山尾 志桜里の不倫スキャンダルについてーリベラル派の論客の喪失―

最近、不倫騒動で、ワイドショーを賑わしていた山尾 志桜里のチャートである。


出生時間が分からないが、過去の経歴から推測すると、おそらく牡羊座ラグナではないかと思われる。


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まず、山尾 志桜里は、聖徳学園小学校4年生在学中の1983年に英語学校のアマチュアミュージカル『アニー』で主役を務め、その後オーディションに合格し、ミュージカル『アニー』で初代アニー役を演じたという。


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この「初代」のアニー役を勝ち取ったということが、いかにも牡羊座らしいエピソードなのである。


この演劇の舞台で、主役としてパフォーマンスをするという芸能人に近い活動内容から、3室が強いことが推測される。


牡羊座ラグナで、3室に金星、水星、土星が在住している可能性が考えられるのである。


そして、その後、このミュージカル『アニー』初代主役という肩書を生かして、「アニーの100日受験物語」という本をゴマブックスから出版している。


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表紙に山尾 志桜里(当時:菅野志桜里)の写真が載っているビジュアルを重視した軽い本である。


これは重厚な物語や創作活動をもたらす5室というよりもむしろメディアに軽い感じで露出したことを意味しており、これは3室の象意である。


3室が強いため、ミュージカル『アニー』で初代主役を演じたという準芸能人的な立場を生かして、軽く消費されるような大衆本を出版したということである。



因みに今回、ラグナを牡羊座バラニー第1パダに設定したが、彼女がミュージカルアニーで主役を務めた1983年頃は、ダシャーが火星/金星期である。


マハダシャーロードの火星はラグナロードで5室(3室から見た3室:3室の本質のハウス)に在住し、アンタルダシャーロードの金星は2、7室支配で3室に在住し、3室支配の水星と接合している。


3室は芸能、パフォーマンスのハウスである。


従って、まさにこの時期に彼女はミュージカルで主役を演じて芸能人のように振る舞ったのである。


このように彼女は子役として、芸能界に入りかけたが、家の教育方針で、その後は、学業の道を進むことになったようである。


1978年(4歳)~1985年(11歳)まで、マハダシャー火星期であるが、ちょうど小学校の在学期間に一致している。


この火星期に聖徳学園小学校という中学受験で有名な小学校に通っていたということである。


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もし牡羊座ラグナであれば、ラグナロードの火星が5室に在住し、9室支配の木星が11室に在住して、5-11室の軸で、5-9のダナヨーガを形成している。


火星のディスポジターである太陽は、4室に在住して、4-5のラージャヨーガを形成している。


こうした配置からマハダシャー火星期に非常に良い教育を受け、学業において成功したことが推測されるのである。



従って、火星/金星期にミュージカル『アニー』で主役を演じたが、芸能界へは進まなかったということである。



そして、高校在学中に法律家を志望し、1999年(ラーフ/金星)に東大を卒業した後に2002年(ラーフ/火星)に司法試験に合格している。


このラーフは8室で減衰しているが、8室で減衰しているため、パラシャラの例外則が働き、ラージャヨーガ的に機能する配置である。


またディスポジターの火星が、ラーフにアスペクトしているため、ニーチャバンガラージャヨーガを形成している。


またラーフが高揚する星座の支配星(金星)が月から見てケンドラ(10室)に在住しているため、更にニーチャバンガラージャヨーガの条件を満たしている。



基本的にラーフ期は、ディスポジターの火星が結果を表わすため、この5室に在住して、9室支配の木星からアスペクトされている強い火星は、東京大学の合格や司法試験の合格をもたらしたと言える。


5室には9室支配の強い木星がアスペクトし、木星は法律の表示体である。


また土星も5室にアスペクトしているが、法律とは、人間の理想(木星)を条文や過去の判例などによって高度に組織化(土星)したものであるため、木星と土星のコンビネーションは、法律のコンビネーションである。



10室支配の土星に木星がアスペクトしているため、法律の実務家(検察官)になったのである。



因みに10室支配の土星が3室(文筆)に在住し、そこに9室支配の木星がアスペクトしているため、彼女の検察官としての主な仕事は、資料を読んで、起訴に相当するかどうか判断するといった仕事ではないかと思われ、書類のチェックと、書類の作成が主な仕事ではなかったかと思われる。


