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【追悼】ダチョウ倶楽部・上島竜兵の自殺について

2022 5/16


ダチョウ倶楽部の上島竜兵が自殺したとのニュースが芸能界に衝撃を与えている。



上島竜兵さん死去 ダチョウ倶楽部、61歳
2022年05月11日17時27分 JIJI.com

 人気お笑いトリオ「ダチョウ倶楽部」メンバーの上島竜兵(うえしま・りゅうへい、本名龍平)さんが死去したことが11日、分かった。61歳だった。兵庫県出身。葬儀は近親者で行う予定。

捜査関係者によると、東京都中野区の自宅で意識不明の状態で見つかり、11日未明に搬送。間もなく死亡が確認された。警視庁は自殺とみて調べている。

 上島さんは俳優養成所などを経て、肥後克広さん、寺門ジモンさんとダチョウ倶楽部を結成。新語・流行語大賞に選ばれた「聞いてないよォ」や「ヤー!」などのギャグと体を張った明るいリアクション芸で親しまれ、バラエティー番組などで活躍した。

 所属事務所は「あまりにも突然のことで驚きに堪えません。今まで上島竜兵を応援してくださった皆さまには心から感謝いたします」とのコメントを公式サイトで発表した。


また先の5月3日に俳優の渡辺裕之が急逝し、この数日の間に2人の有名芸能人が自殺をしたことが、日本社会に暗い影を落としている。


松野博一内閣官房長官が記者会見で、そのことについて触れるほど、国民全体に大きな影響をもたらす社会現象となっている。


またこれは、昨今の日本が急激な円安に見舞われており、日本経済の先行きが不透明であることや、イーロン・マスクが、日本は、出生率が低いため、このままでは消滅すると発言したことなどとも合わせて、日本の状況を象徴する出来事である。


高度経済成長期の資本主義的発展の中で、産業がメディアを活用し、日本の戦後の芸能界も日本の経済成長に合わせて活況を呈したが、ネットフリックスやアマゾン、YOUTUBEなどの新しいメディアの隆盛に伴って、日本の芸能界が縮小を迫られている。


そして、日本の芸能人も徐々に仕事を失い、自信を失ったり、先行きに不安を抱えている。


これまでガラパゴス的に保護されてきた日本の芸能界が、変化の波に晒されている。



上島竜兵が何故、自殺したのか、その理由を調べるために出生図のラグナを検討していたが、いくつかの可能性の中で、ぐるぐると逡巡して、ラグナを決定することが出来なかったが、一番の材料としては、1994年にものまね芸人だった広川ひかると結婚していることである。


1994年の結婚は、俳優の渡辺裕之が結婚したタイミングと同じである。





水瓶座に土星がトランジットし、木星が天秤座をトランジットし、ラーフ/ケートゥ軸が、牡羊座/天秤座軸をトランジットしている。



従って、ダブルトランジットが、水瓶座、牡羊座に形成されており、このタイミングに結婚するラグナとしては、牡羊座、天秤座、獅子座、水瓶座の可能性が浮上した。



それで天秤座ラグナの可能性を考えたが、天秤座ラグナの場合、ラグナロードの金星と10室支配の月、そしてケートゥが5室でコンジャンクトし、これはエンターテイメントの仕事をする配置である。







月はラーフ/ケートゥ軸と絡み、土星のアスペクトを受けているが、土星は4、5室支配のヨーガカラカであり、またコンジャンクトする金星もラグナロードである。


従って、自殺をするほどの心理的苦しみを与えるのかどうか、非常に疑問に思った。


そして、代わりに獅子座ラグナの可能性などを検討していたが、獅子座ラグナにすれば月が12室の支配星になり、心理的苦しみを表わす配置となりそうに思えた。


然し、考え続けていても分からない為、上島竜兵の周辺にいた人々のチャートを作成してみた。



例えば、ダチョウ倶楽部のメンバーである肥後克広や寺門ジモン、そして、ダチョウ倶楽部の最初のリーダーであり、後に脱退して、電撃ネットワークを結成した南部虎弾のチャートなども作ってみた。



そして、生前、上島竜兵が師匠として慕っていた志村けん、そして、結婚した広川ひかるのチャートを作成してみた。



すると、肥後克広や寺門ジモンや南部虎弾は、皆、天秤座に月が在住していた。そして、志村けんはナヴァムシャで天秤座に月が在住していた。



月は母親の表示体だが、気さくに付き合える身近な人物を意味する表示体である。



従って、これらは上島竜兵が天秤座ラグナである証拠と感じられた。



また配偶者の広川ひかるは、月が蠍座に在住し、金星と木星が天秤座に在住していた。







女性にとって、木星は配偶者の表示体であり、また金星も配偶者の表示体である。そして、月から見た7室の支配星も配偶者を表わすが、これらが皆、天秤座に在住していた。



従って、これが決定的な証拠となって、上島竜兵は、やはり天秤座でよいのだと思えた。







天秤座ラグナにすれば、3、6室支配の木星が3室(芸能)に在住し、4、5室支配の土星も3室(芸能)に在住する。



そして、5室(3室から見た3室:3室の本質のハウス=芸能)にラグナロードの金星と10室の支配星(仕事)が在住して、1-10のラージャヨーガを形成している。



従って、上島竜兵のエンターテイメント関連の仕事という象意に合致はするが、5室の状態は良すぎるのではないかと思えた。



5室は通常は、演劇や舞台芸術など本格的な創作活動を表わすハウスだからである。



3室(芸能、メディア)よりも格調高く、5室の強さは、お笑い芸人の仕事には似合わないと思えた。



然し、上島竜兵は、当初、俳優志望で、青年座研究所、テアトル・エコー附属養成所に在籍していたこともあり、また後にそのタイミングも検討するが、新橋演舞場に舞台俳優として出演もしており、またその後、志村けんに見出されて、志村座で、コントを行っていることを考えると、本質的な意味では、演技者、俳優であるのかもしれない。


漫才など、トークによって、芸能界に入ってくるお笑い芸人とは経路が異なっている。



それで、この天秤座ラグナで良さそうに思えた。



天秤座ラグナにすると、マハダシャー木星期が、1967年~1983年までになるが、当初、俳優志望で、1981年まで青年座研究所に在籍していたようである。



この頃は、マハダシャー木星期に該当し、木星は、3、6室支配で3室(芸能)で、4、5室支配のヨーガカラカの土星とコンジャンクトしている象意に合致する。



3、6室支配である為、障害が多かったり、奮闘があった印象で、演技の世界で、簡単に成功しそうにないことから、この時期は下積みの時期であったと理解できる。







その後、ダチョウ倶楽部を結成したのは、1985年で、土星/土星期に移行してからである。



土星は、4、5室支配のヨーガカラカで、2、7室支配で9室に在住する火星と相互アスペクトしている為、2-5、5-7のラージャヨーガを形成しており、この時期から、芸人として、成功する要素が出て来たと考えられる。




この時、このラージャヨーガは土星と火星によって構成され、それが3室や3室の支配星に絡んでいることを考えると、上島竜兵がしばしば行う「キレ芸」の理由がよく分かる。


あらゆる場面で、上島竜兵がキレて、逆上し、そして、最後にキスとか、色々な落ちを付けるという芸で、まず、ほとんどキレないことがないくらいである。



このマハダシャー土星期において、ダチョウ倶楽部は人気者になり、1989年1月2日から1996年4月6日にかけて放送されたビートたけしのお笑いウルトラクイズで、上島竜兵は、一躍、人気者になった。




これがちょうどマハダシャー土星期である。



このビートたけしのお笑いウルトラクイズでは、上島竜兵は人間ロケットクイズとか、クレーンで、宙づりにされたバスごと海に沈められたりなど、色々危険なことをやらされ、体を張った芸風であったのは、おそらく、3室や3室の支配星に土星と火星が絡んでいるからである。


この頃、ビートたけしの「スーパージョッキー」で「熱湯コマーシャル」などにも出演している。







こうしたマハダシャー土星期にお笑い芸人として、ブレイクしたが、やがて、2002年11月前後からマハダシャー水星期に移行していく。



wikipediaによれば、2005年8月に自伝&写真集『これが俺の芸風だ!!』を上梓しており、出版を成功させており、また2008年2月から『わらしべ夫婦双六旅』で新橋演舞場に初出演し、初の本格的な舞台に挑んでいる。


出版も舞台も両方とも5室の象意である。



水星は、9、12室支配で4室に在住し、11室支配の太陽とコンジャンクトして、9-11のダナヨーガを形成しており、この時期には、芸能界での一定の地位や評価を確立していることを意味していると考えられる。



土星期に体を張ったお笑い芸人としてブレイクして、水星期には、落ち着いてしまった印象である。



水星は月から見ると、5室の支配星である為、それで出版、舞台の象意が確認できる。



この水星は、月から見ると、5、8室支配で、7室支配の太陽とコンジャンクトして、5-7のラージャヨーガを形成しているが、12室に在住している為、地味である。



そして、この水星期に5室の象意が確認できなければならないという観点から、ナヴァムシャのラグナは山羊座ではないかと思われる。




ナヴァムシャ






ナヴァムシャのラグナが山羊座であれば、9室支配の水星が5室に在住しており、この時期に自分の自伝や写真集を出版出来たことが分かる。



2005年8月に自伝&写真集『これが俺の芸風だ!!』を上梓した時、ダシャーは、水星/ケートゥ/月⇒火星である。



ケートゥは出生図では出版の5室に在住している。



また2008年2月から『わらしべ夫婦双六旅』で新橋演舞場に初出演し、初の本格的な舞台に挑むことが出来た時は、ダシャーは、水星/金星/土星期であった。



出生図では、金星は5室に在住し、土星は5室の支配星である。



またナヴァムシャでは、水星は9室支配で5室に在住し、金星は5室の支配星(5、10室支配のヨーガカラカ)である。



従って、この時期に本格的な舞台に出演出来たのは、ナヴァムシャでよく説明できる。







そして、ナヴァムシャを山羊座ラグナとすると、他のことも説明することができる。




例えば、マハダシャー木星期は、青年座研究所で、俳優になる為の下積みをしていたが、木星は3、12室支配で11室(グループ、劇団)に在住し、3室(芸能)にアスペクトバックしている為、この時期に劇団に所属して、演技の練習を行ったことが分かる。




