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元ジャニーズ近藤真彦 「頚椎症性脊髄症」で入院・手術 -獲得と損失-

2023 5/11


ジャニーズの「長男」と呼ばれて、ジャニーズ事務所の最年長として、活動していたマッチこと、近藤真彦が、2021年4月30日に電撃退所したことは、以前、ブログにも書いたが、その頃はちょうど、木星が水瓶座12室(引退、隠遁)に移動したタイミングだった。


土星は山羊座から8室天秤座にアスペクトし、木星は魚座12室から8室にアスペクトして、8室(中断、変化)にダブルトランジットが成立したタイミングだった。





ダシャーはちょうど太陽/太陽期に移行した直後だった。


この時点で、太陽は病気の6室を支配し、魚座ラグナにとってはマラカとなる4、7室支配の水星とコンジャンクトしている為、健康に関しては問題を示す兆候が確かに示されていた。


水星と太陽には、更に11、12室支配の逆行の土星がアスペクトしているが、ここで土星も魚座ラグナにとっては、マラカとなる惑星である。



その後、トランジットの土星が、2023年1月18日に山羊座から水瓶座12室に移動したが、ちょうど、出生の土星にリターンした後の今月5月に今回の健康問題が浮上している。


歌手・近藤真彦さん(58)「頚椎症性脊髄症」で入院・手術 約10年前から手の感覚がなくなる症状
2023年5月8日(月) 13:43 TBS NEWS DIG

歌手の近藤真彦さん(58)が「頚椎症性脊髄症」の治療のため、今月8日から都内の病院に入院し、手術を受けることがわかりました。

所属事務所の関係者によりますと、近藤さんは約10年前から手の感覚がなくなる症状があり、今回、入院して手術することを決断したということです。
入院中には、約5時間に及ぶ手術が予定され、今月18日をめどに退院を予定しているとしています。

ダシャーは、太陽/ラーフ期で、マハダシャーロードの太陽は6室支配の生来的、機能的凶星で、アンタルダシャーロードのラーフは、太陽と絡んでおらず、太陽から見て、12室に在住している。


ディスポジターの水星は、4、7室支配のマラカの水星で、マハダシャーロードの6室支配の太陽とコンジャンクトしている。





凶星のマハダシャーの時にそれと絡まない凶星のアンタルダシャーの時期は、良くないことは明らかであり、ディスポジターの水星はマラカの7室の支配星で、マハダシャーロードの太陽と絡み、11、12室支配の土星からのアスペクトを受けている。


日本整形外科学会HPの記事によれば、「頚椎症性脊髄症」とは、加齢変化による頚椎症(椎間板の膨隆・骨のとげの形成)の変化によって、頚椎の脊柱管(骨の孔)の中にある脊髄が圧迫されて出る症状とのことである。


脊柱管にある脊髄が圧迫され、四肢(両方の手脚)に痛みやしびれ、運動障害を引き起すという。


つまり、脊髄には運動神経などが集まっており、そうした神経系(水星)の問題も引き起こしているように思われる。



脊髄自体は、基本的に骨疾患であると言えるが、太陽は、骨を表しており、骨疾患の表示体である。


この太陽が6室を支配し、マラカの水星や土星と絡むことによって、この症状が現れたと考えられる。


しかし、近藤真彦は、実際には、10年前から、この症状に悩まされていたという。


10年前というと、2013年頃であり、その頃は、金星/木星期で、ヴィムショッタリダシャーからは、この疾患が現れた時期として、理由が付きにくかった。




チャラダシャー

そこで、ジャイミニのチャラダシャーを見ると、10年前の2013年は、ちょうど射手座のメジャーダシャーに移行したタイミングであった。


射手座から見ると、太陽(骨)は、マラカに相当するDKで、8室に在住し、マラカの7室支配の水星とコンジャンクトし、GKの月と、土星からアスペクトされていた。


従って、太陽が激しく傷ついていることが分かる。





また太陽は1室の表示体であり、身体を表わす為、この太陽が8室に在住して、傷つけられているだけで、健康問題を表していることは確かである。


加齢によって、椎間板が膨隆したり、骨のとげが形成されるといった症状は、土星の象意であると考えられる。


そして、現在は、山羊座/双子座の時期であり、山羊座から見ると、DKの太陽が7室に在住して、土星や火星からのアスペクトを受けており、また双子座から見ると、AKの火星は12室に在住し、DKの太陽はマラカの2室で、土星からのアスペクトを受けている。



