
アメリカ大統領選の行方が、どうなるのか注目されるが、トランプ陣営による州最高裁への提訴は軒並み却下されているようである。
ドナルド・トランプは異例の法廷闘争という手段によって、不正投票を訴えて来て、再集計や州議会による選挙人の指名などによって、選挙結果を覆すことが出来るかどうかが、今、注目されている。
そうした事実関係については、youtubeの大紀元 エポックタイムズ・ジャパンなどで詳しく、報じられているので、ここではそれについては述べないが、バイデン陣営も普通の大統領就任式は迎えられそうにない状況である。
米大統領選の結果を検討する際にトランプやバイデンといった当事者のチャートだけを見るのではなく、その周辺にいる人々のチャートがどうなっているのかを精査することも重要である。
もっと早く行えばよかった感もあるが、ファーストレディーであるメラニア・トランプのチャートを作成して、そこに何か表れているかどうかを検討してみた。

因みにメラニア夫人は、出生時間が分からない為、ラグナの修正からスタートしなければならないが、12:00で作成すると、月は射手座となり、出生時間を00:00:01に設定しても、23:59:59に設定しても月は射手座で決定である。
従って、メラニア夫人はチャンドララグナが射手座である。
月はムーラもしくは、プールヴァアシャダーに在住していることになる。

ドナルド・トランプとは1990年代に出会っており、2005年1月22日に結婚している。

土星が月から見て、7室を通過しており、またトランジットの月も7室を通過している。
また水星、金星なども1-7軸をトランジットしており、結婚のタイミングとしては分かり易く、月だけでなく、ラグナも射手座ではないかと考えたくなる配置である。
然し、種々検討した結果、ラグナは獅子座ではないかと思われる。
獅子座ラグナに設定すると、1996年にユーゴスラビア内戦の影響で故郷を離れて渡米し、2001年にアメリカの永住権を取得したことがよく説明できるのである。
ちょうど1996年5月前後からマハダシャー月期に移行しており、獅子座ラグナであれば月は12室(海外への移住)の支配星である為、長期的に海外に移住したことが説明できるからである。

そして、1990年代にトランプと出会って、2005年1月22日に結婚した時、ダシャーは月/金星期である。
月をラグナとすると7室支配の水星が5室(恋愛)の牡羊座に在住し、高揚する太陽と減衰する土星とコンジャンクトしている。
月期になって、ダシャーラグナの月から見ると、権力者で、短気で切れやすい人物との恋愛結婚がありそうな配置となる。

それともう一つは、 トランプとの間に2006年3月20日、息子のバロンが誕生しているが、この時、トランジットの木星が5室支配の木星にリターンしており、土星は蟹座で逆行して、射手座5室にアスペクトし、5室にダブルトランジットが形成されていた。
ダシャーは、月/太陽期→火星/火星期に移行するタイミングである。
サプタムシャを見ると、月はラグナにアスペクトし、太陽は9室支配の金星と相互アスペクトしている。

火星は5室で高揚しているため、子供が誕生した時期を火星/火星期に移行するタイミングに微調整する必要があるかもしれない。
そのようにすると、最終的に出生図は以下のようにラグナが獅子座マガー第3パダで、ナヴァムシャのラグナが双子座、ダシャムシャのラグナが天秤座、サプタムシャのラグナが乙女座となった。

そうすると、火星/火星期に移行するのが、2006年3月7日以降となり、2006年3月20日に子供が誕生したことがダシャーで説明できる。

因みに子供が誕生した時のトランジットは、息子バロンの出生図でもある。このチャートを見ると、母親の6室支配の月が10室で減衰しており、4室支配の金星が12室に在住し、ラグナロードの土星と相互アスペクトしている。

母親の表示体である月は10室に在住しているが、6室の支配星で減衰している為、苦労人であり、4室の支配星が12室に在住している配置は、母親が遠くに行ってしまい、中々会えなかったりする配置にも見える。
ドナルド・トランプが2016年に大統領選に立候補して応援演説に立つようになったが、2013年3月頃にマハダシャーラーフ期に移行している。

