アメリカ建国図の再検討(マルコ・ルビオ当選の場合)

マルコ・ルビオの大統領当選の可能性に関連してもう一つ考え直した点がある。

アメリカの建国図で12室の蟹座にラーフが在住しているが、マハダシャーラーフ期はそのディスポジターが結果をもたらす。

USA_chart そうすると蟹座12室に在住するラーフのディスポジターである月が7室に在住している配置がマハダシャーラーフ期の結果となる。

この考え方からすると、米国がマハダシャーラーフ期になると米国が内向きの保守的な国家になるという予測は案外そうはならないことになる。

7室に在住するマハダシャー月期はジョージブッシュがイラク戦争を起こした時期であった。

7室は外交のハウスであり、マンデン占星術においては戦争を表している。

戦争は話し合いで解決がつかない場合に取られる外交的なアプローチだからである。

マハダシャーラーフ期も12室という象意は出ると思われるが、但し、マハダシャー月期と似たような面が出てくるはずである。

その為、今後もアメリカは海外から完全に手を引くという訳ではないのである。
12室の象意は出てくるが、やはり積極的に海外に関与していくという面は残り続けることになる。

マルコ・ルビオが大統領になると対外的には、自由貿易・グローバル資本主義の促進、小さな政府と新自由主義を支持しているので、今後も海外に関与することが予想される。

つまり、私がドナルド・トランプの台頭に関連して検討した12室に在住するラーフをそれ程、深刻な程、閉鎖的な内向きな国家像として考える必要はなくなるのである。
因みにマルコ・ルビオは蟹座に月が在住しており、もし大統領になったとするなら、米国の建国図の12室に在住するラーフで象徴されると考えることが出来る。

マルコ・ルビオの外交政策はタカ派とされ、ネオコンとのつながりもあり、積極的に米国が対外政策に介入するべきだという立場を取っており、ウォール街からの献金も多く、国際金融資本の代弁者であるとwikipediaには書いてある。
従って、マルコ・ルビオが大統領に就任すると、米国の建国図の12室のマハダシャーラーフ期が月期と似ていることとも整合性が取れて来るのである。

おそらく国際金融資本や米国の支配者階級もマルコ・ルビオを支援することが予想されるのである。


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