バイデンの健康問題 - 2022年9月の危機に向けてカウントダウン-


 
ウクライナに侵攻したプーチンに対して、「プーチンは侵略者だ、戦争犯罪人だ」と激を飛ばすバイデン大統領だが、バイデンは、80歳で、米史上最高齢の大統領である。


歴代の大統領の中では最も健康問題が懸念される大統領である。


その為、検索すれば、バイデンの健康問題を報じるニュースが沢山見られる。







私が前回、ブログで論じたようにバイデンは、プーチンや国際政治学者の三浦瑠麗と同じように8、11室支配の機能的凶星で、マラカの水星が12室に在住して、1、6室支配の火星とコンジャンクトしている。


三浦瑠麗と全く同じ配置をしている。





12室は海外を表わす為、色々海外で厄介事を抱える配置である。


筑波大学名誉教授、理学博士で、中国問題グローバル研究所所長の遠藤誉氏の記事『バイデンに利用され捨てられたウクライナの悲痛』(文末の参考文献参照)によれば、



バイデンは副大統領の期間(2009年1月20日~2017年1月20日)に、6回もウクライナを訪問し、ウクライナ憲法に「NATO加盟」を努力目標に入れさせたようである。



ウクライナのNATO加盟をたきつけたのは、バイデンが張本人であり、また訪問時に息子のハンター・バイデンを伴って、ウクライナ最大手の天然ガス会社ブリスマ・ホールディングスの取締役に就任させた。



ブリスマ・ホールディングスが、脱税など多くの不正疑惑でウクライナの検察の捜査対象になると、バイデンは、息子のハンター・バイデンのスキャンダルを揉み消す為にポロシェンコ大統領に検事総長の解任を要求したということである。


英紙のデイリー・メールによれば、ハンター・バイデンが米国防総省の請負会社であるメタバイオッタ社に資金提供し、同社のウクライナでの生物兵器開発に関わったということが暴露されている。



英紙が、バイデン氏息子によるウクライナ生物研究所協力の証拠を公表
3月 27, 2022 20:41 Asia/Tokyo ParsToday

バイデン米大統領の息子であるハンター・バイデン氏が、致命的に危険な病原体の研究をウクライナで進める米国の請負業者に対する金融支援をサポートしていました。

英紙デイリー・メールは、入手したハンター・バイデン氏のノートパソコンに保存されている電子メールに基づき、米国防総省の請負会社であるメタバイオッタ社がハンター氏による協力を受け、数百万ドルの資金を確保したと報じました。メタバイオッタ社はパンデミックを引き起こし、さらには生物兵器として使用可能な病原体の研究に特化した企業とされています。

デイリー・メールは証拠の写真も掲載しながら、検証した電子メール、及び国防総省の契約書が、ロシアとの国境からわずか数百マイルの距離で病原体の研究を実施する上で必要な支援をメタバイオッタ社に提供する上でハンター氏が重要な役割を担ったことを示しているとしました。

メタバイオッタ社は、ウクライナで米国防総省の請負業者であるブラック&ヴィーチ社(B&V)と取引をしており、このB&V社は諜報組織との深い関係が指摘されています。まさにこのB&V社がウクライナで致命的に危険な病原体や生物兵器の分析を進める研究所の建設に関わったということです。

さらにハンター氏、そして投資ファンドRSTPの同僚は、メタバイオッタ社を含むテクノロジー企業に資金援助を提供し、メタバイオッタ社はRSTPから50万ドルを受け取ったということです。ハンター氏が投資家らに送ったメールには、メタバイオッタ社を資金援助していることに加え、政府機関を含む新たな顧客をメタバイオッタ社用に集めていることが記されていました。

米政府の支出報告書によると、国防総省は2014年2月から2016年11月にかけて総額1840万ドルの契約をメタバイオッタ社と交わしており、そのうち30万ドル以上がウクライナの研究プロジェクトに充てられていたことになります。

