MENU

女優・笛木優子 -韓国でブレイクの理由-

2022 5/24



ハリウッド女優アンバー・ハードの8室に火星が在住する配置は、マリリン・モンローと同じで、セックスアピールをもたらす配置であると書いたが、


もう一人、日本の女優で、同じ配置の持ち主がいた。それは、女優の笛木優子である。


youtubeに投稿されているダウンタウンの過去の対談番組に出演していたのを偶々見たのだが、日本で女優としてデビューしてから、韓国でデビューして大ブレイクし、日本でも逆輸入で人気が出て活躍している女優さんである。


ネット上のまとめサイトには、「1979年6月21日 14:07 東京都」と記されているため、早速、チャートを作成してみると、天秤座ラグナで、ラグナロードの金星が8室で、7室支配の火星とコンジャンクションしている。







即座に分かることは、この配置が、非常に官能的な配置であり、男性を誘惑し、夢中にさせる配置だということである。


火星と金星のコンビネーションは情熱的な恋愛を表わし、それが性的なハウスである8室に在住している。


然し、これは一方的ではなく、月ラグナから見ると、7室をラグナとした場合に同じようにラグナロードの金星が7室支配の火星と8室でコンジャンクトしている。


つまり、これは自分からも相手にのめり込むし、相手の方も自分にのめり込む、双方向に相手にのめり込む配置である。


出会って直ぐにその日のうちに関係が成立し、同棲生活に入ってしまうような配置である。



彼女は、所属事務所の社長から勧められて韓国映画「八月のクリスマス」を観て、感動のあまり、「こんな映画に出てみたい」と思ったそうである。


そして、ケーブルテレビの音楽専門チャンネル開局レセプションに出席した時に韓国のマネジメント会社の方と知り合い、2001年夏に自分でプロダクションに電話して、自分を売り込んだという。


そして、契約を交わして、韓国語を勉強しながら、女優を目指したのだという。







この時、ダシャーは火星/金星期であり、まさにこの上記のセックスアピールをもたらす配置が、現象化するタイミングであった。



おそらく韓国のプロダクションの交渉相手が、そのような誘惑に負けたことを意味しているかもしれない。



ラグナロードの金星が8室に在住し、7室支配の火星とコンジャンクトしていたら、通常は、パートナーの元に飛び込んでいき、愛人として囲われるような配置である。



おそらく、プロダクションとのマネジメント契約自体が、そのような意味合いがあったかもしれない。



というのは、彼女自身が語っているが、韓国の撮影現場は、スタッフが視聴者の反応を見ながら、視聴者の好みに合いそうな台本を撮影の当日、書き上げるような現場であるという。


女優は、台本を直前で渡され、ドラマ作りに没頭し、長期間拘束され、それ以外のことは何も出来なくなるが、その代わり、日本の2倍ぐらいの手厚い報酬が支払われるという。







まさに女優はプロダクションの完全な庇護下に置かれて手厚く収入などの待遇が保証される代わりに完全に支配されることも意味している。



ダウンタウンの過去の対談番組に出演した際に松本人志のコップにお酒を注ぐ、笛木優子に対して、松本人志が「なんか枕営業みたいですね」、奥の部屋に「布団が敷いてあったりしないですよね」などと、軽く冗談を飛ばしていたが、まさに対面して、お酌など接待しただけで、相手にそうした雰囲気を感じさせるようである。



おそらく2001年夏に韓国のプロダクションに電話して、自ら自分を売り込み、契約を勝ち取ったというのも、そうした才能が発揮されたと思われる。



そして、その後、2001年11月に韓国へ居を移して、芸能活動を開始し、女優としてテレビ、映画などに出演して、その後、2009年には韓国の大作ドラマ『IRIS』に出演し、2010年には、韓国SBSの週末連続ドラマ『美しき人生』などに出演して、韓国でスターになっていく。







