
ウクライナ戦争だが、ここに来て、事態は急展開を見せている。
プリゴジン率いるワグネルをロシアの正規軍に組み入れようとしたロシア国防省に対して、プリゴジンが反発し、ロシア軍に向けて宣戦布告し、モスクワに進撃し始めたのである。
プリゴジン氏「軍事施設や飛行場制圧」・プーチン氏「必ず罰する」…ワグネルは正規軍と交戦、モスクワへ 2023/06/25 00:14 讀賣新聞オンライン ロシアのウクライナ侵略に参加する露民間軍事会社「ワグネル」創設者のエフゲニー・プリゴジン氏(62)は23日、SNSでロシア国内での武装蜂起を宣言した。プーチン大統領は国営テレビで緊急演説し、プリゴジン氏が反乱を画策したと断定して「必ず罰する」と強調した。露南西部ボロネジ州では24日、ワグネルの部隊と露正規軍との交戦が行われた。 ワグネルの部隊はウクライナ東部ドネツク州から国境を越えて南部ロストフ州に入った。プリゴジン氏は24日、州都ロストフ・ナ・ドヌーの露軍南部軍管区司令部からSNSに動画を投稿し、軍事施設や飛行場などを制圧したと主張した。 ロストフ州北方のボロネジ州知事は24日、「テロ鎮圧」と称した軍事作戦を行っていることを明らかにした。ロイター通信などは、露軍がヘリコプターなどでワグネルの部隊を攻撃したとの情報を伝えている。 ワグネルの部隊は首都モスクワに向かっているとみられており、すでにモスクワ州に入ったとの情報がある。24日夜(日本時間25日未明)にもモスクワに到着するとの見方が出ている。 2000年からロシアの政治実権を握るプーチン氏にとって、最大規模の政治危機に発展する可能性がある。ウクライナ侵略開始から24日で16か月が経過した戦況にも影響しそうだ。 プリゴジン氏は侵略作戦を巡り、セルゲイ・ショイグ国防相ら軍指導部と対立してきた。23日にはSNSに断続的に投稿し、ショイグ氏が「プーチン氏や国民をだました」などと非難した。2万5000人と自称するワグネル戦闘員や国民に「正義の行進」と称する決起を呼びかけた。ショイグ氏らとの面会を要求し、実現しなければモスクワに進軍すると警告していた。 プーチン氏は演説で、プリゴジン氏らの武装蜂起を「裏切り」と断じた。「国民の安全と自由を守るためにあらゆることをする」と強調し、モスクワなどで対テロ特別態勢を敷いたことを明らかにした。 プリゴジン氏の「過度な野心と個人的な利益」が動機との見方も示し、ワグネルの戦闘員に同調せず、投降するよう呼びかけた。プリゴジン氏はSNSで「大統領は深刻な失敗を犯した。我々は愛国者だ」と反発し、投降要求を拒否した。 露最高検察庁は24日、プリゴジン氏について、武装反乱を扇動した容疑で、露情報機関「連邦保安局」(FSB)が23日に捜査を開始したと発表した。 英国防省は24日、プリゴジン氏と露国防省が軍事的な対立に発展したと指摘し、「ロシアにとって、近年では最も重大な挑戦だ」と評した。ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は24日、SNSで「ロシアの弱さが明白になった」とし、「悪の道を選ぶ者は自滅する」とプーチン氏を改めて批判した。 |
当初は、プーチンに配慮し、前線に弾薬を送らないとして、ショイグ国防相と、ゲラシモフ参謀総長を名指しで罵倒して、批判を繰り返し、プーチンはショイグとゲラシモフら、ロシア国防省に騙されて、戦争を始めたとして、プーチンの直接批判を避けていたが、ここに来て、プーチンが、はっきりと、ワグネルによる「武装反乱」を処罰すると言明した為、プーチンは「間違っている」と、プーチンへの直接批判に踏み切った。
