ここ2~3日の国際ニュースに注目すると、現在、トランジットの土星が天秤座から蠍座に抜けていく最後の段階に入り、強烈な影響力を発揮し始めていることが分かる。
特に土星が天秤座の最後の度数付近を通過している為に蟹座へのアスペクトも強力なのである。
そして、世界に蟹座の特徴が噴出し始めている。
蟹座は偏狭な民族主義、ナショナリズム、国家主義、歪んだ愛国心などを体現する星座である。
特に火星も天秤座に入室し、土星と火星が天秤座で接合し、牡羊座にアスペクトしている。
牡羊座は戦争の星座であり、また蟹座からみた10室である。蟹座の行為のハウスである。
このことで世界にここ2~3日で生じている事件は、皆、蟹座の特徴がよく出ている。
イスラエルは、8月20日、ガザへ空爆し、ハマスの幹部3人を殺害した。
イスラエルという国家の成立過程そのものがシオニズムという偏狭な民族主義、国家主義、ナショナリズムによるものである。
中東の特にイスラエル周辺は、蟹座へのダブルトランジットによって、対立が激化し、戦闘行為が勃発している。
米国ではミズーリ州ファーガソンで警官による黒人青年射殺事件を巡って抗議デモが発生し、軍隊のような重装備をした警官隊がそれを鎮圧している。
抗議デモはニューヨークやロサンゼルスなど全米の主要都市に広がっているという。
これは背景に黒人に対する人種差別があり、白人至上主義団体「KKK」がファーガソンの警官を支援しているという。
この事件も偏狭な人種差別などが根っこにあり、その偏狭な行動傾向が蟹座へのダブルトランジットによって噴出していると言うことができる。
東シナ海上空では中国が米軍機に以上接近し、軍事力により領土拡大を狙う偏狭な国家主義、ナショナリズムが浮上している。
中国は防空識別圏を設定し、中立的な領域に対する影響力の拡大を狙っているのである。
西アフリカではエボラ出血熱が猛威を振るい、このウィルスの侵入を防ぐために南アフリカ政府は、感染地域のギニア、リベリア、シエラレオネの3か国からの外国人の入国を禁止ている。
ここでもこのウィルスの広がりによって、感染地域を締め出して国内を閉鎖する偏狭な自民族優先主義的な状況が起こっている。
ロシアではウクライナ問題の制裁への報復として、ロシア外務省が、入国制限の対象となる日本人のリストを駐露大使に手渡して、日本政府の出方を牽制している。
これもロシア・ナショナリズムの発現として考えることができる。
世界のニュースを見ていくと、これらは蟹座への土星の影響によるものであると推測できる。
こうした状況はいつから始まっていたかというと、2011年11月頃の土星が天秤座に入室してからである。
土星が天秤座に入室したことによって、蟹座と牡羊座にアスペクトして蟹座と蟹座の行為のハウスである牡羊座が土星から影響を受けたことによって国家間の領土問題や、民族問題、ナショナリズムなどが噴出していたのである。
そして、特に土星と共に火星も天秤座に入室したことによって、ここ最近、非常に蟹座の行為のハウスである牡羊座が活性化している。
従って米国で警官隊が、まるで軍隊であるかのような重装備をして、一般市民のデモを鎮圧しているのだと言える。
そして、戦争や、戦争に近いような領海、領土の境界線付近での威嚇行為などが非常に活性化している。
蟹座は個人主義者で、自分が同一化した共同体を「家」として認識する特徴がある。
従って、自分の自己愛の延長物として、自分が所属する国家や民族というものを非常に重要視するのである。
基本的には自己愛から出てくる態度である。
アリスベイリーの書物によると蟹座は、一般大衆を象徴する星座であるという。
大衆が自己愛の延長物として、自らの国家に同一化、同一視する時、大衆を先導して、その大衆の気分や気持ちを代弁するような大衆扇動家(独裁者)が台頭するのである。
そして、他国に対する自国の利益を主張したり、自国の強さや力を強化して、大衆の自己愛を刺激し続けるのである。
以前、蟹座に水星や他の惑星が在住している人と話をしていて分かったことであるが、蟹座が強調されている人は、非常に人種や民族といったものにこだわるのである。
言葉の折々にそのような思想が吐露し、本人がそうした価値観を基準にして物事を考えていることがよく分かるのである。
米国には極端な自由を主張するリバータリアニズム(自由至上主義)といった思想を持つ人々が多いのであるが、米国が市場原理、競争原理というものを最も信奉しているのは、こうしたリバータリアニズムといった思想が背景になっているのである。
それらの思想は典型的に蟹座的なのである。
