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ロマン・ポランスキーについて

2020 3/12

前回、クエンティン・タランティーノ監督の『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』についての感想を述べたが、この映画は、シャロン・テート殺害事件前後のハリウッドを舞台としている。


当時、シャロン・テートと結婚した直後のロマン・ポランスキーも実名で登場する。


このポランスキーがフランス映画芸術技術アカデミーの「セザール賞」で最優秀監督賞を受賞し、著名仏女優が抗議の退場を行なったとニュースが伝えている。


性暴行のポランスキー氏が仏セザール賞で最優秀監督賞 著名仏女優らが続々と抗議の退場 
小林恭子 | ジャーナリスト
2020/2/29 21:57 yahooニュース

 2月28日、フランス映画芸術技術アカデミーは、フランス版アカデミー賞に相当する「セザール賞」の受賞者を発表した。

 最優秀監督賞は、未成年に対する性的犯罪で有罪となった過去を持つロマン・ポランスキー監督に贈られた。これを知った著名女優アデル・エネル(2014年、映画「ミリタリーな彼女」でセザール賞の主演女優賞受賞)が抗議の退場を行い、数人が続いた。

 第45回目となるセザール賞は、ポランスキー監督の映画「私は弾劾する(フランス語はL’Accused、英語はAn Officer and a Spy」が12部門にノミネートされたことで大きな批判を招いた。
 ポランスキー監督(86歳)はポーランド出身の映画監督で「水の中のナイフ」(1962年)、「ローズマリーの赤ちゃん」(1968年)、「テス」(1979年)、「戦場のピアニスト」(2002年)など、数々の名作で知られる。現在は、フランスとポーランドの市民権を持つ。 (略)

このようにロマン・ポランスキーについての注目が集まっている。


何故だろうかと思い、チャートを作成してみると、ポランスキーは、土星が出生の土星にリターンしていた。





土星は、5、6室支配で1、10室支配の水星と5-11室の軸で、相互アスペクトし、1-5、5-10のラージャヨーガを形成している。


映画の創作活動などで結果を出せる配置であり、また5室支配の土星が5室で自室に在住しているので、才能があることを示している。


然し、この土星が6室の支配星で、3、8室支配で2室に在住する火星と相互アスペクトして、5室で、6-8の絡みを形成している。


従って、その6-8の絡みのカルマが、土星のリターンによって噴き出しているのである。




土星は、5-11室の軸で、1-5、5-10のラージャヨーガを形成し、また1、10室支配の水星は、11室支配の月と10-11の星座交換をしている。


従って、ポランスキーは、映画監督として才能があり、優れた作品を創作することができ、仕事は高く評価されるのである。



然し、6室支配の土星が逆行して、11室や11室の支配星にアスペクトして、11室(評価、称号)を傷つけており、また月から見て火星は11室支配であるが、6室も同時に支配し、8、9室支配の土星と相互アスペクトして、ここでも6-8の絡みを生じている。


11室の支配星が9室の支配星と相互アスペクトして、9-11のダナヨーガも形成しているが、11室の支配星が8室支配の土星と相互アスペクトして、11室に傷がついている。


従って、評価に傷が付くような激しい批判を受けているのである。



11室を傷つけているのは、主にこの6室支配の逆行する土星であることが分かる。





性犯罪の配置


この土星は何かと言えば、5室の支配星で5室に在住していることから、教え子、弟子の表示体である。



映画監督というのは、俳優を見初めて、スカウトする所から始まって、俳優に演技指導し、俳優の個性を映画の中に活かして作品を創り上げるのであるが、俳優はいわば、映画監督にとって、教え子、弟子のような存在である。



俳優は画家にとっての絵の具のような存在であり、監督の創作の道具であり、映画監督の創作物と一体化している。



つまり、この土星は明らかに過去に関わった女優たち(弟子たち)の表示体である。



ポランスキーは1977年にジャック・ニコルソン邸で、当時13歳の子役モデルへの淫行容疑で逮捕され、裁判で有罪判決を受け、その後、42日間の勾留後、釈放され、国外脱出し、パリへと移住している。



その後、最近になってから、ポランスキーに強姦されたと訴える女性たちが次から次へと計4人が名乗りを上げている。



「15歳でロマン・ポランスキーにレイプされた」 4人目が訴え出る
2017年10月4日 11時0分 女性自身

映画監督ロマン・ポランスキー(84)に、また新たな性犯罪疑惑が持ち上がった。ニューヨーク・タイムズによると、元女優のドイツ人女性ラナーテ・ランガー(61)が、15歳のときにポランスキーにレイプされたとスイス警察に訴え出たという。ポランスキーによるレイプ被害に遭ったという女性はこれで4人目となる。

ポランスキーは1977年にジャック・ニコルソン邸で当時13歳だったサマンサ・ゲイマーに薬物とアルコールを摂取させた上で性的関係を持ち、強姦をはじめとした6つの罪に問われた。保釈中だった1978年、判決が出る前にフランスへ逃亡し、以後一度も米国の土を踏んでいない。

2人目は『テス』(1979年)の主演女優ナスターシャ・キンスキー(56)。ポランスキーは彼女と交際していたが、その関係は彼女が15歳の頃から続いていた。

2010年には、『ポランスキーのパイレーツ』(1986)でデビューした英国人女優シャーロット・ルイス(50)が、16歳のときにポランスキーに性的虐待を加えられたと記者会見で公表している。

