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ウォーレン・バフェットの日本株爆買いについて

2023 5/29


最近、ウォーレンバフェットが、日本株への積極的な投資を打ち出している。


戦後、焼け野原から偉大な復興を成し遂げたことを引き合いに出し、日本の復活に期待して日本株を買いまくっている。


また海外勢が日本株を爆買いしている。


円安ということもあって、日本株は大バーゲンセールであるから、その観点だけでも日本株は割安になっており、ウォーレン・バフェットは長期投資の為、その観点は、正しいと思われる。





日本の建国図を見ても、今はケートゥ期で、ナヴァムシャなどを見ても、ケートゥは12室で減衰し、6室で減衰する2室支配の月と相互アスペクトし、8室支配の土星とコンジャクトしていることが、日本の経済的凋落を物語っている。


しかし、今、日本は大底であり、最安値であるから、長期投資家が、投資するには今が絶好の買い時ということになるのである。


やがて、7年後に金星期が来た時に金星は出生図でもナヴァムシャでも高揚し、ナヴァムシャでは5-11のダナヨーガを10室で、形成しているため、やはり、経済的に浮上してくると思われる。


出生図でもナヴァムシャでも魚座で高揚する金星である為、サービス業や観光業、農業などでの上昇かもしれないが、経済的に今よりも良くなり、潤ってくると思われる。


その時が、収穫の時である。


4室で高揚する金星は、自然環境に恵まれた日本の国土にもっと価値が出て来るということである。


今、日本は地方の不動産なども少子高齢化、跡取りの不足などにより、ただ同然の値段で、売り買いされている。


無料でもいいので引き取ってくださいといった物件も多かった。


所謂、空き家問題というのが、深刻な問題となっていた。


しかし、その日本の所有権付の中古一戸建てに価値を見出して、それらを買っている外国勢もいるようなのである。


特に熊本県には、台湾のTSMCが進出してくる為、中古不動産価格が、非常に値上がりして、ほとんど内覧もせずに即決で買われることも多いという。


兼ねてから、中国人が、北海道などの土地を買いまくっているという話はあったが、それとはまた違う動きとして、日本の不動産が注目されているようなのである。


つまり、日本は非常に質が高いにも関わらず、安くなっている為、外国人にとっては、不動産に限らず、何でもが、宝の山のように見えるらしいのである。


先日の「輝かしい日本 -中身はボロボロ-」の内容にも通じるが、日本人気ということでもあるのではないかと思われる。






投資の天才ウォーレン・バフェットのチャートを見ると、バフェットは、2021年9月から木星期に移行している。



木星は、ラグナロードで4室支配で、5室支配の火星と共に双子座の7室に在住して、1-5、4-5のラージャヨーガを形成し、2室支配の土星との相互アスペクトで、1-2のダナヨーガも形成している。


月ラグナから見ると、典型的な投資家の配置である2、5室支配の木星がラグナロードの火星と共に8室(不労所得、株式による配当利益等)で、1-2、1-5のダナヨーガを形成している。



双子座はウォール街を象徴する星座であり、資本主義や株式市場を表している。



バフェットのチャートは、株式市場から最大の利益を引き出せる成功する投資家の典型的なチャートである。



バフェットは、現在、木星/木星期で、これから本格的に木星期に入っていくが、バフェットの木星は非常に素晴らしいヨーガを形成している。



ナヴァムシャでは9室支配でラグナに在住し、ラグナロードで9室に在住する火星と、1-9の星座交換をしており、ダシャムシャでは、木星はラグナで、ハンサヨーガを形成し、9室支配の太陽とコンジャンクションして、1-4、1-9、4-9のラージャヨーガを形成している。



これはバフェットの仕事が大成功することを意味している。



従って、最近の日本株への投資判断は、正しいのである。



投資の天才ウォーレン・バレットが行なうのだから間違いないのであり、チャートもそれを示している。



バフェットは高齢であり、木星はマラカの7室に在住し、12室支配の火星やマラカの2室支配の土星と絡んでいる為、木星期には健康問題や、また寿命が訪れる可能性もあるが、しかし、それでもバフェットの資本は、死後もお金を稼ぎ続け、そのことは死後のダシャーにも反映されると考えられる。







