
米国で、白人の警察官が黒人男性の首を膝で抑え込んで、窒息死させた事件で、白人警官が不起訴処分になったことに対する怒りの抗議デモが全米の30を超える都市に拡大し、警察車両への放火やショッピングセンターへの略奪行為なども起こっている。
放火・略奪・暴力・怒号… 黒人暴行死、怒りと混乱が全米に広がる 2020/6/1 11:36 ロイター 米中西部ミネソタ州ミネアポリス近郊で黒人男性が白人警官から首を圧迫され死亡した事件への抗議活動は全米数十の都市に広がり、各地で暴徒化したデモ隊と警察が衝突した。 31日夜、デモ隊の掛け声が全米の都市に響き渡った。米ミネソタ州の黒人男性死亡に対する抗議活動は、収束の見通しが立たない。ロサンゼルスやマイアミ、シカゴに至るまで市民らは、死亡したジョージ・フロイドさんの「息ができない」という最期の言葉を町中に響かせた。 公民権運動の活動家は、米国の司法制度における根強い人種差別に対する人々の怒りが、フロイドさん死亡の映像公開により一気に爆発したと話す。また新型コロナウイルスのまん延による、米国民の社会的・経済的不満が、人々の怒りに拍車をかけたとの見方も。 首都ワシントンではホワイトハウスの外でデモ隊と憲兵隊が対峙。怒声が飛び交い、花火がさく裂した。トランプ米大統領は30日、デモ隊がホワイトハウスのフェンスを突破していたら、「最もどう猛な犬たちと、最も不吉な武器で迎えられたことだろう」と述べた。 暴力行為も各地で発生。ユタ州ではデモ隊に弓矢を構える男の姿が撮影された。ニューヨークでは警察車両が群衆に突っ込んだ。さらにカリフォルニア州では女性が車に轢かれた。 震源地となったミネソタ州のミネアポリスやセントポールでは、放火や略奪、破壊行為が4夜連続で発生。第2次大戦以来初めて、ミネソタ州兵が全面的に展開する事態となった。30日は概ね平静を保っていたが、夜間外出禁止令が発せられると警察はデモ隊と衝突 催涙弾やゴム弾を発射した。 この際、ロイターテレビのスタッフ2人が負傷した。カメラマンのフリオ・セザール・チャベスと、安全コンサルタントのロドニー・セワードは報道関係者であることを明示していたにもかかわらず、ガソリンスタンドに身を隠していたところを警察のゴム弾で撃たれた。これについてミネアポリス市警はコメントをせず、代わりに映像のコピーを要求した。 一連の抗議活動では、報道関係者が巻き込まれるケースが相次いでいる。29日には黒人のCNN記者が生放送中に逮捕されたほか、ケンタッキー州では記者に向けて催涙弾のようなものが発射された。 |
それに対して州兵5000人が出動し、ワシントンでは外出禁止令が出ている。
ホワイトハウスをデモ隊が囲み、ドナルド・トランプがスタッフの指示で、地下室へ避難したと伝えられている。
ツイッター社 トランプ氏の投稿を非表示に 2020/05/30 06:17 テレ朝news アメリカのツイッター社はトランプ大統領の投稿に暴力を称賛する内容が含まれているとして、自動的に表示されない措置に踏み切りました。 トランプ大統領は投稿でミネソタ州で起きた大規模な抗議デモに対して「略奪が始まれば銃撃を始める」などと発砲する可能性を示しています。これに対し、ツイッター社は「暴力を称賛する内容が含まれ、規則に違反する」として警告メッセージを出し、自動的に表示されない措置を取りました。ただ、公共性があるとして削除はしませんでした。トランプ大統領はこの措置に対して「ソーシャルメディアを保護している法律を廃止すべきだ」と反発し、両者の対立が激しくなっています。 |
ドナルド・トランプが抗議デモに対する暴力を称賛するような発言があったとして、ツイッター社が投稿を非表示にしたといったことも報じられている。

米国の建国図を視ると、2020年5月11日からラーフ/ラーフ/ケートゥ期に移行している。
