金正恩の現在 - CNNの重体報道について検証する-



CNNが米当局者の話しとして、北朝鮮の金正恩労働党委員長が手術を受けた後で、重体に陥ったとのニュースを伝えている。




4月11日に党中央委員会政治局会議に出席したのを最後に公の場に姿を現していない為、youtubeで、金正恩死亡説を唱える動画なども出回っている。


金正恩氏、術後に重体情報 別荘で治療中の報道も、韓国「特異動向なし」―米CNN
2020年04月21日12時32分 時事ドットコム

 【ワシントン、ソウル時事】米CNNテレビは20日、米当局者の話として、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が手術を受けた後に重体状態に陥ったとの情報があり、米政府は注視していると報じた。情報の真偽は不明だが、事実であれば、正恩氏を最高指導者とする北朝鮮の体制が動揺し、朝鮮半島情勢に多大な影響が及ぶとみられる。

 ただ、韓国大統領府報道官は正恩氏の重体説について、「確認できる内容はなく、現在まで北朝鮮内部の特異な動向も把握されていない」と述べ、慎重な見方を示した。

 一方、北朝鮮情報を専門とする韓国メディア「デーリーNK」は20日、内部消息筋の話として、正恩氏が12日に平安北道妙香山にある専用病院で心血管の手術を受けたと伝えた。正恩氏は術後、別荘で治療を受けているが、状態が「好転」したため、現地入りしていた医療陣の大半は19日に平壌に引き揚げたという。
 北朝鮮では15日、故金日成主席の生誕記念日を迎え、遺体が安置されている平壌の錦繍山太陽宮殿を党や政府、軍などの幹部らが訪問。だが、毎年この日に宮殿を訪れていた正恩氏は、体制発足以降初めて今年は参拝せず、健康不安を指摘する観測も浮上していた。

 平壌では11日、党中央委員会政治局会議が開かれ、正恩氏が出席。正恩氏の姿が確認できるのはこの日が最後で、その後は動静は伝えられるものの、北朝鮮国営メディアが正恩氏の姿を報じたことはない。
 一方、トランプ米大統領は18日の記者会見で、正恩氏から「素晴らしい書簡を最近受け取った」と述べ、正恩氏や北朝鮮との関係はうまくいっていると強調した。トランプ氏は書簡の詳細な時期や内容については触れていない。北朝鮮側は「書簡を送っていない」と否定している。




チャラダシャー


金正恩のチャートについては以前、獅子座ラグナに修正して、今後の動向なども予測したが、以前、 2018年6月12日付の『米朝首脳会談が開催される』の中で、2018年1月からチャラダシャーが水瓶座に移行するが、水瓶座から見ると、AK(アートマカラカ)が12室に在住し、マラカに相当するDK(ダラカラカ)とコンジャンクトし、GK(グナティカラカ)がアスペクトしている為、健康問題が懸念されると書いた。


これはジャイミニのロジックとしては比較的分かりやすい明白なものである。






その後、北朝鮮の占い師たちが、2019年金正恩終末説を唱えていたことが分かった。


2019年3月13日付『2019年金正恩終末説について ー 金正恩の失脚の可能性を予測する -




これは上記のチャラダシャーが水瓶座の時期には、健康問題が懸念されるというロジックによって信憑性が高いと思われた。



現在、水瓶座/乙女座(2020/1/8~2020/5/9)であり、サブダシャーの乙女座から見ると、AKは5室に在住している為、そんなに悪くはないが、乙女座はマラカの2室で、ラーフ、ケートゥ、太陽がアスペクトしている。



乙女座をラグナとした場合に身体を表わすラグナロードの水星は3、8室支配の火星と絡んでおり、やはり傷ついている。



サブサブダシャー(第3レベル)を見ると、つい最近まで、双子座のサブサブダシャーであったことが分かる。




水瓶座/乙女座/双子座 2020/3/29~2020/4/9
水瓶座/乙女座/蟹座 2020/4/9 ~2020/4/19
水瓶座/乙女座/獅子座 2020/4/19~2020/4/29


(中略)


