篠原涼子について ― 離婚の理由:夫婦関係のサイエンス ―




先日、最近、離婚が報じられている篠原涼子の出生図を見ていた。


篠原涼子は、オリンピックが開催される中の2021年7月24日に俳優の市村正親との離婚を発表している。


子供の親権は、放棄して、市村正規が持つという。


出生データは、ネット上の情報によれば、「1973年8月13日 10:30 群馬県桐生市」である。


いつものようにこうした現在の状況がネットに掲載されている上記のデータで説明できるかどうか検証してみた。


このデータでチャートを作成すると、ラグナは天秤座のチトラー第4パダ、ナヴァムシャのラグナは蠍座となる。





wikipediaによれば、篠原涼子は、1989年、雑誌『月刊デ・ビュー』に掲載された現事務所のオーディションに合格し所属したという。

1989年は、ラーフ/ラーフ or 木星期で、マハダシャーラーフ期が始まったタイミングである。


ラーフは出生図の3室(芸能)に在住し、ナヴァムシャでは仕事の10室に在住し、ディスポジターの太陽は5室(3室の本質のハウス)に在住している。


従って、この時期に芸能界に入ったことは理解できる。







ブレイクのきっかけになったのは、1994年に小室哲哉プロデュースで、、篠原涼子 with t.komuro名義でシングル「恋しさと せつなさと 心強さと」を発売し、翌年にかけてロングヒットし、累計202.1万枚を売り上げ、ダブルミリオンを記録する大ヒットとなったことである。

そして、同年の第36回日本レコード大賞では優秀賞を受賞し、『第45回NHK紅白歌合戦』にも出場している。




ナヴァムシャのラグナが蠍座の理由

この時が、ラーフ/土星⇒水星期だが、早くもラーフ期にブレイクが起こったのは、ラーフのディスポジターである木星が3、6室支配で4室で減衰して、パラシャラの例外則によるラージャヨーガ的な効果を発揮し、ニーチャバンガラージャヨーガも形成しているからである。


ラーフ/水星期にレコード大賞を受賞したり、『第45回NHK紅白歌合戦』に出場しているのは、ナヴァムシャで、ラーフのディスポジターである太陽が、5室(演技)に在住し、5-10のラージャヨーガを形成し、8、11室支配で11室でムーラトリコーナの座にある強い水星と、相互アスペクトして絡んでいるからである。


この水星がナヴァムシャにおいて、強い11室の支配星であることがポイントである。


それで、ラーフ/水星期にレコード大賞を受賞したり、NHK紅白歌合戦への出場するといった高い評価を受けたのである。


水星は出生図でも9室支配で11室支配の太陽とコンジャンクトして、9-11のダナヨーガを形成し、対向で、パラシャラの例外則によるラージャヨーガ的な効果や、ニーチャバンガラージャヨーガを形成する木星と相互アスペクトしている。


木星が高揚する星座の支配星である月がラグナからケンドラに在住していること、また木星が逆行していることが、ニーチャバンガの条件となっている。







篠原涼子には、3人兄妹の末っ子で、6歳上の兄と3歳上の姉がいるが、兄と姉に恵まれたのは、ナヴァムシャで11室の支配星が11室で自分の星座(ムーラトリコーナ)に在住しているからである。


また篠原涼子は、母親が2歳のときに亡くなっているが、ナヴァムシャが蠍座ラグナの場合、母親の4室にケートゥ(別離、損失)が在住しており、4室支配の土星が12室の支配星とコンジャンクトして、6室支配の火星からのアスペクトを受けて傷ついている。


2歳というと、ちょうど月/土星期辺りであるが、アンタルダシャーの土星が、こうした象意を出生図やナヴァムシャで表している。


出生図では土星は4室の支配星で、母親の病気を表わす9室(4室から見た6室)に在住している。


マハダシャーは月で、月は4室に在住しており、表示体が重なっている為、母親にとっては困難な配置である。


また12室の支配星からのアスペクトも受けており、ダシャーラグナの月から見て、ラグナロードの土星は病気の6室に在住し、ケートゥとコンジャンクトしている。







このように考えると、ナヴァムシャのラグナは、蠍座で良さそうである。


ラーフ/土星期に歌手としてデビューしたのは、土星がナヴァムシャで芸能の3室を支配して、金星と共に2室(スピーチ)に在住しているからである。



因みにそもそもマハダシャーラーフ期にブレイク出来た理由は、ナヴァムシャで、ラーフは10室に在住し、ディスポジターの太陽が5室(演技)に在住して、5-10のラージャヨーガを形成し、また5室支配の木星がラーフにアスペクトして、ラーフ自身もラージャヨーガを形成しているからである。(ラーフはケンドラに在住して、トリコーナの支配星からのアスペクトを受けている)


