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木原誠二官房副長官について -妻が元夫不審死事件で殺人に関与した疑いが浮上-

2023 8/29



木原誠二官房副長官の妻の元夫不審死事件は、17年前の2006年4月10日に起こったが、元夫は、玄関先で血まみれのまま倒れているのを発見されており、遺体は頭上から喉元にかけてナイフで刺したと見られ、自殺にしては不審な状況であった。当時は覚せい剤の乱用による自殺として処理されたそうである。


その後、2018年に事件に疑問を抱いた捜査一課が事件の再捜査を開始したが、12月頃、理由も釈然としないまま突如として捜査は縮小し、遺族に対して報告もないままであるという。


週刊文春の木原誠二とその妻の元夫の不審死を報じる記事を読み、木原誠二と、妻の結婚したタイミング、子供が誕生したタイミングなどを検討した所、おそらく、ラグナは射手座ラグナであることが分かった。







木原誠二が、妻である木原郁子と結婚したのは、2014年10月頃で、妻は、雑誌VERYのモデルで、元銀座のホステスであった。







2014年の冒頭のトランジットは、木星が双子座を通過し、土星が天秤座を通過して、天秤座と射手座にダブルトランジットが形成されている。







そして、結婚した2014年10月頃は、木星は蟹座に移動し、土星は天秤座から蟹座にアスペクトして、蟹座にダブルトランジットしていた。







こうしたトランジットの推移と、木原誠二が、影の首相と呼ばれるほどの政府の要職に就いていること、そして、妻の件で、トラブルになり、また性的欲求が強く、違法風俗店に通う常連だったこと、そして、妻公認の愛人がいて、認知していない隠し子がおり、今でも愛人の元に通いつつ、二重生活をしていることなどを考えると、射手座ラグナで間違いないと思われる。



つまり、射手座ラグナであれば、2014年頃、木星と土星が射手座ラグナ(7室から見た7室)でダブルトランジットし、7室に木星がトランジットして、射手座ラグナにとっては、結婚したり、パートナーが現れるタイミングである。



その後、2014年10月に双子座から見た2室、射手座から見た8室にダブルトランジットが移行し、結婚生活のハウスが強調されたことが分かる。





子供の誕生のタイミング


また木原誠二と郁子夫人には、四人の子ども(長男2002年生まれ、長女2004年生まれ、次女2014年生まれ、次男2018年生まれ)がいるが、いずれの子どもが出産したタイミングでも、5室、5室の支配星、9室、9室の支配星にダブルトランジットを形成していた。



これについては毎回、検証を繰り返している為、具体的には省略するが、その点からしても、射手座ラグナであることは間違いないと分かった。





木原誠二の愛人問題、二重生活、素行の悪さ


射手座ラグナは、金星が6、11室の支配星となる為、結婚は部下とか秘書、ホステスといった常に目下の愛人のような立場の女性とすることが多い。


女性の方も金目当ての結婚、経済力や権力を当てにして、結婚するなど、打算的な結婚が多い。


その為、現在の妻は、17年前の不審死事件で、逮捕されるのを防ぐためにも、夫の政治権力に依存しなければならないといった意見も聞かれる。







こうした射手座ラグナにとっての6、11室支配の金星が7室に在住し、7、10室支配の水星は6室に在住して、6-7の星座交換をしている。


金星と水星があたかもそれぞれの定座にいるかのような働きもあり、従って、古典的にもしばしば多くの女性と交わると言われている配置を形成している。


この場合、関係は安定せず、結婚と離婚を繰り返したり、性的欲求を満たす為に交際を繰り返すということになるが、それ以前に風俗などで、その場かぎりの行為を繰り返すといったことにもなりやすい。







6室は部下やペット、奴隷のハウスであり、その6室支配の金星が、7室に在住し、金星と火星の性的なコンビネーションを形成していることが、女性との性交に激しい思い入れがあることが分かる。



つまり、「週刊文春」の取材で分かったことだが、木原誠二は、「俺はエッチを我慢できない」などと主張して、人妻専門デリヘルから風俗嬢を自宅に頻繁に呼び寄せ、違法な本番行為に及んでいたということである。



こうした行為を繰り返すサンスカーラは、7室の金星と火星によく現れている。



当時、木原誠二の現在の妻、郁子氏は、前夫と死別した後に銀座でホステスをし始め、木原誠二は、そこで、郁子氏と出会い、結婚に至ったということである。



2014年10月は、金星/土星期辺りである。



マハダシャー金星期は、1998年10月~2018年10月までだが、その間、木原誠二は、違法な風俗や銀座のホステスの元に通い詰めたのである。



そして、実際、現在の妻、郁子氏と出会ったのもこの金星期だった。



この金星は、6、11室支配で機能的凶星だが、7室に在住して、火星とコンジャンクトして、土星からアスペクトされて、激しく傷ついている。



通常、金星は、美容、アンチエイジングなどの惑星で、美容アドバイザーや、エステティシャンの表示体だが、金星が、ラーフや土星、火星によって傷ついている場合、糞尿の世話をするようなハードワークな看護師になったり、あるいは、性風俗のサービスなどに従事する傾向をもたらす。



従って、この木原誠二の6、11室支配の金星が火星や土星から激しく傷つけられている配置は、目下で、愛人的な立場にある風俗嬢やホステスを意味していると考えられる。



そして、そうした相手に対して、ハードなプレイ(性接待)などを要求していくのである。



そして、木原誠二は、この郁子夫人の他にシングルマザーのA子を愛人として囲っており、このA子も元銀座のホステスで、この女性との間にも娘(隠し子)がいて、時々、A子の自宅に通っては宿泊して、二重生活を送っている。







つまり、6室支配で、土星と火星から傷つけられた金星は、このホステス上がりの2人の妻(本妻と内縁の妻)、そして、木原誠二の接客をした風俗嬢の女性たちを表わしている。





現在の妻の元夫が不審死を遂げた時のダシャー


因みに現在の郁子夫人の元夫が不審死を遂げたのは、2006年4月10日で、ちょうど金星/ラーフ期である。



この時はまだ木原誠二は、郁子夫人と出会っていないが、しかし、7室をラグナとすると、この郁子夫人が、その当時、どんな状況にいたのか、そこに示されているはずである。



それが、ダシャーであり、自分の周辺にいる人々の行動や出来事までも見ることが出来る。







金星は上述したように傷ついているが、7室をラグナとした場合、5、12室支配の金星が、ラグナに在住し、6、11室支配の火星とコンジャンクトし、8室支配の土星からアスペクトされて、6-8の絡みを形成しているのである。



