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三田佳子と息子 -前世の因縁-

2018 9/22

女優・三田佳子の次男・高橋祐也氏の覚醒剤容疑による4度目の逮捕のニュースが最近、ワイドショーを賑わしていた。


三田佳子次男、高橋祐也容疑者4度目の逮捕
2018/9/11 11:39 日刊スポーツ

覚醒剤を使用したとして、警視庁渋谷署は11日、覚せい剤取締法違反の疑い(使用)で、女優三田佳子(76)の次男、高橋祐也容疑者(38)を逮捕した。覚醒剤関連での逮捕は4度目となる。

関係者によると、10日夜、渋谷区内の飲食店から客がもめているという趣旨の通報があり、警察官が駆けつけ、様子がおかしな高橋容疑者の尿検査をしたところ、覚醒剤の陽性反応があったという。容疑を認めているという。

舞台などで俳優として活動していた高橋容疑者はこれまで98年、00年、07年の3回、同法違反容疑で逮捕歴がある。3度目の逮捕では懲役1年6月の実刑判決を受け、出所後は薬物更生施設に入所するなどしていた。

近年、目立った芸能活動はしていないが、10年に一般女性と結婚。同年、第1子長男が生まれていた。

1998年に次男が覚醒剤取締容疑で逮捕された時、当時、未成年だった息子について、「母が女優ということで未成年である息子の事件が報道されてかわいそう」と息子を擁護し、毎月50万円の小遣いを渡していたことを明かしたために世間からバッシングを受けて、「原因は私が人生をかけて究明いたします」として、7社あったCMをすべて降板し、女優活動を10ヶ月自粛した(wikipedia)ようである。

その後、2000年に同じ容疑で、次男が再び逮捕された時、世論の猛烈な批判に晒されたために1年間、活動自粛を行なっている。


2007年11月15日に次男が覚醒剤所持で逮捕(三回目)されると、翌日の会見で、「すべては私たち夫婦の教育の失敗」「引退も考えた」「今も月70万円の小遣いを渡している」「翌月の舞台(『エドの舞踏会』)については降板しない」(wikipedia)などと話したという。

興味深いことは、三田佳子は息子が覚醒剤で逮捕され、子供を甘やかし多額の小遣いを渡し続けたことが原因の一部ではないかと報道されていたにも関わらず、1998年の逮捕以後もずっと息子に多額の小遣いを渡し続けてきたという事実である。


2007年の3回目の逮捕時の会見で、「今も月70万円の小遣いを渡している」と発言していることから、1998年~2007年までずっと多額の小遣いを渡し続けてきたことが推測できる。


そして、おそらくその後も渡し続けてきたに違いないのである。


何故、三田佳子はこんなにまで息子に振り回され、家が傾くほどの大金を貢ぎ続けなければならないのか、このことを占星術的に解明することは非常に興味深いテーマである。



三田佳子「もうお金ないの…」高橋祐也容疑者のタカリ地獄
2018年9月18日 0時0分 女性自身

9月19日放送の『過保護のカホコ2018 ~ラブ&ドリーム~』(日本テレビ系)に出演予定の三田佳子(76)。そんな彼女を“ある事件”が襲った。9月11日、次男の高橋祐也容疑者(38)が覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕されたのだ。高橋容疑者の逮捕は、これで4度目。三田はこうコメントを発表した。

《親としては、もう力及ばずの心境です。このうえは、本人ももう40手前ですし、自らの責任と覚悟をもって受け止め、そして罪を償って、生き抜いてもらいたい》

これまでも高橋容疑者の逮捕とともに、三田の“過保護”ぶりが話題となってきた。最初の逮捕は98年。高橋容疑者は18歳だったが、三田が小遣いとして月に50万円をわたすこともあったと報じられた。その後も00年と07年に覚せい剤取締法違反の容疑で逮捕されたが、3度目の逮捕時に報じられた小遣い額は70万円になっていた。

「三田さんは『子供の不祥事で、私の女優人生が左右されるのはさすがにもう嫌……』と言っていました。ただ『忙しさにかまけて母らしいことをしてあげられなかった』という後ろめたさもあったのではないでしょうか」(三田の知人)

本誌17年12月5日号では、高橋容疑者の“暴行騒動”をスクープ。元乃木坂46の大和里菜(23)が「交際している男性に殴られた」として交番に駆け込んだところ、相手が高橋容疑者だったというもの。このときも高橋容疑者の驚きの金銭感覚が明らかになっていた。

「高橋容疑者が住んでいたのは、都内有数の高級住宅街。『今でも1日15万円もらっている』『家族カードも持っていて、月200万円使うことがある』と豪語していたそうです。大和さんは『彼に会うと、必ず車代として3万円をくれる』と話していました(大和の知人)

今年4月にはテレビ番組に出演し、04年までの生涯収入が47億円だったと紹介されていた三田。だが、息子にはこんな“涙の訴え”をしていたという。

「高橋容疑者は『母親から絵が送られてきたこともあった』と漏らしていたそうです。彼によると、三田さんから『もうお金がないの。これを売って何とかして……』と言われたそうです。そこまで尽くしても、彼は『母親は俺に逆らえない。もう言いなりだよ』とうそぶいていたといいます。『過保護のカホコ』が放送されたときは『ドラマのギャラが1千万円入るから、俺が全部もらってやる!』とも言っていたそうです」(前出・大和の知人)

三田の所属事務所は小遣いや家族カードを渡していたことや、絵画を送ったことについて「そのような事実はありません」と否定。だが、高橋容疑者を10年前から知る知人は語る。

「彼は『クスリなんてどこでも買えるんですよ』と平気な顔で言うんです。また三田さんからお小遣いをもらっていることについても、『僕がお金をせびっているんじゃない。親がお金をあげるというからもらっているだけなんです』と言っていました」

最初の逮捕から20年がたっても、母の想いは高橋容疑者に届かなかった――。


三田佳子と次男・高橋祐也は、心理学的に共依存の関係であるという論評も見られるが、何故、そのような関係性なのだろうか。



共依存の関係とはお互いに依存し合い、お互いを支配している関係性である。



次男・高橋祐也は、親に金を依存し、三田佳子も息子に心理的に依存しているがために息子を突き放すことが出来ず、金を支払うのである。



三田佳子のラグナを検討する上で、ポイントとしては、まず5室が激しく傷ついていること、そして、出費の12室が強調されていることである。



こうした条件を満たすラグナを特定しなければならない。




種々検討の結果、三田佳子のラグナは、おそらく双子座ラグナである。





双子座ラグナに設定すると、まず、ラグナロードで4室支配の水星が5室に在住し、2室支配の月と相互アスペクトしている。


水星はスピーチやコミュニケーションを表わし、月は感情、情緒を表わし、文学や音楽など芸術を表わす惑星である。


従って、ラグナロードの水星が5室に在住し、月からアスペクトされる配置は、非常に質の高い芸術性を表わす配置である。





女優としての三田佳子は、強烈な個性がないかわり、「多くのファンに感情を移入させるタイプの女優」(wikipedia)と評されているようである。

つまり、個性が強く、脇役を押しのけて自己主張する獅子座タイプの女優ではないということである。



この三田佳子への評価は、今や国際的スターになった演技派俳優・渡辺謙のチャートを思い起こすのである。





渡辺謙のチャートもラグナロードの水星が5室に在住し、減衰する太陽や火星とコンジャンクトしている。



以前、私は渡辺謙が何故、繊細な演技ができるかというと、それは天秤座で減衰する太陽の為なのだと分析したことがある。



つまり、自己主張の太陽が減衰しているためにどんな役にでも成りきることができるのである。



三田佳子のチャートにもこれは当てはまり、彼女のラグナロードの水星が太陽が減衰する星座である天秤座に在住しているために繊細な表現力をもたらすのである。



「多くのファンに感情を移入させるタイプの女優」という評価は、月と水星のコンビネーションによる、繊細で情緒的な表現力から来ているのである。



つまり、三田佳子はギラギラとした演技の下手なカリスマ的なスターではなく、表現力豊かな職人のような演技派女優である。



5室は創造性を表わし、演劇や舞台のハウスでもあり、テレビなどマスメディアに頻繁に露出する3室の象意とは異なっている。



三田佳子は、演技という表現の活動を通じて、観客を魅了したり、感動させる表現者であり、本格派女優である。



バラエティー番組でも何にでもオファーがあれば出演するようなタレント役者ではない。



それはラグナロードの水星が5室に在住して、月からアスペクトを受けている為である。




それでは息子との悩ましいカルマ的な繋がりはどこに表されているかと言えば、これは5室(子供)支配の金星に表れている。



5室支配の金星は蠍座6室(奮闘、障害)に在住しているが、これは息子に振り回されて煩わされたり、息子に献身する配置なのである。



金星は愛情を表わす惑星であり、それが最も深い情念を表わす蠍座に在住している。



ナクシャトラはアヌラーダに在住しているが、銀座のホステスやホストの表示体であり、人に対して非常に気を使い、最も感情に振り回されるのがこの星座、このナクシャトラである。



この息子の表示体となっている金星に12室から7、10室支配の木星と8、9室支配の土星がアスペクトしており、これが息子の為に出費する配置なのである。



通常、1、5、9室のようなトリコーナの支配星が12室に在住する場合、慈善活動とか、ボランティア団体に寄付をするような配置である。



お金を人の為に使うのである。



三田佳子の場合、9室支配の土星と10室支配の木星が12室で、9-10のラージャヨーガ(ダルマカルマラージャヨーガ)を形成している。



質の高いラージャヨーガを形成しているが、これらが障害のハウス(6室)に在住している5室支配の金星(息子)にアスペクトして、息子の為に出費している配置なのである。




その為、三田佳子は息子が不祥事を起こすと、記者会見を開いたり、その対応に追われ、エネルギー(労力)や金銭を費やすのである。



例えば、三田佳子は、2000年5月17日に暴走族同士の抗争に三田佳子名義の車が、次男・高橋祐也から犯人に貸し出されたものが発覚し、事件の被害者から民事訴訟を起こされている。



