稲田朋美の問題発言「防衛大臣としてお願い」

稲田朋美・防衛大臣が、都議選の自民党応援で、「防衛大臣としてお願い」したことにより、自衛隊の政治利用をしたとの批判を受け、野党から辞任を要求されている。


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稲田朋美氏、都議選の自民応援で「防衛大臣としてお願い」 “自衛隊の政治利用”懸念も
朝日新聞デジタル | 執筆者: 朝日新聞社提供
投稿日: 2017年06月27日 23時58分 JST 更新: 2017年06月28日 00時08分 JST

都議選応援「防衛省、自衛隊として」 稲田氏、後に釈明

 稲田朋美防衛相は27日、東京都板橋区で行った都議選の自民党公認候補の応援演説で、「防衛省、自衛隊、防衛大臣、自民党としてもお願いしたい」という趣旨の発言をした。防衛相が自身の地位に言及して所属政党の公認候補への支持を呼びかけるのは異例で、自衛隊の政治利用と受け取られる可能性もある。

 稲田氏は発言後、記者団に「(陸上自衛隊)練馬駐屯地も近いし、防衛省・自衛隊の活動にあたっては地元に理解、支援をいただいていることに感謝しているということを言った」と釈明。演説会場から1キロ余りの距離にある練馬駐屯地(練馬区)の関係者が、選挙区内に住んでいることを念頭に置いた発言とみられる。

 自衛隊法61条は、選挙権の行使以外の自衛隊員の政治的行為を制限しており、特定の政党などを支持する目的で職権を行使できない。稲田氏の発言は、防衛省・自衛隊が組織ぐるみで特定政党の候補を応援していると受け取られかねないほか、大臣が隊員に対し、自衛隊法に抵触する政治的行為を呼びかけたと受け取られかねない。

 軍事ジャーナリストの前田哲男氏は「自衛隊法61条は隊員を対象にしているが、大臣も自衛隊の責任者として順守の義務は当然ある」と指摘。そのうえで、「『防衛省、自衛隊、防衛大臣として』と言葉に出して応援したのは法律違反はもとより、常識としてあり得ない。政治家の放言や暴言が続いているが、レベルが違う問題発言だ」と話している。

(朝日新聞デジタル 2017年06月27日 21時27分)

稲田朋美は以前、私はラグナを蟹座のプナルヴァスに設定した。


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それは稲田朋美が、蟹座の性格であるが、過去の経験上、プナルヴァスの雰囲気、特徴を有していたからである。


蟹座のプナルヴァスは蟹座の0°~3°20’の間であり、ナヴァムシャのラグナも蟹座に確定する。


そうすると、5、10室支配の火星が10室でムーラトリコーナになり、ルチャカヨーガを形成するため、防衛大臣になる必然性というのが、説明できるのである。



この蟹座プナルヴァス第4パダのラグナで考えると、今年の2017年1月19日前後から金星/ラーフ/水星期に入っている。


アンタルダシャーのラーフのディスポジターは水星であるから、水星の象意が濃く出て来るタイミングである。



水星は3、12室支配で8室に在住し、2室支配の太陽と接合し、8室支配の土星からアスペクトされている。


2室は真実を語るかどうかを判断するハウスである。


2室の支配星が8室(悪意)に在住し、3、12室支配の水星(スピーチ)と絡んで、8室支配の土星からアスペクトされている配置から考えると、2室が激しく傷ついている。


この2室の傷つきから、ジョーティッシュの観点からは稲田朋美は真実を語らないと解釈される。


稲田朋美は、森友学園問題で、「籠池氏の事件を受任したこともなければ、法律相談を行ったこともありません」「法律相談を受けたこともなければ裁判を行ったこともない」と答弁しているが、2004年12月に森友学園が起こした民事訴訟で原告側代理人弁護士として出廷した記録があると、3月14日に共同通信などが報じると、後に「私の記憶に基づいた答弁であり、虚偽の答弁をしたという認識はない。事実としてわかった場合には、答弁との違いについては訂正したい」と語った上で、事実を訂正している。


