ヒラリークリントンの闇

涙をこらえながら、敗北宣言をしたヒラリークリントンについて、まだまだ関心を手放すことが出来ない。

彼女の出生図を改めて見て、更にいくつかのことに気付いた。


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ヒラリークリントンはこの記事を書いている2016年11月11日現在、月/木星/月期である。

彼女は2012年12月1日マハダシャー太陽期からマハダシャー月期に移行した。



2011年3月18日、国務長官の職を一期限りで引退する旨を明らかにし、同時に次期大統領選選挙出馬も否定した。

2012年12月、ウイルス性の胃腸炎に伴う脱水症状で倒れた際に脳振盪を起こし検査で頭部の静脈に血栓が見つかり、30日から入院して治療し、2013年1月2日、ニューヨーク市内の病院を退院した。

2013年1月25日、オバマ大統領と初めて二人だけでCBSテレビに出演し、大統領からは「彼女は最高の国務長官の1人として政権を去る。公の場で感謝を伝えたかった」と称賛された。

翌日にCBSで放送された単独インタビューでは2016年の大統領選挙について訊かれ、「あす、あるいは来年のことは予測できない」と立候補に含みを持たせたともとれる発言をしている。任期の終わり頃には国民の人気は高くなっており、退任直前の2013年1月にワシントン・ポストとABCが共同で行った世論調査では支持率65%だった。

(wikipedia ヒラリークリントンより引用抜粋)


月は双子座ラグナにとってマラカ(死を誘発する惑星)である。


月期になる直前に国務長官引退の意向を示し、月期になったちょうどそのタイミングで、ピンポイントで病気になり、ニューヨーク市内の病院に3日間入院し、2013年1月2日に退院している。

資料によれば、ウイルス性の胃腸炎に伴う脱水症状で倒れ、脳震盪、頭部静脈の血栓など、複数の症状が確認できる。

月はマラカの2室に在住する土星、火星のディスポジターとなっていることによって、火星、土星との絡みを得ており、更に月は魚座のウッタラパードラパダーに在住し、土星のナクシャトラに在住することによって土星との繋がりを形成している。

国務長官を務めていた時も彼女は非常に披露した印象で、とても幸福そうには見えなかったのを覚えている。

当時、私もそのような記事を書いたと思う。


ヒラリークリントンは演説中や記者からの取材中に頭を揺さぶるパーキンソン病特有の症状を示したり、2016年9月11日のアメリカ同時多発テロ(9.11)事件の追悼式典で体調を崩して途中退席している。


そうしたヒラリークリントンの深刻な健康状態がメディアを通じて、全米へ、いや全世界へインターネットで配信され、彼女は健康問題というプライベートな秘密を公に晒されることとなった。


これは2室支配の月が10室に在住しているためである。


10室は公の大舞台であり、全ての人から知られ、見られる場所である。

この場所(ハウス)においては一切、何ごとも隠すことができず、全てが白日の下に晒されることになる。


彼女の重病説がインターネットで公に拡散されたのである。


そして、彼女の過去の悪事や様々なスキャンダルも同時に公に晒された。


彼女の過去の悪事を暴露したビデオストリームがインターネット上に拡散されており、それについて民主党の執行部は頭を悩ませていたようである。





それについて日本語訳してくれているサイト(参照元:ヒラリー悪行の数々暴露ビデオ横行)があるが、内容を見ると、

トラベルゲート事件、ヴィンス・フォスターの死、ヒラリーケア、牛先物事件、ファイル事件、クリントン合法防衛基金、中国スキャンダル、国税庁の乱用、恩赦ゲート、プエルトリコ民族解放軍(FALN)テロ、上院議員候補クリントンの選挙運動資金調査、上院議員ヒラリークリントン、2008年大統領選挙候補クリントン、マダム長官、国務省スキャンダルと隠蔽、ベンガジテロリスト攻撃の隠蔽、クリントンの秘密、ビル、ヒラリー、チェルシークリントン基金は利益で係争している等の18の不正が列挙されている。

公開されていない公文書が公開されれば更にクリントン家にダメージとなる不正が明らかになる可能性があるという。


ヒラリークリントンは、マハダシャー太陽期にはオバマ政権の国務長官として、そして、クリントン政権の時はファーストレディーとして実権を振るい、ホワイトハウスで、長い間、その影響力を行使してきた。

