月別アーカイブ: 2010年5月

ロンドン体験記③

ロンドンの市内観光で、目玉の一つがテムズ川の岸辺で中世の城塞として、一際、目立っているロンドン塔である。

ロンドンでは入館料を取らない施設が多い中で、このロンドン塔は、きちんと入館料を取ってこの歴史的遺産の保全に努めているようであった。

このロンドン塔(Tower of London)については、以下のようにWikipediaに詳しく掲載されているので、その歴史については省略するが、当初、要塞として建設されて何度も修復を重ねられ、その後、政敵や反逆者を処刑する処刑場として使われるようになったというのが有名な話である。

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1066年にイングランドを征服したウィリアム1世が1078年にロンドンを外敵から守るために堅固な要塞の建設を命じ、本体は約20年で完成した。その後、リチャード1世が城壁の周囲の濠の建設を始め、ヘンリー3世が完成した。・・・

・・・また、身分の高い政治犯を幽閉、処刑する監獄としても使用されたはじめたのは1282年のことで、やがて14世紀以降は、政敵や反逆者を処刑する処刑場となった。・・・(Wikipediaより)
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この処刑場として使われるようになったことの中で、歴史的に最も有名な話は、ヘンリー8世の妃であったアン=ブーリンがここで処刑されたということである。

これについては、最近、制作された『ブーリン家の姉妹』という映画に詳しい。

ヘンリー8世が最初の王妃キャサリン・オブ・アラゴンとの結婚で、男子の子ども(王位継承者)に恵まれなかったため、キャサリンと離婚してキャサリンの侍女であったアン=ブーリンと結婚するのである。

アン=ブーリンは女子エリザベスを出産するが、男子でなかった為、ヘンリー8世は落胆し、男子を産めなかったアンは焦って、実の兄弟と近親相姦してまでも男子を出産しようとするのである。

そして、そのことが発覚して、アンは不義密通や近親相姦などの罪で、ロンドン塔で斬首刑に処せられるのである。

その後、アンが産んだ女子エリザベスは、1558年に即位してエリザベス女王(1世)となり、後に、アルマダ海戦で、スペインの無敵艦隊を破り、イングランドが海を制して、世界貿易を一手に握るのである。

このイギリスの中世から近代に移行して、大英帝国を築き上げていく前の歴史的クライマックスがこの辺りの物語である。

この時代が英国の前近代史の最も面白い味わい深い時代なのであり、それが為に最近でも多くの映画作品が生み出されている。

『ブーリン家の姉妹』
(2008年 イギリス 出演:ナタリーポートマン、スカーレットヨハンソン、エリックバナ)

『エリザベス:ゴールデン・エイジ』
(2007年 イギリス 主演:ケイトブランシェット)

『エリザベス』
(1998年 イギリス 主演:ケイトブランシェット)

ヘンリー8世は、自分が男子を授かるために王妃キャサリンと離婚しようとしたが、カトリック教会が反対したため、教皇庁と断絶し、イングランド国内において国王こそ、宗教的にも政治的にも最高指導者であることを宣言したのである。そして、国王至上法によってカトリックの修道院の多くが解散させられ、こうした動きがローマ教皇庁と分離した英国国教会の設立につながっていったのである。

いかにも全てにおいてNO.1になろうとする英国の歴史的出来事であり、ローマ教皇庁が上に君臨することを認めずに、宗教から政治までの完全な支配、統治を確立したと言える。

つまり、ヘンリー8世は、王様の中の王様なのであり、統治する為に生まれてきた典型的な王様である。

そして、何が言いたいかというと、このヘンリー8世が典型的な王様であることから、獅子座ラグナの典型的な神話的モチーフが存在することに気づいたのである。

それは獅子座ラグナにとっては、5室は木星がムーラトリコーナとなる配置で重要なハウスとなり、その支配星は子どもの2重の表示体であるということによって、獅子座ラグナにとっては5室(子ども)は非常に重要なのである。

実際、獅子座ラグナの人は子ども好きで、自ら子どものようでもあり、子煩悩な親となるようである。

小林よしのりの漫画『おぼっちゃま君』でも、お坊家の父親(王様)がおぼっちゃま君(息子)を溺愛している様が描かれていたが、小林よしのりは獅子座ラグナであるから、その辺りの感覚がよく分かっているのかもしれない。彼は実際、自分の事務所にスタッフを抱えて、家父長的で子分(子ども)好きな様子をよく示している。