最近、プラティアンタルダシャーが水星期だったが、ケートゥ期に移行したことが分かる。
ラーフ/ラーフ/水星期は、2019/12/23~2020/5/11まで続いていて、この間に新型コロナウィルスの流行が起こったのである。
このことの理由について繰り返すが、アメリカの建国図で、2、11室支配の水星がラーフと共に蟹座12室に在住しており、まさに新型コロナウィルスによる経済的ダメージを表わしている。
通常の人間のチャートであれば財産の2室と収入の11室の支配星が、出費の12室で激しく傷ついている状態は、巨額の出費、損失を表わしている。
それをどうすることも出来なくても悶々と苦しむ時期である。
ラーフは強い敵対星位であり、水星も同じである。
12室のラーフ = アメリカの没落
このマハダシャーラーフ期に米国が没落するというのは本当であった。
実際、マハダシャーラーフ期になるまでは、それが本当にそうなると信じるのはなかなか難しい。
然し、運命とは、それがマンデン図による国家の運命であっても正確にホロスコープから予測可能であることが分かる。
寸分の狂いもなく予測可能である。
このジョーティッシュ(占星術のグローバルスタンダード)の未来を見通す力には、恐るべきものがあると改めて感じる。
水星はコミュニケーション、神経系を表わし、水星の傷つきは、相互不信につながり、人々の経済活動を破壊するのである。
この12室に在住する水星は、月から見ると6室に在住しており、米国の建国図では非常に良くない配置である。
それで、米国では新型コロナウィルスの感染者、犠牲者数で、世界一となったのである。
政府は、新型コロナウィルスの犠牲者に対する対応に追われた。
6室は、労働者や社会的弱者、貧困者などに対する福祉やサービスなどを表わしている。
プラティアンタルダシャーケートゥ期
非常に興味深いのは、ケートゥ期になってから新型コロナウィルスが収束に向かいつつあるということである。
つまり、傷ついた水星というものが、マンデン図においては、疫病やウィルスの蔓延などを表わしていたと分かる。
プラティアンタルダシャーのケートゥ期は、ケートゥのディスポジターの土星が結果を与えるが、土星は6、7室支配で2室に在住し、11室に在住する太陽、木星、金星、火星にアスペクトしている。
土星はその国の労働者階級を表わしており、また6室の支配星である為、労働者や社会的弱者、貧困者を表わしている。
そして、そうした階級の人々を最も象徴するのが、アフリカ系アメリカ人である。
このケートゥ期に人種差別的なアメリカの警察、司法制度に憤り、全米で暴動を起こしたのは、ケートゥのディスポジターの土星が働いたということがはっきり分かるのである。
6室の支配の土星は、批判者を表わしており、国家(政府)に激しい批判を浴びせる黒人を含めた労働者階級、被支配階級を象徴している。
そして、米国の建国図の11室双子座に在住する太陽、木星、金星、火星に土星がアスペクトして傷つけている。
今回の暴動、デモで、ショッピングセンターなどが放火され、略奪などが起こり、警察車両が燃やされたり、社会インフラなども破壊されたが、それはこの土星が国土の4室とこの惑星集中する11室にアスペクトしている為である。
ビジネスを所有するアメリカの支配者階級にも暴動による若干の被害が出たことを意味している。
その黒人や労働者階級に州兵5000人を派遣して鎮圧を図るのは、火星がケートゥと土星にアスペクトしているからである。
火星は、マンデン図においては、警察や軍隊などの国家の暴力装置を象徴している。
プラティアンタルダシャーの水星は全く火星と絡んでいないので、こうした事態が起こらなかったことを考えると、プラティアンタルダシャーが機能していることが良く理解できるはずである。
