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台風15号について その2 ー インフラの障害、交通渋滞、停電、断水 ー

2019 9/11

台風15号の影響によるインフラ設備の倒壊について、今年のヒンドゥーニューイヤーチャートで説明できることについて記したが、その後、明らかになったことは、高速バスや鉄道による都心へのアクセスが断たれ、東京電力の送電網の障害で、大規模な停電が起こり、47万戸以上に影響が出ていたり、クーラが動かないため、熱中症で亡くなった方もいるという。


「ローカル空港じゃないはず」 成田アクセス遮断に怒り
朝日新聞社 2019/09/09 19:34

成田空港は9日、台風15号の影響で高速バスや鉄道による都心などへのアクセスが断たれ、旅客ターミナルは大混雑が続いた。時間と共に海外などからの到着客らに加え、遅延や欠航で出発できない旅客も増え、成田国際空港会社によると、午後8時時点で約1万3210人が足止めされたという。

 東京都内在住の会社役員の男性(54)は、ベトナムでの商用から帰国し、午前9時すぎからバスの再開を待って発券カウンター前に並んだ。6時間以上経った午後3時半すぎになっても運行が再開されない状況に、「成田はローカル空港じゃないはず。交通機関が全面ストップして空港から出られないなどあり得ない。国は高速道路の1車線でも緊急に確保する方策をとるべきだ。空港会社から状況説明がないのもおかしい」と怒った。

 インドから帰国した男性は、レンタカーのカウンターに並んでいた。数年前に雪で交通機関が混乱した際にも、成田空港で長時間足止めされたという。「どうなっているのか情報がなく、ただ待たされているのは、あの時と同じ。何年か経ってもアクセスの弱さは何も改善されていない」とうんざりした表情だった。

停電や断水などで、ライフラインが停止し、住民がSNSで助けを求めるなどしているとニュースが伝えている。


台風15号の影響続く千葉、SNSで「助けて」の声拡散の鋸南町を緊急取材
2019/9/11 14:15 AbemaTIMES

 「千葉県鋸南町の台風被害の報道をしてください。ほとんどの家の屋根が飛ばされて、断水と停電でライフラインが途絶えています。助けが必要です」

Twitterに投稿された、被害の報道と助けを求める声。ともに投稿された動画には、倒壊した建物など被害の様子が映し出されている。

 9日未明に関東に上陸し、首都圏の交通に影響を与えた台風15号。通勤通学の混乱が多く注目されたが、その一方で千葉の各地で深刻な被害が出ている。被害が千葉の広範囲に渡ったため、メディアが伝えきれない現場も多くあった。そこで、現状を何とか伝えたいという現地の人々がSNSで声を上げ、「断水」「停電」「建物倒壊」を伝える投稿が相次いだ。

 AbemaTV『けやきヒルズ』が鋸南(きょなん)町に向かうと、停電や屋根から落ちた瓦など動画で見えた範囲以外にも台風の爪痕が残り、復旧に追われる人の姿も。動画を撮影した女性の家にうかがい話を聞くと、「(娘に)『うちどうなってる?』って聞かれて『工場がこんなになっちゃってるよ』って送った」と当時の状況を明かす。

 動画は女性が撮影し、娘がTwitterに投稿したものだという。そして拡散され、被害の状況が広く知られていった。被害を伝える手段について、「今もそうなんですけど、携帯もつながりにくくなっていますし、電話もつながらない状態。連絡手段がちょっと乏しかった。停電もそのまま起きてしまったので、全然連絡できなかったような状態」と説明。

 さらに、今後については「情報もないし、このまま停電が続くと体力的にも…。お店が停電なのでどこ行っても閉まっているし、ガソリンスタンドも開いていない。長く続くと食糧難にもなりますし、心配」と不安を訴えた。

 東京電力によると、11日午後12時現在の停電軒数は関東全域で約44万1600軒、でそのうちの約43万7800軒が千葉県。さらに断水も続き、千葉県によると、午前10時現在で鴨川市や市原市など9事業体で計2万1083戸が断水しているという。こうした地域では、各自治体の役場や公民館、コミュニティーセンターなどで給水支援を行っている。

 今回、被害状況がネットで拡散されたことについて、『ニューズウィーク日本版』の長岡義博編集長は「SNSが発達する以前は災害で忘れられた被災地はたくさんあったと思うが、今はSNSがあるからこそ被災地の現状が知られることになって、早い復旧や救出につながることもあると思う。これからSNSを生かして発信することが必要になってくると思う」との見方を示した。

(AbemaTV/『けやきヒルズ』より)