このように獅子座は子どもが大事で、子ども好きなのであるが、然し、5室は同時に8室も支配するので、子どものことで悩むのである。子どもが生まれなかったり、王位継承者としての男子を授かることがなかなかスムーズに行かない(8室=中断、停滞)ということが多々あるのではないかと思うのである。

これはどのような時代のどのような国の封建的君主であっても、王様の宿命として、王位継承者としての息子を授かるということが、一番の希望でありながら、然し、そのことにおいて一番、頭を悩ませるということが、歴史的、人類史的にあるのではないかと思われるのである。

男子の王位継承者の誕生を望むヘンリー8世と、その子どもを出産しようとして悩んだ挙句、兄弟と近親相姦までした(と映画では描かれていた)アン=ブーリンの物語を映画で見て、そして、ロンドンで、ロンドン塔を見学して、その歴史物語の光景をありありと思い浮かべてみて、そのような王様と子どもに関する占星術的、原理的に規定されたステレオタイプがあるのではないかと思ったのである。

因みにプロレスラーで、格闘家の高田延彦(高田道場主催)も、妻でタレントの向井亜紀と共に子どもができないことで悩んでいたが、案外、彼も獅子座ラグナなのではないかとも思われる。

この話とはまた違う話であるが、前回、私が英国ロンドンは牡羊座と関係があるという話をしたが、その英国はヘンリー8世の時代にローマ教皇庁と仲たがいして、後に独自に王室の管理下にある英国国教会を設立したのである。

その一方で、ローマ教皇庁があるイタリアは、蠍座で表わされるのではないかと思うのである。

イタリアはシシリー島にマフィアがいて、北野たけしの暴力的なヤクザ映画が流行り、彼のファンが大勢いるのであるが、北野たけしは山羊座ラグナで11室蠍座に惑星集中しており、それが為に97年のイタリア・ヴェネツィア映画祭において『HANA-BI』が金獅子賞を受賞して、向こうの有名な映画監督や文化人(11室)と交流して、超一流としての扱いを受けたのである。

彼がイタリアで高く評価されるというのは11室に惑星集中しているからであり、そこが蠍座であることは、イタリアと蠍座の関係を感じさせるのである。

また、イタリアは水の都ヴェネチアがあったり、細長く周囲を海に囲まれる日本のような国土であり、何かと水の象意が付きまとう国である。ローマにはキリスト教の総本山があり、キリスト教は魚座の水の宗教であるが、おそらく、バチカンがあるからには、同じ水の星座のグループの蠍座と関係があるのではないかと思うのである。

このような、いくつかの手がかりから、イタリアは蠍座と関係があると思われる。

従って、英国は牡羊座で、イタリアは蠍座なので、英国とイタリアは6-8の関係にあるのである。

そう考えると英国国教会とローマ教皇庁が歴史的に仲たがいして反目しあっているということがよく理解できるのである。

あるいは正確に言うと、仲たがいする過程で、英国国教会が生まれたのである。















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ロンドン体験記②

途中経由地での滞在を余儀なくされて、その後、フランスのニースに飛び、列車でパリに入り、深夜バスでロンドンに到着でき、それで何とか、BAVAカンファレンスの初日に(少し遅刻はしたのであるが)間に合ったのである。

英国ヴェーディックアストロロジー協会のカンファレンスを今回、リードしていたのは、アンドリューフォス(Andrew Foss)とゴードンブレナン(Gordon Brennan)であり、司会進行、お世話係といった立場で会議を取り仕切っていた。

そして、プレゼンテーションしたスピーカーはアンドリューフォス、ゴードンブレナン、ブレンダンフリーレイ(Brendan Feeley)、デヴィッドフローリー(Dr David Frawley)、シャンバビ(Shambavi)….他….などの方々でした。

今回はアイスランド火山の噴火の影響で、コミラサットンとデビッドフローリー、シャンバビが来れなくなったので、インターネットでウェブカメラで接続してのプレゼンテーションとなった。

彼らは皆、大学の教授レベルの人たちであると言えるかもしれない。自分たちで新しい理論を発案したりしているし、また本を出版している人も多い。皆、仲間であるアンドリューフォスのソフト、シュリジョーティスターを使用している。