今回新たに名乗り出たランガーは、15歳だった1972年2月、スイスのリゾート地グシュタードにある家で、ポランスキーに性的暴行を受けたという。ポランスキーの代理人と顧問弁護士ハーランド・ブラウンは双方とも、この件に関してコメントを避けている。


訴えているのは、当時、子役モデルや女優の卵など、ポランスキー監督とは、監督と女優といった師弟関係となる15歳など未成年の若い女性たちである。



こうした女性たちが、ずっと当時のことを恨み続けて、かなりの年月が経過した後に訴え出て来るのである。



強姦などの性犯罪の場合、そのパターンが多いようである。



つまり、5、6室支配で、5室に在住し、11室や11室の支配星、月から見た11室の支配星にアスペクトする土星は、ポランスキー監督にとっての教え子、弟子たちに該当する。



映画監督という時点で、子役モデルや女優の卵の女性たちは、監督を自分の上司や教師、導き手とみなし、依存心が生じたり、圧倒的な力関係の違いを認識する。



そこで監督に上手く取り入って、女優として使ってもらいたいと思ったり、あるいは、そうしたことを期待して監督と恋愛関係に陥る場合もあり、微妙な世界である。



然し、そこで、一線を越えて、性的暴力や強制などがあった場合、女性は犯罪の被害を受けたのではないかと考え続け、だいぶ後になってから、そのことを訴え出るのである。




この教え子を表わす5室支配の土星が同時に6室を支配し、3、8室支配の火星と相互アスペクトしている為、6-8の絡みが生じ、性犯罪とその後の訴訟につながったものと思われる。




土星は逆行している為、広範囲にアスペクトを振りまいており、ポランスキーのラグナ、ラグナロード、11室、11室の支配星にアスペクトしているが、逆行する凶星は、やり残していた仕事をやり遂げるかのように逆行から順行に移行する過程で、速度を緩めながら、増大した強い凶意を投げかけるのである。




3、8室支配の火星は、3室が食欲、性欲、睡眠欲を表わす低次の肉体的欲望のハウスで、8室は性器や性衝動(クンダリーニなども表わす)、不道徳のハウスである。




この火星が5,6室支配の土星と相互アスペクトする配置は、ポランスキー監督が、子役モデルや女優の卵と、自身の性衝動を犯罪的な支配と服従の行為で満たしたこと解釈できる。




土星と火星という2つの生来的凶星がそれぞれ6室と8室の支配星となってコンジャンクションや相互アスペクトなどで絡む場合、支配と服従の暴力的犯罪的な関係(出来事)が生じるのである。




またこのポランスキーの性犯罪には、6室に在住するラーフが大きな役割を果たしている。



6室は自分よりも目下の存在であり、愛人とか部下のハウスである。その6室にラーフが在住する配置は、ウパチャヤの凶星にもなるため、部下に対して強い配置であり、愛人や部下と関わった場合に自然と相手を支配する関係性となるのである。




それで、そのラーフがダシャーによって発動する場合、ラーフ期はそのディスポジターが結果を与える為、5、6室支配の土星が、3、8室支配の火星と相互アスペクトするカルマが噴き出すのである。



結局、6室のラーフ、5、6室支配の土星、3、8室支配の火星などの配置によって生み出されるものが、強姦などの性犯罪となったことがよく理解出来る。



また火星が、6室支配の土星にアスペクトし、6室にも部分アスペクト(50%)する為、6室に対して性衝動を表わす3、8室支配の火星が、1.5の力で影響していることも注目すべきである。



そして、ラーフはダニシュター(火星)に在住し、火星のアスペクトを受けることで、ラーフの火星からの影響は強まっている。



またラーフは5室目と9室目にアスペクトするという説もあるが、そうするとラーフは火星からアスペクトされているばかりでなく、火星にもアスペクトして、火星とラーフの結びつきが強化されている。



そして、火星自身は、チトラー(火星)に在住して、強い配置である。



またヴァルゴッタマで、6つの分割図で同じ天秤座に在住していることから、非常に強い配置である。



火星は月から見た場合、暴力の6室を支配して、11室にアスペクトバックしている為、非常に強い配置であり、ラーフと共に火星も大きな役割を果たしている。




2011年10月4日付の記事によれば、ポランスキーは、スイスのテレビ局TSRのインタビューで、1977年の淫行事件の後、33年間、後悔し続けたことを語り、自らの罪を認めている。






壮絶な生い立ち -2室への激しい傷-



ロマン・ポランスキーの生い立ちというのは、非常に壮絶である。



生い立ち

ユダヤ教徒のポーランド人の父親とカトリック教徒でロシア生まれのポーランド人の母親の間にフランスの首都パリで生まれる。出生時の名前はライムント・ロマン・リープリンク(Rajmund Roman Liebling)。3歳のとき一家はポーランドのクラクフに引越し、そこで幼少期を過ごした。異父兄妹の姉がおり、のちにアウシュビッツに連行されたが、生き延び、その後、パリで暮らしたという。
第二次世界大戦時はドイツがクラクフに作ったユダヤ人ゲットーに押し込められた。ゲットーのユダヤ人が一斉に逮捕される直前、父親はゲットーの有刺鉄線を切って穴を作り、そこから息子を逃がした。父母はドイツ人に別々に連行された。母親はアウシュビッツでドイツ人に虐殺された。また、母親はこの時、妊娠していたとポランスキーは証言している。父親はドイツ人により採石場で強制労働をさせられ、終戦まで生き残った。

(wikipedia ロマン・ポランスキーより引用抜粋)