出生図では既に述べたようにラーフのディスポジターの木星がニーチャバンガラージャヨーガやパラシャラの例外則によって、ラージャヨーガの効果を発揮しているからで、またラーフは、ヨーガカラカの土星からのアスペクトを受けているからでもある。(ラーフはウパチャヤの3室に在住し、ケンドラとトリコーナの両方の支配星からのアスペクトを受けている)







ラーフはダシャムシャでは、6室に在住しているが、やはり5室支配で定座の強い木星からのアスペクトを受けており、ラーフのディスポジターであるラグナロードの火星は5室支配の木星との間で、1-5のラージャヨーガを形成している。


1994年に小室哲哉プロデュースでブレイクしたのは、ラーフ/土星期であったが、土星が10室に在住していることもブレイクの理由である。


土星は3室(芸能)支配で10室に在住し、やはり5室支配の強い木星からのアスペクトを受けている。



その後のラーフ/水星期も水星は8、11室支配だが、ケンドラの7室に在住し、7室支配で7室で定座に在住し、マラヴィアヨーガの金星とコンジャンクトして、10室支配の太陽と相互アスペクトしている。


これがラーフ/水星期にブレイクした理由ではないかと思われる。





ナヴァムシャのラグナが天秤座の可能性が否定された理由


因みに今回、ナヴァムシャのラグナを天秤座にすると、芸能の3室がヨーガカラカの土星やラグナロードの金星によって強くなり、また木星期に結婚していることから、木星が7室の在住星となる天秤座ラグナの可能性も考えた。


然し、天秤座ラグナだと、木星が3、6室の支配星でケンドラの7室に在住して、結婚を表わすが、あまりぱっとしない配置である。


またこの配置だと、ラーフは11室に在住し、3、6室支配の木星にアスペクトされてもラージャヨーガにはならない。







天秤座ラグナでは、篠原涼子が、マハダシャーラーフ期にブレイクし、木星期にもドラマや映画で、主演を演じて女優としてのブレイクが継続した理由が説明出来ない。


蠍座ラグナで、10室に在住するラーフが5室支配の木星のアスペクトを受けて、ラージャヨーガを形成し、木星とラーフが連携してラージャヨーガを形成しているからこそ、ラーフ期と木星期に芸能界で、ブレイク出来たのである。


また天秤座ラグナでは、2歳での母親の死も説明しづらい。


そして、ナヴァムシャのラグナを天秤座ラグナにすると、連動してダシャムシャのラグナも天秤座に移動する可能性が高いが、ダシャムシャのラグナが天秤座になると、木星が3室支配で3室に在住する形になり、3室の在住星の時期にブレイクしたとは考えにくく、また水星も8室で8室支配で8室で定座に在住する金星とコンジャンクトする形になる。


これも8室の在住星の時期に仕事が上手く行ったとは考えにくい。


水星や金星は、やはり7室(仕事の10室の本質のハウス)に在住していたと考えるべきである。





出生図のラグナは天秤座、ナヴァムシャのラグナは蠍座、ダシャムシャのラグナは蠍座(つまり出生時間10:30で問題なし)


ラーフ期半ばでのブレイクの後、女優業に活路を見出し、木星期に移行した後も継続して、芸能界で主役を張れる女優として、活躍し続けているのは、出生図で、木星が二重否定によるラージャヨーガの効果を発揮しているからである。



木星はナヴァムシャでもダシャムシャでも5室の支配星で、演技(5室)の道を歩んでいるのは、その為である。








舞台俳優・市村正親との結婚は、そうした道で生きていくことを象徴する結婚である。


木星はグル(師匠)であり、市村正親は演技の世界での師匠であったと思われる。


市村正規と結婚したのは、木星/木星期であり、まさに木星期に移行したタイミングで、市村正規と結婚していることからそれが分かる。


演技の世界で生きていく為の最高の環境を整えたと言える。


篠原涼子の結婚は、かなりの年齢差があり、そうした結婚として考えないと理解不能である。





子供の誕生


次に子供の誕生について検証するが、2008年5月10日に第1子(長男)が誕生し、2012年2月22日に第2子(次男)が誕生している。



ダシャーは、それぞれ、木星/土星/金星と、木星/ケートゥ/月である。





サプタムシャを見ると、木星は3、6室支配で12室に在住しており、土星は5室の支配星で、金星はラグナロードで5室に在住している。



ケートゥは、12室に在住しているが、ディスポジターの水星が9室支配で5室に在住し、ラグナロードの金星とコンジャンクトしている。



また月はサプタムシャのラグナに在住している。



従って、第1子、第2子とも出産が説明できる。



ここで、マハダシャーの木星が3、6室支配で12室に在住しているのは不可解だが、木星は子供の表示体であり、また逆行しているので5室にアスペクトしているとみなすことも出来る。



