
新型コロナウィルスの影響で、連日、株価の下落が報じられている。
NY株 一時2000ドル超下落 過去最大の下げ幅 一時売買停止も 2020年3月10日 0時01分 NHK NEWS WEB 週明け9日のニューヨーク株式市場は取り引き開始直後から売り注文が殺到し、一時、自動的に売買が停止されるなど株価は急落しています。 新型コロナウイルスの感染拡大への懸念から、東京、ヨーロッパで続いた週明けの株価急落はニューヨーク市場でさらに激しくなっています。 下げ幅は一時2000ドルを超え、これまでで最大の下げ幅を記録しています。 また取り引き開始直後には、下落率が先週末に比べて7%を超えたことから、一時売買が自動的に停止されました。 「サーキットブレーカー」と呼ばれるこの措置は2013年に今の基準が導入されましたが、実際に発動されるのはこれが初めてです。 先週末以来、アメリカ国内でも感染拡大が次々と確認され、新型コロナウイルスの影響を懸念した売り注文が殺到した形です。 |
然し、これはまだ始まりに過ぎないのである。
本格的な下落は、木星が山羊座に入室する2020年3月30日以降になると思われる。
私は昨年から土星が山羊座に入室し、木星も山羊座に入室し、山羊座にダブルトランジットが生じると、そこは双子座(株式市場)から見た8室である為、株式市場が行き詰まりを迎えると書いていた。
今、それが始まりつつある。
また長い間、射手座を通過していた冥王星がまもなく2020年2月25日から山羊座に入室する。
冥王星の公転周期は、約248年であり、1つの星座を通過する平均はおよそ20年である。
過去20年間に渡って、冥王星は射手座を通過して来たが、射手座の支配星は木星で、木星は理想主義的で、拡大傾向を表わし、射手座は野心的で、高い目標を掲げて、跳躍し、無限の経済成長を追求する星座である。
木星は2、5、9、11室の表示体であり、特に2室と11室は富に関係するハウスである。木星は富の表示体であり、資本主義の表示体といってもいいかもしれない。
何故なら資本主義とは、資本が、自己を拡大再生産していく過程だからである。
資本が利潤を求めて、利潤が再び、再投資されて、世界の隅々まで開発していくというのが、資本主義のあり方であり、経済成長という考え方である。
その射手座を冥王星が通過していた過去20年間において猫も杓子も成功哲学を追い求めた。
射手座は成功哲学の星座であり、お金持ちになりたいという人たちの間では、近年、外国優良株式銘柄に対するインデックス投資を勧めるような教えが目立っている。
射手座の対向にあるのは双子座であり、冥王星はその双子座にもアスペクトしてエネルギーを供給していたのである。
従って、射手座が成長を求める起業家、実業家であれば、双子座は投資家や株式市場を表わしており、その射手座と双子座の両輪で、資本主義=経済成長が推進されていたのである。
おそらく冥王星が山羊座に移動すると、山羊座は木星が減衰する星座であるため、そうした資本主義の経済成長という夢や神話が終わり、現実志向に目覚めると思われる。
それはいたずらに経済成長しようとする傾向の終わりであり、過熱した投資の終わりである。
もはや世界には成長センターが残っていない為、歴史的な低金利が続いているということは、『資本主義の終焉と歴史の危機』水野和夫著などでも言われていた。
銀行が企業にお金を貸しても利潤が得られないので、低金利が続いていたのである。
射手座にエネルギーが供給されていた時は、企業の業績が悪いにも関わらす、株価が上がり続けるという現象が続いていた。
特に近年、自社株買いというものが目立っており、そのようなことで、株価が上がるので投資家も株を買うという繰り返しが行われていた。
そのような強引な株価の引き上げなどに盲目的な意志や外部からの強制を表わす冥王星が、一役買っていた可能性もある。
冥王星が射手座から山羊座に移動することによって、こうした無限の経済成長を目指すような姿勢、投資家マインドが終わりを迎えるのではないかと思われる。
山羊座というのは、現実志向で、質素倹約で、無駄な投資を嫌い、黙々と堅実に仕事をする星座である。
無駄を省き、実体経済にあった、現実的な必要を実際の仕事によって、追求する星座である。
山羊座は、あぶく銭を追求するような株式市場への投資は向いておらず、実際的なサービスや生産活動によって利益を堅実に上げていく星座である。
こうした山羊座のスタイルが今後は、流行っていくと考えられる。
また山羊座は木星が減衰するため、物をリサイクルしたり、消費を最小限にしたり、倹約家であり、決して、夢をみたりはしない。
宝くじを当てたいとか、一山当てたいといった投資家の持つ、投機のマインドは持っていない。