幼少時にユダヤ系だったポランスキーはナチスドイツによって、ゲットーに閉じ込められ、両親はドイツ人に別々に連行され、母親はアウシュビッツで虐殺されている。


父親は強制労働をするが、終戦まで生き残ったと書いてある。



このように幼少時にナチスによって家族が離散したのは、3、8室支配の火星が2室(両親、家族)に在住し、5室支配の土星と相互アスペクトして、2室を激しく傷つけているからである。





2室支配の金星はラグナに在住し、木星とコンジャンクトしているため、若干の救いも見られるが、金星は9室の支配星であり、父親も表わす為、父親が強制労働後、戦後まで生き続けたのは、この木星の保護が働いたと考えられる。


また「異父兄妹の姉がおり、のちにアウシュビッツに連行されたが、生き延び、その後、パリで暮らした」と記されており、家族全員が失われずに済んだのは、この木星の働きとも考えられる。



またこの木星は7室の支配星で、ラグナに在住していることから配偶者の恩恵を表わしているということも出来る。



木星は4、7室支配で2つのケンドラを支配し、月からも同様である為、吉意を失い、機能的凶星化してはいるが、それでも木星は、2、9室支配の金星とコンジャンクトしている為、機能的凶星化の効果は少なく、4-9、7-9のラージャヨーガをラグナで形成し、ラグナは2つの吉星によって守られている。




例えば、ロマン・ポランスキーは仏アカデミーの「セザール賞」の授賞式の時にセキュリティーの問題で授賞式に参加しなかったが、2017年5月のカンヌ映画祭では2人の女優(エヴァ・グリーン、エマニュエル・セニエなど)に守られるようにして、公の場に登場した。







現在の妻、エマニュエル・セニエは、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』で実名でポランスキーを映画に登場させたタランティーノを激しく非難したようである。







7室支配の木星がラグナに在住し、5、6室支配の土星にアスペクトして、ある程度の保護を与えているようである。




それで、彼は淫行事件で批判されていても、妻と再婚して、ある程度の正常な社会生活を送れているのである。





ケンドラの3つの吉星



またポランスキーは、これだけ性犯罪で告発され続けても映画監督を続けることが出来るのは、ケンドラに3つの吉星が在住しているからである。




これは連続殺人犯のテッド・バンディーのチャートと比較すると、その違いが浮き彫りになるが、テッド・バンディーの場合、ケンドラに6つの凶星が在住していた。




ポランスキーの場合、10室に在住する月が1、10室支配の水星と10-11の星座交換をして、4室にアスペクトし、またラグナに在住する4、7室支配の木星と2、9室支配の金星が、4-9、7-9のラージャヨーガを形成し、金星は減衰しているが、ニーチャバンガラージャヨーガを形成し、7室にアスペクトして、ケンドラの1、4、7、10室を保護している。







従って、性犯罪を働いたが逮捕を免れて、批判は受けているが、再婚もして、今でも映画監督を続け、作品を創り続け、その作品は評価を受けているのである。




この辺りは、ケンドラに吉星が在住することがいかに大切かを物語っている。





ナヴァムシャを見ても木星と金星がケンドラの7室に在住しており、これだけ批判を受けても再婚相手が現れるのはその為である。




また2室支配の太陽が10室で高揚し、5、10室支配のヨーガカラカの火星と、4-10軸で、相互アスペクトする配置は、生来的凶星ではあってもむしろ、良い結果をもたらすと考えられる。




家族や家系に公権力を持つ強力な支援者がいる印象で、政府から守られる配置に見える。



2室は家系、先祖を表わすため、ユダヤ系の有力者やコミュニティーがポランスキーを守っている可能性もあり得る。





何故、シャロン・テートは殺害されたのか?


シャロン・テート殺害事件は、人違い殺人であると言われている。



wikipediaの記述によれば、ポランスキーとシャロン・テートが住んでいた家は、元々、ミュージシャンのテリー・メルチャーが居住しており、当時、ミュージシャン志望だったチャールズ・マンソンがメルチャーを訪ねたが、プロの道に繋がらず、その逆恨みが襲撃の動機であったという。

事件が起こったのは、1969年8月9日で、ダシャーは水星/木星/土星期である。





7室をシャロン・テートのラグナとすると、マハダシャーの水星は、4、7室支配のマラカで、11、12室支配のマラカの土星と相互アスペクトしている。



アンタルダシャーの木星は3、8室支配の金星と共にマラカの7室に在住し、逆行の11、12室支配のマラカの土星のアスペクトを受けている。



プラティアンタルダシャーの土星はマラカの11、12室の支配星で、ラグナ(身体)と8室(寿命、急所)にアスペクトし、また逆行してラグナロードの木星やマラカの7室にもアスペクトしている。



またマラカの7室支配の水星と相互アスペクトしている。



また土星は2、9室支配で8室に在住する火星と相互アスペクトしており、8室(寿命)を激しく傷つけている。



ナヴァムシャのラグナをシャロン・テートのラグナとすると、アンタルダシャーロードの木星は3、12室支配のマラカで、4、11室支配のマラカの火星からアスペクトされており、ラグナロードの土星は7室支配のマラカの月と共に6室に在住している。