こうした配置のマハダシャー木星期にも子供が誕生することは、勉強になる事例と言える。





何故、篠原涼子は離婚したか?


それでは、何故、今回、離婚したのかだが、2020年11月30日からマハダシャー土星期に移行しており、離婚を発表した2021年7月24日は、土星/土星/水星期である。



つまり、土星/土星期に離婚したことは確実であり、土星が離婚の原因になったことが分かる。







まず、マハダシャー木星期から土星期へ変化したという認識が重要である。



木星期は、篠原涼子が女優としての活路を見出していった時期であり、マハダシャー木星期以降は、主演女優としてのステータスがしっかりと確立している。




1994年9月、東京パフォーマンスドールを卒業。1995年8月発売の2ndソロアルバム『Lady Generation 〜淑女の世代〜』を最後に小室プロデュースを離れる。以後、かつてのようなヒット曲には恵まれなかったが歌手活動と並行して女優業も行い、徐々に女優として人気が上昇。

2001年、蜷川幸雄演出の舞台『ハムレット』でオフィーリア役を演じ、舞台初出演。

2003年、宮藤官九郎脚本のドラマ『ぼくの魔法使い』(日本テレビ)でヒロインを演じ、おじさんの姿に変身してしまう妻役を好演した。


マハダシャー木星期以降


2004年、ドラマ『光とともに…〜自閉症児を抱えて〜』(日本テレビ)で連続ドラマ初主演を務め、自閉症児の母親・東幸子役を好演した。同クールにドラマ『アットホーム・ダッド』(フジテレビ)でヒロインを演じ、2作品のドラマを同時期に撮影しながら掛け持ちした。

2005年、主演ドラマ『溺れる人』(日本テレビ)でアルコール依存症の女性役を演じ、その演技が高く評価され、第31回放送文化基金賞演技賞を受賞。同年、主演ドラマ『anego[アネゴ]』(日本テレビ)で自然体な頼れるOL・野田奈央子役を好演した。同年秋、蜷川幸雄演出の舞台『天保十二年のシェイクスピア』に出演。

2006年、主演ドラマ『アンフェア』(フジテレビ)で刑事・雪平夏見役を好演。3作も映画化され、10年にわたって続いた大人気シリーズとなる。

2007年、主演ドラマ『ハケンの品格』(日本テレビ)で特Aランクの派遣社員・大前春子役を好演。平均視聴率20%超えの大ヒットとなった。同年3月公開の映画『アンフェア the movie』で映画初主演。『アンフェア』や『ハケンの品格』での演技が評価され、第44回ギャラクシー賞個人賞を受賞。
2011年、主演映画『アンフェア the answer』が公開。
2013年、主演ドラマ『ラスト♡シンデレラ』(フジテレビ)で、おやじ女子・遠山桜役を好演。同年8月、出身地である群馬県桐生市の観光大使に任命され、篠原をモデルに作製したファッション広告のようなスタイリッシュなデザインの観光イメージアップポスターが話題となる。

2014年より女性下着メーカー・トリンプのイメージキャラクターに起用され、「天使のブラ®」「恋するブラ®」「WONDER MAKE®」などのCMに出演し、美しい胸元を披露している。

2015年、主演映画『アンフェア the end』が公開。
2017年、主演ドラマ『愛を乞うひと』(日本テレビ)で、虐待を加える母と、虐待を受けて成長した娘の一人二役を演じる。

2018年、栗山民也演出の舞台『アンナ・クリスティ』で舞台初主演を務める。映画『北の桜守』に出演。主演映画『人魚の眠る家』と『SUNNY 強い気持ち・強い愛』での演技が評価され、第43回報知映画賞主演女優賞を受賞。

2019年、第42回日本アカデミー賞において『人魚の眠る家』で優秀主演女優賞、『北の桜守』で優秀助演女優賞をダブル受賞。


(wikipedia 篠原涼子より引用抜粋)