表示体となる太陽が、マラカや12室への配置という観点で、現在の状況を表している。



トランジットの土星が12室(入院)に在住する出生の土星にリターンしたが、近藤真彦にとっては土星は、ラグナから見ても月から見ても機能的凶星であり、魚座ラグナから見ると、明らかに健康に問題をもたらす惑星である。



12室から2室に在住するラグナロードの木星にアスペクトしており、健康問題を表している。



そして、トランジットの土星と木星は、2室にダブルトランジットしており、土星から傷つけられて2室に在住するラグナロードの木星の象意を噴出させたことが分かる。



最近、近藤真彦が、「すっかりおじいちゃん」とファンが悲鳴を挙げたとのニュースが報じられていたが、そうした状況はこれらの配置が物語っている。



現在、太陽/ラーフ期だが、次に木星(2023/5/12~)、土星(2024/2/28~)、水星(2025/2/9~)とアンタルダシャーの支配星が推移していく。



これらのアンタルダシャーの支配星は、上述したように6室支配の太陽に絡んで、今回の疾患をもたらしたと考えられる惑星群である。



従って、手術をして直ぐに回復という感じには見えず、土星が水瓶座を通過する2年半、そして、その後、土星がラグナ、2室と通過していく間において、暫く、問題が継続するように思われる。



土星は慢性病の表示体であり、ラグナロードの木星にアスペクトし、また逆行して、1室の表示体である太陽(骨)や水星(神経系)にアスペクトして、慢性的な疾患を表している。




魚座ラグナにとっての11、12室支配の土星の働き


こうした健康問題にとって、入院し、手術をする重要なタイミングであるが、近藤真彦は、2023年4月19日に行なわれる定時株主総会でスーパーフォーミュラ等を運営する日本レースプロモーション(JRP)取締役会長に就任している。


非常に奇妙なことだが、12室支配の土星が12室をトランジットするタイミングは、入院や健康問題を表していたが、同時に土星は11室の支配星でもあり、11室支配の土星が11室にリターンすることにより、カーレースの世界で、出世をし、会長という肩書を得たようである。





ラグナロードで2室(マラカ)に在住する傷ついた木星へのダブルトランジットは、健康問題を表わすと同時に木星は10室の支配星である為、昇進や社会的地位の獲得も表わしていたのである。


そうしたことで、魚座ラグナにとっての11、12室支配の土星は、非常に奇妙である。


獲得(11室)と損失(12室)が同時に起こるのである。




(参考資料)

あの元ジャニーズアイドルが激変「すっかりおじいちゃん」とファンが悲鳴!
2023.05.10 週刊実話WEB

2021年4月にジャニーズ事務所を退所した歌手の近藤真彦(58)が、「頸椎症性脊髄症」の治療のため、8日から都内の病院に入院していることが分かった。

「近藤は、10年ほど前から手の震えや感覚がなくなることに悩まされていたそうで、自身が代表兼監督を務めるレーシングチーム『KONDO RACING』の活動に万全の体調で挑むため、手術を決意したようです」(芸能ライター)