ラグナからは12室に在住しており、パートナーの損失、別離を表わしている。




シャロン・テート自身のチャートは、以下のような双子座ラグナである。






事件が起こった時のダシャーは、月/太陽/木星期である。



月はマラカの2室を支配し、ラーフとコンジャンクトしている。



また2室には土星と火星がアスペクトしており、マラカの2室支配の月は、これらの凶星からの傷を受けていることが分かる。



アンタルダシャーの太陽は、3室支配で8室に在住しているが、マラカの月とラーフのディスポジターとして、これらの惑星の凶意を受けている。



太陽は吉星である金星や水星とコンジャンクトしているが、8室に在住することで、これらの吉星は力を発揮できず、吉意を大きく損なっている。



プラティアンタルダシャーの木星はマラカの7室を支配して、ラグナに在住しているが、逆行している為、吉意を損なっており、6、11室支配の火星、逆行の8室支配の土星からアスペクトされている。



この木星は、プナルヴァスに在住しているが、ポランスキーの出生図の月は同じプナルヴァスに在住しているので、この木星は、ポランスキーの表示体である。



然し、この木星はマラカの7室を支配して逆行しており、ほとんど役に立っていないことが分かる。



事件の当日、ポランスキーは家におらず、シャロン・テートを助けることは出来なかった。







致命的な出来事を表わすアシュタムシャ(D8)を見ると、マハダシャーロードの月は3室に在住し、アンタルダシャーロードの太陽は6室支配でマラカの7室支配の水星とコンジャンクトし、プラティアンタルダシャーロードの木星は、ラグナロードで12室に在住し、11、12室支配のマラカの土星と星座交換し、マラカの7室に在住する火星からアスペクトされている。


このようにシャロン・テートのチャートから見ると、7室からラグナにアスペクトする火星、そしてラグナにアスペクトする土星などが、事件の悲劇を物語る配置となっている。







再び、ポランスキーのチャートに戻ると、7室をラグナとした時に8室に火星が在住しており、土星と相互アスペクトして8室を激しく傷つけている。



そして、7室をラグナとすると、12室にラーフが在住し、太陽や土星からアスペクトされている。



つまり、7室をラグナとした場合に8室や12室が激しく傷ついているのである。



8室の火星は特に性暴力を受けやすい配置であり、女性のセックスアピールを拡大する配置である。




ポランスキーは、常にこうした(性)暴力の被害者の女性と縁があり、自分が暴力の担い手になるか、あるいは全く別の犯罪者が暴力の担い手になるかの違いでしかない。






5室=前世の功徳のハウス



ポランスキーのチャートを見ると、土星と火星の相互アスペクトに特徴があり、ラグナから見て、2室と5室で相互アスペクトして、2室と5室を傷つけ、月から見て5室と8室で相互アスペクトし、5室と8室を傷つけている。




このことによって、幼少時の家族の離散や悲劇(2室)、弟子(教え子)への性暴力と訴訟(5室)、配偶者の悲劇的な死(8室=7室から見た2室:マラカ)などを生み出している。




5室は前世の功徳のハウスである為、この5室に在住する5、6室支配の逆行する土星は、おそらく前世で積み上げた功徳の結果なのである。




それはクリエーターとしての一定の才能を与えたが、そこには3、8室支配の火星と相互アスペクトしており、そこには激しい傷つきがある。




例えば、サンスカーラ(輪廻において繰り返された行為がもたらす行動傾向、あるいは、精神的な気質)として考えれば、ポランスキーは同じようなことを繰り返して来たと考えることも出来る。




これは、前世まで行かなくても、ポランスキーは自分が昔、若い頃に行なった行為のつけを今現在、払わされていることは明らかであり、これは原因と結果の分かりやすい現れである。







【ダシャーの検証】


1977年 ジャック・ニコルソン邸で、当時13歳の子役モデルに淫行をした嫌疑をかけられ逮捕、裁判では司法取引により法定強姦の有罪の判決 ⇒ ケートゥ/火星 or ケートゥ/ラーフ


アンタルダシャーのラーフが目下の者への支配的立場を表わしており、ディスポジターの5、6室支配の土星が3、8室支配の火星と相互アスペクトして、6-8の絡みを生じている為、犯罪的支配服従関係を表わしている。


5室を激しく傷つけている為、部下(教え子)との関係が性的欲望を満たすのに利用されたと考えられる。




2002年『戦場のピアニスト』で第55回カンヌ国際映画祭パルムドール及びアカデミー監督賞を受賞 ⇒ 太陽/火星 or 太陽/ラーフ


ラーフ期は、一方で、ディスポジターの土星が5室支配で、11室に在住する1、10室支配の水星と1-5、5-10のラージャヨーガを形成し、月から見て、土星は9-11のダナヨーガを形成してもいる。その為、ラーフ期に高い評価を受け、受賞したことが分かる。



2009年9月 チューリッヒ映画祭の「生涯功労賞」授与式に出席するためスイスに滞在中、前述の少女への淫行容疑に関連してスイス司法当局に身柄を拘束された ⇒ 月/ラーフ

一方で、ラーフ期は、淫行容疑で、身柄を拘束されるような時期にもなっている。ラーフのディスポジターである土星が6室支配で8室支配の火星と相互アスペクトしているからである。



2010年『ゴーストライター』で第60回ベルリン国際映画祭監督賞、ヨーロッパ映画賞では作品賞、監督賞、脚本賞を受賞 ⇒ 月/ラーフ or 月/木星


マハダシャーロードの月は、11室の支配星で、1、10室支配の水星と10-11の星座交換をし、1-11のダナヨーガを形成している。


ラーフのディスポジターの土星は、月から9-11のダナヨーガを形成し、ラグナから1-5、5-10のラージャヨーガを5-11軸で形成している。


4、7室支配の木星はラグナから見て、2、9室支配の金星と4-9、7-9のラージャヨーガを形成し、月から見て7、10室支配で、5室支配の金星と、5-7、5-10のラージャヨーガを形成している。