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記憶に基づいた答弁であり、虚偽の答弁をした認識はないとして、善意を主張しているが、結果的に虚偽の答弁を行っている。


また通常は、13年前の出来事であっても原告側代理人弁護士として出廷した事実があるならば、今回、これだけ騒がれたのであれば、覚えているか、もし忘れていたとしても思い出すはずである。


彼女は9室支配の木星が5室に在住し、5、10室支配のヨーガカラカの火星と5-11室の軸で相互アスペクトして、強力なラージャヨーガを形成しており、その強い木星の配置からすると、13年前であったとしても1度、原告側代理人弁護士として出廷した経験があるならば、それを覚えていると思われるのである。


彼女が過去に籠池氏の事件に関わった記憶がなかったとする答弁は、おそらく虚偽なのである。(もちろん彼女の頭の中のことなので証拠はない)



実際、多くの弁護士が、「いくらたくさんの裁判を経験していたとしても、自分が出廷した裁判を忘れるはずがない」と言っている。


つまり、稲田朋美は、どうせ調べられるはずがないと思って、「籠池氏の事件を受任したこともなければ、法律相談を行ったこともありません」と初めから悪意で、虚偽の主張をしたのではないかと考えられるのである。


稲田朋美防衛相の説明一転、森友学園の訴訟で 「夫の代わりに出廷あり得る」 裁判記録で釈明
The Huffington Post | 執筆者:吉川慧
投稿日: 2017年03月14日 12時13分 JST 更新: 2017年03月14日 12時52分 JST

国有地の取得経緯などで揺れる大阪市の学校法人森友学園について、稲田朋美防衛相が2004年12月、同学園が起こした民事訴訟で原告側代理人弁護士として出廷した記録があると、3月14日に共同通信などが報じた。

13日の参院予算委員会で稲田氏は、「籠池氏の事件を受任したこともなければ、法律相談を行ったこともありません」「法律相談を受けたこともなければ裁判を行ったこともない」と答弁。裁判記録と食い違っている。

報道を受けて稲田氏は14日の閣議後、記者会見に応じた。稲田氏は、出廷記録について「報道で、はじめて今朝見た」とした上で、以下のように述べた。

「第一回口頭弁論期日に私が出廷しているという裁判記録があるという報道を受けましたので、もちろん確認はいたしますけれど、そうだとすれば、その抵当権抹消事件、夫が担当していた事件で第一回期日に夫(稲田龍示氏)の代わりにですね、裁判所に行ったということはあり得るのかと推測できるなと今思っております」

「担当の夫の都合がつかずに代わりに出廷したことがあるのではないかと、私はいま推測は致しております」

一方で、森友学園の国有地払い下げをめぐる問題については「13年前の抵当権抹消事件と、いまの国有地払い下げ事件の間には全く関係ありません」「何度も国会で申し上げておりますけども、本件の国有地払い下げ事件に関しては、私は本当に何の関係もありません」と語った。

また、虚偽答弁の可能性を指摘されると、稲田氏は「13年前の抵当権抹消事件でありまして、私は記憶に基づいて今まで答弁してきたということでございます」と説明。

「私の記憶に基づいた答弁であり、虚偽の答弁をしたという認識はない。事実としてわかった場合には、答弁との違いについては訂正したい」と語った上で、引責辞任については否定した。

森友学園理事長の籠池泰典氏との関係については、「面識はもちろんありましたけど、10年ほど前、大変失礼なことをされたということがありまして、それ以来、私は関係を絶ってきているということでございます」と、近年は接触がなかったことを強調。

記者団から「大変失礼なこととは?」と問われると、稲田氏は「具体的に言うのは差し控えさせていただきたいと思います」と、説明を避けた。

このことによって、実際、稲田朋美は、「嘘つき」という評価を得たようである。


「自称・総理候補の嘘つき防衛大臣」稲田朋美の悪評…省職員に高圧的、国会答弁で醜態
2017.03.17 Business Journal 文=深笛義也/ライター

 我が国の防衛を預かる大臣の席に“嘘つき”が座っていることが、満天下に明らかになった。
 稲田朋美防衛相は13日の参院予算委員会で、「(森友学園関連の)裁判を行ったことはない」と答弁していたが、14日午後の衆院本会議で一転、「今朝の報道において、13年前の裁判所の出廷記録が掲載されました。平成16年12月9日、夫の代わりに出廷したことを確認できましたので、訂正し、お詫びいたします」と謝罪した。
 
