化した問題を打ち破って、革新をもたらすパイオニアのような存在となるかもしれない。



そして、与沢翼のチャートを振り返ると、ラグナから見て、6室に水星、木星、金星が集中しており、やはり、ラグナ・アディヨーガが成立している。



与沢翼の場合も情報商材ビジネスをしていた時は、胡散臭さの塊であったし、また後日、経済的に成功してから、情報商材があまり良いビジネスとは思えなくて止めたと優等生的な発言をしているが、その当時は、投資の為の原資を集めるための原始的蓄積を行っていた時期で、とにかく多少胡散臭かろうが、稼ぐが勝ちといったスタンスだったと思われる。


それを一々気にしていたとは思えない。


彼らは実際、胡散臭いことをしていたことは確かである。


然し、そうした法律すれすれのことをしながら成り上がっていくたくましさというものが、アディヨーガやムクタヨーガなど、6室や8室が絡むこれらのヨーガの特徴である。



実際、社会が大きく変動し、ルールが大きく変更される時代には、こうした成り上がり者の独壇場となる。



こうした奇想天外な普通でない人物が歴史上の人物にも大勢いたと思われ、そうした人々の武勇伝などが、映画や書籍などで紹介されたりするが、同じ時代の人からは、ペテン師のように見られたこれらの人々が後生の人々からは、英雄のように扱われる事例も多いと思われる。



三崎優太と、与沢翼は、アディヨーガ仲間と言えるが、もう一人、その先輩格である堀江貴文も出生図とナヴァムシャにムクタヨーガが成立している。



先日、これらの胡散臭い成功者たちが、一堂に会して、対談しているyoutube番組がアップされており、非常に興味深かった。









彼らは、既存のテレビ局や放送業界、そして、これらのメディアを管理、統制する政府に反発する勢力として、急速に発言力を増している。




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コメント

コメント一覧 (4件)

  • 秀吉先生、

    定座以上の強さ、ですが、

    ケンドラに在って、減衰する他の天体と同座しているが、自身はその減衰天体が支配する星座で高揚するものである時、

    それはつまり同座天体の減衰をニーチャしていると同時に、自身も自分が高揚する星座を支配する天体と同座することで強さを得ている、と考えていいですかね?
    • ここで定座以上の強さとは、定座、ムーラトリコーナ、高揚という3つの星位について述べています。

      減衰した惑星が高揚する星座の支配星が、減衰した惑星とコンジャンクションまたはアスペクトしていたら、ニーチャバンガです。

      ニーチャバンガの条件については、いくつかありますので、それについては調べてみて下さい。
  • 秀吉先生、

    サカタヨーガ or ムクタヨーガ
    の件ですが、

    ムクタヨーガにしてもサカタヨーガの部分は発現する、という趣旨のことを先生が他の記事でも書かれてますよね。

    それから、ムクタヨーガは、チャンドラアディーヨーガとも考えられる、と。

    それで、私自身のチャートを振り返ってみたんですが、私のチャートでは、月は10室蠍座で減衰(蠍座7度なのでサルパドレッカーナでもありますね)してるのですが、月は6室支配星で、ヴィーパリータラージヨガ的な効果になっていて、しかもケンドラで、しかも高揚するケートゥと同座です。
    木星はラグナから3室で月から6室です。チャンドラアディーヨーガとして見るなら、木星は対向の天秤座にアスペクト、そして、自身の宮である射手座にはアスペクトバックしているので、月の両隣に木星のアスペクトが効いています。

    それで、私の場合は、たしかに、最初サカタヨーガ的に出て、その後ムクタヨーガ的に出るのですよね…

    例えば、留学して帰ってきた時、自然に英語がちゃんぽんで出るので、クラスのみんなに嫌われたんですが、その後、成績が飛び抜けてよかったのが実力テスト等で発揮されると、皆から尊敬される対象になりました。

