月別アーカイブ: 2012年8月

映画『メランコリア』について

最近、『メランコリア』という映画を見た。”メランコリア”とは抑鬱、鬱病という意味で、映画のストーリーとしては、太陽の後ろに隠れていた”メランコリア”という惑星が地球に衝突する直前の人間模様を描いた作品である。

鬱病の妹ジャスティン(主演:キルスティン・ダンスト)が結婚するので、資産家の夫を持つ姉クレア(シャルロット・ゲンズブール)が、妹のために盛大な結婚式を挙げるのだが、まず、冒頭のシーンで、リムジンが大きすぎて、道を通ることができず、結婚式の会場への到着が2時間も遅れるというシーンからスタートする。つまり、快適な乗り物の旅(4室)が阻害される。結局、徒歩で結婚式会場に到着した様子が描かれている。

まず、最初の場面から不吉さを醸しだすのだが、その後、結婚式の中でも、ジャスティンの母親(4室)が、否定的で厭世的な内容のスピーチをし、自分の部屋に閉じこもってしまう。

つまり、ジャスティンの鬱病を象徴するような母親の姿である。

そして、ジャスティンは気分が安定せず、明るく振る舞っていたかと思うと、次の瞬間には抑鬱的な表情を見せることを度々繰り返し、奇矯な振る舞いに参加者たちは困惑して気分を害する。

そして、最後には上司と夫を怒らせて、結婚は白紙に戻り、結婚式が台無しとなる。

つまり、人々を招いた祝宴の場(4室)が不幸な形で幕を閉じる。

そうした不幸な結婚式のエピソードが描かれた後、後半では、惑星メランコリアがついに地球に接近して来て、科学者の軌道計算を信じていたクレアの夫は、メランコリアが地球に衝突する疑いが強くなると、悲観して毒薬を飲んで自殺してしまう。

そして、メランコリアがますます地球に接近して大気が奪われて呼吸が苦しくなったり、岩石の雨が降ってくるようになると、クレアは激しく動揺するが、鬱病のジャスティンは、奇妙な程、冷静で落ち着いている。

wikipediaによれば、このエピソードは監督が鬱病に苦しんでいた頃に出席したセラピーセッションで鬱病の人々は先に悪いことが起こると予想し、実際に悪いことが実現していく段階では、他の人々よりも冷静に行動する傾向があるということをセラピストから聞いていた体験から得たアイデアであるという。

そして、最後にもの凄い近距離に近づいた巨大なメランコリアが地球に衝突するシーンで映画は終わりを遂げるのである。

地球は母なる大地という言葉があるように私たちの住居であり、惑星全体は4室が表示体である。

宇宙船地球号という言葉もあるが、4室そのものである。

その地球にメランコリアが接近して、最後に衝突して、地球の生命が失われてしまう。

つまり、物語の背景としては、メランコリアが地球に接近して衝突するという事件を扱っているが、その中に登場する人物や出来事も全て、メランコリア(抑鬱、鬱病)を象徴する出来事ばかりなのであり、映画が、メランコリア(抑鬱、鬱病)の数多くの象徴によって彩られている。

 非常に憂鬱になる映画であるのだが、ここまで憂鬱になる作品を作ったラース・フォン・トリアー監督は、メランコリア(抑鬱、鬱病)の才能があると言える。

実際に若い時に鬱病に苦しんでいたというのだから、やはり、映画監督は自らの人生観や思想を作品に反映させるのである。

因みにwikipediaによると以下のように記されている。

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カンヌ国際映画祭における記者会見でラース・フォン・トリアーは本作におけるドイツのロマン主義芸術からの影響を話した後、「ヒトラーに共鳴する」などと発言したために反ユダヤとされた。カンヌ映画祭事務局側は事態を重く受け止め、「好ましからぬ人物」としてトリアーを追放した。出品された「メランコリア」は審査の対象から外されなかったものの、仮に授賞してもトリアー監督は出席できない。
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監督自身は追放されたものの、作品自体は芸術作品として評価されたということである。

つまり、芸術は道徳や幸せから切り離されているということかもしれない。

 

