令和6年東京15区補欠選挙で惨敗した乙武洋匡 -政治家になれない理由とは-



2024年4月28日に投開票が行われた東京15区補欠選挙で、小池百合子率いる都民ファーストから擁立された乙武洋匡は、5位と惨敗し、政界進出への夢は潰えた。


20時頃、投開票の結果が伝えられ、敗北が確定した乙武洋匡は、「多くの方に支援をいただいたが、力不足だった」と敗戦の弁を述べたが、事務所に小池百合子が姿を現わすことはなかった。





乙武洋匡が政界への進出をチャレンジしたのは、今回が初めてではなく、2022年7月10日の第26回参議院議員通常選挙(「6月22日公示―7月10日投開票」)にも東京都選挙区から無所属で出馬したが、改選数6人に対し立候補34人中9位で落選している。


そして、そもそも遡ると、2016年3月8日に自民党が2016年7月の参議院議員選挙で乙武洋匡の擁立し、東京都選挙区か比例代表での出馬を求めたことが最初のきっかけだった。


乙武は乗り気になったが、2016年3月23日に 『週刊新潮』の電子版により、乙武洋匡が、過去を含め、5人の女性と不倫していたことを認めたと報じたのである。


そのことで、7日後の3月30日に自民党は、乙武洋匡の擁立を見送る結果となった。


貪欲で抜け目ない自民党が、乙武人気を集票に結び付けたいと考え、擁立を目指したが、その道は閉ざされた。


そうした経験があって、乙武洋匡は、本来、自分で強く望んだ訳ではないにも関わらず、政界への進出を考えるようになったのである。



まず、乙武洋匡は結婚もしており、子供も5人誕生し、妻とも離婚している。


そうした過去の時系列から種々検討の結果、ラグナは、おそらく、蠍座であると判明した。





ラグナの検証は後回しにして、まず、結論を述べると、蠍座ラグナの場合、5室に惑星集中しており、そもそも乙武洋匡は、芸術家、作家タイプであり、政治には向いていなかったのである。


5室は10室(地位)から見た8室(中断、行き詰まり)であり、行政の最高位(10室)を目指す、政治には向いていなかったのである。


そもそも5室が強い人は、創造性があり過ぎて、単調なオフィスでの仕事などには向いていない。


例えば、芸能界におけるプロデューサーなど、業界関係者は、好きな時間に起きて来て、好きな時間に出社して、自由気ままに企画などを練って、自分のペースで好きなことを行なう。


5室は個人的な活動を表わすハウスであって、5室が強い人は、オフィスでの会社の規律などには一切、向いていないのである。


おそらく、国会での審議に参加して、官僚が作成したペーパーを読み上げるのをただ聞いているような儀式には耐えられないと思われる。


5室惑星集中は、最も政治家からはほど遠い人物である。



実際、ビル・ゲイツやスティーブン・スピルバーグなど、5室に惑星集中し、発明、創作の才能に溢れている人は、政治家などになろうとはしない。


同じく5室が強い村上春樹や三島由紀夫といった小説家もそうである。



創作の才能がある人は創作に没頭し、政治家を志している暇などないのである。


乙武洋匡は、乙武のインフルエンサーとしての影響力を利用したいと欲する浅ましく貪欲な自民党からオファーを受ける経験を経て、その気になって政治家に立候補したが、本来は、1998年10月の 『五体不満足』で、デビューした作家である。









「障害は不便です。しかし、不幸ではありません」と言い切る新鮮なメッセージが読者の心をつかみ大ベストセラーとなり、印税額6億円で、1999年の文化人部門での納税額2億3731万円で4位に入った程の成功を治めた。


その成功は5室で、10室支配の太陽が、7、12室支配で高揚する金星や8、11室支配の水星とコンジャンクトして、5-7、5-10、5-11のラージャヨーガ、ダナヨーガを形成し、11室にアスペクトする配置から来ている。


強い5室は典型的に作家の特徴であり、水星は減衰しているが、高揚する金星とコンジャンクトして、ニーチャバンガラージャヨーガを形成し、また8室の支配星が減衰している為、パラシャラの例外則によるラージャヨーガ的な効果も発揮している。



乙武洋匡は、作家、芸術家として、成功したのであり、この時は、木星/水星期であった。



木星は5室の支配星で、創作活動を表わし、水星は8、11室支配で5室で減衰することで、パラシャラの例外則によるラージャヨーガ的な効果を発揮し、高揚する金星とコンジャンクトすることで、ニーチャバンガ・ラージャヨーガを形成している。