また1994年に広川ひかると結婚しているが、この時期は、土星/太陽、あるいは、土星/月期である。



ナヴァムシャが山羊座ラグナだと、土星はラグナの支配星で、結婚のタイミングである。



また太陽は8室(結婚生活)の支配星で2室(結婚生活)に在住し、月は7室(配偶者)の支配星で、2室(結婚生活)に在住している。



従って、この時期に結婚したことが納得できる。



因みに水瓶座ラグナに設定しても土星は、ラグナの支配星となる為、土星期に結婚したことが説明できるが、他の出来事や事象が説明できなくなってしまう。




上島竜兵は、「竜兵会」という会を開いて、売れない後輩芸人にご飯を奢るなどしており、後輩芸人に慕われていたという話が美談になっているが、



後輩芸人で、「竜兵会」に参加したこともあるお笑いタレント・土田晃之によれば、「竜兵会は金づる」で、上島竜兵を尊敬している人は誰もおらず、皆、売れると「竜兵会」に参加しなくなり、上島竜兵も、売れた後輩芸人には連絡できなくなると語っている。



“竜兵会は金づる”土田晃之の発言が物議…「外野は黙れ」「叩きたいだけ」の声も
2022.05.12 11:06 まいじつ

5月11日、お笑いトリオ『ダチョウ倶楽部』上島竜兵さんの訃報が届いた。これにより、お笑いタレント・土田晃之による、つい最近の発言が掘り返され、批判を集めているようだ。

問題視されているのは、4月21日に放送されたラジオ番組『ナイツ ザ・ラジオショー』(ニッポン放送)での発言。ゲスト出演した土田は、自身も加入している上島さんを中心とした芸人の集団「竜兵会」について言及していた。

ブレーク前は先輩芸人に食事を奢ってもらっていたと前置きすると、「竜兵会」は金づるだったとコメント。そして同じく「竜兵会」のメンバーである有吉弘行や劇団ひとりの名前を出し、彼らも困窮している時代だけ「竜兵会」に足を運んでいたと言い放つ。

さらに、土田はラジオの中で上島さんを尊敬している人は誰一人いないと断言。そして最後に上島さんは売れっ子になった芸人と連絡を取ることができないと嘲笑し、発言を締めくくった。

鉄板ネタだが…人を傷つけるお笑いに嫌悪感
上島さんの訃報を受けてメディアが土田の発言を掘り返すと、ネット上では、

《金づるは流石に…》
《イジりというより陰口に近いし、こんなん明らかライン越えだし》
《こんな酷いこと言われてたんですね。亡くなる前の発言にしても酷すぎる。土田さんにドン引きです》
《こんなこと後輩に言われたら、相当ショックだろうな。誰にも相談できなかったのかな》
《精神的にトドメになってしまったのかな…。ネタでも金づるとか言われたら辛いでしょ》

などの批判が殺到している。

「土田の上島さんイジリは今に始まったことではありません。バラエティー番組でたびたび同様のエピソードを話しており、もはや鉄板ネタといえるでしょう。上島さんの著書『人生他力本願』では、愛のあるイジリついて語られていますし、当たり前ですが、信頼関係がないと成り立ちません。土田のこの発言だけを切り取って批判する人は、正直言ってお笑いを見る資格はありません」(芸能ライター)

土田への批判に、お笑いファンからは

《上島さんの訃報で、土田さんのラジオでの発言が引金かもとか言ってるやつマジで気持ち悪いな》
《土田が竜兵会は金ができたら顔出さないって言ってたけど、有吉やひとりが行っても上島が払うんだぞ。行きにくいだろう。だからかわりに老後の面倒をみるって本気で言ったり、還暦祝いで高額な時計プレゼントしたりしてるんだし》
《都合のいい時だけ善人ヅラしてアホな正義感振りかざすバカな外野は黙れよ》
《上島さんに関して、有吉が~とか土田が~とかで中傷してる正義マン見てられません》
《土田叩いてる人なんなん。正義の鉄槌?のつもりで自分らも人刺してるよ。自覚ないのか。ただ便乗して叩きたいだけだろうに》

といった反論の声も殺到している。

おそらく、近々でこの発言をしてしまい、一番後悔しているのは土田本人だろう…。テレビを見ているだけではわからない信頼関係を築いていたであろう「竜兵会」メンバーたちの今が心配だ。



おそらく、これは真実であると思われる。





ナヴァムシャを見ると、ラグナロードで2室(金銭)支配の土星が12室(出費)に在住し、11室(グループ)支配の火星とコンジャンクトし、12室支配の木星と11室支配の火星が11-12の星座交換をしている配置は、上記の土田晃之の発言を裏付けるものである。



ラグナロードで、2室支配の土星が12室(出費)に在住して、11室の支配星(「竜兵会」の交流)とコンジャンクトしている為、上島竜兵は、後輩との交流(11室)に多大なお金を使うのだが、11-12の星座交換をしている為、後輩芸人との交流が失われてしまう配置である。


お金を奢って、後輩芸人と交流しても、後輩芸人たちは、売れると去ってしまい、誰も上島竜兵には近づかない。


そして、上島竜兵もそんな後輩芸人たちに連絡できないという配置である。


結局、11-12の星座交換は、お金と人脈を両方失って、寂しい配置なのである。




例えば、上島竜兵が、月30万仕送りしてやるから、「いつも俺のそばにいてくれ」と売れない時代の有吉に言ったようだが、これはお金を払ってでも寂しさを紛らわしたいという上島竜兵の心情を物語るものである。


ガダルカナルタカは、上島竜兵は、さみしがりで、「ここにいるんだよっていうのをみんなにわかってもらわないと不安なタイプだった」と回想している。


つまり、後輩芸人たちにいくらお金を使ってもその後輩芸人たちはやがては離れてゆき、一人孤独を味わうことが多いというのが、この配置かもしれない。


人のいる場所では、明るく振る舞うが、一人になると、孤独感が募って、鬱的になってしまうという性格をこの配置は物語っているようである。





このラグナロードで、2室支配の土星が、12室で、4、11室支配の火星とコンジャンクトする配置は非常に悩ましいもので、これは上島竜兵があまり人に見せなかったプライベート上の孤独と不安である。



4室支配の火星が12室に在住して土星とコンジャンクトする配置は、一人になると、心理的に鬱になってしまう配置である。



山羊座ラグナにとって、4、11室支配の火星は、傷ついている場合には、マラカとして働くのであり、また土星は2室を支配しているが、トリシャダヤハウスの11室と絡んでいる場合、この2室もマラカとしての凶意を発揮するようになると考えられる。



従って、12室に在住するラグナロードで2室支配の土星と、4、11室支配の火星は、一人になると発狂したり、鬱になったり、苦しい配置と言えるかもしれない。



上島竜兵は、竜兵会に参加した後輩芸人に対して、酔っぱらって半泣きになった状態で、『俺はこれからどうしたらいいんだ~』と、わめくなどしていたようである。



プライベートで後輩芸人たちに振舞って、寂しさを紛らわせるという、こうした行動は、まさに12室で、ラグナロードの土星と11室支配の火星がコンジャンクトする配置がもたらしている。






自殺をもたらした配置


そして、上島竜兵は、2019年11月からマハダシャーケートゥ期に移行している。



ちょうどコロナが流行る直前である。



特に上島竜兵に変化が生じるのは、コロナに入った後である。



コロナになって、竜兵会が開催できなくなり、後輩芸人と交流する機会も失われ、師匠として慕っていた志村けんがコロナで逝ってしまった。



そして、リアクション芸人で、密な会場で、おでん芸などを披露するダチョウ倶楽部は、コロナで活躍の場が失われ、鬱屈した日々を送っていたようである。



今回の自殺は、その矢先の出来事であった。







自宅で意識不明の状態で見つかり、11日未明に搬送されていることから、10日の深夜に起こった出来事である。


※未明とは、午前0時から午前3時頃までの時間帯を指すということである。



ダシャーは、ケートゥ/月/太陽期である。



ケートゥは、マラカの2室に在住し、月はマラカの7室を支配して、マラカの2室に在住している。



そして、太陽は、8室の支配星で、マラカの2室に在住し、ケートゥとコンジャンクトして、土星からアスペクトされている。



傷ついた8室の支配星もまたマラカとしての働きを持つ。



このケートゥ、月、太陽は全てマラカの2室の在住星だが、それらに対して、土星と逆行の火星がアスペクトしているが、土星は11室の支配星から傷つけられた2室の支配星である為、この場合、マラカとして働く余地があり、また土星自体が無条件のマラカである。


そして、山羊座ラグナにとっての4、11室支配の火星も土星から傷つけられており、この場合はマラカとして働くが、この火星も2室にアスペクトして、これらのダシャーの支配星にアスペクトしている。