その時期に行った彼女の行為は天秤座に在住する太陽や金星から見た10室に在住する土星や火星が象徴している。

この土星と火星は機能的には4、5室支配のヨーガカラカで、2、7室支配のマラカの絡みであるが、8室の表示体と6室の表示体の絡みである。

そして、ラグナから見ると、6室支配の火星と8室支配の土星の絡みである。

従って、月、太陽から見て10室に在住する土星と火星は、6-8の絡みをもたらしており、これが彼女の行為(カルマ)を表している。

6-8の絡みが行為の10室で形成される場合、それは犯罪的行為を表すと考えられる。

10室はカルマのハウスであり、行為のハウスである。


蟹座で形成されている為、しばしば個人主義的、また剛腕で手段を選ばないやり方で、自己の利益を追求する姿勢として現れたと考えられる。

その自己の利益を激しく追求する姿勢が多くの不正として結実したと考えられる。


そして、それに巻き込まれた人々に死の危険をもたらした。


ホワイトハウスの私物化と言っていいかもしれない。


蟹座は公私の区別がつかず全てを個人的なものにしてしまう星座である。

従って、ヒラリーが国家機密のメールを私的サーバーで受信したというメール問題は非常に蟹座的な不正行為であった。

ファーストレディー時代のホワイトウォーター疑惑も土地開発に公的資金を導入し、開発事業推進と土地価格つり上げを行って、身内の不動産業者に利益をもたらし、そこで自分たちの政治資金を作っていたという疑惑であり、これも非常に蟹座的な犯罪である。


ファーストレディーという公的立場を利用して、猛烈に不正な金儲け(資金作り)をしていた(2室の土星と火星)こと、そして、それに関係した身内の人間たちから口封じのための死者が出たということなのである。


それ以外の不正の全てがこの2室に在住する8室支配の土星と6室支配の火星との6-8の絡み(不正、犯罪)として顕現している。

彼女にとってマハダシャー金星期は金星が5、12室支配の機能的吉星であり、5室の自室に在住し、1、4室支配の水星と接合して、1-5、4-5のラージャヨーガを形成している。

従って、太陽もパラシャラの例外則を形成し、このラージャヨーガの金星と水星の絡みに参加している。


従って、金星期、太陽期は良い時期であるが、それでもこの金星と太陽から見た10室が重要だったということである。


この素晴らしいラージャヨーガを形成している金星期、太陽期を通じて、ヒラリークリントンはホワイトハウスで、多くの犯罪的な不正行為を積み重ねてきた。


自らの行為によってカルマを形成してきたのである。



これは非常に重要な問題を提起している。


機能的吉星で星位も強い惑星を直感的に私たちは良いと認識するが、それが最も強く働くのは、マハダシャーの支配星をラグナとして、それらの惑星がよいハウスに在住している場合だけなのである。


機能的吉星で星位も強い惑星それ自身のマハダシャーが訪れた時は、それらの惑星をラグナとした場合の他の惑星の配置(PAC)が良くない場合、むしろ、その時期には色々な困難が生じてくる。


ヒラリークリントンもこの素晴らしいはずの金星期、太陽期を通じて、過去世からのカルマの結果として、質の悪い行為を積み重ねたのである。


そして、10室の土星と火星の結果として、悪名を公に轟かすことになった。


ヒラリーの不人気というものは、この太陽期、金星期において積み重ねた行為の結果である。


そして、ファーストレディー当時、美しかったヒラリークリントンは今では非常に人相が悪くなっている。


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ラグナから見た10室、そして、ダシャーロードから見た10室(行為)というものは重要である。










(参考資料)



ヒラリー余命1年説~匿名を条件に「専門家」が投稿した動画の中身とは
2016年9月15日 MONEY VOICE

ヒラリー・クリントン米大統領候補はパーキンソン病か?老人性認知症か?と言われてきましたが、新たに、脳梗塞・脳疾患からくる血管性痴呆症(血管型認知症)であるとの説が出てきました。これが正しいのかどうか、数ヶ月後には分かるでしょう。

ヒラリー候補、真の病名は?「医学部教授」がYouTubeに投稿

脳血管性痴呆症で余命1年!?