金星と共に10室支配の太陽と5室(創作活動)で、コンジャンクトすることで、根っからの芸術家であり、クリエイターだったのである。







その後、スポーツライターとして活動したり、小学校教諭二種免許状を取得して、杉並区の小学校に勤務し、その後、保育園を設立するなど、教育事業に乗り出した。



その後、まちの保育園・まちのこども園を運営する会社を設立し、ロックバンドのボーカルとしても活動している。



こうした活動の全てが、5室の象意を表わしている。



その後、2013年3月8日に東京都教育委員に就任したが、これは2015年12月31日で任期の途中で辞任している。



これは土星/水星期の出来事だったが、政治に向いていないことを象徴する出来事であったと考えられる。



アンタルダシャーロードの水星は、8室の支配星で、5室で、10室支配の太陽とコンジャンクトして、8-10の絡み(仕事の中断)が生じている。



5室は上述したように10室から見た8室であり、地位、社会的立場が行き詰まるハウスである。



マハダシャーロードの土星は、3、4室支配で、9室に在住しているが、3室は4室(議席)を損失するハウスであり、9室は10室から見た12室で、10室(権力、地位)を損失するハウスである。



現場で、教育に携わるようなことには向いているが、何か地位や権力あるポストについて、現場に指示したり、現場を指揮していくことには向いていなかったのである。




5室が強いことは芸術家や作家、クリエイターを表わすが、政治家が在職中に絵画や小説の執筆など、芸術活動(5室)に打ち込んでいるという話は聞いたことがない。



あったとしても、政治家を引退した後である。



同じように芸術家(画家、小説家)が創作のキャリアを築いている真っ只中に政治家を志すという話も聞いたことがない。



芸術家と政治家というのは両立はしないのである。





先天性四肢欠損症



乙武洋匡は、先天性四肢欠損症(生まれつき両腕と両脚がない)という障害を持って誕生した。







蠍座ラグナだとすると、身体を表わすラグナロードの火星が8室(慢性疾患、先天性疾患)で、アールドラーに在住していることが、先天的な身体障害を患った理由であることが分かる。



アールドラーは涙のナクシャトラと呼ばれ、過酷な運命を通して、人に社会の価値観を転換するような革命的な仕事を為させる星である。



アールドラーは天才的な悪人や偉大な革命家を生み出すナクシャトラとされるが、乙武洋匡には、そのどちらも当てはまっているように思える。



身体障害を患っても卑屈に生きるのではなく、自分は幸せで、全くハンディキャップなど必要ないという強いメッセージを発信し、障害者を可哀そうな人、ハンディキャップを背負った人として見なす、社会の中での障害者に対する固定観念を良い意味で、打ち破った。



これは社会に革命を起こすアールドラーとしての宿命を背負ったと言える人生であった。




しかし、実際、乙武洋匡は、ハンデキャップの必要がないほど、パワフルで才能豊かである。



それは5室に惑星集中して、ラージャヨーガやダナヨーガを形成する惑星群を見れば分かる。



吉星による強い5室は、典型的な作家の配置であり、最初に出版した「五体不満足」は大ベストセラーになり、6億円を売り上げて、計600万部の発行部数に到達しているというのはその為である。



それ以外にも乙武洋匡は、沢山の書籍を刊行しており、これだけの書籍を執筆できるのは、やはり5室が強い為である。




著書

『五体不満足』(1998年、講談社)
五体不満足 CD BOOK(1999年、講談社)
五体不満足(絵は武田美穂)(2000年、講談社青い鳥文庫)
五体不満足 完全版(2001年、講談社文庫)
『プレゼント』(画は沢田としき)(2000年、中央法規出版)
『乙武レポート』(2000年、講談社)
『乙武レポート 2003年版』(2003年、講談社)
『ほんね。 Ototake diary 2000~2001』(2001年、講談社)
『W杯戦士×乙武洋匡 フィールド・インタビュー』(2002年、文藝春秋)
『残像』(2002年、ネコ・パブリッシング)
『しごと。 Ototake diary 2001〜2003』(2003年、文藝春秋)
『Flowers』(画はJUNICHI)(2004年、マガジンハウス)
『年中無休スタジアム スポーツノンフィクション選』(2004年、講談社)
『だから、僕は学校へ行く!』(2007年、講談社)
『大人になるための社会科入門』(2007年、幻冬舎)
『だいじょうぶ3組』(2010年、講談社)のち文庫、青い鳥文庫(絵は宮尾和孝)
『オトことば。』(Twitterでのやりとりを纏めたもの)(2011年、文藝春秋)のち文庫
『オトタケ先生の3つの授業』(絵は下平けーすけ)(2011年、講談社)
『ありがとう3組』(2012年、講談社)
『自分を愛する力』(2013年、講談社現代新書)
『子どもたちの未来を考えてみた 教育・福祉・スポーツに望むこと』(2014年、PHP研究所)
『社会不満足 対談乙武洋匡』(2014年、中央法規出版 )
『車輪の上』(2018年、講談社)
『ただいま、日本』(2019年、扶桑社)
『四肢奮迅』(2019年、講談社)
『ヒゲとナプキン』(原案:杉山文野)(2020年、小学館)