プーチン氏が演説、ワグネルによる「武装反乱」は処罰と言明 2023.06.24 Sat posted at 17:45 JST CNN.co.jp (CNN) ロシアのプーチン大統領は24日、演説を行い、「反逆」や武装反乱の道を歩む者は「処罰される」と警告した。準軍事組織ワグネルのトップ、エフゲニー・プリゴジン氏はこれに先立ち、配下の戦闘員がロシア国内2都市の軍事施設を掌握したと明らかにしていた。 プーチン氏は国民への演説で「前線で戦う者に対する裏切り行為は、国の背中を刺すことに等しい」と発言。「武装反乱」を企てる者への厳しい対応と処罰を約束した。 演説に先立ち、プリゴジン氏はウクライナ戦争への対応を巡り、ロシアの安全保障エスタブリッシュメント(既得権益層)との対立を劇的にエスカレートさせていた。 プリゴジン氏は、ロシア南部ロストフ州ロストフナドヌーを封鎖する考えを表明。ショイグ国防相やゲラシモフ参謀総長と市内で面会できなければ、首都モスクワに進軍すると言明した。ロストフナドヌーには南部軍管区の本部が置かれている。 プーチン氏は演説でロストフでの出来事を反乱と形容し、「武装蜂起が起きているロストフナドヌーの状況は依然難しい。ロストフでは民間や軍の行政機関が基本的に封鎖されている」との認識を示した。 プリゴジン氏はロシア軍がワグネルの軍事拠点を攻撃し、「膨大な数」の戦闘員を殺害したと非難。一方、ロシア国防省はこの主張を否定し、「情報による挑発」と形容している。 プリゴジン氏の部隊はロシアによるウクライナ侵攻で主要な役割を果たしてきた。SNSテレグラムに投稿した23、24両日のメッセージでは、ウクライナのロシア支配地域に隣接するロストフ州に部隊を移動させる考えを示し、道をふさぐものは「全て破壊する」用意があると表明した。 |
そして、ロシア軍に宣戦布告し、モスクワを目指して、軍事クーデターを起こし、革命を起こすつもりである。
ワグネルのトップ、投降を拒絶 プーチン氏が「誤っている」 2023.06.24 Sat posted at 19:46 JST CNN.co.jp (CNN) ロシアの民間軍事会社ワグネルのトップ、エフゲニー・プリゴジン氏は、プーチン大統領から自身の行動を裏切りと呼ばれる演説を受けた後、投降を拒絶する姿勢を示した。 プリコジン氏はSNSのテレグラムで、プーチン氏は「大きく誤っている」と述べた。 プリコジン氏は音声メッセージで「『母国への裏切り』に関しては、大統領は大きく誤っている。我々は母国の愛国者であり、我々は戦ってきて、今も戦っている。ワグネルの戦士全員だ」と語った。 「大統領や連邦保安局(FSB)、その他の人物の要請で投降するものは誰もいない」とも述べた。 プリゴジン氏の発言は、クレムリン(大統領府)と保安当局の双方に明確に反抗する内容となっている。これまで同氏はプーチン氏に対する直接の批判や、その権威への挑戦を避けるように注意を払っていた。 プリゴジン氏はまた、ワグネルの戦闘員は愛国心を持ち、ロシアで続く「腐敗、詐欺、官僚制」の永続化を受け入れないとのこれまでの主張を繰り返した。 「我々はウクライナとの戦争になると聞いた時、我々が行き戦った。だが割り当てられた弾薬、武器、全ての資金は盗まれようとしていることが判明した。そして、官僚は(何もせずに)座り、それは自分たちのものだと、今日起きたような誰かがモスクワに進軍する事態に備えるためだと話をする」(プリゴジン氏) |
プリゴジンは、ここままでは、ロシアに革命が起こると主張していたが、自ら革命を開始する結果となった。