実際、検察官の仕事を調べてみると、犯罪現場に直接出向くことはあまりなく、ほとんどが資料を読んで検討したり、取り調べや検察庁内での事務仕事になるようである。




山尾 志桜里は、2004年に検察官任官し、東京地方検察庁、千葉地方検察庁、名古屋地方検察庁岡崎支部に勤務し、2007年に退官したとwikipediaに記されている。

この検察官任官した2004年は、ちょうどマハダシャー木星期に移行した木星/木星期である。



人生の大きな転機であったことが分かる。



出生図では、木星は9室支配で11室に在住し、10室支配の土星にアスペクトしている。


従って、マハダシャー木星期に法律の仕事に就いたことがよく分かる。



木星は月から見た10室と10室の支配星にもアスペクトしている。



通常、10室に絡む木星というのは、法律家の典型的な配置である。


法律家は、コンサルタントであり、アドバイザーであり、相談役であり、広く社会で教える役割を担っている。



因みに今回、ラグナを牡羊座バラニーの第1パダに設定したが、そうすると、ナヴァムシャのラグナは獅子座となる。


バラニーの取り得るラグナの範囲は、獅子座、乙女座、天秤座、蠍座であるが、このうち、獅子座ラグナだけが、木星が10室に絡むことになる。


ナヴァムシャのラグナが獅子座ラグナであれば、5室支配の木星が10室に在住し、法律の仕事を表わしている。



因みに4、9室支配のヨーガカラカの火星も10室に在住しているが、ヨーガカラカがもう一つのトリコーナの支配星(5室支配の木星)と絡む場合、最高のラージャヨーガを形成する。


この木星と火星のラージャヨーガが10室で形成されている為に彼女はマハダシャー火星期に学業で成功し、高校進学中に法律家を志望するようになったと考えられる。




・結婚

このマハダシャー木星期への移行は、彼女の法律家としてのキャリアの始まりを示しているが、この木星期は彼女に同時に結婚ももたらしたようである。


2004年に山尾 志桜里は、東大在学中に知り合った現在の夫と結婚している。



出生図にて、9室支配の木星は7室と7室の支配星にアスペクトし、また月から見た7室の支配星でもある。


またナヴァムシャで、木星は月から見た7室の支配星で、ラグナからケンドラに在住している。



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この木星は月から見て7室支配で6室に在住していることから、夫は山尾 志桜里よりも立場が弱く、また世話がかかったり、消耗させられることを表しており、対等でない関係性を表している。



またナヴァムシャでは、月から見て、木星は7室支配で12室(遠距離恋愛、別離)に在住しており、あまり会う機会が少ないことを表している。



従って、木星/木星期に結婚したという情報からは、山尾 志桜里の結婚には若干の問題があることが示唆されている。


実際、山尾 志桜里の夫は、システム開発会社を経営しているが、エンジニアの人材不足で、経営が上手く行っておらず、受注したシステムを納品できないため、クライアントから訴訟を起こされることもあったという。


そして、『女性自身』の記事によれば、昨年2016年の末頃から離婚についての話し合いがもたれるようになっていたという。


「Aさんは離婚を望まなかったそうですが、山尾議員は夫が政治活動の足を引っ張る存在となりつつあったのだから見限るしかなかったのでしょう」(前出・A氏の知人)


上記のように記されており、明らかに山尾 志桜里の方が、社会的に格上であり、夫の方が、頼りなげな印象である。


こうした関係性が、月から見て7室支配の木星が6室に在住していることに現れている。


山尾議員 夫と離婚協議中だった!不倫相手は担当弁護士の衝撃
2017/9/12(火) 0:00配信 女性自身

9歳年下のイケメン弁護士・倉持麟太郎氏(34)との不倫密会が伝えられたことで、民進党を離党した山尾志桜里議員(43)。離党表明の記者会見では記者の質問に一切応じず、一方的に『男女の関係はない』と主張したのがさらに批判を浴びる結果に。

「記者からの質問に応じれば、倉持さんとの“ただならぬ関係”についての追及をかわす自信がなかったのでは。じつは山尾さんとAさん夫婦は離婚を協議していて、倉持さんはまさに志桜里さんが離婚を相談していた弁護士なんです」(夫・A氏の知人)

昨年4月、本誌は山尾議員に密着取材している。

「へとへとになる毎日を癒してくれるのは、息子とのハグと、主人との芋焼酎ロック晩酌です」

山尾議員はライブドアの元役員で、システム開発会社を経営するA氏への愛をこう語っていた。だが、すでに夫婦関係は危機的状態にあった。原因は夫のビジネスにあったという。

