
菅義偉首相が9月末での首相退任を表明した。
菅首相、自民党総裁選に立候補せず 9月末で首相を退任する意向 2021/9/3 12:00 朝日新聞DIGITAL 菅義偉首相(自民党総裁)は3日午前に開かれた党役員会で、今月に予定されていた党総裁選に立候補しないことを表明した。出席者によると、首相は「コロナ対策に専念する。総裁選には出馬しない」と語ったという。役員人事もしない考えを示した。 首相周辺によると、9月末の総裁任期いっぱいで首相を退任する意向だという。 総裁選をめぐっては、岸田文雄前政調会長が立候補する考えを表明したほか、高市早苗元総務相も立候補に意欲を示している。コロナ対応の混乱などで菅内閣の支持率が低迷する中、菅首相の再選が危ぶまれていた。ただ、菅首相は総裁選を前に党役員を一新する考えを表明。2日には二階俊博幹事長に総裁選に出る意向を伝えていた。 総裁選について、首相はこれまで、「出馬させて頂きたい」と立候補する意向を明らかにしていた。ただ、8月31日に二階氏と会談した際に、9月中旬の解散も選択肢との考えを伝えたことで、解散により総裁選を先送りするものだとして党内から批判が噴出。首相は無派閥で党内基盤が弱いこともあり、厳しい党内情勢を踏まえて、総裁選への立候補を断念したとみられる。 菅氏の立候補見送り表明を受け、総裁選の構図は大きく変わる。すでに手を挙げている岸田、高市両氏のほか、石破茂元幹事長も立候補する可能性がある。 菅政権は昨年9月の発足以降、大型選挙で「敗北」が続き、8月には首相のおひざ元である横浜市長選で、自らが支援した候補が野党系候補に大差で敗れた。8月の朝日新聞の世論調査では、内閣支持率が28%と昨年9月の発足以降、初めて3割を切った。衆院選を前に、「首相では戦えない」との不満も与党内で渦巻いていた。 |
菅首相に関しては、再選が固いと予想していたため、今回は、予想が外れてしまった。

菅内閣が発足したのは、昨年2020年9月16日であり、その時、トランジットの土星は山羊座で逆行し、木星は射手座、ラーフ/ケートゥ軸は、射手座-双子座軸にあった。
従って、菅義偉氏が、射手座ラグナであれば、1、4、5室にダブルトランジットが生じていた。
ラグナで、1、4室支配の木星と5室支配の火星が、1-5、4-5のラージャヨーガを形成しており、そこにダブルトランジットが生じている。
そして、ダシャーは、水星/ラーフ期であり、マハダシャー水星期に官房長官として安倍内閣で有能に実務を取り仕切って来たことを考えると、水星は10室支配で、9室支配の太陽と9-10のラージャヨーガを形成しているという考えに辿り着いた。
8室支配の月が2室に在住し、そこに土星がトランジットしているタイミングであり、8室の象意から考えると、安倍首相から総理を引き継いだという解釈になる。
菅内閣は、安倍首相が退任したことによる臨時の意味合いが大きかったが、臨時の意味合いが大きかったからこそ、8室支配の月の上を土星が通過していく間に臨時で首相に就任したし、また首相から退任していくのである。
ただし、昨年、首相に就任した時と違うのは、木星は水瓶座に移動してしまっているということである。
昨年、首相就任時は、射手座にダブルトランジットが形成されており、ラグナで形成されるラージャヨーガを活性化していたが、今は、山羊座や乙女座にダブルトランジットが生じて、8室と10室に対するダブルトランジットが形成されている。
10室にダブルトランジットが形成されて注目を浴びているが、中断、行き詰まりの象意も出ている。
つまり、安倍首相の突然の退任で、棚から牡丹餅的に臨時で首相に就任したが、臨時なので長続きせず、その役目を終えたという解釈になるかもしれない。
まだ水星/木星期が続いており、アンタルダシャーの木星は、ナヴァムシャやダシャムシャで星位も強いため、何故、退任するのか疑問である。
出生図のラグナは、射手座で正しかったと考えているが、ナヴァムシャやダシャムシャのラグナはどこであるのか、再度、検討する必要がありそうである。
菅首相の突然の辞任表明で、俄然、次期、首相候補に急浮上してきたのは、岸田文雄である。