水瓶座/天秤座/水瓶座 2020/6/8~2020/6/19





双子座から見ると、AKが8室(致命的な病、慢性病)に在住し、マラカに相当するDKとコンジャンクトして、GKにアスペクトされ、また双子座自身もラーフ/ケートゥ軸と絡み、太陽からアスペクトされている。


また双子座から見ると、ラグナロードの水星が8室に在住し、6、11室支配の火星と8室でコンジャンクトして、GKからアスペクトを受けてもいる。



従って、双子座の時期は大変、健康状態が厳しい時期である。



つまり、金正恩がそれを最後に公に姿を見せなくなった4月11日の直前である。




※4月11日、北朝鮮・平壌で行われた朝鮮労働党政治局会議に出席した金正恩




韓国メディア「デーリーNK」は、内部消息筋の話として、金正恩が4月12日に平安北道妙香山にある専用病院で心血管の手術を受けたと伝えている。



従って、蟹座のサブサブダシャーになった時に手術を受けたことになる。



蟹座は12室(入院)であり、蟹座から見ると、AKの火星がマラカの7室に在住し、マラカに相当するDKの水星とコンジャンクトしている。



ラグナロードの月は、7、8室支配の土星とコンジャンクトし、ラグナの蟹座にはGKがアスペクトし、また蟹座から見て、身体の表示体である太陽が6室に在住し、ラーフ/ケートゥ軸と絡んでいる。



蟹座のサブサブダシャーの時期は、非常に危険な時期である。



その後、獅子座のサブサブダシャーが続くが、獅子座から見ると、やはり、AKが6室に在住し、DKとコンジャンクトして、GKからアスペクトされている。



従って、今はサブサブダシャーの観点からすると、非常に危険な時期である。




そして、水瓶座から見た12室でDKやGKから傷つけられたAKの火星には、現在、木星、土星、火星、冥王星などがトランジットしている。



水瓶座から見た12室(入院)にダブルトランジットしており、また獅子座から見た6室(病気)と12室にもダブルトランジットしている。



従って、こうした健康問題のカルマが噴き出すタイミングである。








ヴィムショッタリダシャー



ヴィムショッタリダシャーでは、金正恩は、2020/1~水星/金星/金星期である。



まず、水星は2、11室支配のマラカで病気の6室に在住して、火星とコンジャンクトして傷ついている。



アンタルダシャー、プラティアンタルダシャーの金星は、3室(寿命の本質:8室から見た8室の支配星)の支配星で、病気の6室に在住し、火星とマラカの2、11室支配の水星とコンジャンクトして、激しく傷ついている。



そして、金星は6、7室支配のマラカの土星と星座交換しており、3室と6室の星座交換が成立している。



金星がマラカと絡んでいることも悪いが、金星自身が、寿命を表わす3室の支配星で、しかもマラカの土星から激しく傷つけられていることが問題である。



傷ついた寿命のハウスは、それもまた健康問題を表わす時期である。




ヨーギニダシャー



ヨーギニダシャーでは、金正恩は、2020/4~木星/金星/金星期に入っている。



マハダシャーの木星は8室の支配星で、太陽、ケートゥ、土星に挟まれて、パーパカルタリヨーガを形成して、傷ついており、木星をラグナとした場合の配置も非常に悪い。



木星から見て、2-8軸に身体の表示体である太陽と、ラーフ/ケートゥ軸が在住し、ラグナロードの火星と7室支配の金星、マラカの8、11室支配の水星とコンジャンクトしている。


また金星は、マラカの3、4室支配の土星と3-12のい星座交換をしている。



従って、木星期自体が、非常に悪いことが分かる。



そして、アンタル、プラティアンタルダシャーの金星は、6、7室支配のマラカの土星と星座交換して、非常に傷ついている。






金正恩死亡の可能性




以上のようにヴィムショッタリダシャー、ヨーギニダシャー、チャラダシャー、トランジットの観点から見て、今は、金正恩が危険な時期あることを物語っている。




おそらく瀕死の重体か、あるいは、死亡に近い状態にいると考えておかしくない時期である。




またもし仮に生き延びたとしてもチャラダシャーにおいて、水瓶座/蠍座(2020/9/8~2021/1/8)、水瓶座/射手座(~2021/5/9)、水瓶座/山羊座(~2021/9/8)、水瓶座/水瓶座(2022/1/8)は、サブダシャーにおいて健康状態が危険な時期が続いていくため、これらのどこかの時期で死亡する可能性は高いと考えられる。