多くの弁護士が、「いくらたくさんの裁判を経験していたとしても、自分が出廷した裁判を忘れるはずがない」と言っている。稲田氏が虚偽答弁をしたことは明白だ。野党が辞任を求めるのは当然だろう。

「稲田さんは、自分は頭がいいと思っているみたいですが、本当に弁護士だったのか、疑問すら抱くような事態ですよ」

 ジャーナリストの朝霞唯夫氏は言う。

「今回、彼女を追い詰めたひとりに、民進党の小川敏夫議員がいます。彼は裁判官から検事になり、その後、弁護士になった経験を持っています。検事というのは取り調べができる能力があるということです。容疑者の言い分を言いたいだけ言わせておいて、嘘を引き出して追い詰めるのが検事のやり方のひとつ。今回の森友学園問題での稲田さんに対する追い詰め方がそれで、『関係ない、関係ない』と言わせるだけ言わせて、挙げ句の果てに、『まったく知らない、向こうが嘘をついている』とまで言わせておいて、『じゃあ、これはなんだ、名前が書いてある』と出す。

おそらく、他の議員だったら、最初にあれを出しちゃうでしょう。検察特有のやり方です。弁護士だって検察のやり方を知っているので、本来は稲田氏のような答弁は、弁護士だったらしないはずです。なんでこういう質問してくるのか、最初から疑ってかかるものです。これが法廷なら、完全に負けていますね」大臣としての資質

 弁護士としての能力を疑われる稲田氏だが、大臣としての資質はどうなのだろうか。

「防衛省での評判は非常に悪い。防衛大臣は、防衛省内の背広組には嫌われるけど制服組には好かれたり、その逆の場合もありますが、彼女の場合は両方から嫌われているのです。護衛艦の視察にハイヒールで来たりするから、制服組からしたら『現場を舐めている』という目で見る。背広組が彼女に法案の説明をしにいくと、自分のほうが法律に詳しいみたいな態度を取って、『こういう判例がある』などと言って、やりこめてしまう。

だけど、実は的外れだったりするんですよ。彼女の理解の間違いを正そうとすると、『自分は大臣だ、あなた誰に向かってものを言ってんの』という態度になる。それで国会答弁はしどろもどろなんだから、背広組からしたら『ふざけるな』という話になりますよね。以前の女性の防衛大臣には小池百合子現東京都知事がいました。彼女も評判は悪かったですが、『今になって思えば、小池さんのほうがどれだけよかったか』という話が、防衛省内にはあります」(同)

安倍首相にも見限られる

 ではそんな稲田氏が、なぜ防衛大臣に任命されたのか。
「閣僚人事を決めるとき、まず重要なポストから埋めていきますよね。『財務大臣には麻生太郎さん、官房長官には菅義偉さん』という具合です。防衛大臣も国家の運営からしたら大事なポストですが、永田町の論理では軽くなってしまっている。

そこにお気に入りの稲田さんを入れたということでしょう」(同)

安倍首相はこの人事を、悔やんだりはしていないのだろうか。

「彼女は安倍首相の覚えがめでたかったから、昨年までは『私は女性初の総理大臣候補だ』と言ってはばからなかった。だけど彼女は昨年末に靖国参拝をしましたよね。『なんでこのタイミングに行ったんだ』と、安倍首相は烈火のごとく怒って怒鳴りつけたんです。
 
