小倉優子 - 結婚と離婚のタイミングの検証 -

先月、タレントの小倉優子が離婚を発表した。


離婚発表の小倉優子が否定したかったもの
2017.3.6 デイリースポーツオンライン

ヘアメークアーティスト菊地勲氏(46)と3日に離婚したタレント・小倉優子(33)が6日、自身のブログを更新し、離婚を発表。「二児の母として頑張っていきます」とシングルマザーとしての決意をつづった。ブログでは泥沼離婚のイメージを否定すべく、「私達が揉めているという事はない」と改めて強調した。

 第2子妊娠中の昨年8月、菊地氏と小倉の所属事務所後輩のタレント・馬越幸子(26)との不倫が報じられ、小倉は「すごくショック。主人に腹立たしい気持ちでいっぱい」(※ブログより)と激怒。直後から別居生活に入ったとされる。昨年11月には次男を出産。昨年末から菊地氏と話し合いを重ねてきた。

 離婚を発表した6日のブログで、小倉は「彼には、たくさんの幸せや思い出と、なにより2人の息子というかけがえのない宝物を授かりとても感謝しています。私達が揉めているような報道もありましたが、そのような事はなく、二人で話し合い、このような結論にいたりました」と話し合いで双方納得の末、離婚が成立したことを強調した。
 そして、小倉が親権を持つ2人の息子(4歳と1歳4カ月)のためにも「今後は、子供達の父親、母親として良い関係を築いていきたいと思っています。」とつづった。

 小倉は離婚成立前の1週間で2度にわたり、ブログで一部報道に異を唱えている。

 フライデー(2月24日発売)で菊地氏がキャバクラ通いの上、小倉の手料理がまずいと発言していたことなどが報じられた直後の28日、「女性自身」で“慰謝料7千万円”“小倉の慰謝料が高額で折り合いがつかない”などと報道された。小倉は2月28日付のブログで「週刊誌に書かれていることは、事実ではないことが沢山、沢山あります。こういう事を書かない方が良いのですが、皆さんが全てを信じないでほしいなぁと願います」と記述。

 夕刊紙(電子版)で“離婚闘争がドロ沼に 小倉優子に巨額慰謝料は支払われるか”などと報じられた3月2日には「なんだか、憶測だけが一人歩きしてしまい全く事実にない事が報道され、私自身本当にびっくりしています」と再び一部報道を否定していた。

 小倉の所属事務所によると、慰謝料はないという。

小倉優子が結婚した時、私は結婚のタイミングについて記事を書いているが、


今回、改めて、結婚と離婚のタイミングについて検証してみたい。


2010年(平成22年)11月9日、同日開催されたイベントの中で、ヘアメークアーティスト、美容師の菊池勲と結婚を前提に付き合っていることを認めた。
2011年(平成23年)10月7日に婚姻届を提出したと会見で発表、2011年10月10日に米国ハワイで結婚式を開いた。

(wikipedia 小倉優子より引用抜粋)

結婚した時、小倉優子はラーフ/木星/ラーフ期である。


OguraYuko_chart
ラーフは結婚生活を表す2室に在住し、ディスポジターの金星は2、7室支配で5室に在住している。

ラーフ期はディスポジターが結果を表すため、金星は7室(パートナー)の支配星で5室(恋愛)に在住している。

また金星は2室の支配星であるため、結婚生活も示唆している。


OguraYuko_D9_chart
ナヴァムシャ(D9)ではラーフは3室に在住し、ディスポジターの月は7室に在住し、7室の支配星と接合している。


まずラーフ期は出生図、ナヴァムシャ共に結婚のタイミングを示している。




次にアンタルダシャーの木星は出生図で9室支配で8室に在住し、2室にアスペクトしている。


2-8室の軸は結婚生活のハウスである。



ナヴァムシャ(D9)では木星は8、11室の支配星でラグナロードの金星と共に8室に在住している。


月から見ると7室支配の金星が2室に在住し、2、5室支配の木星と接合している。


やはり8室や2室が強く、結婚生活が強調されていることが分かる。






次は離婚のタイミングであるが、離婚したのは2017年3月3日のラーフ/水星/土星期である。


2016年(平成28年) 8月3日、週刊文春で夫・菊池勲と、所属事務所後輩タレントの馬越幸子との不倫交際が報道された。
2017年(平成29年)2月24日、3月からの仕事復帰を報告
2017年(平成29年)3月3日、不倫騒動を起こし別居中だったカリスマ美容師の夫と、離婚したことが報道された。