また木星のディスポジターの水星は、1、10室支配で、11室支配の月と星座交換して、1-11のダナヨーガを形成している。




2018年5月 前述の性的行為を理由としてビル・コズビーとともに映画芸術科学アカデミーから除名 ⇒ 火星/ラーフ/金星


マハダシャーロードの火星は、3、8室支配で、5、6室支配の土星と相互アスペクトし、6-8の絡みを生じている。



ラーフのディスポジターの土星は、5、6室支配で、3、8室支配の火星と相互アスペクトして、6-8の絡みを生じている。



プラティアンタルダシャーの金星は、9室の支配星だが、火星、ラーフと絡んでいない。






ポランスキーの現在



ロマン・ポランスキーは、2017年3月17日からマハダシャー火星期に移行しているが、火星は3、8室支配の生来的機能的凶星であり、月からも生来的機能的凶星である。



従って、この火星期は、ポランスキーの人生の晩年に波乱をもたらすことが予想される。




現在、火星/土星期(2019年8月3日~2020年9月10日)であり、火星と土星は、ポランスキーの5室を激しく傷つけており、また土星はラグナやラグナロード、11室や11室の支配星を傷つけている。



そして、今年の1月24日からトランジットの土星が出生の土星にリターンしたため、特にこの5室のカルマが噴き出すタイミングである。



それで、仏アカデミーで、ポランスキー批判が巻き起こっているのである。





【その他】

因みにクエンティン・タランティーノは、過去にロマン・ポランスキーを擁護した発言について批判を浴びている。



また映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』で、ポランスキーを大物映画監督として理想化している。



これは、おそらくポランスキーはラグナロードの水星が蟹座のプシュヤに在住している為、タランティーノが好む蟹座の落ち目の人物を象徴するからである。



最近の映画からアメリカの現状を知る』の中でも書いたが、タランティーノは、落ち目となった人物にスポットを当て、復活させることを好むからである。





(参考資料)

性暴行のポランスキー氏が仏セザール賞で最優秀監督賞 著名仏女優らが続々と抗議の退場
小林恭子 | ジャーナリスト
2020/2/29 21:57 yahooニュース

 2月28日、フランス映画芸術技術アカデミーは、フランス版アカデミー賞に相当する「セザール賞」の受賞者を発表した。

 最優秀監督賞は、未成年に対する性的犯罪で有罪となった過去を持つロマン・ポランスキー監督に贈られた。これを知った著名女優アデル・エネル(2014年、映画「ミリタリーな彼女」でセザール賞の主演女優賞受賞)が抗議の退場を行い、数人が続いた。

 第45回目となるセザール賞は、ポランスキー監督の映画「私は弾劾する(フランス語はL’Accused、英語はAn Officer and a Spy」が12部門にノミネートされたことで大きな批判を招いた。

 ポランスキー監督(86歳)はポーランド出身の映画監督で「水の中のナイフ」(1962年)、「ローズマリーの赤ちゃん」(1968年)、「テス」(1979年)、「戦場のピアニスト」(2002年)など、数々の名作で知られる。現在は、フランスとポーランドの市民権を持つ。

暗い過去と映画人としてのキャリア

 ポランスキー監督には、「暗い過去」がある。

 最初が、妻で女優のシャロン・テートの殺人事件だ。

 監督は「吸血鬼」(1967年)に出演したテートと結婚した。1969年、米ロサンゼルスの自宅でのパーティーの最中に、妻がチャールズ・マンソンが率いるカルト教団に襲われ惨殺されてしまう。当時、ポランスキーはロンドン滞在中で不在だった。テートは死亡時、ポランスキー監督の子供を身ごもっていた。

 そして、1977年、ポランスキー監督は13歳の少女を強姦した罪で起訴されてしまう。法定強姦(性的同意年齢未満の子供に対する性行為)で有罪となった。42日間の服役後、仮釈放中に米国から逃亡した(米当局は今でも身柄の引き渡しを求めている)。

 その後は米国から欧州に拠点を移動させ、映画を作り続けた。その努力を代表するのが「戦場のピアニスト」(2002年)。この作品はカンヌ国際映画祭のパルムドール賞(最高賞)、米アカデミー賞の監督賞、脚色賞、主演男優賞を受賞した。

 2010年には、「ゴーストライター」でベルリン国際映画祭監督賞も受賞している。

 しかし、性被害の告発を後押しする「MeToo」運動の高まりを受け、監督に性的に虐待されたとする女性が複数現れた。2017年にはセザール賞の選考委員に選出されたが、反発を受けて辞任する羽目となった。2018年には、米映画芸術科学アカデミーから除名されている。

セザール賞の選択に、論争勃発

 昨年9月、ポランスキー監督の最新作「私は弾劾する」がベネチア国際映画祭で第二席に当たる審査員大賞を受賞。

 11月、フランスの女優ヴァレンティ―ヌ・モニエが、1975年にポランスキーによる性的暴行を受けたと暴露した。当時、彼女は18歳だった。

 監督によって性的暴行を受けたとする映画関係者は彼女一人ではなかったが、一連の批判にもかかわらず、映画はフランスで大ヒットとなった。

 ポランスキー監督が今年のセザール賞のノミネーションに入ったことを受け、フェミニズムの活動家たちや女性を中心に彼の作品のボイコットを要求するようになった。こうした声を受けて、2月、セザール賞の審査委員会のメンバー全員が辞任している。