つまり、木星期は、女優としての創造性を発揮する時期であり、舞台俳優・市村正親との結婚生活は、師匠からプライベートレッスンを受けていたようなものである。



その女優として創造性を発揮できる木星期が終わってしまったということが重大である。



その為、彼女は、まず、演技の師匠である市村正親をもはや必要としなくなり、結婚生活における意味づけがなくなったと考えられる。



因みに木星はナヴァムシャでは6室(離婚)に在住している為、何故、木星期に結婚したのか疑問も生じるが、木星は2、5室の支配星で、2室は結婚生活のハウスで、5室は恋愛のハウスであり、また木星は女性にとっては配偶者の表示体(そうした意味でも女性にとって師匠を意味する木星は配偶者になりやすい)でもある為、結婚に結びついたと考えられる。



然し、意見の不一致というものは常にあり、問題を抱えた結婚であったと考えるのが自然である。







この木星期に彼女が、子供を授かったのは、木星が5室の支配星だからである。



この木星は2室の支配星で、2室にアスペクトバックしている為、2室には若干、傷が見られるが、それを保護することによって、結婚生活を上手く成り立たせていた。



然し、土星期に移行したことによって、全てが変化したのである。



ナヴァムシャを見ると、土星は7室支配で2室に在住する金星とコンジャンクトして、7室の支配星を傷つけており、6室支配で8室に在住する火星と相互アスペクトして、土星と火星は連携して、7室支配の金星を傷つけている。



これはパートナー関係に問題が生じることを示し、また土星は2室に在住して、8室にアスペクトしている為、結婚生活に問題をもたらしたことが分かる。





結婚生活における意見の不一致



因みに現代ビジネスプレミアムの2021l.07.30付けの記事『篠原涼子・市村正親夫妻が、「このタイミング」で離婚を発表したワケ』によれば、篠原涼子と市村正親の間には、以前から意見の不一致があったようである。




(略)

「篠原さんと市村さんの間には、意見の食い違いがありました。“子育てが一段落したら、本格的に女優業に復帰したい”と考える篠原さんに対して、市村さんは“女優の前に母親であって欲しい。女優業復帰に反対はしないけれど、せめて下の子が大学生になるくらいまでは仕事をセーブして欲しい”と考えていたんです」

売れっ子女優が家庭に入ると度々起こる葛藤…こう言い換えてもいいだろう。

「篠原さんの本格復帰について口論を繰り返しているうちに、夫婦間の会話は徐々に少なくなり、篠原さんも仕事の打ち合わせを理由に家を空けるケースが急に多くなりました」(前出の芸能関係者)

芸能記者が有名人夫婦の“異変”を見抜くひとつのヒントが、突然の仕事量の変化にある。(略)


(『篠原涼子・市村正親夫妻が、「このタイミング」で離婚を発表したワケ』2021l.07.30 現代ビジネスプレミアムより引用抜粋)



つまり、篠原涼子は女優業をしたいので、子育てはやっつけ仕事のようになってしまう。


それがナヴァムシャで5室支配の木星が6室(奮闘)に在住する意味であり、またナヴァムシャの7室を市村正樹のラグナとすれば、8室支配の木星が12室に在住する形になる。


これは結婚生活において配偶者である篠原涼子のサポートが得られないという配置である。







従って、ナヴァムシャの6室に在住する木星は、結婚生活の2室を支配し、恋愛の5室を支配し、2室にアスペクトバックしているものの6室に在住していることで、問題を抱えた結婚生活を意味していたのである。



つまり、篠原涼子は女優に復帰したいが、市村正親は、子育てを優先して主婦業をして欲しいという子育てや結婚生活における意見の不一致が存在していた。



これが木星が6室に在住する意味であると完全に理解できる。





不倫のカルマ


そして、ナヴァムシャにおいて7室の支配星である金星が2室に在住する配置は、複数のパートナーを囲う配置である。



マハダシャーの土星は、食欲、性欲、睡眠欲を表わす3室の支配星で、この7室支配で2室に在住する金星とコンジャンクトしている為にそうしたカルマが噴き出す時期であると言える。



この金星や土星の配置が、7室から見た場合に8室(不倫、三角関係)に位置していることに注目である。







これは市村正親にとっては、パートナーが不倫をして、二股をかけられて、振り回され、困惑するという配置である。



つまり、篠原涼子が8室の立場になり、市村正親の方が6室的な立場で、被害者的な形になる配置である。



逆に言えば、7室の支配星が2室に在住する配置は、複数のパートナーを囲う配置であり、男漁りの配置である。



篠原涼子の男漁りは有名で、以下の記事にもあるように別宅のマンションを持っていて若い俳優や、メディア関係者、年下のアイドルが頻繁に出入りして良からぬウワサとなっていたという。