安倍首相は対米関係で昨年、エラー続きだったんですね。まず、クリントンが当選すると考えて、大統領選のさなかにもかかわらず彼女に会いに行った。ところが当選したのは、トランプ。そこで慌ててトランプに会いに行ったら、『まだ大統領はオバマなのに』ということで、ホワイトハウスの逆鱗に触れたわけです。そこで、『オバマが広島に来てくれたので、今度は私が真珠湾に行きましょう』ということになった。本当は行きたくないんだけど、エラーをカバーするために真珠湾に嫌々行った。
 そこから帰ってきたところで、稲田さんの靖国参拝でしょう。

アメリカもいい気はしないし、日韓関係だって静まっていたのに火が付いてしまった。安倍首相はそこでもう、彼女のハシゴを外したのです。そこから稲田さんの迷走が始まるわけですよ。南スーダンのPKOの問題でろくな答弁ができなくて、安倍首相や岸田外相が代わって答弁するようなことがあった。それで今度は、森友学園の問題でしょう。辞任させると首相の任命責任が問われちゃうので、本予算が通過したら、病気入院するんじゃないかということが、永田町ではまことしやかに囁かれていますよ」
永田町の“オシャレ番長”と言われているくらいならまだよかったが、“嘘つき大臣”と判明したからには、早々にご退場願いたいものだ。
(文=深笛義也/ライター)

何故、稲田朋美が、「嘘つき」と評価されるに至ったか。

それはジョーティッシュの観点から明らかである。

今年の1月から金星/ラーフ/水星期で、アンタルダシャーのラーフはディスポジターの水星が結果を与え、またプラティアンタルダシャーは水星である。

この水星は傷ついた太陽と共に8室に在住している。

この配置から稲田朋美は、虚偽の答弁をしたり、また国会でも発言のミスを繰り返している。

今回の「防衛大臣としてお願い」発言をしたのは、金星/ラーフ/ケートゥ期である。

ダシャムシャ(D10)を検討したいが、まず、ダシャムシャのラグナはどこかということである。

出生図のラグナが、蟹座0°~3°20’のプナルヴァス第4パダであるなら、ダシャムシャのラグナは魚座か牡羊座のいずれかである。

牡羊座ラグナだと、ラグナで、太陽と火星が高揚とムーラトリコーナの配置で、強力なラージャヨーガを形成している。

この配置が彼女が政治権力を持つに至ったことを説明するものである。

しかし、そうすると、彼女はマハダシャーケートゥ期に国会議員になり、現在、マハダシャー金星期を経過しているが、ダシャムシャでケートゥは2室で減衰しており、ディスポジターの金星は8室で減衰するラーフと接合している。

この配置からすると、彼女は国会議員になり、国家の政治権力の中枢に留まる運勢はあったと言えるが、ケートゥ期、金星期を通した国会議員としての稲田朋美の活動は、障害が多い印象である。

実際、その通りになっており、彼女は辞任を要求され続けている。

今、金星/ラーフ期であることから、マハダシャーロードとアンタルダシャーロードの両方が、彼女のダシャムシャの8室に在住している。

この金星/ラーフ期に彼女の政治キャリアにおける完全な行き詰まりが生じると考えられる。

実際、稲田朋美は、現在、そのような状況に追い込まれている。


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そして、ダシャムシャのケートゥが2室(真実を語るかどうか、スピーチ)で減衰し、ディスポジターの金星が8室でラーフと接合して傷ついていることを考えると、それは虚偽の発言や問題発言からもたらされていることまでがダシャムシャに示されていることになる。


国会議員になった時にケートゥ期で、途中から金星期に移行したが、ケートゥのディスポジターの金星が8室に在住しているということは、彼女は国会議員になった初めから自由がなかったということである。


彼女が自らの政治的信条を述べた後、その信条を180°変える発言に後退したり、虚偽の発言をした後に釈明に追われるなどしていることは、結局の所、彼女は自らを自分でコントロールする立場にいないことを表している。


結局、政権に不利になる発言をした後は、上から圧力がかかり、それを撤回したり、変えざるを得ない立場でしかないのである。


つまり、政治家になるスキル、才能は十分にあったが、政治家としての活動におけるカルマ(運命)が悪かったということである。


それはダシャムシャ(D10)の8室に在住する金星に現れている。



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