 同月28日の授賞式では、開催前に会場近くで女性たちが「ポランスキーを刑務所に」などと叫び、抗議活動を展開した。

 ポランスキー監督が最優秀監督賞を受賞したことを知った女優のエネルは、会場内の自分の席から立ちあがり、抗議の退場を行った。彼女は子供時代に別の映画監督に性的虐待を受けたことを告白しており、フランスのMeToo運動を代表する一人とされる。

 エネルは、会場を去るときに、「恥!」と言い捨てたという。エネルの後を映画監督セリーヌ・シアマが続いた。

 女優でコメディアンのフローレンス・フォレスティは授賞式の司会をしていたが、ポランスキー監督の受賞が発表された後、舞台に戻らなかった。のちに、インスタグラムのアカウントで真っ黒な画面を出し、「憤慨した」という言葉を付け加えた。

 ポランスキー監督やスタッフは会場には姿を見せなかった。「治安上の理由」である。

 監督の新作は、19世紀の「ドレフュス事件」(1894年、仏陸軍参謀本部の大尉でユダヤ人のアルフレド・ドレフュスがスパイ容疑で逮捕された冤罪事件)を題材にしている。

芸術作品と作る人

 芸術作品を作る人が過去に犯罪を犯した人であった場合、その作品を鑑賞する側の私たちはどうしたらいいのだろうか。

 ポランスキー氏が優れた作品を作る人物であることは確かだが、釈放中に逃亡したとすれば、罪を十分に償っていないということで、米国に送還され、法の裁きを受けるべきなのだろうか。また、もう作品を作ってはいけないのだろうか。

 思い起こすと、アメリカの俳優ケビン・スペイシーや監督ウッディ・アレンは性的ハラスメントや児童に対する性的虐待疑念をきっかけに、映画やテレビの制作活動が事実上停止状態となった。

 かつては飛ぶ鳥を落とす勢いだった米映画プロデューサーのハービー・ワインスティーンは2月末、強姦罪で有罪となった。経営していた会社は破産した。今後、映画界で活動できるかどうかについては、めどがたっていない。

 筆者は、ひとまずはポランスキー監督の最新作を見てみたい気がする。しかし、割り切れない思いをしそうだ。
参照元:性暴行のポランスキー氏が仏セザール賞で最優秀監督賞 著名仏女優らが続々と抗議の退場
小林恭子 | ジャーナリスト
2020/2/29 21:57 yahooニュース
仏アカデミー、性暴行のポランスキー監督ノミネートで批判殺到
2020年02月14日 BBC NEWS JAPAN

フランス映画芸術技術アカデミーが、主催する「セザール賞」に児童性的虐待で有罪となったロマン・ポランスキー監督の作品をノミネートし、大きな批判を浴びている。これまでに審査委員会のメンバー全員が辞任したものの、改革を求める声が高まっている。

フランスのアカデミー賞とも言われる同賞では今年、ポランスキー監督の「ジャキューズ(私は弾劾する)」が12部門にノミネートされた。

これに反発した俳優やプロデューサー、監督らは公開書簡を発表。仏アカデミーの「機能不全」と不透明な経営を批判し、改革を訴えた。

また、フランスの男女平等相や映画評論家なども、ポランスキー氏のノミネートを非難した。

13日に発表した声明で仏アカデミーは、審査委員会は「2019年の映画界を支えた男性と女性に敬意を表するとともに、事態を収束させ、映画の祭典が純粋な祭典となるよう」、「全会一致で辞任を決定した」と説明。

「この共同決定により、審査委員会は総入れ替えとなる」と付け加えた。

仏アカデミーは、2月末の授賞式後に新たな審査委員を選出し、改革や現代化に臨むとしている。

ポランスキー監督のしたこと

ポランスキー氏は1977年、当時13歳だったサマンサ・ゲイマーさんを強姦した。ポランスキー氏はこの事実を認め、禁錮刑に42日間服したものの、司法取引の破綻を恐れ、仮釈放中にアメリカから逃亡した。

ポランスキー氏はフランスとポーランドの市民権を持っており、米当局の身柄引き渡しを何度も回避してきた。

一方で、ポランスキー監督は2017年にセザール賞の選考委員に選ばれたが、反発を受けて辞任。2018年には、アカデミー賞を主催する米映画芸術科学アカデミーから除名されている。

今回のノミネートを受け、女性の権利団体「ウゼ・ル・フェミニスメ」の広報を務めるセリーヌ・ピクさんは、「ショックを受けた、ノミネーションに投票した400人もの映画専門家が、ポランスキーを12部門で称賛した。この12という数字は、ポランスキーにレイプされたと訴えている女性の数と同じだ。これは倫理観の問題ではなく、正義の問題だ」と話した。

仏アカデミーは当初、ポランスキー監督のノミネーションを擁護し、賞の授与では「倫理的な立場を取るべきではない」としていた。

しかし多くの反発を受け、今後は文化省に仲介役の任命と、一連の改革の監督を求める方針を明らかにした。

フランスのフランク・リーステール文化相は、同アカデミーは「オープンさ、透明性、平等、多様性」といった精神のもとに民主主義的に運営されるべきだと述べた。

(英語記事 'French Oscars' board quits en masse amid backlash)
参照元:仏アカデミー、性暴行のポランスキー監督ノミネートで批判殺到
2020年02月14日 BBC NEWS JAPAN
タランティーノ監督に非難 強姦容疑のポランスキー監督を擁護する過去発言が浮上
2018/2/8 15:45 エンタメの「今」がわかる クランクイン