2001年11月は、まだ火星/金星期だが、火星/太陽(2001/12/2~)、火星/月期(2002/4/9~)を経て、2002年11月8日からマハダシャーラーフ期へと移行していく。



火星期自体も7室の支配星である為、海外や海外との取引を表わしており、海外での仕事を表わすと言える。


然し、このラーフ期が海外で、女優としてブレイクした時期であり、ラーフは外国を表わす惑星で、また4、5室支配のヨーガカラカとコンジャンクトし、ディスポジターの太陽は、11室支配で、9、12室支配で9室で定座に在住する水星とコンジャンクションし、9-11のダナヨーガを形成している。



これが海外でブレイクした理由である。



ラーフは外国を表わし、ラーフのディスポジターの太陽は9室に在住して、海外を表わす9、12室支配の水星とコンジャンクトして、芸能の3室にアスペクトしている。



また9室は、月から見た芸能の3室である。



この時期に韓国で女優としてブレイクし、日本と比べて2倍の報酬をもらっていたというのはそういう意味である。







ラーフはナヴァムシャでは成功、達成、高い評価の11室に在住し、しかもラーフは水星の星座に在住していて強い配置である。



ラーフのディスポジターである水星は、8、11室支配で8室で定座に在住しているが、この水星は、ラグナ、月、太陽から見て、8室に在住している。



通常、8室の在住星は、それ程いいとは言えないが、8室に水星が在住する場合は例外的に良いと言われ、特に分割図においてもそうである。



この8室で定座に在住する8、11室支配の強い水星は、ビジネスにおいてパートナーのプロダクションや事務所など、他人の労力を活用して、経済的に躍進する配置である。



韓国で成功するには、やはり韓国のプロダクションの強力な売り込みなどがなければ難しいと思われる。



そうしたコネや、人脈、契約を結んだパートナーのプロダクションが、この女優を売り込みたいという強い意志がないと不可能である。




特に外国のよそ者であったら、そうしたパートナーの協力に恵まれるという条件がないと難しいのではないかと思われる。



この8室の強い水星は、そうしたパートナーからの協力を可能にする配置である。









因みにダシャムシャを見ると、ラーフは芸能の3室に在住し、射手座に在住する3、4室支配の土星と、高揚する1、6室支配の火星とコンジャンクションしている。



通常、アイヤーの理論では、3室の在住星は、それ程、良くないが、この場合は、仕事の分野が芸能であり、また土星と火星の星位が非常に強いのが注目に値する。



山羊座でこれだけの凶星が強い配置である所を見ると、現場で、長時間拘束され、猛烈に仕事をしたように見える配置である。



この3室で、ラグナロードと3室の支配星がコンジャンクションし、芸能の仕事に就く人にとっての典型的な絡みである1-3の絡みが見られる。



また更に10室支配の太陽が9室からアスペクトして、1-10のラージャヨーガも形成し、3-10の絡みも成立しているが、これも芸能の仕事に携わる人に典型的な配置である。



この辺りが、マハダシャーラーフ期の躍進を表わしている。



また月ラグナから見ると、ラーフは2室に在住し、5室支配で2室で高揚する火星とコンジャンクションし、土星は2、3室支配で2室で定座に在住し、2-5の強力なダナヨーガを形成している。



ラーフは起業のハウスである2室に在住し、起業や自営業など、セルフマネジメントで報酬を得て、稼ぐ人の典型的な配置になっている。



これがマハダシャーラーフ期における韓国での大ブレイクと、経済的成功を表わす配置である。



彼女が大ブレイクした2009年と2010年は、ラーフ/土星、ラーフ/水星期であり、ラーフとの関係で、最も強力なアンタルダシャーの時期である。



土星は出生図で、11室に在住するラーフと、コンジャンクションする4、5室支配のヨーガカラカであり、ナヴァムシャでは3室支配で10室、そして、ダシャムシャでは3室で定座に在住し、火星との間で、1-4のラージャヨーガを形成する惑星である。