これは仲間付き合いという点もあるとは思うが、本当に優れた機能を備えているからであると思われる。

私がアンドリューフォスに「あなたのソフトはものすごく機能が豊富で優れているが、印刷や画面表示のビジュアル的な点で満足できないので、まだパラシャラズライトを使っている」と言うと、彼はムッとして、来なさいと私に手招きし、レクチャールームで、私にソフトの画面を見せて、ヴァージョン6からヴィジュアル的にも改良されたのだと説明してくれた。また検索機能の使い方やレクティファイする機能、印刷画面のフォーマットの作り方などを説明してくれたのである。

私が一つ一つのチャートに日本語で説明を加えて保存したいと言うと、次期ヴァージョンから日本語フォントも標準で実装したいとのことであった。日本人の協力を得て、日本語ヴァージョンを作りたいとも言っていた。

私が私は英語力がないから手伝えないと言うと、日本人の協力者を探すから大丈夫だと言っていた。然し、私たちは既に英語の占星術ソフトを使うことに慣れてしまっているので、日本語フォントを入れてもらい、説明書きなどを日本語で保存できるようになればいいのである。

シュリジョーティスターは一度購入すれば、ヴァージョンアップなどは無料ですることができる経済的なソフトであり、また機能も優れている。

アンドリューフォス氏にソフトの画面をコピーして貼り付けて、ウェブページや書籍の出版に活用したいと言うと、著作権フリーで自由にやっていいとのことであった。

(これは今回の参加の収穫であり、アンドリューフォス氏から直接、ウェブや書籍への活用の許可を受けたので、今後は堂々と活用することができそうである。)

彼は自分のソフトについて、自信とプライドがあり、著作権などを主張するよりも、まずは使って欲しいようであった。

自分の楽しみと誇りの為にボランティアで常に改修を重ねてヴァージョンアップを図っているのだと思われる。

◆ ◆ ◆

デヴィッドフローリーやブレンダンフリーレイは非常にアーユルヴェーダのドーシャ(ヴァータ、ピッタ、カパ)の概念を多用するので、アーユルヴェーダに興味のある人はいいかもしれない。然し、アーユルヴェーダのドーシャの概念はメディカルアストロロジーにあまり興味のない私には使いこなすのが難しく感じるのである。

12星座の2区分(男性、女性)、3区分(運動、固定、変通)、4区分(火、土、風、水)の要素を使いこなすことの方が先ではないかと思うのである。

また彼らはジャイミニのアスペクトをラシ・アスペクトと呼んで、非常に重要視しているようであった。通常、パラシャラシステムの中では、パラシャラのアスペクトだけを用い、ジャイミニシステムの中ではジャイミニのアスペクトだけを用いるのであり、どちらのシステムで見ているかを明確にするのであるが、レクチャーの中では、チャートを基本的に分析していく時に両システムを切り換えずにほとんど同時にパラシャラのアスペクトに加えて、ジャイミニアスペクト(ラシアスペクト)を検討しているようであった。

ヴィムショッタリダシャーやチャラダシャーなど、両システムぞれぞれのダシャーシステムを見る時に、パラシャラのアスペクトとジャイミニのアスペクトを混ぜてはいけないと思うのである。

然し、レクチャーでチャートの基本分析の所で、パラシャラのアスペクトに加えて、ラシアスペクトを非常に重要視して最初から言及していたようであり、特に両システムを区別しているようには見えなかった。

これはジャイミニに習熟しているので、最初からチャートを見る時に、パラシャラのアスペクトの解釈と同時にジャイミニのアスペクトの解釈もしてしまうのかもしれないし、ダシャーの時点では両アスペクトを使い分けているのかもしれず、実際にどのように考えているのかは、私の英語力ではほとんどレクチャーの内容が理解できないので、よく分からなかった。

然し、彼らは非常にラシアスペクトという単語をたくさん口にして、ジャイミニアスペクトを使って考えているようであった。

ほとんどレクチャーの内容が理解出来ないため、最終日はデヴィッドフローリーと彼の奥さんのシャンバビによるアーユルヴェーダのヒーリングに関するワークショップだったのだが、私は欠席してロンドン観光に行ってしまった。