この映画に一貫して流れているテーマは4室の傷であり、4室の喪失である。

こうした映画を見ることになった私自身、蟹座に月が在住しているので、現在、月から見て4室に土星がトランジットして、月にアスペクトしている。

だからこのような映画を見る羽目になったと言えなくもない。

4室は幸せのハウスであり、”THE HOUSE OF JOY”(喜びのハウス)と呼ばれる。

従って、4室、あるいは4室の表示体である月に傷が付くと、喜びが阻害されるのである。

そうした4室が傷ついた、阻害されているテーマを様々なエピソードで彩った本作品は、芸術作品としては優れているのかもしれないが、全く憂鬱な作品である。

現在、領土問題などで、争いが絶えないが、領土問題というのは4室への傷である。

だから今現在、国民全体が抑鬱的な状態の中にいるということである。

日本にとっては東北大地震と原発事故によって国土(4室)に大きな傷を受けたのであるから、やはり、国民全体が抑鬱的になりやすい状態にあるといえる。

1952年4月28日に発効したサンフランシスコ講和条約による日本国の建国図では、現在、4室で減衰するマハダシャー水星期であり、水星は6室の支配星と接合して4室に在住し、逆行する土星と火星からアスペクトされているのだから、やはり、国土(4室)というテーマで、色々問題が生じやすいと考えられる。

だからか、東北大地震、原発事故に続いて、ロシアによる北方領土への訪問、中国の尖閣諸島への不法上陸、韓国の竹島の実行支配などによる領土問題が引き続いて、国民の幸せや喜びを阻害する要因となっている。

総じて、国民全体が喜びを失い、心が不安定になりやすい時期である。

日本国民としては何とかしてこの難局を乗り越えていかなければならない。

もっと視野を大きくすれば、地球環境の破壊によって、この私たちに幸せや喜びをもたらす、住まい、乗り船であるはずの地球自体が、あと10~15年ぐらいでもう再生不可能な状態になると言われている。

だから、今はメランコリアの時代であり、どうにかして、この難局をクリアした時に喜びがやってくるのは間違いない。

地球自体がメランコリアをクリアする方向に進んでいけば、それは国家、地域、家庭といったあらゆるレベルに波及していくのだから、まずは私たちが目指すべきは、新しい世界である。

 

 















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北海道への短期旅行

8/16、17の2日間で北海道に短期旅行をした。

目的は占星術関連の知人を訪問するためであったが、

プラーナダシャーも土星期、水星期とちょうど占星術の話をするにはよいタイミングであった。

Ve/Mo/Ve/Mo/Sa 8-16-2012 05:16
Ve/Mo/Ve/Mo/Me 8-17-2012 13:23
Ve/Mo/Ve/Mo/Ke 8-18-2012 18:08

成田空港から最近、就航したばかりのairasiaで新千歳空港に飛び、空港に着くと高速バスで札幌市内のすすきの駅付近の宿泊ホテルへと向かった。

バスから降りて街を歩いて行くと、札幌は初めてであるには関わらず、何か街全体に親しみを感じ、居心地がよく、非常によい感じを受けた。

広大な空間と夏の北海道の暑すぎず、涼しい気候のせいであるかもしれないと思ったが、それ以上の好感度である。

それで後で分かったことは北海道は蟹座の土地であるということである。

何故かと言うと、北海道に着いた日、トランジットの月と太陽は私の蟹座4室に在住する出生の月と太陽にリターンしていたからである。

だからか、私は何か故郷に帰ってきたような親しみを感じたのである。

北海道は本土と切り離された島であり、島は周りを海に囲まれている為、周辺の環境から海を隔てて隔離されており、それで、ちょうど、蟹が甲羅で覆われていて、甲羅によって、腹の内側に抱えている卵を守っているのと状況が同じであり、一つの家の中の特殊な環境ということができる。

そういえば、北方領土問題などで佐藤優と共に活動していた鈴木宗男や、後援者の松山千春なども蟹座っぽい右翼体質の人間であったことなども思い出し、また鳩山由紀夫も、蟹座に土星が在住し、高揚する火星がアスペクトして、木星からもアスペクトされなどして蟹座が強かったことを考えると、やはり、蟹座に特徴がある人が北海道に縁があるのではないかと思ったのである。

またもっと直接的には、巨大な蟹の看板を掲げた蟹の専門店が町並みに目立って存在していた。

町を行きかう人たちも、街角にたむろする若者も、皆、どことなく親しみやすい印象で、フレンドリーなのである。

つまりは蟹座の土地であればその中にいる人は皆、家族なのであって、フレンドリーな感覚が生じることも理解できる。

何か知らない道行く人に親近感を感じるようなそうした街なのである。

そのようなことを考えながら、私は北海道は蟹座の土地なのであると思うに至った。

北海道は開拓して開けた土地であるが、アメリカも開拓して開けた土地である。

広大な土地に各々が自由に自分の生活圏を築いたということが似ているのであるが、その自由の精神は、アメリカで言えば、

リバタリアニズム(自由至上主義)の精神であり、これは個人主義で独自のやり方を持つ、蟹座の特徴そのものである。

自己責任が徹底しており、自己所有権という概念を持っており、他人に迷惑をかけない限り何をやっても自分の勝手であるといった
そうした自由の概念を持っているのがリバタリアニズム、つまり蟹座ではないかと思うのである。