アンタルダシャーの水星は、出生図では、9-11のラージャヨーガを形成し、ナヴァムシャでは上述したようにラグナ、月、太陽から見て、8室で定座に在住している。



マハダシャーのラーフから見ると、水星は10室でバドラヨーガを形成し、2、9室支配の金星と1-2、1-9、1-10、9-10の絡みを形成し、トリシャダヤハウスやドゥシュタナハウスの絡まないスーパーラージャヨーガを形成している。









このように韓国でブレイクしたが、2006年から日本へ拠点を移して、同時並行で、日本でも芸能活動して来ている。



ドラマ『アテンションプリーズ』(フジテレビ)への出演を機に日本での活動を再開したという。



但し、脇役が多いようである。








そして、2018年6月29日に1歳年上の一般男性と結婚したことを発表し、2020年2月21日に第一子を出産している。



結婚した2018年6月29日は、ラーフ/月期であり、ラーフは11室に在住し、特に結婚と関係のあるハウスに在住しているようには見えないが、プールヴァパールグニー(金星)に在住しており、支配星の金星は、1、8室支配で7室支配の火星と8室に在住している為、ラーフ期は結婚してもいい時期である。



またラーフ期はしばしば結婚をもたらす時期である。



アンタルダシャーの月は、7室に在住し、これも結婚のタイミングを表わしている。




ナヴァムシャでは、ラーフのディスポジターの水星は、8、11室支配で8室(結婚生活)に在住し、7室支配の金星とコンジャンクションしている。



月は9室支配で、ナヴァムシャのラグナに在住している。








2021年2月21日の木星/木星期に第1子を出産しているが、木星はナヴァムシャでラグナ、月、そして、表示体の木星から見た5室の支配星であり、サプタムシャでもラグナから見た5室の支配星で、9室支配の月と相互アスペクトしている。




この木星期に入って、結婚し、出産し、子供が誕生したのは、ナヴァムシャを見ると、非常に分かりやすい。




木星は2室(結婚生活)と5室(子供)の支配星で、1室(結婚)に在住して、5室(子供)、7室(結婚)にアスペクトしているからである。









出生図では、木星は3室支配で10室で高揚しており、3-10の絡みが見られるが、木星は3、6室支配の機能的凶星である。




従って、これは芸能の仕事においてブレイクはもたらさない配置であり、最近、ゲストや脇役が多かったのもその為ではないかと思われる。




マハダシャーラーフ期はラージャヨーガやダナヨーガをもたらし、海外での躍進をもたらしたが、木星期はもう少し違った活動内容になりそうである。




木星は出生図では、10室で高揚し、月から見て9室支配で4室で高揚して、10室にアスペクトしている。




またナヴァムシャでは、10室の支配星とコンジャンクションする5室支配の木星で、ダシャムシャでもラグナから見て5室支配で10室に在住し、月から見て、1、4室支配で、9室に在住している。



木星は、何度も10室や9室と絡んでいることを考えると、今後は、教育、指導、マネジメント的な仕事が増えていくと考えられる。




但し、木星はプシュヤ(土星)に在住しており、土星は4、5室支配のヨーガカラカで、5室にアスペクトバックしていることから、創作の現場に携わっていくものと考えられる。




5室は、演劇、舞台芸術などのハウスである。






俳優は自分のキャラクターに合う役柄しか回ってこない



因みに笛木優子は、自ら語っているが、「秘書や愛人の役が多い」のだという。



笛木優子 脱“愛人”宣言「不倫したくてもできない女優でいきたい」
2015年5月9日 16:38 スポニチアネックス

女優の笛木優子(35)が9日、約1年4カ月ぶりとなる2冊目の写真集「Fの旋律」(ワニブックス刊)の発売記念握手会を都内の書店で開いた。

 「黄桜」のCMなどで純和風美人として注目度が増している笛木。写真集ではハワイの開放的な雰囲気の中、水着姿も披露し「カジュアルでスポーティー。これくらいの年で水着はあまりないと思うので貴重だと思う」と新たな一面をアピールした。