然し、この判断が後々後悔の念を起こさせる結果となり、非常に最後の締めくくりがしり切れとんぼで、突然、中断(8室)してしまい、後味の悪いものとなった。

レクチャーの内容はほとんど理解できなかったが、BAVAの参加者たちとは積極的に交流を図り、BAVA参加の成果は十分にあったと思われる。

参加者はフランスやイタリアやスイスなど、ヨーロッパ各地のいろいろな国から来ていた。メインイベントの時でも20~30名ぐらいの参加で比較的少人数である。

一つのレクチャーが終わると、ティータイムとなり、地下のレストランで休憩して、歓談するという優雅な構成になっていた。

(BAVAが拠点にしている会場はBOND STREET駅の近くのMandeville Placeという東京で言えば、銀座とかに該当しそうなお洒落で高級感あふれる場所であった)

皆、それ程、ジョーティッシュに習熟している訳でもなく、初めて参加するような人が多いのにも驚いた。学習歴もそれほど長くないようであった。

私が2002年から8年ぐらい学習していると言うと、それは平均的には長いほうの部類に入るようであった。

然し、ヨーロッパに住んでいる人たちは、英国に行くのは非常に手軽なようである。
例えば、ライアンエアーなどの格安航空会社を使うと、3000円とか4000円とかで、英国に行けるのである。私たち日本人にとっては英国旅行は長旅であるが、彼らにとっては、ちょうど日本人が大阪や京都から東京に出てくるのと何ら変わりがないようである。いや大阪や京都どころか、名古屋や静岡に住んでいる人が東京に出てくるのと変わらないかもしれない。

現に私は今回たまたま深夜バスで、パリからロンドンに行き、途中でバスごとフェリーでドーバー海峡を渡ったのであるが、一晩で、早朝にロンドンに着いてしまった。

ヨーロッパはほとんど一つの国であり、皆、英語を使いこなし、私たちとは全く異なる気楽な感覚で、行き来しているようであった。

従って、気楽に参加できるだけにジョーティッシュを何年も勉強している人ばかりでなく、初めて参加したとか、アーユルヴェーダをやっていたが興味があったので来てみたとか、いろいろな人がいて、そうした人たちに対して、ゴードンブレナンとか、ブレンダンフリーレイなどの人たちが、かなり難しいことをレクチャーしているのが印象的だった。

おそらく日本だけが高い航空料金によって世界から隔離され、切り離されているのである。

日本の航空事業に自由化を導入すると、競争力のある外資によって、日本の航空会社は打撃を受け、国家としての日本は弱体化するかもしれない。然し、国民にとっては安い航空券で海外に行けることは魅力である。

国家としての日本の利害と、国民の自己実現というものが矛盾しているのが日本である。常に日本はこのような問題を抱えて来ている。















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ロンドン体験記①

4/22~4/26迄開催の英国ヴェーディックアストロロジー協会(略BAVA)のカンファレンスに参加する為にロンドンに行ってきました。

そこでロンドンについて占星術的にいろいろ分かったことがあったので、以下に記します。

※BAVA=British Association of Vedic Astrologyの略

◆ ◆ ◆

英国ロンドンに行って分かったこと。

それは、英国は何でも1番を目指すということである。

例えば、英国の切手には国名が書かれていないという。
それは自分たちが世界で最初に郵便制度を開始した誇りと自信の現れであるという。

私がロンドンの市内観光ツアーバスで、ロンドン市内を巡回していた時に、バスの中には観光客向けのガイドアナウンスがヘッドホンで各国の言語で聴けるようになっていたのであるが、そのアナウンスの中で、英国は世界で最初に国内の観光サービスを組織的に提供することを世界に先駆けて行い、その後、それが世界各国のモデルとなり、今では世界中でそれが実施されているということを誇りとしていますと、アナウンスの中で説明していた。