 映画『キル・ビル』撮影中の事故をユマ・サーマンに激白されたクエンティン・タランティーノ監督が、また非難を浴びている。2003年に人気DJハワード・スターンとのインタビューで、1977年に13歳の少女を強姦した罪で有罪になったロマン・ポランスキー監督を擁護する発言をしていることが、再び注目を集めたのだ。

 ポランスキー監督はアメリカで1977年に、当時13歳だった少女に薬物を与え、強姦した罪で逮捕され、司法取引で法廷強姦の有罪を認めた。その後、釈放されたときに国外に脱出している。

 Just Jaredによると、再浮上したインタビューで、タランティーノ監督は「彼(ポランスキー監督)は13歳の子を強姦したんではない。あれは法廷強姦だったんだ。まったく同じこととは言えない」と語っていたという。「彼は未成年とセックスしたんだよ。それは強姦とは違う。僕に言わせれば、強姦という言葉を使って話すなら、暴力や、誰かを押さえつけて無理強いすることが関係してくる」と、持論を展開していたとのことだ。

 タランティーノ監督は、少女が当時望んでポランスキー監督と会い、13歳だったことが法律にひっかかっただけと、彼女自身が話していたことなどを取り上げたという。

 タランティーノ監督の一連の発言はツイッターなどのSNSで多くの批判を浴びることとなり、Film News UKによると、女優のビジー・フィリップスやオリヴィア・マン、パトリシア・アークウェットなどが、タランティーノ監督に嫌悪感を示すツイートを発した。

 先日は『キル・ビル』シリーズの主演女優ユマ・サーマンに、撮影で危険な車の運転をさせたことを暴露されたタランティーノ監督。本件ではDeadlineのインタビューで、当時はスタントではなく、ただの運転シーンの撮影と考えていたと述べつつ、「あのスタントをユマにやらせたのは、僕の人生最大の後悔だ」と語っている。
参照元:タランティーノ監督に非難 強姦容疑のポランスキー監督を擁護する過去発言が浮上
2018/2/8 15:45 エンタメの「今」がわかる クランクイン
ポランスキー監督の米国への身柄送還を拒否 ポーランド
2015/10/31 16:27 CNN.co.jp

(CNN) ポーランドの裁判所は30日、映画「戦場のピアニスト」などで知られるロマン・ポランスキー監督(82)が1977年に起こした未成年少女との淫行事件を巡り米当局が要請していた身柄送還に応じないことを決めた。

同監督を米国へ身柄移送するのに要する期間を考慮した場合、高齢者には厳しい環境を長期にわたって強いる違法な自由剥奪(はくだつ)の状態が生じる恐れなどを理由にした。

同監督はポーランドで幼少期を過ごしていた。現在は同国で新作の映画制作を進めている。ポーランド当局はポランスキー氏が博物館開館式典に参加するため首都ワルシャワを訪れた際、米国への身柄送還問題を検討する方針を示していた。

ポーランドの国内法によると、仮に裁判所が身柄移送を勧告した場合でも、移送の諾否に関する最終権限は同国法相が持っている。

淫行事件は1977年、米俳優ジャック・ニコルソンさんの米カリフォルニア州の自宅で行われた写真撮影で発生。被害者の少女は当時13歳で、同監督は43歳だった。少女にシャンパンと催眠薬を飲ませ、性的関係を持ったとされる。同州で同意の上での性的関係が許容される年齢は18歳となっている。

ポランスキー氏はその後、レイプなど6件の罪で訴追されたが、同氏が未成年者との性交渉を認めたため検察当局が重罪となる訴追を取り下げる司法取引が成立。しかし、審理担当の裁判官が想定より重い量刑を科す可能性が出て来たことを知った同監督は米国を出国していた。

米当局はその後、数十年にわたり関係国に監督の身柄送還を要求していた。ただ、カナダ、フランス、イスラエル、タイやスイスはこの要請を退けていた。

被害者の少女は2年前、自らの身元を明かし、公の場でポランスキー氏の行為を許す考えを表明。訴追の取り下げも促していた。事件が蒸し返されるたびに自身や家族らが注目が新たに集めること嫌った末での行動だった。

同監督は2003年、「戦場のピアニスト」でアカデミー賞を受賞。「テス」「チャイナタウン」両作品は同賞の候補作ともなっていた。
参照元:ポランスキー監督の米国への身柄送還を拒否 ポーランド
2015/10/31 16:27 CNN.co.jp
ポランスキー監督に新たなレイプ疑惑、元女優が公表 フランス
2019年11月11日 9:11 AFP BB NEWS

【11月11日 AFP】アカデミー賞(Academy Awards)受賞の映画監督ロマン・ポランスキー(Roman Polanski)氏(86)から1970年代に暴力的にレイプされたと、フランスの元女優が公表した。これに対しポランスキー氏側は10日、訴訟を起こす姿勢を示したが、過去の性的暴行の告発が相次いでいる同氏への風当たりはいっそう強まっている。

 ポランスキー氏は、1978年に俳優ジャック・ニコルソン(Jack Nicholson)さんの米ロサンゼルスの自宅で当時13歳の少女をレイプしたことを認めた後フランスに逃れ、現在もそこで暮らしている。同氏は元女優が公表した内容を否定しているが、仏映画界には同氏を支持する声はほとんどない。

