ロシアの新月図、建国図、太陽イングレス図などを改めて検討する



連日、twitterやyoutubeなどに投稿されてくるウクライナの最前線の状況をチェックして来たが、ウクライナに侵攻したロシア軍が苦戦しており、森の中に逃げ込んだ戦車が、ウクライナのドローンで上空から発見されて、対戦車砲などで狙い撃ちされる映像、進撃してきたロシア軍の戦車部隊が、待ち伏せしていたウクライナ軍に対戦車砲で反撃されて、撤退する映像などが拡散されてきた。


プーチンの侵略戦争に軍隊の一兵卒として関わったのだから仕方がないとは言えるが、ウクライナの前線で戦っているロシア軍の兵士は、20代で、全く何の大義もない無駄な戦争で、犬死させられて悲惨というしかない。


ウクライナが傍受したロシア兵の通信では、ロシア兵が、この1ヶ月の無駄な戦争をさせたプーチンを罵っていた。


ロシア兵は何の為の戦争かも分からず、上官を戦車でひいたりもしている。


ロシア兵が前線で戦わない為、将官たちが前線に出て兵を鼓舞しなければならず、狙撃されて既に7名死亡しているという。


またロシア兵がチェルノブイリ原発で塹壕を掘り、放射能で被爆して、兵士の間で、揉め事が起きたようである。


チェルノブイリから撤退して、被爆した兵士たちは、ベラルーシの病院に収容されたという。


ロシア軍は、軍事目標がない場所を無差別攻撃し、キエフから撤退した後に一般市民の遺体が散乱しており、無差別に殺戮した疑いがもたれている。


ニュースを見れば、ロシア軍の軍規の乱れ、国際法違反の戦争犯罪などが、明らかである。


ウクライナ軍は、祖国を防衛するという大義がある為、士気は非常に高い。



ロシア軍が弱いという情報が、ネット上で盛んに拡散されている。


そして、4月に入って遂にロシア軍がキエフ周辺から撤退し始めた。


ロシアはキエフの占領を諦めて、キエフへの攻撃を縮小し、ドンバス地域(ドネツク、ルガンスク)に集中すると発表している。


何とか敗北を隠して、このドンバス地域の占領を成功させて、戦争に勝ったことにして、ロシア国民に示したいという意図が見られる。



最終的にこのプーチンが起こした戦争の結果はどうなるのか、そこで改めて、ロシアの新月図、建国図、太陽のイングレス図などを見て、検討してみた。



このウクライナ侵攻で、苦戦して撤退するロシア軍の悲惨な状況は、ロシアの2022年の新月図によく現れている。



軍隊というのは国家の外交(戦争)に派遣される国家公務員であり、労働者であるから6室で表わされる。


従って、ロシア軍が、苦戦しているというのは、マンデン図の中の6室や6室の支配星の傷として現れるはずである。


そうすると、ロシアの2022年の新月図では、6室支配の火星が8室に在住し、8室支配の土星とコンジャンクトして、激しく傷ついている。





ロシアの国家公務員、労働者であるロシア軍が、独裁者による合理的でない軍事作戦に派遣されて、大災難に陥ることを示している。



独裁者の意思決定というのは、自然災害に準じるものと言えるのかもしれない。


労働者たる兵卒の無益な死というのは、マンデン占星術で云えば、コロナが発生し、コロナ対策が無策であった為に大勢の人が亡くなることとそれ程の違いはないと言える。


またラグナロードの水星は10室で減衰し、8室支配の土星からのアスペクトを受けて傷ついており、これも2022年がロシアにとっての行き詰まりを表していたと考えられる。





ウクライナ国境付近で、ロシア軍の展開が始まったタイミングのモスクワにおける太陽イングレス図を確認すると、やはり、ラグナロードの火星が8室に在住し、ラーフ/ケートゥ軸と絡んで傷ついていることが重要である。