何でも1番最初に始めるということにこだわりがあるのである。

また世界で最初の中央銀行が作られたのもロンドンであり、
それが世界に広がったのである。

若者のファッションでも、個性的で斬新なファッションを自分が最初に始めたことにこだわりがあるのだという。

この象意は今までの経験から、牡羊座の象意なのである。

私は前から気づいていたが、英国に在住していた人たちは皆、牡羊座が強調されている人が多いのである。

例えば、先に取り上げてしまうと、エリザベス女王のチャートは山羊座ラグナで4室牡羊座で太陽が高揚している。

また私が信奉する政治評論家の副島隆彦氏は、英国ロンドンで銀行に勤めていた時代があるそうだが、おそらく牡羊座ラグナで、牡羊座バラニーで太陽が高揚している。

また自民党の麻生太郎氏は、牡羊座に木星と土星、月が在住している。
牡羊座が強いのであるが、彼はオックスフォード大学(英国)に留学している。

また私が身近に知っている人も英国に行ったことのある人は、必ずと言っていいほど、牡羊座に惑星が在住している人が多い。

例えば、山羊座ラグナで4室に木星が在住していたり、
同じく山羊座ラグナで4室に火星と金星が在住していたりする。

またラシチャートで在住していなくてもナヴァムシャで牡羊座ラグナの人にも英国在住経験者がいる。

また今回、BAVAのカンファレンスに参加して向こうで知り合った英国在住の女性は、牡牛座ラグナで12室で太陽が高揚している。

あるいは、また別の女性は月が蟹座で牡羊座に金星と水星が在住している。

あるいは他の男性で月が牡羊座バラニーの人もいたりした。

英国に関係のある人は皆、非常に牡羊座が強調されているのである。

私は4/15に成田を出発して、途中経由地に到着すると、アイスランドで火山が爆発して乗り継ぎビンが
キャンセルされ、経由地に足止めされてしまった。

それで空港から郊外にあるホテルにバスで移送されて、そこで4日間過ごしたのである。
ホテル内の敷地から出ることもできず、わるく言えば、監禁状態である。

私が出発した時、木星はまだ水瓶座であったが、5月から魚座に入室するので、既に1ヶ月を切ったこの時点で魚座入室の効果を発揮し始めていた。それで私のラグナから6室、8室、12室にダブルトランジットしていて、ドゥシュタナハウスが強調されている。

まず、旅行に出発して突然、自然災害(8室)が発生して、ロンドン行きの便がキャンセル(8室=中断、変化)し、そして、郊外の針葉樹の生い茂る精神病院のような静かなホテルに4日間滞在を余儀なくされた(12室)ことなど、8室や12室のモクシャハウスの象意がまさに起こったのである。

そのホテルの近くには大河があり、表面が半分シャーベット状に凍っていた。

水の象意である。対岸には金持ちが住んでいそうな高級住宅が立ち並んでいた。

私の出発時のダシャーは金星/太陽/太陽であり、太陽は金星から見て、12室の蟹座(水)に在住している。

ラグナからは5室支配で4室蟹座に在住して、ラージャヨーガを形成している。ナヴァムシャでは金星から見て、2室支配で4室で減衰しているのだが、私の太陽は金星/太陽期には4室と関わりが強いようである。

明らかに太陽の象意を発揮しており、同じ境遇にあって、郊外のホテルに滞在する各国の外国人たちに好意的に話しかけられた。太陽期だからか私は存在感を発揮していたのかもしれない。

このように私のトランジットは6、8、12室が強調され、ダシャーでも12室が強調されたのである。
ダシャーラグナの重要性がよく分かるのである。

金星をラグナとした場合に太陽が12室に在住するという象意を見逃すことはできない。

ロンドン行きの便がキャンセルされた時、空港会社の窓口に行くと、大勢人が並んでおり、とても対応してもらえる状況ではなかった。また窓口の中で、係りの人に怒鳴りちらしている女性がいて、窓口は大変、混乱していた。何でも機内で具合が悪くなったのか、間違った注射を打たれて、手がしびれて動かないとのことで娘が泣いており、それに対して、女性が怒り狂っているという状況のようである。そんな中で、私は英語力もろくにない私がこれからどうすればよいのか、途方に暮れている時に日本人で同じ境遇にある人たちと出会って、何とかこの危機的状況を協力して乗り越えようということになったのである。
(※この時に出会った日本の同志の皆様にはお世話になりました。有難う御座いました。)

この知り合った人たちは、皆、これから英国で学ぼうとする人たちであり、留学するために英国に行くのである。また私もBAVAに参加するということで、今回の旅は留学に相当するのである。後で分かったところでは、この中の2人は太陽が高揚していたようである。