最近、コンビニエンスストアが24時間営業を廃止する動きなどが広がっており、正月の3日間をしっかり休みとするなど、労働力を最大限稼働させて、最大限の利潤を得るといった資本主義的な追求に無理が生じて来ており、現実的な考え方に移行しつつあるのである。
従って、今後は株式市場は実体経済に合ったものに縮小し、冷え込んで行くのではないかと思われる。
特に近年続いていた自社株買いや、年金の積立金を使った株価の引き上げのような強引な手法は終わっていくと考えられる。
投資先がない為、不動産市場に資金が流れ込むことによって、実際の需要がないのに不動産が値上がりするという正のスパイラルが続いていたが、今後は、不動産価格も需要に一致したものになり、実体経済に近づいていく。
つまり、現代の資本主義の賭博場である株式市場が、行き詰まるのが、山羊座である。
今後、今のような株式市場は不必要であるとまで考えられ、マネーシステム自体の見直しも行なわれる可能性が出てきているのである。
現在のマネーシステムとは、ニクソンショックによって、金本位制が終わり、現代のマネーは、金と交換できない不換紙幣となっている。
政府の信用によって、マネーを流通させる仕組みである。
政府には国家権力があり、税金を支払わせる強制力がある。その為、税金を政府が発行する通貨で支払う必要があるために通貨への需要が生じるというそういうシステムである。
最近、流行りの現代貨幣理論(MMT)では、そのように解説されている。
そして、マネーは銀行の信用創造によって負債として市場に供給される。
誰かが借金をしていないと、世の中にはお金がないのである。
それでこれまでは銀行が民間企業にお金を貸し付けて、マネーを供給していたが、企業は利潤を上げられない為、お金を借りることが出来ない。
その為、代わりに政府が借金をして、マネーを供給している。
それが日本政府の巨額の財政赤字の理由である。
こうしたマネーシステム、特に負債がなければ、世の中にマネーが供給されない仕組みは、非常に複雑化しすぎている。
現代のお金は、通帳に書き込まれた預金通貨であり、単なる情報である。
政府が市中銀行の保有する国債を購入する買いオペなどで、市中銀行の当座預金にマネーを供給しても、積み上がったマネーは、国民にまで届かない。
現代の高度に情報化し、抽象化したマネーは、水星が表示体となるが、特に株式市場と一体化している。
従って、冥王星が山羊座に入室する20年は、現状の株式市場の存続自体が問われることになる可能性もある。
山羊座というのは、土の星座であるため、現物支給とか、物々交換とか、そうした実際的なものが流行っていくのではないかと思われる。
新型コロナウィルスの流行によって、マネーゲームをしている余裕がなくなったことによって、実体経済を意識した経済活動に移行していく。
現に他国にマスクを供給したりといった活動が国家レベルで行なわれているが、これこそが現物支給である。
今後、株式市場が崩壊して、国民生活が正常に送れないレベルにまで経済活動が停滞したら、現物の価値が非常に上がってくる。
実際に生活に必要な現物が大事になるのである。
トイレット・ペーパーに異常な値段が付けられたり、価値が出て来ているのは、そういうことである。
このことは既に現物重視の山羊座の経済活動が始まっている証拠である。
今後の世界経済、株式市場
冥王星に続いて、3月22日から火星が山羊座に入室し、更に3月30日から木星が山羊座に入室する。
そして、山羊座にダブルトランジットが生じ、蟹座にアスペクトして蟹座にダブルトランジットが生じる。
これが何を意味するかと言えば、米国のマンデン図を見ると、分かりやすいかもしれない。

米国のマンデン図を見ると、まもなく山羊座の6室と蟹座の12室にダブルトランジットが生じるのである。
6室はマンデン図においては、社会的弱者、貧困者へのサービスや福祉、保健衛生の管理などを意味している。
これは新型コロナウィルスの流行やインフルエンザウィルスの流行などで現に今、起こっていることである。
そして、12室は経済的損失、出費、財政赤字などを意味している。
ウォール街(NY株式市場)は、世界のマネーを米国に還流させる巨大な金融賭博場であり、米国の金儲けの手段である。
そのウォール街(双子座)から見て、2室と8室にダブルトランジットが形成されるため、この危機を利用して稼ぐ投資家も出て来るかもしれない。
然し、山羊座8室へのトランジットは、株式市場の行き詰まりを表わしている。
8室にダブルトランジットが生じるということは、再び、国民の税金によって救済を求めなければならない状態(依存)に陥る可能性も出て来る。
そして、獅子座ラグナの指導者にとっては厳しい時期である。
例えば、ドナルド・トランプにとっても6室と12室にダブルトランジットが生じる時期は、奮闘し、サービスし、また出費や消耗をする大変な時である。