「システムエンジニアは慢性的な人材不足です。A氏の会社も例外ではなく、自分の人脈とアイデアで仕事を取ってきても開発するスタッフがいなかったそうです。そのうち『手付金を払って仕事を発注したのにシステムの納品がない。もともと開発するつもりがないのに、Aは金だけ集めたのではないか』と憤るクライアントも出てきました」(IT業界関係者)

訴訟にまで発展したケースもあった。昨年5月の『週刊文春』でも2千万円がからむA氏の会社の取引が、違法な可能性があると報じられた。

「Aさんの金銭トラブルが志桜里さんの議員会館事務所に持ち込まれることもあったようです。彼女も最初は夫をかばっていましたが、なかには志桜里さんが全く知らされていない事業もあったりして徐々に不信感を募らせていったんじゃないでしょうか。『夫が何の仕事をしているのか判らない』と大学時代の友人に漏らしたこともありました」(前出・A氏の知人)

昨年末ごろから離婚についての話し合いがもたれるようになったという。

「Aさんは離婚を望まなかったそうですが、山尾議員は夫が政治活動の足を引っ張る存在となりつつあったのだから見限るしかなかったのでしょう」(前出・A氏の知人)

夫婦双方、弁護士に相談しながら、離婚へ向けて話し合いを重ねていたというのは民進党関係者だ。

「まさか山尾議員と離婚の相談相手との不倫が報じられるとは……。A氏は今回、文春の取材によってはじめて妻の不倫を知ったそうです。最初に“相手は弁護士”と聞いたとき、夫婦と同じ大学出身で仲の良い別の弁護士を疑ったくらい。それが、妻が離婚を相談していた弁護士ですからね。離婚の話し合いはかなり着地点が見えていたようですが、今回の報道で振り出しに。山尾議員にはかなり厳しい条件が突きつけられそうです」

事実関係を確認しようと山尾議員の事務所に連絡したが、期日までに返答はなかった。夫への“不信”があったとしても……あまりにも軽率な行動だった。

山尾 志桜里は、ラーフ/ケートゥ軸が2-8の軸にあり、特にラーフが8室で減衰しているため、夫から愛情面や、経済的な面で、援助して欲しいと思っても、それが満たされないのである。


パートナーからの支援を強く求め、パートナーとの結婚生活による庇護を渇望しているにも関わらず、それが得られない配置が、この2-8軸に在住するラーフ/ケートゥである。


従って、そうした渇望が、夫以外の人間に向けられた時、それにのめり込んでいくのがこの配置である。



山尾 志桜里の不倫密会が、週刊誌にスクープされた現在、ダシャーは、木星/ラーフ期である。


ラーフは8室に在住しており、そのラーフに現在、土星がトランジットしている。



ラーフは8室に在住して8室の支配星のように振る舞っているが、8室はスキャンダルの配置であり、また8室は三角関係のハウスである。


また上述したように8室のラーフは夫に頼りたくても夫が頼りにならずに惨めさを味わう配置である。


山尾 志桜里が『夫が何の仕事をしているのか判らない』と大学時代の友人に漏らしたこともあったように夫が全く頼りにならず、離婚の話し合いを初めるものの既に子供がいるため、離婚をキッパリとすることも難しく腐れ縁が継続していく状況であり、まさにパートナー関係が変化して、苦悩に満ちて、複雑化した状態は、8室の象意である。


そして、そうした中で、他の頼りになりそうな男性との密会に走っていくという三角関係(8室)の状態である。



ラーフは乙女座の月から見ると3室(メディア)に在住しているが、ラーフのディスポジターは3、8室支配の火星であり、その火星がラーフにアスペクトして、3室を傷つけ、3-8の絡みを生み出している。