ロシアで革命起きる恐れ、エリートは戦争に本腰を=プリゴジン氏 2023年5月24日5:22 ロイター [モスクワ 24日 ロイター] – ロシア民間軍事会社ワグネルの創始者、エフゲニー・プリゴジン氏は、ロシアのエリートがウクライナ戦争に本気で取り組まなければ、1917年と同様の革命が起き戦争に敗れる可能性があると警告した。 メッセージアプリ「テレグラム」のチャンネルに投稿したインタビューで述べた。 ウクライナは2014年のクリミア半島併合前の国境までロシア軍を押し戻すための反攻を準備していると指摘。南部バフムトを包囲しクリミアを攻撃しようとするだろうと述べた。 「最も可能性の高いこのシナリオはロシアにとって良いものではない。われわれは困難な戦争に備える必要がある」と語った。 「ロシアを失いかねない状態にある。これが最大の問題だ。戒厳令を敷く必要がある」と訴えた。 ロシアのエリートたちは自分たちの子どもを戦争から守る一方で、一般のロシア人の子どもたちは戦地で命を落としていると主張した。その上で、こうした状況が続けば内戦につながった1917年の革命のような混乱に直面する恐れがあると語った。 |
プリゴジンは、2000年にプーチンが大統領に就任して以来、陰で、プーチンの為に仕事をしてきた。
外国要人とプーチンとの会食を自らの船上レストランで接待したり、プーチンの料理人として、身の回りの世話をしてきた。

またアフリカにワグネルを派遣し、海外でのプーチン政権の工作活動などに従事してきた。
しかし、ショイグとゲラシモフは、プーチンのイエスマンであり、プーチンへ直接批判しないことにも限界が来ていたことは確かである。
最近は、プーチンのことを「幸せなじいさん」として、遠回しに批判していた。
以前、プリゴジンのチャートは獅子座ラグナに修正したが、このチャートはニーチャバンガやパラシャラの例外則によるラージャヨーガ的効果が発揮される可能性のある非常にトリッキーな配置である。

特に木星が減衰しているが、6室で減衰している為、敵を粉砕する配置であるが、6室には6室の支配星である土星が定座で在住している。
6室の支配星が6室で定座に在住している場合、敵も強いことを意味するが、敵から利益を得ることを意味している。
この強い6室支配の土星が、減衰する木星とコンジャンクトするディスポジターとして、木星をニーチャバンガしているのである。
通常、木星が減衰すると、道徳心や忠誠心を失ったり、裏切り者になったりする為、良くない配置である。
木星がラーフとコンジャンクトして、グルチャンダラが形成されている場合、内部通報者になったりするが、通報された側からすれば、裏切り者ということになる。
木星が傷ついている場合、おそらく、そうした効果があると考えられる。
木星は8室の支配星で6室で減衰しているが、6-8のヴィーパリータラージャヨーガも形成している。
8室の支配星は自分の上司や師匠を表しているが、その上司を裏切り、こてんぱんに粉砕することを表わしている。
6室の支配星が6室で定座にあることは、敵であるウクライナ軍が、プリゴジンには役に立つことを意味している。
不思議なことにプリゴジンは、ウクライナ軍と激しい戦闘を行った後、ウクライナ軍を讃え初め、我々は苦戦していると正直に認め、ウクライナは独立国だと発言し始めた。
そして、その頃、同時にロシア軍が武器弾薬を前線に送って来ないとして、ロシア国防省、特にショイグとゲラシモフを名指しで批判し始めた。
因みにプリゴジンは現在、木星/水星期で、水星は2、11室支配で11室で定座に在住して、プリゴジンに利益をもたらす配置である。
木星から見ると、水星は6室支配で6室で定座に在住しており、敵から利益を得る配置である。
つまり、11室で定座の水星は、エスタブリッシュメントな人脈から利益を得る配置である。
しかし、この11室は、敵の6室から見た6室目で、敵の敵を意味している。
つまり、敵の敵とは、西側諸国やウクライナが敵で、その敵となるプーチン政権のクレムリンの高官を意味している。
プリゴジンは、このプーチン政権の人脈から利益を得ていたのである。
しかし、木星/水星期のため、木星をラグナとして、水星は、木星から6室で定座に在住しており、敵と共に敵の敵と戦う配置となっている。