従って、マハダシャー、アンタルダシャー、プラティアンタルダシャーの支配星であるケートゥ、月、太陽が激しくマラカと絡んでいることが分かる。







出生図では、ケートゥは5室に在住しており、月は10室の支配星で、ラグナロードで、8室支配の金星とコンジャンクトしているが、特にマラカと激しく絡んでいるような配置ではない。


天秤座ラグナにとっての11室支配の太陽は、マラカに相当し、2、7室支配のマラカの火星からアスペクトされて傷ついている。



また両側を土星とケートゥから挟まれて、パーパカルタリヨーガである。



然し、プラティアンタルダシャーの太陽を除けば、マハダシャーロードとアンタルダシャーロードのケートゥと月はそれ程、傷ついているように見えない。、




自殺する人に多いパターンは、月がラーフや土星と絡んでおり、しかもトランジットの土星や火星などの凶星がこれらの惑星にコンジャクトしたり、アスペクトするようなタイミングに起こるということである。




確かに上島竜兵の月は、8室の支配星とコンジャンクトし、ラーフ/ケートゥ軸と絡んだ上で、土星からのアスペクトを受けている。



またナヴァムシャでも月は太陽とコンジャンクトし、ラーフ/ケートゥ軸と絡み、土星、火星からのアスペクトを受けている。



つまり、月が出生図とナヴァムシャで、ラーフ/ケートゥ軸と絡み、土星からアスペクトされて傷ついているというパターンを繰り返している。



そして、土星が2022年4月29日に水瓶座に移動し、この出生の月にコンジャンクトした直後のタイミングで、自殺を決行したようである。



既に4月7日から先行して、火星が水瓶座に移動しており、土星と火星が月にコンジャンクトしていた形である。




これらのトランジットの土星と火星が、マハダシャーロードのケートゥとアンタルダシャーロードの月にコンジャンクトしたタイミングに亡くなったのである。



これが、いかに心理的に厳しいタイミングであったのかは、一目瞭然である。



そして、それがナヴァムシャにおいても、山羊座ラグナから見たマラカに濃密に絡んでいたことが分かる。



ナヴァムシャのラグナを山羊座ラグナに修正したことによって、このケートゥや月、そして、太陽などのダシャーの支配星が、マラカハウスに激しく絡んでいたことが理解できる。



やはり、上島竜兵は、運命学としてのジョーティッシュのロジックによれば、まさに完璧なタイミングで亡くなったのだと言えるのである。



この悲しい出来事は、予定調和的に起こった運命だったのである。















(参考資料)

上島竜兵さん「いつも俺のそばにいてくれ」月30万仕送りで不遇時代支えた有吉への愛
2022/5/11 18:44 女性自身

5月11日、お笑いトリオ「ダチョウ倶楽部」の上島竜兵さんが、61歳という若さでなくなった。

突然の死に上島さんを偲ぶ声が広がるなか、SNS上では上島さんと親交の深い有吉弘行(47)を慮る声が上がっている。

「志村けんさん(享年70)やダウンタウンが、後輩芸人を引き連れて食事に行く姿に憧れていた上島さんは、同じ所属事務所の後輩芸人を誘って『竜兵会』を結成。その会には土田晃之さん(49)や劇団ひとりさん(45)らが参加しており、有吉さんはその中心メンバーです。年上ながらも謙虚な上島さんの人柄は、たくさんの後輩から慕われていました。

昨年8月には上島さんの還暦を祝してトーク番組で特番が企画され、『竜兵会』メンバーが集いました。ですが最近はコロナの影響もあり、『竜兵会』は開かれていなかったみたいですね……」(テレビ局関係者)

4月27日放送のNHKラジオ『タカアンドトシのお時間いただきます』では、ゲスト出演した上島さんが『竜兵会』に触れる一幕があった。発足当時の有吉を振り返り、「猿岩石でヒットした後、仕事が全くない時だった」と語っていた。

■「いつも俺のそばにいてくれ」

今では数々の冠番組を抱える超売れっ子の有吉だが、現在のような地位を築くまでは紆余曲折あった。

「’94年に森脇和成さんとお笑いコンビ『猿岩石』を結成し、’96年に『進め!電波少年』(日本テレビ系)のヒッチハイク企画で大ブレイクしました。その後、コンビでリリースした楽曲『白い雲のように』も大ヒット。しかしそのような時期は長く続かず、’04年に解散。有吉さんはそのまま現在の事務所に所属し、ピン芸人として再スタートを切ったのです」(芸能プロ関係者)

そんな有吉が再ブレイクを果たすまでの“不遇の時代”を、陰ながら支えてきたのは上島さんだった。

「コンビ解散後、ピン芸人として活動し始めた有吉さんは、『竜さんや出川さんみたいになりたい!』とリアクション芸人を目指していた時期もあったそうです。一方でなかなか芽が出ず、経済的にも困窮していたといいます。そんな時、有吉さんを支えたのが上島さん。

当時、2人は毎日のように一緒に過ごしていたそうで、上島さんは食事や金銭面でも有吉さんの面倒を見ていました。さらにそれだけでなく、上島さんは『月30万やるから、仕事せずにいつも俺のそばにいてくれ』と有吉さんの存在を必要としていました。そういった励ましがあったからこそ、有吉さんは踏ん張ることができたのです」(前出・芸能プロ関係者)

■上島さんの還暦祝いに腕時計をプレゼント

そんな有吉はメディアに出演した際、しばしば上島さんにまつわるエピソードを語っている。

「最近でも有吉さんは、『上島さんのことバカにされると、怒りのスイッチが入っちゃう』と話していました。また昨年4月に夏目三久さん(37)と結婚した際も、上島さんにいち早く電話で報告したことを明かしていました。

“恩人”として上島さんを慕っている有吉さんは、上島さんの還暦祝いに高級腕時計をプレゼントしています。有吉さんのラジオにゲスト出演した上島さんは、その時計を“絶対に失敗できない仕事”の時に着けていると明かしていました。そして『外したらちゃんと箱に入れて枕元に置く』『本当に僕の宝物』と、嬉しそうでした」(テレビ誌ライター)

今から9年前の’13年4月には、《涙をこぼすのは上島さんの葬式だけ。と決めているのだが、年齢のせいか危うい時がある。。。》とツイートしていた有吉。

互いに育んだ絆は永遠だーー。
参照元:上島竜兵さん「いつも俺のそばにいてくれ」月30万仕送りで不遇時代支えた有吉への愛
2022/5/11 18:44 女性自身
上島竜兵さん評伝 当初は俳優志望 お笑いウルトラクイズでブレーク 俳優業でも頭角
2022年5月12日 デイリー

お笑いトリオ「ダチョウ倶楽部」のメンバー、上島竜兵さんが61歳で死去したことが11日、分かった。所属事務所によると、この日未明、都内の自宅で倒れているのを家族が発見し、病院に搬送されたが死亡が確認されたという。警視庁は自殺とみて詳しい経緯を調べている。

  ◇  ◇

 リアクション芸のパイオニアとして数々のギャグを生んだ上島さんだが、当初は俳優志望だった。高校卒業後に兵庫県から上京。20歳で入所したテアトル・エコーで出会った寺門ジモンに誘われて芸人の道に入った。渡辺正行主催のお笑いライブに出演するため寺門、肥後克広、南部虎弾と1985年にダチョウ倶楽部を結成。南部は87年に脱退した。

 ブレークのきっかけは日本テレビ系「ビートたけしのお笑いウルトラクイズ!!」。体を張った芸風で人気を集め、93年に初の冠番組「王道バラエティ つかみはOK!」が始まった。同年に「聞いてないよォ」で新語流行語大賞の銀賞受賞。「スーパージョッキー」のコーナー「熱湯コマーシャル」にも出演し、鉄板ギャグ「押すなよ!」につながった。

 2020年に死去した志村けんさんとも親交が深かった。出会いの場となった酒席での約束をかなえてもらう形で96年、「バカ殿様」に初出演。志村さんがライフワークとしていた舞台「志村魂」にも毎年、出演した。

 後輩からは「太陽さま」と慕われ、01年に「竜兵会」が誕生。ブレーク前の土田晃之、劇団ひとり、猿岩石ブームの終えんで仕事が激減していた有吉弘行らが当初からのメンバーで、テレビ朝日系「アメトーーク」では3回特集された。

 憧れだった俳優業でも頭角を現し、映画化もされた嵐・大野智の主演ドラマ「怪物くん」(10年)ではオオカミ男役を演じ、09年には「上島ジェーン」で映画初主演。昨年10月から半年にわたって放送された日本テレビ系「真犯人フラグ」では“怪演”が話題になり、放送中の4月期ドラマ「恋に無駄口」(テレビ朝日・ABC系)にもレギュラー出演していた。
参照元:上島竜兵さん評伝 当初は俳優志望 お笑いウルトラクイズでブレーク 俳優業でも頭角
2022年5月12日 デイリー
ガダルカナル・タカ、上島竜兵さんは本当にさみしがり「ここにいるんだよっていうのをみんなにわかってもらわないと不安なタイプだった」
2022/05/11 16:18 サンスポ

人気お笑いトリオ「ダチョウ?楽部」のメンバーの上島竜兵(うえしま・りゅうへい)さんが死去したことが11日、分かった。61歳だった。所属事務所は「本日未明、都内の自宅にて本人が倒れているのを家族が発見し、その後、病院に搬送され、死亡が確認されました」とコメントした。