ロシア国防省のイーゴリ・キリロフ中将(放射能・化学・生物防衛部隊長官)も今月24日、ハンター・バイデン氏の投資ファンドがウクライナで米国防総省が進めていた軍事生物プログラムの資金援助に参加していたと明らかにしています。ロシア連邦検察委員会のアレクサンドル・バスティルキン議長は、ウクライナにおける生物兵器開発を支える資金源を調査するよう指示しており、ロシア大統領府のドミトリー・ペスコフ報道官は、ハンター・バイデン氏がウクライナの生物研究所に関与していたことを受け、米国側に説明を要求するとしていました。



プーチンは、ウクライナでのアメリカの生物兵器開発を非難しており、このことも軍事侵攻の理由の一つとして挙げられている。


バイデンの12室とは、こうしたウクライナ絡みのスキャンダルや、プーチンとの因縁などを表わしている。



おそらくバイデンが、アフガニスタンからの撤退を決めて、それでタリバンに政権を奪取されるといった失政もバイデンのこの悩ましい12室の為である。


バイデンは、プーチンとの会談で、アメリカはウクライナに軍を派遣しないと明言し、それがプーチンのウクライナ侵攻の決断につながったと言われている。


然し、バイデンは、ウクライナにNATO加盟をたきつけ、息子によるウクライナでの生物兵器開発など、米国防総省(ネオコン)の対ロシア封じ込め戦略に深く関わり、ロシアを挑発したにも関わらず、ロシアがウクライナに軍事侵攻すると、アメリカは兵を派遣しないという方針を打ち出した。


遠藤誉氏が言うようにバイデンのアメリカは、ウクライナをたきつけておいて、途中で梯子(ハシゴ)を外した形である。



バイデンの12室は、そのようなウクライナを巡る汚職や政治的駆け引きを物語っている。






プーチンとバイデンがウクライナを巡って戦争するのは、運命であったと言わざるを得ない。



バイデンは、この次男ハンター・バイデンのスキャンダルだけでなく、2015年5月にも長男のボー・バイデンを脳腫瘍で亡くして、息子たちのことで、苦しんでいる。


これは前世の功徳のハウスである5室の傷を表しており、前世の不徳が表れた結果であると推測される。



バイデンの5室支配の木星は9室で高揚していて、一見、良さそうに思われるが、3、4室支配の土星からのアスペクトを受けて、傷ついている。



また月から見た5室にはラーフが在住し、5室支配の太陽が8室に在住して、土星からのアスペクトを受けている。



子供の表示体の木星から見た5室支配の火星は4室に在住し、3、12室支配の水星とコンジャンクトし、4、11室支配の金星と星座交換した上で、7、8室支配の土星からのアスペクトを受けている。


つまり、木星から見た5室の支配星が3室や12室の支配星と絡み、11室の支配星と星座交換して、8室支配の土星からのアスペクトを受けている。



5室の支配星にトリシャダヤ(欲望)やドゥシュタナ(不幸)が絡んでおり、欲望により、苦しみながらカルマを積み増す配置である。



非常に子供絡みの悩ましい配置をしていると言える。



実際、長男のボー・バイデンを脳腫瘍で亡くした2015年5月は、木星/金星/月⇒火星期で、アンタルダシャーの金星とプラティアンタルダシャーの火星が木星から見た4室と5室で星座交換しており、4室は5室から見た12室目(損失)である為、5室の支配星が4室に在住する配置、及び、4-5の星座交換は、子供を損失する絡みである。


また5室の支配星は3、12室支配の水星とコンジャンクトし、11室支配の金星と星座交換して、木星から見て、7、8室支配の逆行の土星からのアスペクトを受けている。


7、8室支配の土星は、木星から見た5室にも5室の支配星にもアスペクトして5室を傷つけている。



この時は、ダシャーロードも木星であり、ダシャーロードと子供の表示体である木星から見た5室や5室の支配星が傷ついていた為にそうした5室と絡む惑星のマハダシャー、アンタルダシャー、プラティアンタルダシャーの時期に子供に関する悲劇が起こったということである。




また次男のハンター・バイデンにウクライナ企業などから得た報酬についての脱税疑惑が持ち上がったのは、ちょうどバイデンが2020年のアメリカ大統領選挙で、様々な不正投票疑惑が取り沙汰された後に当選を決めた2020年末頃である。




この時、ダシャーは木星/ラーフ期であるが、アンタルダシャーのラーフは月から見ると5室(子供)に在住しており、ディスポジターの太陽は8室に在住して、土星からアスペクトされて傷ついている。