性関係に奔放で男好き、カバン持ちもイケメンで…篠原涼子と市村正親離婚の裏側「やっぱりね」
2021年8月1日(日)7時30分 tocana

15年半のおしどり夫婦生活にピリオドを打った。 女優の篠原涼子(47)と俳優の市村正親(72) が離婚を発表した。売れっ子タレントの2人とあって慰謝料や財産分与はない。
 俳優に育てたいと豪語する市村が長男と次男の親権を持つ。

 いったい離婚の原因はどこにあったのどうか。 芸能プロダクションマネージャーは、篠原の自由気ままな性格に市村が付いていけなくなったことが理由 と断言し、こう声を潜める。
「篠原さんは若い頃から男性関係に奔放なことで知られています。 そもそも既婚の市村さんとも元妻と別れさせて結婚した略奪婚。結婚後も江口洋介さんとソファー席の隣に座ってイチャつきながら 酒を飲む密室個室不倫疑惑デートが報じられたほどのオトコ好き。篠原さんは別宅のマンションを持っていて若い俳優や、メディア関係者、年下のアイドルが頻繁に出入りして良からぬウワサとなっていました。またカバン持ちをジャニーズ系のイケメンにやらせるなど、離婚ときいて周辺からは『やはりな』という声が多数出ていますよ」
 篠原は仕事が多忙で妻業をすることはほとんどなかった。シッターを雇って子守りをさせNHK朝の連続ドラ「おちょやん」やネットフリックスドラマ「金魚妻」のハードロケをこなしていた。
「仕事にも男にも構ってほしいタイプでじっとしていられない性格です。夜遊びも大好きで深夜2時までママ友とおしゃべりしていたことをキャッチされたこともあれば、夜な夜な大胆なセクシー衣装で飲食店でのパーティーや懇談会に参加して朝帰りしていたこともありましたね。その間、子どもの世話はシッターや市村さんに任せっきりだったといいます 」(同)
 東京オリンピックで盛り上がる列島を横目にひっそりと離婚発表した篠原と市村。 仲の良い年の差カップルが別々の道を歩んでいくことになった。



またカバン持ちをジャニーズ系のイケメンにやらせるなどしていたとも書いてある。



そもそも木星が減衰している人物の典型的な症状として、モラルがほとんどないということが挙げられる。



市村正親との結婚が、不倫略奪婚であり、また結婚した後も育児をほっぽらかしにして若い芸能関係者と遊び呆けている。









不倫、三角関係、略奪婚、育児放棄などは、減衰した木星の典型的な症状と言えるかもしれない。



厳格なモラリストの夫との結婚生活で、良き母親、良き専業主婦の役割に収まることが出来ずに家を飛び出してしまった妻の物語の典型である。



例えば、ハリウッド映画「エデンの東」では、父親からの愛情を受けられないキャル役をジェームス・ディーンが演じていたが、その家の設定は、モラリストで厳格な配偶者との結婚から母親が逃げ出して、母親がいないという設定になっていた。



ハリウッド映画で時々描かれる家で主婦の役割から逃げ出す女性の典型的な行動パターンである。







また篠原涼子の場合、ナヴァムシャの2-8軸に土星、金星、火星が在住して、不倫三角関係を表わしている。



マハダシャー土星期になって、これまでは2、5室支配の木星が2室に在住する金星や土星にアスペクトして、篠原涼子の男漁り癖をそれでも木星が何とか押さえて、結婚生活を継続していた所があったが、木星期が終わり、土星期に移行したことで、木星の保護が働くなって、篠原涼子の男漁り癖が完全に噴き出して来たと考えられる。



つまり、このマハダシャーの土星が、篠原涼子の結婚生活を破壊したと言うことができる。



通常、2室はお金のハウスであり、結婚生活のハウスであり、不倫というイメージはないハウスだが、7室から見た場合は、8室に該当するのであり、2室の在住星というものは、不倫三角関係を表わしている。



それは自分が優位な立場で、それが男性であれ、女性であれ、複数の異性を囲うというような形で現れる。



『週刊文春』(8月12・19日号)によると、篠原涼子は韓国の男性アイドルグループ・SUPERNOVA(元・超新星)のグァンスと交際しているということだが、篠原涼子は、日本で主演女優として、成功しており、自分が優位な立場に立って自分よりも目下の相手を囲っているイメージである。