このケートゥは6室に在住するケートゥであるが、6室のケートゥとは敵を粉砕する配置である。

アメリカ合衆国が、労働者や社会的弱者、貧困者などの持たざる者に対して、徹底的な暴力、搾取、支配を行なう国家であるということが、この配置から理解できる。
今、土星と木星がこの6室にダブルトランジットしている為、このアメリカの被支配者階級のデモとそれに対する暴力が激化しているのである。
土星は魚座8室にもアスペクトしているが、最近、ドナルド・トランプは、香港において国家安全法を締結しようとしている中国に対する制裁措置として、香港に対する優遇措置を廃止する意向を示したり、また中国寄りのWHOからの離脱なども表明している。
こうした流れは、米国を中国から切り離す行為であり、中国からの経済的利益も失うことも意味している。
アメリカの中国への制裁措置とは、実は、米国にも痛みを伴うものである。
このケートゥのプラティアンタルダシャーに移行してから米国が制裁措置を取りつつも、むしろ、米国を他国との取引から生じる恩恵から切り離して孤立化する方向性を示しているようにも感じられる。
8室の傷つきとは、貿易相手国との取引によって得られる経済的恩恵や利得などを表わすハウスであり、また国家指導者の暗殺や失脚なども表わすハウスであるが、こうしたハウスが傷ついている為、米国はますます孤立化し、またデモ隊がホワイトハウスにまで迫り、ドナルド・トランプが地下室に逃げるなどの措置が取られたことも意味している可能性がある。
ケートゥ期は、12室に在住する2、11室支配の水星と相互アスペクトしており、基本的にはラーフ/ラーフ/水星期に生じた新型コロナウィルスの流行と、それによる経済的損失の流れを引き継いでいくが、それに加えて、新たに6室のケートゥが持つ意味合いと、ディスポジターの土星が、様々なハウスやハウスの支配星を傷付けるという意味合いが顕現してくる。
この辺りのプラティアンタルダシャーの解釈が正確に機能していることが、マンデン占星術の精度の高さを物語っている。
ドナルド・トランプの近況と今後
ドナルド・トランプのチャートを見ると、現在、木星/土星/太陽期である。

米国の建国図の解釈にも重なって来るが、6、7室支配の土星が、3、10室支配で12室に在住する金星を傷付けている為、労働者や社会的弱者、貧困者などの暴動に悩まされているのである。
土星と木星が山羊座から12室に在住するこれらの金星や土星にダブルトランジットしているので、ドナルド・トランプは新型コロナウィルスの流行に引き続く、デモへの対応にも追われ、消耗していることが分かる。
因みにプラティアンタルダシャーの太陽はラグナロードで10室に在住しているが、12室支配で減衰する月と相互アスペクトし、ラーフ/ケートゥ軸によって傷つけられている。
これはアメリカ大統領としての王座に傷がつき、揺らぐことを表わしている。
考えて見れば、トランプの太陽には高揚するラーフがコンジャンクトしているが、これはトランプが、問題のある王、言わば、ギリシャ時代における独裁者を意味する僭主の配置ではないかとも思える。
僭主とは、本来の皇統、王統の血筋によらず、実力により君主の座を簒奪し、身分を超えて君主となる者(wikipedia)だが、まさにそんな感じである。
『アプレンティス』というテレビ番組の司会者として、全米の人気者になり、ポピュリズムの力でのし上がった独裁者である。

ナヴァムシャを見ると、ラグナから見て3室支配の太陽が4室に在住し、ラーフ/ケートゥ軸と絡み、8室支配の土星からアスペクトされている。
これは一時的にでも王座が揺らぐことを意味しており、それがホワイトハウスの地下室に非難した理由である。
独裁者に対する批判が高まったのは、土星と木星が5月15日頃から逆行を初めて、射手座から双子座にアスペクトしていることも関係していると考えられる。