台風の影響が広範囲に及んでいることが分かり、ローカルな小さな出来事というよりも日本のマンデン図に現れるような大きな出来事に発展している。


東京電力は、電力の全面復旧は13日以降になるとの見通しを伝えているが、台風による停電としては「規模、期間ともに過去最大級」であるという。


千葉の停電、全面復旧は13日以降に 東京電力
2019/9/11 19:08 朝日DIGITAL

台風15号の影響で千葉県を中心に続いている停電について、東京電力パワーグリッドは11日夕、全面復旧は13日以降になる見通しを明らかにした。

 同社によると、11日午前8時時点で約47万戸が停電していたが、神奈川、静岡の両県では停電が解消。11日夜現在、千葉県と東京都の島嶼(とうしょ)部の約40万戸が停電している。台風による同社管内の停電では「規模、期間ともに過去最大級」としている。

 千葉県の全面復旧は、千葉市周辺で12日中、それ以外のエリアで13日以降になる見通し。10日夜の時点では11日中にすべて復旧させる見通しを示していたが、設備・施設に想定を超える被害が確認され、山間部での作業が難航するなどしているという。会見した塩川和幸・技監は「想定が甘かったことは反省している」と述べる一方、「全面復旧は(きょうから)1週間、10日かかることはない」と語った。

 復旧の見通しは東電のホームページやツイッターで順次公表するとしている。(兼田徳幸)

これは、やはり、2019年のヒンドゥーニューイヤーチャートで、傷ついた4室で、土星と木星がダブルトランジットを形成し、更にラーフ/ケートゥ軸などがトランジットする効果ではないかということを改めて感じるのである。



4室が射手座であるため、射手座での傷つきは、上昇と下降という象意と絡んで、極端なものになったと考えられる。


つまり、過去最高のものになったり、過去最悪のものになったりする。


土星は星座を抜けていくタイミングで、最も大きな影響を発揮する為、土星が射手座から山羊座に抜けていく来年1月までの間に各人のチャートにおいて、射手座で形成される惑星の絡みなどによるカルマが、それが良いカルマであれ、悪いカルマであれ、噴き出すはずである。


因みにこのヒンドゥーニューイヤーチャートは非常によく機能しているようである。



今回も出来事の内容とタイミングを正確に表している。



例えば、2017年に小池百合子が東京都知事に立候補し、10月に当選したが、希望の党を起ち上げて、都民ファーストの会代表を務めるなどして、アメリカファーストを体現したトランプ大統領の日本版のような現象が起こった。





これも2017年のヒンドゥーニューイヤーチャートによく現れており、ラグナロードの水星と火星が11室に在住し、この牡羊座の火星から独裁者の登場の兆候が読み取ることが出来る。


この時もヒンドゥーニューイヤーチャートで、日本のその年の社会的な出来事がよく説明できることに驚いたが、今回の出来事でも改めてそれを感じることが出来る。


(参考資料)

東電、今日中の全面復旧は「難しい」 現在も46万戸余りで続く停電、懸念される被害拡大
2019.09.11 09:16 AbemaTIMES

東京電力が台風15号の影響によって続く停電の状況について、今日中の全面復旧は難しいとの見通しを明らかにした。

 東京電力は昨日夜までに停電はおよそ12万戸まで減る見通しだとしていたが、千葉県内で発生した雷雨によって作業が中断したこと受け、今も46万戸余りで停電 が続いている。

 昨日には千葉県・南房総市で93歳の女性が熱中症の疑いで意識不明となり搬送先の病院で死亡する事例も起きており、さらなる二次被害の拡大が懸念される。東 電は復旧を急ぐ考えを示している。

(C)AbemaTV
参照元:東電、今日中の全面復旧は「難しい」 現在も46万戸余りで続く停電、懸念される被害拡大
2019.09.11 09:16 AbemaTIMES
想定外のインフラ混乱…台風直撃で高まる東京五輪の中止リスク
2019年09月11日 09時26分 日刊ゲンダイDIGITAL

9日未明から昼にかけて関東を縦断した台風15号。千葉市や羽田空港などでは観測史上1位となる最大瞬間風速を観測し、関東に上陸した台風の中でも統計開始以来、最強クラスとなった。来年の東京五輪は台風襲来でも競技日程はキツキツ。「お・も・て・な・し」とは真逆の“強行軍”となりかねない。

 気象庁によると、台風15号は9日未明に千葉市で最大瞬間風速57・5メートルを観測。記録的な暴風雨の影響で、千葉県君津市では送電線の鉄塔2基(57メートルと45メートル)が倒壊した。東京電力によると、千葉や神奈川などを中心に1都6県で最大約93万軒の停電が発生。全面復旧は10日以降にずれ込む見通しだ。

 首都圏の在来線は、始発から午前8時ごろまで運休。運転開始後も、ダイヤの乱れにより、入場規制が相次いだ。成田空港では一時、交通機関が全面ストップして利用客1万3000人が足止め。「陸の孤島」と化した。

■大会期間中に台風が上陸したら?