様々なニュースを見ると、金正恩の重体説について慎重な見方や、地方に身を潜めている可能性などを指摘する声もあるが、金正恩は、獅子座ラグナで、単純明快な分かりやすい男である。



獅子座ラグナであれば、策を弄して世間を欺いて身を潜めるといったことは好まず、メディアに堂々と登場して、自己主張し、自己の健在をアピールする方を好むはずである。



従って、10日以上メディアに登場出来ないというのは、本当に重篤な状態なのである。






北朝鮮、韓国の未来 - 統一朝鮮の可能性 -




私は以前の2019年9月17日付の記事、『北朝鮮の未来』において、韓国と北朝鮮のマンデン図を調べると、北朝鮮においては、2026年頃、韓国においては、2028年頃にマハダシャーが変化する時期を迎えることから、この辺りで、統一朝鮮が出来る可能性について論じた。













特に北朝鮮に関しては、6室に在住するラーフ期から、ラグナに在住する2、5室支配の木星期に移行するため、独裁国家としての悪い印象から大きく変化すると考えている。



特に牡羊座は、全体主義や独裁者を表わす星座であり、この牡羊座に在住するラーフ期から蠍座に在住する木星期への変化は大きな変化である。



国家のアイデンティティや国民の一般的な状況が変化する大きな時期であると考えられる。




金正恩が今の時期、死亡したと考えると、今後、そのような方向性に向かうことは考えられ、5年で統一朝鮮が実現しても全くおかしくはない。




その頃は、既に冥王星は牡羊座から牡牛座に移動して、2024年ぐらいから世界の独裁者たちが、公の舞台から退いて、リベラルな状況が生まれていると考えられるからである。










(参考資料)



長期地方滞在で錯綜…健康不安説の金正恩氏、コロナ避け?
2020.4.22 21:23 産経新聞

【ソウル=桜井紀雄】「手術後に重体」といった健康不安説が浮上した北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長について、韓国当局は、東部の元山(ウォンサン)地域に滞在していると分析している。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受け、人口が密集する首都の平壌を避けているとの見方があり、最高指導者の長期の首都不在が身辺異変説に拍車を掛けている可能性もある。

 金氏は11日に平壌で党政治局会議に出席後、一部メディアが12日に手術を受けたと報じた内陸部の妙香山(ミョヒャンサン)ではなく、側近らと元山周辺地域にとどまっている-。これが韓国情報当局の見方だ。14日に巡航ミサイルを発射した近隣の文川(ムンチョン)の現場も訪れたとみている。

 金氏は元山の別荘に幼い頃から慣れ親しんだとされ、最高指導者就任後も頻繁に訪問。平壌に次ぐ「第2の官邸」機能を果たしてきた。付近では、金氏肝いりで大規模リゾート開発も進むが、1月下旬に新型コロナへの非常防疫態勢に入ってから東部地域での演習やミサイル発射の視察が一層目立つようになった。

 韓国国会の尹相現(ユン・サンヒョン)外交統一委員長は21日、金氏が手術を受けた可能性に言及しながら「最近、平壌が完全に封鎖された」との情報を明らかにした。平壌に変わった様子はないとの情報も一方であるが、北朝鮮が首都の防疫に神経をとがらせているのは確かなようだ。

 金氏らに健康不安説が持ち上がると、公の場に登場することで払拭してきたが、22日現在も金氏の動静報道は確認されていない。
参照元:長期地方滞在で錯綜…健康不安説の金正恩氏、コロナ避け?
2020.4.22 21:23 産経新聞