(wikipedia 乙武洋匡より引用抜粋)



乙武洋匡のラグナはおそらく、アヌラーダであり、友達作りの天才である。



アヌラーダは、銀座のホステス、ホストのナクシャトラであり、社交界の華と言われるナクシャトラである。



人たらしで、人からの援助を引き出す天才である。



障害があっても、彼を支援しようとする人が、次から次へと現れる。



まして、才能もあるため、尚更である。



乙武洋匡の周りには自然と人が集まって来て、その集まって来た人同士も友達になり、仲間になって一緒に活動し始める。



アヌラーダは、人々の関係性、つながりを生み出すナクシャトラである。





ナヴァムシャのラグナ


乙武洋匡のラグナを種々検討した結果、蠍座ラグナであり、ラグナの詳細な検討はまた後で行なうが、蠍座ラグナだとして、そのパーソナリティーは、ヴィシャーカーやジェーシュタの特徴が見られず、上記のようにアヌラーダの特徴が近いと考えられる。


そうすると、ナヴァムシャのラグナの取り得る範囲は、獅子座~蠍座であり、木星/金星期に結婚したこと、また先天性疾患を患っていることなどから考えると、獅子座ラグナの可能性が考えられる。








獅子座ラグナであれば、木星は5室支配で7室にアスペクトし、金星はラグナ(7室から見た7室)に在住している為、木星/金星期に結婚したのである。







この木星期に乙武洋匡は、3人の子供に恵まれているが、それは木星が5室の支配星で5室にアスペクトバックしているからである。



またこの木星期に「五体不満足」を刊行して、作家としてブレイクしたが、それは木星が作家の5室を支配しているからである。



また木星は作家の5室を支配した上で、2、11室支配の水星と8-11の星座交換をして、2-5、5-11のダナヨーガも形成している。



従って、作家として、ブレイクして、莫大な印税収入が得られたのである。









また獅子座ラグナに設定すると、ラグナロードの太陽がドゥシュタナハウスの6室に在住し、ドゥシュタナハウスの支配星である6室支配の土星からのアスペクトを受けている。



ラグナロードは、身体を表わし、また太陽は1室の表示体で、身体を表わしている。



その太陽が、障害の6室で、6室支配の土星と相互アスペクトして傷ついており、土星が8室の表示体(慢性病、先天性疾患)であることを考えると、これが、先天性の疾患を表わしていると考えられる。



他の乙女座や天秤座や蠍座をラグナとしてもこのような象意は表れない。



また現れたとしても、結婚のタイミングを同時に説明出来るのは獅子座ラグナである。



従って、出生図のラグナは蠍座アヌラーダ第1パダであり、ナヴァムシャのラグナは獅子座ではないかと思われる。



ラグナのナクシャトラは、やはり、好印象で、人を癒す才能のあるアヌラーダであることは、基本的なパーソナリティー特徴や、ナヴァムシャのラグナの検討と連携して考えると、納得できる。





5人の女性たちと不倫三昧の性豪伝説


乙武洋匡は、執筆の才能ばかりでなく、性愛の能力(性力、精力)に関しても発揮している。



例えば、妻がいるにも関わらず、5人の女性と不倫したという事実にも表れている。



乙武洋匡は、性豪であり、異性(女性)に対して、妖艶な性的魅力を発揮していると言うことが出来る。



そもそも蠍座はナチュラルゾーディアックで、性器や性エネルギー(クンダリーニ)を表わす8室に該当し、パーソナリティーのレベルで強い性力(精力)を持つ星座である。



例えば、ウッディ・アレンが、蠍座ラグナで、ハリウッド女優たちと次々と浮名を流すことで有名であったウォーレン・ビューティーに対して、「ウォーレン・ビューティーの〇指になりたい」とジョークを飛ばしたという逸話がある。



だいたい銀座のホステスが多くの同伴客を店に連れて行ったり、銀座のホストが、女性たちをとりこにして、店に通わせる能力は、こうした蠍座の持つ性的魅力を用いているのである。



スカウトマンの男が、大勢の女性たちを勧誘して、風俗業界やキャバクラやクラブなど夜の店で働かせ、自分はそうした女性たちの紐(ひも)になって安楽な生活を送るという光景が見られるが、まず、スカウトマンが、自分の性的魅力で、女性を陥落して、その後、その女性に自分の為に貢ぐ奴隷のような立場に陥れる。