18日には退院する予定で、20日と21日に開催される「スーパーフォーミュラ」第4戦で早くも監督業に復帰する予定だという。

ベテラン芸人は5回も手術

しかし、このニュースが報じられると、かつての近藤のファンからは意外な反応が。

「4日に更新されたチームの公式ツイッターで写真を公開していたのですが、それを見た昔のファンたちから『すっかりおじいちゃんになってる』といった悲鳴が上がっているんです。もともと近藤は歌手活動も再開させていますが、日によってはどことなく本調子ではないような時もあり、一部のファンから心配の声が寄せられていましたからね。確かにツイッターの写真は、ジャニーズ退所前より太り、顔色もすぐれません」(同・ライター)

近藤は、これまで歌手活動の傍ら自動車レースに打ち込んできたが、それで首に大きなGがかかり、長年の負担になっていたことも考えられる。

「手術によって症状が出なくなったとしても、完全に治るまでには数カ月以上かかるとも言われています。万が一、後遺症が残れば歌手活動を継続することも難しくなるかもしれない。そうなれば、事実上、芸能界を引退することにもなりかねない」(同・ライター)

奇しくも5月1日には、お笑いコンビ・オール阪神巨人のオール巨人(71)が、自身のYouTubeチャンネルで5回目の頸椎手術を受けて入院中であることを告白。「腕のしびれとダルさはまだ取れていません」と明かしている。

近藤が一度の手術で回復するかどうかは未知数だ。
参照元:あの元ジャニーズアイドルが激変「すっかりおじいちゃん」とファンが悲鳴!
2023.05.10 週刊実話WEB
芸能界引退か「あの元ジャニーズ」退所前より太り、顔色もすぐれない
2023/5/10 14:47 いまトピ

2021年4月にジャニーズ事務所を退所した歌手の近藤真彦(58)が、「頸椎症性脊髄症」の治療のため、8日から都内の病院に入院していることが分かった。

18日には退院する予定で、20日と21日に開催される「スーパーフォーミュラ」第4戦で早くも監督業に復帰する予定だという。

しかし、このニュースが報じられると、かつての近藤のファンからは意外な反応が。

「4日に更新されたチームの公式ツイッターで写真を公開していたのですが、それを見た昔のファンたちから『すっかりおじいちゃんになってる』といった悲鳴が上がっているんです。もともと近藤は歌手活動も再開させていますが、日によってはどことなく本調子ではないような時もあり、一部のファンから心配の声が寄せられていましたからね。確かにツイッターの写真は、ジャニーズ退所前より太り、顔色もすぐれません」

と芸能ライターはいう。

「手術によって症状が出なくなったとしても、完全に治るまでには数カ月以上かかるとも言われています。万が一、後遺症が残れば歌手活動を継続することも難しくなるかもしれない。そうなれば、事実上、芸能界を引退することにもなりかねない」(同・ライター)

奇しくも5月1日には、お笑いコンビ・オール阪神巨人のオール巨人(71)が、自身のYouTubeチャンネルで5回目の頸椎手術を受けて入院中であることを告白。「腕のしびれとダルさはまだ取れていません」と明かしているとweekly-jitsuwaは報じた。
参照元:芸能界引退か「あの元ジャニーズ」退所前より太り、顔色もすぐれない
2023/5/10 14:47 いまトピ
近藤真彦新会長がスーパーフォーミュラ開幕戦で会見、「サーキットのスタンドを満員のお客さまで埋めるのが夢」
笠原一輝 2023年4月10日 14:57 Car Watch

スーパーフォーミュラの開幕ラウンドが、4月8日~4月9日の2日間にわたって富士スピードウェイ(静岡県駿東郡小山町)で開催された。初日となった4月8日には週末に2回行なわれるレースのうち、レース1の予選、決勝が行なわれた。

 また、午前中にはスーパーフォーミュラのプロモーターであるJRP(日本レースプロモーション)の定例会見となる「サタデーミーティング」が行なわれ、日本レースプロモーション 代表取締役社長 上野禎久氏による新しいプロモーションに関する説明などが行なわれた。また、4月19日に行なわれる定時株主総会で次期取締役会長に就任予定の近藤真彦氏も登壇し、会長就任が決定してからの反響などに関して説明した。