金正恩重体説に飛びつく期待と幻想
The Curious Case of the Maybe Dead Dictator

2020年4月22日(水)18時35分
モーテン・ソエンダーガード・ラーセン

<ほぼ何の証拠もない中で「北朝鮮の終わり」に向けたストーリーを組み立てようとする専門家やメディアには、真実は何一つ見えていないのではないか>

正午を少し過ぎたころ、朝鮮半島を南北に分断する非武装地帯(DMZ)の北朝鮮側から聞こえてきたのは、北朝鮮の最高指導者の天才を称賛するいつものプロパガンダではなかった。かわりに悲しげな音楽が流れ、続いて、最高指導者の伝記の抜粋が読み上げられた。そして、ニュースが伝えられた──北朝鮮の最高指導者、金日成(キム・イルソン)が射殺された。1986年11月16日のことだった。

当時の報道によれば、このメッセージの後、DMZの近くで北朝鮮国旗の半旗が掲げられた。一夜開けた11月17日、韓国は混乱し、何も検証することはできず、何が起こったのかを正確に知る者はいなかった。

専門家たちはそれぞれ自説を唱え、なかには自信たっぷりの者もいた。混乱は11月18日に、平壌を訪問中のモンゴルの代表団と握手を交わすために最高指導者が姿を表すまで続いた。「金日成の死」を伝えるニュースは、結局のところまったくのウソだった。

同じような混乱が4月20日の夜に起きた。脱北者が運営するデイリーNKが、北朝鮮の現在の最高指導者、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員が手術を受け、その後回復したと伝えた。その後、CNNは米情報当局者の話として、金正恩が手術後に「重大な危険」にさらされていると伝えた。

突然、ソーシャルメディアに金正恩が脳死した、昏睡状態に陥った、またはCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)にかかったという情報があふれだした。

読めない行動パターン

しかし1986年のときとは違い、今回の騒ぎは数時間で収まった。「これはある種のキャビンフィーバー(閉鎖空間に閉じ込められたストレス)だ。私たちはあまりにも長い間、コロナウイルスのニュースばかりの世界に閉じ込められている」と、アサン政策研究所のゴ・ミョンヒョン研究員は言う。

「ここ数カ月、北朝鮮のニュースはほとんどなかったので、平壌で何かが起こっているという話を耳にして、専門家もメディアも飛びついたのだ」

北朝鮮の指導者が死んだのか、重病なのか、回復中なのか、完全な健康体なのかは、まだわからない。それがわかるのは、北朝鮮からなんらかの公式情報が発表されるときだろう。

唯一、確かなことは、金正恩が4月15日に行われた建国の父・金日成主席の生誕記念祝賀行事に姿を現さなかったことだ。北朝鮮で最も重要な行事に欠席したことは、間違いなく注目に値する。

「北朝鮮を読み解くことは難しい。彼らのすることには、私たちに期待をいだかせる特定のパターンがある」と、ソウルにある延世大学のジョン・デルリー教授(東アジア研究)は言う。「私たちは、金正恩が祖父の生誕記念日に姿を現すというパターンを期待していた。それが実現しなかったので、さまざまな憶測が一斉に広がった」

デルリーは今北朝鮮で何が起きているか、今後何が起きるかを推測する気はない。何らかの判断を下す前に北朝鮮からの公式発表を待っている。韓国と中国の当局者はどちらも、金正恩が重篤な状態にあるという報道を否定した。

「最近、金正恩の健康状態を一部のメディアが報じたが、これについて確認できることはなにもない。これまでのところ、北朝鮮国内における特殊な動きは確認されていない」と、韓国大統領府のカン・ミンソク報道官は外国記者団への声明で述べた。

だが北朝鮮ウォッチャーのほとんどが指摘しているように、金正恩重体説は完全に事実無根ともいえず、まったく信憑性がないとはいえない。36歳(と思われる)金の健康状態が悪いことは有名だ。ヘビースモーカーで、BMI(肥満度指数)は「重度の肥満」に分類される45だ。そしてデイリーNKの報道のとおり、金が実際に手術を受けたという点に関しては意見がほぼ一致しているようだ。

「北朝鮮だけでなく中国や韓国からの情報からすると、金正恩が医療処置を受けた可能性が高いが、命にかかわるような状態だとは思わない」と、ゴは述べた。

転機だが混乱はしない

今のところ、北朝鮮で異常事態が発生していることを示す不規則な軍の動きは見られず、通信量の急増もない、とゴは言う。だが、専門家の多くは重体説を完全に否定しようとはしない。金正恩が死んだら、何が起きるだろうか。

