出生時間の正確さについて

今日、鑑定したクライアントの方から出生時間の正確さに関する非常に興味深い話を聞いた。

助産院で子供が生まれた時、助産婦さんの横で子供が生まれる所に立ち会ったら、助産婦さんは実際には子供が生まれた後で、子供をお湯で洗ったり、タオルで拭いたりして、一段落ついてから、出生時間を記録したのだという。

だから実際の出生時間よりも2分以上は、後ろにずれたはずだと言っていた。
実際、立ち会って、子供が生まれた瞬間の時間を腕時計で確認して、助産婦さんが記録した時間とは、ずれていたことを確認したというのである。

もしこれが病院だったら、隣の別室に移動して、同じようなことを行なって、ひと段落ついてから、時間を計測するので、更に時間は大幅に後ろにずれるはずだとのことであった。
その場合、子供が母体から姿を完全に表す、まさにその正確な誕生時間よりも10分かそれ以上、後ろにずれていてもおかしくないとのことであった。

実際に立ち会って、自ら目視で確認した人の話であっただけに非常に信憑性が高く参考となる話であった。

母子手帳に記録されている出生時間はそういう意味で、少し実際よりも数分遅れている可能性があり、その前提で考えた方がよいということである。

今後、母子手帳の時間というのは間違っているという前提で、出生チャートを作成した方がよいと思われた。

特にこの知識は、ラグナが星座と星座、ハウスとハウスの境界線付近にある場合に有効となる。

例えば1分程度、出生時間を前にずらしただけで、ラグナが1つ前の星座に移動してしまうような事例が時々あるのである。

そういう場合には、ラグナが1つ前の星座である可能性の方が、母子手帳に記録された時間で作成したチャートのラグナよりも、むしろ、高いことになるのではないかと思うのである。


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