2000年5月17日に起こった関東連合を当事者とする暴走族同士の抗争に伴う一般人誤認集団暴行殺人事件「トーヨーボール殺人事件」において、加害者の暴走族が犯行時に使用した犯行車両が三田佳子名義のもので、高橋祐也が犯人に貸したものであったことが発覚。三田は釈明会見で「逮捕されたほうの発言ですから」と関与を否定したが、事件から1年後、被害者遺族から責任逃れしていると高橋と三田を相手とする民事訴訟を起こされた。

(wikipedia 高橋祐也より引用抜粋)


こうした息子の不祥事への対応で、三田佳子は、女優の仕事もそこそこに対応に追われたはずである。



そして、息子が覚せい剤取締法違反で逮捕されれば、記者会見を開き、女優としての活動を自粛したり、沢山のCMを降板しなければならなかったり、その失ったものは計り知れない。



また特に息子が何もしない場合であっても通常の日常生活の中で、常日頃から息子に金の無心をされ、それに応じて来たのである。



10室支配の木星に5室支配の金星がアスペクトする配置は、演技や表現の仕事も意味しているが、これが6-12室の軸で形成されているということは、女優の仕事が度々妨害を受けたり、失われたりしたことを意味している。



そして、日頃、女優として演じている三田佳子ではないプライベートの三田佳子は、案外、こうした息子の面倒や対応などの仕事が多く、それらは消耗し、出費する重労働なのである。



10室の支配星に土星がコンジャンクトしていることから、それがハードワークであることが理解できる。



10室支配の木星や9室の支配星が5室支配の金星にアスペクトすることで息子を保護して来たのである。



木星は7室の支配星でもあるため、そうした息子への対応は、三田佳子の夫である元NHK映像プロデューサーの高橋康夫氏との共同作業であったと言ってもいいかもしれない。





因みに何故、三田佳子は、息子の言いなり状態になって、息子に多額のお金を渡してしまうのだろうか。




実際、次男・高橋祐也は、『母親は俺に逆らえない。もう言いなりだよ』とうそぶいていたようである。




例えば、こうしたパターンは、昔の任侠映画に出てくる飲む・打つ・買うなどで放蕩の限りを尽くす夫に貢いで尽くし続ける女といった図式でよく見た覚えがある。



それがいくら不合理なことであっても感情で縛りつけられており、決して夫から逃げずに尽くし続けるのである。



あるいは、銀座のホステスなどをしている女性たちが、ストレスの発散のためにホスト通いをしてホストに入れ込んでしまい巨額の借金を抱え込んでしまうというケースは、しばしばこうした業界で見られる不幸な光景である。





5室支配の金星は、月から見た7室の支配星


このように三田佳子があたかも息子に対して、感情的に支配されて夫に尽くし続ける女のようになってしまっているのは、金星が5室の支配星で、息子の表示体になっていると同時に月から見た7室の支配星である為である。



月から見た7室支配の金星が8室に在住しており、あたかも息子が自分の恋人のようになってしまっており、その金星が8室に在住していることによって、息子に支配され、翻弄され、言いなり状態になってしまっているのである。



8室に在住する7室の支配星、あるいは、金星とはそのようなパートナーに愛情的に支配される状態を表している。



実際の夫である元NHK映像プロデューサーの高橋康夫氏は仕事で忙しくて家におらず、自分自身も女優の仕事を追求していて家にいない。



つまり、キャリアを追求する夫婦の宿命でもあるかもしれないが、ほとんど夫婦は接する時間が少ないと考えられる。



それが7室支配の木星が12室に在住する配置である。



この配置は、パートナーが出張していたり、遠くにいて、中々会えない配置である。



例えば、日中仕事で忙しいので寝ている時にだけ会うというパートナーもいたりする配置である。




従って、そうした心の隙間を埋める存在が、やはり息子であり、次男の高橋祐也氏なのである。



それで、三田佳子は、息子の不祥事に振り回されながらも息子にお金を出すことで、寂しさを紛らわしている面があると考えられる。



つまり、恋人である息子にお金を貢げば見捨てられないで済むからである。




秘教文献(例えば、アリスベイリーなど)によれば、月は「過去」を表わすと記されている。



またヴィムショッタリダシャーで、人生の流れが月の位置によって決まることを考えると月の配置というものは重要である。



月から見た7室支配の金星が同時に5室の支配星として、息子の中で、パートナーに愛情的に支配され、貢ぎ続けるというメンタリティーが再現されているということが興味深いのである。



つまり、過去世から繰り返しているサンスカーラ(前世からの習慣的行為)が息子との関係という形式の中で、再現したのではないかと思わせる配置である。



勝手な想像にすぎないが、そうしたことを考えさせる配置である。




三田佳子の月から見た7室支配の金星は、蠍座8室のアヌラーダに在住しており、あたかもホストに貢いで巨額の借金を抱え込んでしまったホステスにそっくりである。



都心の繁華街でホストが歩いている女性をスカウトしているが、もし女性がそうしたホストに感情的に入れ込んでしまい、言いなり状態になると、そのうち女性は紐となったホストの男性に貢ぐために水商売などで働くようになる。



女優として良い仕事をして輝かしい名演技で世間を魅了してきた三田佳子が、一方で、ホストに貢ぎ続けるホステスのようになってしまっていたということなのである。







それはラグナロードの水星が5室の天秤座に在住し、優れた演技力を表している一方、ディスポジターの5室支配の金星が6室に在住して、息子との愛情問題に巻き込まれていたからである。


単に息子への愛情という単純な問題ではなく、実際の恋人に貢ぎ、感情的に支配されるような関係性があったということである。




三田佳子は、今回、息子の4度目の逮捕を受けて、新聞各社にコメントを発表し、謝罪した。



三田佳子 38歳次男4度目逮捕でコメント「親としては、もう力及ばずの心境です」
2018/9/11 17:11 スポニチアネックス

女優・三田佳子(76)が11日、次男で職業不詳・高橋祐也容疑者(38)が覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで逮捕された件について報道各社にコメントを発表し謝罪した。高橋容疑者が覚醒剤を巡り逮捕されるのは4回目。

 三田は「このたびの事件を受け、大変ご心配をおかけして申し訳ありません」と謝罪。高橋容疑者が統合失調症を抱え治療を行っていたことを明かしながらも「このような結果になり、大変残念としか言いようがありません。親としては、もう力及ばずの心境です。このうえは、本人も40手前ですし、自らの責任と覚悟をもって受け止め、そして罪を償って、生き抜いてもらいたいと思います」と突き放し、自らについても「多くの方の支えや応援に感謝しつつ、俳優としての残りの人生をかけて、仕事に邁進していきたいと存じます」とした。

 渋谷署によると、10日午後8時45分ごろ、渋谷区内の飲食店から「客が口論になっている」と通報があった。駆け付けた署員が店にいた高橋容疑者から話を聴いた際、様子が不審だったため尿検査を実施。覚醒剤の陽性反応が出たことから、11日朝に逮捕した。高橋容疑者は知人と店を訪れていたという。逮捕容疑は8月下旬から9月10日までに、東京都内またはその周辺で覚醒剤を使用した疑い。

 高橋容疑者は、覚醒剤に絡み直近では2007年に同法違反容疑で警視庁に逮捕され、08年に懲役1年6月の実刑判決を受けている。三田は00年に高橋容疑者が逮捕されたときに1年間、芸能界での活動を休止していた。


世間も今回は、それ程、三田佳子を非難する論調はなく、同情する声も多かった。



おそらくダシャーは既に2017年9月前後からマハダシャー水星期に移行しているからである。





その前は19年間、マハダシャー土星期が続き、更にそれより前は、16年間のマハダシャー木星期があった。



それらのマハダシャー木星期と土星期には、木星と土星は5室支配の金星に12室(出費)からアスペクトしているので、次男の高橋祐也には月に50万円などの多額の小遣いが渡されて来たと考えられる。



12室は7室から見た6室(批判)であるため、12室の在住星のダシャーの時期に世間は三田佳子を非難し続けてきたのである。





1998年に次男が覚醒剤取締容疑で最初に逮捕された時、マハダシャーは土星/土星期でまさに土星期になったタイミングでの出来事であった。





土星は8室の支配星で、10室の支配星にコンジャンクトしている為、突然の出来事であり、三田佳子は仕事の中断に追い込まれたのである。



しかし、この当時、三田佳子は、「母が女優ということで未成年である息子の事件が報道されてかわいそう」と息子を擁護し、親バカな一面を露呈したのである。



そして、多額な小遣いについても世間からバッシングを受け、子育てについて考えさせられるきっかけとなったかもしれない。



そういう意味で、9室の支配で12室に在住する土星期であったのである。



息子を薬物中毒から立ち直らせるために色々勉強したかもしれない。



2000年に同じ容疑で、次男が再び逮捕された時、やはり、同じ土星/土星期であり、土星期の洗礼を受けたと言える。



2007年11月15日に次男が覚醒剤所持で三度目の逮捕をされると、もうこの頃には、「すべては私たち夫婦の教育の失敗」「引退も考えた」と反省の弁も出ているのである。


この頃は、土星/金星期辺りである。(因みに土星/金星期は、土星/土星期のように働くと言われている)



