石原慎太郎の政界引退について

石原慎太郎が衆院選で落選し、政界引退を表明した。

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この引退表明のタイミングによって、石原慎太郎がやはり以前、検証したように射手座ラグナで間違いなかったことが分かった。

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石原慎太郎氏が引退表明=「悔いなし、晴れ晴れ」
時事通信 12月16日(火)18時30分配信

衆院選で落選した次世代の党の石原慎太郎最高顧問(82)は16日、日本記者クラブで会見し、政界引退を表明した。「仲間の若い武士たちのために一緒に戦って討ち死にした。肉体的にひびが入り、国会議員の中で最高齢になった」と説明した。選挙を機に引退する意向だった石原氏は、次世代の比例代表東京ブロック名簿の最下位に登載されていた。

石原氏は「悔いはない。晴れ晴れとした気持ち」と強調。旧日本維新の会でともに共同代表を務めた橋下徹大阪市長について「彼は天才だ。再登場すると思うし、させなければいけない」と期待を示した。橋下氏に衆院選出馬をぎりぎりまで働き掛けていたことも明かした。

今後は若手芸術家の育成などに携わる考えを示し、「言いたいことを言ってやりたいことをやって、人から憎まれて死にたい」と語った。「中国は嫌いだ。共産党の独裁を壊滅させなければ駄目だ」と持論を展開する場面もあった。
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以前、2007年3月3日付、『石原慎太郎の3選の可能性と今後』や、2007年4月9日付、『石原慎太郎当選と今後について』の中で、射手座ラグナとしての石原慎太郎について言及してきた。
当時、子供の誕生のタイミングと、ダブルトランジットが成立しているハウスを比較検討することで、出生時間の分からない有名人のラグナを特定した最初のサンプルの中の一人が、石原慎太郎氏である。

石原慎太郎が射手座ラグナであるなら、射手座からみて5室と5室の支配星、9室と9室の支配星への木星と土星のダブルトランジットが成立するタイミングが子供の誕生のタイミングであり、それが少なくとも子供の誕生の9か月前までに成立していればいいのである。

そういう観点から検討した所、獅子座ラグナや射手座ラグナの可能性が浮上したが、獅子座ラグナだと、東京都知事になったことが説明できないので、それで射手座ラグナで確定したのである。

石原慎太郎は1999年4月11日の東京都知事選に立候補して166万票を獲得して当選した。

その頃が、マハダシャー土星期の最後のアンタルダシャーである土星/木星期である。

それからマハダシャー水星期がやってくるが、水星は、乙女座の最高星位の度数である15°に近い、14°30’に位置している非常に強い水星である。

その高揚する水星がラグナからケンドラの10室に在住しているため、パンチャマハープルシャ・バドラヨーガである。

そして、月、太陽から見ても、1、10室支配の水星が1室でバドラヨーガを形成している。

つまり、ラグナから見ても月、太陽から見ても10室支配の水星がケンドラで最高星位にあり、太陽(権力、王)と接合している。

従って、マハダシャー水星期の間に東京都知事に四選もすることになったのである。



この10室でバドラヨーガが成立している強い水星についてこれ以外の解釈は不可能である。
私は、石原慎太郎が落選する可能性を当時、検討していたが、この強い10室でバドラヨーガの水星期に権力やパワーを失うと考える方が難しかったことが分かる。

従って、ジョーティッシュの法則は、常に正しく裏切らないことが示されている。
結局、この水星期の間、石原慎太郎は強力な政治家であり続けた。

2012年10月25日に東京都知事を辞職し、2012年11月13日にたちあがれ日本を改称する形で太陽の党を結党して、共同代表に就任したが、直後の11月17日に太陽の党が日本維新の会に合流して、日本維新の会の代表に就任している。(水星/木星期)

この時期に少し変化があったものの、いずれにしても政治家として、第一線で活躍し続け、代表という立場で活動したのは、マハダシャー水星期であったからである。
そして、政界からの引退を表明した今、石原慎太郎は、水星/土星期である。

現在、アンタルダシャーロードの土星がラグナから12室(引退、辞任)をトランジットしており、木星が8室から12室にアスペクトして、12室にダブルトランジットが成立している。

このマハダシャー水星期の最後のタイミングは、ダシャーチッドラと言われ、特定の計算方法もあるが、それよりも、マハダシャー水星期の最後のアンタルダシャーであるという認識の方が単純で分かりやすい。