日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜後1・55)にリモート出演したタレント、ガダルカナル・タカ(65)は、日本テレビ系「スーパーJOCKEY」や同局系「ビートたけしのお笑いウルトラクイズ!!」などで上島さんと多数共演。タカは「ちょっと状況が徐々に分かってきたところで、より一層気持ちの整理がうまくできなくて。何だろうな? きょうも出演依頼が来たときに、これだけファンの多い人ですから、気持ちを伝えなくてはいけないなと思ったんですけど。本当にいないのかな?というのが実感として自分の中にないというのもあって…」といまだ信じられないといった表情。続けて「一応、リーダーとか寺門とかと連絡が取れたんですけども、ちょっと今、不安に思っているのは、(妻の広川)ひかるちゃんと20年以上マネジャーやってきている女の子と直で連絡取れていないので、相当まいってるだろうし、今きついんだろうなというのがあって、本当に複雑な状況」と説明した。

さらに、「お笑いウルトラクイズ!!」での思い出を語りつつ、「根っからの子分肌。先輩にも後輩にも甘え上手で、いろんな人にかわいがってもらえる人だった」と振り返った。また、番組が上島さんが先月のイベントでコロナ禍での飲み会が減ったことを残念がっていたことを伝えると、「本当にさみしがりなんでね…。本当はいつも家にいて奥さんと仲良くしてればいいのに、やっぱりいろんな先輩に連絡して食事に行ったり、後輩集めて飲みに行ったり、とにかく人と接していて、上島竜兵がここにいるんだよっていうのをみんなに分かってもらわないと不安なタイプだった。とにかく飲みに行くのが好きでした」と故人を語った。
参照元:ガダルカナル・タカ、上島竜兵さんは本当にさみしがり「ここにいるんだよっていうのをみんなにわかってもらわないと不安なタイプだった」
2022/05/11 16:18 サンスポ
【追悼】「もう一花咲かせたい」上島竜兵さんが語っていた本音
2022/5/11 9:37 FRIDAY DIGITAL

「『ダチョウ倶楽部』の3人でもう一花咲かせたいよね。攻めの姿勢を忘れずに。いまのご時世では厳しいけど、いつかまた熱湯風呂に入ったり、熱々おでんとかやりたいな」

<日本の芸能界を彩った上島竜兵さんが、11日、亡くなっていたことがわかった。享年61。いったいなぜ…そんな思いが頭のなかを駆け巡る。昨年、還暦を迎えた直後のインタビューで、「もう一花咲かせたい」と語っていた上島さん。彼のこれまでの功績を確認し追悼するために、ここに再掲する――>

◆僕を見出してくれた番組

「リアクション芸を見出されたのは『ビートたけしのお笑いウルトラクイズ?』(日本テレビ系)でした。当時はバブルでイケイケ。コンプライアンスなんてものはないから、仕掛けが大掛かりでとにかく恐かった。けれど、不思議とツラくはなかったんです。初めは出演しても隅にいるだけで喋れなかったけど、何か爪痕(つめあと)を残そうと思い、とにかく体を張って笑いを取りに行くようにしたら一番目立てるようになって、他のバラエティ番組にも出られるようになった。日々仕事が増えていく実感があって嬉しかった。

収録終わりにビートたけしさんに何度かご飯に連れていってもらったことがあるんですけど、そのときに『上島、お前がオチになるように作ってるんだからよ。他の皆はあくまでも振りなんだから、お前はたけし軍団とかまわりの人に感謝しなければならないんだよ』って言っていただいてもっともっと貪欲に笑いを取りにいくようになりましたね」

だが、 『ウルトラクイズ!!』は’96年に終了。そんななか、次に上島が出会ったのが志村けんさん(享年70)だった。

「初めて志村さんに会ったのは、’96年の11月ごろ。プロレスラーの川田利明さん(57)に『麻布十番で志村さんと飲んでるから来て。竜ちゃんに会いたがってる』と言われて、行ったのがキッカケ。出会ってすぐに『バカ殿に出してやるよ』って志村さんに言われて。

お酒が入ってたし、信じてなかったんだけど、ちょっとしてからマネージャーが『バカ殿決まりましたよ』って連絡してきて……あれは本当に嬉しかった。『志村けんのバカ殿様』(フジテレビ系)って僕たちからしたら夢のような番組でしたからね。それから志村さんのコント番組にも呼んでもらえるようになった」

◆竜兵会誕生のきっかけ

黄金期の立て役者は『竜兵会』に所属する後輩芸人たちだった。いまや超売れっ子の土田晃之(48)、有吉弘行(47)、劇団ひとり(44)など錚々(そうそう)たるメンバーが名を連ねている。上島が秘蔵エピソードを明かす。

「『ダウンタウン』さんが番組終わりに後輩を誘って飯に行くのを見て『羨(うらや)ましいな』と思ったのがキッカケでした。当時まだ売れてなかった芸人たちを誘ってできたのが『竜兵会』です。最初は皆、僕と会うときは緊張していたみたいですが……。いまじゃ想像もできないかもしれないけど、あの有吉だって正座して僕が来るのを待っていたこともありました(笑)。

ただ、飲んでいるうちに僕が酔っぱらって半泣きになって、『俺はこれからどうしたらいいんだ~』って言い出したらしいんですよ。気分がパッとしないときは必ず後輩たちと飲んでいましたからね。彼らは僕にいろいろ相談しようとしていたのに、相談相手が酔っぱらって、泣き出すもんだから……。皆が足を崩すようになったのはそれからすぐでした(笑)。本当に毎日が楽しかったね。有吉なんかは僕のボトルを勝手に飲み干して、代わりにローションを入れるんです。それを僕が『なんかこの焼酎糸ひくな~』って飲んでいるのを見て、大爆笑でしたよ。

ほかにも、ある後輩の家で飲んでいたとき、リーダーが空気砲をパンって鳴らしたら、劇団ひとりがそのショックで小便を漏らしてしまったんです。大学生の悪ノリみたいな日々でしたね。僕のことをいまも飽きずにずっといじってくれて、皆、かわいいし頼りになりますよ。まさかみんなこんなに売れるとは思いませんでしたけどね(笑)」

還暦を迎えた上島の目標を聞いた。

「『ダチョウ倶楽部』の3人でもう一花咲かせたいよね。攻めの姿勢を忘れずに。いまのご時世では厳しいけど、いつかまた熱湯風呂に入ったり、熱々おでんとかやりたいな」

<何度も何度も大輪を咲かせた上島さん。もう一度、というその決意は果たされぬままになってしまった。日本のバラエティ界に、ぽっかりと、大きな穴が開いてしまった。>
参照元:【追悼】「もう一花咲かせたい」上島竜兵さんが語っていた本音
2022/5/11 9:37 FRIDAY DIGITAL
「お笑いウルトラクイズ」放送作家・西条昇氏「独自のポジション築いた」上島竜兵さんの芸風評価
2022年5月12日5時0分 日刊スポーツ

ダチョウ倶楽部がブレークするきっかけとなった「お笑いウルトラクイズ」の放送作家で、上島さんとも交流のあったお笑い評論家の西条昇・江戸川大教授(57)は「信じられません。竜兵さんの芸風や笑顔と結び付きません」とショックを隠せなかった。

上島さんを「礼儀正しく、周囲に気を使う人。それがサービス精神につながった」と評する。番組ロケ終了後に一緒に飲みに行った際もサービス精神が旺盛だったという。「服を脱いで、全裸になっても、テーブルにあった15センチほどの灰皿1つで局部は絶対に見せない。見せないことでも気を配っているんです」。

ポール牧さんと由利徹さんが雑誌で対談した際も、4人で同席したことがあったという。「上島さんらはずっと正座していて、ポールさんに振られるまで、絶対にしゃべらないんです。目上の人への礼儀を本当にわきまえていました」。

ビートたけしや志村けんさんなど大物からかわいがられ、後輩からは慕われた。「後輩に自分をツッコませ、後輩を伸ばしました。土田(晃之)くんも有吉(弘行)くんも竜兵さんにツッコむことで練習していったのでしょう」。

志村さんからは特にかわいがられ「肥後さんは志村さんがボケた時のツッコミ役で、上島さんは志村さんにツッコまれるボケ役でした。志村さんが亡くなった後も、明治座ではダチョウ倶楽部が座長公演をやっていました。ただ、王道の喜劇をやる場が少なくなってきたことは確かです」。

ダチョウ倶楽部はリアクション芸、キレ芸、スベリ芸などを確立。そして、どんな芸人とも相性がよかった。「上島さんとどうからめばいいのか、みんなが分かり、それでいて受ける。独自のポジションを築きました」と評価するも、喜劇役者特有の内面についてもおもんぱかる。「ポールさんもそうでしたけど、表には見せない面も持っているのでしょう。そこはわかりません。今は、ご冥福をお祈りしたいです」。
参照元:「お笑いウルトラクイズ」放送作家・西条昇氏「独自のポジション築いた」上島竜兵さんの芸風評価
2022年5月12日5時0分 日刊スポーツ
《追悼》「後輩に対しても気持ちは“子分”」“還暦過ぎてもリアクション芸人”上島竜兵60歳がそれでも慕われ続ける理由
上島竜兵さんインタビュー#1
「文春オンライン」特集班2022/05/11

 お笑いトリオ「ダチョウ倶楽部」の上島竜兵さんが11日、亡くなった。所属事務所によると、本日未明、自宅で亡くなっているのを家族が発見したという。

 世代を超えて、多くのファンに愛された上島さん。昨年11月、還暦を迎えた際に行ったインタビューを再公開する(初出 2021年11月13日、年齢、肩書き等は当時のまま)。



