福原愛離婚騒動について ― 姑、義姉との人間関係、夫のモラルハラスメント ―




福原愛の別居、離婚騒動について報じられている。


福原愛が、夫の実家に嫁入りして、嫁ぎ先と上手く行っていないようであり、週刊誌の記事によれば、芸能界デビューした義姉が、嫁夫婦のプライベートを勝手に明かしてしまったり、義姉が福原愛を罵倒したといったことも伝えられている。


また夫が“売女”などといった汚い言葉で福原愛を罵るといった形でのモラルハラスメントも指摘されており、姑の義母からは、“あなたは、我が家の金を生む鶏よ”といった嫁を金を稼ぐ手段とみなすかのような言葉を投げかけられたという。


これは、夫の実家との関係、嫁入り後の嫁姑関係、義姉との関係などが上手く行っていないということ、つまり、結婚生活が上手く行っていないことを意味している。



福原愛が不倫デートを「自らバラした」不可解、離婚拒否する夫への“最後通告”か
2021/3/4 20:01 週刊女性PRIME

あの“国民的娘”、“泣き虫愛ちゃん”が不倫!? 目を疑うような衝撃のスクープ撮だ。3月4日発売の『女性セブン』が《台湾に夫も子も残して里帰り不倫》と、卓球女子元日本代表・福原愛の“不倫”現場を押さえた写真を掲載したのだった。


(中略)


あなたは金を生む鶏よ

 ところが、不倫をスクープした『女性セブン』と同日発売の『週刊文春』が《離婚全真相 モラハラ台湾夫とモンスター家族》と題して、福原が江選手から言葉と態度による暴力を受けていたことを報じたのだ。そして1月中旬に日本と台湾に提出する2枚の離婚届に判を押し、夫にもすでに離婚の意思を告げたとしている。

「なんでも、理解あったやさしい夫が結婚を機にモラハラ夫になり、時に“売女”などと汚い言葉で罵ることもあったというのです。また、SNSで仲良しアピールしていた江さんの姉・江恆亘(ジャン・リガ)さんとも良い関係にあったとは言えず、唯一の味方と信じていた義母からも“あなたは、我が家の金を生む鶏よ”という言葉を投げかけられて、愛ちゃんは孤独感を募らせていったと」

 ついには2019年末に子どもを連れて帰国した妻を、夫は日本まで追いかけてきて謝罪し、態度を改めると誓う。しかし、台湾での生活に戻るとモラハラが再発し、見限った福原は離婚届に判を押した。同時期に東京を拠点に自身が代表取締役を務める『株式会社omusubi』を設立するも、会社の役員欄に江選手の名前は記されなかった。

 江選手の所属事務所は不倫騒動を受けて《2人は離婚していません》とのコメントを発表。また《国際結婚はいろいろなことがある》とモラハラ問題を国際結婚ゆえとし、《双方が一緒に努力する必要がある》と福原にも責任があるともとれる見解を示した。

「これはドロ沼化しそうですね」とは芸能ジャーナリストの佐々木博之氏。

「ジャンさんの言動から察すると、DV夫にありがちな暴力と謝罪を繰り返して妻に粘着するタイプのようにも思えます。おそらくは愛ちゃんが離婚を突きつけても簡単に受け入れないでしょうし、むしろ彼女の一時的な気迷いで“夫婦はまたやり直せる”と短絡的に考えているのかもしれません。

 夫婦の主張は逆になりますが、久々に高嶋政伸さんと美元さん元夫婦のドロ沼離婚劇を思い出しましたね」

 2012年に離婚裁判に発展した高嶋政伸と美元の離婚騒動。別れたい夫と別れたくない妻の言い分は平行線を辿り、双方がDVやストーキングがあったことを訴えて、しまいには音声テープが法廷に持ち込まれるドロドロぶり。結局、高嶋サイドが“手切金を払ってようやく別れられた”とも報じられた。


福原愛の出生データは2チャンネルに「1988年11月1日 13:28 宮城県仙台市」と載っており、以前の記事「福原愛引退について -卓球人生を支えた家族の物語-」の中でもその出生データの正しさを詳細に検討した。



今回の出来事も全く理論通りであり、この出生時間の正しさを裏付けている。







現在、福原愛は、金星/金星/土星期であり、ナヴァムシャを見ると、金星は8室の支配星で6室に在住して、ラーフ/ケートゥ軸と絡み、更に火星のアスペクトを受けて傷ついている。