「金が本当に死んだら、それは現在の体制に大きな打撃を与え、北朝鮮は転機を迎えることになる。だが不安定化するのではなく、体制の移行は安定したものになるだろう」と、ゴは言った。

北朝鮮には、金一族しか指導者になれないという暗黙の了解がある。幸いなことに、金の妹である金与正(キム・ヨジョン)のように、すぐに後を継ぐことができる人間が数人いる。

金与正は最近、以前より活動が目立っており、韓国を非難する公の声明を出すなど、指導者候補として存在感を示している。残念ながら、アナリストらは、北朝鮮はまだ女性を指導者とする準備ができていないと言う。

「北朝鮮は非常に男性優位社会なので、男の指導者が理想とされる。つまり最高指導者の妹であっても、女性が指導者の地位につくのは難しい。金与正は、金正恩の兄の金正哲(キム・ジョンチョル)のような、もっとふさわしい指導者が見つかるまで、移行期の政権あるいは国の影の実力者となると思う」と、ゴは言う。

実際のところ、決定的なことはまだ誰にもわからない。歴史を振り返れば、金正恩の父である金正日が死亡したときには、公表まで2日かかった。情報がないということは何かを意味するかもしれないが、何の意味もないかもしれない。

そして西側メディアは、確実な情報がほとんどないところから、すべてを読み取ろうとしている。この事実こそが、私たちのものの見方を表している、とデルリー教授は言う。

「私たちは、北朝鮮のことを、もはや存在すべきではない歴史の間違った側にある非常に不安定な存在だと考えている。だから、少しばかりの証拠に基づいて、『これは北朝鮮の終わりだろうか』という議論を始めるのだ」と、デルリーは言う。「私たちの考えというのは、だいたいそんなものだ」

(翻訳:栗原紀子)
参照元:金正恩重体説に飛びつく期待と幻想
The Curious Case of the Maybe Dead Dictator

2020年4月22日(水)18時35分
モーテン・ソエンダーガード・ラーセン

【速報】「金正恩氏 手術受け重大な危険に」 米・CNN報道
2020年4月21日 火曜 午前11:56 FNN PRIME

アメリカのCNNは、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)委員長が何らかの手術を受け、現在「重大な危険に陥っている」と報じた。

CNNは、金委員長が何らかの手術を受け、術後に「重大な危険に陥っている」と、事情についてよく知るアメリカ政府の高官の話として伝えている。

4月15日は、祖父である金日成(キム・イルソン)主席の誕生日だったが、例年、遺体安置所に参拝していた金委員長が姿を見せず、健康不安説が取りざたされていた。

また、韓国のデイリーNKも、北朝鮮内部の消息筋の話として、4月12日に金委員長が心臓血管手術を受け、現在は、別荘で療養していると報じている。
参照元:【速報】「金正恩氏 手術受け重大な危険に」 米・CNN報道
2020年4月21日 火曜 午前11:56 FNN PRIME

北朝鮮の金正恩、重篤説について米CNNに次ぎニューヨークタイムズも速報
安部かすみ | ニューヨーク在住ジャーナリスト、編集者
4/21(火) 15:02 YAHOO JAPAN ニュース

米CNNは現地時間4月20日夜、北朝鮮の最高指導者、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の重病説を第一報で伝えた。

北朝鮮の内部事情に精通しているアメリカ当局者の証言として「金正恩氏は手術を受け、その後重大な危機状態にある」という。

金正恩氏が最後に公の前に姿を現したのは今月11日の政府会合の場で、その4日後に行われたもっとも重要なイベントの1つである、祖父にあたる故、金日成(キム・イルソン)主席の生誕記念式典に姿を見せなかった。このことでさまざまな憶測が飛び交っている。

またこの報道の2時間後には、ニューヨークタイムズ紙も速報を出した。こちらは、重病説について疑問を呈する内容だ。

同紙は、韓国政府からの公式のコメントはないとしているが、ソウルにある匿名の政府高官が、金氏が手術の後に治療を受けていたという報道内容について「信憑性に欠け、確認すべきことは何もない」と証言したと報じた。