これは、ラーフ期にメディアの執拗なストーカー的な取材攻勢を受けることを表している。


文春砲などと言われたりするが、張り込みをしたカメラマンに密会の様子を隠し撮りされたのである。



つまり、8室のラーフは、不倫、スキャンダル、政治的失脚をもたらしたのであり、これらは皆、8室の象意である。



このアンタルダシャーロードのラーフを土星がトランジットして傷つけていた為に特にこの8室の象意が強調されて噴出したのである。



マハダシャーの木星から見ると、ラーフは10室に在住しており、公に暴露され、大衆の目に晒されてしまうことを表している。


また土星は8室から10室にアスペクトし、木星は9/12から天秤座に入室したが、それまでは乙女座をトランジットして、10室にアスペクトしていた。


つまり、10室にダブルトランジットが生じている。



従って、山尾 志桜里は、不倫スキャンダルで、メディアによって連日報道され、全国的に有名になってしまったのである。



ナヴァムシャでは、アンタルダシャーのラーフは、7室に在住して、パートナーの渇望を表している。



またナヴァムシャにおいても木星から見て、ラーフは10室に在住しており、10室のラーフは、基本的に凶星であり、10室の土星と同じように広く世間に悪名を轟かすといった意味合いが出て来ると考えられる。


そして、これからマハダシャー土星期に入っていくことを考えると、今回、民進党を離党して、彼女にとっては、今回のスキャンダルと、民進党からの離党は、今後のキャリアにおける大きな転換点であったことを物語っている。


そして、土星の配置を見ると、今後のキャリア的展望は、あまり楽観的ではない。



何故なら、もしナヴァムシャのラグナが獅子座で正しければ、土星は6,7室支配で8室に在住しており、2、11室支配で8室で減衰する水星とコンジャンクションしている。


この土星は、水星との間にラージャヨーガもダナヨーガも何も形成していない。



出生図においてもまたそうである。



土星は、10、11室支配で3室に在住しているが、2、11室支配の金星との間で、辛うじて、2-11のダナヨーガを形成しているが、3、6室支配の水星とは、ラージャヨーガもダナヨーガも形成しない。


9室支配の木星から一方的にアスペクトされて保護されているとはいえ、厳しい配置である。



そして、もしナヴァムシャのラグナが獅子座で正しければ、ダシャムシャ(D10)のラグナもおそらく正しいと考えられる。


例えば、マハダシャーの木星期は、検察官として、政治家として、彼女のキャリアが最も充実した時期であった。


木星はダシャムシャのラグナに在住しており、この期間にキャリア上の躍進を遂げることは理解できる。



しかし、木星がラグナに在住している場合、土星は3室に在住しており、3室はドゥシュタナハウスである。


3室に在住しているということは、キャリア上の立場が安定しないことを表しており、今後は、彼女は出世することが難しくなるのである。



現に民進党を離脱して、現在、彼女は、根無し草の状態であり、非常に不安定な状態であり、政治活動の継続を断念するのではないかとまでささやかれている。



マハダシャー土星期になった後は、山尾 志桜里の政治的キャリアは、厳しいと言わざるを得ない。




・子供の誕生

山尾 志桜里は、2011年1月15日の木星/ケートゥ期に男児が誕生している。


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サプタムシャ(D7)を見ると、マハダシャーロードの木星は9室支配でラグナに在住しており、ケートゥは10室に在住し、ディスポジターの火星は5室の支配星である。


従って、マハダシャー、アンタルダシャー共にサプタムシャのラグナ、5室、9室のいずれかに絡んでおり、子供の誕生のタイミングを表している。





・「保育園落ちた日本死ね」

山尾 志桜里は、ブログの記事「保育園落ちた日本死ね」を取り上げて、安倍首相を追求したことで有名になったが、このブログという軽いメディアを引用して、国民に分かり易い政治旋風を起こしたが、非常に安易な劇場型のパフォーマンスであったとも思えるのである。


分かり易いので国民に分かり易くアピールし、ある種、メディアの引用の仕方、メディアの使い方としては、優れているものがあったと思う。


これは典型的に3室に水星、金星、土星が惑星集中する人の活動スタイルであると思うのである。


3室のパフォーマンスというのは、それ程、難しい政治議論をする訳ではないのである。


大衆受けする分かり易いメッセージ、分かり易い身体パフォーマンスなど、ある種、芸能活動のような一面があるとも言えるのである。


保育園の不足についてのデータ分析を駆使した重厚な学術的な政治議論というよりも、ブログの記事を安易に取り上げて、総理大臣を追及するパフォーマンスとして上手くまとめ上げた印象である。



従って、これは安易にメディアに登場したり、メディアを利用する3室に惑星集中した人に特有の行動パターンなのである。


こうした特徴は、牡羊座ラグナであり、3室に惑星集中していると考えることによって、納得することが出来る。





・3室は不倫のハウス

山尾志桜里のチャートを見ると、ラグナロードの火星と9室支配の木星の5-11軸での相互アスペクトは、東大法学部卒、司法試験合格、検察官としてのキャリアなど学業や仕事の上での有能さをもたらしている。