然し、反省の弁も述べているが、結局、「今も月70万円の小遣いを渡している」と述べており、やはりお金を息子に渡すことはやめられなかったようである。


これは8、9室支配の土星が、出費のハウスである12室に在住しているからである。



おそらく女優の仕事が忙しく親として何もしてあげることが出来ないため、お金を渡すぐらいしかしてあげられることがないということなのかもしれない。


それすらやめてしまえば、親としてもう何も息子にしてあげられることがないという心境かもしれない。


お金で解決するなら安いものという話があるが、女優の仕事に没頭したい三田佳子としては、お金を渡すことのハードルは低いのである。


慈善事業に献金しているような感覚で、息子にお金を渡し続けてきたと思われる。



例えば、息子の不祥事に謝罪しつつも、息子には今も小遣いを渡していると宣言し、「翌月の舞台(『エドの舞踏会』)については降板しない」と主張して、女優の仕事はしっかりと続ける意思を示している。



2018年9月現在、三田佳子は、マハダシャー水星期に移行しており、土星期から始まった息子の不祥事への対応というカルマの最も厳しい時期は終わったと言えるのかもしれない。



水星のディスポジターが傷ついた5室支配の金星であるため、今後も息子のことでは対応が続くと思われるが、水星は12室に在住しておらず、息子のことで、多額のエネルギーを消耗したり、金銭を費やす時期は終わったのである。


そのため、三田佳子は、今回の息子の不祥事への対応を簡単にマスコミへの通知で済ませ、そして、世間もそれ程、激しく反応しなかったため、これで終わりのようである。


特に仕事に支障が出た様子も見られない。





三田佳子のラグナが双子座であるいくつかの証拠


三田佳子のラグナが双子座である理由を示さずに結論的なことから先に書いてしまったが、三田佳子は結婚や出産をしているので、それらのタイミングをダシャーとトランジットから検討することが出来る。



まず元NHK映像プロデューサーの高橋康夫氏と結婚したのが、1974年とwikipediaに記されている。

1974年は、ラーフ/水星期であり、マハダシャーはラーフ期であるが、しばしば人はラーフ期に結婚すると言われている。


またアンタルダシャーの水星は、ラグナロード(7室から見た7室の支配星)であり、結婚のタイミングを示している。





1974年のトランジットを見ると、以下のように1974年2月9日の時点で、土星が双子座をトランジットし、双子座-射手座の1-7室の軸にラーフ/ケートゥ軸が重なっている。


また木星が水瓶座から双子座にアスペクトして、双子座1室にダブルトランジットが形成されている。


これは結婚のタイミングを示している。


(更に言えば、三田佳子にとっては1室であるため、自分よりも結婚相手の方が結婚に乗り気であり、パートナーという象意を経験する時期である。相手が結婚したかったから三田佳子もそれに合わせた感じと言ってもいいかもしれない。)



因みに双子座ラグナである場合、ナヴァムシャのラグナは、ラーフ/水星期に結婚したとなれば、いくつかの可能性に絞られてくる。


例えば、水星が7室の支配星になる射手座ラグナなどは有力である。


またまた同じように水星が7室の支配星になる魚座ラグナも検討できるが、メディア、演技の3室に惑星が集中する射手座ラグナの方が、三田佳子の仕事も説明することが出来る。



因みに出生図のラグナが在住しているナクシャトラについて検討すると、三田佳子の場合、息子を甘やかし多額の小遣いを渡すなどした子育てが世間のバッシングを浴びて、共依存という言葉も出るほど、親子の関係や親の教育について世間に考えさせるきっかけとなった。


三田佳子は、子供の教育に失敗した極端な事例を世間に晒すことで、家庭の教育について世間に問題提起したのである。


このように例えば、犯罪や不祥事など自らの失敗を世に晒すことで、世の中に革命を起こすのは、「アールドラー」の象意である。


アールドラーは「偉大な指導者と天才的な悪人のどちらにもなり得る」と言われ、自らの巨大な失敗例などによって世間に教訓を与えたり、問題提起するような所がある。


三田佳子のように息子に振り回された人生を世間に晒して、世間に教訓を与えた人生を考えると、おそらくこうしたアールドラーの象意ではないかと思うのである。




ラグナがアールドラーの場合、ナヴァムシャのラグナは射手座、山羊座、水瓶座、魚座のいずれかに絞られるが、このうち、ラーフ/水星期に結婚し、更に女優の仕事をしている配置ということであれば、射手座ラグナの可能性が高いと考えられる。


射手座ラグナに設定すると、水星は7室の支配星で3室に在住している。


同じメディア関係者との結婚という象意になるため、元NHK映像プロデューサーの高橋康夫氏との結婚が説明できる。





長男の森宮隆氏が誕生したのは、1975年1月19日であるが、





ダシャーはラーフ/水星期で、サプタムシャ(D7)を見ると、マハダシャーロードのラーフは7室に在住して、9室支配の火星とコンジャンクトし、ラグナロードの太陽と相互アスペクトしている。






またディスポジターの土星は5室に在住している。


アンタルダシャーロードの水星は6室に在住しているが、5室支配の木星からアスペクトされており、ディスポジターの土星は5室に在住している。


5室や9室、ラグナロードとの絡みがあるため、このタイミングで誕生したと考えることができる。



トランジットを見ると、木星は9室をトランジットして5室にアスペクトし、土星は双子座で逆行して9室にアスペクトし、5室支配の金星にもアスペクトしている。


従って、5室と9室にダブルトランジットが成立している。



次男の高橋祐也氏が誕生したのは、1979年12月9日であるが、





ダシャーは、ラーフ/太陽期で、サプタムシャ(D7)を見ると、マハダシャーロードのラーフは既に説明した通りである。



アンタルダシャーロードの太陽はラグナロードでラグナに在住して、9室支配の火星からアスペクトされている。



従って、子供の誕生のタイミングである。



因みにサプタムシャ(D7)のラグナロードがラグナで、獅子座の自室に在住している配置は、非常に興味深い因縁めいた配置と言えるかもしれない。



太陽は自室で強いが、ケートゥとコンジャンクトして自信の喪失や失望も表わしている。



これは次男の高橋祐也氏がやはり三田佳子にとって特別な子供であることを物語っている。





トランジットを見ると、誕生の4ヶ月前の1979年8月9日の時点で、木星は蟹座から5室支配の金星にアスペクトし、土星は獅子座から5室にアスペクトして、5室にダブルトランジットを形成している。





もう一つ2014年の春の叙勲(4/29発令)で旭日小綬章を受賞している。





2014年4月29日のトランジットを見ると、土星が5室から11室にアスペクトし、木星がラグナの双子座をトランジットしている。


ラーフ/ケートゥ軸が5-11室の軸にあり、発令をされた当日、月、太陽、水星は11室をトランジットしていた。


そして、金星は11室支配の火星にコンジャンクトし、火星は乙女座から11室支配の火星にアスペクトしている。


このケースでは木星がラグナから11室もしくは11室の支配星にアスペクトはしていない。


但し、月から見た11室にはアスペクトしている。


ラグナから見た11室の支配星に部分アスペクト(1/4)はしているが、然し、ラグナから見た11室と11室の支配星にダブルトランジットしていない。


珍しいケースだが、一応、このタイミングで、受賞(11室)したと考えざるを得ないようである。



ダシャーは土星/ラーフ期で、マハダシャーロードの土星は月から見た11室の支配星である。


アンタルダシャーロードのラーフは月から見た5-11室の軸にあり、またディスポジターの太陽はラグナから見た11室の支配星からアスペクトされている。




もう少し遡ると、三田佳子は1984年に『Wの悲劇』での女優役の演技が高く評価され、各映画賞を総なめにしている。


ここでもやはり受賞(11室)の象意が出てくるのではないかと考えられる。


ダシャーは、木星/木星→木星/土星辺りである。



マハダシャーロードの木星は月から見た9室の支配星であり、11室支配の土星とコンジャンクトして9-11のダナヨーガを形成している。


アンタルダシャーロードの土星は11室の支配星で、やはり、マハダシャーロードの9室支配の木星と9-11のダナヨーガを形成している。


マハダシャーロードの木星とアンタルダシャーロードの土星が9-11室のダナヨーガを形成しており、11室(受賞)の象意が顕現したと考えられる。



トランジットを見ると、1983年12月22日~1984年12月21日まで、木星が射手座から牡羊座11室にアスペクトし、土星が天秤座から牡羊座11室にアスペクトしている。



従って、この各映画賞を総なめにした1984年は1年を通して11室にダブルトランジットが成立している。




このように見てくると、やはり三田佳子は双子座ラグナで良さそうである。



何故、2018年9月10日に次男・高橋祐也の覚醒剤使用の疑いによる4度目の逮捕が発生したかと言えば、現在、トランジットの木星がまもなく蠍座に入室するからである。


そして、土星は9月6日まで射手座を逆行して、蠍座に絡んでいた為、蠍座6室にダブルトランジットが生じていた為である。


6室には5室支配の金星が在住し、子供に対する献身、奉仕(6室)を表しており、子供の不祥事の尻拭いの為にメディアを通じて謝罪を行なったのである。



ダシャーは水星/水星期であり、ディスポジターの金星が5室支配で6室に在住している為、やはり、この水星期にも5室支配で6室に在住する金星の象意を常に抱えているのである。





更にもう少し見ていくと、1996年に三田佳子は子宮体癌を発症し、緊急入院し、手術と5度の抗がん剤治療を行っている。


1996年は木星/火星期、木星/ラーフ期の頃である。


木星はマラカの7室を支配して、8室の支配星と共に12室(入院)に在住し、12室支配の金星(泌尿生殖器、婦人科系)と相互アスペクトしている。


また火星は6、11室支配で、金星のディスポジターとなっており、ラーフもディスポジターの太陽は、6、11室支配の火星と相互アスペクトしている。






三田佳子は、生後半年で、東京都に引っ越し、3歳の時に一家で山梨県に疎開したそうである。


誕生した時、マハダシャーは太陽期で、太陽は3室支配で4室に在住してる。


3室は4室(住まい、心の安定)を損なう(12室目)ハウスで、4室に在住して4室に絡んでいることから、このマハダシャー太陽期に引っ越しを2回しており、3歳にした山梨県への疎開は、明らかにしたくないのだが、やむを得ずにした引っ越しである。