乙武洋匡も、おそらくアヌラーダの銀座のホスト張りの性的魅力と愛嬌を発揮して、女性たちを陥落したのである。














そうでもなければ、5人の女性たちが、乙武洋匡と不倫をし、乙武の障害の補助や世話までしたとは考えにくい。



才能という魅力に加えて、性的魅力があったからこそ、女性たちはついて来たのである。




またもう一つ、乙武洋匡の場合、ラグナロードの火星が8室に在住していることもポイントである。









通常、女性の場合、8室に火星が在住する場合、性的魅力やセックスアピールを表わす配置である。



例えば、マリリン・モンローも8室に火星と木星が在住していたが、高校生時代のある時、クラスメートの男子たちが、強い性的関心を抱いてくるのに気づいたという。



8室は性器を表わし、火星は男性器の表示体である為、女性の場合、この配置がある人は、常に自分の性器が男性器を受け入れているような配置となっており、男性に対して、四六時中、それをアピールすることになる。



乙武洋匡の場合、男性であるので、これが逆転しているが、男性であってもこれは働いているものと思われる。



乙武の8室の男性器に肉食系の女性たちの女性器(火星がそれを表わす可能性あり)が、接触しているような配置となっている可能性がある。



月も8室に同室しているが、月は女性の月経を象徴する惑星であり、8室での月と火星によるチャンドラ・マンガラヨーガは、性的な意味での過激な誘引や能動性を表わすかもしれない。



その為、乙武洋匡は、マリリン・モンローと同じように異性(女性たち)に対して、異様なセックスアピールを発揮し、それに女性たちが引き寄せられてしまう。



確か以前、マツコデラックスか何かの番組で、マツコが「あんた妙にいやらしい顔をしているわね」などと乙武洋匡を評価していたが、それは、乙武のスカウトマン張りのセックスアピール(性的魅力)を表わしていたのである。 



その結果が、妻がいるにも関わらず、5人の女性と不倫したという性豪伝説につながったのである。









全く障害者としてのハンディキャップなど必要ないと言っていいかもしれない。



乙武洋匡は、「障害は不便です。しかし、不幸ではありません」などと言うよりも「障害があっても才能と性愛の力があれば幸せになれる」と言うべきだったかもしれない。





何故、政治家になるのに3回失敗したか?


乙武洋匡が蠍座ラグナであると分かってから、直ぐに考えたことは、乙武が選挙で敗北し、政治家になれない理由は、この5室に惑星集中する惑星群が理由ではないかと思えた。



5室の才能は、政治家とは両立し得ないのである。









2016年3月30日の自民党による擁立見送りは、土星/金星期で、2022年7月10日の第26回参議院議員通常選挙での落選は、土星/ラーフ期、そして、2024年4月28日の東京15区補欠選挙での落選も土星/ラーフ期である。



全部、マハダシャー土星期になってからの出来事である。





3室、5室、9室との絡み、そして、8室や12室との絡み


まず、土星は、3、4室支配で、3室は4室を損失するハウス(4室から見た12室目)であり、そして9室に在住しているが、9室は10室を損失するハウス(10室から見た12室目)である。



土星のディスポジターである月は8室に在住している。









そして、土星が在住するナクシャトラ(プナルヴァス)の支配星は、木星で、木星は5室(10室から見た8室)の支配星である。



上述したように地位(4室、10室)を失うハウスは、3室、5室、9室であり、乙武洋匡の土星はその全てのハウスと関係している。



月ラグナから見た場合でも土星は9室の支配星である。









既にナヴァムシャのラグナを検証し、獅子座ラグナと推定しているが、ナヴァムシャでは土星は、6、7室支配で12室に在住し、月から見て3室の支配星で、8室に在住している。



ダシャムシャでも土星は、ラグナや月から見て、6、7室支配で8室に在住している。









またアンタルダシャーロードの金星は出生図では12室の支配星で、5室に在住し、また月ラグナから見ても金星は5、12室の支配星である。



ダシャーロードの土星から見て4室の支配星ではあるが、9室に在住している。




ナヴァムシャでは、金星は10室の支配星ではあるが、月から見た9室に在住している。



そして、ダシャムシャでは、ラグナ、月から見て、金星は10室の支配星であるが、5室に在住している。




またもう一つのアンタルダシャーロードのラーフは、出生図では、12室に在住し、ディスポジターの金星は5室に在住し、ナヴァムシャでは、ラーフは8室に在住し、ディスポジターの木星は5室の支配星で、5室にアスペクトバックしている。