つまり、ウクライナ軍と共にロシア軍と戦う立場になったのである。
そして、その敵の敵とは、自分に利益をもたらしてくれるプーチン政権の高官人脈である。その中にはオルガリヒも含まれるかもしれない。
つまり、モスクワに攻め昇ると、プーチン政権に嫌気が指していたオルガリヒやプーチン政権の高官たちが、プーチンを裏切り、プリゴジンに協力し始めるかもしれない。
何故なら、この水星は11室支配で11室で定座に在住して強いため、プリゴジンは、プーチン政権内に幅広い人脈を築いており、友人が多いのである。

そして、双子座は、ウォール街を意味し、また西側諸国、特にアメリカのエスタブリッシュメントを象徴する星座でもある。
双子座は、フリーメーソンのシンボルである。
実は、プリゴジンは、プーチンの最側近でありながら西側諸国の重要人物とのパイプさえ持っているかもしれない。
モスクワに攻め昇ったら、西側諸国が、プリゴジンに兵の撤退と引き換えにロシアの新しい大統領として承認する旨の確約を取り付けるかもしれないのである。
プリゴジンの11室支配で11室に在住する水星は、非常に頭が切れることを示し、策士であることを表わしている。
双子座は、両建てが得意であり、プーチン政権としての進軍が上手く行かないなら、今度は、反対側に寝返り、モスクワを撃つなど、簡単に行なうだろう。
必ず保険を掛けるはずであり、プーチン政権が没落していくのに合わせて道連れになるよりも、プーチンを見捨てて、プーチンに反逆したのである。
その反逆するタイミングも完璧なタイミングであった。
乱世を生き残る戦国覇者のチャート -ニーチャバンガ、パラシャラの例外則、ヴィーパリータラージャヨーガ-
プリゴジンの2つの減衰惑星がニーチャバンガし、パラシャラの例外則やヴィーパリータラージャヨーガなどで、二重否定している配置は複雑な屈折したドラマを演じることを示している。

つまり、それはウクライナに進撃し、激烈な戦闘を行った後、今度は反転して、敵側に寝返って、モスクワに進撃するという大ドラマである。
そして、それこそが、プーチンを打倒する為の唯一の方法だったかもしれない。
敵を迎え撃つためでなければ、それだけの軍隊を保持することは出来ず、また平常時にプーチンを撃つ計画を練り上げたとしても、諜報部に計画が漏れて、先に暗殺されてしまう。
しかし、敵を打ち破るために軍隊を率いて、戦場に向かう状況は、逆に言えば、反転してモスクワに進撃すれば、独裁者プーチンを撃つ最大のチャンスである。
これまでどんなリベラル左翼活動家のデモ活動でも成し遂げられなかった革命を成し遂げる最大のチャンスであり、災い転じて福と為すとはこのことである。
災いとは、ウクライナに侵攻して兵力など多大な損失を被ったことである。
福とは、災いが心境の変化をもたらし、反転して、逆にプーチンを打倒するという、役回りを与えられ、ロシア国民の英雄となるということである。
それが、プリゴジンの将来をも約束することになるのである。
プリゴジンのチャートは、まさに乱世を生き残る戦国覇者のようなチャートであり、一筋縄ではいかない人物である。
このような映画のストーリーであるかのような筋書き、奇想天外な人生は、ニーチャバンガやパラシャラの例外則、ヴィーパリータラージャヨーガなどの二重否定がなければ不可能である。
私はこのプリゴジンの乱が成功する可能性があると考えている。

何故なら、この獅子座ラグナに修正したチャートだと、ラグナロードの太陽は10室に在住して方角の強さを得て、全く凶星や凶ハウスからの傷を受けておらず、両側に金星と水星が囲んで、シューバウバチャリヨーガを形成している。
そして吉星である木星のアスペクトを受けている。
この配置なら暗殺されたり、戦場で死亡する可能性は少ないのではないかと考えられる。