トランジットを見ると、現在、投資の5室に木星がトランジットし、ラーフもトランジットし、土星が水瓶座からアスペクトして、ダブルトランジットしている。



因みに5室は、子供を育てるかのように企業の事業活動に資金を投入して、育てていく活動であり、長期投資を意味している。



FXのようなゼロサムゲームとは異なっている。



この5室にダブルトランジットして、ダシャーロードの木星が5室支配の火星とラージャヨーガを形成する、この今のタイミングにおいて、日本投資に力を入れるというのは、日本がこれから上昇することを意味している。



しかし、それは日本が、今、経済的に凋落して、大底の安い国になっており、投資家としての旨味があることを意味している。




投資家は、常に東南アジアやアフリカなど、まだこれから成長する見込みのある国を探して、そこに投資する。



成長しきった社会には旨味はないからである。




ウォーレン・バフェットが、日本株に投資するというのは、「日本は素晴らしい国」として、日本の潜在的な可能性をリスペクトするからだと思われるが、日本は、質が高いサービスや技術を持つ国であるにも関わらず、割安で、お買い得だという冷徹な判断、損益計算が働いているのは間違いないのである。



日本が、7年後に上昇した時、その果実を収穫するのは、海外の投資家である。




最近、外国人が日本でよく目につくが、羽振りがよさそうで、タクシーに並んでいる外国人を見て、彼らは、日本人が、昔、インドやタイなどで、リキシャ―にでも乗るような感覚で、タクシーを利用して、快適に過ごしているのではないかと思われた。



彼らが安い安いといって日本に押し寄せてくるのは、屈辱的であり、全くありがたい感じはないのだが、訪れる外国人たちから何とか外貨を稼がなければどうしようもない。



そのような発展途上国のようなマインドにならざるを得ないのが、今の日本なのである。




しかし、メディアの報道などを見ると、日本に訪れる外国人たちを非常に好意的に取り上げる報道が多い。




そもそもグローバリゼーションによって、経済戦争によって、日本はこのような目に遭ったのではないかと思われ、戦後は、日本が経済的に躍進したが、戦争に敗戦したことにより、収奪の仕組みを埋め込まれ、政治力や軍事力によって、その経済的な躍進によって得られた富は、再び、収奪されたのである。




日本の敗戦は続いている。





(参考資料)

日本投資の「逆張り」で大勝したバフェット、追加投資に勝算は
2023.05.29 Forbes (William Pesek | Contributor)

今から3年近く前、ウォーレン・バフェットは、ある国に多額の資金を注ぎ込み、投資の世界をざわつかせた。それは、彼が選んだ投資先が、よりによって日本だったからだ。

アジア第2の規模を持つ日本経済だが、当時は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大によって追い詰められていた。しかも、硬直化した経済を改革する試みも、ここ25年間にわたって気休め程度のものにとどまっていた。ゆえにこの2020年8月の時点で、日本は、投資の達人たちの「要投資先リスト」に入るような状況とはとても言えなかった。

さらに興味深いことに、バフェットの投資先は、巨大な成長可能性を持つ新興企業や、斬新な技術を持つ再生可能エネルギー企業ではなかった。バフェットが代表を務めるBerkshire Hathaway(バークシャー・ハサウェイ)は「オールド・ジャパン(伝統的な日本企業)」である伊藤忠商事、丸紅、三菱商事、三井物産、住友商事という大手商社5社に賭けたのだ。

当時焦点となったのは、果たしてバフェットの逆張りは実を結ぶのかという点だった。そして今や、バフェットがこの賭けに勝ったことは周知の事実だ。しかも大勝ちしたのだ。

直近の決算発表シーズンを見ると、バフェットが投資先に選んだ5社は、どこも屈指の好パフォーマンスをたたき出している。バフェットが投資を開始して以来、5社の株価は80~230%上昇し、バークシャー・ハサウェイが好む投資先であるApple(アップル)やCoca-Cola(コカコーラ)を伸び率で上回った。