金星/ラーフ期には、そうした傷ついたマハダシャーロードの金星の象意が現れるが、アンタルダシャーロードのラーフのディスポジターである土星は、やはり、7室をラグナとした場合に8室の支配星となって、6室支配の火星と共に金星を傷つける惑星である。



通常、5室は恋愛のハウスであり、12室は性的関係のハウスであるが、その5、12室支配の金星が、ラグナで、6室支配の火星と8室支配の土星によって傷つけられている配置は、ただ事ではない配置である。




6-8の絡みは、犯罪を免れ得ない配置であり、しかも土星と火星という二大凶星によってそれが形成されており、それが恋愛の5室や性生活の12室の支配星と絡んでいることを考えると、愛情問題の確執から、異常な暴力に発展した可能性が考えられる。



例えば、元夫との激しい愛情問題の確執から暴力がエスカレートして、相手を刺殺してしまったといった悲劇的な犯罪さえも推測できる配置である。




7室をラグナとすると、配偶者の表示体である金星が、6室支配の火星や8室支配の土星によって傷つけられていることは、配偶者への暴力を表わしており、6、11室支配の火星が7室にアスペクトして、配偶者への暴力を表わしている。



7室にアスペクトする火星は配偶者虐待の配置であり、それは男性でも女性でも同じである。




そして、木原誠二は、金星/土星期に銀座のクラブで、当時、働き始めた郁子氏と出会い、結婚することで、この爆弾のようなカルマを抱えた妻を抱え込んだのである。




こうした妻の犯した行為(カルマ)によって苦しまなければならないのは、木原誠二のカルマでもあるのであり、それはこの配置から明らかである。







政治権力によって事件が揉み消される


妻の郁子氏の夫の不審死事件だが、2018年に事件に疑問を抱いた捜査一課が事件の再捜査を開始したが、12月頃に理由も釈然としないまま突如として捜査は縮小し、この妻の元夫の不審死事件の捜査が打ち切られたのである。



それは、射手座ラグナであれば、ちょうど、このタイミングでマハダシャー太陽期に移行したからである。







この時、太陽は9室支配で、7、10室支配の水星とコンジャンクトして、射手座ラグナにとっての最高のラージャヨーガを形成している。


10室の支配星に9室支配の太陽がコンジャンクトする配置で、政治的パワーを得た為、政治権力を持つ人間へが関わる事件への捜査は打ち切られたことを意味している。


捜査一課が事件の再捜査を開始したのが、金星/ケートゥ期だとすれば、直後に太陽期に移行して、ラージャヨーガが発動した為に国家権力に守られて、木原誠二とその妻は、事件が不問にされたことを意味している。








太陽期に移行することによって、取りあえずは、マハダシャーレベルで、妻のカルマによって苦しめられる配置から逃れた訳である。


しかし、最近、太陽/ケートゥ期になって、週刊文春によって、過去の不審死事件が報道され、妻が夫の殺人に関与した疑いが浮上している。



これは、おそらく、木原誠二の3室支配の土星が牡羊座で減衰しており、そこに木星、土星がダブルトランジットしている為、メディアにより、奮闘が生じていると分かる。



水瓶座をトランジットする土星が、ケートゥにアスペクトして傷つけている。



月ラグナから見ると、7、8室支配の土星が10室で減衰しており、彼の違法風俗通いなどの性癖や妻や愛人との二重生活などを暴露され、妻の殺人関与疑惑などが奉じられたことで、キャリアが中断(8-10)の危険性が出て来ていることを意味している。




蟹座の月(プシュヤ)から見ると、土星は8室をトランジットして、アシュタマシャニを形成しており、アシュタマシャニの時期は、『妻や子供から無視され、意に反して非合法な行為を強いられ、多くの屈辱に直面する』とされ、それに近い状況が起こっているかもしれない。







岸田文雄は、木原誠二の言いなり状態であり、木原誠二が影の総理大臣と言われる理由



因みに岸田文雄は、アメリカの操り人形だと言われるが、まずは身近な最側近である木原誠二によって操られているのである。







岸田文雄は、獅子座ラグナだが、獅子座を岸田文雄のラグナだとすると、木原誠二のチャートは、10室でラグナロードの太陽が在住し、2、11室支配の水星がコンジャンクトしている。



木原誠二にとっての6室に在住する水星と太陽のラージャヨーガが、岸田文雄の10室太陽であり、総理大臣としての行政府の最高権力を表わしている。



しかし、木原誠二の手腕によって、その政策が成し遂げられており、6室に在住している凶星であることから、かなり強引に彼のやり方が、岸田政権に押し付けられていることが分かる。







この木原誠二は、女性にだらしなく、立身出世にしか興味がない、目先の利益だけ追う、自己中心的な人物であるだけに官僚上がりの政治家に特有な対米従属的な人物なのである。



何も考えておらず、対米従属的な実務をしっかりこなすということかもしれない。



また木原誠二は月が蟹座のプシュヤに在住しているが、岸田文雄のラグナロードの太陽は12室で、プシュヤに在住している。



岸田文雄の海外へのばら撒き政策など、主要な方針は、この木原誠二が取りまとめている可能性がある。




この木原誠二の太陽は、岸田政権そのものと言ってもよいが、火星と土星によって挟まれており、パーパカルタリヨーガを形成している。



従って、周囲にあまり好意的で、信頼できる人脈がいないようで、不親切な人々によって囲まれているように見える。





木原誠二の妻の境遇


7室をラグナとした場合にラグナロードで、4室支配の水星が12室に在住し、3室支配の太陽とコンジャンクトした上で、6、11室支配の火星や、8室支配の土星から挟まれ、パーパカルタリヨーガを形成している。



7室をラグナとした場合にラグナと12室が1-12の星座交換をしている。



つまり、ラグナロードの水星が12室で、凶星によって挟まれているのであり、おそらく、木原誠二の妻は、あたかも逮捕監禁(12室)されているかのように公の場に出て来れない状況を意味している。







あるいは、銀座など夜の世界を転々として働くしかない状況を意味している。



つまり、事件を起こしてから、銀座のホステスとして働いて、その後、木原誠二と出会って結婚生活に入るなどして、常に居場所は12室的な場所であり、引きこもり生活をしているのである。