そして、ダシャムシャではラーフは、ラグナ、月から見て、9室に在住しており、ディスポジターの火星は4室に在住している。











時々、4室や10室の象意も登場するが、ダシャーの支配星が、5室や3室や9室の象意と頻繁に結びついていることが分かる。



10室の象意や4室の象意は、ほんの少ししか登場せず、またその現れ方は、極めて弱い形である。




既に2024年6月8日付「令和6年東京都知事選で小池百合子は三選できるか」のコメント欄で、政治家が当選するのに重要な役割を果たすハウスは、4室や10室であると確認したが、乙武洋匡の土星/金星期や土星/ラーフ期は、10室や4室を損なう3室や5室、9室の象意とは、繰り返し結びついているが、4室や10室の象意とは、ほとんど結びついていない。




その為、乙武洋匡は、政治家になれるカルマがなく、また当選も出来なかったのである。




土星期は、土星が4室の支配星であったが為に議席が欲しいと思ったのかもしれないが、4-10軸に絡む配置というものが全くなく、インフルエンサーではあるが、地位(4室、10室)とは無縁であった。




既に上述したが、乙武洋匡は、2013年3月8日に東京都教育委員に就任したが、任期途中の2015年12月31日で辞任している。




この時は、土星/水星期であり、やはり、マハダシャー土星期になった後に地位が中断する象意が噴き出している。




水星は8室の支配星で、10室支配の太陽とコンジャンクトして、8-10の絡みを生じ、更に5室(10室から8室)に在住している。






5室=10室から見た8室:地位が行き詰まったり、中断する(地位にとっては悪いハウス)


因みに小池百合子は、現在、木星/水星期であり、令和6年7月7日に行なわれる東京都知事選に落選すると予想しているが、その理由の一つとして、アンタルダシャーロードの水星が、出生図、ナヴァムシャ、ダシャムシャにおいて、何度も繰り返し、5室の支配星になることが挙げられる。







水星は5室(10室から見た8室)の象意に満ちており、それで、当選出来ないと考えたのである。



小池百合子が、乙武洋匡を擁立してしまう辺りに当選出来ない兆候が垣間見えるのである。




乙武洋匡氏が5位で落選「責任感じる」 衆院東京15区補選 支援候補が連敗の小池百合子知事、3選に向け痛手
2024年4月28日 23時28分 東京新聞 TOKYO Web

28日投開票の衆院東京15区補選で、東京都の小池百合子知事が支援した無所属新人の乙武洋匡氏(48)は、午後8時の投票締め切り直後に落選が確実となった。最終的には1万9655票で、当選した酒井菜摘氏(37)に3万票近い差をつけられて、5位に沈んだ。
小池知事にとっては、21日に投開票された東京都目黒区長選に続き、支援した候補が敗れる形となった。今夏の都知事選3選出馬が有力視される中、足場固めを図った小池知事にとっては痛手となった。

◆小池知事「大満足な人材」とアピールも…

「このような結果になり、責任を感じている。申し訳ない」。乙武氏は、事務所で国民民主党幹部や都民ファーストの会の都議らに陳謝した。選挙期間中、何度も街頭演説に駆けつけた小池百合子都知事の姿はなかった。

推薦が取り沙汰された自民党とは一線を画し、無所属で戦ったことには「後悔はない」ときっぱり。しかし選挙戦序盤から、過去の女性問題などで勢いを欠いた。敗因は「このあと数字がそろった後に振り返りたい」と言葉を濁した。

小池知事は選挙戦で、障害がある乙武氏の著書名にちなみ「本人は五体不満足でありますけど、有権者にとって大満足な人材」とアピールしたが、劣勢を巻き返すことはできなかった。
乙武氏は、選挙戦最終日の27日に小池知事から「本当にお疲れさまでした」と声をかけられたという。「一緒に選挙カーに乗ったときには心強く感じた。感謝している」と謝意を示した。今後については「何も考えていない」とだけ述べた。(渡辺真由子)




乙武洋匡は、次の土星/木星期にも木星は5室の支配星で、4室や10室の支配星との絡みがなく、また4室や10室にも在住していない。




そして、その次のマハダシャー水星期もそうである。




従って、乙武洋匡は政治家になる可能性がなく、政治的冒険はこれで終わりになると考えられる。




東京15区補欠選挙で、5位という形で、屈辱の惨敗をした今は、もう政治への進出は考えていないと思われる。




次のアンタルダシャーは、5室支配の木星期である為、また作家や企業家、芸能人、教育者のような立場に戻るしかない。









もしダシャムシャのラグナが獅子座で正しければ、水星はダシャムシャでラグナに在住し、ラグナロードの太陽と、1-11の星座交換をしており、仕事が上手く行くことは示している。