「ダチョウ倶楽部をはじめたのが23歳ですから、かれこれ36年ですか……。テレビに出してもらったり、ドラマに出たり、あっという間でした。思い返せば天狗になった時期もありますし、リアクションやめたいと思ったことも一度や二度じゃないですよ」

 ハンチング帽をくるりと回したかと思えばブリーフ1枚でスタジオを駆け回り、お約束の一発ギャグでその場を締める。バラエティー番組で“リアクション芸”から“すべり芸”まで持てる武器を出し切るのが芸人・上島竜兵(60)の生き様だ。

「熱湯風呂」「アツアツおでん」と体を張った笑いを作り続けてきた上島さんも今年で還暦。長いキャリアにもかかわらずまったく威張らない謙虚さが後輩芸人に慕われ、土田晃之、有吉弘行、劇団ひとりらで結成された「竜兵会」は有名に。大御所の先輩芸人にも可愛がられてきた上島さんだが、実は「天狗になった」時期もあったという。天狗という言葉がもっとも似合わないリアクション芸人・上島竜兵の知られざる葛藤とは……。

◆ ◆ ◆

――還暦おめでとうございます。36年とキャリアも長いですが、肩書としては上島さんは何とお呼びするのがいいんでしょう。

上島 僕の中でも3周くらいしましたけど、やっぱり「リアクション芸人」ということになるんですかね。自分としてはギャグと本音をそのまま出してるだけなんですけど、リアクションこそが上島竜兵を支えてくれた気がします。

――リアクション芸を武器にすることについて、上島さんの中でも何周も迷いがあったのですか?

上島 そうですね。僕だって痛いのや熱いのが好きなわけではないですからね(笑)。「今日はもう振られたくないな」とか思う日もあります。そんなこと芸人が思っちゃいけないんですけど(笑)。

――意外です。それはいつ頃の話なのでしょう。

上島 今でもたまに思う日ありますよ。もともと性格的に流れに割り込んで自己主張するのが得意なタイプでもないし、リアクションって自分主体というよりは振りがあってこそ輝く芸じゃないですか。「ここでこれ言ったら面白いんじゃないかな」と思いついても、タイミングが掴めなくて言えなかったりもするし。

――収録が終わったあとは反省の方が大きいんですか。

上島 毎回反省しかないですね。反省しない芸人っているんですかねぇ。いたら羨ましいですけど。あと最近ずっと考えてるのは、もっと大きな反省のことです。

「1人で番組に出るのが怖かったんだな」

――どういうことでしょう。

上島 ここ10年、つまり50歳を超えてからぐらいの話なんですけど「この仕事、ダチョウ倶楽部ではなく上島さん1人なんですけどどうしますか?」って聞かれた時に「3人だったら出るけど1人じゃ出たくない」って答えることが多かったんです。自分の中で、その方がかっこいいっていうか、美徳だと思って。

――グループ愛を感じるエピソードに聞こえます。

上島 ですよね? ただそれって、裏を返せば1人で番組に出るのが怖かったんだなと自分で最近気がついたんです。しかも「1人だと自信がない」って素直に言うならまだしも、断るのを美徳だと勘違いしてたんですよね。それに気づいた時はへこみました。僕のような芸風の人間が1人を怖がったらアウトですから。

――やっぱりダチョウ倶楽部のリーダー(肥後克広さん)や(寺門)ジモンさんと一緒の時が一番やりやすいんですか?

上島 それはやっぱりそうですね。先輩も後輩もいろんな人にお世話になってきましたけど、やっぱりリーダーとジモンが一緒だと自分も堂々としていられる。もともとはお芝居をやりたくて入った劇団でジモンと出会って、その後お笑い志望だったリーダーと会ったんです。リーダーが初めて書いてくれたネタが芸人養成所の忘年会や打ち上げでウケたんですよね、僕とジモンはネタが書けないから(笑)。リーダーと出会わなかったら、この世界では食っていけてなかったと思います。

――結成のきっかけはどういうことだったんでしょう。

上島 渡辺正行さんが主催するお笑いライブ「ラ・ママ 新人コント大会」に出演するために、僕とジモンとリーダーと、いまは電撃ネットワークをやっている南部寅太(現・南部寅弾)さんの4人でダチョウ倶楽部を結成しました。2年ほどで南部さんが抜けて、いまの形になりました。

――南部さんが1987年に脱退されてダチョウ倶楽部が3人になってから30年以上になります。メンバー同士でケンカしたりするんですか。

上島 最近はさすがにないですけど、若い時は時々ありましたね。とは言っても、つかみ合いのケンカになったのは、酔っ払って割り勘がどうとかそんな小さい話ですけど(笑)。でもまぁそれも40歳くらいまでで、今はリーダーが「楽屋が3人だとうるさい!」っていやがるくらい仲良くやっています。

――芸論を戦わせたりはしないのですか?

上島 あんまりそういう話はしないねぇ。一緒に収録があっても「さっきのトークはこうした方がよかった」みたいな話はしない。3人とも意外と優しいというか気を遣うタイプだから。

僕は他の誰よりも“子分肌”

――上島さんのその優しい性格が、後輩芸人にも慕われているんですね。

上島 ありがたいことに、誘ってくれる人がいっぱいいるんですよ。自分で思うのは、僕は他の誰よりも“子分肌”っていうこと。相手が先輩の時はもちろん、後輩に対しても気持ちは“子分”。「竜兵会」なんて言ってもらって、有吉も土田も劇団ひとりも後輩だけど、あいつらが売れていくのが素直に嬉しいんですよ。ちょっと売れすぎだろとも思うけどね(笑)。

――体育会系のイメージが強いお笑い界で“子分肌の先輩”というのは素敵な性分ですね。竜兵会は解散か!? と話題になったこともありますが、最近も集まったりはしているんですか?

上島 別に正式な組織じゃないから解散ってこともないんですけど、最近は集まることもさすがに減りました。もともとは20年前くらいに飲み仲間で野球チームを作る時に、名前を「竜兵会」ってしただけなんです。たけし軍団とかそういうのに便乗してね。東高円寺にあった「野武士」っていう居酒屋に毎日のように集まってましたよ。土田がやっと「銭形金太郎」(テレビ朝日系)に出始めた頃で、有吉は猿岩石ブームが終わって全然仕事がなかったし、劇団ひとりもまだ全然売れてなかったなぁ。

「バラエティーばっかりやっててもな」

――今では売れっ子ばかりです。

上島 そうなんですけど、お笑い界はいくら金がなくても先輩が払うのがルールなので、いまだに一緒に飲む時は僕が払うんですよ。気分は“子分”なのに(笑)。

――30年以上のキャリアがあると、普通は成功体験を後輩に語ってみたくなったりするものだと思うのですが、上島さんはそういう時期はまったくなかったんですか?

上島 ちょっと天狗になっていたというか、「バラエティーばっかりやっててもな」みたいな生意気なことを思った時期は正直ありました。普段はバンジージャンプ飛んでる自分がたまにドラマに出て、「演技もいけるね」なんて褒めてもらったら舞い上がってしまって。

――上島さんのドラマというと、2010年に嵐の大野智さんが主演した「怪物くん」(日本テレビ)の印象が強いです。

上島 そうそう、調子に乗ってたのはまさにその時期。「怪物くん」でオオカミ男っていう主要メンバーの役をもらって、視聴率がよかったのも自分の手柄みたいに勘違いしてね。でも自信満々でオンエアを見たら、セリフは棒読みだし演技は下手くそ。1シーズン終わる頃には、「やっぱり芝居の世界に行かなくてよかったな」って痛感しました。

――そういえばダチョウ倶楽部ではドラマのような個人の仕事のギャラも3人で分けると聞いたことがあるのですが、本当ですか?

上島 本当です。リーダーは「個人の仕事はそれぞれにしようよ」って言ってた時期もあったんだけど、僕と寺門が「1人でも3人で分けたほうがいい!」と譲らず、リーダーは優しいので折れてくれていました。今はバラバラになりましたけどね。

 上島さんの周りでは、「竜兵会」を筆頭に後輩たちのエピソードが多く登場する。しかし上島さんに大きな影響を与えたのは、3人の“大先輩”たちとの密接すぎる関係だった。(#2につづく)
参照元:《追悼》「後輩に対しても気持ちは“子分”」“還暦過ぎてもリアクション芸人”上島竜兵60歳がそれでも慕われ続ける理由
上島竜兵さんインタビュー#1
「文春オンライン」特集班2022/05/11
《追悼》「お前は何を言ってるんだ」上島竜兵が忘れられない、志村けんに愚痴ったら“マジ説教”された夜
上島竜兵さんインタビュー#2
「文春オンライン」特集班2022/05/11

 お笑いトリオ「ダチョウ倶楽部」の上島竜兵さんが11日、亡くなった。所属事務所によると、本日未明、自宅で亡くなっているのを家族が発見したという。

 世代を超えて、多くのファンに愛された上島さん。昨年11月、還暦を迎えた際に行ったインタビューを再公開する(初出 2021年11月13日、年齢、肩書き等は当時のまま)。

◆◆◆

 ダチョウ倶楽部が1985年に誕生してから36年。熱湯風呂にアツアツおでん、バンジージャンプなど数々の修羅場をくぐり抜けてきた希代のリアクション芸人・上島竜兵(60)は今年還暦を迎えた。「竜兵会」を筆頭に後輩に慕われる一方で、志村けん、ビートたけし、片岡鶴太郎など“大物”の懐に飛び込むのも誰よりも得意だった。上島さんが“師匠”たちとの知られざるエピソードを語る。

◆ ◆ ◆

上島 自分で言うのも変ですけど、僕は“子分肌”だからね(笑)。駆け出しの頃に最初に憧れたのは、同じ太田プロの片岡鶴太郎さん。僕のリアクション芸は、鶴太郎さんから勉強したと言っても過言ではないです。「オレたちひょうきん族」(フジテレビ系)でたけしさんに熱いおでんを当てられたり、「オールナイトフジ」(フジテレビ系)で裸で走りまわったり。MCもできてリアクションもできる。レギュラーも10本ぐらい抱えて、鶴太郎さんは最高の芸人ですよ。

「鶴太郎さん、この店にいるな」

――鶴太郎さんというと今はヨガや絵画のイメージが強いですが、当時は体を張るタイプの芸人さんでしたよね。

上島 そうなんですよ。「オールナイトフジ」の頃は体型的にもぽっちゃりして僕と似ていたし、下ネタも連発してね。だから、目指すなら鶴太郎さんのような芸人だと思っていました。番組にも何度も呼んでもらって、食事に連れて行ってもらったりもしました。芸人なのに本当にオシャレで驚いたのを覚えてます。

――オシャレというのはどういうことでしょう?