つまり、英国とは牡羊座に関係があるのである。

また、これから何かを始めようという人とか、何らかのことで、一番を目指している人が行く所が英国である。

日本の政治家でも、将来、リーダーシップを発揮する立場に立とうとする人は、皆、英国に留学するのである。

例えば、明治維新の時に薩摩と長州の若者で、これから日本を革新しようとした、新しいことを始めようとした将来の最高権力者たちは、武器商人トーマスグラバーの助けを得て、(背後にロスチャイルドがいたのかもしれないが)、ロンドンに留学したのである。そして日本の近代化をすすめたのである。

つまり、イギリス経験主義から起こった近代科学の日本への導入である。

こうした明治維新の若者たちがこれから物事を始めようとする時に英国ロンドンに行くというのはよく分かることである。

英国で起こったイギリス経験主義哲学と、近代科学、産業革命、銀行システムなどを日本に導入しようとしたのである。

その最初の衝動となった力の発動が維新の士たちによって日本へ伝えられたのである。

然し、私の研究では、日本のエスタブリッシュメントや支配者階級は、蠍座で表わされるのである。だからか天皇を南朝の天皇にすり換えて、それを国民に隠したりしている。

基本的に秘密主義である。それに比べて英国は全てが明らさまで開けっぴろげで秘密というものがあまり無いようである。実に堂々としている。

日本がロスチャイルドに散々助けられたにも関わらず、第二次世界大戦前にロスチャイルド英国と決裂したのは、日本の支配者階級が蠍座で表わされるからではないかと思われるのである。

英国に到着して、まず驚いたのが、街全体が非常に狭くて密集しており、道路も狭いのである。

そうした狭い区域の中に体の大きい堂々としたアングロ・サクソンの巨大な人々が急がしく闊歩しているという印象である。

小さい温泉の中に皆で浸かっているという印象である。

従って、スペースが狭いので、人々の体が非常に近くにあり、パーソナルゾーンが広めにとれないのである。

これは逆に言えば、狭い家に家族で一緒に住んでいる感覚である。

それで英国は島国なので、蟹座の象意で表わされるのではないかと思われた。

そうすると、国民の為に公務を行なっているエリザベス女王の太陽が蟹座から見て10室で高揚することになる。

私はイングランド銀行を見に行って思ったのだが、英王室を牡羊座だとすると、国民は蟹座4室で表わされて、英国議会や民主主義を表わしているのである。

そして、英王室が交流する社会的地位の高いエスタブリッシュメントたちが、11室の水瓶座で表わされると思うのである。その11室のエスタブリッシュメントたちが王室の許可を得て、イングランド銀行を創設し、金1、紙幣2の割合で、最初の中央銀行による信用創造を行なったのである。

この11室水瓶座は、4室の国民を表わす蟹座から見ると8室に位置しており、支配者を表わしている。

然し、支配者とは保護を与える相手でもあり、国民が頼らざるを得ない相手である。

もはや国民は物々交換の小規模の経済活動をしている訳にも行かず、銀行による信用創造による莫大なマネーの供給を必要としたのである。

それなしには近代的な文明化された生活を営むことができない。

しかし8室は雇用主と労働者のように依存と保護、支配と被支配の関係を表わすので、保護という要素と支配という要素が同時に働くのである。

従ってイングランド銀行に隣接しているイングランド銀行博物館も見て来たが、英国の中央銀行の歴史とは、インフレとの戦いであり、インフレによる国民生活の圧迫の歴史なのである。

中央銀行がお金を刷り過ぎるのでインフレとなって国民生活が圧迫されるのである。

それで昔から銀行家と、国民との間には6-8の関係が歴史的にあるのである。

英国が牡羊座である為、英国を研究することで、ナチュラルゾーディアックの構造がよく理解できるのである。

英王室は、銀行家とイングランド銀行の創設を許可しなければ、自分たちの収入を確保することが難しいのである。

そして、銀行家を表わす11室は5室にアスペクトするため、王室の国創りに貢献することになるのである。

私は英国が牡羊座を表わしていることが分かって、これらの英国内の勢力図式を理解することが出来た。

この11室の銀行家(=ロスチャイルド)はフリーメーソンも表すため、英王室の戴冠式はフリーメーソンのグランドマスター選出の儀式のようでいて、荘厳なのではないかと思われた。