 さらに、会見にはこどもの職業・社会体験施設「キッザニア」を運営するKCJ GROUP 代表取締役社長 圓谷道成氏も登壇し、キッザニアのサーキット出張版となる「Out of KidZania in SUPER FORMULA」を行なうことが改めて紹介された。また、今シーズンのスーパーフォーミュラが開催される全サーキットの社長が勢ぞろいし、今シーズンのスーパーフォーミュラを盛り上げることを誓った。

トップフォーミュラ50周年の年に新しいアプリや配信サービスなどでファンを増やす戦略

 日本レースプロモーション 代表取締役社長 上野禎久氏は「日本のトップフォーミュラは本年で50周年の節目の年となる。その年に新しい会長を迎え、さらに新しいアプリケーションも導入し、今回のレースにもわれわれの予想以上のお客さまにお越しいただいている。今シーズンのスーパーフォーミュラは、12チーム22名のドライバーで戦っていく。リアム・ローソン選手を始め、海外からのドライバーも3名を迎えたほか、日本人選手の太田格之進選手を加えて4名でルーキーオブザイヤーを争っていくことになる。なお、もう1人フル参戦が初めてとなる小高一斗選手は過去に代役参戦で参戦していたので、ルーキーオブザイヤーには該当しないが、そうした小高選手を含めたニューフェイスがどうシリーズをかき回してくれるかが楽しみ」と述べ、2023年が過去の全日本F2選手権、全日本F3000選手権、フォーミュラ・ニッポンなども含めて50周年の節目の年であることを強調し、新シーズンへの期待感を示した。

上野氏はそうした新しいシーズンを迎えるに当たって、JRP自身が提供しているアプリ「SFgo」や、新しいメディアでの放送などに関して説明を行なった。上野氏は「SFgoは本日の午前中の予選から正式なサービスを開始している。一部、野尻選手の車両のカメラが映らないなどのトラブルがあったが、リアルタイムにオンボード映像やチーム無線を聞けるのは魅力と言える。このほかにも、グランツーリスモ7に新型車両のSF23が登場する予定で、4月下旬には楽しめるようになる計画だ。また、昨年のサッカーワールドカップなどで注目を浴びたインターネット配信のABEMAで決勝レースの全戦生中継を行なう計画。また、情報番組もABEMAで行なう予定だ」と述べ、このイベント前に発表されたABEMAでも決勝レースの全戦生中継などの新しいメディア展開などに関しても説明を行ない、そうした新しいメディアでスーパーフォーミュラが取り上げられることで、ファン層を拡大していくことに期待感を表明した。

なお、SFGoに関しては、上野氏によればすでに9000を超えるアカウントが開設され、有料プランに関しても2500を超える契約があったということで、JRPの予想に近い出だしだったと説明した。なお、午前中の予選であった一部の車両でオンボード映像が映らなかったなどの問題はすでに原因が特定されているとのことで、今後改善されていく見通しだと説明した。

JRPの近藤次期会長が目指すのは、F2/F3000時代のように多くの観客でスタンドを埋めること

 上野氏の説明の後には、4月に行なわれるJRPの定例株主総会で次期取締役会長に就任する予定の近藤真彦氏も登壇した。近藤氏は、同氏が創設したKONDO RACINGのチームオーナーとしてスーパーフォーミュラ(およびその前身となるフォーミュラ・ニッポン)に関わりを続けており、2018年にはチームチャンピオンを獲得しているなどの実績を残してきた。もちろん近藤氏自身も、過去にはドライバーとしてフォーミュラ・ニッポンに参戦するなどしており、芸能人とレーサーという二足のわらじを履いてキャリアを形成してきたこともよく知られている。なお、JRPによれば、同社の定例株主総会は4月19日に開催される予定で、そこで近藤真彦氏の取締役会長への就任が正式に決定することになる。