然し、そうした格調高い配置に比較して、3室への惑星集中は、彼女にとって弱点として働いたようである。


山尾志桜里のことをテリー伊藤が「肉体におぼれた」と鋭く論評したように3室は、食欲、性欲、睡眠欲などの肉体の低次の欲求のハウスであり、ここに惑星が集中している人、特に金星、その他の吉星が在住している人は、快楽に安易に流されることを意味している。

3室は8室から見た8室目のハウスであり、8室の本質のハウスである。8室は中毒症状のハウスであり、依存のハウスである。


従って、3室にも同じような象意があり、快楽に溺れて依存してしまうということである。


山尾志桜里議員のダブル不倫疑惑、テリー伊藤氏「若い男の肉体におぼれちゃったから…」
2017年9月7日8時55分 スポーツ報知

7日放送のTBS系「ビビット」(月~金曜・前8時)でこの日発売の「週刊文春」で報じられた民進党の山尾志桜里元政調会長(43)と34歳の弁護士とのダブル不倫疑惑について特集した。

 番組では「週刊文春」の記者が山尾氏を直撃した「週刊文春デジタル」の映像を放送した。山尾氏は記者からの不倫相手と報じられた34歳の妻子ある弁護士について「どのような関係ですか」と問われ「事務所の方に全部、取材対応はお願いしてますけれども」と歩きながら答えた。続けて「不倫されてませんか」というストレートな問いには「はぁ」と苦笑いを浮かべながらため息をついていた。

 コメンテーターのテリー伊藤氏(67)は今回の疑惑について「世間ではありますよ。年上の女性が若い男の肉体におぼれるっていうのは。理性でおさえられない彼女のそういう部分はあるんだよね。肉体におぼれちゃったから、普通に考えればしないことをしてしまった」と見解を示した。さらに政治家は、いいことをしてもすぐ忘れられるとした一方で「不倫のことは10年も20年も覚えられる。これからもずっと言われていくわけ。政治家として大変な岐路に立った。すごく期待していたし、政治家としては優秀。でもこういうことで政治家としての生命が終わっちゃうのは残念な気がします」とコメントしていた。

山尾志桜里議員の車中の顔は「舌なめずりという言葉がぴったり」と岩井志麻子
2017年9月7日18時49分 スポーツ報知

 7日放送のTOKYO MX「5時に夢中!」(月~金曜・後5時)で、コメンテーターで作家の岩井志麻子(52)がダブル不倫疑惑の山尾志桜里議員(43)は車中で「“舌なめずり”という言葉がぴったりの顔をしてる」と私見を語った。

 山尾議員はこの日発売の「週刊文春」で妻子ある34歳の弁護士とのダブル不倫疑惑が報じられた。

 岩井は同誌に掲載された車中のツーショット写真について「『これからマツタケ狩りに行くぞ』という顔じゃなくて、すでに狩ったマツタケを『これから土瓶蒸しにするぞ~。スダチ絞るぞ~』という顔」と独特の表現で語った。

 新潮社出版部長・中瀬ゆかり氏(53)は「驚いたのは1週間の間に4回も会ってるわけですよ。もはや中学生恋愛のように盛り上がっていた。読んでいたら、最近いろいろあった不倫記事の中で一番エロかったですね」と指摘。「完全に恋しちゃってる。内定の夜に祝杯を挙げるのに家族じゃなくて彼を選んでるし、写真は完全に恋する目線というか…。弁護士もイケメンで9歳年下。そういう意味では『やるなぁ』という感じはあるんだけど」と話した。

3室に惑星集中している人、特に吉星が集中している人は3室の象意として、様々な習い事やスポーツなどに熱中する。


そうした人々が同時に不倫について非常に奔放な考えを持っている場合がある。



つまり、相手は誰でもいいから、スポーツやダンスに汗を流すのと同じ感覚で、不倫がしたいというのである。


極めて、安易な軽い感覚として求めているのである。


配偶者がいたとしても、関係ないようであり、またそうしたことをあまり悪いことだとも思っていないようである。


ファーストフードの店に入って、ハンバーガーを食べるかのような軽い感覚なのである。



以前、女子サッカー米国代表のGKが、オリンピックの選手村は世界で一番ふしだらな場所と証言したそうである。


五輪選手村 「世界でもっともふしだらな場所」との証言あり
2016.01.01 16:00 NEWSポストセブン

 アスリートはその類まれなる身体能力から、性生活でもかなり凄まじい能力を発揮するとの評もある。そして、スポーツの最高峰、五輪の選手村ではコンドームが無料配布される。ある冬季五輪の時は「コンドームの被り物をした人物がノリノリで配っていた」という証言もある。