ロンドン塔の中を見学した時にエリザベス女王の戴冠式の映像を見ることが出来たが、英王室の荘厳な儀式の数々は、フリーメーソンの儀式と重なってくるのである。

(だからユダヤ陰謀理論に関連して、エリザベス女王が世界を支配しているというような錯覚が生じるのだと思われる。しかし、占星術的な考え方を身につけると、ユダヤ陰謀論というものが、事実を単純化し過ぎた幼稚な議論であることが分かってくるのである)

ロンドンで見かけるのは、その辺りの店で買ったハンバーガーなどをかじりながら歩いたり、自分の進む方角に足早に進んでいく人々の群れである。

食べながら歩いていても行儀が悪いことに気を使う必要もない雰囲気で、非常に牡羊座ラグナの私には居心地がよく感じた。

あまり人のことに無関心で、おのおのが自分の目的地に向かって移動している印象である。牡羊座の象意は移動であり、とにかく移動しているときが幸せである。

若者は皆、皮ジャンを着て、パンクファッションと言えるかもしれないが、以前、射手座ラグナの女性で5室牡羊座(音楽)にラーフが在住している女性が学生時代にパンクバンドをやっていたという話を聞いたことがあるが、牡羊座はパンク、ロック、革ジャンなどのファッションと関わりがある。

おそらく下層階級とか若者のカジュアルファッションの主流がパンク・ロック系なのである。

英国サッカーリーグのフーリガンの乱暴さなども牡羊座の象意である。

ファッションは原色を好む、はっきりとしたもので、自己主張が強いのである。

一方、上流階級の人々はスーツで決めて、東京丸の内や霞ヶ関に勤める人たちのようなビジネスマンスタイルである。

また英国は食事がまずいことで有名であるが、それは私も体験してみて本当であった。

おそらく英国民は味覚の識別力が不足しているからではないかと思われる。

これは牡羊座の影響である。

(7種光線論で言うと、1光線は色覚異常の人がときどきいるようである。それは色の繊細な違いを識別できないからである。英国の魂光線は2光線、パーソナリティー光線は1光線であり、おそらく1光線は牡羊座や太陽と関係があるのである。英国が牡羊座と関係があるという私の経験とも一致して非常に興味深い)

また思い出せば、きりがないが、夜、街を歩いていて、若者の集まるクラブとかバーのような所で、若い男女が手動のサッカーゲームで真剣に熱中して遊んでいるのを見て驚いた。

サッカー選手の人形が1本の棒にくっついていて、それを手でハンドルを回転させて、ボールを飛ばし、相手のゴールに入れるゲームであるが、それをもうかなり、いい年をした若者たちが本気でワーワー歓声を上げながら遊んでいるのである。

英国の若者はなんて単純で愛すべき(口が悪いですが)やつらなんだと思ったのである。シンプルで単純なのである。
まさに牡羊座の単純なすがすがしさ、裏のないストレートな表現である。

こういう訳で、英国は牡羊座と関係があると分かったのであるが、私が英国に行くことになったのも、おそらく牡羊座ラグナだからである。

(トランジットの太陽が牡羊座に入室し、また金星、水星も牡羊座にトランジットしている時に英国に出発したのである。旅を共にした日本人の同志たちは若者であり、金星や水星が表示体となっていたと思われる。)

また英国に行くことになったのは、月、太陽が蟹座で、蟹座から見ると、10室が牡羊座になるからだろうと思われる。10室は行為のハウスであるため、牡羊座的に行動する蟹座も英国に密接な関係が出てくると思われるのである。

(10室は1室と同様にチャート全体を表わす要素があると思われるのである。行為というのは、その人物の性質が表に現れる舞台だからである。)

実際に英国に行くのは、蟹座的な一匹狼の個人主義者が多いのではないかと思われる。

それは英国ロンドンに行くこと自体が小さな島国で海に囲まれた国に行くことを表わし、また、ロンドン観光をする場合、必ずテムズ川をクルージングしたり、橋で渡ったりするからである。
常に水辺を遊覧することになるのである。

従って、蟹座で表わされる人たちがロンドンに集まるのではないかと思うのである。















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ジェイソン・ステイサム主演の『トランスポーター3』について

