
先月20日、お笑い芸人、爆笑問題の田中裕二がくも膜下出血、脳梗塞で、入院したとのニュースが報じられた。
脳梗塞の爆問田中裕二が退院 今後は1カ月ほど休養 2021年1月27日19時30分 日刊スポーツ 20日未明に前大脳動脈解離によるくも膜下出血、脳梗塞で都内の病院に入院した、お笑いコンビ、爆笑問題の田中裕二(56)が、27日、都内の病院を退院し、所属事務所の公式ホームページで「無事退院いたしました」と報告した。 現在、田中は体調も良く、安定した状態に戻っているというが「大事を取って1カ月ほどの休養を取らさせていただきます。今後は、担当の先生と社長とが話し合い、その結果の指示のもと、復帰に向けて体調を整えてまいります」とつづった。 前日26日にMRIなどの最終検査を受けて、問題なしと診断されていた。 田中は20日午前2時ごろ、頭痛を訴え救急車で搬送され診断、処置を受けた。手術をすることはなく、入院して体調回復に努めていた。今後は、大事をとって1カ月ほど休養する。 田中は昨年8月に新型コロナウイルスに感染して、入院していた。 |
7日後には退院して、現在、休養中とのことである。
2チャンネルによれば、木下順介著「心が読めるホロスコープ」p.84で、番組で一緒になった際占ったとして、出生時間は、20時であるという。
そこで、1965年1月10日 20:00 東京都中野区鷺宮で、チャートを作成してみた所、ラグナは獅子座マガーとなった。

ラグナロードの太陽が5室に在住し、3、10室支配の金星、2、11室支配の水星とコンジャンクトし、5、8室支配の木星が9室から5室にアスペクトバックしている。
俳優になり、スターになりそうな配置であるが、日本大学芸術学部演劇学科に合格し、そこで、太田と出会ったというので納得できる。
田中裕二の芸能活動は、司会業が中心だと思われるが、番組司会というのは、もっと注目が当たる番組の主役であるから、主演俳優と同じである。
また実際、ドラマや映画にも出演しており、この配置で納得できる。
病院に緊急搬送された先月20日、ダシャーは、火星/木星/ラーフ期であった。
火星は、マラカの2室に在住し、木星はマラカの6、7室支配の土星からアスペクトされ、またマラカの2室に在住する火星からもアスペクトされている。
月から見ても火星は2室支配で、マラカの7室に在住し、木星はラグナロードで、マラカの2室に在住し、11、12室支配のマラカの土星からアスペクトされている。
ラーフのディスポジターである金星は、マラカの2、11室支配の水星とコンジャクトし、月から見て、3、8室支配で、火星からアスペクトされている。
ナヴァムシャを見ると、火星は6、11室支配で8室で高揚し、マラカの2室支配の月とコンジャンクトしており、木星はマラカの7室の支配星である。
ドレッカーナを見ると、火星はマラカの2室に在住し、木星はマラカの2、11室支配の水星とコンジャクトして、火星からアスペクトされ、ラーフは6室に在住し、ディスポジターの土星は、マラカの6、7室支配の土星である。
このアンタルダシャーの木星は、8室の支配星で、マラカの6、7室支配の土星と火星からアスペクトされて傷ついている為、マラカとして機能することが分かる。
また木星は22番目のドレッカーナの支配星でもあり、ドレッカーナでは、マラカの2、11室支配の水星とコンジャンクトし、火星からアスペクトされている。

wikipediaによれば、2012年11月13日、田中裕二は、伝染性単核球症による肝機能障害で体調を崩し緊急入院しているが、この時のダシャーは、月/木星/ラーフ期である。
月は12室の支配星で8室に在住し、火星からのアスペクトを受けており、木星、ラーフは上記に記した通りである。
木星は、肝臓、胆のう、膵臓などの内蔵器官の表示体であり、この木星が土星と火星からアスペクトされ、22番目のドレッカーナでもあることが、この時の疾患の原因と考えられる。