 さらに、「ランジェリーの方もご用意しております」と妖艶な笑み。「生まれたままの姿はありませんが、セクシーと思っていただければ。年齢的に何度も出せないと思っているので、出せるものはすべて出したつもり」と自信のほどをうかがわせた。

 だが、本業では秘書や愛人の役が多いことに「そろそろ卒業しようかな」とこぼした笛木。「耐え忍ぶタイプではないので、性格的にも向かないし、これからは不倫をしたいけれどできない女優でいきたい」と意欲を燃やした。

 「25歳まで恋愛禁止」が話題となっているオスカープロモーション所属。「とうに過ぎていますけれど、順調に何もない。次の写真集までにいい話題が提供できるようにしたいですね」と苦笑いしていた。


笛木優子を紹介する様々なメディアの紹介文には、「美しすぎる」とか「色っぽい正統派美女」といったフレーズが並んでいる。




やはり、俳優は自分のキャラクターに合う役柄を配役されるという原則がよく当てはまっている。




韓国には、2002年の段階で、ファンクラブの会員が1万人いると記されており、今ではもっと増えているのか分からないが、中には熱狂的なファンもいるようである。




それはマリリン・モンローに多くの男性が熱狂し、セックスシンボルとして、一つのカリスマになったのと同じ理由によるものである。




人気とは、ある程度は、そうした本能というレベルから、無意識に働きかけるものである。






(参考資料)

韓国でファンクラブ会員が1万人、笛木優子さん
2002・7・5 KBN

韓国ではユミンの名で活動する。

 6月に表紙を飾った雑誌は3冊。CM4本。ドラマやバラエティー番組にも出演した。人気は社会現象になり「韓国で成功した初の日本人女優」といわれる。

本名にちなんでつけたユミンは、「あだ名みたいなもの。私はわたし。日本とか韓国とかの区別はしていません」。

 日本では「ホタル」で映画デビュー。初めての主演映画「新・雪国」を昨年撮った。しかし自己評価は落第点だった。

 そんな時、「シュリ」などを見て、韓国映画のスケールの大きさに衝撃を受けた。「役者としての幅を広げたい」。短大の時、旅行で1回訪れただけの韓国に単身で乗り込んだ。

 昨年11月、韓国デビュー作となったドラマでいきなり火がついた。

 韓国語をうまく話せないため、せりふのない聴覚障害者の脇役を演じた。視聴者からの反響は大きく、制作者がわざわざストーリーを変えて途中から主役に抜擢(ばってき)したほどだった。

 昨年暮れ、新聞のインタビューで自ら日本人だと告げた。それまでファンは韓国人だと思っていた。

 「ずっと好きだったのに」「ショックです」。そんな声が届いた。心ないメールも。だが、時間とともに「私は味方」という擁護派が圧倒的になっていた。

 「日韓関係ってこんなものだと思う。少し時間をかければ分かり合えるところまで来ている」

 W杯期間中は日本のテレビで、熱気あふれる韓国を紹介した。最近ドラマの主演がまた2本決まった。
参照元:韓国でファンクラブ会員が1万人、笛木優子さん
2002・7・5 KBN
「イメージって怖いですよね(笑)」 “正統派美人”笛木優子の本性とは?
2018.4.19 zakzak

女優の笛木優子(38)が現在放送中のTBS系ドラマ「あなたには帰る家がある」で存在感を示している。いわゆるおしとやかな“正統派美人”というイメージが強い笛木。しかしそのことを本人にぶつけると、「イメージって怖いですよね」と苦笑い。世間の評価をあっさりと否定した。演じる愛川由紀は主人公・佐藤真弓(中谷美紀)の上司で、番組の公式HPには「竹を割ったようなストレートな性格」と記載されているが、それを知ったとき自身は「えっ、あて書き!?」と驚いたという。気になる笛木優子の“本性”。彼女の素顔を2回に分けて紹介していく。(zakzak編集部)