岸田文雄は、今回、菅首相の再任支持を掲げていたが、菅首相の辞意を受けて、方針転換が迫られている。
安倍首相は、本当は後継者として、岸田氏を推したかったはずだが、閣内で実権を振るっていた菅義偉氏が、それを阻んだ形であった。
岸田氏のチャートを見ると、獅子座に惑星集中しており、チャンドララグナも獅子座で決定である。

00:00:01と、23:59:59でチャートを作成すると、月は、マガーからプールヴァパールグニーに遷移するが、岸田氏の性格からしておそらく月はマガーに在住していると考えられる。
そうすると、ラグナの取り得る範囲は、牡牛座~蠍座となる。(射手座以降は、月はプールヴァパールグニーに移動してしまう)
岸田文雄は、名門の家系で、派閥の会長で、党の要職を務めてきた政界のプリンスであるが、チャンドララグナから見ると、ラグナロードの太陽が12室に在住しており、また太陽はナヴァムシャでも減衰している。
従って、人を押しのけてまで自分が前に出ようとはしない性格である。
首相になりたいのかどうかよく分からない人物である。
私もナヴァムシャで太陽が減衰しているので、よく分かるが、ナヴァムシャで太陽が減衰すると、控えめになり、過度に自己主張はしない性格となる。
従って、こういう人物がトップに立つ場合は、人に譲って譲って最後に他に誰もなり手がなく、そのポストに値する人物がいない場合に人から推されて仕方なく自分が出るという形になる。
但し、自分がトップになりたくない訳ではないのである。
トップになりたいと思っているが、あえて無理をしてまでなろうとしない。

水が器に溜まって、溢れだした時に最も危険を冒さず、最も自然な形で、そのポストに収まる、そうした性格である。
また獅子座惑星集中というのは、獅子座は王室の星座であり、自然とリーダーになる配置でもある。
菅首相の辞意表明というのは、そうした派閥の会長を務める実力者に自ら配慮したという意味合いもあると思われる。
従って、この状況というのは、実は、菅首相から岸田文雄に次期首相が譲られたと言ってもよい状況である。
岸田文雄は、結婚した時期も子供が誕生した時期も分からず、生物学的事実(biological fact)が活用できず、ラグナの特定は難しいが、以前、河合範安さんがコメント欄に投稿してくれたように獅子座ラグナで正しいと思われる。
理由としては、岸田文雄は、外務大臣時代の2014年9月1日にナレンドラ・モディ首相を表敬訪問した写真がwikipediaに掲載されている。

この時、トランジットの木星は蟹座を通過し、土星は天秤座を通過して、蟹座12室(海外)にダブルトランジットが生じていた。
月ラグナでも説明できる為、ラグナが獅子座であることの決定的な証拠にはならないが、トランジットは通常、ラグナから見るものである。
また2013年11月20日に駐日アメリカ合衆国大使キャロライン・ケネディの表敬訪問を受けて、会談しているが、この時、トランジットの月は双子座11室を通過し、木星も11室を通過して、土星は3室天秤座を通過し、3室にダブルトランジットを形成していたことが分かる。

外交の要人(11室)と交流し、メディア(3室)の注目を受けていることを考えると、獅子座ラグナで正しいと思われる。
但し、チャンドララグナが獅子座である為、これだけでは決定的な証拠とはならない。
岸田文雄は、1982年、早稲田大学法学部を卒業すると、日本長期信用銀行に入行している。
長銀入行後、最初の配属は本店勤務で外国為替業務を2年半経験し、こののち海運業界担当の営業マンとして高松市に2年半赴任した。世界の金融マーケットで巨額の資金を動かす外国為替は銀行における花形業務である。しかし岸田は高松の地方営業では利息すら払えなくなった会社から経営再建の支援継続を相談されたり、倒産や夜逃げを目の当たりにして世間の厳しさや経済というものの激しい実態を知った。銀行員として社会の矛盾を感じながら、5年間の長銀勤務を終える。 (wikipedia 岸田文雄より引用抜粋) |
この頃は、マハダシャー太陽期に移行した直後である。
獅子座ラグナであれば、太陽は、ラグナロードで12室(海外)に在住しており、それでこの時、外国為替業務を2年半経験し、海運業界担当の営業マンとして地方の高松市に2年半赴任したのである。