北朝鮮内の内部事情を報じる韓国のウェブニュース、デイリーNKの報道では、金正恩氏は今月12日、Hyangsanという歴代で使っている病院で心臓血管の外科手術を受け、手術後は首都平壌の北側、Mohyang山の麓の別荘で療養していたが、快方に向かったため、招集されていたほとんどの医師が1週間後に平壌に戻ったと報じた 。

韓国の通信社、聯合(ヨンハップ)ニュースも、ソウル市内の匿名の政府高官のコメントを引用し、デイリーNKの報道は「真実ではない」と報じている。

またニューヨークタイムズは、正恩氏にとっての祖父と父に当たる故、金日成氏と金正日(キム・ジョンイル)氏が共に心臓疾患による合併症で死亡したと、心臓に弱い家系についても触れ、その上で重病説の噂の引き金になっているのは、15日に行われた金日成生誕記念式典に欠席し、またそれ以来世間から姿を消したからだとしている。

またNBCニュースの記者は「正恩氏が脳死状態にある」とツイート(現在削除)するなど情報が錯綜し、混乱気味だ。

ちなみに上記の記事では、同氏の新型コロナ感染説については一切触れられていない。しかしこの時期に突然公の場から姿を消したことで、ウイルスに感染しているのではという疑いも否定できない。正恩氏が愛煙家で(おそらく)遺伝により心臓が弱い体質であり、さらに隣に並んだトランプ大統領でさえスリムに見えるほどの肥満体型は、コロナにかかるともっとも重篤化しやすいのだ。筆者は新型コロナ重篤説も捨てきれないとさえ思っている。
参照元:北朝鮮の金正恩、重篤説について米CNNに次ぎニューヨークタイムズも速報
安部かすみ | ニューヨーク在住ジャーナリスト、編集者
4/21(火) 15:02 YAHOO JAPAN ニュース

「金正恩の死」を睨んで動き始めた世界
とりあえず体制の安定を望む米中、後継者は妹の金与正か
2020.4.22(水)JBpress 福山 隆

米CNNは4月21日(現地時間)、「米情報当局が金委員長が重体という情報を監視中」と、米情報当局者を引用して伝えた。

 また、ソウル発のロイター電は、韓国の北朝鮮専門ニュースサイト「デイリーNK」の情報として、「金正恩氏は、今月11日の党政治局会議に出席した後、香山郡の病院に向かい、12日に心血管系の手術を受け、現在も近くの別荘で療養中という」と報じている。

 体型などから見て、心臓疾患であることは首肯できるが、入院治療の理由から新型コロナウイルス感染をいまだ排除できないのではないか。

 なぜなら、「北朝鮮では新型コロナ感染者は出ていない」と公式表明している立場から、心血管系の手術と嘘の情報を流している可能性も否定できないからである。

 この情報に対する関係各国(米国、中国、韓国)の当面の対応などについて考えてみたい。

各国共通の対応

 各国は「この世界的なコロナ禍という事態に、こともあろうに金正恩氏の死という事態は困ったものだ。できれば北東アジアの不安定要素が最小限になるよう穏便に後継体制が決まってほしい」と考えているはずだ。

 そのうえで、各国は情報収集に注力しているところだろう。情報収集の重点は、

①金正恩氏の容態:「死亡」か「生存」か。生存の場合は「植物人間状態か」「判断能力・統治能力があるか(寝たきりであろうと車いすであろうと)」

②後継の行方:妹の金与正氏か、他の血縁か(伯父の金平一氏や兄の金正哲氏など)