蟹座というのは自分独自のやり方を好み、個人主義的に活動する。
そして、それは個人主義的であるが故に必然的に競争的になるのである。
安倍晋三が内閣総理大臣になって、インフレターゲット政策が始まったが、お金の量を供給量を増やしても全く、一般の労働者の給料は増えていかない。結局、物価が上昇したが、給料は全く上昇しないというのが現状である。
そこで、事業者はより利益をより戦闘的に価格に乗せて、消費者はそれを受け入れることによって徐々に不利になっていく。
昨今の状況はより競争的な努力を強いられるような状況になっているのではないかと思うのである。
結局、安倍晋三は、蟹座的であり、蟹座的である人が行うことは必然的に競争的になるのである。
以前、民主党の議員と安倍晋三が討論した時に若者が全くお金を納めない国の年金制度をどうするかという議論の中で、民主党の議員は、国民年金を廃止して、税金で社会保障を行うという考え方であるのに対し、安倍晋三はあくまでも国民年金の存続にこだわっていた。
年金を支払った人がそれを受け取る権利がある。つまり、絶対に支払わなかった人はもらうべきではないという考え方である。
この考え方も結局は、競争原理であり、支払った人が支払わなかった人よりも有利になるのは当然であるという考え方である。
また支払わなかった人が支払った人と同じように優遇を受けるべきではないという考え方である。
従って、競争原理なのである。勝ち負けをしっかりとつけ、努力した人が努力しない人よりも優遇され、優れている人が優れていない人よりもより有利になるのは当然であるという思想である。
占星術の立場では、こうしたことの善い悪いといった価値は論じないが、それらは惑星の性質によって現れる特徴である。
人種、性別、年齢、国籍などによって、人を識別するのが個人主義的な蟹座的な特徴である。
水瓶座というものは、人種、性別、年齢、国籍という属性には全くこだわらない、そういう非個人的な特徴がある。
それが水瓶座の博愛精神というものである。
おそらく、土星が蠍座に移動すると、土星が蟹座や牡羊座にアスペクトしなくなるため、2011年終わりぐらいから続いて来た周辺諸国家の民族主義、ナショナリズム、帝国主義的な動きが、すっかり落ち着くものと思われる。
そして、世界には全く違った雰囲気が支配するものと思われる。
蠍座は水瓶座の行為のハウスである10室に位置する星座である。
従って、蟹座にとって牡羊座がセットで論じられるように水瓶座にとっても蠍座はセットで論じられるのではないかと思われる。
つまり、蠍座の土星によって体現されるのは、水瓶座の行為、すなわち、水瓶座の世界である。
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イスラエルがガザ空爆再開、ハマスはさらなる攻撃を警告
2014年 08月 20日 08:35 JST ロイター
[ガザ/エルサレム 20日 ロイター] – イスラエル軍は19日、パレスチナ自治区ガザに対する空爆を再開した。パレスチナ側からロケット弾が発射されたことへの報復、としている。
一方、ガザを支配するイスラム組織ハマスの軍事部門は20日、イスラエルの主要都市テルアビブ近郊のベングリオン国際空港周辺を標的とし、ロケット弾をさらに発射すると警告。航空各社に対し、回避を呼びかけた。
ガザでの一時停戦は20日午前零時(19日2100GMT、日本時間20日午前6時)まで延長されるはずだったが、この合意に反して戦闘が再開された。イスラエル側によると、一時停戦が期限となる約8時間前に3発のロケット弾がガザから発射された。
ガザでの目撃情報によると、イスラエル軍はガザ市の住宅などを攻撃。保健当局者によると女性と2歳の女児が死亡。身元不明のもう1人も空爆を受け、死亡した。
イスラエルのネタニヤフ首相の報道官は、ベエルシェバへの攻撃について、「深刻で、明確な停戦(合意)違反」と述べた。ネタニヤフ首相の命令で、カイロにいたイスラエル側の停戦交渉団はすぐに帰途についた。
ハマス側は、イスラエル南部やテルアビブ周辺に複数のロケット弾が発射された段階で、空港へのロケット弾発射を明らかにしていた。ただ、これらの攻撃による被害は報告されていない。
ハマスはイスラエルのガザ空爆で3人の死者が出たことを受け、空港を「攻撃の標的とし、イスラエルの攻勢に対抗することを決めた」と表明した。
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イスラエル、暗殺作戦を強化 ハマス幹部3人殺害