そして今「オマハの賢人」の名でも知られるバフェットは、日本株投資の範囲を広げるという意図を公にしている。4月には、投資先を見定めるために日本を訪れた。だが、どのセクターや企業を候補に考えているのかについて、バフェットは明言しなかった。

ただし、筆者の目は、これは問いの設定そのものが誤っているように見える。問いかけるべきは、次にバフェットがどの銘柄を買うかではない。バフェットの莫大な資産を自国に引っ張ってくるために、そして、彼と同じような投資家が、株価が割安な企業に資金を投じようとして東京や大阪に足繁く通うようにするために、日本政府が何をしているのかという点だ。

残念ながら、政府からのそうした働きかけはほとんど見られないと言っていい。岸田首相と与党自民党は、就任してからの約1年半、大規模な経済改革に関して実質的な成果を何も上げていない。より広く成長の果実を分配する「新しい資本主義」についての話はしばしば聞くものの、ほとんど行動に移されていない。

岸田首相の前任である菅義偉が首相を務めた1年間も、改革に関しては空白の時期だった。そして残念なことだが、故人となった安倍晋三が首相の座にあった2012年から2020年にかけての8年近い期間についても、同じことが当てはまる。

確かに安倍首相は、容易に達成できる目標に関してはいくつか成果を挙げている。コーポレートガバナンスの多少の強化などは、その一例だ。だが、大半の課題については、施策があまりに曖昧かつ当事者の自主的な努力に依存するものばかりで、経済を好転させるには至らなかった。株主の発言権を多少増す措置についても、日本政府が20年早く実現して然るべきものだった。

そして今、岸田首相は、改革の機運を再燃させる絶好の機会を目にしている。岸田首相率いるチームは、日本への投資をさらに増やそうとしているバフェットの意向に対して、身を乗り出して迎え入れるべきだ。また、しばしば「日本のバフェット」と呼ばれる実業家の孫正義に対しても、もっと国内での投資を行ってもらうべく、働きかけを強めるべきだろう。

岸田首相自身は、ホスト国として、5月19日から開催されたG7広島サミットの準備に忙しかったとはいえ、首相の下で働く経済担当チームは、メディアに続々と登場するべきだ。「チーム岸田」は、サプライサイドの改革について大いに宣伝して然るべきだ。こうした改革には、官僚主義や規制の撤廃、労働市場の自由化、イノベーションの再活性化、生産性の向上、女性の活用、そして世界でもトップクラスの人材の招へいなどが含まれる。

そうすれば、アジア諸国を含む世界中の人々が、日本に注目するはずだ。日本が「経済活動のエンジン」という役割(この役割は、かつての日本から中国が大喜びでさらったものだ)を取り戻す取り組みにおいて何らかの進展を見せれば、アジアは活気づくはずだ。

岸田首相のチームは、ソフトバンク率いるビリオネアである孫を、ブレーンストーミングセッションに呼ぶ手もあるだろう。孫の「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」は、第1回だけで1000億ドル(約13兆9600億円)という巨額の資金を擁し、世界のベンチャーキャピタルを塗り替えた実績を持つ。だが、この資本のうち日本国内に投資されたものはほとんどないのだ。

日本を見直すよう、孫に働きかけてみてはどうだろうか? さらに、孫から提言をもらうのもいいだろう。ソフトバンクやバークシャー・ハサウェイ、BlackRock(ブラックロック)といった世界的な投資会社に、2023年の日本に目を向けてもらうために必要な喫緊の課題についてだ。