おそらく太陽/木星期、太陽/土星期辺りだと思われるが、4室に在住する3室支配の太陽は6、11室支配の火星からアスペクトされており、戦火を避けてやむを得ず引っ越ししたことを表している。


そして、アンタルダシャーの木星や土星は12室(隠遁)に在住して、田舎に疎開して過ごしたことを表している。







三田佳子は中学高校時代に多数のテレビに出演し、高校在学中から映画会社数社にスカウトされるが断り続け、高校を卒業した1960年春に第二東映へ入社し、女優デビューしている。



中学はマハダシャー月期で、高校はマハダシャー火星期である。


月のディスポジターである火星は、3室(メディア)支配の太陽と相互アスペクトしており、そのため、月期、火星期とテレビ出演が多かったようである。



そして、1967年にマハダシャーラーフ期に移行すると東映を退社してフリーとなり、テレビと舞台を中心に活動したようである。



ラーフのディスポジターは3室支配の太陽であり、そのため、テレビ、舞台を中心に活動したと考えられる。



また太陽は6、11室支配の火星と相互アスペクトしているが、三田佳子が昔、出演した作品のラインナップを見ると、火星の象意ではないかと思われる作品が多い。



ギャング映画や任侠もの、暴力や戦争などのテーマとした作品が多い。



10室の魚座に在住する火星は伝統社会での抗争を表している。




従って、三田佳子が、『極道の妻たち 三代目姐(1989年)』に出演して、それがはまり役なのはその為である。





三田佳子と言えば、この『極道の妻たち 三代目姐』のイメージが強烈である。




そして、このストーリーの中で、萩原健一が扮する赤松と三代目姐のやり取りが必見である。



映画では幼い頃から子供のように育てた赤松に対して情に溺れる姿が、次男の高橋祐也氏に金銭を貢ぐ姿にそっくりである。



映画の舞台設定では、赤松は姐にとっては子供であり、てっちゃんと愛称で呼び、恋人として慕う相手にもなっている。






その在り方が、三田佳子と次男の高橋祐也との関係に似ているのである。



役者は自分自身に最も適した役柄を与えられるものだが、この三田佳子の三代目姐もまさに私生活とオーバーラップしている。



5室は前世の功徳のハウスであり、前世の良い行ないが結果として現れるハウスである。





このハウスが逆に傷ついている場合、前世の不徳が子供との関係の中で、噴き出してくると考えることができる。




宗教的な解説では、子供が不良になったり、親の財産を蕩尽したりといった子供による災難は、親の不徳を洗い流すためだと言われるのである。




子供と親は一体であり、子供の不祥事は親の不徳と致す所というのはある程度、真実である。





(参考資料)

坂上忍 4度目逮捕の三田佳子次男に憤り「何やってんだよって思っちゃう」
2018/9/11 14:12 スポニチアネックス

 俳優の坂上忍(51)が11日、覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで逮捕された、女優・三田佳子(76)の次男で職業不詳・高橋祐也容疑者(38)について言及。俳優として大先輩にあたる三田をおもんぱかり、同容疑者に対して「何をやってくれているんだ」と憤りをあらわにした。

 この日放送のフジテレビ「バイキング」と「直撃LIVEグッディ!」とのリレーコーナーで、高橋容疑者の逮捕をピックアップ。坂上は「三田さんにお会いしたばかり。何をやってくれているんだという腹立たしさはある」と怒りを見せると、4度目の逮捕となったことにも触れ「覚せい剤の怖さというのを痛感せざるを得ない」と話した。

 また、会った際に三田が「自分の残された人生をどう終えたら、どう閉じたらいいのか」と話していたことも明かした。「僕もドキッとしてしまって。若い時からお世話になっている方なので、三田さんもそういうことを考えるご年齢になったのかと思って」と坂上。「そんな時に、本当になにやってんだろうって思っちゃう」と次男の愚行を嘆いた。

参照元:坂上忍 4度目逮捕の三田佳子次男に憤り「何やってんだよって思っちゃう」
2018/9/11 14:12 スポニチアネックス
三田佳子、4度目逮捕の「甘やかし次男」が続けた家庭内暴力と“ハンマーで壁ドン”の悪夢
週刊女性 2018年10月2日号 2018/9/18

《親としては、もう力及ばずの心境です》

 9月10日、覚せい剤取締法違反で逮捕された三田佳子の次男・高橋祐也容疑者。'98年、'00年、'07年に続く4度目の逮捕に、母は憔悴しきったようなコメントを発表した。

前回以上に厳しい量刑になる可能性も

「10日の夜に、渋谷区内の焼き肉店で一緒にいた客とトラブルになり店員が警察に通報。祐也容疑者が挙動不審だったために尿検査をしたところ、覚せい剤の陽性反応が出たため、緊急逮捕となったのです」(ワイドショー関係者)

 3度目の逮捕の際には、1年6か月の実刑になっている。今回、有罪判決が出た場合はどのような量刑になるのか。薬物などの刑事事件に詳しい、『弁護士法人・響』の徳原聖雨弁護士に聞いてみた。

「今回は4度目の逮捕になりますので、前回より厳しいものになる可能性は高いです。3度目のときは懲役1年6か月の実刑判決でしたが、それでもまた薬物に手を出してしまった。常習性も考えられますし、裁判所としては前回よりもう少し長く刑務所に入れて更生させようと考えるでしょうから、懲役2年から2年6か月の実刑になる可能性が高いと思います」

 そして、彼が逮捕されるたびに話題になるのが、三田の過保護ぶりだ。

「2度目の逮捕のとき、三田さんは保釈金500万円を払って拘置所から出したのです。それに対して身元引受人になっていた劇作家の唐十郎氏は“保護者が先手先手打ちやがって”と、両親の“甘やかし”に激怒していましたね」(芸能レポーター)

 高校生にもかかわらず月50万円の小遣いをもらっていたなどの報道もあった。

 10代のころに親交のあった知人は、当時を振り返る。

「あのころの祐也は、自宅があった世田谷区の同年代の悪いやつらとはほとんど知り合いだったんじゃないかな。でも、彼はおとなしくて、どちらかといえばオタクっぽい感じのお坊ちゃま。高校生のころから10万円単位で現金を持ち歩いていたので、そんな彼らの金づるになっていた」

 30畳以上あったという地下室では、未成年にもかかわらず酒、クスリ、そして乱交まがいのパーティーが頻繁に行われていた。そして、彼の知らない人までも、大勢参加していたという。

「家の合鍵が勝手に作られていて、何人もの人に出回っていたんです。たまたま三田さんや親父さんと会っても、まったく何も言われなかったですね。ほんと、見て見ぬフリって感じでした。

 そういえば、彼の口から親父さんの話が出たことは1度もなかったですね。三田さんの言いなりって感じでしたし、彼に無関心だったんじゃないかな」(同・10代のころの知人)

 おとなしかったという祐也容疑者だが、別の一面をのぞかせるときもあった。

「あることで三田さんに頼み事があり、祐也くんを通して頼んでもらったんです。1度は断られたんですが、その1時間後くらいに連絡があり、自宅に呼ばれたんです。

 そうしたら、三田さんは鼻血を出したのか鼻の穴に詰めものをして、左目を腫らして出てきたんです。彼が“オレの友達に恥かかすんじゃねえ!”って激しい口調で三田さんに話していたのがすごく驚きでした。彼は仲間内ではすごく温厚で、決して声を荒らげる人じゃなかったですからね」(別の知人)

仮釈放から1年後の'10年に彼は一般女性と結婚。そのとき、祐也は週刊女性のインタビューで三田の過保護ぶりをこう明かしていた。

《多額といっても現金でポンともらっていたわけではないんです。1万円とか2万円とかもらっていて。それを内緒で母と父にもらっていたので、合計すれば数十万円くらいになっていたかな。

(中略)母に“おかしい!(覚せい剤を)やっているんでしょ”と問い詰められました。でも僕は絶対に認めなかった。母はさすがに“信じてない”とはならなくて、小遣いをもらえるという。僕、最低ですね》

壊れゆく祐也

 暴力が恐ろしかったからか、三田は彼の言うことに逆らうことができなかったのだろう。だが結婚、そして初孫誕生に彼女は多いに喜んだという。

「結婚とほぼ同時期の8年前に、世田谷区の閑静な住宅街に、三田さんは3階建ての一軒家を、祐也と家族のために1億円ほど出して建ててあげた。

 そのころ、ある映画関係者が集まるパーティーで彼女とご一緒したので、幸せそうな祐也さんの様子を聞こうとしたら“こんなところで息子の話をしないで!”って、叱られちゃって。迷惑かけられたし話したくなかったんだろうね」(映画関係者)

 33坪と豪邸とは呼べないが、ファミリーで暮らすには十分な広さだ。

「住み始めて4年くらいたったころからか、奥さんと息子さんの姿が見えなくなって、祐也さんがひとりで暮らしているような状況でした。

 そのころ、夜になると彼の自宅から奇声やうめき声が聞こえてくるようになったんです。別の日には壁をハンマーのようなもので叩く音もしました。土地柄、夜になるとすごく静かな場所なので、周囲にもかなり聞こえていたと思います」(近所の住民)

 数か月後、突如として自宅は売りに出されたが、家の中は異様な光景だったという。

「壁には無数のクギが打たれていて、強く叩いたのか大きくへこんでいる部分もあったといいます。血のような赤いシミや魔方陣のような不可解なマークも壁に描いてあったそうです」(不動産関係者) 