 1988年のソウル大会から用意されるようになったとされ、2004年のアテネでは10万個、そして2012年のロンドン大会では15万個に膨れあがったが、たった5日間でなくなったという。

「選手村は世界で一番ふしだらな場所」と証言したのは、女子サッカー米国代表の美人GK、ホープ・ソロだ。2012年、米国のスポーツ雑誌『ESPNマガジン』で過去の五輪選手村におけるセックスについて語った。

〈すごくセックスが多い。生涯一度の五輪出場の思い出作りね。外でセックスをしている人たちも見たわ。芝生の上とか、建物の陰とか。ショックを受けたわ〉

〈お酒もみんなたくさん飲むの。ベロベロに酔って、外国の選手たちとセックスをする〉

 選手村にはプライベートを犠牲にして練習を積んできた10~20代の健康な若者ばかり。男性目線でみれば、世界各国、様々な体つきの健康な女性たちがひしめきあっているのだ。高身長の女性が好きならバレー選手、可愛らしい女性が好きなら体操選手。ブロンドがいいならロシア美女、小麦色の肌の健康的な女性がいいなら南米……などなど。

 しかもそうした彼女たちの性欲も凄まじいのだから、コンドームの大量消費も頷ける。五輪を見る目が少し変わりそうだ。

※週刊ポスト2016年1月1・8日号

3室は、芸能やスポーツのハウスであり、芸能人もスポーツ選手も3室が強調されている。


最近、テレビで、やたらと不倫の報道が多いのも、芸能界というのは、元々そういう業界なのである。


米ハリウッドでも、常に誰と誰がくっついたとか離れたとか、そうしたゴシップニュースが絶えず、流されている。


3室というのは相手は誰でもいいという感じであり、相手にこだわりはなさそうである。


将来的に結婚を視野に入れて真剣に交際したいといった感じではなく、ただ単に肉体の低次の欲求を満たしたいだけである。


食欲とか睡眠欲を満たすのと全く同じである。



山尾 志桜里の報道を見ていて、まず3室の金星というパターンが思い浮かび、それで牡羊座ラグナで、2、7室支配の金星が3室に在住するパターンではないかと思ったのが、始まりである。


小さい頃にミュージカル『アニー』を演じたとか、本を出版したといったエピソードも、3室の金星を裏付ける材料となった。



そして、司法試験への合格や、検察官、法律家としての堅実なキャリアなどが、全くアンバランスにそうした軽さとは別のものとして存在している。



山尾 志桜里の政治信条は、ミス民進党と言ってもいいくらいの真っ当なリベラル派の主張であるが、これは共産主義を表わす水瓶座に9室支配の木星が在住し、5室(マインド、判断力、思想)にアスペクトしている為である。


(政治的主張)


選択的夫婦別姓の主張

2030年代の原子力発電所稼働ゼロ(原発ゼロ)

憲法改正(特に9条改正)に反対

集団的自衛権の行使に反対

アベノミクスを評価しない

村山談話、河野談話を見直すべきでない

ヘイトスピーチの法規制に賛成

永住外国人への地方選挙権付与に賛成


アメリカにジョン・ロールズという政治哲学者がいるが、『正義論』という本を著し、リベラル派の平等という概念について理論的に展開している。


正義というのは、平等と等しい概念である。


以下、wikipedia ジョン・ロールズから引用する。

(略)ここで彼は社会契約説を範にとってこの正義の原理を導出していく。まず正義の根拠を、自由かつ合理的な人々が、彼が「原初状態」と名付けた状態におかれる際に合意するであろう諸原理に求めた。この原初状態とは、集団の中の構成員が彼の言う「無知のヴェール」に覆われた-すなわち自分と他者の能力や立場に関する知識は全く持っていない-状態である。このような状態で人は、他者に対する嫉妬や優越感を持つことなく合理的に選択するであろうと推測され、また誰しも同じ判断を下すことが期待される。そして人は、最悪の状態に陥ることを最大限回避しようとするはずであり、その結果次の二つの正義に関する原理が導き出されるとした。