 史上最強クラスの台風の猛威をまざまざと見せつけられたが、台風直撃のリスクは来年も変わらない。問題は、台風が来年の東京五輪を直撃した場合だ。

 大会期間は7月24日から8月9日、パラリンピックは8月25日から9月6日だ。台風の発生・上陸のピークが7~9月であることを考えると、台風が五輪を直撃する可能性は十分ある。

「1951年の統計開始から7月と8月に首都圏に上陸した台風は7個です。9月が3個なので、7~9月にかけて首都圏に上陸する台風の数は平均してそんなに変わりません」(気象庁天気相談所)

 大会期間中に台風が上陸したら、首都圏のインフラがマヒし、観戦目的の訪日客らが右往左往することは間違いない。実際、台風15号で鉄道ダイヤが乱れたことにより、日本語の構内アナウンスが理解できずに途方にくれる訪日客もいた。

 最悪の場合、台風による停電で熱中症のリスクが高まり、観戦客やボランティアがぶっ倒れる恐れがある。競技日程にも影響する可能性が高い。

 五輪憲章は原則として、<オリンピック競技大会の競技実施期間は16日間を超えてはならない>と明記している。台風が近づいても競技日程を消化するため“強行軍”に突っ走ったら、陸上競技において猛烈な嵐の中、追い風参考記録で世界新記録が続出する前代未聞の五輪になるかもしれないのだ。

■日本の気候環境を考慮していない

 台風が五輪を直撃した場合のシミュレーションについて、大会組織委に問い合わせると次のような回答だった。

「スケジュール進行に影響を及ぼす事象がある場合、個々の状況にあわせて、組織委員会、IOC・IPC、国際競技団体などで協議を行い、遅延、延期、前倒しなどを判断します。閉会式前に競技を再設定することができない場合には、IOC・IPCが中止を決定します」(戦略広報課)

 要するに、具体策は想定の範囲外で、競技の中止についてはIOC・IPCの判断に丸投げというワケだ。五輪に詳しいスポーツライターの谷口源太郎氏が言う。

「IOCも組織委も日本の気候環境を全く考慮していません。問題は、台風だけではなく、暑さや福島原発事故による放射能汚染まで多岐にわたります。日本の気候環境を考えれば、7、8月に五輪を開催する方がおかしい。選手やスタッフの生命をないがしろにしている証左ですよ」

 自然の猛威を甘く見ていると痛い目に遭う。
参照元:想定外のインフラ混乱…台風直撃で高まる東京五輪の中止リスク
2019年09月11日 09時26分 日刊ゲンダイDIGITAL
停電復旧めど立たず “情報遮断”住民に不安広がる
2019/9/11 20:20 テレ朝news

千葉県内の大規模な停電について東京電力が一転、11日中の復旧のめどが立っていないと明らかにしました。情報を遮断された住民の間で不安が広がっています。

 台風が通過してから3日目。なかなか復旧の進まない現状と情報の少なさに被害に遭った地域では、いら立ちと困惑の色がさらに広がっています。10日夜、行列を作る千葉県東金市役所の給水所。ペットボトル、ポリタンク、さらには鍋まで。東京電力は10日の時点で「停電は11日朝までに大半が解消され、残りの復旧を11日中にも」としていました。しかし、11日朝、千葉県市原市役所には水の配給に住民が長い列を作っていました。午前7時の時点でも千葉県全域では1万6000戸以上で断水が続いていたのです。東京電力は11日朝、急きょ会見を開き、電気の復旧が想定より大幅に遅れていることを発表しました。その理由の一つが、10日深夜にかけて関東の広い範囲で発生した雷雨にあったのです。長引く台風15号の影響。取材を進めていくうち、いまだ被害の実態が伝えられていない地域が次々と明らかとなりました。

 各地で懸命な復旧作業が続けられています。ただ、10日夕方から遅くにかけて関東各地で広く雷雨が発生しました。復旧作業の見通しが立たなくなったことを発表した東京電力。さらに県によれば、停電後に対応した自家発電機が故障し、送水ポンプが機能しなくなったため、新たに断水が6000戸で発生しました。

 房総半島の南に行けば行くほど、まだ伝えられていない被害が多くありました。ガソリンスタンドにドラッグストア。倒壊した建物があちこちに。

 千葉県鋸南町へ行くと…。70代と80代の夫婦が自ら屋根の上に。屋根だけ残してぺしゃんこの倉庫。防災拠点となる鋸南町役場は…。

 鋸南町役場総務企画課・平野幸男課長:「防災行政無線の柱が屋上にあるものが倒れて、もちろん情報収集もできませんし、情報の発信もできない」

 防災無線での住民への情報共有が難しかったということです。

 また、千葉県南房総市には誰もいない避難所がありました。水道、電気が来ていません。ですので照明でしたり、エアコンそしてテレビがすべて、つけることができないということです。この避難所の近くでは10日、90代の女性が熱中症の疑いで死亡しています。長引く停電。それに伴う水や食料の不足。この不安な生活はいつまで続くのでしょうか。
参照元:停電復旧めど立たず “情報遮断”住民に不安広がる
2019/9/11 20:20 テレ朝news

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