上島 仕事が終わって飲みに行く時に、服を着替えるんですよ。スーツもいいし、いつもキレイな靴を履いてるんですよね。かといって別に高級クラブへ行くわけではなく、こじんまりした割烹でお酒を飲んで、六本木の行きつけのカラオケパブに行く感じ。バーボンの水割りを指でかき混ぜてカランとやって「竜ちゃんさ……」って静かに話すんですよ。後から合流する時も、ビルのエレベーターに乗ったら「鶴太郎さん、この店にいるな」って分かるんです。シャネルの香水のいい匂いがするから(笑)。

――ダチョウ倶楽部のブレイクのきっかけというと「ビートたけしのお笑いウルトラクイズ!!」(日本テレビ系)の印象が強いです。「聞いてないよー」「殺す気か!」などの名言も生まれました。

上島 たけしさんは以前太田プロにいらっしゃったので、ダチョウもその縁で出してもらえたんだと思います。でもたけしさんは僕らのことなんて全然知らなかったんですよ。ジミー(大西)ちゃんとか林家ぺー、パー子さん、桜金造さんとかいろんな方が真っ裸で海に飛び込んだり爆破されたりしてて、憧れはしたけど「自分にはできないな」って正直思ってました。でも追い込まれてイチかバチかでマイク争奪カラオケで全裸になったことが偶然ウケて、それでたけしさんにも名前を覚えてもらったんです。「ダチョウはバカでいいよな」って。

ロケの前日は怖かった

――番組の中でも、ダチョウ倶楽部は準メインのような大きな扱いでしたよね。

上島 だからこそ「お笑いウルトラクイズ」のロケ前日は逆に怖かったですね。出番が多いのはありがたいことなんですけど、爆破から何からすべて「ダチョウに最後のオチを決めさせるため」に番組が進むんですよ。スタジオ収録でも盛り上げてくれるし、それを絶対に裏切っちゃいけないと思って命懸けでした。たけしさんはダチョウ倶楽部にとって初めての冠番組だった「王道バラエティ つかみはOK!」(1993年・TBS系)で最初のゲストに来てくれて、「スーパーJOCKEY」(日本テレビ系)の人気コーナーの熱湯コマーシャルで僕らを知った人も多いはず。いまのダチョウがあるのはたけしさんのおかげです。

――プライベートでのたけしさんとの思い出はありますか?

上島 食事に連れて行ってもらったりしたことも何度かはありますけど多くはないですね。殿(ビートたけし)はたけし軍団さんと一緒のことが多かったので、そこに外部のダチョウ倶楽部をあんまり呼ばないようにしてたんじゃないかと思ってるんですけど、本当は「飲みに行くほどお前らのこと好きじゃねえよ」って思われていたのかも(笑)。いつか聞いてみたいですね。

――そしてダチョウ倶楽部、とりわけ上島さんと言うと、昨年亡くなられた志村けんさんとのお仕事も印象が強いです。

上島 志村さんは……、人生の師匠でした。初めて会ったのは96年の秋頃で、プロレスラーの川田利明さんの紹介がきっかけです。深夜に「いま志村さんと麻布で飲んでる」って電話が来て、「エッ、志村けんさん?」と聞いたら「うん。竜ちゃんも来たらって言ってるけど、どうする?」って。でも実は最初断ったんですよ。「僕は志村さんに会ったことないから」って電話をガチャンと切っちゃいまして(笑)。でも切っても切っても川田さんから電話がきて、何回目かに「しつこいな!」と怒りながら出たら、電話の向こうで志村さんが「俺だけど」って。

――これ以上ないぐらい最悪の出会いです。

上島 本人は笑ってたけど、ひたすら謝りました。そこから雑談になって「ダチョウ倶楽部はネタやってるの?」と聞かれたんで、やってないって答えたら「『バカ殿』で3分間ぐらいあげるって言ったら(ネタ)やる?」と。そんなのやるに決まってるじゃないですか。そしたら「だったら3分ぐらいいじめてやろうか、お前らを」と志村さんが笑ってね。まぁ冗談だろうと思ってたら、年末の「バカ殿」特番に本当に呼ばれたんですよ。

志村けんに言われた「お前は俺の彼女か」

――覚えていてくれたんですね。志村さんとの初共演はどうでしたか。

上島 「バカ殿様」は憧れでしたからね。決まった時はリーダーもジモンも大喜びでした。バカ殿の命を狙う忍者という設定で3分のネタを作って、志村さんが「やっぱり面白い」と喜んでくれたんです。しばらくゲストで呼んでいただいているうちに「お前らバカ殿の家来をやらないか」という話になり、そこから20年以上バカ殿様とスペシャル番組でご一緒しました。

――一時は志村さんと一緒に麻布十番や六本木に連日繰り出して派手に遊んでいたという伝説が残っていますが。

上島 本当に連日一緒にいたので、地方ロケが終わって飛行機で帰る時も、志村さんに「今から飛行機乗ります」って連絡していました。「お前は俺の彼女か」って言われましたけどね(笑)。「俺が誘うばっかりじゃなくて、本当はお前とかダチョウ倶楽部のほうから『今日連れて行ってもらえませんか?』と言ってくるのが筋なんだよ」ってよく言われましたけど、やっぱりこっちからは誘えませんよ。それでも何回かは志村さんの家に電話したんですけど、「志村です」って出た瞬間にガチャンって切っちゃったり(笑)。

――毎日一緒にいるとどんなことを志村さんと話すんでしょう。

上島 なんか、よく叱られてましたね。内容はだいたい仕事のことです。遊び始めた時は上機嫌なんですけど、お酒が回ってくると説教されるんです。たとえば旅番組の話になって、「カメラマンって必要ない時もずっと撮ってますよね」みたいに愚痴を言ったら、師匠は「だから打ち合わせの時に企画をちゃんと聞いて提案するんだろ? マネージャーが持ってきた時はOKしておいて、現場で急に文句を言ってもダメ。何もしないでお前は何を言ってるんだ」って。本当にその通りで恥ずかしくなりました。

――それでも志村さんは、上島さんを評価していたから一緒の仕事に呼び続けてくれたんですよね?

上島 そうなんですかねぇ。志村さんと加藤茶さんがやっていた2人コントの、加藤さんの役を僕がやることになったことがあるんですけど、加藤さんは天才だから全然勝負にならないんですよ。リーダーに「やる時はケツまくって竜ちゃんのやり方でやるほうがいい」って言われて自分なりにやってはみるものの、失敗ばっかりでした。でも1回だけ寝台車のネタをやった時に「志村さんを食ってたんじゃない?」って周りの人に褒めてもらって、志村さんも上機嫌で嬉しかったのを覚えてます。今でも忘れられません。

熱湯風呂に落ちる僕よりも…

――上島さんにとって志村さんはどんな存在だったんですか?

上島 芸というか、人としての生き様を教えてもらいましたね。いいことも悪いことも、全部志村さんが教えてくれたような気がします。

――そしてつい忘れそうになりますが、上島さんの芸にはいろんな先輩の教えが詰まっているんですね。

上島 リアクション芸がウケるのはやっぱり振りの力が大きくて、殿や志村さんの振りがあるから僕らがウケるんですよ。それはバンジージャンプでも熱湯風呂でも同じ。「押すなよ」って言いながら熱湯風呂に落ちる僕よりも、風呂の周りで「熱い!」って騒いでくれてる人たちの方が実は大変だし、難しいことをしてるんです。回りの人がいなかったらリアクション芸は成り立たない。上島竜兵はそういう芸人です(笑)。(#3につづく)
参照元:《追悼》「お前は何を言ってるんだ」上島竜兵が忘れられない、志村けんに愚痴ったら“マジ説教”された夜
上島竜兵さんインタビュー#2
「文春オンライン」特集班2022/05/11
《追悼》「芸人の悪い癖が出てくるの」上島竜兵(60)が本気で恥ずかしがりながら語った、妻・広川ひかる(51)との会話
上島竜兵さんインタビュー#3

「文春オンライン」特集班2022/05/11

 お笑いトリオ「ダチョウ倶楽部」の上島竜兵さんが11日、亡くなった。所属事務所によると、本日未明、自宅で亡くなっているのを家族が発見したという。

 世代を超えて、多くのファンに愛された上島さん。昨年11月、還暦を迎えた際に行ったインタビューを再公開する(初出 2021年11月13日、年齢、肩書き等は当時のまま)。

◆◆◆

「かみさんの悪口で仕事しようとは思ってないけど、芸人が家庭の話をする時ってついおもしろおかしく話しちゃいますよね。『倦怠期はあるからこまめに抱いてやる方がいい』って言ってみたり。今はそういう時代じゃないのはわかってるし、迷惑かけてるなぁとは思います。でも僕らの世代はそうやって育ってきちゃってますからね……」

 ダチョウ倶楽部・上島竜兵さん(60)の芸人キャリアは36年、結婚生活は27年。上島さんの傍らには、いつも妻の広川ひかるさん(51)がいた。

 上島さんは「家族のことを話すのは気が重いんだけど」と話すと、ゆっくりと口を開いた。

◆ ◆ ◆

――上島さんは1994年に、33歳で結婚されています。広川ひかるさんとはどうやって知り合われたんですか?