そして、プラティアンタルダシャーの土星は、4、5室支配のヨーガカラカではあるが、8室に在住し、生来的な凶星として8室を傷つけている。







従って、マハダシャー、アンタルダシャー、プラティアンタルダシャー共に8室を傷つけていることが分かる。



8室は夫の実家、家族を表わしており、夫との結婚生活を表わすハウスであり、この8室が傷ついている為に夫の実家との間にトラブルが生じているのである。



金星は出生図でも4、9室支配で、8室で減衰し、土星、火星からアスペクトされている。



従って、出生図でもナヴァムシャでも配偶者との結婚生活に問題が生じやすいことを表わしている。




福原愛は、夫の江宏傑は、卓球選手で、仕事が忙しく週末しか家に帰ってこない状況で、孤独感を募らせていたと報じられている。



それで、現在の状況は、福原愛は、離婚したくて、離婚届に判も押しているが、夫や夫の実家は、金の卵である福原愛と別れたくなく、それを阻止しようと考えているようである。



それで、福原愛の日本での不倫スクープというのは、週刊誌の記者にわざと写真を撮らせたのではないかと推測されており、マスコミを利用して、離婚の流れにもっていきたいという思惑があるのではということである。




特に福原愛の場合、1、8室支配の金星が6室に在住している為、自分が夫の実家に困惑するだけでは済まず、逆に攻撃を仕掛けるような配置でもある。



それが、マスコミを利用した情報のリークとも考えられる。




金星はナヴァムシャのラグナロードである為、金星期は、結婚の時期ではあるが、同時に離婚の6室に在住しており、問題のある関係性を表わしており、夫を格下とみなす配置である。


実際、人気や実力、知名度などの点で、圧倒的に福原愛の方が、勝っており、力関係の上でも自然と福原愛の方が上になる配置である。



ラグナロードの金星は、7室から見た7室の支配星で、その金星がラーフとコンジャンクトしている為、外国人との結婚なのである。



そして、8室支配の金星が、ラーフとコンジャンクトしている為、外国人である夫の実家と馴染みにくかったと思われる。



7室支配の火星からアスペクトされて傷つけられていることは、夫からのモラルハラスメントを表わしているかもしれない。







ナヴァムシャでの配置を見ると、金星、ラーフ、ケートゥ、水星などは、6-12軸にあり、決して、仲が良いとは思えない配置である。



これらの惑星のアンタルダシャーの時期が来た時には、家庭内別居や離婚に近い状態が考えられる。



また8室に在住する土星の時期も夫の実家との関係で、苦労することを意味しており、8室の在住星であり、結婚が行き詰まる時期である。



7室に在住する3、6室支配の逆行の木星も格下の夫を表わしており、夫を尊敬できないとか、夫に対する疲労感、幻滅を表わす配置である。




唯一、ラグナに在住する月期や、7室支配で11室に在住する火星期、そして、5室に在住する太陽期などは良さそうに見えるが、月は3、6室支配の木星から傷つけられており、火星は11室に在住しているが、11室は6室から6室目で、6室の本質のハウスであり、また火星はラグナロードや8室の支配星を傷つけている。



また太陽は11室(6室から見た6室)の支配星で、土星と火星のアスペクトを受けて傷ついている。






結婚のタイミング


福原愛が、結婚したのは、2016年9月1日で、ダシャーは、ケートゥ/土星/土星期で、出生図では、ケートゥは7室に在住し、土星はラグナロードである為、結婚のタイミングとして理解出来る。



但し、ナヴァムシャでは、ケートゥは12室に在住し、土星は8室に在住している。



このような配置にある惑星のダシャーで結婚する場合、最初から問題を抱えていると見なすことになる。



この場合、ケートゥは高揚したラグナロードの金星からアスペクトを受けており、表示体の金星をラグナとした場合の7室に在住して、7室の支配星とコンジャンクトしていることが大きいかもしれない。



また土星はディスポジターの金星が、高揚するラグナロードであることも検討する必要がありそうである。





結婚した2016年9月1日は、8月11日の時点で、土星が蠍座から7室にアスペクトし、木星が獅子座7室をトランジットして、7室にダブルトランジットしている。



また結婚した時、ラーフが獅子座7室を通過し、ラーフ/ケートゥ軸が、1-7軸にあったことが確認できる。



その後、9月1日ぐらいから、木星が乙女座8室に移動して、水星、金星なども8室をトランジットしている為、最初は、夫の実家も歓迎ムードで盛り上がっていたと推測できる。



ヴィムショッタリダシャーでは、何故、ケートゥ/土星/土星期に結婚したかは非常に分かりにくい。



やはり、ケートゥや土星が、高揚するラグナロードの金星と絡んでいる為に結婚の動機を与えたと考えるしかない状態である。




そして、ヨーギニダシャーでも結婚した2016年9月1日は、ラーフ/水星期であり、ナヴァムシャでラーフは6室、水星は12室の支配星で12室に在住している。



やはり、高揚したラグナロードの金星が絡んでいるので、結婚への動機を与えたとしか思えない配置である。




このように結婚した当初から問題があり、格下の夫との結婚で、相手の実家に嫁入りすることの難しさという可能性も潜在していたのである。



そして、結婚した時は、ケートゥ期であったが、結婚した後、2018年8月10日から金星期に移行している為、8室支配で6室に在住し、ラーフとコンジャンクトする金星のカルマが噴き出して、夫の実家との関係性に問題が生じて、結婚生活に嫌気がさし、夫を見下すかのように日本で、マスコミに不倫をスクープさせたのである。