但し、それは通常のビジネスであって、政界への進出かどうかは分からない。




水星も太陽も出生図では、5室に在住しており、その可能性は低いと考えられる。






乙武洋匡のラグナ検証


ウィキペディアからは以下のような時系列が得られ、結婚、子供の誕生、離婚といった分かりやすい出来事のタイミングからラグナを絞り込んでみた。



乙武洋匡プロフィール


1998年10月 『五体不満足』刊行・・・・・・・・・・・・・・・・・・・木星/水星/木星 or 土星

「障害は不便です。しかし、不幸ではありません」と言い切る新鮮なメッセージが読者の心をつかみ大ベストセラーとなる。

印税額6億円で、1999年の文化人部門で納税額2億3731万円で4位に入る。(2019年には600万部に達する)


2000年2月 都民文化栄誉章を受賞・・・・・・・・・・・・・・・・・木星/金星/金星

2000年 大学卒業後、スポーツライターになる・・・・・・・・・木星/金星

2001年3月 結婚・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・木星/金星/ラーフ

2005年 新宿区の非常勤職員として「子どもの生き方パートナー」に就任・・・・・・・木星/火星 or ラーフ

2007年2月 小学校教諭二種免許状を取得・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・木星/ラーフ/水星

2007年4月 杉並区の任期つき講師として杉並区立杉並第四小学校に勤務 (~2010年3月31日迄)・・・・・・・・・・木星/ラーフ→土星/土星

2008年1月3日 第1子(長男)誕生・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・木星/ラーフ/月

2010年 「まちの保育園 小竹向原」を創設・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・土星/土星

2010年7月9日 第2子(次男)誕生・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・土星/土星/ラーフ

2010年 まちの保育園・まちのこども園を運営するナチュラルスマイルジャパン株式会社を松本理寿輝らと共に設立(以後6か所の園を開園し運営)・・・・土星/土星

2011年4月 ロックバンド「COWPERKING」のボーカル「ZETTO」として活動・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・土星/水星/水星

2013年3月8日 東京都教育委員に就任(2015年12月31日で途中辞任)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・土星/水星/木星

2013年5月 予約した銀座の隠れ家的イタリアンレストランへ女性と2人で向かい、エレベーターが使えず、事前連絡がなくレストランの人手が足りないなどで店長に介助を断られる・・・土星/水星/木星

入店を断られたことを「車いすだからと入店拒否された」と店名を実名で60万人以上のフォロワーがいる状況でツイートする

店は、多数の無言電話で営業妨害を受ける


2014年4月 ボランティア団体・グリーンバード新宿を発足させ代表に就任・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・土星/ケートゥ/月 or 火星

2015年3月 第3子(長女)誕生・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・土星/金星/金星

2015年4月 政策研究大学院大学へ進学・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・土星/金星/金星

2016年 政策研究科を修了(修士)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・土星/金星

2016年3月8日 自民党が2016年7月の参議院議員選挙で乙武洋匡の擁立に向けて最終調整する(東京都選挙区か比例代表での出馬を求める)・・・・土星/金星/ラーフ

2016年3月23日 『週刊新潮』の電子版が、乙武洋匡が、過去を含め、5人の女性と不倫していたことを認めたと報じる・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・土星/金星/ラーフ

2016年3月30日 自民党が乙武洋匡の擁立を見送る・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・土星/金星/ラーフ

2016年9月14日 妻との間で、協議離婚が成立・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・土星/金星/木星

2017年 世界37か国を車いすでめぐる放浪の旅へ出る・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・土星/金星

帰国後、世界のマイノリティと出会い、感じたことをまとめた著書『ただいま、日本』を出版する


2019年 パラスポーツの取材に力を入れる・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・土星/太陽 or 月

2020年 『AbemaPrime(アベマプライム)』の金曜日の番組MCとして、アジア圏で最も権威のあるテレビ賞「24th asian TELEVISION AWARDS(アジア・テレビジョン・アワード)」の「ニュースキャスター部門」にノミネートされる・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・土星/月 or 火星
2022年5月19日 第26回参議院議員通常選挙(「6月22日公示―7月10日投開票」)において東京都選挙区から無所属で立候補することを表明するが、改選数6人に対し立候補34人中9位で落選
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・土星/ラーフ/木星

2024年4月8日 東京15区選出の柿沢未途衆議院議員を公職選挙法違反(買収)などの疑いでを逮捕され、東京15区の補欠選挙が決まった為、乙武洋匡は、無所属での立候補を表明
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・土星/ラーフ/月

小池百合子が出馬するとの観測も出たが、小池百合子率いる都民ファーストは、乙武洋匡を擁立する(乙武洋匡は、「ファーストの会」の副代表に就任)

2024年4月28日 投開票の結果、5位で落選・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・土星/ラーフ/月


(wikipedia 乙武洋匡より引用抜粋)