これは民族主義、国家主義、国家社会主義者の蟹座から見て、6-12室の軸へのダブルトランジットだからである。
蟹座の金星や土星は、ドナルドトランプの大統領執務を表わしているが、それが批判を受けているということである。
然し、このように現在、暴動が起こっているにも関わらず、2020年9月3日ぐらいから木星/土星/火星期に移行する為、トランプは大統領再選への道のりをしっかりと固めてくると思われる。
何故なら、火星は、ラグナから見て4、9室支配のヨーガカラカでラグナに在住し、月から見ても1室支配で10室に在住しており、アンタルダシャーの土星から見ても5、10室支配のヨーガカラカで、2室に在住しているからである。
火星はダシャムシャでは12室に在住していうが、9室支配の水星と星座交換して強力である。
ドナルド・トランプの木星/水星期
またトランプは、2021年7月16日から木星/水星期に移行していくが、この木星/水星期は、トランプにとっては非常に良い時期になりそうである。
水星は2、11室支配で11室で自室に在住し、月から見ても8、11室支配で8室で自室に在住している。
これは高い地位と多くの利得を意味しているように思われる。
トランプの政治スタンスが、この水星期辺りからリベラルな政治姿勢に軟化するかもしれない。
この双子座に在住する強い水星から分かるように結局の所、トランプは、アメリカの建国図の11室双子座で象徴されるアメリカの支配者階級と本来、非常に良い関係を築いていることを表わしている。
トランプが不動産王になれたのは、銀行から低利で資金調達して、多くのビルやホテルを建設したからであり、それはこの双子座の強い水星の恩恵によるものである。
株式や社債などを通して、ニューヨークの株式市場で、投資家から豊富に資金調達したことを表わしている。
従って、トランプの2期目は木星/水星期に移行した後は、非常に安定してくると考えられる。
民主党のバイデンもナヴァムシャで双子座に惑星集中しており、やはり、この米国の建国図の双子座11室への惑星集中に象徴される支配者階級と強いつながりがある。
従って、バイデンが大統領になってもアメリカが根本的に変わることはなさそうなのである。
米国は、フリーメーソン(双子座)が作った国である。
それは、米国の建国図の双子座11室への惑星集中が物語っている。

この双子座11室は、ウォール街の金融資本家を表わしており、それにぶら下がるハリウッドセレブやシリコンバレーの起業家たち、米軍、政治家、米国に非常に多い成功した自己啓発セミナーのカリスマ指導者など、全てはこの双子座の金星、火星、太陽、木星で表されるのである。
山羊座に木星と土星が入室して、6室山羊座にダブルトランジットした時にニューヨーク株式市場が大暴落したが、大規模な金融緩和策や景気刺激策によって、株価は再び、上昇して、持ち直している。
これはウォール街を表わす双子座から8室に木星と土星が入室したので、株式市場が行き詰まり(8室)になり、それで不労所得(8室)という形の公的資金の援助を受けたという意味である。
木星は、5月15日付近から逆行を開始し、一旦、射手座に戻るが、再度、夏頃から順行に転じて、2020年11月に再び、山羊座に入室する。
この時に生じる2回目の山羊座へのダブルトランジットが、再び、新型コロナウィルスの大流行や株式市場の大暴落などの混乱をもたらすと考えられる。
逆行から再び、順行に転じた後の再入室は強力であり、やり残していた仕事を完遂するかのように働くのである。
但し、今回は、アメリカの建国図では、ラーフ/ラーフ/金星期や、ラーフ/ラーフ/太陽期、ラーフ/ラーフ/月期であり、傷ついた水星の象意が見られないので、ニューヨーク株式市場の大暴落が引き金となる世界恐慌ではないかと思われる。
アメリカは今後どうなるか?