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現在、木星/水星期(2021年11月頃~)だが、次は、木星/ケートゥ期(2024年2月~)と続き、次は、木星/金星期(2025年1月~)で、その次は、木星/太陽期(2027年9月~)である。
この間にアンタルダシャーが、水星⇒ケートゥ⇒金星⇒太陽と推移するが、このうち、水星と金星は、太陽と共にシューバウバチャリヨーガを形成している。
ラグナロードの太陽が10室に在住する配置は、政府の高官とか、政権内で高い地位に就くことを表わしており、水星期も金星期もシューバウバチャリヨーガを形成する一部として、このヨーガの効果を引き出すことは間違いない。
またケートゥは7室に在住しているが、これには火星と逆行の土星がアスペクトしているが、火星は4、9室支配のヨーガカラカであり、土星は6、7室支配で有害ではあるが、しかし、定座にアスペクトしており、定座にアスペクトする惑星は、そのハウスを傷つけないという原則がある。
マハダシャーロードは、ラグナから見てトリコーナの5室を支配し、月から見て、1、4室支配であり、基本的に機能的吉星で、上述したようにニーチャバンガやパラシャラの例外則、ヴィーパリータラージャヨーガなどを形成して、様々な二重否定によるメリットを持っている。
そして、アンタルダシャーは、ケートゥ期は多少困難があったとしても金星期、太陽期と良さそうである。
ロシアでプリゴジン「人気」が急上昇、プーチンの倍に──「命が危ないレベル」と識者 2023/6/15 15:27 Newsweek (イザベル・ファン・ブリューゲン) 「人気の出過ぎ」は危ない Verstkaがグーグル・トレンドで調べたところによれば、ロシアでは5月に入ってから、プリゴジンについて検索する人が増加。月末までにはプーチンを追い抜き、5月28日から6月3日にかけては、プリゴジンの人気度(検索頻度)が最高の100ポイントに達したのに対し、プーチンの人気度はわずか28ポイントだった。 またロシアの検索エンジン「Yandex」の統計データによれば、ロシア国民が5月に「プーチンのシェフ」を検索した回数は74万4000回(前回の最多記録は1月の49万8100回)。「ウラジーミル・プーチン」の検索回数は30万5000回でだった。 この調査結果について、ウクライナ内務省のアントン・ゲラシチェンコ顧問は、「ロシア国防省と対立したことでプリゴジンの人気が高まり、今やその人気はプーチンをしのいでいる」とツイート。「ロシア国民が5月にプリゴジンに関する情報を検索した回数は、プーチンに関するニュースの検索回数の2倍にのぼった」「これほど人気が出ると、プリゴジンに何か事故が起こるのではないかと思う」 目立ちすぎたプリゴジン 英オックスフォード大学で冷戦後の旧ソ連と東欧諸国の専門家であるブラド・ミフネンコは本誌に対して、プリゴジンは5月に「自分を大きく見せすぎた」と語った。彼の「命は近いうちに、何者かの手によって突然終わりを迎えさせられることになるだろう」との見方を示した。 ミフネンコは「プリゴジンがロシア国家の偽装により、手に拳銃を持ち馬鹿げた遺書を遺して『自殺』遺体で発見される方に賭ける」と言う。「ロシア政府がウクライナ側にプリゴジンの正確な居場所に関する情報を提供する可能性もある。ウクライナに彼を殺させ、骨抜きになったワグネルを『英雄』と称えるプロパガンダを出し、さらなる新兵を集めようとするかもしれない」 |
プリゴジンは、人気が出過ぎて、5月のロシア国民のインターネットでの検索回数などが、プーチンを大幅に上回っているようである。
暗殺の危険性なども指摘されているが、プリゴジンのチャートを見た限りでは暗殺されるようには見えないのであり、直近のダシャーを見てもそうである。