 写真家で元女優のヴァレンティナ・モニア(Valentine Monnier)さんは、18歳だった1975年にスイスのスキーリゾートのグシュタード(Gstaad)のポランスキー氏の別荘で「極めて暴力的」に襲われレイプされたと訴えている。

 モニアさんは襲われたときに錠剤を無理やり飲まされそうになったと述べ、その後ポランスキー氏は涙ながらに謝罪し、誰にも言わないよう約束させられたと明らかにした。

 仏大衆紙パリジャン(Le Parisien)が掲載した公開書簡の中でモニアさんは「私は死ぬと思った」と述べた。パリジャン紙はモニアさんにインタビューをしたほか、目撃者に連絡を取ってモニアさんの話の内容が事実だと確認したとしている。

 ポランスキー氏の弁護士エルベ・テミム(Herve Temime)氏は声明でAFPに、「ポランスキー氏は最も強い言葉でこのレイプの告発に反論している」と語り、「われわれは、今回の公表が行われたことに対して法的措置を取るべく作業中だ」と述べた。

 フランスでは先週、仏女優アデル・エネル(Adele Haenel)さんが、12歳当時、初めて出演した映画の監督からセクハラを受けたと明らかにし、映画界に衝撃が走ったばかり。エネルさんは9日、モニアさんを支えるため声を上げようと呼び掛けた。
参照元:ポランスキー監督に新たなレイプ疑惑、元女優が公表 フランス
2019年11月11日 9:11 AFP BB NEWS
ポランスキー妻、タランティーノ監督を厳しく非難
2019年5月30日 11:00 映画.com

クエンティン・タランティーノ監督が最新作「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」に映画監督ロマン・ポランスキーを実名で登場させたことに対し、ポランスキー監督の妻で女優のエマニュエル・セニエが、SNSを通じてタランティーノ監督を厳しく非難した。

1960年代末のハリウッドを舞台にした本作は、スタントマンの相棒クリフ(ブラッド・ピット)と組んで、再び栄光を取り戻そうと奔走する落ち目の俳優リック(レオナルド・ディカプリオ)の物語を主軸に、チャールズ・マンソンをリーダーとする狂信的カルト集団“マンソン・ファミリー”による女優シャロン・テート殺害事件を絡めて描くもの。テートさんの当時の夫ポランスキー監督をはじめとする実在の人物が、キャラクターとして多数登場する。

テートさんは69年8月、米ロサンゼルスの自宅でマンソン・ファミリーのメンバーらに惨殺された際、妊娠8か月だった。愛する妻とまだ見ぬ我が子を留守中に殺されるという、耐えがたい悲劇に見舞われたポランスキー監督。映画ではテートさんをマーゴット・ロビー、ポランスキー監督をポーランド俳優ラファル・ザビエルチャがそれぞれ演じている。

映画が第72回カンヌ国際映画祭でお披露目されたのを受け、ポランスキー監督の30年来の妻であるセニエは、自身のTwitterにフランス語でコメントを投稿。米ハリウッド・レポーターが独自に翻訳のうえ掲載したコメントで、セニエは「誰かの悲劇的な体験を、当人の気持ちも考えずに都合よく利用するなんて、神経を疑うわ。断っておくけど、映画そのものを批判しているわけではないの。ロマンをのけ者にしておきながら、彼の悲惨な体験をネタに映画を作って金儲けをすることになんら抵抗を感じないハリウッドの映画人たちに、腹を立てているだけ。しかも、ロマン本人に何の相談もなく勝手にね。いい映画かもしれないけれど、アイデアが気に入らない」と、夫の悲劇を断りもなく映画の題材にしたタランティーノ監督のみならず、78年に未成年の少女に性的暴行を加えたとして有罪判決を受けたのを機に、ポランスキー監督を事実上の永久追放としたハリウッド映画業界に対しても、不満をぶちまけた。

「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」は、8月30日から全国公開。
参照元:ポランスキー妻、タランティーノ監督を厳しく非難
2019年5月30日 11:00 映画.com
ポランスキー監督、少女淫行事件への33年の後悔を語る
2011年10月04日 12:05 MovieWalker

ロマン・ポランスキー監督が、スイスのテレビ局TSRのインタビューで、1977年に起きた少女淫行事件につき、「33年間、後悔してきた」と語ったと英BBCニュースが伝えている。

ポランスキー監督は、当時13歳だった少女に対し、ジャック・ニコルソン宅で強姦、アナルセックスなどの性行為を行った容疑で逮捕され、裁判で有罪判決が下ったが、保釈中に米国を出国してヨーロッパに逃亡した。しかし、2009年にスイスに滞在中、少女への淫行容疑のため再逮捕され、スイス当局に身柄を拘束されるも翌年に釈放されている。

ポランスキー監督は、10月2日にスイスで放送されたインタビューで、淫行事件について「33年間、そのことを後悔してきた。もちろん、後悔している」と語ったらしい。さらに、同監督は2009年にスイスで再逮捕された後、米国が同監督の身柄の引き渡しを要求したにも関わらず、スイス当局がそれに応じなかったことについては、「君たちの国は、他の国々から消えようとしている価値観を持っている」と感謝したという。

同監督は、スイスで自宅拘禁中に撮影されたというドキュメンタリー『Roman Polanski: A Film Memoir』の中でも、当時13歳だった女性について「彼女は二重の意味で被害者だ。私の被害者であり、マスコミの被害者だ」と発言し、自らの罪を認めているらしい。【UK在住/ブレイディみかこ】
参照元:ポランスキー監督、少女淫行事件への33年の後悔を語る
2011年10月04日 12:05 MovieWalker

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