    また、デマを流す婆さんと対立してデマを流された時も、みんな老人が弱いと老人の味方しますから、最初は悪者扱いだったんですが、最終的には、婆さんやその周りが色々裏工作してたのが発覚して、私は名誉回復し、またそのまま恐れられるようになりました…

    まぁ、私はほとんどなんの行動もしてないのに、そういう展開になるんですよね…

    でも、月がニーチャされてなかったら、挽回しないまま、だったんだと思いますね。

    まぁ、なんの因果か、そういうカルマなんだろうな、と、思います。
    • 月から6室に木星が在住しているなら、サカタヨーガですが、
      月がニーチャバンガで、パラシャラの例外則によるラージャヨーガ的な効果を発揮するなら、
      月は強いと考えられ、ムクタヨーガ的な効果を発揮しているのかもしれません。

      ムクタヨーガは月が定座以上で強いという条件が付きますが、
      その条件の適用に関しては、人によって柔軟に解釈されているようです。

      例えばマークボニーの場合、自分の月が獅子座に在住し、木星が月から8室で魚座で定座に在住しています。
      月は定座以上ではないですが、木星が定座に在住している為、ムクタヨーガを形成していると考えているようです。


      有名人の事例としては、レオナルド・ディカプリは、月が乙女座にあり、木星が水瓶座にあって、サカタヨーガですが、
      木星期にオスカーを獲得している為、ムクタヨーガが働いたと考えているようです。

      しかし、ディカプリオはナヴァムシャで月が蟹座で定座にあり、木星が水瓶座にある為、ナヴァムシャで、ムクタヨーガが形成されています。
      その為、それが発揮された可能性もあります。

      ムクタヨーガを言及したマークボニーは、どうもレオナルドディカプリオの出生図での乙女座の月と、水瓶座の木星が、ムクタヨーガを発揮したと考えているようです。


      マークボニーはかなり古典の記述を柔軟に解釈することが多く、例えば、サラスヴァティーヨーガの定義としては、通常は、金星、水星、木星がケンドラ、トリコーナ、2室に在住して、木星が定座以上で強いというのが条件です。

      しかし、金星、水星、木星が、ケンドラ、トリコーナ、2室ではなく、11室に在住している場合にも、サラスヴァティーヨーガが適用されると柔軟に解釈しているようです。

      おそらく11室が、2室の代わりになると考えているようです。

      マークボニーにそのことを指摘した所、厳密に古典の定義だと、11室は含まれていないが、柔軟に解釈しているということです。


      そもそもムクタヨーガの定義をはっきりと示してくれているのはマークボニーのテキストにおいてです。

      以下のように示しています。

      ———————————————————————————————————————————————-
      ムクタヨーガ

      ムクタは「王冠」を意味し、月と木星に関わる非常に好ましいヨガです。簡単な定義は、木星が定座や最高星位にある月から6室または8室に位置していることです。その名の通り、人は “王冠をかぶる “ことになります。比喩的に言えば、その人が自分の努力の分野で大きな名声と高い地位を獲得し、賞や名誉を勝ち取ることを意味します。

      Mukuta Yoga

      Mukuta means “Crown” and is another highly favorable yoga involving the Moon and Jupiter. The simple definition is Jupiter falling in the 6th or 8th house from the Moon in its own or exaltation sign. As the name implies, the result is that one will “wear the crown.” Metaphorically speaking this means that a person achieves great renown and a high position in their field of endeavor and wins awards and honors.
      (『Graha Yogadeepika Volume One』マークボニー著より引用抜粋)
      ———————————————————————————————————————————————-

      月が定座以上の場合という条件を自ら示しているにも関わらず、自分のチャートで、月ではなく、木星が定座である状態も、ムクタヨーガと考えているようです。

      月が定座であるというのと、木星が定座であるというのは、条件的に全く違う為、柔軟に適用し過ぎだと思いますが、そのように解釈しているようです。



      その他にK.S.Charak氏のテキストの中で、サカタヨーガの一種として、木星と月が強い場合について言及しています。

      ———————————————————————————————————————————————-
      12. シャカタヨーガ

      これは木星がケンドラ以外のハウスに在住し、月から6室、8室、又は12室に在住している時に結果として生じる。このヨーガは貧困で永続的骨の折れる、全ての人に嫌われて永久に不安定な
      運勢の人を生み出す。