私が今まで経験して来た所では、このマハダシャーの最後のアンタルダシャーの時期に次のマハダシャーの時期にどうなるかが、その本人にも見えてくる時期である。

いろいろと次のマハダシャーにおける計画や予定が見えてくるのである。

従って、石原慎太郎は、引退後は、「若手芸術家の育成などに携わる」そうだが、ラグナロードで4室支配の木星が9室に在住し、その木星と9室で接合しているケートゥ期は、教育や文化事業に携わる時期であることを物語っている。
石原慎太郎は、宗教やオカルト、新興宗教に傾倒していたことが知られているが、ネット上の記事によれば、探検隊を結成して、ネス湖のネッシーを潜水調査したり、日本で最初のUFOの研究団体「日本空飛ぶ円盤研究会」の創設メンバーの一人であったようである。

母親の重病が世界救世教の手かざしで治り、自身の胃病も治ったことから、科学で実証されていないエネルギーの存在を信じており、真光など新興宗教の教祖とも付き合いがあるようである。

このことは、石原慎太郎のラグナロードの木星が9室に在住して、ケートゥと接合していることが表している。

ネス湖にネッシーの存在を確かめにいったというのは、まさに9室に在住してケートゥと接合する獅子座の木星らしいエピソードである。

愚直に単純で純粋なお祭り騒ぎが好きな獅子座の木星的なエピソードなのである。

因みに石原慎太郎が、スコットランドのネス湖に探検に行ったのは、1973年で、木星/金星期である。

木星から見ると、3、10室支配の金星が12室(外国)に在住しているので、テレビ番組の企画で外国に行ったことが分かる。
この9室に在住するケートゥ期は、ラーフ/ケートゥ軸として対向の3室にも絡むため、政界引退後は、こうした若き日のロマンチストな面を取り戻して精神性(9室)について探求したり、教育事業(9室)に取り組むことを表している。

因みに石原慎太郎のラグナを確定する上での材料は、ここまでで十分すぎるほどだが、更に決め手となるのが「隠し子騒動」を表すハウスの絡みである。

石原慎太郎が、2012年10月25日に都知事を辞任して、まさに新党を結成する矢先に『「石原慎太郎」を襲った「30歳隠し子」情報』(週刊新潮 2012年11月15日号)と題する記事が掲載されている。

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石原慎太郎「隠し子30歳」この記事キッカケで初めて会うよ―裕次郎似のイケメン

2012/11/ 8 17:25 JCAST

「どうしてくれるのよ」ホテルのドアを叩き続けた銀座ホステス

「彼女がこれまで何の仕事をしてきたかは聞いていない。でも、僕から金額は言わないが、養育費も学費も出し、自分では完璧に責任を果たしたつもりです。借金をしたり、物を売ったりして、必死におカネを作った。石原プロが僕の代わりに養育費を払ったかって? それは、ナンセンス。まったく違う。無責任な謀略情報が流れているなんて初めて聞きました。80歳の老人の昔の情事などに、永田町は関心なんてないんじゃないの……。でもね、あなたたちのおかげで息子から連絡が来て、今度、初めて会うことにしましたよ」

こう話しているのは都知事を突然辞任して国政に打って出ると発表した石原慎太郎である。「週刊新潮」が石原と元銀座のクラブの女性との間に隠し子がいて、現在30歳になると報じている。新潮も書いているように、石原が国会議員生活25周年のスピーチを国会でして突然議員辞職した翌年、「フライデー」(1996年3月1日号)でも報じられているし、有名な話ではある。

付き合ったのは、彼女が22歳、石原が49歳の頃だそうだ。だが、彼女が妊娠してしまう。彼女は石原が泊まっているホテルに押しかけ、「どうしてくれるのよ」とドアを叩き続けたが、石原は出てこなかったという。その後は、石原プロの幹部が店のママと対応を協議した。24歳で彼女は子供を産むが、石原がその子供に会うことはなかったと、元同僚ホステスが語っている。石原が子どもを認知したのは1994年、子どもが11歳の時だった。
その同僚ホステスが、その男の子のことをこう語る。「子どもは身長が高く、見た目は慎太郎さんよりもどちらかというと裕次郎さん似のイケメンですよ」

今回、新潮は彼女の父親に話を聞いている。「孫はもう30歳になった。これまでアルバイトをあちこち転々としていたけれど、今年2月、『就職したよ』って電話を寄越した。『良かったね』と返事をしたが、孫の将来がどうなるか俺には分からない。ただ、就職するにあたって、あちらの厄介にはなりたくないとハッキリ言っていた。孫の心意気は俺にとっては、嬉しいと言うべきか、悲しいと言うべきか…」