2014年8月21日22時51分 朝日デジタル
イスラエル軍は21日未明、パレスチナ自治区ガザ南部などを空爆し、ガザを実効支配するイスラム組織ハマスの軍事部門の司令官ら3人を殺害した。ハマスの報復攻撃が強まるのは必至で、停戦は一層遠のきそうだ。イスラエル放送によると、同国政府は同日、予備役1万人の追加招集を承認した。
殺害された3人は、ハマス軍事部門の重要人物とされる。イスラエル兵の拉致や、地下トンネルを通じたイスラエル侵入作戦などにかかわっていた。イスラエルのネタニヤフ首相は20日の会見で「ハマス幹部は標的であり、だれも免れることはできない」と述べ、暗殺作戦を強化する考えを示していた。
イスラエル軍は19日にも、ハマス軍事部門トップのムハンマド・デイフ氏の暗殺作戦を実行。民家への空爆で同氏の妻子が死亡したが、ハマスは同氏は無事だとしている。一時停戦の崩壊後、同軍はガザの110カ所以上を空爆し、ガザの保健省によると少なくとも58人が死亡した。7月8日以降のガザの死者数は2075人になった。
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NY・LA…黒人射殺抗議デモ、全米主要都市へ
2014年08月19日 23時32分 Yomiuri Online
【ファーガソン(米中部ミズーリ州)=加藤賢治】警官による黒人青年射殺事件を巡る混乱が続く米ミズーリ州ファーガソン市で、18日深夜も一部のデモ参加者が放火や警官隊に発砲するなど暴徒化した。
警官隊が催涙弾や特殊閃光せんこう手りゅう弾などで強制排除した。2人が何者かに撃たれて負傷し、31人が逮捕されたほか、投石などで警官4人が負傷した。
18日に同市に派遣された州兵は、現場指揮所周辺の警備にあたった。射殺に抗議するデモはニューヨークやロサンゼルスなど、全米の主要都市に広がっている。
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【黒人少年射殺】ファーガソンの警官に、白人至上主義団体「KKK」が支援の募金活動を行っている
2014年08月18日 16時57分 JST
アメリカの白人至上主義団体「クー・クラックス・クラン」(KKK)は、武器を所持していない黒人少年に発砲し死亡させた警官のために募金活動を行っているという。アメリカ・アラバマ州の人権団体「南部貧困法律センター」からのレポートで判明した。
同センターの人種問題監視ブログ「ヘイト・ウォッチ」によると、KKKのミズーリ支部は、黒人少年マイケル・ブラウンさんを射殺した警官に「報酬」を与えるため、募金活動をしているという。
「南部貧困法律センター」によると、サウスカロライナ州にあるKKKの関連組織「ニュー・エンパイア・ナイツ」から送信されたメールには、「このチンピラを撃った警官への報酬/援助金を工面中です」と書かれているという。
「南部貧困法律センター」によると、サウスカロライナ州にあるKKKの関連組織「ニュー・エンパイア・ナイツ」から送信されたメールには、「このチンピラを撃った警官への報酬/援助金を工面中です」と書かれているという。
「彼はヒーローだ。我々にはもっと彼のような反ZOG(シオニストが支配する政府)で、ユダヤ人にコントロールされている黒人のチンピラを成敗する白人の警官が必要なのです。警官のほとんどは臆病者だ。異人種犯罪の9割は、白人が黒人そして白人以外から受けるものなのにもかかわらず、何もしない」。
「南部貧困法律センター」は、「ブラウンさんの射殺事件がきっかけとなって社会が混乱したことに、KKKが飛びついたのでしょう」と語る。
「南部貧困法律センター」によると、KKKのある支部のブログには、「マイケル・ブラウンは、ただのチンピラに過ぎないことは明らかだ」と記されているという。
「メディアなどでは立派でよくできた少年のように報じられてる。ミズーリの黒人たちは暴動を起こし、暴力で彼に対する敬愛の情を表現している。よくあることだ」。
普段は平穏なセントルイス郡ファーガソンは、ブラウンさんの死が巻き起こした暴動に驚愕している。
自動小銃を丸腰の市民に向ける武装隊の写真がアメリカの警察がいっそう軍隊化していることがよく分かる。
現場で取材にあたったハフポストUS版の記者は、大半の抗議者は平穏で多くはシンボリックに手を上げていた(射殺時にブラウンさんは両手を上げて無抵抗の意志を示していた)にもかかわらず、際限なく催涙ガスや発煙弾を浴びせられ、息も出来ない状態だったと語っている。