ラーフはナヴァムシャの10室に在住しており、ディスポジターの木星は、7、10室支配で7室でハンサヨーガを形成しており、ラグナロードの水星とコンジャンクトしている。
これはラーフ期に大舞台に立ち、夫のサポートの為に猛烈に働かなければならなくなったことを意味している。
木星は7、10室支配であり、まさに夫と仕事を共同で行うような形となったのである。
然し、ラグナロードの水星と7、10室支配の木星は7室で、1-7、1-10のラージャヨーガも形成しており、これはメラニア夫人にとっても大成功を意味している。
ダシャムシャで見てもラーフは10室に在住し、ディスポジターの月は7室で、2、7室支配で7室でルチャカヨーガを形成する火星と、チャンドラマンガラヨーガを形成している。
その月は射手座でムーラトリコーナの木星からのアスペクトを受けていて強力にサポートされている。
現在、メラニア夫人は、2018年4月頃からラーフ/土星期に移行している。
このラーフ/土星期に移行してから、メラニア夫人は、あまり表に出なくなっており、夫婦仲の悪さ、離婚の危機などが伝えられている。
土星は6室(離婚)を支配している。
これはちょうどトランジットの木星が山羊座に入室する直前のタイミングであり、既に6室にダブルトランジットが生じていたと考えられる。
離婚秒読み? メラニア夫人が待ち望むトランプ大統領からの「解放」 岩下明日香2020.11.14 18:14週刊朝日 米国のドナルド・トランプ大統領が、いよいよ「土俵際」に追いやられている。11月14日現在も大統領選の敗北を認めず法廷闘争に闘志を燃やしているが、メラニア夫人や娘婿のクシュナー上級顧問はすでにトランプ氏に敗北を受け入れるように助言したと報じられている。 そんな中、メラニア夫人がトランプ氏との離婚を考えているという驚きのニュースも飛び込んできた。 英タブロイド紙「ザ・サン」は、トランプ大統領の元補佐官で、2018年に暴露本を出版したオマロサ・マニゴールト氏の証言として、「メラニア夫人は大統領の任期が終了し、離婚できるようになるのを指折り数えて待っている」と報じた。 また、英タブロイド紙「デイリー・メール」は、メラニア夫人の元顧問であるステファニー・ウォルコフ氏の話として、メラニア夫人がトランプ氏との間の唯一の実子であるバロン君への財産分与を平等にするよう交渉していたことや、ホワイトハウスでの寝室をトランプ氏と別にしていたことなどを報じた。 トランプ大統領の3番目の妻で、ユーゴスラビア(現・スロベニア)出身の元モデルという経歴からも注目されてきたメラニア夫人。夫婦の間で、何が起きているのだろうか。海外王室や要人外交に詳しいジャーナリストの多賀幹子氏は言う。 「メラニア夫人はトランプ氏よりも24歳年下。元モデルという華々しい経歴からも、トランプ氏にとっては男性が社会的成功を成しえた証として欲しがる『トロフィーワイフ』的な存在ではないかと言われてきました。実際、夫にアドバイスをするような場面はあまり見られず、美しい姿でそばに立っていることだけが期待されているようでしたし、彼女自身、その役割を忠実に果たしてきたように見えます」 ファーストレディという役割への意識を問われたこともあった。2018年6月、米テキサス州にある子どもの移民の収容施設を訪れた際、着用していたジャケットに「私には本当にどうでもいい。あなたは?」との文字があり、誰に向けたメッセージなのか波紋が広がった。 「歴代ファーストレディは、社会的な活動やメッセージを発信するのですが、メラニア夫人にはこれと言った功績がなかった。彼女にとっては、自分を失った4年間だったのかもしれません」(多賀氏) 過去には、トランプ氏が手をつなごうとしたのを払いのけ、嫌悪感を抱いていると受け取られる場面も話題になった。 「トランプ氏は『アメリカファースト』を掲げて移民を排除する政策を推進していましたが、スロベニア出身のメラニア夫人も移民ですから、内心、不満や葛藤があったのではないでしょうか」(同) 大統領ではなくなった夫を見捨てるようにも見られるが、自らをトランプ氏から「解放」されることで、メラニア夫人は自由を手に入れることになるのかもしれない。 一方、トランプ氏が失うことを本当に恐れているのは、妻よりも敗北後の訴追ではないかという見方もある。国際ジャーナリストの春名幹男氏が解説する。 「16年の米大統領選をめぐる『ロシア疑惑』に絡み、捜査を中断させようとした司法妨害の疑いが濃厚とされており、大統領を辞めると逮捕される可能性があります」 この窮地を避けるためには大統領であり続けるしかないため、「敗北宣言」に踏み切れないのではないかという見方もある。「ウルトラC」的な方法としてささやかれているのは、任期中にあえて辞任し、ペンス副大統領を大統領に昇格させることだ。 「大統領になったペンス氏がトランプ氏に対して刑事責任を問われない免責特権を約束すれば、訴追を逃れられるでしょう。過去には、ウォーターゲート事件で1974年8月にニクソン大統領が辞任した際、副大統領のフォードが大統領に昇格して免責を与えた例があります。これによってニクソン氏は罪に問われませんでしたが、フォードは2年後の大統領選で敗北しました」(春名氏) ピンチが続く中、トランプ氏の「逆襲」はあるのだろうか。 (本誌・岩下明日香) ※週刊朝日オンライン限定記事 |
土星が2020年の初めに山羊座の6室に入室した為、それ以来、トランプとメラニア夫人は、上手くいっていないのである。
おそらく二人とも獅子座ラグナで、6室に土星がトランジットしていると考えると納得できる。
また2019年2月頃にトランプと不倫疑惑のあったポルノ女優ストーミー・ダニエルズから口止め料を払ったと暴露される事件も起こっている。