上島 そんな大げさな馴れ初めはないんですけど、ダチョウ倶楽部がちょっとずつ売れてきた1990年頃に、妻もものまね番組で優勝したりしていて、リーダーや仲間たち大勢で一緒に飲みに行ったのがきっかけだったと思います。

――どんな交際だったんでしょう。

上島 一緒にプロレスを観に行ったりしましたね。3年半くらい付き合って、僕の方から「結婚してよ」とプロポーズしました。

――広川さんのご実家へも結婚の挨拶に行かれたんですか?

上島 もちろん行きましたよ、あれは緊張しましたね……。僕はこんな芸風なので、彼女のお父さんも最初はやっぱり心配していて、年齢が10歳違うのも不安だったようです。しかも芸人の悪い癖で、結婚の挨拶に行ったときのことまでネタにしたりもしましたし。向こうの親族には迷惑をかけました。

――ひかる夫人はどんな方なんですか。

上島 かみさんの話は本当に恥ずかしいんですよね……。

――先日上島さんが結婚したばかりの後輩からアドバイスを求められた時は「倦怠期はあるからこまめに抱いてやる方がいい」ともコメントされていました。

上島 しゃれですよ、しゃれ! 最近はみんな何か珍しいことを言うと、すぐネットニュースになるでしょ。だから家に帰るときも「かみさんがニュースを読んでるかな?」って思いながらドアを開けたりします。言われたら嫌だっていうのはわかってるんですけどね……。

――気にはしているけれど、芸人の性分が出てしまうことがあるのですね。

上島 「お笑いウルトラクイズ」をやってた頃も、「SM水車拷問クイズ」(水車に括り付けられて、質問に答えないと一回転して水面に付けられる)で、「群馬に営業に行った時に受付のお姉ちゃんと……」なんて口走ったり。それで殿(ビートたけし)も「バカ野郎!」って笑ってくれて。

――広川さんはどんな反応をするんですか?

上島 「なんでそんな話しちゃったの?」って聞かれます。それで、僕が「こういう仕事だから……」って言い訳する。でも「嘘はついちゃだめでしょ」って言われてね。ぐうの音も出ません。

――笑いを取ることを期待される芸人と、家庭の間で板挟みにもなりそうです。

上島 家族の振りが来ても何も言わないで黙ってればいいんだけど、やっぱりウケたいんですよね。悩みの話になってリーダーやジモンの後に自分の番が来たら、それはオチっていうことじゃないですか。それで「どうやらうちのかみさんが浮気してるみたいなんですよ」とか言ってしまう。

――広川さんも我慢強いです。

上島 僕はかみさんのこと好きだし、実は結構仲はいいんですよ。最近は自粛生活で家で一緒にいる時間も増えて、年を取って寝起きも早くなったから2人で一緒に朝からテレビを眺めて過ごしてますし。これまでは飲み歩くことも多かったから、ずっと家にいるのは新鮮です。でもベタベタしすぎるのも良くない気がするし、悩みは尽きないです。

――上島さんにとって広川さんはどんな存在なんでしょう。

上島 そうですね、感謝してます。本当に。でもなんていうか……だからこういうタイミングで芸人の悪い癖が出てくるの。何かおもしろいことを言いたくなっちゃう(笑)。ありがとうで終わらせるのが苦手なんですよね。でも今日はさすがにやめときます。かみさんには本当に感謝してるんで。
参照元:《追悼》「芸人の悪い癖が出てくるの」上島竜兵(60)が本気で恥ずかしがりながら語った、妻・広川ひかる(51)との会話
上島竜兵さんインタビュー#3

「文春オンライン」特集班2022/05/11

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コメント

コメント一覧 (7件)

  • 最新記事のご投稿ご苦労様です

    ちょうど昨夜の遅く(日付では5月13日の0時過ぎ)に私も全く同じ題材で私見のラグナ検証を投稿しました


    https://www.kamura-ayasuke-jortish-daisuki.com/post/%E6%80%A5%E9%80%9D%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%A3%E3%81%9F%E4%B8%8A%E5%B3%B6%E7%AB%9C%E5%85%B5%E6%B0%8F%E3%81%AE%E3%83%A9%E3%82%B0%E3%83%8A%E6%A4%9C%E8%A8%BC

    インフォーメーションをそこまで多く集めず大局的なエピソードに絞ったため
    私の勘案はやはり表面的だったようです
    私の見立てでは上島氏はラーシ・ナヴァムシャ両方でケマドルマ・ヨーガが成立しており
    月もディスポジターで10室11室支配の土星からしかアスペクトされない配置でケートゥとコンジャンクションしていました

    高校時代の上島氏を知る元同級生の語る限り「上島さんはとても大人しく芸人になるとは思えなかった」というようなお話でした
    とにかく上島氏は気が優しく内向的な性格だったとの人物評がテレビでも見受けられたので
    9室がとても強い牡羊座ラグナをラーシチャートとしました

    他方で志村けん氏との出会いについてはダシャーと配置の対比がやや曖昧なまま流してしまい
    上島氏と志村氏のラーシで有意な位置関係が見て取れたので
    そちらに話題を絞ってしまいました

    もう少しナヴァムシャの配置の働き方も精査すべきだったかと思います

    私の挙げたチャートでは上島氏のナヴァムシャはラグナロードの金星が12室で月とコンジャンクションした牡牛座ラグナでした
    それがケマドルマになるのでラーシと併せて非常に心的な薄弱さがある性格だったという見立て方になり
    芸人になったのもラーシ9室の射手座で木星が定座して木星とコンジャンクションした土星がヴァルゴッタマだからだろうと判断した結果です

    今回もまた勉強し直す機会となりました
    先生の本記事をまた何度か読み直しさせていただきます
    • 牡羊座ラグナ、天秤座ラグナ、獅子座ラグナ辺りで、検討する所から始まると思います。

      水瓶座ラグナは性格が全く水瓶座と合致しないので、これは単純に排除できます。

      牡羊座ラグナだと9室や11室が強すぎるのではないかと思います。

      天秤座に決めるまでにかなり時間をかけており、簡単ではないと思います。

      ダシャーとトランジットで、過去の出来事が全て説明できるとなった段階で、初めて出生図のラグナが確定します。

      記事の中に色々書いてますが、これらは途中経過の試行錯誤、牡羊座ラグナ、獅子座ラグナ、天秤座ラグナの中で、長時間、紆余曲折した結果などが大部分、省略しています。

      最終的に天秤座ラグナだと納得してから、正しいと思えるロジックだけを書いてます。

      ナヴァムシャについては出生図のラグナが確実だと思えてからでなければ無駄な作業になるのでお勧めできません。

      まずは、出生図のラグナの検討です。
  • 多角的な視点から今回の経緯について分析されていて、予定調和という最後の言葉が腑に落ちました

    そうなると、自殺は任意の行動というより、あらかじめ決まっていた運命のように思えます

    大半の宗教では自殺を禁じていますが、どこか矛盾を感じます。自殺も場合によっては、自然の流れなのでしょうか
    • 月がラーフ/ケートゥ軸や土星によって、出生図とナヴァムシャで激しく傷つけられていて、

      木星のアスペクトもないことなど、ダシャーに濃密にマラカと絡む惑星が繰り返し登場していることなどを見ると、自殺は運命だったように見えます。

      死ぬことを選択しなければならないほど、本人にとって苦しかったということだと思います。

      自殺というのは残された人々のことを考えていない自己中心性がありますが、そのように自己中心的になってしまうほど、苦しかったということでもあると思います。

      上島竜兵は、天秤座ラグナで、魚座は6室になり、魚座の宗教、道徳観などを軽んじたり、重視しない所があると思います。

      その為、宗教による自殺の禁止などの抑止力も働かなかった可能性もあります。

      キリスト教で自殺を禁じるのは、人間の命は、神から授かったものだから、粗末にしてはならず、神の目的実現の為に使わなければならないという観念だと思います。

      キリスト教が出てくる前の古代ギリシャ・ローマの考えでは、無意味と思われる生には自殺は認められていたようです。

      今は、人間は死んだら何も残らないという唯物的な感覚がありますが、昔の人間は、魂の世界の方が本当の人生で、今生の物質界の方は、仮の人生という感覚を本当にリアルに感覚として持っていたようです。この世が意味のない生なら自殺をして、あの世(魂の世界)に戻るという考え方も出て来やすいと思います。