再び国政を目指し、ひよっとすると総理の座もありうると囁かれる注目人物だけに、こうした超旧聞も流れてくるのだろう。そっとしておいてやればいいのにと思わないでもない。想定内だったのだろう、石原の受け答えは平静で大人の対応である。新潮の取材がきっかけで息子との対面を果たすことになった石原は、息子に何と声をかけるのだろうか。
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石原慎太郎が、元銀座のクラブのホステスの女性との間に隠し子がいて、現在、30歳になるという記事であるが、当時、石原慎太郎は49歳で、元ホステスの彼女が22歳である。

そして、元ホステスの彼女が24歳の時に子供を出産していることから、石原慎太郎が51歳の時の子供である。

そうすると、石原慎太郎は1932年生まれだから、1983年の時に生まれた子供だと分かる。
ダシャーで言うと、土星/土星期に入った直後である。

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土星は2、3室支配で2室で逆行し、5、12室支配の火星、6、11室支配の金星と相互アスペクトしている。

ここで分かることは、5室支配で8室で減衰する火星は、隠し子を表し、6室支配の金星は愛人を表しているということである。

この「愛人、隠し子、慰謝料」のカルマが、これらの火星や金星と相互アスペクトする土星のマハダシャーの時期に噴き出してきたのである。

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愛人となった土屋保子さん(仮名)と石原氏の馴れ初めを知る、彼のかつての遊び仲間がこう振り返る。

「保子は身長が160センチくらい。色白でポッチャリした体型の美人でした。石原さん好みのタイプでしたね。若手代議士だった石原さんは、『S』にちょくちょく顔を出していた。そして、保子を加えたホステス3人と、石原さんら男3人で沖縄旅行に出掛けたことがあったのです。石原さんが49歳、保子が22歳頃のことです。」(略)

さらに、高級クラブ『S』で同僚だった元ホステスの話では、
「保子ちゃんは素人っぽい、普通の女の子で、水商売の雰囲気に染まっていないところがお店のママにも好かれていました。(略)

(週刊新潮 2012年11月15日号より一部抜粋)
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この元ホステスの愛人の人物像、例えば、「色白でポッチャリした体型の美人」とか「素人っぽい、普通の女の子」という描写が、まさに蟹座に在住する金星が表していると思われる。

この女性が、以下のように妊娠が発覚した後で、石原慎太郎に迫り、修羅場になった辺りが、まさに6室支配で8室に在住する金星の表示体であることを示している。

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(略)
しかし、時を経ずして、保子さんの妊娠が発覚すると、まさしく修羅場になったという。
「彼女は、石原さんが泊まっていたホテルに押しかけ、”どうしてくれるのよ”と叫びながら部屋のドアを叩き続けたこともあった。でも、石原さんはドアを開けませんでした。その後、石原プロの幹部がお店に来るようになって、保子ちゃんへの対応をママとコソコソ相談していました。結局、彼女は24歳で子どもを産みましたが、石原さんは一度もその子どもに会うことはなかったみたい」(略)

(週刊新潮 2012年11月15日号より一部抜粋)
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彼女は愛人(6室)ではあるが、石原慎太郎を脅かす支配者(8室)として石原氏の元に立ち現われたのである。

そして、5室支配の火星は12室(出費)も支配しており、その12室支配の火星がこの絡みに加わっているために子供への養育費という形でお金が出ていくことを示しているのである。

また金星や火星は2室にアスペクトしているが、弟の石原裕次郎の人脈である石原プロの幹部が対応したり、石原慎太郎の家族が絡んで来たのは、2、3室支配の土星がこれら金星、火星と相互アスペクトしている為である。

IshiharaShintaro_chart 2012年11月15日の段階で、この過去の古傷が蒸し返されたのは、この時、土星が石原慎太郎の11室(評判)をトランジットし、8室(過去世の深いカルマ、汚点)にアスペクトしていたからである。

土星が石原慎太郎の11室(評判)に試練を与え、愛人がいて隠し子ができ、養育費を支払っていたという過去の汚点(6L+5、12L→8H)を土星が蒸し返して、再び、この行為の責任を自覚させたのである。

因みにこの週刊新潮の記事がきっかけとなって、この後、石原慎太郎は、初めて、この隠し子である息子と会うことになったそうである。

これはこの時、木星は逆行して、5室に絡み、土星は5室の支配星にアスペクトしていたからである。

土星がトランジットしたり、アスペクトすると、「~すべき」とか「~しなければならない」といった責任感を人にもたらすのである。
但し、この時、土星は8室にアスペクトし、木星は8室支配の月にアスペクトしていたため、8室にもダブルトランジットが生じていた。

