最近、ジャニーズ事務所を退所した手越裕也の今後についての鑑定依頼を頂いた。
有名人の有料での鑑定依頼は、以前、大川隆法の鑑定依頼を頂いたことがあったが、それ以来である。
手越祐也と言っても最近、非常事態宣言発令中に、女性たちとパーティーを催していたという理由で、ジャニーズ事務所から活動休止を命じられ、その後、契約終了となったということぐらいしか分からない。
手越ガールズというものが出来るほど、女性ファンからは人気で、youtubeを見ると、数百万アクセスなどが集まっていて、非常に注目度が高く、ジャニーズ事務所の若手の人気スターであったようだ。
まず、ラグナは山羊座のシュラヴァナであり、性格的には真面目で誠実で人の話をよく聞くタイプである。
ラグナロードの土星は蠍座１１室に在住し、５、１０室支配のヨーガカラカの金星とコンジャンクトしている。
この配置がパーティー好きで、女性たちとの宴会を好む配置である。
１１室は社交のハウスであり、ラグナロードが１１室に在住する場合、水からサロンやサークルなどを立ち上げて、そこに多くの人を呼び集める配置である。
手越ガールズ
手越祐也は広い自宅に多くの友人たち、女性たちを呼び集めて、パーティーを行なうのことを好んだようである。
そこは蠍座が水の星座である為、アルコールや飲食をしながら社交する場であり、キャバクラのような空間であることが思い浮かぶ。
手越裕也には、いつでも呼べば来るような女性たち（手越ガールズ）がいて、そうした女性たちが、その空間で、接待役とか飾りのような役回りをさせられた可能性も高い。
『「手越ガールズは喜び組か？」手越祐也の女性扱いに批判殺到！』といった記事の中でもそうした論調が見られる。
この手越裕也の１１室は強力であり、１－５、１－１０、２－５のダナヨーガを形成し、土星と金星は定座にアスペクトバックして強く、また金星はヴァルゴッタマである。
１１室は成功や高い評価、称号を表わし、自分のネームバリューで独立して事務所を立ち上げたり出来る配置である。
ナヴァムシャで金星はラグナロードで７室に在住して、２、５室支配の水星とコンジャンクトして、１－５、１－２のダナヨーガを形成している。
ラグナロードが７室に在住している為、積極的に女性に連絡をする配置であるが、ディスポジターの７、１２室支配の火星が５室に在住して、５－７の星座交換をしている。
従って、自分のパーティーに呼び集めた女性と直ぐに恋愛関係になるような配置である。
そして、７室支配の火星が５室の乙女座に在住している為、世間知らずで、ウブな感じの女性たちが多いのだろうと思われる。
一方で、７室の蠍座に金星と水星が在住している為、キャバクラ嬢のような水商売で働くサービス精神旺盛で、一途な心を持つ女性たちとも縁があるようである。
あるいは、それらがミックスされたような相手ではないかと思われる。
おそらく火星が乙女座でヴァルゴッタマで、ラーフとコンジャンクトしている為、ウブな感じの乙女座タイプの女性たちを割と情熱的に行動させる配置なのである。
出生図で７室支配の月は６室に在住しているが、これは無償の奉仕を表わす配置であり、ただ働きする配置である。
従って、自分を求める目下のファンの女性たちに時間を惜しまずに尽くすサービス精神を持ち合わせていると思われる。
月はプナルヴァス（木星）で、手越裕也自身が野心の少ない温和な性格で、人から好かれやすいパーソナリティーをしているが、彼がサービスする女性たちもそのような性格の女性たちである。
因みにプナルヴァスの支配星は木星であるが、木星は３、１２室支配で３室で定座に在住しているが、逆行して、ラーフと絡んで傷ついている。
この配置はグルチャンダラヨーガであり、伝統や規範を軽んじたり、上司や恩師を裏切りやすい配置であり、また上司や師匠から嫌われる配置である。
実際、このラーフがメディアの３室を支配している為に緊急事態宣言下での女性とのパーティーについてメディアからの批判を受けたのである。
また滝沢英明などジャニーズの経営陣の怒りを買いやすく、ジャニーズから追い出される形で、退所したことを意味している。
ナヴァムシャでは木星は８、１１室支配で１１室で自室に在住し、ケートゥとコンジャンクトしているが、社交の場で、裏切りを経験して困惑する配置である。
例えば、自宅のパーティーに招いたキャバクラ嬢の女性から自宅の写真をSNS上にアップされたりといった裏切り行為にも遭っているのはこの配置の為である。
緊急事態宣言下で政府の指示に従わない態度
週刊誌に非常事態宣言発令中の酒席への参加を報じられた後、2020年5月15日の水星/太陽/木星期に新型コロナウイルス感染拡大に伴うチャリティーで結成するユニット「Twenty☆Twenty」のメンバーから外され、5月26日には全ての芸能活動が中止となっている。