プラシュナ(ホラリー)などでは、質問があったタイミングでのチャートを作成するが、その時に最も重要になるのは、そのチャートのラグナロードである。


ラグナロードがどんな状態であるかが、最もその質問の内容を象徴しているということが出来る。


2022年1月14日に太陽が山羊座に入室したタイミングの太陽イングレス図では、ラグナロードが8室に在住し、傷ついているということがまず、優先的に考慮されるべきであったと思われる。


火星が定座に在住し、ケートゥも高揚しているといったことはそれ程、重要でない。


惑星の星位が強いことは、それだけ物事がダイナミックに強力に顕現したことを表しているだけである。



最も大事なのは、ラグナロードが8室に在住して傷ついているという事実であり、それが、ウクライナ侵攻で、ロシアが行き詰まりに陥ることを表していたと考えられる。






太陽が水瓶座にイングレスした2月13日のチャートを見ると、ラグナロードの金星が3室に在住し、7室支配の火星とコンジャンクトしている。



これはロシア軍がウクライナの道路に64kmの車列を作って進撃して来るなど、3室は短距離の移動を表わすハウスで、道路や橋、空港などの移動、通信設備などを巡る攻防を表していたと考えられる。


ウクライナ軍が自国の橋を破壊したり、ロシア軍がウクライナのテレビの電波塔を破壊するなどもこの時期ではなかったかと思われる。






そして、2022年3月14日の魚座に太陽が入室したイングレス図では、ラグナロードの金星が4室に在住し、7室支配の火星や4、5室支配の土星とコンジャンクトしている。



これは3月半ばに入って、キエフ近郊での戦闘が激化していることを表わしていたように思われ、太陽イングレス図が機能していることをうかがわせる。




因みにこの太陽のイングレス図は、太陽が星座に入る瞬間のモスクワにおけるチャートで、その後の1ヶ月の状況を暗示するチャートである。



運動星座での太陽イングレス図は、直近、3カ月を暗示するチャートとなる。




ラグナロードの金星が国土の4室で、7室支配の火星や土星とコンジャンクトして激しく傷ついているが、4室は通常は自国の領土を表わすハウスである。



このイングレス図は、あたかもロシア国内で、インフラや建物の破壊などが行なわれ、国土が荒廃するように見える配置である。



因みに場所をモスクワでなく、キエフで作成してみてもやはり天秤座ラグナで、4室に金星、土星、火星がコンジャンクトする配置である。



従って、この山羊座への太陽イングレス図は、ロシア側にもウクライナ側にも当てはまることを示していると考えられる。



ウクライナにとっては、国土が爆撃され、砲撃を受けて、建物などインフラが破壊された国土の災難を表わしている。



ロシアにとっては、本来は自国と一体であった兄弟姉妹国を攻撃しているのであり、自国を破壊したのと同じようなものかもしれない。




この記事を書いている4月4日の時点では、まだこの魚座への太陽イングレス図が有効であり、ウクライナ国土で激しい戦闘が行われて、国土が爆撃や攻撃を受けて破壊されることを示している。







次のフェイズは、4月14日から始まる牡羊座へ太陽がイングレスした図である。




ラグナロードと7室の支配星が11室でコンジャンクトしている所を見ると、第三国の仲介などによる停戦協議などを示しているように思える配置である。



11室は願望成就のハウスであり、何らかの利益を獲得することを暗示している。



ラグナロードと7室支配のコンジャンクトに土星が絡んでいない為、戦闘状態は、少し緩和されるかもしれない。



私は当初、この配置をロシア側が、停戦協議によって何らかの有利な立場を得て、ウクライナ側に譲歩を引き出す可能性があると考えていた。



ラグナロードと7室の支配星が11室に在住し、国土の4室支配の月が5室に在住して、1-4のラージャヨーガを形成する配置からは、ロシアが占領したドンバス地方の権利を得る可能性があるのではないかという危惧が生じる。







因みにこの牡羊座へのイングレス図をウクライナのキエフで作成すると、ラグナが魚座に移動してしまう。



ラグナロード自体はラグナで定座に在住して良い状態であるが、4室支配の水星がラーフ/ケートゥ軸と絡み、6室の支配星と絡んでいる為、国土が占領されるなどして、失われることを暗示する配置である。