③軍の動向:②と連動しクーデターの可能性はあるか

④「金正恩委員長が重体」説に対応する関係各国の動向は

 特に米中は相互に監視し合うだろう。

 もし、金正恩氏の治療に中国、フランス、ロシアなどの医師が関わっていれば、確度の高い情報が得られるはずだ。

米国の対応

 米国は新型コロナ禍中であり、大統領選挙があるという事情から、北朝鮮の混乱は望んでいまい。

 北朝鮮内の後継体制が円満に安定的に継承されるよう間接的にサポートすると思われる。

 望むらくは、後継者が門戸を開いて核ミサイル問題などに前向きに対応する姿勢があればよいと願うだろうが、それは意のままにならないことだ。

 北朝鮮の混乱・動揺を抑えるために核実験および弾道ミサイル発射に対する制裁を一部・一定期間緩和する可能性もある。

 その場合は、制裁が完全にスポイルされないよう何らかの条件を付けるだろう。

 米中対決という最悪のシナリオを避けるために、様々なチャネルで米中対話を継続するだろう。

 なお、万一の事態に備えて在韓米軍やインド太平洋軍には一定の即応体制を維持させるはずだ。

中国の対応

 米国よりも新型コロナ禍を早期に克服したと自負する中国は、引き続き北朝鮮に対する事実上の「宗主国」としての立場を維持できるように取り組むことだろう。

 そのためには、中国主導で後継体制を安定的に確立させることを目指すはずだ。

 レアなケースではあるが、中国が意図してきた後継者X(完全な親中派)がいるとすれば、強引に介入してXの元首擁立を目指すことも考えられる。

 中国は、北朝鮮の体制崩壊などの混乱に対処できるよう人民解放軍の「北部戦区」(北朝鮮と隣接)に即応できる準備を命ずるだろう。

韓国の対応

 文在寅大統領は、朝鮮半島の不安定化を防ぐことだ大方針だ。そのために、米中双方に働きかけ、北朝鮮に対する制裁の緩和を求めるだろう。

 韓国自らも米国の反対を押し切ってでも、最大限の経済支援を行おうとするだろう。

 金正恩氏が死んだ場合には、その弔問外交にも意を用いるはずだ。

 1994年7月、金日成主席が死亡した時には“弔問”をめぐり南北関係は最悪の事態を迎えた。

 当時の金泳三大統領はは金日成主席の死亡をいわゆる「主体思想派あぶり出し」の契機とするなど、大々的な公安政局を作り出したために、南北関係は回復できない状況に追い込まれた。

 金泳三政権は当時、ビル・クリントン米国大統領が金日成主席の死亡に哀悼の意を示したことについても不快感を隠さなかった。

 北朝鮮(後継者の金正日)はこれに対して「常識以下の不遜と無礼」「大犯罪」などの表現で猛烈に非難した。

 北朝鮮の朝鮮中央通信は金泳三政権末期の1998年1月、「金泳三政権は最も凶悪な統一の敵」と非難し、南北関係は「史上最悪」と評価した。

 このような故事を踏まえて、文在寅氏は、北朝鮮の歓心を買うことに最大限の努力をすることだろう。

万一の場合の発表

 金日成が急死した時は、34時間(約1日半)後にその死が発表された。

 だが、金正日が死亡した時は、は51時間(2日以上)あまりもかかっている。それは、後継者である金正恩への権力移譲がしっかりできていなかったからであると言われる。

 後継体制の準備度から言えば、もし金正恩氏が死亡した際は、さらに遅れる可能性があろう。

日本の対応

 我が国は、次期後継者が拉致被害者問題に前向きに取り組むよう、様々な機会をとらえ訴えることが、眼目だろう。

 ただ、ある斯界通は、妹の金与正氏が政権を握ったら、安倍晋三総理に対しては冷たく、文在寅氏と連携して反日が強まるのではないかと懸念する声もある。

 その理由は、安倍総理が2人に無礼な振る舞いをしたことに対して、遺恨を持っているからだという。

 文在寅氏に対しては、日本での首脳会談時に安倍総理は尊大な態度で自分は立派な椅子に座り、文在寅氏を総理よりも劣る椅子に座らせ、その映像を世界に報道したことだという。

 また、金与正氏に対しては、冬季オリンピックの際、与正氏が競技場に入場し着席する際、各国代表は与正氏と文氏両名を拍手で迎えたのに対し、安倍総理はそっぽを向いて他の要人と話をしいた、と受け取られているようだ。

 2人は、そのことでしこりがあるという。
参照元:「金正恩の死」を睨んで動き始めた世界
とりあえず体制の安定を望む米中、後継者は妹の金与正か
2020.4.22(水)JBpress 福山 隆