高松と言えば、日本の地方の僻地(12室)であり、水に囲まれた地域で、海運業界担当の営業マンというのはまさに蟹座の水の象意である。
「高松の地方営業では利息すら払えなくなった会社から経営再建の支援継続を相談されたり、倒産や夜逃げを目の当たりにして世間の厳しさや経済というものの激しい実態を知った」と書かれているが、こうした経営が苦しい人々の相談にのるなど、自分の労力、エネルギーを消耗して、こうした人びとのケアを行なったというのは12室(出費、消耗)の象意である。
獅子座ラグナであれば、ダシャーも太陽/月期で、太陽期のセカンドアンタルダシャーの時期に長銀に入行したことになり、タイミング的に合致している。
そして、5年間の長銀勤務を経験したのち、1987年に長銀を退職して、父親である衆議院議員岸田文武の秘書となっている。
獅子座ラグナであれば、1986年11月末まで、マハダシャー太陽期であり、この太陽期に外国為替業務や地方回りの銀行営業をしたことがよく分かる。
次に12室支配のマハダシャー月期に移行するが、政治家の秘書とは裏方の仕事である為、これも12室の支配星の象意に合致している。
月は、獅子座のマガーに在住していると考えると、支配星のケートゥは、9室(父親)に在住しいている為、月期に父親の秘書をしたということが理解できる。(因みに父親はケートゥの象意らしく、口数の少ない人物であったという)

そして、1993年、第40回衆議院議員総選挙に旧広島1区から自由民主党公認で出馬し、初当選しているが、その時が、月/水星期である。
水星は、11室の支配星で、ラグナで、4、9室支配の火星とコンジャンクトして、9-11のダナヨーガを形成している。
11室は肩書き、称号のハウスであり、この時、初当選したことが納得できる。
その後、1996年の第41回衆議院議員総選挙で、小選挙区比例代表並立制の導入に伴い広島1区から出馬し、以後広島1区で連続8選している。
1996年から4、9室支配のヨーガカラカの火星期に移行しており、火星はナヴァムシャで牡羊座でムーラトリコーナの配置であることを考えると、この頃から選挙区で強固な地盤を形成したことが分かる。
このように岸田文雄を獅子座ラグナに設定すると、マハダシャーの変わり目で、人生の大きな流れの転機が確認できる。
これはラグナが正しい証拠である。
岸田文雄が、獅子座ラグナで正しければ、2021年11月28日からマハダシャー木星期に移行することが分かる。
このタイミングも重要である。
木星はラグナと月から見て、2、5室支配で2室に在住しているが、2室に在住する木星は、起業のハウスであり、5室は権威を表わし、総理大臣などを表わすハウスである。

因みにドナルド・トランプは、獅子座ラグナで、同じく2、5室支配の木星が2室に在住しているが、マハダシャー木星期に大統領に就任している。
その後、トランプは、再選できなかったが、現在も一大政治勢力のリーダーとして、再選を目論んでおり、基本的に自分の団体を旗揚げしたと言ってもいい状態である。
従って、このタイミングで、岸田文雄が総理大臣に就任して、自分の内閣を組閣することは十分に考えられる。
自分の政治勢力を通して、自分の内閣を旗揚げできるタイミングである。
その場合、岸田文雄は、ナヴァムシャで木星が、水瓶座に在住していることを考えると、自民党の中では、リベラル派であり、所属する宏池会も親中派である。
親米で親中で、誰にでもよい顔を見せるというタイプであり、またハト派で、各国との友好関係を重視する。
岸田文雄は、「お互いに妥協点を探ろう」というのが、外交上の口癖である。
新型コロナの給付金の件でも自民党内の中では、かなり大盤振る舞いする政策を主張していた。
これから株式市場の大暴落などの予想されており、今後、土星が水瓶座に移動していくことを考えると、自民党内のリベラル派である岸田文雄が出てくる可能性は十分考えられる。