結婚


まず、結婚したのは、2001年3月で、木星/金星/ラーフ期だが、マハダシャーロードの木星は結婚生活の2室の支配星で、月から見た7室の支配星であり、アンタルダシャーロードの金星はラグナから見た7室の支配星、プラティアンタルダシャーロードのラーフはディスポジターが7室支配の金星である。









ナヴァムシャでは、木星は結婚生活の8室の支配星で、同じく結婚生活を表わす2室の支配星と星座交換している。



金星は、ラグナに在住して、7室にアスペクトしている。



ラーフは結婚生活の8室に在住し、同じく結婚生活の2室支配の水星とコンジャンクトし、ディスポジターの木星は8室の支配星で、2室支配の水星と星座交換している。



     



トランジットを見ると、土星と木星がラグナから見た7室をトランジットして、7室にダブルトランジットが成立しており、7室支配の金星は7室支配の金星にリターンしており、またラグナロードの火星はラグナをトランジットしている。




子供の誕生



第1子(長男)が誕生したのは、2008年1月3日で、トランジットを見ると、土星が逆行して5室支配の木星にアスペクトし、木星も5室支配の木星にアスペクトして、5室にダブルトランジットが成立している。







また木星は射手座から9室の支配星である月にアスペクトし、また土星は獅子座で逆行して、9室に絡み、9室にもダブルトランジットしている。



そして、火星は9室支配の月をトランジットしている。






ダシャーは木星/ラーフ/月期で、サプタムシャ(D7)を見ると、木星はラグナに在住し、ラグナロードの水星と星座交換し、ラーフは9室に在住している。




月は9室支配の土星と相互アスペクトしている。







次に2010年7月9日に第2子(次男)が誕生しているが、ダシャーは土星/土星/ラーフ期で、サプタムシャ(D7)では、土星は9室の支配星で、ラーフは9室に在住している。







トランジットを見ると、木星は魚座5室をトランジットし、土星は乙女座から5室にアスペクトして、5室にダブルトランジットが成立している。



また火星も5室に対して、8番目のアスペクトをしている。








次に2015年3月に第3子(長女)が誕生しているが、土星は誕生の少なくとも4ヶ月前には5室支配の木星にアスペクトし、木星は蟹座から5室にアスペクトし、5室にダブルトランジットしている。




また火星は誕生時には5室をトランジットし、また4ヶ月前にも射手座から5室にアスペクトしていたことが分かる。




ダシャーは、土星/金星/金星期で、サプタムシャ(D7)では、土星は9室の支配星で、金星は5室の支配星である。





離婚


離婚したのは、2016年9月14日で、妻との間で、協議離婚が成立したが、2016年3月23日に 『週刊新潮』の電子版が、乙武洋匡が、過去を含め、5人の女性と不倫していたことを認めたと報じ、3月30日に自民党が、乙武洋匡の擁立を見送った後の出来事である。







この自民党が擁立を見送った時のトランジットを見ると、土星が蠍座で逆行し、6室にアスペクトし、木星は獅子座から6室にアスペクトして、6室(離婚)にダブルトランジットが成立している。



自民党が擁立を見送ったことも契約、パートナーシップの解消ということで、離婚と同じ意味である。





隠れ家的イタリアレストラン入店拒否によるツィート事件


2013年5月に予約した銀座の隠れ家的イタリアンレストランへ女性と2人で向かい、エレベーターが使えず、事前連絡がなくレストランの人手が足りないなどで店長に介助を断られた際に「車いすだからと入店拒否された」と店名を実名で60万人以上のフォロワーに対して、ツィートした。


そのことで店には、多数の無言電話があり、営業妨害を受けた。


この乙武洋匡が理性を失って、興奮して、ツィートした事件は、インフルエンサーとしての影響力を行使した入店を拒否した店に対する暴力行為だったが、この時のトランジットを見ると納得できる。







ラグナから見た6室に水星、火星、太陽、金星が惑星集中し、ラーフ/ケートゥ軸もトランジットして、12室天秤座から土星もアスペクトしている。



6室のケートゥや火星は敵を粉砕する暴力の配置であり、6室に土星と火星、ラーフ/ケートゥ軸の影響が集中している。



これは、このタイミングで、凄まじい暴力を振ったことを示しており、この出来事から蠍座ラグナであることがよく分かる。





「まちの保育園 小竹向原」を創設


2010年に 「まちの保育園 小竹向原」を創設し、子供の教育に乗り出すが、この時のトランジットを見ると、この創業的出来事をよく表している。





2010年1月14日の時点で、ラーフ、太陽、水星が惑星集中し、木星が4室から10室にアスペクトし、土星が乙女座で逆行して、10室から4室にアスペクトし、4室と10室にダブルトランジットしている。



おそらく、保育園を創設するには、土地や建物など、不動産が必要であり、そうした不動産(4室)を準備して、そして、その為に公的(10室)にも活発に活動したことを意味している。