だが、岸田陣営からは何の音沙汰もない。今こそ、岸田首相の経済的ブレーンが仕事に取りかかり、早急に成果を挙げるべきタイミングだ。鈴木俊一財務大臣と、西村康稔経済産業大臣にこの仕事は手に余るというのなら(そんなことはないと思うが)、岸田首相は今すぐ内閣改造に乗り出すべきだ。

改革が遅々として進まない現状から抜け出すために、まさに「リセット」が必要とされている。それが実現すれば、バフェットや孫、そしてその他の巨額の資金を抱える投資家に対し、日本が野心的な投資対象として価値があることを示す動きになるだろう。

日本国内的に言えば、リセットとは、企業のトップがさらなる賃上げに踏み切るよう促すことでもある。日本の労働組合が2023年の春闘で、30年ぶりの高水準となる平均3.8%の賃上げを勝ち取ったことは、最大の希望の光の1つだ。これには、この40年で最高レベルのインフレへの対応、そして労働市場が縮小するなかで働き手を確保するための切羽詰まった策という側面がある。

だが、今後も賃上げを継続するには、日本経済が間もなく上昇に転じると各社のCEOたちに納得させる必要がある。バフェットが投資している旧来からの総合商社だけでなく、高賃金の雇用を創出する「新しい日本企業」と、国内需要を押し上げる新たな富が必要だ。

岸田首相率いる自民党は、大胆な改革を予告する、大がかりで派手な発表を行うべきタイミングだ。「バフェット効果」が日本に転がり込んでくることなど、そうめったに起こることではない。それが開いてくれたチャンスの窓を不意にするようなことがあれば、まさに経済的な過ちにほかならない。

(forbes.com 原文)
参照元:日本投資の「逆張り」で大勝したバフェット、追加投資に勝算は
2023.05.29 Forbes (William Pesek | Contributor)

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • 四室金星から観光立国?華やかな国?を連想し、パリが浮かびました

    国土が美しい?華やか?で

    安倍晋三氏の美しい国へという本も思い出したり、、

    フランスの建国図を参考にしましたが

    八室金星

    遺産で食べてる感じのようか?観光資源

    古いもの、、

    四室金星の日本と八室金星のフランスの違いがうまく掴めてません

    どんな風に感じますか?
    • フランスの農業は西欧最大の規模で、またフランスで有名なのは原子力ですが、

      乙女座8室で、水星、ラーフ、太陽、水星が、惑星集中している様子からは、乙女座は原子力を表わす為、そうした産業から利益を上げているのかもしれません。

      フランスは観光だけの国ではなく、航空や原子力などの先端技術を持つ国で、戦闘機なども独自開発しており、ウクライナ戦争で、フランスの戦闘機が注目されていると報じられていましたが、そうした先端産業は8室に惑星集中する水星、ラーフ、太陽、金星で表されているかもしれません。

      それを考えると、フランスの10室支配で4室に在住する火星やラグナロードで10室に在住し、4室にアスペクトする土星が、農業を表しているかもしれません。

      8室に惑星集中しているのは、自国の内需だけで経済を回していけるほどの規模がなく、外国への輸出などに頼らないとお金が得られないということではないかと思います。

      オーストラリアが中国の驚異に備えて原子力潜水艦を導入しようとした時にフランスへの発注が決まっていたのをアメリカに横取りされて、マクロン大統領が、不満を表明するなどのことがあったと思います。

      日本の水の星座である4室での水星や金星は、農林漁業を表していると思います。

      対向の乙女座の土星が、日本の原子力産業や、重化学工業などを意味しており、その土星が、事故や災害をもたらして、

      4室を傷つける為、昔は、水俣病などの公害問題などがあり、東日本大震災での農業や漁業に対する被害と考えられます。

      汚染水を海洋放出するという計画も害はないと言っていますが、害はあると思います。

      地元の漁業関係者などが猛反対していますが、そうしたことも全て4室が傷ついている配置に現れています。

      4室はそうした自国の国土を利用した産業(農林漁業)を意味し、観光業は、ホテル、旅館、観光施設などの国内のインフラを利用したサービス産業です。

      全て4室の象意です。

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