岸田文雄のチャートが獅子座ラグナで、正しければ、1室と12室で星座交換しており、モクシャの人である。
自己主張せず、人に譲ってしまい、裏方で淡々と実務をこなしていくタイプである。大盤振る舞いするタイプである。
然し、そうした本来、政治家らしくないスタンスは、私欲や我の強い政治の世界で、生き残り、人望を集めている理由とも言えるかもしれない。
目立たない存在で、頼りなさもあり、地味で面白くない人物との評価も為されるが、国民にとってはよいかもしれないのである。
岸田文雄がもし木星期に総理大臣に就任する場合、木星から見て、12室に惑星集中している為、諸外国を歴訪し、支援金など大判振る舞いすることが考えられる。
また国民に対しても大盤振る舞いすることが考えられる。
リベラルで親中である為、外国を訪問して、友好的に振る舞うということである。
岸田文雄が、首相になるタイミングとしては、こういう時しかあり得ないというぐらい、それにふさわしいタイミングである。
現職の総理大臣が、辞意を表明し、他に総理大臣になりたいという人物も、なれるだけの器のある人物もほとんどいないという特殊な状況で、全く自分から自己主張しない岸田氏でも総理大臣になれるチャンスが巡って来たと言ってもいいかもしれない。
然し、木星から見て、12室に集中する惑星には土星がアスペクトしており、これらが否定的な形で出る場合、諸外国に国富を放出してしまったり、国益を守れるのかどうかという不安も生じる。
ナヴァムシャやダシャムシャのラグナが分からない為、はっきりしたことは言えないが、ナヴァムシャで木星は水瓶座に在住し、ダシャムシャで双子座に在住している為、岸田氏の政策はリベラル色が強くなり、もし経済崩壊がやって来る場合、大盤振る舞いするものになると思われる。
国民から高い支持率を誇る高市早苗の動向
高市早苗に関しては、先日の記事で、射手座ラグナに修正したが、現在、水星/木星期辺りではないかと思われる。
続いて、2023年3月頃から、水星/土星期に移行する。

彼女が2008年ぐらいから閣僚入りして、青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律の作成に携わったり、児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律の一部を改正する法律案を提出するなど、主に情報、通信、メディアといった分野で、経営学部経営学科卒の専門知識なども生かして、実績を上げて来たのは、7、10室支配の水星が、9室支配の太陽と水瓶座で、コンジャンクトして、7-9、9-10のラージャヨーガを形成している為である。
児童ポルノ規制関連 内閣府所管の「青少年健全育成推進委員会」から有害指定を受けたイラストやテキストなどを削除しなければ1年以下の懲役刑を科すという「青少年有害情報規制法案」を作成した。 同児童ポルノ禁止法改正案の請願を国会に複数提出した。 漫画・アニメ・ゲーム・映画を規制する青少年健全育成基本法案の請願を国会に複数提出した。 国会で、バイオレンス映画やホラー映画のDVD-Videoソフトの販売を、日本国政府レベルで規制することを検討する趣旨の発言をした。 (wikipedia 高市早苗より引用抜粋) |
射手座ラグナにとって、7、10室支配の水星と9室支配の太陽のコンビネーションは、最高のヨーガカラカとなる配置である。
2017年に11月に自民党サイバーセキュリティ対策本部長に就任したのもこの配置の為である。
彼女は水瓶座が強いため、リベラルな発想はあるが、ナヴァムシャで金星や太陽が牡羊座に在住している配置に表れているように全体主義的で、政府が強い指導力で、国民を統制していくという考え方である。
従って、2016年2月8日に衆議院予算委員会において、「放送局が”政治的に公平であること”と定めた放送法第4条第1項に違反した放送が行われた場合に、その放送事業者に対し、放送法第174条の業務停止命令や電波法第76条の無線局の運用停止命令に関する規定が適用される可能性があるのか」との野党議員からの質問に対して、行政が「電波停止」を行なう可能性を匂わす発言を行なったが、それに対して、田原総一朗ら7人が、抗議声明を発するなど、メディア関係者からの反発を招いている。
こうした高市早苗の発言は、ナヴァムシャの牡羊座の太陽から生み出された発言であり、政府に閣僚入りし、行政の立場で、権力を行使するスタイルがよく現れている。