妻や子どもは離れ、クスリに溺れていった祐也。それでも現在は逮捕された店から徒歩15分ほどの場所にある都内一等地に立つ家賃50万円の高級マンションに住んでいる。

「彼が家族と住んでいる様子はなかったです。部屋の玄関前やエレベーターホールにタバコをポイ捨てするので、同じフロアの住人から苦情が出ていることは聞きました。まあ、働いている様子もなく、近所をウロウロしている姿は何度か目撃しましたね」(近所の住民)

 そこに三田の金銭が見え隠れするのは、否定できないだろう。そこで、金銭援助について聞こうと彼女の自宅マンションのインターホンを押すと、対応したのはお手伝いさんと思われる女性で、取り次いではくれなかった。

 来月には喜寿を迎える三田だが、いつまで息子に苦しめられるのだろうかーー。
参照元:三田佳子、4度目逮捕の「甘やかし次男」が続けた家庭内暴力と“ハンマーで壁ドン”の悪夢
週刊女性 2018年10月2日号 2018/9/18
三田佳子、コメント全文「本人も40手前、自らの責任と覚悟もって生き抜いてもらいたい」
2018/9/11 17:15 スポニチアネックス

 女優・三田佳子(76)が11日、次男で職業不詳・高橋祐也容疑者(38)が覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで逮捕された件について報道各社にコメントを発表し、謝罪した。高橋容疑者が覚醒剤を巡り逮捕されるのは4回目。

 三田の謝罪コメント全文は以下の通り。

 このたびの事件を受け、大変ご心配をおかけして申し訳ありません。統合失調症を抱え、精神科に通うなど、本人なりに努力はしてきましたが、このような結果になり、大変残念としか言いようがありません。

 親としては、もう力及ばずの心境です。

 このうえは、本人も40手前ですし、自らの責任と覚悟をもって受け止め、そして罪を償って生き抜いてもらいたいと思います。来月、喜寿を迎える私ですが、二度の大病や怪我を乗り越え、日々生かされている思いでおります。

 多くの方の支えや応援に感謝しつつ、俳優としての残りの人生をかけて、仕事に邁進していきたいと存じます。

三田佳子
参照元:三田佳子、コメント全文「本人も40手前、自らの責任と覚悟もって生き抜いてもらいたい」
2018/9/11 17:15 スポニチアネックス
三田佳子さん次男の高橋祐也君に20年間つきあってきた者として今回の逮捕に感じた痛み
篠田博之 2018年09月17日 19:33 BLOGOS

ワイドショーから一斉に電話が… 

 9月11日、三田佳子さんの次男、高橋祐也君が覚せい剤使用の容疑で逮捕されたのには驚いた。その日、朝から私の携帯は鳴りっぱなしで、民放のワイドショーのいろいろな番組から取材が入った。また以前、祐也君が私のところから出版した本『YUYA』を入手したいという依頼も入った。この本はもう絶版になっているのだが、報道に使うというところには便宜を図った。

 基本的にインタビューなどの取材依頼は断った。でも『創』編集部を訪ねてきたところには、事実関係の確認には知っている範囲で応じた。報道が正確になされることを願ったからだ。

 私は祐也君が最初に薬物事件を起こした18歳の時から、いろいろサポートしてきた経緯があった。今年春先にも、祐也君の共同経営の店に足を運んで、長い時間、酒を飲みながら話をした。

 それまで彼から私の携帯にメッセージが届くことはたびたびあったが忙しくてなかなか会いに行けなかったのに、その日足を運んだのは、昨年末の『女性セブン』12月14日号と『女性自身』12月5日号に、彼や三田さんの話が報道されていたからだった。特に『女性自身』の「逮捕3回次男が愛人に『不倫暴行』」という記事は気になって、事実かどうか本人に確認しようと思った。

今回の逮捕報道で、この記事はかなり引用・紹介されているのだが、祐也君に聞いたところ彼は取材に応じてもおらず、記述に間違いも多いことがわかった。本人が間違いだと言っていた部分が今回引用されたりしているのは残念だが、ただ「暴行」の事実は彼自身も認めたので、「それは絶対にやめたほうがいい」とアドバイスした。

 祐也君とはその時、いろいろな話をした。彼と一緒に起業をし、共同経営をしている祐也君の古くからの友人とも話をした。その店は「バー」と報道されているが、「スナック」というのが実態に近いのではないだろうか。彼らが起業をした会社が経営する店だが、普段店を運営しているスタッフは別にいる。

 今回、一部報道では祐也君が「職業不詳」となっており、警察がそう発表したのかもしれないが、敢えて肩書を入れるとすれば彼は「経営者」だ。でもたぶん、別に飲み屋を経営する為に会社を興したのではないと思う。

 会社は、いろいろな事業ができる、いわばベンチャー企業だった。祐也君は、いつも「三田佳子の次男」という言われ方しかされない存在であることに昔から内心忸怩たる思いを感じていたと思う。また、過去3回の逮捕で両親に大変な迷惑をかけていることもわかっている。だから、企業を立ち上げて、何とか成功を収めたところを家族にも示し、社会的にも「三田佳子の次男」でなく「高橋祐也」として認知されることを望んでいたような気がする。

 でも、結局、逮捕である。今回もまた、彼は「三田佳子の次男」としてニュースの対象になってしまったのだった。

何もしてやれなかったことを後悔した

 春先に会って以降も祐也君からはたびたび私のスマホにメッセージが送られてきた。最初は返信していたが、そのうちに私も多忙を理由に、その都度返信することもしなくなっていた。

 今、思うと、それらは彼なりのSOSだったのかもしれない。祐也君はそれまでも苦しい局面でSOSを発信してくることがあった。今回、結果的にではあるが、彼の相談相手になることもないまま、逮捕に至ってしまったことで、申し訳ない気持ちになった。

 祐也君の何度にもわたる薬物事件をめぐっては、一時は三田さん夫妻とも頻繁に連携しながら私も関わってきた。彼が自分の半生を本にするということで『YUYA』の執筆に専念した時期には、ウイークリーマンションに彼と私で部屋を借りて同じ屋根の下で1カ月ほど過ごしたこともあった。

 18歳の高校生で最初に薬物事件を起こした頃の祐也君は、かなり危ない友人たちとつきあっており、危機的な状況だったのだが、私が接した印象は「ナイーブな少年」だった。小さい頃から「大女優・三田佳子の次男」という認知をされてきたことを、一方で誇りに思いながらも、他方で反発するという、そのアンビバレンツで複雑な心情が、屈折した形で彼の人格に反映されていたように思う。

 例えば彼が卒業文集に書いたという、地震があったら何をもって逃げるかという問いへの答え「ペットの犬と親の金」は、10代の少年としては異例なほどのシニカルさに満ちており、当時の祐也君の心情がよく表現されていた。

 その彼が逮捕事件に遭遇し、母親への心情をつづったのが『YUYA』なのだが、今回、番組作りのためにその本を読んだというTBS『ビビット』の女性スタッフは、祐也君の手紙や手記を読んで彼のイメージが変わったと言っていた。確かに獄中から母親に書いた手紙などナイーブさがよく表れている。この本はもう絶版なのだが、できれば電子版にして一般の人が読めるようにしたいと思う。

不良だったがナイーブ、という祐也君のキャラクターは、三田さん夫妻との微妙な親子関係の中から形成されたのだと思う。私が最初に三田さんの自宅を訪れ、その母子の会話を聞いた時には、あまりに祐也君が母親をぞんざいに扱うのに「おいおい」と思った。

 私は三田さんの表現者としての生き方にはリスペクトを抱いてきたし、三田さんに「祐也を頼みます」と言われた時には、これはもう断るという選択肢はないなと思ったものだ。その三田さんが女優としての仕事に誇りと信念を貫いてきたことと、その一方で息子である祐也君との関係が難しいものになっていったこととは複雑で微妙な関わりがあるように思う。

「親としては力及ばず」の切ないコメント   2001年初め、祐也君が保釈期間中に弁護士に預けられていた時には、三田さん夫妻と弁護士、それに私も加わって、「チーム三田」という感じで祐也君をどうやって更生させるか、毎日のように顔を合わせていたものだった。

 そんなふうに家族が祐也君を立ち直らせるために並大抵でない努力をしてきた20年だった。そうした経緯を見てきた一人として、11日に三田さんが公表したコメントには、胸を痛めた。

 「親としてはもう力及ばずの心境です」

 こういう言葉を発せざるをえない三田さんの心情を思うと切なくなる。三田さん自身、このところ病気に見まわれたり、舞台を走り回る体力もなくなってきたと話していた。

 祐也君ももう38歳の大人だし、そういう親の状態もわかっているはずだ。もちろん祐也君も自分なりに努力はしてきたのだと思う。でも今回、結果的にこういうことになって、今、留置場でどんな思いでいるのだろうか。

 祐也君本人の口から事情を聞き、実情を把握するまでは安易にマスコミの取材は受けないことにしようと決めた私がこうして一文を書くことにしたのは、11日に公表された三田さんの切ないコメントを読んだこともある。

 そしてもうひとつは、ネットのまとめサイトなどのひどい記述を見たからだ。事実誤認の情報をあちこちから寄せ集め、写真をつけて、それらしく取り繕ったまとめサイトが、検索エンジンの上位に来ていることには、いつものことながらため息が出る。情報を発信するには、まずきちんと「裏をとる」という常識が、ネットでは通用しない。三田さんが祐也君にかつて小遣いを50万円も与えていたという話など、三田さん本人が明確に事実と違うと否定しているのに、ネットでは既成事実であるかのように書かれている。