(wikipedia 小倉優子より引用抜粋)

アンタルダシャーの水星は6室の支配星で7室に在住し、11室支配の土星と接合している。


6室は離婚のハウスであり、11室も離婚のハウスである。

(11室は6室から見た6室目のハウスであり、6室の本質のハウスであるため)


プラティアンタルダシャーの土星は11室の支配星である。



また月から見た場合でも11室支配の水星が6室支配の土星と接合している。


ダシャーロードのラーフから見ると水星は2室(結婚生活)と5室(恋愛)を支配して6室(離婚)に在住している。



因みに小倉優子の7室では5室支配の太陽が減衰しており、ディスポジターと星座交換しているため、ニーチャバンガラージャヨーガである。

また減衰する太陽が高揚する土星と接合しているため、これもニーチャバンガラージャヨーガである。


更に減衰する太陽が高揚する星座の支配星(火星)が月から見てケンドラに在住しているので、これもニーチャバンガラージャヨーガの条件を満たしている。


つまり、減衰する太陽は3つのニーチャバンガラージャヨーガの条件を満たしている。


更に土星は7室で高揚し、方角の強さを得ている。



このように小倉優子の7室は非常に惑星の星位が強かったり、ニーチャバンガラージャヨーガやパラシャラの例外則などの二重否定も働いて、惑星は強さを発揮しているが、しかし、それでもやはり離婚することになっている。


これはやはり常に言っているように結局の所、ハウスの法則こそが重要であることを表している。


どんなに惑星が強かったとしても起こる事象というものはハウスの象意が規定するのである。


惑星の高揚や減衰は、単に惑星のパワーを表しているに過ぎない。



そのように考えると、7室に絡んでいる惑星は非常にパワーを持っている。


これがパートナーが才能に溢れた人物であることを表している。


つまりは、これはヘアメークアーティスト、カリスマ美容師のパートナーを表している。



しかし、そこに6室の支配星や11室の支配星が絡んでくると、離婚として現れることを示している。



小倉優子のラグナロードの火星と7室支配の金星は5室で接合しており、また5室(恋愛)と7室(パートナー)は星座交換しているため、情熱的な恋愛結婚を表していると考えられる。



しかし、一方で、7室は3、6室の支配星や11室の支配星の在住によって激しく傷ついている。



土星と太陽は結婚の遅延をもたらすと言われるが、つまりはこれらは結婚に問題をもたらす惑星である。


これらが7室に在住した上で、更に6室の支配星と11室の支配星が絡んでいる。


このことによって、パートナーとの間で競争や意見の不一致などが生じたと考えられる。


また6室は相手を見下す配置であり、相手を部下のように扱うハウスである。


小倉優子 子どもが生まれ夫への関心低下したと反省 旦那さんを一番にしてれば…
2017.3.26 デイリースポーツオンライン

美容師の菊池勲氏と離婚したタレントの小倉優子が26日、日本テレビ系「行列のできる法律相談所」に出演し、子どもが誕生してからは子どもを一番にしてきたことを反省した。小倉は「旦那さん一番にしてれば違ったのかな」としんみりとした表情を浮かべた。
 離婚したことを公表したのは今月6日。その前に同番組の収録は行われ、小倉は「私事なんですけど離婚したんですよ」と報告。一堂が驚き、東野幸治は「芸能界史上、こんなスッという離婚発表ある?」とびっくりした。

 番組では、シングルマザーとなって3週間となった小倉を取材。菊池氏の女性問題を報じる週刊誌を見た時の心境について尋ねた。小倉は「腹も立ったし、ショックだったし、妊娠中でしたし。最初の2カ月くらいは、どうしようかと落ち込んで負の感情が続いてました」と話した。支えとなったのは4歳の長男。小倉が「働かなくちゃいけない」と伝えると、「僕もお手伝いする」とけなげに言ってくれたという。
 結婚で学んだことについて小倉は「子どもが生まれて子ども中心になって。子ども一番じゃなくて、旦那さん一番にしてれば違ったのかな。そこは本当に反省しました」と子どもを大切にするあまり、夫への関心が薄れたと自己分析し、反省した。