2021年6月26日からラーフ/木星期に移行する。
ここで驚愕するのは、まだアメリカはラーフ/ラーフ期であり、セカンドアンタルダシャーに移行していないのである。
ラーフ期の吉凶が本格的に表れるのは、セカンドアンタルダシャーとなるラーフ/木星期以降である。
ラーフ期において、ラーフは間違いなく、アメリカの没落を表わす配置である。
そのラーフから見た12室の双子座に惑星集中しているが、これは米国が全てを失うことを表わしていると思われる。
米国のウォール街の金融資本家、支配者階級の人々が没落することを表わしている。
何故なら、ラーフは双子座に在住する太陽、木星、金星、火星と絡んでいない為、これらの惑星のアンタルダシャーの時期は、ラーフからの位置関係が重視され、12室の損失の象意が強く出て来るからである。
ここで、ダシャーを解釈する際の有名な例外法則も適用される。
すなわち、マハダシャーが凶星の時、それと絡んでいないヨーガカラカのアンタルダシャーの時期は非常に悪いという、不可解な例外法則である。
2021年6月26日から始まるラーフ/木星期は、木星はラーフから見て12室に在住して、アールドラー(ラーフ)に在住している。
これはマハダシャーのラーフの象意が優勢に出て来る配置ではないかと考えられる。
つまり、マハダシャーラーフ期において、米国の11室で形成される多くのラージャヨーガやダナヨーガの象意は、あまり期待できないのである。
ラーフ/木星期は、ラーフから見て、6、9室支配の木星が12室に在住する配置である。
然し、その次の2023年11月20日からのラーフ/土星期は、ラーフから見て、7、8室支配で3室に在住し、12室に在住する太陽、木星、金星、火星にアスペクトして傷つけている。
従って、このアンタル土星期は非常に悪くなりそうである。
上述したように土星は、労働者階級の暴動を表わしており、その土星が12室に在住する太陽、木星、金星、火星にアスペクトしているということは、アメリカの富裕層にこれらの労働者階級が襲いかかることを示しているようにも思える。
それは今回のデモよりも更に規模が大きいものである。
そして、その次の2026年9月26日からのラーフ/水星期も全く良くは見えない。
この配置は、今回の新型コロナウィルスの流行の更に拡大したような配置に見える。
アメリカ国内の経済やコミュニケーションが混乱することを表わしており、アメリカの富が大きく失われる時期に思える。
つまり、ラーフ/木星期から始まって、ラーフ/土星期(2023年11月20日~2026年9月26日)、そして、ラーフ/水星期(~2029年4月14日)は、アメリカに壊滅的な打撃を与えるのではないかと思われる。
アメリカは現代のローマ帝国にたとえられて来た為、ローマ帝国の滅亡時の混乱のような状況が訪れると考えられる。
今まで富裕者として威張り散らしていた人が奴隷に転落するぐらいの変化が起こる可能性がある。
今回、ラーフ/ラーフ/ケートゥ期に移行して、プラティアンタルダシャーのケートゥ期は、土星が結果を与えるが、その土星の効果として、今回の大規模なデモに繋がっているのを見て、そのように思うのである。
ロシアや中国が、米国債を売って、金を買いまくっているというのは、その為である。
ラーフ/木星期 ⇒ ラーフ/土星期 ⇒ ラーフ/水星期で作用する不可解な例外法則が、アメリカにどのくらいの悲惨な状況をもたらすか、それを更に見ていく必要がある。
「但し、今回は、アメリカの建国図では、ラーフ/ラーフ/金星期や、ラーフ/ラーフ/太陽期、ラーフ/ラーフ/月期であり、傷ついた水星の象意が見られないので、ニューヨーク株式市場の大暴落が引き金となる世界恐慌ではないかと思われる。」
と秀吉先生は書いてらっしゃいますが、新型コロナの第二波のパンデミックが原因で世界同時株価大暴落となる可能性もあるのではないでしょうか?
何故なら、アメリカ建国図自体が水星の星座に惑星が集中しており、PADの金星や太陽は水星の星座に在住して、水星の星座に在住する土星からアスペクトされてます。
アメリカ建国図は水星の星座が吉星と凶星、そしてそれらのアスペクトが入り乱れてますが、だからこそ経済的には恵まれているが、コロナでの死者も世界一になったと思われます。
それは決して、木星の山羊座トランジットの時期やトランプの運勢と矛盾するものではないと思います。
また、トランプの木星・水星期が良いのは、2021年7月には新型コロナの第二波も鎮静化し、コロナ後の経済対策が順調に進むからかもしれません。
ADの水星はD1では双子座、D9では水瓶座に在住しており、それがトランプの木星・水星期の経済対策は秀吉先生の記述したようなリベラル的、すなわちフランクリン・ルーズベルト大統領が断行したような経済対策になるのではないかと思われます。