習近平の運命 -2024年のXデー-



プーチンのチャートを検討して、2024年頃に政治家として、独裁者として終わりを遂げるという結果が出て来た。


それでは、もう一人の独裁者、習近平は、今後、どうなるのか、以前、書いた記事を参考に再度、検討してみたい。


まず、以前も書いたが、 習近平のチャートは、出生時間が分からないため、ラグナを修正して、乙女座ラグナに設定したものだが、インド第12代首相 ナラシンハ・ラオのチャートに似ている。







両者ともラグナロードで10室支配の水星が10室でバドラヨーガを形成し、12室支配の太陽、3、8室支配の火星とコンジャンクトして、激しく傷ついている。



但し、違いとしては、ナラシンハ・ラオの方は、土星が10室にアスペクトしていないが、習近平の方は、更にラグナから6室支配の土星が10室にアスペクトして、10室で、6-8の絡みが見られる為、更に激しく傷ついている。



実際、習近平と、ナラシンハ・ラオは、政治キャリアも非常に共通点がある。



ナラシンハ・ラオは、暗殺されたラジブ・ガンディー元首相を引き継いで急遽、後継総裁に就任している。



これは10室の支配星が8室(突然、相続)の支配星とコンジャンクトしているためと考えられる。



wikipediaによれば、従来の国民会議派の社会主義的色彩が強い経済政策を転換し、外資導入や経済の自由化など経済改革を推進してインドを世界有数のIT大国に飛躍させたという。


株式市場など資本主義の仕組みを生み出した双子座に惑星集中しているということでこれは納得できる。



然し、国民の間に経済格差が拡大し、政治も腐敗して、首相在任中に内閣不信任案の可決阻止を目的に複数の議員に資金を渡した疑いで、買収などの3件の罪状で起訴されている。



結局、勝訴したが、貧困層からの批判を受けて、選挙で大敗して、失脚している。




汚職などで激しく追及されていていて、政治キャリアが脅かされている点などが似ている。




習近平は、2018年の時点で、9回の暗殺未遂を受け、当初、SPは16人いたが、今では、22人に増やしているという。



汚職で追及されたり、内閣不信任案を提出されたりといった生易しいものではなく、もっと直接的な暗殺未遂である。



中国の場合は、民主主義がないため、内閣不信任案を提出したり、法廷に訴えるという選択肢がないため、暗殺未遂という形でしか、国民からの不満は表現できないという事情もあると思うが、この辺りの激しさは、
おそらく、習近平のチャートの場合、ラグナに6室支配の土星が在住して、10室にアスペクトし、ラグナとラグナロードが在住する10室に6室支配の土星と8室支配の火星の絡みが存在するからである。



その為、暗殺未遂という激しい形で、表現される。




ナラシンハ・ラオは、1996年の火星/太陽期に選挙で大敗し、失脚している。




習近平は、2024年2月前後から火星/太陽期に移行し、やはり、同じような状況が考えられる。



チャラダシャーでは蟹座/山羊座(2023年6月15日~2024年6月15日)、蟹座/蠍座(2025年6月15日~2026年6月15日)辺りで、AmKがGKの火星と共に6室や8室に在住する為、厳しい時期である。



そして、ヴィムショッタリダシャーでは、2025年1月23日からマハダシャーラーフ期に移行していく。



ラーフは5室に在住しており、5室は10室から見て8室に在住している為、キャリアの中断、行き詰まりの時期である。



橋下徹も5室に在住するラーフ期に移行したタイミングで、政界引退し、テレビ解説者、評論家の立場になっている。



従って、習近平は、火星/太陽期が、ナラシンハ・ラオの失脚のタイミングであったこと、またその辺りで既にダシャーチッドラ―に入ってゆき、次のマハダシャーラーフ期への移行を経験し始めるが、ラーフは5室に在住しており、キャリアの終焉を表していることを考えると、独裁者としての習近平の引退は、2024年~2025年辺りである。




ここで、プーチンが2024年頃に政治家として、独裁者として終わりを遂げるという結果と時期的に一致していることが確認できる。



これは、おそらく水瓶座に土星が入室し、ダヴォス会議が計画するグレートリセットなどが、この辺りで生じるからではないかと思われる。



独裁者というのは、民族を背景に国家主権を強く主張していく存在だが、グレートリセットは最終的にアメリカを筆頭に国家主権を統合された世界政府の中に溶解させるという計画を持っている。



水瓶座は、国際連盟や国際連合を生み出した星座であり、組織化、グループワークの星座である。




従って、国家主権が溶解され統合された世界政府の中では、あるいは、国家主権の緩やかな連合の中では、独裁者は存在できない状況となる。




マンデン占星術で国家の建国図を作成していると、2024年から国の様子が大きく変化し、良い状況に変わっていくようなチャートが複数見られる。



ロシア連邦の建国図でも2024年2月13日からケンドラの10室で安定した配置の木星期がやってくるし、ドイツの建国図も2024年12月12日から1、4室支配で2室に在住し、ダシャムシャでも9室支配でラグナロードの火星と共に9室に射手座で、ムーラトリコーナの座にある木星期に移行する。








これらのタイミングが皆、2024年前後になっているのは、偶然ではない。



それは、土星が水瓶座を通過している間に何かが起こることを意味している。





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