それが7室の支配星が2室に在住する意味である。




マハダシャーの土星は、出生図では8室支配の金星にアスペクトして、8室の支配星を傷つけており、月から見た8室にもアスペクトして傷つけている。




ナヴァムシャでは、土星は2―8軸を傷つけて、7室の支配星、ラグナロード(7室から見た7室の支配星)とも絡み、8室の支配星にもアスペクトしている。




それで、土星期に結婚生活が終了したのである。




篠原涼子の場合、子供もいる為、離婚といってもパートナーと完全に縁が切れる訳ではなく、パートナー関係が変化し、結婚生活としての共同生活が終了したことを意味している。






篠原涼子の今後について


こうした不倫が報じられることで、篠原涼子がイメージダウンして、仕事のオファーが来なくなっているという。



土星はナヴァムシャで11室の支配星にアスペクトするなどして評価が傷ついており、出生図でも月から6室に在住して、批判を受けることを意味している。



またナヴァムシャでは月から見て10室支配で8室(中断、行き詰まり)に在住し、ラグナロードで6室支配の金星とコンジャクトしているが、愛人との情事が原因で仕事が行き詰まるという配置である。



土星は4、5室支配のヨーガカラカで9室に在住し、ケートゥとコンジャンクトしているが、5室の支配星とケートゥとの絡みは、親権を放棄して、子供たちと別離したことを意味しているように見える。



出生図では、土星は4、5室支配で9室に在住し、月から見て、ラグナロードで6室に在住している。









土星期は、自分のアイデンティティーを再確立する時期であり、自分を見つめ直す時期と言えるかもしれない。



また新たに学び直す時期である。



ナヴァムシャでは、仕事の本質のハウスである7室の支配星を傷つけることによって仕事に支障が出ているとも考えられる。



またそもそも女優として創造的に活動した木星期と同じように歩むことは出来ないことも意味している。




ダシャムシャでは、土星は3、4室支配で10室に在住しており、10室に在住している為、全く仕事を失う訳ではなく、また3室の支配星も絡んでいる為、芸能活動も意味するかもしれないが、これまでのような主演女優としての立場ではないかもしれない。



つまり、今起こっていることは女優・篠原涼子の終わりである。





アートマカラカが、ナヴァムシャで射手座に在住


因みに篠原涼子は、アートマカラカの金星がナヴァムシャで射手座に在住しているが、GKの土星とコンジャンクトしている。



アートマカラカがナヴァムシャで射手座に在住する配置は、彼女が今生にて、一躍スターダムに昇り詰める上昇と高い所からの転落の危険を示している。



1994年に小室哲哉プロデュースで一躍スターダムに上り詰めたのは、宇多田ヒカルのデビュー時と似ているが、宇多田ヒカルは、最初に出したシングルが、800万枚以上売れて、一躍、彗星のごとくに音楽界に現れた。



宇多ヒカルもAKがナヴァムシャで射手座に在住している。



篠原涼子が、この最初にブレイクした時、ラーフ/土星期で、ラーフは射手座に在住し、土星は射手座にアスペクトしていた。



またナヴァムシャで土星は、射手座に在住している。











離婚が報じられた現在、チャラダシャーは、牡牛座/射手座(2021/8/12~2021/11/12)であり、メジャーダシャーの牡牛座から見て、サブダシャーの射手座は8室にあり、そこにAKの金星と、GKの土星がコンジャンクトしている。



これは、今、篠原涼子が不倫などが報じられて、行き詰まりが生じ、高い所からの転落が生じていることを示している。




2020年8月12日からメジャーダシャーが牡牛座の時期が始まっており、これは2023年8月13日まで続くため、暫くは、AKが8室射手座でGKとコンジャンクトする象意を経験しなければならない。



そして、この数か月はサブダシャーも射手座であった為、特に高い所からの転落を意味していたのである。




然し、その後、2024年8月12日以降の蟹座のメジャーダシャー(6年間)において、蟹座には、PKの水星やAmKの太陽が在住して、ジャイミニラージャヨーガを形成している為、調子を取り戻すと思われる。



ただその場合でも、もはやこれまでのような主演女優としての篠原涼子は見られないかもしれない。



その頃になると、何かビジネスを起ち上げているということはあるかもしれない。



水星と太陽はビジネスの表示体であり、10室に在住する水星と太陽からは、堅実な仕事の象意が感じられる。










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