従って、プリゴジンの乱は成功し、プーチンはプリゴジンを処罰することが出来ず、プーチン政権は打倒されるのではないかと思うのである。

一方で、プーチンのチャートを見ると、現在、水星/ケートゥ期だが、次は水星/金星期で、水星は8、11室支配で12室に在住し、12室支配の金星と12室でコンジャンクションしている。
プーチンは、クレムリンにはおらず、暗殺を恐れて、モスクワとサンクトペテルブルクの間にあるヴァルダイ湖近くの秘密の別荘などに逃げ込むことが多い。
森の中にある豪華な複合施設で「心身」を休めているという。
またプーチンは居場所を悟られないようにロシア各地にオフィスのレプリカを作らせているという。
プーチン大統領は居場所を悟られないように、ロシア各地にオフィスのレプリカを作らせた Alia Shoaib [原文] (翻訳:仲田文子、編集:井上俊彦) Apr. 10, 2023, 10:30 AM BUSINESS INSIDER ウラジーミル・プーチン大統領は、ロシア全土に自分のオフィスのレプリカを持っていると、元諜報部員が語っている。 プーチンの狙いは、自分の居場所を隠し、「外国の諜報機関を混乱させる」ことにあるという。 ロシアから亡命したこの元諜報部員は、プーチンのパラノイア的な安全への執着を明らかにした。 亡命したロシア情報機関の元大尉によると、ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は、居場所が判明しないように、自身の複数の住居にオフィスのレプリカを作ったという。 プーチン大統領の警護をしていたロシア連邦警備隊の元大尉、グレブ・カラクーロフ(Gleb Karakulov)はドシエセンターとのインタビューで、ロシアの指導者のパラノイアと安全への執着について語った。同センターは亡命したロシアの実業家、ミハイル・ホドルコフスキー(Mikhail Khodorkovsky)が資金を提供する調査報道機関だ。 カラクーロフによると、サンクトペテルブルク、ソチ、ノボ・オガリョボにあるプーチンの住居のオフィス部分はどれも同じに見えるよう設計されているという。 |
つまり、様々な秘密の隠れ家に逃げ込んでも、クレムリンの執務室にいるように見せかけることができるのである。
水星をラグナとすると、11室支配の太陽が、4、5室支配の土星と共に12室に在住している。
この水星から見た12室の太陽は権力を失うことを意味している。
11室の支配星は評価を表わし、12室に在住することは評判を失うことを表わしている。
また4室支配の土星が12室に在住する配置は、玉座(王座)が失われることを意味している。
これは政治家であれば、議席やポストを失うことを表わしている。
つまり、今後のプーチンは、転々と秘密の隠れ家を逃げ回るしかないのである。
プーチンは、2027年3月19日から水星/太陽期に移行するが、この時には、評判を失い、王座を失うという象意が顕現すると思われる。
つまり、大統領としての肩書きも失うのである。
ロシアの次期大統領選は、2024年3月だが、この時はまだ水星/ケートゥ期である。
マハダシャー水星期のセカンドアンタルダシャーの時期であり、水星期の象意が本格的に現れる時期である。
この時期は、11室支配の水星が12室に在住する象意、つまりは、肩書き、称号の損失という象意が本格的に顕現してくることが予想される。
6室の支配星減衰、は敵を打ち負かす効果、それは実感でも分かるのですが、
6室の木星(減衰はしてない)の効果を私なりに身の回りの事象で考えてみたのですが、
私が思うに敵(6室)を痛めつけて教えてやる(木星、師匠、教師)、という効果じゃないか、と思うのです。
或いはいい加減な(木星)敵(6室)とか関わるけれども、自分が勝って、敵は学ぶ、みたいな。
先生がご覧になってきた事例から6室木星(減衰無し)をどう思われますか?