然し、このようにメディア、通信、電波などの分野について、積極的に発言し、指導力を発揮したのは、水星と太陽が水瓶座で、ラージャヨーガを形成しているからである。
このように彼女は射手座ラグナで正しいように思われる。
そうすると、現在、水星/木星期辺りで、2023年3月頃から、水星/土星期に移行するが、木星のアンタルダシャーの時期は、ナヴァムシャで9室支配で8室に在住し、8室支配の土星とコンジャンクトして、自分の師匠などメンターとなる人物からのサポートを表わしている時期である。
従って、高市早苗は、今、自民党総裁選にチャレンジするという状況になっている。
これは、明らかに彼女にそうするように促している後援者がいるのではないかと思えるのである。
然し、彼女の配置からは、首相にまでなれるようには見えないのである。
もし首相になるのであれば、もっとマハダシャー水星期の初期になっていなければならない。
彼女のマハダシャー水星期の強いラージャヨーガは、これまで大臣として閣僚経験を積み重ね、政府の中心で活動してきたことに表れている。
高市早苗は、以前、土星/ラーフ期に結婚したが、その時、選挙で落選中であった。
ラーフは、ダシャムシャで9室に在住しており、9室は10室を損失するハウスだからである。
そして、土星/木星期に近畿大学経済学部教授に就任している。
従って、木星期というのは、政治の要職からは外される時期である。
つまり、彼女は、安倍内閣の時には閣僚入りしていたが、菅内閣になってから、菅首相に閣僚から外されて、仕事を失っている状態である。
従って、その隅に追いやられた状態を挽回するために自民党総裁選にチャレンジしようとしている。
以下の記事にも菅首相に対する批判的な論調が現れている。
【菅首相辞任】岸田氏「状況確認」高市氏「あきれた。私は総裁選戦い抜く」 2021年9月3日13時41分 日刊スポーツ 自民党総裁選に立候補を表明している岸田文雄前政調会長は3日、菅義偉首相が辞意を固めたことについて、東京都内で記者団に「状況がまだ把握できていないので、よく確認してから改めて話す」と述べた。高市早苗前総務相は出馬に重ねて意欲を示した。 岸田氏は「事態を確認する」と説明。高市氏は取材に「日本のトップの発言が毎日変わり、あきれた。私は総裁選を戦い抜く」と強調した。 総裁選への立候補断念を表明していた下村博文政調会長は、自身の対応に関し「状況が変わった。改めて仲間と相談したい」と語った。(共同) |
然し、彼女の現在の水星/木星期は、落選したり、大学教授に就任したことに表れているように政治の中心から外される時期であると考えられ、水星/木星期に総理大臣になれるとは思えないのである。
おそらくナヴァムシャで9室支配の木星の影響を受けた理想主義の表現ではないかと思われる。
但し、彼女は今回の自民党総裁選への立候補が悪いようには働かず、人からの助けを受け、良いポジションが得られるはずである。
飛べない鳥、今度は飛べるか - 岸田文雄へのエールー
岸田文雄を見ていると、自分を見ているようで、心が痛いのである。
何故なら、岸田文雄の誕生日は、7月29日で、私も同じ7月29日生まれで、太陽の位置は、全く同じ蟹座である。
金星も同じマガーに在住している。
何か自分の雰囲気と似ており、欠点などもよく分かってしまう。
例えば、この日の生まれだと、太陽はナヴァムシャで減衰してしまい、控えめで、坊ちゃんタイプで、総理大臣になりたいのかなりたくないのかよく分からない優柔不断の人物となる。
自分が前に出ず、和を尊ぶタイプで、1室と12室が星座交換しているようなモクシャの人である。
『デイリー新潮』に「超つまらない男」という記事を書かれるなど、非常に痛々しい、まるで、自分を批判されたかのような気分である。
どこか人のよい田舎者的な感じがあり、どんくさい感じで、この人で大丈夫かといった印象である。
然し、岸田文雄には、もう総理大臣になってくださいと言わんばかりの最大のチャンスが巡ってきたと言ってもいいかもしれない。
何とか飛んでくださいと願う次第である。
次の衆議院選が近く行なわれるとする場合、岸田文雄は、立憲民主党など野党グループの躍進で、非常に苦労することが考えられる。
土星が水瓶座に移動していくタイミングは、リベラル左派が力を発揮する時期だからである。
木星から見て、12室に惑星集中というのは、総裁として、大きな損失を被ることを表わしているかもしれない。
立憲民主党、枝野幸男が出て来るか
枝野幸男は、以前、検証した所では、射手座ラグナであり、現在、土星/金星期である。
王になるか乞食になるかの時期である。