また火星や金星も12室に位置しており、出費や損失を意味する配置である。


従って、ウクライナ側は、停戦交渉で、ロシア側から不利な条件で、妥協させられる可能性が考えられ、その辺りが心配される配置である。







私はロシアの建国図で、次は4、7室支配の木星が4室にアスペクトバックする為、ロシアがウクライナへの侵攻で国土を広げるのではないかと考えた。



実際、そのような情勢になって来ている。



確かにウクライナは善戦し、ロシア兵を撃退してキエフをを占領から守ることが出来たが、ウクライナのインフラはボロボロになり、戦争が終わった後は、復興するのが大変である。


ロシアは、沢山の戦車や戦闘機を失い、軍隊の指揮官や兵隊も失い、多くの犠牲を払ったが、ウクライナを弱体化させることには成功し、またドンバス地方の占領に集中すると、専門家の間でもウクライナがそれを取り戻すのは不可能であると言われている。


つまり、プーチンは、ディールによって、キエフ占領という大風呂敷を掲げておいて、その後、撤退して、ドネツク、ウガンスクのドンバス地方の実効支配と併合を進めていくと予想したが、そんな状況になってきた。


ロシア軍が弱かったのは意外であり、実質的にロシア軍は、敗北して撤退するのであるが、ドンバス地方のより拡大された地域を併合するという戦果を得るかもしれない。


ニューズウィーク日本版で、ウィリアム・アーキン(元米陸軍情報分析官)によって書かれた『ウクライナ戦争は終わった、アメリカ抜きで』と題する記事が出ているが、<これ以上戦っても互いに得るものはないと当事国が気づいたというのに、バイデン政権は戦争犯罪の認定や「体制転換」などの夢を見るばかりで、停戦を仲介する資格さえ失った>と、バイデン政権を皮肉っている。


結局、アメリカは参戦できず、ロシアはキエフ占領を諦めたが、占領したドンバス地方から引き上げるつもりはなく、またウクライナも占領されたドンバス地方を取り戻す力はない。


従って、プーチンが侵略戦争によって領土を拡大するのをバイデン政権は指をくわえて黙って見ているしかないということを皮肉った記事である。



このロシアの建国図では、4、7室支配の木星が10室双子座に在住し、4室にアスペクトバックしているため、領土を拡大するという解釈は出来るが、双子座というのは、双子座-天秤座-水瓶座の風のトライアングルの一部であり、リベラルな西側諸国の価値観を示していると考えられる。


特にアメリカは双子座惑星集中の星座であり、双子座は、ウォール街など株式市場などを象徴する星座である。


アメリカが作り上げたSWIFTシステムや中央銀行のネットワークなどを象徴する星座である。



従って、ロシアのマハダシャー木星期というのは、領土は拡大したが、プーチンは退場し、その後は、西側の自由主義諸国の価値観に組み入れられた新しいロシアが誕生することを意味していると考えられる。