義姉が芸能界デビューして、嫁夫婦の結婚生活を暴露し始めるというのは、まさに8室支配の金星にラーフがコンジャンクトした象意ではないかと思わせるエピソードである。



マハダシャー金星期は、20年間、続いていくが、この金星/金星期に移行したタイミングで、夫婦の離婚問題が浮上してきたということは、子供もいるため、今後、離婚調停といった過程に進んでいくことが予想でき、また離婚せずに婚姻関係を続けたとしても既に調和がない為、仮面夫婦のようになることは避けられない。



従って、離婚の流れに進んでいくのは、自然な流れである。




現在、トランジットの木星と土星も12室を通過中で、12室(別離)と6室(離婚)にダブルトランジットを生じている。




その為、ダシャー、トランジット共に離婚のタイミングである。





チャラダシャー


チャラダシャーで見た場合、結婚した時は、双子座/水瓶座で、双子座から見た7室には、DKの土星が在住し、また配偶者の表示体である金星がアスペクトしている。


また双子座それ自身にもこれらの表示体がアスペクトしている。



サブダシャーの水瓶座は、ラグナ(7室から見た7室)である為、結婚のタイミングとみなすことが出来る。



従って、チャラダシャーだと、結婚したことが十分に説明できる。







2018年11月1日から蟹座のメジャーダシャーに移行しており、蟹座は離婚の6室で、蟹座から見た6室にDKが在住している。



DKの土星は、蟹座から見た7室の支配星でもあり、6室に在住しており、支配星と変動表示体が二重の意味で、6室に在住している。




この蟹座のメジャーダシャーは12年続く為、おそらく離婚になるしかないと思われる。



週刊誌の記事によれば、『2019年末に子どもを連れて帰国した妻を、夫は日本まで追いかけてきて謝罪し、態度を改めると誓う。しかし、台湾での生活に戻るとモラハラが再発し、見限った福原は離婚届に判を押した。』と記されている為、離婚への流れは既に2019年末に始まっていたのである。



ちょうど2020年初めから土星が山羊座12室に入室していく同じタイミングでもあり、またちょうどチャラダシャーが蟹座に移行したタイミングでもある。



2019年に義姉が芸能界デビューし、福原愛の夫婦生活などプライバシーを暴露し始めたのもこの頃である。



ヴィムショッタリダシャーでは、2018年8月10日からナヴァムシャで6室に在住するマハダシャー金星期に移行している。




ヴィムショッタリダシャーで、ケートゥ/土星/土星期に結婚したのは、出生図で、ケートゥは7室に在住し、土星はラグナの支配星であり、ナヴァムシャで、ケートゥや土星が、12室や8室に在住していて、結婚のタイミングとしては、分かりにくいが、高揚するラグナロードの金星との絡みがあるから結婚したといった説明になってしまう。


また離婚問題が立ち上がって来たのは、6室に在住している金星のマハダシャーに移行したからだと説明出来たとしてもその金星は、ラグナロードであり、結婚した時に金星が絡んでいたことが結婚の理由でもあったことを考えると、かなり曖昧である。



この場合、金星は結婚をもたらすラグナロードとしての働きを考えればいいのか、6室の在住星としての働きを考えればよいのか、識別が難しい。



結婚も離婚も説明できてしまう形であり、白黒つけるのが難しい状況である。



確かに離婚のプロセスが始まったように見えるとは言え、今だに結婚を続けていて、結婚関係に問題があり、嫁姑問題や、義姉との問題など、夫の実家との問題などを推測するには、パラシャラシステムで、ナヴァムシャの金星の配置を検討することで、それらを読み取ることが出来る。



然し、タイミングを決定するのは、曖昧過ぎて、かなり難しいと言えるかもしれない。



その点では、チャラダシャーの方が、タイミングなどの判断において、より分かりやすい所はあるかもしれない。



従って、チャラダシャーや土星のトランジットのタイミングが、かなり正確に出来事のタイミングを示すのに対して、ヴィムショッタリダシャーの方は、少しぼやけていて、その境界線が曖昧である。



チャラダシャーは、出来事の白黒、出来事が起こるタイミングなどを調べる際には、ヴィムショッタリダシャーなどよりも余程、分かりやすく示す場合も多く、また細かく検討すれば、出来事の細部のディテールも調べることも出来る。



従って、やはり、ジャイミニシステム、星座ダシャーというものは、決定的に重要である。




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