不倫疑惑のポルノ女優、トランプ氏元弁護士の証言を「真実」と称賛 2019年2月28日 17:54 発信地:ワシントンD.C./米国 AFP BB NEWS 【2月28日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領の元顧問弁護士マイケル・コーエン(Michael Cohen)被告が27日の米下院の公聴会で、トランプ氏の不倫相手だったポルノ女優のストーミー・ダニエルズ(Stormy Daniels)さんに不正な口止め料を払ったと証言したことについて、ダニエルズさん本人は同日、コーエン被告は「真実」を語ったと称賛した。 ダニエルズさんは、コーエン被告が「ついに」真実を語る勇気を持ったことについて感謝するとし、声明で「マイケル、自分がしたことについて、ようやく話し始めたあなたを誇りに思います。そしてあなたがもたらした損害について、修復しようとしていることも」と述べた。 コーエン被告は下院の委員会で、トランプ氏との不倫関係を公表しようとしていたダニエルズさんに対し、2016年の大統領選の直前、不正に13万ドル(約1440万円)の口止め料を支払ったと証言。 また、コーエン被告はトランプ氏やその支持者から脅迫されていたと述べ、自分と家族の安全が脅かされていたと訴えた。 ダニエルズさんは、トランプ氏に脅迫されていると感じていたというこのコーエン被告の告白にも触れ、こう述べた。「あなたは、大統領と彼の弁護士があなたをうそつきやネズミなどと呼んで公然と侮辱し、あなたの家族までもが危険にさらされていたことについて話してくれました」「私にも家族がいるから、その恐怖はよく分かります」 (c)AFP |
この事件が起こっていた頃、トランプとメラニア夫人の仲が険悪化していたようである。
夫からの自立を模索した時期だと思われる。
それで、2018年6月には夫ドナルドの移民政策をメラニア夫人が批判しており、これは夫の不倫疑惑に対する腹いせという面もあったのである。
この時もラーフ/土星であり、土星は6室の支配星である。
現在、メラニア夫人は、前回選挙で夫を応援していた頃に比べると、あまり表に出なくなっているが、それはおそらくダシャムシャで土星が12室に在住している為ではないかと思われる。
まもなく、メラニア夫人は、ラーフ/水星期に移行するが、水星は11室の支配星で、ナヴァムシャでもラグナロードで7室に在住している。
従って、トランプと離婚するようには見えない。
ナヴァムシャのラグナが双子座で正しいなら離婚するようには見えない。
ダシャムシャでは水星は9、12室支配で4室で、ケートゥとコンジャンクトしている。
これはファーストレディーの座を失うことを意味しているのはないかと思われる。
水星は12室の支配星で、4室(王座)に在住しており、4室に在住するケートゥも12室(損失)の象意を持っている。
これがダシャムシャで形成されている配置は、仕事が変わることを表わしている。
水星は12室に在住する土星と4-12の星座交換をしており、明らかに王座を失うことを表わしている。
このメラニア夫人のラーフ/水星期は、2021年2月17日頃から移行するようになっており、出生時間が正確に分からない為、前後するかもしれないが、メラニア夫人のチャートからは、ホワイトハウスから出ていくことを示しているように思われる。

メラニア夫人のラーフ期はディスポジターの土星が7室の支配星であるが、6室の支配星でもあるので、離婚の危機を表わしてもいたのである。
然し、ナヴァムシャでラーフのディスポジターが7、10室支配で7室でハンサヨーガを形成しているのであれば、容易に離婚はしないと考えられる。
8室支配の土星がラーフにアスペクトしている為、一時的に夫婦仲が悪くなっているだけである。
このようにメラニア夫人のチャートを見ると、アンタルダシャーの水星期にホワイトハウスから出ていく可能性も示唆している。
然し、マハダシャーラーフ期はまだ当分続く為、ドナルド・トランプと共同で、仕事をし、トランプを支えていくと思われる。
そうすると、大統領を辞めた後は訴訟や濡れ衣地獄になるはずです。
ですが、トランプの大統領退任後の運勢は悪くなるはずです。
ところが、トランプは今後の木星ー土星期、木星ー水星期はD1・D9・D10で、ラグナやダシャーラグナから見た運勢は良く、高い地位にいるような運勢です。
このような人物が訴訟や濡れ衣地獄に陥るでしょうか?
BVBはバイデンが大統領になると予言してましたが、私はあれは間違いで当たらないと思いますよ。
https://www.journalofastrology.com/article.php?article_id=588
実際にBVBの記事では、トランプの大統領の座を示す4Lのトランジット火星が、開票日には8Hにあるから、トランプは負けるなんて書いてありましたね。
しかし、実際にその予言は法廷闘争の延長戦で既に外れており、現在はトランジットの火星は9Hをトランジットしてます。
しかも、これから公務や地位を示す10・11Hをトランジットします。
つまり、秀吉先生が最初に主張されていたトランプ勝利で決まりかと思います。