第一原理

各人は基本的自由に対する平等の権利をもつべきである。その基本的自由は、他の人々の同様な自由と両立しうる限りにおいて、最大限広範囲にわたる自由でなければならない。
Each person has an equal claim to a fully adequate scheme of basic rights and liberties, which scheme is compatible with the same scheme for all; and in this scheme the equal political liberties, and only those liberties, are to be guaranteed their fair value.
第二原理

社会的・経済的不平等は次の二条件を満たすものでなければならない。
それらの不平等がもっとも不遇な立場にある人の利益を最大にすること。(格差原理)
公正な機会の均等という条件のもとで、すべての人に開かれている職務や地位に付随するものでしかないこと。(機会均等原理)

ジョン・ロールズの正義に関する思想は、「原初状態」や「無知のヴェール」といった概念を用いた思考実験から導出されており、地に足のついた生活の営みや伝統的な積み重ねから得られた知恵ではない。


極めて抽象的で、思弁的に得られた思想である。


しかし、このジョン・ロールズは、米国のリベラル派の論客の中のかなり重要人物である。


ロールズは、水星と太陽が、水瓶座に在住し、獅子座から木星と月がアスペクトしている。


つまり、チャンドララグナから見て、5室支配の木星に対して、水瓶座から水星と太陽がアスペクトして、思想や判断に水瓶座の影響が見られるのである。


ジョン・ロールズの『正義論』とは、水瓶座によってもたらされた思想であると言うことが出来る。



例えば、山尾 志桜里は、皇位継承者について定めた皇室典範のルールに対して、「歴史的経緯があるというのが、唯一の理由だ。歴史的にそうしてきたことと、これからもそうすべきだという価値判断は、まったく論理必然ではない。新しい工夫や知恵が必要だ」と女系天皇も支持している。


また山尾 志桜里は、選択的夫婦別姓に賛成している。



この2つの主張からも分かるように山尾 志桜里の思想は、土着的に生活の積み重ねの中で、生まれてきた伝統的な習俗や慣習よりも、理性の方に価値を置いているのである。


これがリベラリズムの特徴である。



山尾 志桜里が、民進党の中で、リベラル思想の最強の論客で、自民党からも恐れられるぐらいであったのは、牡羊座ラグナで、9室支配の木星が水瓶座に在住し、判断力、思想の5室にアスペクトする配置の為である。


この水瓶座の木星が、彼女のリベラル思想を支えているのである。



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山尾 志桜里は、水瓶座の理念を体現する極めて優れたリベラル派の論客であったのである。



しかし、その優れた論客である山尾 志桜里は、不倫スキャンダルによって、政治生命が断たれようとしている。



リベラリズムが理性的な合理性に価値を置く思想であり、人間の本能や感情などに基づいて実際の生活の積み重ねによって生み出された伝統や習俗よりも理性の方を上位に置くにも関わらず、実際には、彼女自身は、無我夢中で脇目も振らずに本能(性欲)に従って生活していた。


その理性(主張)と現実の行動の乖離が、彼女の信用性や正統性を失わせたと言える。


彼女自身の振る舞いが、人間社会は全て理性によって合理的に正義や平等を追求しても、それは上手く行かないことを証明したのである。


これがリベラル派の問題点である。


実際にリベラル派は崇高な理想を掲げて、万人の幸福のために働こうと考えているが、実際には自分の家族や友人さえ満足に助けることも出来ず、しばしば愛情や友情を欠いており、他人に厳しく自分に優しい人間が多いのである。


リベラリズムの理念は、風の星座(水瓶座、双子座、天秤座)から出てきたのであるが、それらは考えや思想であり、思弁的で、行動や実践を伴なう重みがないのである。


リベラル派の問題点とは、それらの主張をする人々がその自ら主張する思想と同じかそれ以上に人間的に立派ではないということなのである。



彼女は政治的に失脚したというよりも、リベラル派としての主張と自身の行動の乖離に疑問符が付きつけられたのであり、そちらの方が重要である。



山尾 志桜里が政治的に失脚していくことを惜しむ声も大きいが、現在、彼女は、マハダシャー木星期の最後のアンタルダシャー(木星/ラーフ)であり、8室のスキャンダルの象意が噴き出してきたのであり、まもなくマハダシャー土星期に入っていくのである。



民進党からの離党は、その土星期への移行を示す兆候であり、ここで、政治生命が断たれていくのであれば、それは予め定められていた運命であると考えられる。



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