おそらく、こうした過去の事件がぶり返されて、郁子氏は、日中、公の場を歩けなくなったものと思われる。



歩いたが最後、週刊誌の記者に写真を撮られてしまうからである。



それがどんな結果を生みだしたかは推測の域を出ないが、ラグナに在住する金星が6室支配の火星や8室支配の土星と絡んで、6-8の絡みを生みだしている配置は、郁子氏が、愛情問題に関して、暴力や支配服従の伴う尋常ではないカルマを抱えていることを表わしている。






今後の木原誠二について


現在、2018年10月からずっとマハダシャー太陽期が続いてきたが、この太陽期は、輝かしい政治的キャリアを築いた時期であった。



太陽が6室に在住していたり、土星や火星といった凶星から囲まれている為、批判を受けやすいが、それでも何とか、官房副長官としてのポストを守り続けて、仕事をやり切ってきたことは、射手座ラグナにとって最高のヨーガカラカを形成するこの強い太陽が表わしている。



しかし、2024年10月からマハダシャー月期に移行していく為、このタイミングで、輝かしい政治キャリアが終了すると思われる。







それはおそらく、内閣改造や総選挙といった形で生じ、そのタイミングで、木原誠二のポストが失われることを意味している。



そして、ここまでダメージを受けたからには、この後は、復活は無理かもしれず、閑職に追い込まれる可能性が考えられる。




月はプシュヤに在住しているが、支配星の土星は、やはり火星と共に金星を傷つけている為、今後も妻は、殺人の疑いをかけられ続けることを意味している。



月はナヴァムシャでは蠍座で減衰しており、あまり強くない為、ここで影の首相とまで呼ばれた彼の輝かしい政治キャリアは終焉するのである。







(その他の検証)


木原誠二は、東京大学法学部を卒業し、大蔵省に入省しているが、専門教育を表わす5室や5室の支配星が、11室(称号、高い評価)に在住するラグナロードで4室支配の木星からアスペクトされていることが、法律を学び、東大法学部に入ったことを意味する配置である。



9室支配の太陽が、7、10室支配の水星とコンジャンクトすることは射手座ラグナにとっての最高のヨーガカラカだが、6室に在住していることで批判を受けやすい。



批判が、不倫や二重生活、違法風俗店の常連といった女癖、素行の悪さ、妻の殺人に関与した疑いといった形で、配偶者や女性問題として、現れるのは、この10室支配の水星が、6、11室支配の金星と6-7の星座交換をしており、金星が土星、火星から激しく傷つけられている為である。



女性問題というのは、木原誠二の弱点である。



楽天の三木谷浩史氏と共にウクライナ女性たちを支援すると称した秘密の接待パーティーを開催した時にもガーシーこと東谷義和氏に暴露されて批判を受けたが、必ず女性問題、素行の悪さなどが原因で、批判されるのは、木原誠二のカルマということが出来る。






(参考資料)

「追及したいが…」木原誠二官房副長官・妻の前夫不審死事件をワイドショーが報じないワケ
2023/8/10 6:02 週刊女性

「正式な発表ではね、適正な捜査で証拠品を基にしたら、自殺だと。しかし、自殺だと認められる証拠品は存在しないんです。これは断言します。だから事件なんです」

7月28日、東京・文藝春秋本社で会見を開き、こう語ったのは元警視庁捜査1課の佐藤誠氏だ。

 過去5週にわたって『週刊文春』が木原誠二官房副長官の妻・A子さんの元夫・安田種雄さんが'06年に不審死した事件について報じている。佐藤氏は、この事件の捜査に携わっていた。

会見にメディアが殺到

『週刊文春』は、事件を巡ってA子さんが重要参考人として警察から任意の捜査を受けていたことを報じている。さらに、当時A子さんの取り調べを担当していた佐藤氏の証言も掲載したうえで、当時・自民党の情報調査局長だった木原氏が、その立場を利用して当局に圧力をかけて捜査を終了させた疑惑にまで言及している。

 会見には、新聞・テレビなどの主要メディアを中心に、約140人が参加。着席で45席の会場に、詰めかけていた記者が、入りきらないほどだった。

 それほど、多くの注目が集まる『週刊文春』のスクープではあるが、メディアの動きは鈍い。

 7月20日には、安田さんの遺族が捜査の再開を求めて会見を開いたが、これを報じたのは一部の新聞とWEBメディアだけ。それが佐藤氏の会見後、“疑惑”について主要な新聞・テレビも少しずつ報道を始めた。しかし、会見の内容や疑惑に対する政府コメントを報じるにとどまる。

 松野博一官房長官は、7月28日の会見で、一連の報道について木原氏から「私が捜査に圧力をかけたとのご指摘は事実無根」との説明を受けたことを明かした。

「裏からコソコソと…」

 しかし、自民党内部ではこんな声も上がっているよう。

「木原さんは取材を避けるため、裏からコソコソと官邸に出入りしているようだが、事実無根と言うなら表に立って説明するべき。そういった声は野党だけでなく、自民党内部でも上がっている。次の衆院選への影響も囁かれるが、テレビのワイドショーで取り上げられないため、国民の多くは“疑惑”を知らないのでは。そのため報道が沈静化すれば、影響はそう大きくないかもしれない。内閣改造で木原さんを外す話もあるが、どうか……」(自民党関係者)

 つまり、権力を恣意的に利用した“疑惑”を追及する声がやめば、適正な説明がされぬまま木原氏が権力の中枢に居座り続ける可能性がある。木原氏はすでに1か月、公の場に姿を現していない。

 これまで数々のスクープでテレビのワイドショーをにぎわせてきた“文春砲”だが、木原氏の疑惑についてはどこも取り上げない。どうしてか。民放報道記者に話を聞くと、

「殺人などの強行犯の事件は、警察の捜査情報を基に報じている。そのため警察が逮捕したというお墨付きの事実がなければ、大々的に扱えない。ウチも以前、この疑惑について警察幹部に取材をしたようだが“事件化はしない”と言われたそう。さらに今回、警察庁長官も“事件性はない”と言うなら、それ以上は踏み込めない。殺人も絡む疑惑だけに、ワイドショーでコメンテーターが誤ったことを話せば一大事。名誉毀損で済む話ではない」

 そしてこんなことを明かす。

「木原氏の妻が警察の捜査を受けていたことは、かなり前から記者の間で噂になっていた。文春も1年ほど前から水面下で動いていたようだ。報道に携わる立場として追及したい思いはあるが……」(同・民放報道記者)