子供のスキャンダルで苦しむ時期であることが分かる。









このように5室の傷は、バイデンに子供のことでの苦しみ(前世の不徳)を与えるが、同時に5室の傷つきは、自身のアルツハイマーや認知症など思考の混乱をもたらすことになる。



例えば、それはバイデンが脳の外科手術を行なったことにも表れている。



脳はマインド(5室)の機能を与える重要な器官であるが、ここにメスを入れなければならなくなったということである。




1988年2月にバイデンは首の痛みに悩まされ、救急車でウォルター・リード陸軍病院に搬送された。脳動脈瘤が破裂したのが原因であり、脳の手術を受けた。回復中、肺塞栓症を患い、重篤な合併症に苦しんだ。同年5月には2度目の脳動脈瘤の手術を受け、入院から7ヶ月で上院に復帰した。

(wikipedia ジョー・バイデンより引用抜粋)


これが起こったのが、火星/太陽⇒月期である。



マハダシャーの火星は頭を表わすラグナの支配星で、12室で、8、11室支配のマラカで、機能的凶星の水星とコンジャンクトし、同じくマラカ扱いとなる3、4室支配の土星からのアスペクトを受け、7、12室支配のマラカの7室支配の金星と1-12室で星座交換している。



この時期に脳の致命的な疾患に陥ったのは、アンタルダシャーの太陽が月から見た5室の支配星で、8室に在住し、土星からのアスペクトを受けているからである。



またこの太陽は、金星と火星の星座交換に含まれている為、火星からあたかもコンジャンクトしているかのような影響を受けている。



火星/太陽期に脳(5室:マインド)の致命的疾患で、生死を彷徨ったのは、この配置の為である。



但し、この太陽には、5室支配の強い木星がアスペクトしている為か、バイデンは一命を取り留めた。



これは高揚する強い木星の保護によるものだと分かる。



(この高揚する木星がバイデンの健康を守っているという観点が極めて重要である)



このように5室が激しく傷ついている人物は、前世からの不徳が想定され、子供の不祥事などで苦しみ、また自身の認知症やマインドの疾患などで、正常な判断が出来ないといった問題で苦しむことを表している。



バイデンは、その為、度々、失言を繰り返したりすることで有名である。



元々マインドに混乱があるからであり、直近の出来事を見てもアフガニスタンからの撤退や、ウクライナへの侵攻を計画するプーチンに対して米国は米軍を派遣しないといった誤ったメッセージを送ったこともそうであるが、判断の誤りが目立つ。



意図的にそのような発言をして、プーチンを罠にはめたという考え方もあるが、いずれにしてもマインドが破綻していることを意味している。




因みにドナルド・レーガン元米大統領も射手座ラグナで5室に8室支配の月、ラーフ、土星が在住して5室が激しく傷ついており、晩年にアルツハイマー病で苦しんでいる。







レーガンは、1980年代にレーガノミクスと呼ばれる経済政策を行ない、イギリスのサッチャー英首相のサッチャリズムと並んで、帝国主義的な新自由主義経済への道を開いた人物である。




因みにネオコンの総帥、ディック・チェイニーのチャートを見ても5室の支配星や5室の表示体である太陽が激しく傷ついている。







5室には心臓という象意があり、ディック・チェイニーの場合、心臓疾患を抱え、心臓移植なども受けているが、心臓疾患も5室や太陽の傷つきとして現れる。



やはり、前世での不徳が想定される結果である。



ディック・チェイニーは、ブッシュ政権で、石油企業ハリバートン社を率いて、イラク戦争を始めた人物である。





バイデンの健康問題のカウントダウンが始まった


それでは、バイデンの健康問題という本題に入るが、バイデンは、まもなく16年間の木星期が終わり、2022年9月21日からマハダシャー土星期に移行する。







上述したように木星期は、ラグナから2、5室支配、月から9、12室支配の生来的、機能的吉星の木星が9室で高揚しており、その木星が身体を表わすラグナにアスペクトし、更に木星は逆行している為、ラグナロードの火星にもアスペクトしている。