ファーガソンは13日の夜暴動鎮圧のため催涙ガスやゴム弾、そして完全武装した特別機動隊(SWAT)や武装車両で埋め尽くされた。
しかし、一転して14日夜には州警察や地元警察がでも抗議者たちと一緒に歩き、握手をかわしている。
4夜にわたって続いた暴動後、アメリカ各地で多くの人々がブラウンさんの冥福を祈る中、ようやく警官たちはブラウンさん死亡事件の抗議者との和解にこぎつけた。しかし現在は、ブラウンさんの犯罪歴を示す防犯ビデオが警察から公開され、再び緊張が高まっている。
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シーア派が襲撃、68人死亡 イラクのスンニ派礼拝所
2014.8.22 23:27 産経ニュース
ロイター通信によると、イラク中部ディヤラ州で22日、イスラム教シーア派民兵が、スンニ派のモスク(イスラム教礼拝所)を襲撃し、少なくとも68人が死亡した。宗派対立が深まる可能性があり、イラクで進む挙国一致政権づくりに影響しそうだ。
シーア派優遇と批判されたマリキ首相が退陣し、新首相候補のアバディ氏が各勢力に結束を呼び掛けていたばかりだった。
イラク北西部でスンニ派の過激派「イスラム国」が勢力を拡大し、背景には地元のスンニ派部族の協力があると指摘される。これに対してシーア派は、スンニ派への敵対心を強めていた。(共同)
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東シナ海上空で中国、米軍機に異常接近か15メートルと報道
2014.8.22 23:05 産経ニュース
米ニュースサイト「ワシントン・フリービーコン」は21日、中国沿岸の東シナ海上空で18日に中国軍のSU27戦闘機が米軍の対潜哨戒機P8に異常接近したとの米国防総省当局者の話を伝えた。約15メートルまで近づいたという。
P8は通常の偵察活動をしていた。中国空軍が東シナ海で実施していた演習が監視対象だった可能性があるとしている。米国防総省の報道官は「22日に説明する」と述べたという。
中国は昨年11月、東シナ海上空に防空識別圏を設定。米軍は同年12月にP8を嘉手納基地(沖縄県)に配備した。
東シナ海の公海上空では今年5月と6月、中国軍のSU27戦闘機による自衛隊機への異常接近が相次ぎ、日本政府が中国側に厳重に抗議した。(共同)
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露、特定日本人の入国制限 ウクライナ問題 対露制裁への報復措置
2014.8.22 20:21 産経ニュース
【モスクワ=遠藤良介】ロシア外務省は22日、マレーシア航空機撃墜事件などで緊張が高まるウクライナ情勢をめぐって日本がロシアに科した制裁への報復として、特定の日本人の入国を制限する制裁を発動すると発表した。モルグロフ露外務次官が同日、日本の原田親仁・駐露大使を外務省に呼び、入国制限の対象となる日本人のリストを手渡した。
ウクライナ情勢をめぐっては、欧米がプーチン露大統領の側近らに対する入国禁止や資産凍結に加え、ロシアの金融や石油開発、防衛など基幹産業を標的にした制裁を発動している。これに反発してロシアは、欧米の農産物や水産物を輸入禁止にする対抗措置をとった。
欧米と足並みをそろえる形で日本政府が発動した制裁に対してもロシア側は、「非友好的だ」と批判していた。
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南アフリカ、感染地域からの入国禁止
2014.8.22 00:59 産経ニュース
西アフリカで猛威を振るうエボラ出血熱をめぐり、南アフリカ政府は21日、感染地域のギニア、リベリア、シエラレオネの3カ国から訪れる外国人の入国を禁止したと発表した。アフリカではケニアが既に感染地域からの入国を禁止している。
アフリカ経済を牽引(けんいん)する南アの入国禁止で、3カ国経済への悪影響が懸念される。南ア政府は声明で「他の国への拡大を食い止める必要がある」としている。また、3カ国から南アに入国する際の経由地となるナイジェリア、ケニア、エチオピアを中レベルのリスク国と指定し、南ア入国の際の検疫を強化するという。
世界保健機関(WHO)によると、エボラ熱の死者は18日までに感染の疑い例も含め、計1350人に達した。(共同)
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