 近藤氏は「会長に就任してからの当面の目標は、ドライバー、チーム、メディア、ファンの距離感をもっと近づけて距離を縮めていくこと。第一にドライバーとファンの距離感を近づけていきたいということで、ドライバーにもその目的を話してみんなが了承してくれた。まだそうした取り組みを始めてから短いが、スーパーフォーミュラに関わる関係者が1つになってきたのではないかと感じている。JRPもチームもドライバーも、努力を重ねていいレースを見せたいと取り組んできたことで、いいものを見せられていると感じている。しかし、それなのに人気が上がっていないのはなぜか、それを問いかけていきたいと思っている。最終的には欧州とは言わないが、アジアのドライバーやチーム、スポンサーがスーパーフォーミュラに出たいというようなシリーズになるようにJRPの会長として努力していきたい」と述べ、スーパーフォーミュラの魅力を増し、より人気が出るシリーズにしていきたいと抱負を述べた。

JRP会長に就任する予定であることが発表されてから、芸能界やレース界の友人などの反応について問われると、「芸能界の友人から会長、会長とネタにされた(笑)。それは冗談だが、長くレースを続けていて、20年以上になりますが、そうした継続が力なりという訳ではないですが、“それがお前も認められたのだな”と言われた。実は先ほど星野さん(筆者注:TEAM IMPULの星野一義総監督。近藤次期会長は現役時代、星野一義氏に師事していたことは有名)に予選前に会長になるのよかったな、昨日のパーティも良かったぞと言ってくれて、涙が出そうになった(それぐらいうれしかった)。本当に長いことモータースポーツをやってきてよかったな、そのひと言に尽きる」と述べ、多くの関係者や友人にJRP会長に就任することを祝福されたと述べた。

 また、将来どのようなスーパーフォーミュラにしていきたいかと問われると、「昨日のパーティで過去のビデオとかが流れたが、F2やF3000の時代には今からは考えられないほどお客さまが入っていた。まさに夢のようなお客さまの入りだったので、スーパーフォーミュラでもスタンドを一杯にしたいと考えている。そうした夢に向けて、選手1人ひとりにファンサービスをもっとやってほしいとお願いしたい。WBCとかを見ると選手が観客に非常に素晴らしいファンサービスをしている。まだまだスーパーフォーミュラでもやれることがある。青いクルマ、赤いクルマではなくて、選手の名前で応援していけるようなシリーズにしていきたい」と述べ、例えば大きな影響力があるSNSをもっと選手に活用するように各チームオーナーにお願いしたことなどを明らかにした。

子どもたちがレースのお仕事を体験できるOut of KidZania in SUPER FORMULA

 上野氏、近藤氏のJRP側からの説明の後、今回のゲストとしてKCJ GROUP 代表取締役社長 圓谷道成氏が登壇し、JRPとKCJ GROUPが共同で実施しているOut of KidZania in SUPER FORMULAに関する説明が行なわれた。

Out of KidZania in SUPER FORMULAは、KCJ GROUPが東京、甲子園、福岡の3か所に開設されているこどもの職業・社会体験施設「キッザニア」の出張版「Out of KidZania」が、スーパーフォーミュラのサーキットを舞台に行なわれるもので、2023年のスーパーフォーミュラの全ラウンドで行なわれる予定になっている。圓谷氏によれば場内アナウンサー、チームマネージャー、管制オフィシャル、チームメカニック、ジャーナリスト、グリッドボードスタッフなどがメニューとして用意される。実際、この会見の前に行なわれた予選トップ3の記者会見ではOut of KidZaniaジャーナリストが予選トップ3のドライバーに質問し、普段の会見ではなかなかない質問(例えば「レースの時は何を食べていますか?」など)をしていた。