 木原氏が公の場で説明する日は来るのか─。
参照元:「追及したいが…」木原誠二官房副長官・妻の前夫不審死事件をワイドショーが報じないワケ
2023/8/10 6:02 週刊女性
「ナイフに指紋がついちゃった」木原官房副長官・妻の”元夫怪死事件”警視庁元刑事が明かした”疑念”
2023/8/3 18:00 FRIDAY DIGITAL

「断言します。あれは事件なんです」

7月28日に行われた会見で事件を担当した元捜査一課刑事の佐藤誠氏はそう明言した。

文京区・大塚で発生した不審死事件が異例と言える展開を見せている。

一連の疑惑は’06年4月10日に安田種雄さん(享年28歳)が大塚の自宅で血まみれの状態で亡くなったことから端を発する。

「事件当時、種雄さんは玄関先で血まみれのまま倒れているのを発見されています。遺体は頭上から喉元にかけてナイフで刺したと見られ、当初は覚醒剤の乱用による自殺として処理されましたが、その後となる’18年、事件に疑問を抱いた捜査一課が事件の再捜査を開始。ところが同年12月、理由も釈然としないまま突如として捜査は縮小。遺族に対して報告もないまま現在に至っています」(全国紙社会部記者)

しかし、事件からおよそ17年という月日が経った今年7月、週刊文春が三度、不審死の疑惑を追及。当時の種雄さんの奥さんであり、現在は木原誠二官房副長官(53)の妻であるX子さんが事件の重要参考人として警視庁の事情聴取や家宅捜索を受けていたと報道し、埋もれていたはずの事件は再び白日の下へと引きずり出されることとなった。

「文春の一報を受け、種雄さんの遺族は7月17日付けで警視庁へ事件の再捜査を求める上申書を提出。一方、露木康浩警察庁長官は種雄さんの死について『適切に捜査、調査が行われた結果。証拠上、事件性が認められないと警視庁が明らかにしている』とコメント。警視庁としてはあくまでも種雄さんの死は自殺であるという見立てを崩していません」(同前)

’18年の再捜査の際、X子さんの取り調べに当たった人物こそ佐藤氏だった。

元担当刑事でありながら当時の捜査に対して実名で異議を申し立てる。類を見ない告発劇を決めた理由を佐藤氏はこう説明する。

「ちょうど警察庁長官の会見がありまして、この事件を『事件性がない』と言っているのでカチンときた。被害者に対して火に油を注ぐようなことを言っている。被害者が可哀そうだな、と。これは正義感とかそういう話ではないんです。『嘘を言っている』とカチンときただけの話です。最終的にはどうせやるなら全部を話すしか手がないんだろうなと思った。それがここにいる理由です」

会見で佐藤氏は種雄さんの死を自殺と結論付ける根拠がないと主張。警視庁の見解についてもこう反論した。

「(事件の)証拠品であるとか供述であるとかすべて私の所に集中するので、それをずっと吟味していました。正式な発表では『適正な捜査を元に自殺だった』と。結局、そんな証拠品は存在しないんです。断言します。あれは事件なんです。自殺と認定する証拠がない。これは『事件性あり』です。あれを見て『事件性なし』なんていう刑事はいないです」

さらに自殺に使われたナイフの柄に巻かれていたという両面テープの存在、X子さんが「ナイフに指紋がついちゃった」と話したという事件関係者の供述に違和感を持ったとも語る。

「X子さんの指紋がついたって家にあるものなんだから全然不思議ではないんです。それが種雄くんのナイフだったとしても触る可能性はある。それをわざわざ『指紋がついちゃった』。ちょっとおかしくないですか」

しかし、何よりも不可解だったのは唐突とも思える捜査の終了だった。

「(捜査の)終わり方が異常だった。普通の終わり方ではない。今まで殺し(殺人事件の捜査)は100件近くはやってますけど、こんな終わり方はない。この場合だと自殺か(犯人を)捕まえるかのどっちかしかない。もし灰色だったら終わらない。ただ終わり方がね、被害者に対してその説明が全くない。殺人事件は刑事が挨拶して始まります。最後の締めとして『こういう理由で終わります』と言わなければいけない。ただ終わり方が異常。自然消滅したような。要は被害者に対して締めがないわけです。警視庁が『自殺と適正な捜査で認定した』と言うのであればその時に言わなければいけない。それをやってないからこういうことになる。それを今さら言われたって納得するわけないじゃないですか」(佐藤氏)

事件の報道を受け、木原氏は『週刊文春の私と私の家族に関連した記事は事実無根』と反論。7月28日には代理人弁護士が「深刻な人権侵害が生じている」として日弁連に人権救済を申し立てている。8月1日には、立憲民主党の公開質問状に対して「文春を刑事告訴した」と回答していたことも明らかになった。

余波はそれだけにとどまらない。佐藤氏の会見を受け、警視庁の国府田剛捜査1課長は「証拠上、事件性は認められず死因は自殺と考えて矛盾はないと確認した」と改めて強調。

職務上知り得た秘密を話す地方公務員法違反に抵触する可能性について会見で問われた佐藤氏はこう言葉を返した。

「ここまで来たら(気持ちは)変わらないです。しょうがない。(地方公務員法に)触れることは分かってました。でもここはいくしかない。突っ込むしか」

遺族、そして元担当刑事までもが声を挙げた不審死事件。事件から17年、かたく閉ざされた扉が少しずつ開こうとしている―。
参照元:「ナイフに指紋がついちゃった」木原官房副長官・妻の”元夫怪死事件”警視庁元刑事が明かした”疑念”
2023/8/3 18:00 FRIDAY DIGITAL
「オレはエッチをガマンできない」木原誠二官房副長官は違法風俗の常連だった!
2023/08/09 「週刊文春」編集部 (週刊文春 2023年8月17日・24日号)

 妻X子さんの元夫の“怪死事件”の再捜査をめぐり、捜査への関与が取り沙汰されている木原誠二官房副長官(53)。その木原氏が人妻専門デリヘルから風俗嬢を自宅に頻繁に呼び寄せ、違法な本番行為に及んでいたことが、「週刊文春」の取材で分かった。