ヒラリー・クリントン候補「病状解説動画」の概要

私(注:動画の語り手)は医学部教授です。これまで、3つの教育機関で教鞭を取ってきました。しかし今回は匿名で動画を投稿します。その理由は、クリントンを批判した多くの人々が殺されてきたからです。

また殺されてはいないものの、破滅に追い込まれた人々の例として、Drew Pinsky(注:ドリュー・ピンスキー=テレビ・ラジオで活躍する米国で最も有名な内科医だったが、ヒラリーの病気に関する暴露で放送業界から抹殺され、多くの脅迫により身を隠す)や、David Seaman(注:デビット・シーマン=米ハフィントンポスト元記者、ヒラリーの病状を暴露して解雇)がいます。彼らは、今は隠れて暮らしています――

これまでリークされてきたヒラリーの治療記録を読んだ限りでは、彼女は脳梗塞・脳疾患からくる血管性痴呆症(血管型認知症)で余命1年程度です。

多くの映像が紹介される中で、誰も分かっていないことがあります。それは彼女の病状の重さです。時間がないのです。この病気は進行性で、発症からの余命が3年ないし5年なのです。

彼女の痰(たん)が伴わない咳(空咳、乾性咳)は、この病気の症状の1つです。脳幹が、人間の原始的な機能、行動――例えば呼吸、心拍、血圧等――を支配しています。この脳幹で虚血状態が起こると、呼吸が困難になります。大抵の人は、咳は数回で済みますが、彼女の咳は非常にしつこいのです。

彼女は、咳をアレルギーのせいだと言っていますが、治療記録を見ると、血管性痴呆症だと思えるのです。もし脳幹への血流が少なく弱ければ、急速に衰弱します。もし彼女が血管性痴呆症であれば、今後数ヶ月のうちに、もっと悪化した症状が出てくるでしょう。

また、治療記録には「複合的な部分的発作」との表現が出てきますが、この代表的症状の代表例には「頷き」「舌打ち」があります――

外部からの有害な刺激が、発作を引き起こすことがあります。彼女も報道陣の前で発作を起こしていますが、これは別に驚くことではなく、ジアゼパム誘導体の自己皮下注射器で発作を止めようとしているのが動画から分かります。これは命に関わる緊急事態を抑えるために、ジアゼパムやアドレナリンのような緊急治療用の薬を打つための器具です。

もし発作が起きれば脳内は酸素不足になり、さらに血管性痴呆症が進むからです。発作に対して、この皮下注射器は必要不可欠です――

多くの医者は、彼女の健康状態について公には発言をしていませんが、心の中で、きっと同じようなことを考えているはずです。もしあなたが神経外科医、神経科医、神経血管専門医であれば、彼女が重大な状態にあると考えているはずです。

彼女は階段を上れないし、長時間立つこともできず、サイドレールに掴まり立ちをせねばなりません。(注:これは複数の動画で確認可能)

現在のところ、スクリーンに映し出された原稿を読んで演説できているのは、まだある程度は機能が働いている証拠です。しかし今後、急速に病状は悪化するでしょう。平均余命は4年前後ですが、彼女の症状からすると、最後の1年に入っていると思えます。

2013年に、彼女は血管性痴呆症と診断されているからです。

まるで「テレビ映画」?

前掲動画の6分20秒ごろを見て下さい。テレビで報道される映像では、たくさんの聴衆が存在するかのように処理されていますが、このように、ほとんど聴衆は存在しません。いるのは多くの報道カメラマンだけです。

一般大衆が彼女の姿を見ることはできません。選ばれた人だけが見れるのです。つまり我々にとっては、ほとんど映画の世界です。我々一般人は、上手に撮影され、編集されているテレビ映画を見ているのです。

側近が握りしめる「黒い棒状の物体」の正体

以下の画像を見て下さい。

(ア)ヒラリーの最重要側近である黒人男性。身分証明書にはメディカル・医療担当と記載されており、左手には謎の黒い棒状の物体を握りしめています。

(イ)謎の黒い物体の拡大画像です。これはジアゼパムの使い捨の自己皮下注射器であることが分かりました。

(ウ)が製造メーカーによるスペックで1回に10mgを注射します。この注射器の灰色の胴体部分にジアゼパム(Diazepam)と明記されています。大きさは全部伸ばした状態で長さ14cm、最大直径2.4cm、弾丸と呼ばれる注射針付きのアンプルの長さ4.5mmと記載されていました。

(エ)眼球運動障害の例です。

参考動画

眼の動き。眼球運動障害?動眼神経の麻痺?

