オタキング岡田斗司夫のチャート その2 -7室の支配星が変通星座(Dual Sign)の意味 -



前回記事に”オタク文化の伝道師”という副題を付けたが、実際、オタクというのは、キワモノ的な響きがあり、オタクといえばむしろ宅八郎のような人物のことを指すのではないかと思われる。オタクには女性からはモテずにフィギアで遊んでいたりするような現実逃避的な意味合いがあるが、岡田斗司夫は、オタク文化というよりもアニメ、漫画、ゲーム好きが高じて、これらの世界に精通した結果、サブカルチャーを学問的に語れる人物として、大学で非常勤講師を要請されるまでに至っているという点で、根暗で屈折したオタクとは一線を画している。


前回記事で、岡田斗司夫について指摘し忘れたチャートの特徴や、いくつかの顕著な過去の出来事についても更に詳しく検討したいのである。


例えば、岡田斗司夫についての興味関心は、いかにすれば80人の女性たちと同時進行で交際できるのかということである。


80人の女性としかも同時進行で付き合うとする場合、それは大変なことである。


物理的な時間が足りないと思うのである。


おそらくその付き合いは、一人一人に時間をかけることが出来ず、一人の女性とじっくり付き合うというのでなく、様々な女性たちと、付かず離れずの関係で、時々忘れた頃に連絡しては、月に1回とか2回とかの頻度で会うような関係性であったと考えられる。


それでなければ他に好きなアニメや漫画に打ち込んだり、本を読んだり、ゲームをしたりと色々時間が必要であるのに時間的に不可能ではないかと思われる。


従って、おそらく、岡田斗司夫の交際とは、広く浅くであり、それぞれの交際については密度が浅い面があったと考えられる。


それは占星術的にも裏付けが取れることであり、岡田斗司夫の7室の支配星が変通星座(二重星座)に在住していることが関係していると思われる。





例えば、変通星座(二重星座)の代表格である双子座は、複数の仕事を持っていたり、複数の趣味を持っていたりするマルチ人間であり、複数の物事を同時進行で行なうというのがその特徴である。


従って、どうしても広く浅くになりがちで、一つの分野をとことん深く追求することが難しい。



おそらく恋愛に関してもそうした傾向が表れたと思われ、マルチ人間なので、あまり一人の人間だけに集中できないのである。


例えば、占星術師でも西洋占星術もやれば、ジョーティッシュも行ない、四柱推命も行なえば、紫微斗数も行ない、九星気学やタロットや易もやるといったように様々な占いを使いこなすマルチな方も大勢いるが、そうした方々は、一つの占術体系に集中して時間をかけることができない為、その技術の習得や研究において、どうしても広く浅くなりがちである。


それと同じように岡田斗司夫が80人の女性と同時進行で交際していたというのは、ほとんど普通の人には不可能な技であり、それはマルチ人間の所以ではないかと思われる。





例えば、岡田斗司夫は、ラグナから見て、ラグナロードの木星が7室の変通星座(二重星座)に在住し、また7室支配の水星が変通星座(二重星座)である双子座に在住している。


そして、月から見た7室支配の水星も変通星座(二重星座)に在住し、更に結婚、パートナーの表示体である金星から見た7室支配の火星も魚座の変通星座(二重星座)に在住している点である。


そして、更にこれはナヴァムシャでも繰り返され、もしナヴァムシャが魚座ラグナであれば7室の変通星座にラグナロードの木星が在住し、7室支配の水星が変通星座(二重星座)に在住している。


そして、月から見た7室支配の木星も乙女座の変通星座(二重星座)に在住している。


このように出生図とナヴァムシャで、ラグナや月、表示体の金星から見た7室の支配星が変通星座(二重星座)に在住しており、岡田斗司夫の女性関係というものは、7室の支配星が何度も繰り返し変通星座に在住していることによる効果なのである。



変通星座は、二重性、多重性を表わし、必ず、一つ以上のものを幅広く扱う傾向が生じる。


因みに既に前回記事でも述べたが、7室に在住する木星は交際する相手の数が多いことを表わし、8室のラーフは相手の世話になりたいという強い願望を表わしており、通常、これは結婚願望を表わしている。またラーフのディスポジターである金星が3、8室支配で3室に在住している配置もあたかもファーストフード店に入ってハンバーガーを食べるかのようなお手軽さで女性と関係を結ぶ配置であり、これらも岡田斗司夫の女性関係に大きな役割を果たしている。