<まずはドラマで演じる由紀について。彼女は笛木さんから見てどんな女性ですか?>

 「由紀は独身で、バリバリ働くキャリアウーマン。主婦の方とは正反対の暮らしをしているような女性です。結婚に関してはあきらめていないと思いますけど、結婚していない分、やっぱり仕事で結果を残さないといけないという上昇志向が強い。仕事も恋愛も頑張っている人ですね。結婚の経験がないから、主婦の方に対してデリカシーがない発言をしてしまうこともあります」

<中谷さんが演じる真弓に対しても、結構ズケズケ言っていますよね?>

 「友達だからという関係もあるんでしょうけど、結構遠慮なく言っていますよね(笑)。個人的に、このドラマのセリフがすごく好きなんです。胸に刺さるセリフ、共感できるセリフが多い。由紀自身に悪気はないと思いますけど、率直にズケズケと言っちゃうところがあるので、性格が悪い女性に映らないよう気を付けて演じています。そのさじ加減が難しいですね」

<今後、由紀の恋愛が描かれることも?>

 「あまり詳しくは言えないですけど、由紀も恋をしているので…。いろいろと複雑な事情があったりしますから、この先どうなっていくのかドキドキしています(笑)」

<番組の公式サイトに、由紀は“竹を割ったようなストレートな性格”と紹介されていますが、ご自身はどうですか?>

 「私もよく言われるんです。『竹を自ら割っているような性格だよね』って。だから、ドキッとしました。もしかしてあて書き!?何で分かっちゃったんだろうって(笑)。割と、愛人や不倫をしているような女性の役が多いんですけど、私自身は全然違うタイプですし、全く向いていない。こそこそすることもできないですし、耐え忍ぶ感じでもないんです。イメージって怖いですよね(笑)」

<昔からサバサバしていたんですか?>

 「自分からサバサバしようとしているわけではないんですけど、基本的に体育会系なんだと思うんですよ。学生時代は、ずっと運動をしていましたし。女の子らしいことが好きではなかったんです。それがずっと続いている感じですね。あとは、年齢を重ねてずうずうしくなってきたかもしれません(笑)」

<ずうずうしくなったという自覚があるんですか?>

 「あります、あります(笑)。サバサバしているところは変わらないですけど、昔よりは自己主張できるようになりました。やっぱり、自分はこういう人間なんだということを表さないと、すごく損だなと気付いたんです。いろいろ恥ずかしい思いをしたり、傷ついたりもしましたけど、そういう経験を経て少しずつ変わっていったのかなと思います」

<韓国でのお仕事もいい経験になりましたか?>

 「そうですね。自分を認め、高めていく大切さを知るいい経験になりました。あまり謙遜ばかりしていると本当にできない人なのかと思われてしまう。そのため、自分を知り、よく見せることが大切だと感じました。もともと人見知りな性格でしたが、韓国での仕事を通し、自分で自分を上げ高めていく意識を持てるようになりました。自分のことを自分が認めてあげないと、誰も認めてくれないような気がして。韓国に行ったことで、いろんな気持ちを表現できるようになりましたね」

<劇中に出てくる「佐藤家」と「茄子田家」の印象は?>

 「茄子田家はひどいですよね(笑)。妻の綾子(木村多江)さんは大変だと思います。でも、ああいう家はあるんだろうなと。佐藤家のような家庭もたくさんありそう。2つの家庭を見ていて思うのは、やっぱり互いを思いやる心が大切なんだなということ。旦那さんも奥さんも、それぞれ立場があるし、やらなければいけないことがたくさんあるから大変なのは分かるけど、ほんの少し相手のことを考えてあげたら夫婦の関係も変わっていくのかなと思いました」