土星は、ラグナから見ても月から見てもラグナロードで、水瓶座でムーラトリコーナの座にあり、強力である。
2室の支配星がこのように強い配置にある為、立憲民主党という自分の党を旗揚げして、野党最大勢力になることが出来た。
金星は、月から見て、5、10支配のヨーガカラカであり、土星から見ても4、9室支配のヨーガカラカである。
ラグナから見ると、6、11室支配の機能的凶星だが、6室や11室は選挙で闘うような場合によく登場するハウスである。
土星と金星は、トリコーナの位置関係にあり、お互いに絡んでおり、土星と金星の吉凶が混じり合う配置である。
金星から見ると、11室で、ラージャヨーガやダナヨーガを形成している。
ナヴァムシャでも金星は、月から見て、2、7室支配で11室に在住し、土星から見て、5、10室支配のヨーガカラカで2室に在住している。
ダシャムシャでは、金星は、月から見て、5、10室支配で、マラヴィアヨーガを形成し、月と木星で形成するガージャケーサリヨーガに参加している。
枝野幸男にとって、現在、マハダシャーロードである土星は、立憲民主党での躍進をもたらした惑星である。
その水瓶座の土星にトランジットの土星がリターンする時期は、この土星が最大に力を発揮する時期である。
従って、次の選挙で、枝野幸男は躍進することが予想される。
枝野幸男は、自分が総理大臣になって、日本を変えたいと発言している。
次の選挙では、政権を奪取する勢いで打って出てくるはずである。
従って、自民党は次の選挙では今のままでは敗北すると、危機感を募らせているのである。
菅義偉は私は射手座ラグナではなく、水瓶座ラグナだと思っています。
おそらく、水星ー木星ー木星期に総理大臣に就任し、現在は水星ー木星ーケートゥ期で総理大臣を辞任したと思います。
木星は分割図でもかなり強力で、木星から見た木星の支配が良いので、AD-PADは木星ー木星だったと思います。
ケートゥ自体に隠遁、引退の意味があるからです。
また、ケートゥはダシャーラグナの木星から見て、支配星の金星が6・11Lの金星が最大の機能的凶星と化しますし、ラグナから見ても10Hからの12H、仕事を損失する9Hです。
菅義偉には姉が二人いますが、それは11Hの木星と火星で示されてます。
また、10Hの太陽が総理や政治家として職業を示してます。
チャラダシャーでは、射手座ー牡牛座ー蟹座期に総理に当選しました。
牡牛座から7HにAmKがジャイミニラージャヨガを形成し、蟹座にAmKがアスペクトしてます。
総理を辞任した現在、射手座ー牡羊座ー山羊座期ですが、牡羊座からAmKが8H、山羊座にはGKがアスペクトしてます。
それと岸田はD9が蟹座ラグナで、D10が蠍座ラグナだとすると、ラーフと火星の配置がかなり良くなり、ラーフー火星期の現在、当選する運勢になると思われます。
火星はD10のラグナで、昇進の時期になります。
トランプはラーフー火星期に当選し、木星期に大統領に就任しました。
それと似たようになると思います。
ジャイミニを見ても、天秤座ー蠍座ー獅子座期ですが、天秤座から10HにAmKが在住し、ジャイミニラージャヨガを形成。
蠍座にAmKがアスペクトし、ジャイミニラージャヨガを形成。
獅子座から見た10HにAmKがアスペクト。
こうして見ると、やはり岸田が次期総理で決まりと思います。
私も高市のラグナは、秀吉先生の仰る通り、射手座ラグナで間違いないと思います。
その点は異論ありません。