北朝鮮 キム委員長「手術後 重篤状態」報道も韓国は慎重な見方
2020年4月21日 18時35分 NHK NEWS WEB

北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長について、アメリカのCNNテレビは、手術を受けたあと重篤な状態になっているという情報があると伝えましたが、韓国大統領府は「特異な動向は把握されていない」としているほか、韓国メディアが側近たちと地方に滞在している可能性を伝えるなど、慎重な見方が出ています。

アメリカのCNNテレビは、日本時間の21日午前、アメリカ政府関係者の話として、「北朝鮮のキム・ジョンウン朝鮮労働党委員長が、手術のあと、重篤な状態になっているという情報がある」と伝えました。

この報道について、韓国大統領府の報道官は「これまでのところ、北の内部で特異な動向は把握されていない」とするコメントを出しました。

また、連合ニュースなど複数の韓国メディアは「大統領府の関係者が、『キム委員長は、側近たちと地方に滞在しているようだ。党や軍などにも特別な動きはなく、通常の活動をしているとみられる』と述べた」と伝えるなど、慎重な見方が出ています。

キム委員長をめぐっては、最高指導者に就任して以来、祖父のキム・イルソン(金日成)主席の誕生日である4月15日に合わせて、毎年、キム主席の遺体が安置されている宮殿を訪れてきました。

しかし、ことしは訪問が伝えられておらず、韓国統一省の関係者は、「極めて異例のことだ」と指摘していたほか、キム委員長が地方の施設で手術を受け療養しているという観測も一部で流れていただけに、1週間余り動静の途絶えているキム委員長の健康状態に関係国の関心が集まっています。

国営メディア 12日以降 キム委員長の動静伝えず

北朝鮮の国営メディアは、キム・ジョンウン朝鮮労働党委員長が今月11日に開催された党の政治局会議に出席したと12日に報道したあと、その後、キム委員長の動静を伝えていません。

12日付けの党の機関紙「労働新聞」は、政治局会議に出席したキム委員長の写真を1面に掲載しました。

同じ日の2面では、キム委員長が航空師団の部隊を視察したと伝え、キム委員長が訓練の模様を見ている写真が掲載されています。

12日には国会にあたる最高人民会議が開催されましたが、キム委員長が出席したという報道はありませんでした。

また、キム委員長は祖父のキム・イルソン主席の誕生日である4月15日には、最高指導者に就任して以来、毎年、キム主席の遺体が安置されている宮殿を訪問していますが、ことしは訪問が伝えられませんでした。

これについて韓国統一省の関係者は、「もしキム委員長が訪問しなかったのであれば、非常に異例のことだ。理由については分析する時間が必要だ」としていました。

先月は たびたび報道 北朝鮮メディアは先月、キム・ジョンウン朝鮮労働党委員長が軍の訓練を視察したことや病院の着工式に出席したことなど動静をたびたび報道しています。

北朝鮮は、先月2日と9日に日本海に向けて短距離弾道ミサイルを発射し、党の機関紙「労働新聞」はいずれも翌日、キム・ジョンウン委員長が朝鮮人民軍の長距離砲兵の訓練を視察したと伝えました。

また、「労働新聞」は、キム委員長が先月17日、ピョンヤンで病院の着工式に出席して演説したと、翌日、報道しました。

さらに、先月21日にも、北朝鮮は日本海に向けて短距離弾道ミサイルを発射し、「労働新聞」は翌日、キム委員長が戦術誘導兵器の発射に立ち会ったと写真付きで報道しました。

中国 外務省報道官「報道は承知 情報源はわからない」

北朝鮮のキム・ジョンウン朝鮮労働党委員長が手術を受けたあと重篤な状態になっているという情報があるとする報道について、中国外務省の耿爽報道官は、21日の記者会見で、「報道は承知しているが、情報源が分からない」と述べるにとどめ、詳しいコメントを避けました。

そのうえで、耿報道官は「中国と北朝鮮は、友好的な隣国どうしであり、中国は、両国関係を引き続き発展させていきたい」と述べました。
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