2室は創業のハウスであり、2室にラーフ/ケートゥ軸や惑星のエネルギーが集中していた為にこのタイミングで、起業したことが分かる。









ダシャーは土星/土星期であり、土星は4室支配で9室に在住しているが、4室は家を建てたり、組織を設立したり、政治団体を起ち上げたり、何らかの自分の城を築く時期である。



その4室支配の土星が、幼児やその母親たちを表わす蟹座で、9室(教育、慈善活動)に在住していることが、保育園を設立した理由である。



土星の象意とは本来は、こうした子供の教育事業を意味している為、土星期に政治家になれるはずがなかったのである。





「五体不満足」を刊行し、大ベストセラーとなる


乙武洋匡にとって、著名人への仲間入りをすることを確定した1998年10月の「五体不満足」の刊行は、次のようなトランジットの時に行なわれている。





土星は5室の支配星をトランジットしているが、直前まで5室を通過しており、木星は水瓶座の27°付近で逆行して、まもなく5室に移動するタイミングであった。



火星は、獅子座から5室にアスペクトし、金星、太陽、水星は乙女座から5室にアスペクトしている。









最初は出版社は売れるとは思っておらず、暫くしてから版を重ねて、大ベストセラーになったのである。



木星が実際に5室に移動して5室にダブルトランジットするのは、1999年1月に入ってからで、出版から2か月後のことである。



それまで木星は水瓶座4室で逆行するなどしている為、出版が、最初は、売れるとは思われておらず、出版社が消極的であったり、後ろ向きの対応が続いた可能性を示唆している。



5室や5室の支配星への惑星のトランジットやアスペクト、そして、2か月後からの5室へのダブルトランジットが、この時の出版を物語っている。





以上のようにまだ見ていけばきりがないが、乙武洋匡は、蠍座ラグナであり、またナヴァムシャの検証の結果、ラグナは、蠍座アヌラーダ第1パダで、ナヴァムシャのラグナは獅子座である。



そして、政治家になれなかった理由は、彼は5室に惑星集中し、本来、芸術家、作家肌で、政治家には向いていなかったからである。



それが、自民党にそそのかされて、その気になり、政界への進出を模索したが、政治家になれるようなカルマがなかったようである。



最後には、小池百合子率いる都民ファーストから擁立されたが、5位で惨敗し、将来につながるような当選できる兆候が全く見えて来なかった。




これらは、乙武洋匡のチャートを蠍座ラグナに修正して確認した所、明らかである。









乙武洋匡は、不倫騒動を通して、多くの人から批判され、それが原因で、選挙でも惨敗したということになっている。



そして、 「不倫騒動は僕の人生にとってはマイナスでしたが、障害者を批判する経験を持てたのは社会にとっては前進だと思う」とメディアの中で、述べている。



乙武洋匡は、あくまでも障害者はハンディキャップを背負った可哀そうな人で、不幸な人だから、批判してはいけないという障害者に対する固定観念を壊したいのである。



そうした意味で、妻がいるにも関わらず、5人の女性と不倫するという行為を通して、障害者は可哀そうな存在なんかじゃなく、むしろ、憎まれる存在にもなれることを証明した。



障害者は、可哀そうな人ではなく、また聖人君子でもなく、普通の人以上に普通に欲望を持つ普通の人であることを証明した。



こうしたことは、社会の固定観念、常識、道徳観念を突き崩して、社会に革命をもたらすアールドラー(ラーフ)の革新性と言えるかもしれない。



乙武洋匡のプレイボーイぶりは、普通の五体満足の男性でもほとんど真似は出来ないが、そもそも7室支配の金星が5室で高揚し、そして8室支配の水星がこの5室で高揚する金星と接続して、サポートを受けている。



従って、魚座で高揚する7室支配の金星が象徴するように恋愛関係になった古風で美しくて献身的な女性から、世話を受けたり、サポートを受けることが出来るのである。



つまり、全てはチャートの中に描かれている。









しかし、もしナヴァムシャのラグナに金星が在住しているとすれば、これは分割図におけるカラカ・バーバ・ナシュヤ(表示体・ハウス・破壊)であり、パートナーという象意において問題が生じる配置である。



これが何を意味するかであるが、通常は、7室に金星が在住した場合、過剰に恋愛体質になり、相手との間で、常にロマンスを経験していたいと思う配置となる。



恋愛感情において、相手と温度差が生じるのである。



従って、女性たちから熱い恋愛感情を向けられるが、自分自身は、それ程、相手の女性たちに入れ込んでいないという、ジゴロまたは、ホストのような体質になっている可能性もある。





この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!

コメント

コメントする

CAPTCHA