複数のデリヘル嬢が「接客したことがある」と認める

 木原氏が利用していたのは、所沢に店を構える人妻専門デリヘル「W」。木原氏と「W」との接点が浮上したのは、X子さんも重要参考人として取り調べを受けた、元夫の不審死の再捜査の最中のことだった。2018年10月下旬にX子さんの取り調べが中止になった後、木原夫婦の行動確認を続けていた捜査員たちが、木原氏の自宅マンションに出入りする一台の不審車両に気付いたのだ。

「部屋に木原氏しかいないときに限って車が現れ、40、50代の女性を降ろしていく。一夜明けると、また別の女性が訪れることもあった。『これはおかしい』ということでナンバー照会をかけたのです」(捜査関係者)

 捜査員が所有者の関係先として判明した連絡先に電話をかけると、電話口の男性はこう告げた。

「うちはデリヘル業者なんですよ。これって取り締まりなんですか?」

「週刊文春」が取材を進めると、木原氏は「ナカキタ」という偽名を名乗っていたことが判明。「W」の関係者が語る「ナカキタ」の2カ所の自宅情報は、木原氏の自宅に関する情報と合致していた。さらに、文春記者が木原氏の写真を見せたところ、複数のデリヘル嬢が「接客したことがある」と認めたのだ。

利用していたデリヘルは本番行為が横行する違法店

 木原氏のこうした振る舞いは、ただの“風俗通い”ではない。地元風俗スカウトマンが打ち明ける。

「『W』は、いわゆる“基盤店”として有名なんです。“基盤”とはお客さんと本番行為を行うことを表す言葉で“基盤店”とは、そういう子が揃っている店のこと。僕たちは女の子が『W』の面接を受ける際には『そういう店です』と伝えています」

 風俗業界に詳しい若林翔弁護士が解説する。

「店側が売春相手として女性を紹介した場合、売春防止法第6条の周旋禁止に抵触する可能性があります。その店が本番行為の禁止という規約を掲げていたとしても『それが実際に機能しているのか』という実態の部分が争点になる。本番行為が横行しているなら違法と言えるでしょう」

 実際、18年には「W」の系列店が摘発されている。茨城県警が売春防止法違反(周旋)の疑いで、同店の従業員らを逮捕しているのだ。

「俺はエッチを我慢できないからさぁ」

 違法店の常連だった木原氏。さらに、木原氏自身も違法であるはずの“本番行為”に及んでいたというのだ。現役デリヘル嬢のF子さんは、新型コロナが流行中だった2021年夏に木原氏を接客した時のことを鮮明に記憶していた。

 21年夏は、7月には東京都に4回目の緊急事態宣言が発令されるなど、列島がコロナの「第5波」に見舞われていた時期。だが、木原氏はこう言い放ったという。

「世の中、コロナ下なんだけど、俺はエッチを我慢できないからさぁ」

 そして木原氏は慣れた様子で、違法な本番行為を要求した――。

 8月9日(水)12時配信の「週刊文春 電子版」および8月10日(木)発売の「週刊文春」では、F子さんをはじめとするデリヘル嬢たちの証言や、木原氏が副長官に就任してから利用していたラブホテル、木原氏がデリヘル通いを止めたきっかけなどについて、4ページにわたって詳報している。
参照元:「オレはエッチをガマンできない」木原誠二官房副長官は違法風俗の常連だった!
2023/08/09 「週刊文春」編集部 (週刊文春 2023年8月17日・24日号)
「スイッチバックみたいにして、血が」木原事件 警視庁担当係長が遺族に語った“自殺の根拠”驚きの中身
2023/8/23 7:12 文春オンライン (「週刊文春」編集部/週刊文春 2023年8月31日号)

〈「オレはエッチをガマンできない」木原誠二官房副長官は違法風俗の常連だった!〉 から続く

木原誠二官房副長官(53)の妻X子さんの元夫“怪死”事件に新たな展開があった。8月9日、亡くなった安田種雄さん(享年28)の遺族が、警視庁の担当者に呼び出されたのだ。遺族は7月17日付で、再捜査を求める上申書を提出。この日は2度目の面談だった。

「自殺と考えて矛盾はない」不可解な説明を繰り返すW係長

 世田谷署の一室で種雄さんの父、2人の姉と向き合ったのは、捜査一課特命捜査第一係長のW警部。だが、そこで語られたのは、驚くべき説明の数々だった。

「捜査の結果、部屋の状況やご遺体の状況から、争ったような跡は認められなかったんですね。自殺と考えて矛盾はありません」

 淀みなく語るW係長。警察側は、7月13日に露木康浩警察庁長官が事件について「証拠上、事件性が認められない」とコメントして以来、その姿勢を崩そうとしない。W係長の説明も、そのコメントに平仄を合わせるような“模範解答”だった。

 だが――。「自殺と考えて矛盾はない」とする根拠の詳細を遺族が尋ねると、W係長は不可解な説明を繰り返したのだ。

面談の席での釈明に首を傾げる遺族

 その一例が、廊下に残された血痕についてだ。「 週刊文春 」8月10日号では、“事件性アリ”の決定的証拠である捜査メモの内容を報じている。作成者は2018年春から一連の再捜査を指揮していた、捜査一課殺人犯捜査第一係(サツイチ)の当時の係長だ。着目したのは、廊下に滴り落ちた複数の血痕だった。

〈廊下の血痕は、凶器から滴下したもの。(中略)こうした犯行現場の状況から何者かが凶器を持ち出し、一度部屋を出たことが推察される〉

 現場となった種雄さんの自宅の廊下に血痕が残されており、これが殺人事件であることの裏付ける重要な証拠だったのだ。この報道を読んだ遺族は、2度目の面談の前に、事前にこの点についても質問。これに対し、面談の席でW係長が用意してきたのは、A4用紙2枚にプリントされた写真だった。

 1枚目は遺体の搬送前、2枚目は遺体の搬送後のものだという。搬送後とされる写真に写された和室の戸の桟付近には、直径1センチ程度の血液痕が2つ落ちていた。これについて、W係長はこう釈明したのだ。