(略)

通信機器が耳に入っているという疑惑も。

(略)

咳止めシロップ?それとも他の薬?緑色の物体が口から吐き出される瞬間。

(略)
参照元:ヒラリー余命1年説~匿名を条件に「専門家」が投稿した動画の中身とは
2016年9月15日 MONEY VOICE

【米大統領選2016】クリントン氏に肺炎診断 9/11式典で体調崩す
2016年09月12日 BBC NEWS JAPAN

11月の米大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン氏が11日、ニューヨークで開かれた同時多発テロ事件の追悼式典で体調を崩して途 中退席した。医師によると、クリントン氏は9日に肺炎と診断され、抗生物質を服用していたという。

リサ・バーダック医師は文書で、クリントン氏は肺炎と診断されていたが、式典の途中で脱水症状を起こしたと述べた。

映像には、クリントン氏が周囲に助けられながら車に乗り込む様子が映っている。

バーダック医師は、クリントン氏の脱水症状は治まり、「順調に回復している」と発表した。「クリントン氏はアレルギー関連の咳をし ていた。金曜日には、長引くせきについてあらためて診察したところ、肺炎と診断された」、「抗生物質を処方され、休息して予定を見 直す日程を変更するよう勧められていた」という。

12、13両日にはカリフォルニア州で資金集めの集会が予定されていたが、11日夜に、中止が発表された。クリントン陣営が今後の選挙活 動をどう変更するかは不明だ。

娘のチェルシーさんの自宅で休息したクリントン氏は、記者団に対し、「すごく元気ですよ。ニューヨークらしい素晴らしい(天気の) 日ですね」と語った。

クリントン氏はその後、ニューヨーク州チャパクアに向かった。バーダック医師による文書は11日夜に発表された。これに先立ちクリン トン陣営は、式典でクリントン氏が「暑くなり過ぎた」と訴えていたとしていた。

クリントン氏は9日に開かれた資金集めの集会で、トランプ氏支持者の半数は「嘆かわしい人々」だと発言。批判が高まり、クリントン 氏は大まかすぎる発言だったと謝罪していた。

対立する共和党関係者からはこのところ、クリントン氏の体力を疑問視する発言が相次いでいた。共和党候補のドナルド・トランプ氏は 先月の支持者集会で、クリントン氏が大統領の任務を果たし、「イスラム国」の過激派と戦うために必要な「精神的かつ身体的なスタミ ナを欠いている」と批判していた。

バーダック医師は先月、クリントン氏が「非常に健康で、合衆国大統領の任務を果たす体力がある」と述べていた。医師によると、クリ ントン氏は2012年に受けた血栓治療の手術から完全に回復している。

クリントン陣営は、対立陣営が「クリントン氏の健康に関するばかげた陰謀説」を広めようとしていると非難した。

クリントン氏は現在68歳。トランプ氏は70歳。

<解説>アンソニー・ザーチャー記者(ワシントン)

ジョージ・H・W・ブッシュ大統領は日本の首相のひざの上に吐いたことがあった。その息子はプレッツェルをのどに詰まらせ気を失った 。フランクリン・ルーズベルト大統領は重篤な病状を国民から隠していた。ジョン・ケネディ大統領は、慢性的な激しい腰痛について語 ったことはなかった。

しかし前任者たちとクリントン氏との立場は違う。クリントン氏は、就任時に最高齢だったロナルド・レーガン大統領とのタイ記録を目 指しているのだ。最高齢の大統領のひとりになろうとしている、そのクリントン氏が、肺炎が原因とみられる「高体温」になったのだ。 その上、クリントン氏の健康に関する陰謀説がただでさえ飛び交っている状況だ。トランプ陣営の有力者たちが広めている陰謀説もある 。彼らの言い分はこれでさらに勢い付くだろう。

クリントン陣営が肺炎の診断を、明らかに体調を崩していると見て分かるようになるまで、2日間公表しなかったことも、問題をさらに 複雑にするはずだ。

70歳のトランプ氏についてももちろん、健康不安がゼロというわけではない。公表されている健康情報といえば、主治医が適当に書いた 診断書だけだ。

クリントン氏は今後数日間、選挙運動を控えるかもしれないが、この日の一幕は次第に忘れらられていくだろう。しかし今回のことがな ければ健康不安説を、とるにたらないこととあしらっていた人たちは今後、クリントン氏の動向を前より注視しはじめている。

(英語記事 Hillary Clinton Clinton diagnosed with pneumonia)
参照元:【米大統領選2016】クリントン氏に肺炎診断 9/11式典で体調崩す
2016年09月12日 BBC NEWS JAPAN

アサンジ氏、ロシアがウィキリークスに加担しているとのクリントン陣営の声明にコメント
2016年11月03日 14:41 Sputnik日本 (アップデート 2016年11月03日 15:17)