この木星はバイデンの身体の健康を守り、脳の外科手術の時もその手術を成功させ、致命的な疾患からバイデンを救ったまさにその木星である。



まもなく、この木星期が終わってしまい、土星期が始まってしまう。



これはバイデンに明らかに健康問題が噴き出すことを意味している。



土星はラグナにアスペクトし、逆行してラグナロードにアスペクトし、また身体(1室)の表示体である太陽にもアスペクトしている。



また土星は4室(5室を損失する)の支配星で、5室支配の木星にアスペクトし、また月から5室支配の太陽にもアスペクトして、激しく5室を傷つけている。



従って、バイデンは、マハダシャー土星期に加齢に伴う体力の低下がより顕在化すると共に認知症の問題が噴き出してくると考えられる。



そして、2022年4月に入っても次男のハンター・バイデンのウクライナ企業などから得た報酬をめぐる検察当局の捜査が活発化している様子であるが、おそらく、2022年9月21日以降、こうした息子のスキャンダルに対する追及も厳しさを増してゆき、バイデンの大統領執務の足を引っ張ることになっていく。



出生図では、土星は10室支配の太陽にアスペクトしているが、土星は生来的な8室の表示体であり、政治キャリアの中断をもたらす配置である。



またナヴァムシャでも土星は、9室に在住しているが、9室は10室を損失するハウスであり、ダシャムシャでも9室に在住している。



9室は良い配置であるが、ことキャリアという文脈で考えた場合は、10室を損失するハウスであり、地位(10室)を損失する配置と言うことができる。



土星は、牡牛座でローヒニーに在住しているが、支配星は月で、その月は、8室支配の水星や、月から見た8室支配の火星と絡んでいる。



従って、バイデンは任期の半ばにして、突然、辞任を考える可能性も考えられる。





バイデンの分割図



健康問題を見る場合に見るべき分割図としては、ドレッカーナ(D3)やシャシタムシャ(D6)も使えると言われている。







ドレッカーナ(D3)を見ると、土星は、11、12室支配のマラカで、マラカの7室に在住し、火星からのアスペクトを受けており、また月から見ても6室に在住しており、吉星である木星や金星、水星などと全く絡んでいない。







因みにサプタムシャ(D7)を見ると、土星は7、8室支配のマラカで、8室に在住し、火星とコンジャンクトしており、明らかに激しく傷ついている。



これは息子が土星期に行き詰まりに陥り苦しむことを表しており、バイデンも息子との関係において苦しむことを表している。







またシャシタムシャ(D6)を見ても土星は、射手座ラグナにとってのマラカの2、3室の支配星で、マラカの2室に在住し、12室支配で8室で減衰する火星と相互アスペクトしている。



これも明らかに健康に良くない配置を示している。







シャシティアムシャ(D60)を見ても土星は、ラグナ、月から見て、7、8室支配のマラカで、8室に在住し、2室支配で2室に在住する太陽(身体の表示体)にアスペクトして傷つけている。







アクシャヴェーダムシャ(D45)を見ると、土星は、3、4室支配でマラカに相当し、ラグナロードとコンジャンクトし、ラグナにアスペクトして、ラグナを傷つけている。







最後にナディアムシャ(D150)を見ると、土星は射手座ラグナにとっての2、3室支配のマラカで、11室からラグナにアスペクトし、6、11室支配のマラカで、マラカの2室に在住する金星と星座交換している。



射手座ラグナにとっては、土星も金星もマラカであり、ナディアムシャ(D150)は、出生時間が48秒で、ラグナが移動してしまう為、使えるかどうか分からないが、もし射手座ラグナであれば、このマラカ同士の星座交換は健康にとって、重大な問題をもたらす配置である。





このように様々な分割図を見ても、どれ一つとして、バイデン大統領の健康に良さそうな配置は見られない。




従って、バイデンには明らかに健康問題が噴き出してくる。




その時、ロシアと戦うアメリカはどうなるかである。




バイデン父子の不祥事と、プーチンのウクライナ侵攻、またその頃は、土星が山羊座に逆行して、土星の山羊座における最後の仕事を為すタイミングである。




つまり、山羊座で土星がもたらしたドラマの最後のクライマックスが訪れる。





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