マハダシャーの水星は６室の支配星で１０室に在住し、アンタルダシャーの太陽は８室支配で６室支配の水星とコンジャンクトして、６－８の絡みが生じている。
この８室支配の太陽の絡みは、政府の緊急事態宣言の発令に逆らった為、世論の圧力を受けて、ジャニーズが厳しく罰する結果となったのであり、元々は政府が原因であったというのは、アンタルダシャーが太陽だからである。
それによってキャリアの中断が起こり、事務所からの退所が起こったのは、この８室支配の太陽の為であると分かる。
プラティアンタルダシャーの木星は、３、１２室支配で、ラーフとコンジャンクトし、４、１１室支配の火星からアスペクトされている。
この傷ついたグルチャンダラヨーガの３室支配の木星は、不道徳な行為としてメディアに報じられると共にジャニーズ事務所からも嫌悪されることになった。
例えば、滝沢英明らのジャニーズ経営陣の厳しい態度に結びついたのは、木星がラーフとコンジャクトしてグルチャンダラヨーガを形成しているからである。
ジャニーズ事務所を退所になったのは2020年6月19日であるが、この時、ダシャーは、水星/太陽/土星期に移行しており、土星はラグナロードで１１室で５、１０室支配のヨーガカラカの金星とコンジャンクトしている為、彼自身がジャニーズを退所して、独立に向けて動いていたことを示している。
今後の芸能界でのキャリアはどうなるか
手越裕也は、現在、マハダシャー水星期で、水星はナヴァムシャで２、５室支配で７室で、ラグナロードの金星とコンジャンクトし、１－２、１－５のラージャヨーガ、ダナヨーガを形成し、更に８、１１室支配で１１室で定座に在住する木星、９、１０室支配で１０室でシャシャヨーガを形成する土星からのアスペクトを受け、更にラグナに在住する４室支配の太陽と相互アスペクトして、４－５のラージャヨーガも形成している。
ダシャムシャでは５室支配で１０室に在住し、ディスポジターの火星は３、１０室支配でラグナに在住している。
従って、マハダシャー水星期は、基本的にキャリア上の躍進が続いていくことを表わしている。
出生図でも水星は９室支配で１０室に在住し、８室支配の太陽から傷付けられており、火星、ケートゥ、土星によって挟まれている。
従って、水星期にはキャリア上の問題を抱えることが分かる。
それが水星/太陽期に噴出したのは、それを形成する水星と太陽が、マハダシャーとアンタルダシャーで絡んでいるからである。
然し、ディスポジターの金星は、５、１０室支配のヨーガカラカで、ラグナロードで２室支配の土星と１１室でコンジャンクトして強力である為、彼を助ける仲間は多く、自分で独立して、映像制作などの活動を続けていくことを物語っている。
マハダシャー水星期は2030年10月29日まであと10年続いていく為、これで手越裕也のキャリアが終わる訳ではない。
彼はジャニーズの先輩であるスマップのメンバーが既に道を切り開いてくれている為、ジャニーズ事務所を辞めたとしても事務所は、テレビ局に出演妨害などの圧力をかけにくくなっている。
また5Gの普及によって、テレビよりも鮮明な画像が、インターネットでいつでもどこでも見られるようになり、業界も大きく変わるタイミングである。
従って、このタイミングでジャニーズ事務所を辞めたことは、それほど、大きな問題ではなく、むしろ、良いタイミングで辞めたと言えるかもしれない。
ダシャムシャで水星の配置が良いことはそれを物語っている。
手越裕也のように１１室が強い場合、自分でスタッフを抱えて、事務所を起ち上げて、独立できる配置である。
従って、ジャニーズで小さくなっているよりもむしろ、独立した方が成功の可能性が開けてくると言える。
水星期が終わった後、ケートゥ期を経過して、金星期が来た時には、映画や映像作品をプロデュースしたり、弟子たちを養成したりして、芸能事務所を経営するぐらいになっているかもしれない。
ニーチャバンガとパラシャラの例外則の太陽
因みに出生図で１０室で減衰する８室支配の太陽は、パラシャラの例外則で、ラージャヨーガ的に働く配置である。
また月から見ても太陽は３室支配で５室で減衰している為、パラシャラの例外則が適用される。
また太陽が高揚する星座の支配星が月からケンドラに在住している為、ニーチャバンガラージャヨーガを形成している。
従って、この太陽は、逆説的な形で、上昇をもたらす配置である。
従って、今回の事件をきっかけとしてジャニーズを退所出来て、むしろ、良い結果につながると考えられる。
４つのヴァルゴッタマ
手越裕也のチャートでは、木星、金星、月、火星の４つの惑星がヴァルゴッタマで、金星、土星、火星などが自分の定座にアスペクトバックする強い配置である。
従って、チャートの潜在力が高く、それが才能やカリスマ性につながっていると思われる。
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