従って、石原慎太郎は新党を結党するにあたり、そのことを妨害して足を引っ張るような記事が世に出されて困惑したことが推測される。
石原慎太郎の子供の表示体である木星は9室に在住して、5室にアスペクトし、自室にもアスペクトバックしていて強い。

従って、木星からは子供運が良いことを示しているのであるが、然し、一方で、5室支配の火星は8室で減衰し、6、11室支配の金星と、接合して、2、3室支配の土星からアスペクトされて傷ついている。

従って、愛人や子供を巻き込んだ何か悲しい物語があることをこの配置は示唆しているのである。

この辺りのハウスの論理は明快であり、ジョーティッシュが運命を見通すことのできる精密なサイエンスであることを物語っている。
今回、以前の記事なども見返してみて、確かに以前も射手座ラグナに修正はしていたが、あれからかなり時間も経過して、石原慎太郎のラグナが射手座であることをもっと明白に確信することが出来た。

今回は私は、出生図に関しては、石原慎太郎は射手座ラグナであると言い切ることが出来る。
但し、ナヴァムシャのラグナは、まだ検討の余地がある。
石原慎太郎のラグナのナクシャトラは、おそらくプールヴァアシャダーである。

バラニー、プールヴァパールグニー、プールヴァアシャダーという支配星が金星となるナクシャトラのグループの中の一つである。

このグループは、CIAとか、MI6とかモサドとか、諜報(インテリジェンス)の世界に造詣が深いナクシャトラである。

この金星が支配星となるナクシャトラは、反体制的で、反逆者となり、快楽主義者となるが、『太陽の季節』などで、えげつない風俗描写を行ない、既成の価値観や規範に挑戦したりなど作風からして明らかにプールヴァパールグニーなのである。

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またその後の作品群も、規制の価値に反逆するため、異端的であり、特に『「NO」と言える日本』などがそうである。
『「NO」と言える日本』 (1989年、125万部)
『『スパルタ教育』 (1969年、70万部)
『新・堕落論』(2011年、25万部)
従って、ラグナのナクシャトラがプールヴァパールグニーであると、ナヴァムシャのラグナは、獅子座、乙女座、天秤座、蠍座のいずれかである。

基本的に出生図で説明できることはナヴァムシャでも同じように説明できなければならない為、その観点でこの中から絞り込むことが可能である。

ナヴァムシャのラグナは、もう少し検討の余地がある。

石原慎太郎が、都知事の間に為した最も大きな業績として、「東京都の会計制度に複式簿記・発生主義を導入」したことが挙げられる。

一橋大学在学中に公認会計士になるための勉強をしていたようであるが、乙女座の強い水星と、太陽の絡みは、公認会計士や簿記や経理の典型的な絡みである。

強い水星と、太陽の絡みは数学に強いことを表している。

この会計に明るい能力を生かして、東京都の会計制度を「単式簿記・現金主義」から「複式簿記・発生主義」に改革したのである。

企業と同じように複式簿記を付けて、資産と負債の関係を常に意識して民間企業のように体質転換して税金の使途を明確にすることを目的とするものだが、これは明らかに乙女座で高揚するバドラヨーガの水星のアプローチである。

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東京都の会計制度に複式簿記・発生主義を導入

一橋大学在学中に公認会計士になるための勉強をしたことがあった経験から、官庁や自治体会計に単式簿記・現金主義会計が採用されている現状に疑問を持っていた。石原は都知事就任後、2002年に新たな会計制度を導入すると宣言。石原2期目の2006年、東京都は他の自治体に先駆けて、会計制度に複式簿記・発生主義を採用した。 石原は都知事3期目に入った2007年4月、この施策は自身の過去2期における「一番いい仕事」だったと述べた。

国家の会計制度に導入提起

2013年2月12日、石原は衆院予算委員会において「日本の国家の会計制度に懸念を持っている。これを合理化して企業並みにしないと、アベノミクスのバリアになる。この国には健全なバランスシート、財務諸表がない。国は何で外部監査を入れないのか。アベノミクスを成功させるためにも会計制度を一新させる必要がある。会計制度を変えると税金の使途がハッキリ分かる」と安倍総理および麻生副総理に提言を行った。(wikipediaより)
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石原慎太郎の今回の政界引退は、東京都知事への当選から続いて来た一つの人生の大きな流れの終焉である。

然し、この晩年の石原慎太郎は、9室のケートゥ期であるため、微細な精神世界、宗教的世界に対する造詣を深めていくのではないかと思われる。

今後の石原慎太郎に期待したい。
















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