<究極の選択になってしまうかもしれませんが、佐藤家の夫・秀明(玉木宏)と茄子田家の夫・太郎(ユースケ・サンタマリア)。結婚するならどっちがいいですか?>

 「う~ん、難しいですねぇ。太郎はモラハラ気味ですからね。あの性格は治らないと思いますよ。そう考えると、秀明は不倫をしているけど、どこかで悪いことをしているという後ろめたさがある。だから、太郎よりはコントロールしやすいかもしれませんね」

<笛木さんが思う、理想の夫婦像は?>

 「お互いに尊重し合って、高め合える関係。どっちが上とか下とかではなく、友達のような感じがいいですね。夫婦漫才ができちゃうくらい気楽に付き合えるパートナー。そんな夫婦だったらいいなと思ったりします。欲張りかもしれませんけどね(笑)」

<中谷美紀さんと共演した感想は?>

 「すごく尊敬している先輩だったので、今回ご一緒できて本当にうれしいです。中谷さんはとても優しくて、いろんなことに気を使われる方。最初のころ、私が緊張していたことに気付いたのか、いろいろと話し掛けてくださったんです。しかも、私の話題に話を合わせていただいて。劇中では、元同期だけど、今は由紀が真弓の上司という立場。そういう関係を違和感なく見せられるよう演じています。現場では、憧れの方とお仕事している幸せをかみしめています」

<今後、2組の夫婦がどうなっていくのか楽しみですね>

 「登場人物たちのセリフが本当に魅力的。夫婦の“あるあるネタ”もたくさん盛り込まれているので、結婚されている方は共感しながら、独身の方はそれぞれのキャラクターたちの言動を参考にして、結婚するときに役立てていただけたらと思います。佐藤家と茄子田家がこれからどうなっていくのか。最後まで見守ってください」(つづく)
参照元:「イメージって怖いですよね(笑)」 “正統派美人”笛木優子の本性とは?
2018.4.19 zakzak
笛木優子の素顔に急接近 正統派美女の意外な一面が判明? 「私、お風呂が大っ嫌いなんです(笑)」
2018.4.20 zakzak

 女優の笛木優子(38)の素顔に迫るロングインタビュー(後編)。韓国ではユミンという名で活躍し、2001年以降、活動の拠点を日本に移し、両国で目覚ましい活躍を見せているが、キャリアを重ねるうちに、仕事に対する考え方や向き合い方に変化が生じるようになったという。一方、SNSを活用して自己アピールするなど、時流に乗った活動にも力を入れている。40歳を目前にした今、彼女はどんなことを考えながら生活しているのか。(zakzak編集部)

<女優としてキャリアを積み、年齢を重ねていく中で、演じるということに対する意識や役との向き合い方が変わってきたなと感じるところはありますか?>

 「若いころは、何でもやってみたいという思いが強かったですし、可能性も広かったと思うんですけど、そこについていく技量が足りなくて、すごく苦しかったですね。今は、年齢を重ねていろんなことを経験した分、役柄の幅は広がったけど、自分がやりたかったような役ができなくなってきて。やりたいという強い気持ちがあっても、年齢的に厳しかったりする現実もあるんです。その葛藤は常にあるような気がしますね。寂しいことではあるんですけど、役との出会いはタイミング。お話をいただいたときに、その役をしっかりと自分なりに消化できるよう準備しておくことが大切なのかなと思います」

<具体的にどんな準備をしているんですか?>

 「演技レッスンをしていますけど、それだけではなくて、いい映画を見たり、面白い本を読んだり。自分の感性を高めることが大事なのかなと思っています。演技について教えてくださる先生からは“悩みの風呂につかれ”とよく言われていて。常に考えて、考えて悩まないと、その先はないと。もちろん答えが見つかるに越したことはないんですけど、たくさん悩まないと深みのあるような答えが出てこないという意味なのかなと思っています。悩んでいる過程、自分と向き合っている時間が大事なんだろうなと」