ちょうど2024年頃にプーチンや習近平が、政治の世界から退場していくことが、それぞれの個人のチャートに示されている。



従って、まずプーチンが退場し、孤立した習近平が退場して、独裁者の時代は終わりを遂げるのである。


プーチンが掲げたユーラシア主義という思想は、西側諸国の自由や民主主義といった理念と対等に渡り合うだけの価値がない思想である。


ロシアの全体主義体制も一般市民を監視し、自由を制限し、情報を統制し、裏切り者を暗殺しないと維持できない体制である。


そんな体制は、全く一般市民は求めていない。


テレビを見てそのまま信じるような年寄り世代が退場した後、より若い世代は、そのような社会を甘受することはないのである。



因みに牡牛座以降の太陽イングレス図を一通り作成してみた。







牡牛座への太陽のイングレス図は、4室支配の水星が6室支配の太陽とコンジャンクトし、火星によってアスペクトされて傷ついている。



国土のトラブルを表しており、国土を巡る紛争などを表わしている。



また12室に2室支配の火星や11室支配の土星が在住しているが、これは国家財政が厳しくなることを示しているように思われる。



このイングレス図は、モスクワで作成してもキエフで作成しても同じである。



ロシアもウクライナも財政危機や損失を抱えると考えられる。



従って、5月15日以降、ロシアの経済危機は、深刻化すると考えられる。








次の双子座への太陽イングレス図を見ると、7室に6、7室支配の土星が在住しており、戦争が継続しているように見える。







次の蟹座への太陽イングレス図は、変化が生じ始める。



まず、ラグナロードで4室支配の木星が4室で定座に在住している。



土星からアスペクトされてはいるが、4室が強い状態である。



但し、指導者を表わす太陽が8室に在住して、土星や火星からのアスペクトを受けて傷ついている。



従って、領土に関しては、落ち着いて来るが、国内の政治状況は、混乱を深めていくかもしれない。



特に蟹座は民族主義、ポピュリズムの星座である。





ウクライナ、キエフで作成すると、ラグナは山羊座となり、7室に8室支配の太陽が在住し、水星と金星は6室に在住する。



ラグナロードの土星がラグナでシャシャヨーガを形成する為、国家の状態や国民の状態は改善するかもしれないが、6室の水星や金星の配置は、国民に対する復興支援などを表わすかもしれない。




7室に在住し、土星と火星からアスペクトされて傷つけられている8室支配の太陽は、ロシアの右翼民族主義者などを表しているかもしれない。







その後、獅子座への太陽のイングレス図を見ると、やはり土星は7、8室支配で7室に在住しており、戦争を暗示する配置である。








乙女座への太陽のイングレス図を見ても、戦争を表わす6室に6、7室支配の土星が在住している。







そして、10月17日の天秤座への太陽のイングレス図を見ると、権力者を表わす太陽が8室で減衰し、ケートゥとコンジャンクトし、12室支配の土星からアスペクトを受けている。



これは、プーチン政権への労働者階級の反発や、権力者の失墜などを表わすかもしれない配置である。



太陽が天秤座の位置は、プーチンの12室でもあり、プーチンの入院や引退を表わしている可能性はある。















・・・・このように見て行くときりがないが、太陽イングレス図がどの程度、機能しているかは、まだ確認中である。





このように見て来て、今後の予想であるが、この土星が水瓶座に移動するタイミングで、ロシアのウクライナ侵攻により、NATO諸国が結束を強めたというのは興味深いことである。


つまり、明らかにグレートリセットに向かって、突き進んでいることが分かる。




結局、ロシアのプーチンがいくらユーラシア主義を主張しても、アメリカや西側諸国が構築しているSWIFTの仕組みを利用して経済活動を行っているのは間違いないのであり、ソビエト連邦が崩壊した時に資本主義の西側諸国にソフトパワーで負けているのである。



その後は、西側諸国のシステムの中で、暴力団のようにアメリカの支配に反抗し、対抗しているだけである。



西側諸国が構築したシステムに反発しているが、自分たちがそのように力を付けたのは、まさにその西側諸国の資本主義システムによってなのである。



ロシアは、資源を売ることで経済力をつけ、中国は科学技術を推進して力を身に付けた。



然し、最終的に例えば、アメリカでアルカポネというマフィアが逮捕投獄されたようにプーチンも追い詰められて失脚する流れの中にある。



プーチンは国家に巣食ったマフィアといってもいいかもしれない。



スピ系の人が言うようにプーチンはディープステイトと戦う正義の英雄などでは全くないことが明らかになった。



プーチンは暗殺を繰り返し、恐怖で支配するならず者で、侵略戦争を行なった戦争犯罪者であるという評価が急速に拡大している。



日本に関連することとして非常に興味深いのは、ロシアは、今、北方領土で、3000人ぐらいで軍事演習を行っている。



然し、日本人は何故、そんなにロシアがいきり立って軍事演習をするのか全く理解出来ない。



終戦間際のどさくさの中で、日本に攻め込んで来て占領しているだけに後ろめたいのか、威嚇行動に励んでいる。



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