      尊厳死などの問題がそうです。

      哲学者がよく自殺をするのは、考えに考えた末に自殺をするのであって、軽はずみに行なってはいません。

      哲学者は、深く考えることによって、キリスト教道徳や、信仰などが与える観念やタブーを乗り越えた人々であり、道徳観念から自由になった人だと思いますが、

      そうした人がしばしば自殺するのは、宗教的な道徳観の束縛を受けておらず、その上で、自分の生が生きるに値しないと思えた時ではないかと思います。

      あるいは、生きていることが苦痛であり、そしてキリスト教などの道徳観念の束縛から自由なので、自殺が決行出来たということだと思います。


      これからの水瓶座の社会では、人はだんだん長寿になって死なない社会になっていくと言われてますが、そうすると輪廻転生を終えて、転生から離脱するのも本人の選択ということになってくるかもしれません。

      そういう社会もあり得ると思います。


      そういう社会はキリスト教の道徳観を超越していて、もっと個人の自由や権利が最高度に高まった世界です。

      但し、そういう世界では、逆に人は、自殺しないかもしれません。


      宗教が人に自殺を禁じるのは家父長制的温情主義であり、一時的な誤謬や本人の未熟さによる自殺という間違いを避ける為で、幼い人間に対する保護の側面があると思います。

      然し、リベラリズムの観点では、自殺は本人の自由であり、例えば、オランダは個人主義や自己決定権が徹底しており、自殺は認められています。

      リバータリアンにとっては、完全に自殺は本人の自由です。完全な自己責任であり、本人の自由に任されています。

      上島竜兵のラグナは天秤座のスヴァーティーであり、このナクシャトラは、自由の戦士であり、今生にあまり可能性が残っていないと感じた時に自殺する自由を行使したというのは、このナクシャトラの表現であったとも考えられます。


      よく株式市場が暴落して、自分の財産を全て失ったような人が、自殺をするケースもあると思います。

      今生で、もはや快楽を追求できない立場に追い込まれた場合に死を選択する場合もありますが、そうした快楽に執着したデカダンス(退廃、退廃主義)による死もあると思います。


      もし他人に対する責任感があったら、自分が死んだら周りの人たちが困るだろうと思って、自殺は出来ません。

      そういう義務感がなく、快楽主義で自己中心的な人が苦痛を避けるために自殺するというケースもあります。


      上島竜兵の死は、他のお笑い芸人にとってショックだったと思うのは、人を笑わせていた人間が自分で死んでしまったということです。


      明石家さんまが、以下のように言ってます。


      「ものすごく残念やけど、こういう風な結果、受け止めていかなあかんのかなと思いますよ。ほんとに好きな芸人で、好きな後輩の男が、一番嫌いな死に方をしたからね。ちょっとね、腹が立っているというのが事実ですよ」


      「一番嫌いな死に方」、「腹が立っている」というのは、自己中心的な死について言っていると思います。


      ただ「受け入れてあげないと可哀そう」とも言ってます。


      苦しかったら死ぬのは本人の自由であるという考え方も出来るが、周りの仲間のことを考えずに生きる義務を放棄したという怒りも出てくるということだと思います。


      宗教における生きることを義務とする考え方、そして、リベラリズムにおける死ぬことは自由であり、権利であるという考え方など、色々な考え方が交錯していると思います。


      自殺については上記のようなことが色々と頭に浮かんできます。



      ジョーティッシュでは、結婚でも就職でも旅行でもそれを自分で選択して行っているような場合でも、それらは全部、チャート上のハウスの絡みなどで説明できます。


      死という結果が起こりそうなことは、ロジックが示しています。


      それが自殺でなければならなかったのかどうかは分かりません。



      例えば、日本は、自殺率が高い国として知られてますが、労働による酷使が過酷で、ストレスが多いからだと思います。


      然し、ポリネシアのような気楽な国では自殺などはないと言います。



      やはり、自殺というのは、自殺を選択しなければならないほど、心が苦しい状態で、病の一種であり、、


      その病に罹患した場合の症状としての自然な流れと言えるのかもしれません。



      因みに動物は自殺をするかどうかと考えてみると、動物は自殺しないと思います。


      本能だけで生きている動物は、自殺しないと思います。


      自殺かどうか分からないですが、大量の魚が海岸に打ち上げられて死んでいるような事例がありますが、そういう事例も地球環境破壊に対する警鐘としての動物界における集団自殺的な意味があるかもしれないですが、意識的に自殺しているということではないと思います。



      人間が自殺をするのは、人間に心が生じたことの結果であって、その為、心が崩壊した時に自殺をするというのは、人間特有の行動なのかもしれません。


      占星術によって、そうした人間特有の行動のタイミングが明らかになるということはあり得ると思います。
    • 出生の月にラーフや土星など2つ以上の惑星が絡んでいて激しく月が傷ついており、そうした月に土星がトランジットするようなタイミングで、しかもマハダシャーやアンタルダシャーなどにマラカの惑星やマラカと緊密に絡んだ惑星などが来た時に自殺をするパターンが多いと思います。

      過去に自殺を調べた時に出生の月が土星やラーフとコンジャンクトしていて、土星がトランジットしているケースが多かったのを覚えています。

      ダシャーは調べていませんが、おそらくダシャーもマラカと関係していたと思います。

      これは1つや2つといった少ないケースに例外的に起こっていることではなく、自殺者はかなりの数に上ることから、これは人間にとっての自然な事象であると思います。

      つまり、人間は、過度のストレスや心理的圧迫に晒されて、心が壊れたら、生きることが出来ない存在であると言えます。

      自殺は、心を持つことになった人間特有の事象で、死に方の一つの形だと思います。その事象が存在しないように言うことは出来ません。

      文化的、社会的にストレスや束縛の多い社会は、自殺率が高くなるというのは、自然現象の一つだと思います。

      人間は自由意志があると言ってもそれは限られており、自然の一部でもあります。

      人間が自分の意志で行ったことも、外部からの力で意図せずに起きたことも、全て必然的で理由のある自然現象ととらえることができます。


      食欲、性欲、睡眠欲に囚われている段階の平均的な人間は、100%カルマに飲み込まれるということから、おそらく、自殺というのは、

      それがチャートに示されているなら、平均的な人間には避けられない自然現象かもしれないということです。


      霊的実践をし、理性を発達させ、自由意志の拡大した人間(つまり進化した人間)は、自殺をもたらしそうな惑星配置があったとしても、自殺をせずに乗り越えられるのかもしれません。

      然し、平均的な人間は、激しい月の傷つきやトランジットの凶星の働き、更にダシャーにマラカが登場すると、自殺が避けられないということではないかと思います。


      そして、自殺ということを考えると更に興味深いことが分かります。


      理性の働きがなく、完全に本能に従っている動物は、自殺をしません。


      そして、霊的に完成し、大悟した人(神人)は自殺をしません。


      その為、自殺というのは、理性を持ちつつあるも、まだ完全に理性が完成していない、動物と神人の中間にある人間特有の事象だということです。


      つまり、自殺というのは人間に現れた文化と言ってもいいし、未完成な人間が演じるドラマでもあります。
  • 自分ごとになりますが、過去、精神が最もキツく、自殺を考えるような絶望に浸っていとときのトランジットをみると

    出生図の月に土星火星ラーフがトランジットしていました

    出生図では月は単独で凶星とのコンジャクションはないですが、トランジットの重なりであんなに辛くなるものかと


    上島竜兵さんの出生図で何度も繰り返し凶星との絡みがあれば、想像もつかない精神状態だと思います




    不思議だと思うのは、自殺を身近に感じるときは月に凶星が重なったときで、

    ラグナではないこと

    ある本に人間には3つの顔がある、一つは自分が知る自分、二つ目は他人が知る自分、3つ目は本当の自分

    とあり

    これはインド占星術だと、月と太陽とラグナにあたるのではないかと思います

    そして自分が知る自分が理想とはかけ離れたとき、絶望して自殺するのではと

    本当の自分=ラグナに凶星よりも、月の方が凄まじい打撃を与えると感じます

    インド占星術で自分のチャートをみると、安心するような心地よさがありますが

    それは本当の自分が何なのか、ラグナを通して見ているからなのではないかなと

    本当の自分に気づいているとき、人は自殺をしないのかもしれません

    すなわち覚醒

    月に激しく凶星の負荷がかかるような、心を激しく責める時(理想とする生き方ができない自分に絶望するとき)

    人は自殺をするのかもしれません


    ちなみに月とラグナが同じ星座にある人は、ラグナと月と太陽が分かれている人よりも、安定した精神状態を感じます

    それは月とラグナが一致することで、矛盾が少ないからなのではないかとも考えています
    • 出生の月に凶星がトランジットしただけで、そうした心境が生じたということですが、出生図上で、元々、月が土星やラーフ/ケートゥ軸から傷つけられている場合は尚更だと思います。

      上島竜兵の月は、明白にマラカと絡んでませんが、無条件のマラカとして働く土星のアスペクトがあり、傷ついた8室の支配星と絡んでいますが、傷ついた8室の支配星はマラカとして働く為、そうしたことが働いたと考えています。

      またラグナロードが同時に8室を支配していることも重要ではないかと考えています。

      例えば、牡羊座の場合、1、8室支配ですが、牡羊座ラグナが死亡する時は、8室の突然の予期しない死という象意があると思います。

      織田信長が部下の裏切りにあって、焼き殺されるとか、アレクサンダーは部下から毒殺されたのではないかと考えられています。

      牡羊座ラグナの人は、どこで死んだのか分からず、しばしば墓がなかったりもします。

      そうした象意は1室の支配星が同時に8室を支配する火星であることによって出てくると思います。

      天秤座ラグナも1室の支配星が同時に8室を支配している為、似たような意味合いを持ち、その8室の支配星は金星である為、牡羊座ラグナとはまた違った形での突然の不可解な死という象意をもたらした可能性があると考えています。

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