 三田さん家族や祐也君本人がこの20年間、どんな辛い思いで現実に立ち向かおうとしてきたか、そして結果的に逮捕という事態でその努力が水泡に帰し、当事者たちがどんな思いでいるかを考えると、ネットに誤った情報が流布されている現状にはやりきれない気持ちになる。

 取材依頼があったのはほとんどテレビ局だが、週刊誌では一誌だけ『フライデー』が取材の電話をかけてきた。11日はそれも断り、祐也君については今まで『創』などに相当書いてきたのでそれを見てほしいと言った。

 そしたら12日にまた電話があって、コメントを書いたので見てもらえないか、と言ってきた。取材拒否と言っているのにコメントとは何事だ、と思って電話に出ると、私が以前、東京新聞に書いた記述を見つけてきて、これでどうかというのだった。

 これがまたツボをよく押さえた、今回も私が言いたかった記述だった。

「祐也君は小さい頃からいつも『三田佳子の息子』と言われ、それに抗ったり悩んだりしてきた。もし彼に何か自分自身のアイデンティティと思えるものが見つかっていれば、再び薬物依存に陥ることはなかったはずです」

 だいぶ前に私が書いた記述だが、今回の事件にもあてはまるような気がした。そこで、多少加筆して、私のコメントとして出しても構わないと申し上げた。

9月12日のワイドショーを見ての感想

 12日の朝のワイドショーがこの事件をどう報道しているか、一通り見た。10年以上前、祐也君をただ断罪し、三田さんを「親バカ」とののしり、コメンテーターが「もっと厳罰を」と叫ぶだけだった報道と比べると、かなり良くなっているという印象だった。

 薬物依存がある意味で「病気」であり、ただ重罰を科すだけでは撲滅できないということが、だいぶ理解を得つつあることの、それは表れだった。「とくダネ!」の女性コメンテーター深澤さんの「薬物依存は社会の問題でもあって、単なる個人の問題にしてしまわないことが大切だ」というコメントなど、専門的知見の含まれた良い解説だ。

 もちろん本人の自覚が一番大切だから、祐也君は責められて当然だ。しかし、彼も前の事件の後には、ダルクの関連施設にも入って薬物依存について学習もしたし、自分に何が問われているかは理解していたはずだ。それなのに破滅的な事件を起こしてしまう。薬物依存とはそのくらい深刻な問題なのだ。

 私は薬物依存を克服するための民間互助団体「ダルク」の集会にも何度か参加してきたし、この団体の取り組みには敬意を表しているけれど、一方で、もっと政治や行政が直接薬物依存という社会問題に本気で取り組まないとだめだと思っている。

 それに付随して、今回のワイドショーを見て残念に思ったのは、この何年か、日本も遅ればせながらこの問題に取り組み、例えば薬物犯罪に「刑の一部執行猶予」といった制度的措置を取り入れるなど、「処罰だけでなく治療を」というシステム改革をかなりやっているのに、そういう実情に踏み込んだ報道がほとんどなかったことだ。

「薬物依存の恐ろしさ」に言及するところまでは進化したのだが、その現状をどう変えていくべきかという知見に基づく踏み込みが今一歩なのだ。

 12日にフジテレビ「バイキング」のスタッフから電話があったので、「ぜひ明日の番組で坂上さんにお願いしたい」と言っておいた。祐也君を厳しく叱責するのもよいが、同時に薬物依存の現実にももっと踏み込んでほしい、ということだ。

何度も実感した薬物依存の恐ろしさ

 私は祐也君のほかに、田代まさしさんや、元体操五輪選手の岡崎聡子さんら、薬物依存に苦しむ何人かとこの10~20年間、つきあってきた。岡崎さんが前回の服役中に両親に死なれ、その両親の死に目にもあえなかった現実には、ひどく胸を痛めた。何とか危篤状態の母親に一目だけでも会うことはできないかという彼女の依頼を受け、ダルクに相談して仮出所の方策を考えた。

 ダルク関連組織の職員に、岡崎さんのいる刑務所に行ってもらったり、できる限りの手は打とうとしたのだが、何も実を結ぶことはなかった。その職員が面会に訪れた2~3日前に母親死去の報が岡崎さんのもとに届いていたという。その話を、職員に電話で伝えられた時にはショックを受けた。

 また田代さんが前回の薬物事件で逮捕された時には、その家宅捜索の終わった後、田代さんの二人の妹とともにマンションでテレビのニュースを呆然としながら見ていたのを覚えている。心配した知人から妹さんに次々と電話が入り、その電話の後、妹さんは「もう死んでしまいたい」と号泣した。

 薬物依存の恐ろしいところは、本人を蝕むだけでなく、家族をも絶望の底に、それも何度も突き落とすことだ。その前の事件から、二人の妹やその家族がどんなに苦労して田代さんを支え、二度と薬物に手を出さないようにと生活を共にしながら尽力していたのを知っていたから、いたたまれない気持ちになった。

「シーシュポスの神話」をご存じだろうか。神の怒りに触れたシーシュポスは、償いの為に大岩を山の頂上に運ぶ作業に従事する。しかし、頂上に着くかと思われた矢先に、その大岩は再び彼の手を離れて転げ落ちていく。それまでの努力が水泡に帰した絶望に駆られながら再びシーシュポスはその大岩を運んでいく。

 薬物依存はこの感じとよく似ている。家族だけでなく本人も苦労して薬物を絶つ努力を重ねてきたのに2~3年経つと、またその誘惑に負けて手を出し、大岩はあっという間に転げ落ちていく。

 私は過去、死刑事件の当事者とも何人も関わってきたし、今も「相模原障害者殺傷事件」の植松聖被告に接見を繰り返している(最近刊行した『創』編集部編『開けられたパンドラの箱 やまゆり園障害者殺傷事件』を参照)。それら凶悪事件に比べれば薬物犯罪は実刑を宣告されてもせいぜい2~3年が多い。

 でも薬物犯罪の場合は、せっかく出所しても再び、その間の努力をあざ笑うかのように犯行が繰り返される。まさに「シーシュポスの神話」のような絶望的な繰り返しが薬物犯罪の特徴だ。ある意味では非常に深刻で恐ろしいことと言える。

 今回の祐也君の逮捕は、38歳という年齢を考えれば、以前の事件とは違った意味で深刻だ。次には社会復帰や更生がもっと難しくなるし、もうこのへんで本当に更生しないと、一生、その地獄の連鎖から脱け出ることはできないかもしれない。

 そういう実情を考えると、単純に個人を断罪してすまされるべきではないと思う。マスコミはそういう現実をきちんと踏み込んで報道してほしい。切にそう願う。

※Yahoo!ニュースからの転載
参照元:三田佳子さん次男の高橋祐也君に20年間つきあってきた者として今回の逮捕に感じた痛み
篠田博之 2018年09月17日 19:33 BLOGOS

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コメント

コメント一覧 (10件)

  • >ホストに貢ぐ

    検索して見つかりませんでしたが、以前、三田さんは、あまり親として普通でないことを息子さんの前でした、という記事を見かけました。事実かわからないのでハッキリと書きませんが、それが事実なら、息子さんは相当に親を嫌悪し、記憶から消したいと思うはずです。

    私の身近に、子供を世間的に不適合にして独占し続けようとしているのでは?という人がいますが、自己愛が強さが際立っているのが特徴です。子供を愛していませんが、離れていくなら殺したいというほど執着しているのです。その執着は孤独への恐れと恩着せがましさ(事故憐憫)が根底にあるように見えます。
    • こんにちは。
      コメントありがとうございます。
      三田佳子が息子の前で、親として普通でないことをしたというのは何をしたのでしょうか?
      三田佳子が息子に多額のこずかいを渡すのは、息子の関心をつなぎとめたいという自己愛から出た行為であるとは分かりますが、『子供を世間的に不適合にして独占し続けようとしているのでは?』という問いは、深層心理的に更に深みに迫っていると思います。
      私の理論では、蟹座ラグナにとっての4、11室支配の金星は貪欲な母親を表わしている為、高橋祐也氏のチャートからそれが推測できます。
      「親として普通でないこと」というのが一体なんであったのか非常に気になります。
  • ひできちさんおしえてください!
    インド占星術は何のために、何を目的でひできちさんはやっているのでしょうか?
    インド占星術の本質はカルマを知り、徳を積んで、悪業落とし、マントラや瞑想で浄化していくこと。
    というような内容がひできちさんメルマガに以前書いてあったことがあったので。
    ワイドショーでやっている一側面の内容をインド占星術で鑑定すると、未来際において、どのようなカルマを積むことになるのかな?と、ふと疑問におもいました。。生意気言ってすみません。
    • 私がジョーティッシュを学習し実践している理由は、出生図に描かれている惑星配置が過去や現在、未来の出来事を正確に表わしているということに驚愕し、それに魅せられたからです。これは一つの科学であり、それを用いて未来を予測する技術でもあります。
      その法則を探究し、技を磨きあげるということに魅せられてここまで来ました。

      何を目的にやっているかと言われれば、それは目的というのは特にないのです。

      実践すること自体が目的なのです。

      それはただ面白いからやっていると言っていいかと思います。

      知的好奇心を満たしたいということです。自分のためにやっています。


      またもう一つ正直に言えば、私は現在、これを仕事にもしていますので、自分が現在、使用している技術(スキル)を世間に示さなくてはならないため、宣伝という意味もあります。