「遺体を部屋から出して階段を降りるとき、スイッチバックみたいにしないと出せないと思うんです。搬送の際に廊下に血液が付いたと考えて間違いない」

 だが、「搬送前」とされる写真に同じ場所が写されたものはなく、搬送の際に血液が落ちたことを裏付ける証拠はなかった。遺族はただ首を傾げるほかなかったという。

「血が滴ることは絶対ない」

 再捜査に携わった佐藤誠元警部補も語る。

「俺は約1500体の遺体を扱ってきたけど、必ずグレーのチャック付きの遺体収納袋に詰めるので血が滴ることは絶対ないだろ」

 8月22日(火)12時配信の「 週刊文春 電子版 」および8月23日(水)発売の「週刊文春」では、W係長が語った不可解な説明に加え、佐藤氏の実名告発の対応を協議した警視庁幹部の「三者会談」のお粗末すぎる顛末、岸田文雄首相の訪米に同行した木原氏の近況、9月中旬とされる内閣改造での木原氏の去就などについて詳報している。
参照元:「スイッチバックみたいにして、血が」木原事件 警視庁担当係長が遺族に語った“自殺の根拠”驚きの中身
2023/8/23 7:12 文春オンライン (「週刊文春」編集部/週刊文春 2023年8月31日号)
「誰が種雄さんの遺体を動かしたのか…」“木原事件”ベテラン捜査員の“捜査メモ”を独占入手!「自殺とはどうしたって考えられない」
2023/08/02 「週刊文春」編集部 (週刊文春 2023年8月10日)

2018年に再捜査が行われた、木原誠二官房副長官の妻X子さんの元夫・安田種雄さん(享年28)の“怪死”事件。X子さんの取り調べを担当した警視庁捜査一課の佐藤誠警部補(当時)が7月28日に記者会見を行うなど、新たな展開を見せている。

佐藤氏の証言を裏付ける重要証拠を入手

 佐藤氏は種雄さんの不審死について「自殺とする証拠品は存在しない。断言しますけど、事件性はある」と発言。一方で、この日行われた警視庁の國府田剛捜査一課長による定例レクで、國府田氏は「事件性は認められない。自殺と考えて矛盾はない」と述べるなど、警視庁の公式見解と現場の元捜査員の主張が真っ向から対立する異例の事態となっている。

 そんな中、「週刊文春」は、佐藤氏の証言を裏付ける重要証拠を入手した。それが、再捜査の最中だった2018年12月、佐藤氏とともに捜査にあたったベテラン捜査員が事件について分析した捜査メモだ。

 メモにはX子さんや、彼女と親密な関係にあったY氏の名前を交え、こう記されている。

〈ポイントとなるのは、種雄の体位変換。種雄の父やYが体位変換を行っていないとすると、X子の行為とすることが自然である。それを解く鍵は、体位変換による流動血の移動だ〉

自殺とは考えられない、遺体のズレと現場に残された血痕

 ここから読み取れるのは、血痕などから、何者かが種雄さんの遺体を動かした形跡があるということ。ベテラン捜査員はメモの中で「誰が遺体を動かしたのか」を考察しているのだ。メモはこう続く。

〈廊下の血痕は、凶器から滴下したもの。さらに、室内の黒色マット上と階段には血液の足跡が付着している。こうした犯行現場の状況から何者かが凶器を持ち出し、一度部屋を出たことが推察される〉

 このメモからは、凶器のナイフから滴り落ちたとみられる血が廊下に残されていたことが分かる。さらに、室内のマットや階段に残された血液の足跡。ある捜査員は絶対匿名を条件に解説する。

「遺体のズレや現場に残された血痕を分析すれば、やはり自殺とはどうしたって考えられないのです」

 さらに捜査メモには、遺体を動かした人物について、ベテラン捜査員の考察結果が記されていた――。

 8月2日(水)12時配信の「週刊文春 電子版」および8月3日(木)発売の「週刊文春」では、捜査メモの詳細に加え、佐藤氏が種雄さんの遺族と対面して語ったことや、木原氏の“捜査介入”を示唆する映像記録の行方、木原氏が辞任しない理由などについて、6ページにわたって詳報している。
参照元:「誰が種雄さんの遺体を動かしたのか…」“木原事件”ベテラン捜査員の“捜査メモ”を独占入手!「自殺とはどうしたって考えられない」
2023/08/02 「週刊文春」編集部 (週刊文春 2023年8月10日)
「綺麗に置かれたナイフ」「誰かが遺体を動かした?」木原誠二官房副長官妻の前夫“怪死”事件 被害者の父が明かした「現場の不審点」《遺族が再捜査を求める上申書を提出》
2023/07/19 「週刊文春」編集部 (週刊文春 2023年7月27日号)

 小誌が2週にわたって報じてきた、木原誠二官房副長官(53)の妻X子さんの元夫の“怪死”事件。今回、元夫の遺族が警察に再捜査を求める上申書を提出したことが、「週刊文春」の取材で分かった。

種雄さんの死には不審な点が多数

 2006年に亡くなったのは、安田種雄さん(享年28)。ナイフを頭上から喉元に刺したとみられ、死因は失血死だった。

 当時は自殺の可能性が高い不審死として処理されたが、12年後の2018年、大塚署の女性刑事がナイフの血の付き方に違和感を覚えたことをきっかけに、再捜査が始まる。真相究明への期待に胸を膨らませた遺族だったが、1年足らずで突如、捜査態勢が縮小。それ以降、遺族への警察からの連絡は途絶えたままだ。

 だが、遺体の第一発見者である種雄さんの父によれば、種雄さんの死には多くの不審な点があるという。

遺体の位置についても疑問が

「変わり果てた姿の種雄を発見したとき、右太腿から20~30センチ離れた場所に細長いナイフが置かれていました。みずからナイフを喉に突き刺すことも難しいのに、ましてや綺麗にナイフを置いてから死ぬ奴がいるのでしょうか」

 さらに、遺体の位置についても疑問があるという。

「私が部屋に入ったとき、種雄の頭は寝室に繋がるドアのあたりにありました。しかし、後に刑事さんが描いた現場の見取り図は、頭の位置が左右にズレて、倒れている位置すら変わっていたのです。私が去った後、何者かが遺体を動かしたのでしょうか」(同前)

「種雄の死の真相が知りたい」涙ながらに語る遺族

 他にも数々の疑問点があることから、種雄さんの両親と2人の姉は、警察に直接、再捜査を訴えることを決意。警視庁大塚署長に宛てて、7月17日付の上申書を提出した。そこには、遺族の切実な思いが次のように綴られている。