何故、岡田斗司夫はダイエットに成功したのか? -痩せたロジック-


そして、何故、岡田斗司夫はダイエットに成功したのかということに大きな関心が生じる。


このことは、占星術的に解明したいミステリーである。


まず、前回記事で書いたように岡田斗司夫が太った理由は、ラグナロードの木星がラグナにアスペクトバックしている為である。


その為、魚座ラグナの定座に木星が在住しているかのような効果が働き、肥満体質がもたらされたと思われる。


この肥満傾向というのは、実際は、円満で愛されるキャラクターをもたらすのに非常に良く貢献していたようである。


例えば、岡田斗司夫が、あたかも大黒天とか恵比須象のように腹が出ていて、太った姿を見たら、例えば、80人の女性と同時進行で付き合っていたとしても、何故か愛嬌があり、憎めないやつで、デブだから仕方がないか・・・ということになるのだが、ダイエットに成功して痩せた姿からは、そうした憎めないキャラクターとか愛嬌といったものは全く抜け落ちてしまった。


人間は痩せていた方がいいとも言えないかもしれない。







岡田斗司夫がダイエットに成功したのは、2001年~2003年頃だが、この頃は、火星/土星期⇒水星⇒ケートゥ⇒金星⇒太陽期の辺りである。



この時期に何故痩せたのかということだが、おそらく火星がラグナに在住して、火星の星座に在住するケートゥや土星のエネルギーをディスポジターとしての火星を経由して、ラグナにもたらしたからではないかと思われる。


そして、これが特に火星/土星期や火星/ケートゥ期に顕著にもたらされたということである。


火星は明らかに火星の星座に在住するケートゥや土星の影響をラグナに与えている。そうしなければこの時期に痩せた理由が全く説明出来ない。



またナヴァムシャが魚座ラグナであれば、土星はラグナに在住している為、やはり土星のアンタルダシャーの時期などは痩せる傾向がもたらされたと思われる。


然し、痩せることに成功した時には同時にパーソナリティーにケートゥや土星の印象をもたらしてしまう。





従って、実際、痩せた岡田斗司夫は、陰気な嫌な感じの貧相な男に変貌した。



岡田斗司夫の場合、痩せても何もいいことはなかったようである。



岡田斗司夫は、言論の内容も過激で攻撃的で、やっていることもかなり批判されやすい類の内容が多いが、太っていて、デブであったことで愛嬌があり、何でも許されてしまうような所があったのである。


然し、痩せた岡田斗司夫が、もし何か不始末を起こしても誰も庇ってくれないのではないかと思われる。



そうしたことで、岡田斗司夫は痩せてもたいしたメリットは無さそうであるが、実際、最近は、再び、太って来ており、やはり、痩せても成人病になりにくい位のメリットしかないのである。





3、8室支配の金星が3室で定座の意味


岡田斗司夫は、漫画やアニメ、ゲームなどのキャラクターデザインが得意であり、そのことから3室に金星が在住しているような配置ではないかと推測された。


それが魚座ラグナへの修正を考えた材料の一つでもあるが、3室はメディアや芸能の世界への関わりを表わしており、映像制作や絵画やデザインなどの活動を表わしている。


岡田斗司夫は、漫画やアニメ、ゲームなどのサブカルチャーが好きで、そうしたメディアを消費し、時には制作までして来たのは、おそらく魚座ラグナで、3室に金星が在住しているからである。


そうした才能を用いて、1992年にPC用ゲームソフト電脳学園シナリオI Ver2.0を企画している。





内容としては、学園もので、クイズで正解すると制服を来た女子学生が制服を脱いでいくというような野球拳のようなゲームである。


ゲームセンターに行くと、麻雀ゲームやポーカーゲームなど、今では定番となっているそうした類のゲームの先駆けとなったのではないかと思われる。



然し、このゲームが宮崎県から有害図書指定され、宮崎県を提訴して最高裁まで争うが棄却されている。


こうしたエピソードは、やはり、魚座ラグナがもたらしたのではないかと思われる。


この宮崎県を提訴して、最高裁まで争った時期は、月/土星期だが、土星は11、12室の支配星であり、12室は7室から見た6室であり、訴訟により損失がもたらされる配置である。


また月から見ても土星は2、3室支配で12室に在住し、6、11室支配の金星と相互アスペクトしており、人と争うが、訴訟によってお金も失い、敗訴したことを表している。





明らかにラグナから見て3、8室支配で、月から見て、6、11室支配の金星が、ラグナから見て、11、12室支配や、月から見て、2、3室支配で12室に在住する土星と相互アスペクトして、激しく傷つけられている配置からもたらされた事象である。


こうした3室に在住する定座の金星が同時に8室も支配しており、11、12室支配の土星からアスペクトしている配置が、こうした訴訟事件を表わしたのである。






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