ジョニー・デップの破産危機について

米俳優のジョニー・デップが破産状態に追い込まれているようである。


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このことの理由に関して読者の方から連絡頂いたが、ジョニーディップが何故、破産寸前にあるのか検討してみた。


J・デップ、浪費で破産寸前 資産管理会社がローン未払いで提訴
2017年02月01日 14:27 発信地:ロサンゼルス/米国

【2月1日 AFP】米俳優のジョニー・デップ(Johnny Depp)さん(53)が、激しい浪費によって破産寸前に追い込まれていることが分かった。デップさんの資産管理を担っていた企業が先月31日、不払いになっているローンの返済を求めてデップさんを提訴したことで明らかになった。
 デップさんを提訴したザ・マネジメント・グループ(TMG)が米ロサンゼルス(Los Angeles)の裁判所に提出した訴状によると、デップさんは20年ほどにわたり毎月200万ドル(約2億3000万円)を支出。フランスの城やバハマ諸島の島を含む不動産14件に計7500万ドル(約85億円)を費やしたという。

 デップさんはまた、2000年以降に1800万ドル(約20億円)のヨットや高級車45台を購入。毎月のワイン代は70万ドル(約7900万円)に上り、自家用機も所有、40人ものスタッフを抱えている。さらにアンディ・ウォーホル(Andy Warhol)やグスタフ・クリムト(Gustav Klimt)などの巨匠の作品200点以上のほか、ギター70本、ハリウッド(Hollywood)関連品多数も収集している。
 デップさんは先月13日、自身の許可なく金融取引を行い、資産状況の悪化を隠し、資産管理を誤ったとして、TMGを相手取り2500万ドル(約28億円)の支払いを求める訴訟を起こしていた。

 一方、昨年契約を解除されたTMGは、同社が420万ドル(約4億7000万円)の負債を抱えており、デップさんが所有する不動産の差し押さえを余儀なくされたと主張している。(c)AFP

ジョニーディップは現在、木星/土星期である。


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木星は9室の支配星で9室に在住しているが、6室の支配星でもある。


従って、2013年9月21日からマハダシャー木星期に移行しているが、9室の象意を経験すると共に6室の象意も経験する時期に入ったのである。


そして、昨年2016年5月に妻から離婚を申し立てられて、8月に離婚したのはその為である。


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この時、既に木星/土星期に移行した後である。


J・デップ離婚へ 妻の女優、ハードさんが申し立て
2016.5.26 10:45 産経ニュース

米メディアは25日、米人気俳優ジョニー・デップさん(52)の妻で女優のアンバー・ハードさん(30)が離婚を申し立てたと報じた。2人は昨年2月に結婚したばかり。

 ハードさんは「和解しがたい不和」が理由として離婚後の扶養料などを求めている。2人の間に子どもはいない。デップさんは病気だった母親を最近亡くしたばかりだという。(共同)

ジョニー・デップさんが離婚合意、7億円の和解金と報道 「和解しがたい不和」理由に
2016.8.17 23:40 産経ニュース

米CNNテレビ電子版などは16日、「和解しがたい不和」を理由に妻の女優アンバー・ハードさん(30)から離婚を申し立てられていた人気俳優ジョニー・デップさん(53)が16日、離婚に合意したと報じた。芸能専門サイトTMZによると、デップさんがハードさんに700万ドル(約7億円)の和解金を支払うという。

 ハードさんはデップさんからドメスティックバイオレンス(DV)を受けたと訴え、ロサンゼルスの裁判所が5月、デップさんに接近禁止命令を出していたが、ハードさんは訴えを取り下げた。

 2人は「私たちの関係は非常に情熱的で、時に不安定だったが常に愛で結ばれていた」とするコメントを出した。ハードさんは和解金を慈善活動に使うとしている。

 2人は映画「ラム・ダイアリー」の共演をきっかけに交際を開始。昨年2月に結婚したばかりだった。(共同)

木星は6室の支配星で、土星は8室の支配星である。


そして、6室支配の木星は8室支配の土星からアスペクトされて傷ついている。


木星/土星期はその絡みの象意が顕現するタイミングである。


従って、木星期には9室支配で9室自室に在住する木星の働きで9室の幸福を経験するだけではなく、離婚や負債、訴訟といった事柄も経験する時期である。


木星から見ると土星は11、12室支配で11室に在住している。


従って、収入の損失という象意も顕現するタイミングである。


ジョニーディップは映画俳優としても最近はヒットが生まれず、私生活でも離婚や浪費による破産寸前の状況に追い込まれている。


これは木星/土星期がもたらしたものであり、6室支配の木星が8室支配の土星にアスペクトされて傷ついていることによるものである。




破産の危機が報じられたのは、2月1日であり、トランジットの土星が射手座に入室した後である。


出生図において、ラグナロードの月は6室に在住しており、ケートゥと接合して、元々人生全般が6室のテーマ(離婚、訴訟、負債)と縁があることを表している。


6室に在住する月は無償の奉仕、献身性を表すが、6室のケートゥは敵を粉砕する配置であり、対人的に強い配置である。

暴力の配置と言ってもいいかもしれない。



ジョニー・ディップは、妻に献身的である一方、暴力的でもあり、妻への態度に二面性を抱えていたと思われる。


妻からドメスティックバイオレンス(DV)を受けたと訴えられての離婚であるが、一方で、両者は「私たちの関係は非常に情熱的で、時に不安定だったが常に愛で結ばれていた」とするコメントを出しており、これから分かることは、そのような二面性のある不安定な関係性である。


出生図の7室に在住する土星は逆行して6室にかかっており、これがポイントなのである。


ラグナロードで6室に在住し、ラーフ/ケートゥ軸と絡む月が逆行の土星と火星から6室で傷つけられている。


その6室にダブルトランジットが生じたタイミングで破産の危機が生じたようである。


離婚は昨年の5月-8月の間に既にしており、木星が乙女座に入室するタイミングであった。


木星と土星が7室や11室にダブルトランジットするタイミングである。


7室には8室の支配星が在住し、パートナー関係がこじれることを表しており、11室は離婚のハウスであり、そこには12室(別離)支配の水星が在住している。


ダシャーは木星/土星期である。


アンタルダシャーが土星であることによって、8室や6室の象意が顕現したと考えられる。



因みにジョニーディップの11室には2室支配の太陽と11室支配の金星が在住して、2-11室のダナヨーガを形成しているが、そこには3、12室支配の水星も在住している。

ダナヨーガを形成しているが、3、12室支配の水星の絡みは出費を表している。


また月から見ると太陽、金星、水星は6室に在住しており、月から見て12室にアスペクトしている。


収入は良いが、借金体質であり、浪費癖があるというのはこうした配置が示しているのではないかと考えられる。



因みにジョニーディップは、フランスの城やバハマ諸島の島を含む不動産14件を購入したり、不動産の取得に巨額の金銭を出費している。


出生図で4室支配の金星が12室支配の水星と接合していたり、またナヴァムシャでは月から見た4室と12室が星座交換している。


従って、不動産の取得に多額の金銭を浪費してしまうのである。



破産寸前にも関わらず、多額の金銭を出費していくジョニー・ディップは、まさに飛び抜けた浪費家と言えるが、出生図でもそれが良く表れている。


主に11室でダナヨーガを形成する惑星が月から見ると6室に在住して12室にアスペクトしている。


これが稼いだそばから使っていく人の出生図なのである。



つまり、ダシャーの解釈から考えても稼ぐことと使うことが同時に起こっているということである。





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