〈自分が死んだのなら諦めもつきます。でも、亡くなったのは大切な息子なのです。いまでも、ひょんなことから『あいつが生きていたら45歳だなあ』と考えてしまう〉

〈私たちは種雄の死の真相を知るため、捜査を続行していただきますことを、心から望んでおります〉

 涙ながらに「種雄の死の真相が知りたい」と語る遺族。種雄さんの父は近々、上申書を提出した旨を報告する記者会見を予定しているという。

 7月19日(水)12時配信の「週刊文春 電子版」および20日(木)発売の「週刊文春」では、上申書の内容や遺族が語る「現場に残された謎」に加え、種雄さんとX子さんの出会いや結婚生活、木原氏が番記者との懇談会を中止した経緯とその理由、警察幹部が事件について語った内容などについて、4ページにわたって詳報している。
参照元:「綺麗に置かれたナイフ」「誰かが遺体を動かした?」木原誠二官房副長官妻の前夫“怪死”事件 被害者の父が明かした「現場の不審点」《遺族が再捜査を求める上申書を提出》
2023/07/19 「週刊文春」編集部 (週刊文春 2023年7月27日号)
《会見速報》木原誠二副長官妻の元夫“怪死事件”をめぐり遺族が記者会見 「テレビや新聞で広く報じてほしい」と涙の訴え
2023/07/20 「週刊文春」編集部 (2023年7月27日号)

木原誠二官房副長官(53)の妻X子さんの元夫・安田種雄さん(享年28)が2006年4月に文京区大塚の自宅で不審死した事件をめぐり、7月20日、種雄さんの遺族が東京高等裁判所内の司法記者クラブで会見を開いた。これに先立つ7月17日付で遺族は管轄の警視庁大塚警察署長に宛てて、捜査再開を求める上申書を提出していた。

 種雄さんはX子さんと婚姻中の2006年4月10日未明、自宅で倒れているのが父親によって発見された。種雄さんは頭上から喉元をナイフで刺されたとみられ、肺にまで傷が達していた。大塚警察署は当初、覚せい剤の乱用による自殺と見立てていたが、12年が経った2018年4月に同署の刑事によって事件が掘り起こされ、再捜査が行われていた。

 しかし、同年12月、警視庁捜査一課の刑事らが種雄さんの遺族に突如、捜査態勢の縮小を通告。実質的に再捜査は終了した。

「私は息子を信じています」父親が語る“不審点”

 今回の会見には種雄さんの父親と姉2人が登壇。新聞・テレビなど主要メディアやフリーランスのジャーナリストなど40名を超える報道陣が参加した。

 冒頭、父親が「種雄の死の真相はいまだに解明されていません。私は、ただ真実が知りたいのです」とした上で、「やんちゃな子でしたが家族想いで、約束は必ず守り、人情に厚く、弱いものいじめだけはしなかった」と涙ながらに愛する息子への想いなどを語った。その上で、自殺の可能性が高い不審死とされたことについて、こう疑問を呈した。

「種雄の傷は喉元から肺にまで達していました。自分をそんな風に刺したうえで、足元にナイフをきちんと置いてから絶命するなどということが果たしてあり得るのでしょうか」

 さらに肉親としての苦しい心情も明かした。

「このまま種雄は犬死になって終わってしまうのか。私はずっと息子を信じています。種雄が亡くなった時もまともに捜査されず闇に葬られ、諦めて生きてきました。それが12年後に再捜査していただけると連絡があった時には心から喜びました。無念を晴らしてやると息子に誓いました。しかし捜査が始まり1年も経たないで捜査の縮小が告げられ、捜査1課の捜査班は解散となり、大塚警察署へと管轄がうつってしまいました」

「テレビ局や新聞社の皆さまには…」報道陣に呼びかけたこと

 その上で、集まった報道陣に向かってこう呼びかけたのだった。

「今月17日付で、大塚警察署長に宛てて再捜査を希望する上申書を提出しました。熱い思いで捜査に当たってくれた方々にもう一度仕事をさせてください。再捜査をお願いします。また、テレビ局や新聞社の皆さまには、この事件に関心を持っていただき、広く報じていただきますよう、心よりお願い申し上げます」

 種雄さんが亡くなった当時、一体何があったのか。そして捜査は今後どうなるのか――。現在発売中の「週刊文春」並びに配信中の「週刊文春 電子版」では、遺族が提出した上申書の内容や、種雄さんの「死亡現場に残された謎」、警察幹部が事件について語った内容などについて詳報している。
参照元:《会見速報》木原誠二副長官妻の元夫“怪死事件”をめぐり遺族が記者会見 「テレビや新聞で広く報じてほしい」と涙の訴え
2023/07/20 「週刊文春」編集部 (2023年7月27日号)
岸田首相最側近・木原誠二内閣官房副長官(53) シングルマザー愛人との“ディズニーデート”写真
2023/06/14 「週刊文春」編集部 (週刊文春 2023年6月22日号)

 内閣官房副長官として岸田政権を支える木原誠二衆院議員(53)が親密な女性A子さんの自宅をしばしば訪れて宿泊し、翌朝、A子さんの運転する車で首相官邸に出勤するなど不倫関係にあることが「週刊文春」の取材でわかった。

A子さんとその娘の“家族”3人で東京ディズニーランドへ

 今年3月のある日。木原氏は黒いコートに黒パンツ、黒縁の眼鏡に紺色のマスクのいでたちで、東京ディズニーランドを訪れていた。A子さんとその娘、B子ちゃんと連れだって歩き、ディズニーランドホテルの広場では記念撮影するなど家族サービスに励んでいる。翌日も、朝からレストランで3人そろって朝食をとり、今度はディズニーランドではなくディズニーシーへ。“家族”3人で仲睦まじく週末を過ごしたのだった。

 木原氏と言えば、岸田文雄首相の最側近で、「岸田官邸は木原氏を中心に回っているといっても過言ではない」(政治部デスク)と言われる超多忙な人物だが、その生活の舞台裏を木原家の関係者が明かす。

「シングルマザーのA子さんは(木原氏の)本妻と同様、銀座の元ホステスです。木原氏はA子さん母娘の自宅である都内の高級マンションをしばしば訪れ、二重生活を送っているのです。B子ちゃんは木原氏と顔もそっくりで名前も付けてあげたとか。お正月にはお年玉をあげたり、大層可愛がっている。本妻も両親もB子ちゃんの存在を知っています」

 すでに本妻にも知られているゆえか、木原氏が早朝、A子さん宅から彼女の運転するベンツで出て、官邸に出勤する姿を「週刊文春」取材班はしばしば目撃している。例えば、3月10日もA子さんの自宅から午前7時過ぎに出ると、彼女の運転するベンツで官邸に出勤。6月2日も大雨の中、同様にA子さんのベンツで出勤している。