最近、ジェイソン・ステイサム主演の『トランスポーター3』をDVDで見たが、彼の特徴は、武骨で不器用な男のダンディズムであり、疲れを知らないスタミナ、せわしなくハードな動き、無駄口をたたかない少ないセリフとか、ポーカーフェイスなどであるのだが、私は彼は典型的な山羊座のタイプではないかと思ったのである。

禿げ上がった頭と、無精ひげ、骨太で骨ばった骨格、決して優美とは言えないせわしなく忙しそうな走りなど、武闘派は武闘派でも、牡羊座のようにリーダーシップがあったり、派手で輝かしい太陽の陽気な魅力ではなく、抑制の効いた土星的な中年のダンディズムが見られるのである。

映画の中で、ジェイソン・ステイサム演じるフランク・マーティンは、

・契約厳守
・依頼者の名前は聞かない
・依頼品を開けない

などの3つのルールを自らに課しており、それを厳格に守ることで、
仕事上では依頼主から大きな信頼を受けている。

自らにルールを課すところなど土星的であるのだが、無口で律儀で困難な仕事でも必ず遂行する激しさが、いかにも山羊座の特徴を示しているのである。

『トランスポーター3』の冒頭の場面で、フランク・マーティンが、釣りをしている場面が出てくるのだが、この素朴に釣りをする姿はいかにも平凡で地味で朴訥(ぼくとつ)な山羊座の男なのである。

物語の中盤で、彼が自分に取り付けられた爆弾を外そうとして知人の天才的なエンジニアの元へ寄り道をするが、それを見て、依頼主が追っ手を放って、工房の中で、格闘となるのだが、フランク・マーティンはそこで恐ろしく強く、かかって来る者たちを容赦なく叩きのめすのである。

例えば、敵の腕の関節を逆に捻じ折ったりなど、敵に対する攻撃は無慈悲でかなり徹底しているのである。山羊座で暴力の表示体である火星が高揚するため、非情でハードなバイオレンスというのは山羊座の得意分野である。山羊座の暴力は手加減がなく徹底的である。

こうしたシーンは北野武監督主演の『座頭市』のバイオレンスを彷彿とさせるのである。

北野武監督のラグナは以前、検証したのだが、おそらく山羊座ラグナで、1室で火星が高揚しているのである。

無口で不器用で、武骨な男のダンディズムと容赦のない徹底した暴力という点で、両者はよく共通しているようである。

そのように暴力的でありながら、決して雑で野卑なわけではなく、白いワイシャツにネクタイとスーツで身だしなみにきちんと気を使う所などが、山羊座のまめで、几帳面な性格がよく出ており、女性に可愛いと思わせる所以である。

『トランスポーター3』の中では、今回、誘拐されて運ぶ対象となった女性・ヴァレンティーナとのラブシーンが出てくるが、いかにも硬派で恋愛が不得手なフランク・マーティンに年下のヴァレンティーナが積極的にアプローチし、悪ふざけをして困らせるという状況設定になっている。

地味で朴訥な山羊座が情熱的なラブシーンを演じるのは難しいので、脚本的に特殊な状況設定をして、何とか恋愛物語に仕立てたようである。

そのような状況設定をしないと、ジェイソン・ステイサム扮するフランク・マーティンは、とても恋愛シーンを演じることが難しいのである。

従って、うまく脚本を書いてあると思ったが、リュックベッソンの脚本である。

彼はこのような幼い純朴な子供の遊び心をいつも表現するように思える。

ジェイソン・ステイサムのその他の作品としては、『アドレナリン』や『デスレース』、『バンクジョブ』などを見たが、皆、キャラクターは同じような山羊座の無口で口数の少ない朴訥な男を演じている。

つい最近まで『ちょい悪オヤジ』という言葉が流行っていたが、中年のダンディズムが、もてはやされる時代であり、ジェイソンステイサムの人気はまさにそうした時流に乗ったものではないかと思われる。

来るべき時代は土星の時代なので、水瓶座や山羊座がヒーローとなる時代なのである。キアヌリーブスが水瓶座だとすると、ジェイソンステイサムが山羊座である。

つい最近までは『ダイハード』などで一躍人気を得たブルース・ウィリスなどが禿げ上がった中年の魅力を発揮していたが、今のオヤジヒーローは、ジェイソン・ステイサムではないかと思われる。















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