また木星は、肥満などを表わす表示体であり、くも膜下出血や脳梗塞の原因は、肥満や高血圧、脂質異常症などで動脈硬化が進み、脳の血管が詰まったり、血栓が出来て、血管が詰まることであるという。
また火星は、血液の表示体であり、高血圧の表示体でもある。
この火星がラグナからマラカの2室に在住し、月から見て、マラカの2室支配でマラカの7室に在住していることなどが関係したと考えられる。
それが、火星/木星期にマハダシャーロードとアンタルダシャーロードの連携でもたらされたと考えられる。
更に遡ると、wikipediaによれば、2000年9月12日、精巣腫瘍のため都内の病院に入院し、10月9日に左側の睾丸摘出手術を受けたと記されている。
この時のダシャーが、金星/水星/ラーフ期である。
ここで金星は、泌尿生殖器の表示体であり、月から見て8室の表示体であり、8室には外性器、つまり、泌尿生殖器の表示体である。
この金星がラグナから見ても2、11室支配のマラカ、月から見ても4、7室支配のマラカの水星とコンジャンクトし、火星からアスペクトされている。
従って、この時の疾患は、金星と水星の連携でもたらされたということが分かる。
そして、プラティアンタルダシャーのラーフも重要である。
ラーフのディスポジターは金星で、やはり、月から見た3、8室支配で傷ついている為、マラカとして機能することが分かる。
マハダシャー、アンタルダシャー、プラティアンタルダシャーの連携
くも膜下出血、脳梗塞・・・・火星/木星/ラーフ 精巣腫瘍、睾丸摘出手術・・・金星/水星/ラーフ 伝染性単核球症による肝機能障害・・・月/木星/ラーフ |
整理すると、マハダシャーとアンタルダシャーの連携で、ある特定の疾患が生じ、プラティアンタルダシャーがトリガーになっていることが分かる。
マハダシャーの支配星の役割は重要である。
例えば、くも膜下出血、脳梗塞では、マハダシャーロードの火星が役割を果たしている。火星は血液の表示体であり、高血圧の表示体でもある。
血疾患の表示体であり、血液中のコレステロールの値が高くなるなども血疾患の一部かもしれない。
くも膜下出血、脳梗塞の両方とも血管が詰まることで生じる血流障害である。

アンタルダシャーロードの木星は、肥満などを生み出し、コレステロールの過剰摂取などにより、高血圧や動脈硬化につながる為、くも膜下出血、脳梗塞の原因を引き起こすことが分かる。
つまり、くも膜下出血、脳梗塞は、マハダシャーロードの火星とアンタルダシャーロードの木星が連携して起こした印象である。
火星と木星は絡んでおらず、火星と木星は6-8の位置関係にあり、火星から見て木星はマラカの7室を支配して8室に在住している。
木星は火星の星座に在住している為、マハダシャーの火星が状況を制御すると考えられる。
それで主に血流の問題なのである。
精巣腫瘍、睾丸摘出手術に関してもマハダシャーロードの金星が生来的な表示体においても月から見た8室支配の観点からも泌尿生殖器の表示体になっており、そこに外科手術を象徴する火星がアスペクトしている。
この火星は4、9室支配のヨーガカラカの火星でもあり、優秀な医師の外科手術の結果、救われたと考えることも出来る。
然し、生来的な凶星でもある為、睾丸切除という形で、泌尿生殖器を傷つけたのである。
アンタルダシャーロードの水星は、ラグナから見ても月から見てもマラカであり、マハダシャーロードの金星と非常に近い度数で緊密にコンジャンクトしている。
従って、ここでも金星と水星が連携して、泌尿生殖器の疾患をもたらしたことが分かる。

最後に伝染性単核球症による肝機能障害だが、伝染性単核球症とは、ヘルペスウイルスの一種であるEBウイルスなどに初感染することが原因で起こる、発熱やリンパ節の腫れなどの症状を起こす急性感染症ということである。
EBウィルスは唾液に潜んでおり、回し飲みやキスが原因でうつることが多いため、別名キス病と呼ばれるそうである。
因みにマハダシャーロードの月は12室の支配星で8室に在住し、火星からのアスペクトを受けて傷ついている。