      私がどのようなスキルを持っているかを世間にプレゼンしなければなりません。

      その2つです。

      最初の動機に関しては、比較的純粋で、私はこの知的探究心、好奇心、人の運命とホロスコープの関係についての興味関心については誰にも負けないと思ってます。

      そうした興味関心、好奇心がなければ16年以上もこの学問、技術の習得にこれだけの時間を割くことは出来なかったと思います。

      2つ目の意図に関しては、後から付け加わったものです。

      これを実践することに時間を費やしたいので、仕事にもせざるを得なかったということです。


      何を目的にやっているかというのは、例えば、芸術家や科学者に何を目的にその創作活動や研究を行っているのかと質問するのと同じですが、

      答えとしては、それをすることに興味を抱いているからとしか言いようがありません。


      ジョーティッシュの法則が良く理解でき、上手く出来るので、それをする為の才能を与えられたので、それをすることに抵抗なく、また知的探求の分野として、それをすることが自然だからです。もっと簡単に言えばそれをすることが楽しいということです。


      例えば、私は医学とか法学とかその他の学問については、知的好奇心を感じることがあったとしても、それをし続けるだけの興味関心、モチベーション(動機づけ)というものは出て来ません。


      やはり、この占星学、また私は政治や哲学、心理学にも興味がありますが、自分が関心を持っていて、それをすることが面白いと思えることをするのは、自然なことです。


      あと今回、言われていることは私が有名人のチャートを鑑定して分析検討して場合によっては未来を予測しそれを公開していることについてだと思います。


      それがカルマになるのではないかということですね。


      もちろんカルマになると思います。


      人は自分のしたことの責任を背負わなければなりませんので、私がしたことは私に返って来ると思います。


      占星術の研究者たちが、法則を解説するのに有名人のチャートを使用するのは、有名人は出生時間や経歴情報を公開しているからです。


      また公人でもあるので、世間から性格や行動パターンについて分析されたり、議論されたり、批評されたりされるものです。


      そうした有名人がいることはありがたいことだと思っています。


      何故なら、有名人がいなかったら、法則を証明する手段がないからです。


      有名人はプライベートについてあらゆる嘘や虚偽を書かれたりして、それらに慣れています。


      ですから、ホロスコープの分析などをしてもそれは許される範囲であると考えています。


      人物評論や人物批評と同じです。



      有名人の未来について予測することについてはどうかということがありますが、一般の方々を鑑定する時と同じ配慮はすべきかもしれません。


      例えば、あまりにも否定的な未来を予測することはいいとは思いません。


      その否定的な未来の先によいことが待っていることを予測すべきかもしれません。


      その辺りについては、バランス感覚で実践してきたと考えています。


      時に行き過ぎたことがあったとしても、それは私が背負うことです。



      例えば、デリーのK.N.ラオ先生がインディラガンディーの暗殺を予測した時も、暫くは公開しなかったと言います。


      関係者の耳に入ると、その情報を使って、逆に暗殺をする根拠などに利用されたりして、そうした事件に巻き込まれることを危惧したのかもしれません。


      そうしたデリケートな問題はあると思います。


      ラオ先生ぐらい予測が当たるのであれば、注意が必要なのです。



      もし全くほとんどたいしたスキルがない人が、いろいろ有名人の未来予測をしたとしても誰にも相手にされません。


      スキルを持っていて影響力がある人であるから問題にされます。



      良い未来はどんどん予測して公開してもいいかもしれませんが、悪い未来については、若干、注意深くなる必要はあると思います。


      私が有名人の鑑定を行なっている場合は、ほとんどのケースにおいて後付けの解釈なのです。


      従って、それはそれ程、害はないのです。


      既にその人に起こっている事実について、それは何故かという占星術的な議論を展開しています。


      既に起こっている事実ですから、それが続いていく期間などの議論はあってもいいと思います。


      いずれにしても有名人の鑑定などをするとカルマをつくるのではないかという考えは、その占星術で分析したり、批評する対象であるその人物に対して配慮した結果だと思います。


      然し、人間の運命がカルマである程度、決められていてそれに抗うことは出来ないと言われているが、実際にどうなのか、その程度はどうなのかということを実際に起こった出来事と惑星配置を見比べながら検証していくという作業は、研究者の醍醐味であって、それはいい加減なものではありません。


      知的に真剣に探究しています。


      研究対象となるのは、人間の運命であり、自分自身の運命も含まれますが、それは真剣なものです。


      私は占星術が面白いとか楽しいという表現を使いましたが、それは法則の解釈に関して、一切の妥協が許されない真剣な遊びなのです。



      私が行なっているような有名人の鑑定などをすることはカルマ的にどうなのかと言ってきた方が以前もいましたが、いずれにしてもカルマ的な結果はその行為を行なった当人が背負うことになるということです。



      また私の記事を名誉棄損だと言ってきた方もいましたが、目に見える形でも、あるいは、目に見えない形でも私に結果が返ってくると思います。



      基本的にジョーティッシュの研究をし記事を書いたりといった活動をやめるつもりはないです。



      何故なら、この活動は私にとって自発的に動機づけられる楽しい活動だからです。



      このジョーティッシュの法則を自分の投資に関連付けたり、以前行ったように自分の日々の生活で起こった出来事と第5レベルのダシャーの対照関係を調べたり、動画を作成したり、あらゆる試みを天真爛漫に行っていくつもりです。



      それだけ夢中になれるものに出会えて私は幸運だと思っています。



      また活動を更に拡大させてもいくつもりです。
    • あと付け加えますが、『カルマを知り、徳を積んで、悪業落とし、マントラや瞑想で浄化していくこと』といった方法論は確かにありますが、
      最近、入門講座の冒頭で解説もしていますが、ジョーティッシュである程度、運命が決まっていること、決まっていたことを知るとそれ程、過去や未来に執着しなくなり、現在に没頭して生きられるようになるという効能があります。

      過去にもっとこうしていればもっとよくなっていたのではないかといった過去への後悔の念と、過去の失敗があったので今度こそ未来はこうしようといった執着(修正された過去の未来への継続)で心が占められて現在に没頭できませんが、過去は仕方がなかったし、未来はまだ来ないのだから考えても仕方がないといったように過去と未来から解放されて、ある程度、自由になれるのです。

      ジョーティッシュを体験し、運命の存在を強く意識すると、余計な執着をしなくて済み、現在に集中できるといった利点があります。

      これは実際に鑑定に来られた方にインタビューして、そういう感想を話してくださる方も多いです。

      おそらくジョーティッシュによって世界観や価値観に影響を受ける結果だと思われます。


      またもう一つ、ジョーティッシュは科学であるため、それを学習し、その法則を理解することに夢中になることで、科学者や芸術家が体験するような忘我を経験できるということです。

      もし寝食を忘れて一日中没頭できるものがあるとすれば、それは幸運なことです。

      ジョーティッシュというのはそうした一つの知的探求の分野を提供するということです。
    • 北海道民さんが言いたいこととは、出来事(例えば北海道の地震や停電)で大変な目に遭っている人もいるのにその出来事を他人事のように分析していて楽しいのかといった批判だったのかもしれませんね。

      例えば蟹座に土星や火星が在住していたとしたら今回の地震で大変な目に遭われたのでしょうか?

      私たちは大変な目に遭ったのにそれをブログに書いて涼しい顔で論評しているのは何だといったことで、それでそもそも何を目的に鑑定を行っているのかといった批判だったのかもしれないと今、気づきました。

      その批判は的を得た批判だと思います。

      支援物資を送った訳でもなく援助のボランティアで駆けつけた訳でもなく、ただ知的に北海道と地震との関係について論じているだけで、何をした訳でもない。

      苦しんでいる人を救うとか、未来を良くするとか、そういうことにフォーカスしているのではなく、あくまでも占星術的にどう解釈できるかということだけを問題にしている訳です。

      そういう意味では全く占星術は役立たずの道楽で、狭い世界で分かる人たちだけで知的遊戯に取り組んでいるだけだという批判が出て来てもおかしくはないです。

      今現在、目の前で起こっている苦悩や災難を軽減しようとする実際的な活動ではないからです。

      アフリカで沢山の難民が出て苦しんでいても、涼しい顔で占星術を行なっているという訳です。

      但し、占星術というものはそもそもそういうものです。

      あれこれと惑星配置などに表れた兆候を読み取って、それを参考にするだけであり、知的な活動に過ぎません。

      それで何か具体的なことが出来るわけではなく、人々の考え方や世界観、価値観などに影響をもたらすのみです。


      未来が分かっても未来を改善してくれる訳でもない。

      目に見える具体的な物理的なレベルで貢献するものではないです。

      ジョーティッシュは”光の知識”と呼ばれ、ヴェーダの”目”に該当しますが、目が見えるようになっても見えるばっかりで何かができる訳ではない。

      運命が見えたとしても、それを改善してあげることが出来なければ何の役に立つのか、それを実践している人も何の意味があるのか色々と考えが出て来るかと思います。

      目が見えるようになったら(知識を得たら)、それは行動によって生かされて初めて役立ちます。

      ですから占星術師なども日頃の行為、行動などで全く一般の人と同じようにトータルに評価されると思います。
  • 秀吉さん こんばんは。

    私もこの事件について気になっていました。
    2010年に高橋祐也氏が、結婚し、子供もできたと聞きました。その時に「もう彼は大丈夫なのかな」と思いました。逮捕のニュースを見て、「やはり駄目だったか」と思いました。

    高橋祐也氏のチャートはどうなのでしょうか?
    彼のチャートには、麻薬や両親への依存状態から抜け出せない何か否定的な要素があるのでしょうか?
    • 高橋祐也氏は出生時間が分からないですが、12:00で作成したチャートでもその行動を説明することが出来ます。

      月が蟹座アーシュレーシャで、月から見た2室にラーフ、火星、木星が在住してダナヨーガを形成し、それが8室(不労所得、贈与)アスペクトしています。
      その為、家族からの金銭に恵まれているということです。ラーフの同室が過剰さをもたらします。