      注:

      (a) 木星と月が相互に敵対(6/8、2/12)の関係にあると、ネイティブにとってよい占いにならないはずである。それはしかし、木星の月から6室、7室、8室の配置が、チャンドラアディヨーガの
      要素でもあると理解されなければならない。それ故、この配置は全ての状況において有害であるとみなすことはできない。

      (b) 他の考慮されるべき重要な側面は月と木星が強いか弱いかどうかである。

      チャートⅩⅩⅡ-4 の中で、木星は月から6室に在住し、それ故、典型的なシャカタヨーガを生み出している。しかし、惑星の両方は定座に在住し、加えて、木星は偶々ムーラトリコーナの星座にあ
      る。ラグナロードの配置が、ラグナそれ自身に在住しているため、ラグナは強い。このチャートはインドの初代首相、ジャワハルラル・ネルーに属する。
      ———————————————————————————————————————————————-

      K.S.Charak氏は、ムクタヨーガという言葉は使っていないにしても、木星と月が強い場合のサカタヨーガの特殊な形について述べています。

      そして、月が蟹座に在住し、木星が射手座に在住するジャワハルラル・ネルーの事例を挙げています。


      ジャワハルラル・ネルーの事例は、月が定座以上である為、ムクタヨーガに該当します。



      まず、K.S.Charak氏は、月から木星が6室に在住する配置は、チャンドラ・アディヨーガの構成要素であると考えなければならないとして、良い働きを為す可能性について言及しています。


      私が、ムクタヨーガは、チャンドラアディヨーガの構成要素であると言及したのは、このCharak氏の言及を元にしたものです。


      ムクタヨーガというのが、どの古典で、どんな形で示されているのかは、分かりませんが、マークボニーが、『Graha Yogadeepika』という著作の中で紹介しています。


      サカタヨーガと、ムクタヨーガの違いは、微妙であり、どのようにしてサカタヨーガがムクタヨーガに変わるのかには、様々に柔軟に解釈する余地があると思います。



      従って、月が蠍座で減衰していても、月がニーチャバンガで、パラシャラの例外則が適用されるなら、月期にはそれらが発揮され、サカタヨーガ的な効果とムクタヨーガ的な効果が発揮されるかもしれません。


      また木星期にも木星は、ムクタヨーガを構成する惑星として、月の効果を引き出すため、ニーチャバンガで、パラシャラの例外則である月の効果と、ムクタヨーガ的な効果を発揮するかもしれません。


      最初はクラスの皆に嫌われたが、後で尊敬を受けたというのが、いかにもムクタヨーガ的なニュアンスが出ています。


      そうした体験が、どのダシャーで出て来たかもマハダシャー、アンタルダシャー、プラティアンタルダシャーぐらいまで調べてみて下さい。


      月期や木星期に出て来たのであれば、完璧であり、それは月のニーチャバンガと、パラシャラの例外則、そして、ムクタヨーガの発現であると思います。


      ムクタヨーガは、サカタヨーガの一種であり、サカタヨーガのような苦労はあるが、ムクタヨーガとして王者にもなるということだと思います。


      苦労はあるが、王者にもなるというのは、ニーチャバンガラージャヨーガや、パラシャラの例外則、ヴィーパリータラージャヨーガなどの二重否定と同じです。


      アディヨーガもそうですが、そうした特徴は、共通していると思います。


      もしムクタヨーガに変わる条件がなければ、サカタヨーガのままであり、悲惨なヨーガということになりますが、ムクタヨーガに変わる「月が定座以上」という条件は、柔軟に考えてよいのかもしれません。


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