木原氏は「なんら不適切なことはありません」

 こうした愛人疑惑や二重生活について、木原氏は何と答えるのか。木原氏に尋ねると、ディズニーについては、「仲間とみんなで行きました。私は泊まってない。(翌朝ディズニーに)戻りました。ただ、園に着いたくらいで仕事が急に入っちゃったので、1時間くらいですぐ戻りました」とし、B子ちゃんと親子関係も否定。改めて、木原事務所に質問状を送ると、代理人弁護士から文書で、概ね次のような回答があった。

「(A子さんが)気分が優れないような日には、親しい友人たちが複数で集まっています。木原氏も友人として、多忙ゆえなかなか時間が取れませんが、ときに集まりに参加することもある。しかしA子さんのお宅を訪問後、いったん家に戻る、あるいは近所の木原氏の友人宅に泊まり、再び早朝様子を見にいくといったことはあれども、A子さん宅に宿泊したことはありません。(ディズニーデートの日も)友人といったん帰宅し、翌日また皆で合流しています。(自宅訪問やディズニーは)都度妻の了承を得てのことであって、なんら不適切なことはありません。(A子さんとの交際やB子ちゃんの名づけは)事実ではありません」

 だが、「週刊文春」の取材では、木原官房副長官とA子さんの関係は、単なる「友人」にとどまらない深いものだった。シングルマザーのA子さんが送るセレブ生活の謎。そして、医療費や税金を巡る疑惑……。 6月14日(水)12時配信の「週刊文春 電子版」および15日(木)発売の「週刊文春」では、岸田首相の最側近として、官邸を牛耳る木原氏の驚くべき生活をグラビア、特集、計7ページにわたって詳しく報じている。
参照元:岸田首相最側近・木原誠二内閣官房副長官(53) シングルマザー愛人との“ディズニーデート”写真
2023/06/14 「週刊文春」編集部 (週刊文春 2023年6月22日号)
「胎児認知しとけばよかった」木原誠二官房副長官の"隠し子"巡る説明に虚偽の疑い 愛人の告白音声入手
2023/06/21 「週刊文春」編集部 (週刊文春 2023年6月29日号)

 岸田政権の中枢を担う木原誠二官房副長官(53)。6月15日発売の「週刊文春」では、木原氏が、妻子とは別の40代女性のA子さん、その娘のB子ちゃんと一緒に、今年3月、ディズニーランドで仲睦まじく過ごす様子を写真と共に報じた。木原氏はA子さんとの愛人関係や、B子ちゃんとの血縁関係を否定。あくまでも友人の1人であり、「(自宅訪問やディズニーデートは)都度妻の了承を得てのことであって、なんら不適切なことはありません」などと答えていた。

A子さんと知人との間で交された会話の音声を入手

 政治部記者が語る。

「文春が発売された15日は、ちょうど解散するかどうかの最終局面でした。結局、15日夕刻に岸田首相が解散は考えていないと言明するに至りましたが、この決断も最後は岸田首相と木原氏が相談して決めたと言われています」

 そんな政権中枢の重要人物にまつわる愛人・隠し子疑惑。「週刊文春」取材班は今回、新たにA子さんと彼女の知人との間で交された会話の音声を入手した。この知人はA子さんから木原氏との関係を打ち明けられ、A子さんは時折「木原さん」と名前を出して、率直に心境を語っている。そこには、木原氏のこれまでの説明と矛盾する証言が含まれていた。

妊娠中に認知を拒否されたと語るA子さん

 たとえば、この知人が「なぜ(木原氏は子どもを)認知しないのですか?」と聞くと、

「まあ、自分の出世の為なんじゃないですか。でもよく考えると私(=A子)が全部正しかったって今頃になって(木原氏は)言ってますけどね。例えば出生認知も胎児認知っていうのがあるんですよね。お腹にいる間に認知すると戸籍に載らないんですよ(編集部注・実際は記載される)。胎児認知をとりあえずしてって、そこからまず始まってて、それを(木原氏は)拒否して。それも後から胎児認知しとけばよかったっていう話だし。絶対いつかこうなる……バレるから、早く離婚1回して(B子を)籍に入れておいた方がいいよって言ってたんですよ」

 妊娠中に認知を拒否されたと語るA子さん。知人が「別の彼氏候補もいたんじゃないですか? 身を引けば良かったじゃないですか」と言うと、A子さんは自虐的にこう語る。

「でもその時私、結婚っていうのはそんなに考えてなくて。子どもができて『あー、やっぱ最初に籍入れておけばよかった』って。なんか『1回籍入れよう』ってなった時があったんですよ。私、変なところで真面目で『ちゃんと(本妻となる女性と)きっちりお別れしてから入れましょう』みたいなことを言っちゃったんです」

木原氏の代理人弁護士は「事実ではありません」と回答

 さらにA子さんは、木原氏との切実な対話を明かした。

「私もさっき言ったんですよ。『往生際悪いね。もうさあ、認めればいいじゃん』って言った。そこまでは嘘をつき通したけど、(今後も報道が)出るんだったらさ、『認めて(議員を)辞めたら』って」  木原氏に書面で尋ねると、代理人弁護士は書面でこう回答した。

「(A子さんに入籍や認知を求められたことは)事実ではありません」

 A子さんの代理人弁護士からも書面が届いた。そこには「木原氏は娘の父親ではありません。木原氏に入籍や認知を求めた事実もありません」などと記されていた。

 ただ、前述の音声は、木原氏のこれまでの説明と明らかに矛盾している。木原氏が岸田首相に事実と異なる説明をしていた疑いが浮上したことで、官邸内でも木原氏に対して対応を求める声が出ている。

6月21日(水)12時配信の「週刊文春 電子版」ではA子さんの告白音声を聞くことができる。また22日(木)発売の「週刊文春」ではA子さんの告白音声の全貌、直撃した際の木原氏との一問一答、木原氏の実母が周囲に洩らしていた言葉などを含め、4ページにわたって詳しく報じている。
参照元:「胎児認知しとけばよかった」木原誠二官房副長官の"隠し子"巡る説明に虚偽の疑い 愛人の告白音声入手
2023/06/21 「週刊文春」編集部 (週刊文春 2023年6月29日号)

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