上記の記事の中で、小倉優子は子どもが誕生してからは子どもを一番にして、パートナーへの関心が薄れたことを告白しているが、このことはチャートからよく理解できる。


実際、離婚したラーフ/水星期は水星が6室の支配星であったため、パートナーの方が粗末に扱われたと感じて去って行ったことを表している。



ナヴァムシャでは水星はラグナから見て2、5室支配で10室で4室支配の太陽と9、10室支配の土星と接合して、ラージャヨーガを形成しており、一見悪くはなさそうである。


然し、ラーフから見て水星は3、12室支配で7、8室支配の土星と8室で接合し、火星からアスペクトされている。


また月から見て8、11室支配の水星が3、4室支配の土星、太陽と4室で接合し、火星からアスペクトされている。


ラグナから見て2室(結婚生活)や月から見て8室(結婚生活)の支配星が、土星、太陽、火星と絡んで傷つている。



ここで8室が頻発するため、パートナーとの関係が変化したことや、行き詰まり状態を示している。






【ジャイミニスキーム】


結婚した時、チャラダシャーは獅子座/牡羊座である。


OguraYuko_chart2
獅子座から見てDKが7室にアスペクトし、また獅子座にもDKがアスペクトしていた。


牡羊座から見た7室にDKが在住している。


結婚のタイミングを示しているが、但し、DKにはGKが接合しており、パートナー関係の障害も表している。



獅子座にはAKとAmKが在住しており、仕事は順調であったことが分かる。



ナヴァムシャにおいても同様である。


牡羊座からから見た7室と牡羊座に対して、DKがアスペクトしている。


獅子座から見た7室にDKが在住している。


但し、DKにはGKが接合しており、やはりパートナー関係の障害も表している。




離婚した時は、チャラダシャーは乙女座/蠍座である。


乙女座から見てDKは6室と12室にアスペクトしている。


蠍座から見てDKは12室に在住している。(但し、7室にもアスペクトしている)


蠍座から見た7室にはラーフが在住し、土星、太陽がアスペクトしている。


ナヴァムシャにて、乙女座から見てDKが6室に在住している。


また蠍座から見てDKが6室にアスペクトしている。




ジャイミニの変動表示体を見た時にDKとGKが接合していたり、相互にジャイミニアスペクトしているような配置があると、


それはダシャーの時期に関わりなく固定化された傾向となる。


従って、結婚にとっては不利である。




小倉優子のナヴァムシャチャートを見ると、金星と木星の2つの吉星が8室に在住しており、木星は8室支配で8室の自室に在住している。


これは小倉優子がパートナーからの経済的援助に恵まれることを表している。


今後、小倉優子はパートナーから養育費をもらい続けるのであり、関係は続いていくのである。


法制度的には離婚というステータスになったとしても子供が誕生したパートナー同士は腐れ縁が続いていくのであり、本当の意味で離婚になるとは言い難い。


単に関係が変容した(8室)ということなのである。


何かと関わりは続いていくのであり、例え別居したとしても養育費を払ったり、受け取ったりする関係として実質的には結婚生活が続いているのである。


それが以下の発言の意味である。


離婚を発表した6日のブログで、小倉は「彼には、たくさんの幸せや思い出と、なにより2人の息子というかけがえのない宝物を授かりとても感謝しています。私達が揉めているような報道もありましたが、そのような事はなく、二人で話し合い、このような結論にいたりました」と話し合いで双方納得の末、離婚が成立したことを強調した。
 そして、小倉が親権を持つ2人の息子(4歳と1歳4カ月)のためにも「今後は、子供達の父親、母親として良い関係を築いていきたいと思っています。」とつづった。

(離婚発表の小倉優子が否定したかったもの 2017.3.6 デイリースポーツオンライン より一部抜粋)


この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!

コメント

コメントする

CAPTCHA