つまり、北海道もそうした個人主義者たちが、広大な土地で自由気ままに生きる土地柄なのである。

家族という単位が、各々家の中で、独自の生活を築いているというのが蟹座の世界である。

そんなことで蟹座の土地を満喫していたのであるが、朝テレビをつけると、折りしも、日本の南端では、尖閣諸島に香港の活動家が不法に上陸して、日本側が、強制送還したといったニュースが報道されていた。

また少し遡ると韓国の李大統領が竹島を訪問し、自国領であることを主張して、日本側は国際裁判所に提訴するといった動きを示したのも、最近の話である。

こうした領土問題は、この1ヶ月の間、太陽が蟹座をトランジットして、土星が8/4から天秤座に移動して、蟹座から4室にトランジットして蟹座にアスペクトしていることが原因である。

蟹座はナチュラルゾーディアックでは4室に当たり、家や土地の表示体で、家族の家や土地にこだわりを持つ星座である。

この家や土地へのこだわりを国民国家という規模にまで拡大し、同一化すると、領土や民族への愛着となる。

従って、領土(国民の土地)や民族(国民という家族)に最も関心を持つのが蟹座である。

蟹座は大衆も表わすため、大衆が最も関心を持つのは、領土や民族といった分野である。

領土や民族を強調して大衆の人気を得て、独裁者になるというパターンがポピュリズムであり、蟹座の特徴である。

韓国大統領が国民の支持を得るために韓国を訪問したのはそのためである。

支持率が低下している指導者ほど、領土や民族のために戦争を起こして、国民の支持を取り付けるのである。

特に民族(家族)ということになると、血の問題を論じることなり、民族の純潔を保つという思想につながって、

それは優生学の考え方にもつながっていくのであり、これがドイツや、イタリアで起こったことである。

ヒトラーは天秤座ラグナで、蟹座10室に土星が在住していたが、その蟹座の行動を表わす蟹座から10室の牡羊座に惑星が集中していた。

ヒトラーはドイツ民族の優秀性を強調し、チェコスロバキアのスデーテン地方を要求して領土にこだわった。

これは典型的な蟹座の行動パターンであり、独裁者とは蟹座であり、民族主義者とは蟹座のことである。

土星がハウスに入室すると、そのハウスの象意についての責任が生じるのであるが、

蟹座からみて4室に土星がトランジットすると、蟹座ラグナの民族主義者たちが、自国の領土に関心を持ち、領土に対する責任を感じるのである。

それは”領土を何とかしなければならない”といった感情や具体的な行動を意味している。

そして香港の活動家が不法に上陸するといった強行手段に出たのは、蟹座から見た4室に土星に加えて火星がトランジットしたためである。

逮捕された香港の活動家の面々をニュースで見ると、いかにも蟹座っぽい特徴の人々に見えたが、彼らを領土問題に向かわせたのは、今ちょうど蟹座から4室に土星や火星がトランジットしているからである。

話が脱線したが、そんなことで、北海道で蟹座の象意を堪能している時に、ふとホテルのテレビの電源を入れると、

ちょうど竹島訪問や尖閣への不法上陸のことを放映していたため、これについてもよく考えてみると蟹座絡みであることが分かった。

因みに北海道は今回が初めてではなく、非常に小さい頃、家族旅行で両親や兄弟、祖母と一緒に訪れたことがある。

それは居間で家族で何か旅行の話をしていて、北海道に行ってみたいという話になり、特に知り合いがいるということでもないこの見知らぬ土地に、突然、行くことに決まったのである。

祖母のチャートの蟹座には月が自室に在住しており、私の4室には月と太陽が在住しているが、これは母と父を表わしており、両親を表わしている。

従って、結局、過去に北海道に突如、旅行に行ったときも、何か、蟹座とのつながりで、例えば、ダシャーの支配星やトランジットが蟹座と絡むことで、行くことになったのではないかと思えるのである。

 















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