KCJ GROUP 圓谷氏は、「われわれKCJ GROUPは施設の外で本物の仕事をリアルに体験することを提供している。地方創生などで自治体からも引きがあるような事業になっている。スーパーフォーミュラのようなイベントに参加させていただくことはありがたいことで、先ほどのモータージャーナリスト体験でも、トップ3に質問する体験で、レーサーがタジタジになるような質問をしていて、新しい風を吹き込めたのではないか。本年はスーパーフォーミュラ全戦で一緒にやらせていただくので、子どもに向けた体験を提供していきたい」と述べ、サーキットという現場で子どもにさまざまな体験を提供することに大きな意義があると強調した。なお、圓谷氏によれば参加した子どもたちには、500フォーミュラという「通貨」を渡す仕組みになっているという。

 また、圓谷氏によれば今回の提携を行なうことになったのは、知人を通じてJRPを紹介してもらったこともあったそうだが、個人的にもサーキットに通っていたということで、レースというイベントには多くの人が関わって運営されており、そのことを子どもたちにも知ってほしいからという想いがあってとのことだった。

 また、近藤次期会長は「カテゴリーは違うが、自分のチームでも学生をピットに招いて仕事をしてもらうという取り組みを行なっている。それはクルマ離れをなくそうという思いがあって始めたことだった。消防士やパイロットという子どもの将来を決めるかもしれない体験の中にレーサーやチーム、ジャーナリストなどさまざまな仕事が入るのはうれしいことだ。JRPとしてもジュニアフォーミュラを充実させて、子どもたちが将来レーサーを夢見るような仕組みを作っていきたい」と述べ、こうしたOut of KidZania in SUPER FORMULAへの取り組みを通じて、子どもたちのレースへの理解を進め、そこを入り口にして将来レーサーになりたい子どもたちを増やしていくことにつなげていきたいと強調した。

5つのサーキットがスーパーフォーミュラの盛り上げに協力

 会見の最後には、2023年のスーパーフォーミュラが開催されるサーキット(鈴鹿サーキット、モビリティリゾートもてぎ、オートポリス、スポーツランドSUGO、富士スピードウェイ)の5サーキット、4運営会社の社長が勢ぞろいし、自社サーキットでのスーパーフォーミュラ開催への取り組みやシリーズへの期待などに関して説明した。

 3月28日に発表され、4月3日に設立された富士スピードウェイや富士スピードウェイホテル、富士スピードウェイ周辺のモータースポーツ関連施設の持ち株会社となる富士モータースポーツフォレスト、および富士スピードウェイの運営会社である富士スピードウェイという両社で代表取締役社長を務める酒井良氏は、今回の会見が社長としてメディアの前に登場する初めての機会で、富士スピードウェイやホテルなどを中心にモータースポーツを盛り上げていきたいという意欲を表明した。

 以下、各社社長のコメントを記す。

「2023年シーズンに向けて新会長のもとでさまざまなプログラムが本格化してきている。サーキットとしては観客席に1人でも多くのお客さまに来ていただくために団結している」

「オートポリスも50周年を迎える日本のトップフォーミュラ節目の年を盛り上げようと思っている。5月に予定されているオートポリスレースでは、軽飛行機のウエルカムフライト、ドライバーの皆さんにも協力していただいて、その動画コンテンツをYouTubeで公開しようと思っている。ドライバーにフォーカスを当てたコンテンツを用意して人気を盛り上げていきたい。オートポリスはドライバーの差が出るコースと言われており、サーキットとしてバックアップしながら盛り上げていきたい」

「スポーツランドSUGOの大会名は、本年から東北大会に変えて、東北を盛り上げていきたい。また、先日は菅生のスマートインターもオープンし、関東などから起こしいただけるお客さまにも便利になっているので、ぜひお越しいただきたい」

「ホテルも開業して初めてのレースとなる。リアルなサーキットでレースを楽しんでいただきたい。今回のイベントでは土日深夜営業も行なっており、場内にテントを貼って楽しめるようになっている」
参照元:近藤真彦新会長がスーパーフォーミュラ開幕戦で会見、「サーキットのスタンドを満員のお客さまで埋めるのが夢」
笠原一輝 2023年4月10日 14:57 Car Watch

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