因みにマラカということを考える場合、2室や7室の在住星、支配星、そして、傷ついた8室や8室の支配星の次ぐらいの優先順位に来るのが、12室の支配星や在住星である。
月は水の星座に在住しており、口を表わす2室から火星のアスペクトを受けているが、12室はベッド上の快楽、8室はパートナー関係など性的なものを表わすハウスである。
従って、この配置からすると、実際に説明にあるように回し飲みやキスなどで、唾液などを通じて、BEウィルスに感染したようにも思える配置である。
月はレヴァーティー(水星)に在住しており、水星は上述したようにラグナから見ても月から見てもマラカである。
このマハダシャーロードの月が大きな役割を果たした上で、アンタルダシャーロードの傷ついた木星と連携して、伝染性単核球症による肝機能障害をもたらしたのではないかと思われる。
傷ついた木星が肝機能障害をもたらしたのは明らかである。
そして、どの疾患においてもプラティアンタルダシャーがラーフ期に現象化しているが、ラーフはムリガシラー(火星)に在住している。
火星は、ラグナから見てもマラカの2室に在住し、月から見てもマラカの2室を支配してマラカの7室に在住している。
そして、火星は身体の表示体である太陽、金星、水星、月、木星にアスペクトしている為、どんな疾患においてもラーフ期がそのトリガーとなり得るような印象である。
火星は上述した疾患のマハダシャーの金星や月にアスペクトしており、アンタルダシャーの木星や水星にもアスペクトしている。
従って、どんな疾患を引き起こすのにも役割を果たせる惑星となっている。
ナヴァムシャでは、ラーフは4室に在住しているが、マラカの7室から土星によってアスペクトされている。
これはそれ程、強い傷ではないが、ドレッカーナではラーフは6室に在住し、ディスポジターの土星はマラカの6、7室支配の土星で、ラグナ、ラグナロード、月にアスペクトしている。
田中裕二の次のアンタルダシャー
現在、田中裕二は、火星/木星期で、大事を取って休養中である。
次は、火星/土星期(2021/2/18~2022/3/30)であるが、土星もやはり、6、7室支配のマラカであり、マラカの7室に在住し、月から見て、11、12室支配のマラカで12室に在住している。
ナヴァムシャでも土星はマラカの7室に在住し、ドレッカーナでも6、7室支配のマラカで、マラカの7室に在住している。
従って、ゆっくり休養すべきであり、出生図では、月から見て12室に在住していることから、静養(12室)の時である。
火星と木星の連携から分かることは、2室の火星は、2室支配の水星にもアスペクトしており、辛い物を食べてしまうなど食生活の問題が考えられる。
木星は肥満の問題であり、傷ついた木星はカパ異常などを引き起こすが、またやはり月から2室に在住して、土星と火星のアスペクトを受けており、やはり、食生活の問題が考えられる。
生活習慣病とは、ほとんどが何を食べるかといった食生活の問題なのだと思われる。
従って、辛い物(火星)や肉(火星)を避ける食生活が大事ではないかと思われる。
特に血液中のコレステロール値が高くなる場合、食べ過ぎなどが原因だったりするのである。
食べ過ぎたり、四六時中食べていると、肝機能が低下して、血液検査で異常な値が出たりする。
これが継続していくと、いつかは病気になってしまう。
基本的に健康問題に対するアドバイスは、食生活の改善というものが主なものになってくる。
そして、病気になってからではあまり効果的なアドバイスはできないのであり、病気としての顕在化は、生活習慣によって潜在していた問題が顕現する最後のステージであり、その段階では、病院に行くように伝えることが出来るだけである。
人の出会いほど不思議なものはありません
チャートから二人の出会いが偶然なのか必然だったのかわかりますかね?
インド占星術の不思議なところは
(占星術自体が摩訶不思議ですが)
前世の部屋なるものがあって計算でわかるところですww