北朝鮮の金正恩は、以前、獅子座ラグナに修正しているが、やはり6室や12室にダブルトランジットが生じている為、非常に厳しい時期である。
新型コロナウィルスの流行を抑える対策に奔走しなければならず、経済が停滞して、出費や損失の方が大きくなる時期である。

但し、土星が山羊座にトランジットしてから、金正恩は、新型コロナウィルスの感染者を3人処刑したようである。
金正恩にとっては、火星が6室に入室して、壮絶な暴力を表わしている為、国民の保健衛生、新型コロナウィルスへの対策とは、感染者の処刑なのである。
然し、感染者の処刑ばかりの恐怖政治では反発も強まってくる為、木星が山羊座に入室した後は、より現実的な対応を迫られる。
このように山羊座に木星が入室して、山羊座にダブルトランジットが生じてからの世界情勢は、より状況が深刻化し、それに対する対策にも力を入れるという状況である。
また冥王星などの入室によって、長期的に山羊座の世界観や行動パターンが世界を特徴づけることが考えられる。
楽観的に経済成長などを期待したり、株式市場に対する投資の過熱、マネーゲームは今後は終わっていくと考えられる。
従って、世界経済は、大幅なリセッションに向かうと考えられる。
株価は一旦下げたが、再び、反発して上昇している。
然し、おそらく、一定の値幅で、上昇した後、戻り売りが生じると考えられる。
それで、リーマンショックを超える株式市場の崩壊にもなり得るのである。
そのことは米国のマンデン図から推測することが出来る。
6室にダブルトランジットが生じ、12室にもダブルトランジットが生じる状況は、負債やサービス、出費を表わしており、この配置で景気が即座に回復するとは考えられない。
そして、中国の建国図では、ラグナに土星、木星、火星、冥王星が入室することになるが、ラグナは国家のアイデンティティを表わしている。

国家が再出発しなければならないような大きな国家的なアイデンティティの変容が生じるタイミングである。
ダシャーは水星期で、水星期がまさに新型コロナウィルスの発生をもたらしている。
水星期は香港での民主化運動などももたらしている為、今後、中国の国内情勢も更に深刻化していきそうである。
中国での不動産バブルの崩壊、世界経済のリセッションという流れも推測できる。
新型コロナウィルスが、株価暴落の引き金になるとは予想していなかったが、株価の更なる下落と、株式市場の崩壊が、今、まさに起ころうとしている。
ここ半年、株式投資のことばかり勉強していたのですが、私の木星が5室の射手座にあることが影響していたのかもしれません(獅子座ラグナ)。今までは、投資など自分には縁がないと思い、学ぶ気にもなれず、精神的な学びに傾倒していたのですが、星とは不思議ですね。
3月20日から、冥王星が、射手座から山羊座に移行し、今後20年間、そこに留まり、株式市場に対する過熱感が一段落し、見直され、現物や実体経済といった、堅実さや質実さを追求する方向に、流れが代わっていくとのこと。つくづく自分はタイミングが悪いなあ、と思わせていただきました(笑。
インデックスファンドを購入して、一部を切り崩しながら、母親の年金の足しにしようか、とか、リスクは増しますが、もう少し利回りを追求したものを買って、将来の希望にしようとか、作戦を練っていたのですが、悩みます・・・。とりあえず、コロナが収まるまでは様子を見て、上がりだしたら始めようかな、と思っていたのですが、今のタイミングで、投資を始めるのは、得策ではない、ということでしょうか・・。
過去200年の、株式市場の流れから言えば、どのくらい時間がかかるかはわかりませんが、どうせまた元の株価に戻るので、株価が下がっている時に始めれば、割安感があって、投資を始めるには丁度よいタイミングかな、と思っていた矢先なので、悩みます・・。
1929年の世界大恐慌の後は、10年ほどダメだったようですが、リーマンショックからは、4年ほどで回復していますし、今回のコロナは、来年以降に持ち越すのであれば、深刻ですが、暖かくなるにつれ、いったんは落ち着き、それに伴い、株価も落ち着くだろう、とは思ってはいました。
ところがどっこい、記事を読んでいる限りでは、リーマンショック以上のリセッションになる、と書いてあるではありませんか・・・。
投資をしないにしても、何か、将来に対して、楽しみとか、希望がないと、生きがいが持てないというか、やってられません・・。
一般論になりますが、今後、どういった所に、楽しみや生きがいを持って生活していけばいいのでしょうかねぇ(笑。
(追伸)夜空の星々が、なぜ我々の運命などに影響するのか、意味不明だったのですが、半田広恒氏の動画を見ていると、星というのは、単なる石くれではなく、イデア的な精神階層が、形になって現れたもののようですね。