      2室支配の太陽も5室に在住して、ダナヨーガを形成し、3、12室支配の水星とコンジャンクトし、7、8室支配の土星からアスペクトされています。親からもらったお金を快楽の為に出費するというのは、2室支配の太陽が3室(食欲、性欲)と12室(出費)の支配星とコンジャンクトし、8室支配の土星からアスペクトされている為ではないかと思います。2室の支配星に8室支配の土星が絡むことで口から入るものへの依存を表わし、麻薬依存などはこうした2室と8室の絡み、そして、2室に在住するラーフなどがもたらしていると思います。

      2室にラーフが在住したり、2室の支配星が8室の支配星と絡んだり、傷ついたりしていることが薬物中毒を意味しています。

      2室は口から入るものを意味する為、傷ついた2室の支配星の時期は薬物中毒になりやすい時期です。それと同時に傷ついた2室の支配星は両親、家族の不和を表わします。

      両親が仲が円満でなく家庭内に問題があることを示唆します。

      従って、両親の離婚や家庭の崩壊と薬物中毒というのはセットである訳です。あるいは摂食障害なども関係して来るかもしれません。


      この2室支配の太陽の時期には、太陽から見て、8、11室支配の水星がコンジャンクトし、3、4室支配の土星がアスペクトしている為に問題が多い時期です。

      水星と土星は蠍座ラグナにとってのマラカに相当します。

      出生時間を00:00:01に設定すると、現在はマハダシャー太陽期に入る直前、23:59:59に設定すると、マハダシャー月期の半ば頃です。


      従って、これまでの数年間がマハダシャー太陽期に重なっていた可能性があり、その太陽期には麻薬中毒になり、健康を損ねたということです。


      ラグナが分かるともっと詳しく分かると思いますが、芸能界デビューもしており、歌手デビューもしている為、天秤座ラグナである可能性が高いです。


      天秤座ラグナにすると、金星が3室で芸能界を表しており、太陽から見て2室に金星が在住している為、マハダシャー太陽期に歌手デビューしたことで納得できます。


      2回目の逮捕の後、演出家の唐十郎が身元引受人となり、高橋祐也氏を芸能界デビューさせたとwikipediaに書いてあります。

      また天秤座ラグナにすると、11室にラーフ、木星、火星が集中しますが、三田邸の地下室で、芸能人も招いて薬物乱交パーティーを行なったというのは、完全に傷ついた11室の象意であり、悪友の存在を表しています。

      彼には兄がいますが、3室支配の木星が11室に在住する配置は、兄弟姉妹の存在を示唆し、11室への木星と火星の在住は兄姉の存在を示唆します。


      そんな所で、彼はおそらく天秤座ラグナではないかと思います。


      この配置だと太陽と火星が星座交換しており、月から見て2-5のダナヨーガ、ラグナから見て、2-11のダナヨーガを形成しているため、太陽期は薬物中毒になったが、莫大な収入を得た時期でもあったということです。

      その2つのダナヨーガは両親、家族を表わす2室支配の太陽が絡んでいる為、家族、両親からの莫大な収入を意味していたということです。


      高橋祐也のチャートについては、適当なタイミングで、ブログにアップしたいと思います。
      • 秀吉さん、解説ありがとうございます。麻薬には2室の状態が関係しているのですね。なるほどです。

        高橋祐也氏が、てんびん座ラグナとすると、10室蟹座に月が在住しています。
        「10室に月が在住している人は、どのような分野であれ、その分野のスターになるという運命をもつ」という占星術の公理があります。でも彼は、そのような素晴らしい運命を成就していません。転落してしまっています。それについても興味深い研究材料となりそうですね。

        高橋祐也氏はまだ自分自身のアイデンティティを確立していないようです。それが彼の抱えている大きな問題の一つであると思います。彼は自分自身の生活の中でさまざまな問題や障害に直面していると思います。でも、彼は、そのような障害や問題から逃避して、それに真剣に取り組んでいないようです。「障害や問題は、その人を成長させるためにある」という真理に気付いていないようです。それが彼が麻薬から抜け出せない大きな原因の一つであると思います。
        • 高橋祐也が天秤座ラグナであるということはまだ確定していません。

          もし天秤座ラグナであるとすれば、彼の10室に在住する月が彼自身の仕事運にとって十分なパフォーマンスを発揮していないのは、
          月がアーシュレーシャに在住し、支配星の水星が11室支配の機能的凶星の太陽とコンジャンクトし、土星からアスペクトされている為ではないかと思います。

          10室で自室の月であれば、ある程度、彼は仲間たちの間では人気者だと思います。

          実際、彼の周りには常に人だかりが出来ていたと記されているため、おそらく人気はあったと思います。

          彼を見る人々の目は女優・三田佳子の息子という視線であるため、母親の七光りを受けて、人気を集めたとも言えるでしょうね。
          それが、『母親は俺に逆らえない。もう言いなりだよ』というセリフにもつながってくる訳です。

          人はしばしば人生で大きな苦痛を経験する時に目覚めるということは多くの事例が物語っています。

          彼は苦痛を経験しましたが、それが気づきや意識の拡大、小さな悟りのようなものに繋がっていないのは、苦痛が中途半端であり、苦痛を十分に経験する前に母親が安易に金銭を与えて、
          彼が本来、直面すべき社会生活上での苦しみや障害を経験する機会を奪ってしまっているからです。

          金を持つことで安易に生存が続けられ、友情や愛情でさえ金で買うことができるという歪んだ価値観を身に付けてしまっている可能性があります。

          また安易に快楽に溺れ、容易に快楽が手に入るために苦痛を通じて自分に直面する機会も得られない訳です。

          意識的に霊的成長の道を歩む前の段階では、苦痛自体が人生の師であり、何回も輪廻転生を繰り返して、意識を拡大させなければならないという非常に時間のかかるプロセスを経ると思います。

          ですから彼に関しては放っておいて誰も助けないし、お金も与えないという方法しかない訳です。

          それで日々の糧を得るのにも苦労したなら彼は自分に直面する機会も出てくるかもしれませんが、今後も母親が金を与え続ければ一生、彼が自分に直面する機会が得られません。


          彼がアイデンティティ(自我同一性)を得ていないというのはまさにそうで彼は母親の陰でしかない訳です。

          母親を通じてしか自分の存在価値を得ていない訳で、母親の存在がなければ、彼は無になってしまうということです。

          青年期の自立への格闘を通してのアイデンティティを確立していないので、自分一人で自立してやっていけるという自信も身につけていない訳です。


          ラグナを天秤座にすると、4室支配の土星が12室で、彼の母親である三田佳子が失われているという配置であり、多忙な母親とほとんど会えないことを表しており、また10室で自室の月は、偉大で有名な母親を表わしています。

          この天秤座ラグナということで、ダシャーバランスを見ると1996年頃から2016年頃まで、マハダシャー金星期で、ちょうど最初の覚せい剤取締法違反で逮捕されたのが、1998年で、金星/金星期になったタイミングです。

          金星は1、8室支配で3室に在住しており、3室は食欲、性欲、睡眠欲のハウスであり、3室の金星は忍耐力などに欠け、安易な快楽に流される配置で、酒や性的快楽に溺れる配置です。


          金星はプールヴァアシャダーに在住しており、支配星は金星であるため、3室の金星の象意は強まっており、プールヴァアシャダーは快楽主義者です。


          またディスポジターの木星も獅子座のプールヴァパールグニーに在住しており、支配星はやはり金星で、快楽主義を表しています。


          プールヴァアシャダーやプールヴァパールグニーなどの金星を支配星とするナクシャトラは基本的に快楽主義で、芸能関係者などにも多いと思います。

          それで芸能人を集めて、薬物乱交パーティーを行なっていたということなのです。11室の木星や火星がプールヴァパールグニーに在住しているというのはそういうことです。


          金星は月から見て、4、11室支配で6室に在住していますが、金星期は、母親との摩擦を表しています。


          但し、4、11室支配の金星自体が、母親からの収入を表わす表示体であり、この蟹座ラグナにとっての4、11室支配の金星は、貪りの11室を支配する強い機能的凶星で、それが母親のハウスも支配している為、例えば、母親が自分の地位や名声などを優先する貪欲な母親を意味しているという解釈が成り立ちます。


          これは実際の私のリサーチでは、4、11室支配の金星は、貪欲で競争心旺盛で、自分の為に子供を利用する親を表しています。


          この配置から考えられることは、三田佳子は本当の意味で、息子に愛情を注がずに自分の満足の為に安易に息子に金を渡し、息子を堕落させたという解釈になります。


          2回目の逮捕が2000年の金星/太陽期で、3回目が2007年の金星/ラーフ期であり、アンタル太陽期に覚醒剤で逮捕され、アンタルラーフ期にラーフのディスポジターは太陽である為、この時期に覚醒剤で逮捕されたというのはよく分かります。


          このダシャーバランスが正しければ、彼は現在、マハダシャー太陽期で、太陽/ラーフ期辺りにいます。


          アンタルダシャーがラーフ期であり、それで彼は覚せい剤を吸引し、渋谷区内の焼肉店で覚せい剤取締法違反の容疑で逮捕された訳です。


          覚せい剤の吸引は月から見た2室ラーフであり、焼き肉も2室ラーフです。


          ディスポジターの太陽はやはりラグナから見て2室に在住し、8室支配の土星からアスペクトされています。


          ラーフのディスポジターである太陽が12室の支配星とコンジャンクトし、8室支配の土星からアスペクトされている為、入院や逮捕監禁(収監)なのではないかと思います。


          もし現在がマハダシャー太陽期なら、太陽はラグナから2-11、月から2-5の星座交換で、強力なダナヨーガを形成しており、そうすると、現在、ますます巨額の金銭を母親からもらっていたことの説明がつきます。


          ウィキペディアには2018年9月10日に逮捕された時、「母親から1日15万円もらって、家族カードで月200万円」もらっていたと報じられており、以前、月50万円もらっていたというレベルをはるかに超えています。

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