<学生時代は体を動かしていたというお話でしたが、今でも定期的に運動をしているんですか?>

 「ジムにはずっと行っていますね。やっぱり、30歳を過ぎると、何もやらなかったら大変なことになってしまうので(笑)。摂生とまではいかないですけど気を付けています。運動することが心の健康にもつながっているような気がします」

<食事にも気を使っていますか?>

 「昔は好きなものばかり食べていました。もともと、そんなに食に対して興味がなかったんです。食べたら太るという先入観があって、あまり食べたくなかったですし、おいしいものを知りたくなかった。でも、それはすごく寂しいことなんじゃないかなと思い始めたんです。何か損しているんじゃないかって。今は、栄養があっておいしくて、太らないようなバランスの取れた食事を心掛けています」

<肉より、野菜という感じですか?>

 「私、野菜が大っ嫌いだったんです。魚もあまり食べませんでした。お肉が多かったですね(笑)。それと、ご飯、うどん、パスタ。炭水化物が大好きでした」

<勝手に、オーガニックな食事をイメージしていました(笑)>

 「全然違いますよ!ホントにイメージって怖いですね(笑)。ただ、最近はどれも程よく食べることを意識しています。ちゃんとできているかどうか自信ないですけど…(笑)」

<そういえば、インスタグラムをマメに更新されていますね>

 「ブログとかSNSは何もやっていなかったんですけど、写真を撮るのが好きだということもありますし、自分が出演した作品の宣伝もしたいなと思って始めました。ごらんになった方はお分かりかもしれませんけど、イメージとのギャップに驚くかもしれません(笑)」

<顔のパックで遊んでいる感じのユニークな投稿は、確かに役のイメージと結びつかないかもしれませんね(笑)>

 「あの投稿のコメントを見ると『面白い!』と思ってくださる人も多いんですけど『イメージが崩れるからやめてください』という声もありましたね。でも、いろんな面をお見せしたいという思いがあるので自分では楽しんでやっています。イメージが先行して可能性が狭まってしまうことはもったいないですからね」

<今後は、新たな笛木さんの一面が見られるかもしれませんね>

 「これからも、色々な役に挑戦していきたいです。例えば“インチキ占い師”とか(笑)、思いっきりはっちゃけたキャラクターを演じてみたいです」

<今は、ドラマの撮影で毎日忙しいと思いますが、一日の中のリラックスタイムは?>

 「こういう質問のとき、女優さんだったら『お風呂です』って答えたりすると思うんですけど…」

<確かに、お風呂好きというイメージはあります>

 「私、お風呂が大っ嫌いなんです(笑)」

<さっきの“野菜嫌い”同様、イメージとのギャップが…(笑)>

 「長く入っていられないんですよ。せっかちなので、熱い風呂に入って、ザーッと汗を出してすぐ出ちゃう。湯船に長くつかったとしても5分くらいです(笑)。」

<テレビを見たりしながら、ゆっくりバスタイムを満喫!という感じではないんですね>

 「ただ、ちょっと短すぎるかなと思ったので、ポータブルテレビを買って、最近は録画していた番組を見るようにしています」

<ちなみに、毎週欠かさず見ている番組はありますか?>

 「ドキュメンタリー系が好きなんです。『プロフェッショナル 仕事の流儀』(NHK総合)や『情熱大陸』(TBS系)はよく見ていますね。いろんな人生を垣間見られるので、役作りの参考になればいいなと思っています」(おわり)
参照元:笛木優子の素顔に急接近 正統派美女の意外な一面が判明? 「私、お風呂が大っ嫌いなんです(笑)」
2018.4.20 zakzak

スポンサーリンク


スポンサーリンク

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

コメント

コメントする

CAPTCHA