ウィキリークスの編集長ジュリアン・アサンジ氏がRTのインタビューで、民主党の米大統領候補ヒラリー・クリントン氏選挙本部が「ロシアが米国の選挙に影響を及ぼしている」との主張を虚偽であると退けた。また同氏はロシアがウィキリークスによる文書の公開に加担しているとの説を否定した。

情報提供者はモスクワだ、とのクリントン陣営の非難に対し同氏は、「それは嘘だ。ソースはロシア政府ではない」と述べた。 アサンジ氏はまた、クリントン氏は野心によって内側から食い破られようとしており、彼女は「哀れを催す」と指摘した。
参照元:アサンジ氏、ロシアがウィキリークスに加担しているとのクリントン陣営の声明にコメント
2016年11月03日 14:41 Sputnik日本 (アップデート 2016年11月03日 15:17)

米選挙戦中のヒラリーに痛手「WikiLeaks」アサンジがメール3万通を暴露
March 29, 2016 10:30 THE ZERO ONE by 江添 佳代子

この数年、あまり目立つことのなかった「WikiLeaks」創始者のジュリアン・アサンジに関するニュースが、今年2月初めから再燃している。英国のエクアドル大使館に亡命してからの彼は、一歩でも大使館の外に出ると英当局に逮捕されるため、2012年6月から現在まで3年半以上にわたって館内に閉じこもってきた。

「自分は恣意的な拘束状態に置かれている」として国連に調査を求めていたアサンジは、「私の主張が認められないのであれば金曜(2015年2月5日)、英警察による身柄拘束を受け入れる」と表明していた。

この発言により、エクアドル大使館の周辺には「ついにアサンジが逮捕されるのか?」と考えた大勢の報道陣、支持者や野次馬が集まったが、国連の作業委員会は2月4日、「アサンジのエクアドル大使館滞在は、スウェーデンと英国の両政府による『恣意的な拘束』にあたる」との見解を示したため、彼の逮捕劇が報じられることはなかった。ただし両国は現在、この委員会の判断に対して見直しを要求しており、「(委員会の発表によって)何も変わることはない」とコメントしている。

今回は、このアサンジの亡命やWikiLeaksの歴史にまつわる話ではなく、「現在のアサンジが米大統領選に関してどのような発言を行っているのか」をお伝えしたい。より端的に言えば、再び世界の注目を浴びはじめているアサンジが今、どれほど強力にヒラリーを非難しているのかという話題だ。

過激な言葉でヒラリーを批判するアサンジ

国連の作業委員会の発表が報じられてから数日後の2月9日、アサンジは「A vote today for Hillary Clinton is a vote for endless, stupid war(いまヒラリークリントンに投票するのは、終わりなき愚かな戦争に票を投じることである)」と題した記事を投稿した。その記事には、過激なタイトルに負けぬほど強い表現が数多く用いられている。これまで何万通ものヒラリーのメールにアクセスしてきたと語るアサンジは、記事の中で次のように説明した。(以下抜粋、著者翻訳)

「ヒラリーはイラク(との戦い)に賛成票を投じただけではなく、彼女自身のイラクを作り出してきた。リビアは『ヒラリーのイラク』である。大統領になれば、彼女はさらに多くのことを行うだろう」

「判断力を欠いたヒラリーは、テロを拡散する『限度なき戦争』へと米国を推し進めている。彼女のパーソナリティは彼女の劣悪な政策決定と相まって、直接的にISISの発生に貢献してきた」

「ペンタゴンの将軍たちは、リビアの破壊に反対していた。彼らはヒラリーの『戦後の計画』に安全性がないと感じていた。(しかし)ヒラリーは、彼らの手に負えなかった。リビアは破壊され、ISISの温床となった。リビアの武器庫から略奪された数百トンの武器は、シリアのジハードの戦士たちに譲渡された」

「リビアの悲劇から何も学ばなかったヒラリーは、シリアで同じことをしようとしている。『ヒラリーの戦争』はテロを増長させ、罪のない数万人の一般市民を殺し、また中東の女性の人権を数百年分、後退させた」

「ヒラリーの問題は、単に彼女が『ウォーホーク(War Hawk=タカ派)』だというだけにとどまらない。彼女は人を殺すことによって、見苦しく感情的な慌ただしい需要を得ようとする、邪悪な判断を行うウォーホークだ」

「軍隊はおろか、銃器の販売店ですら、彼女に近づかせるべきではない。彼女が米国の大統領になるべき人物でないことは明らかである」

このアサンジによる主張は、またたくまに 『Daily Mail』 や 『RT』(旧称:ロシア・トゥデイ)などの大手メディアで大々的に伝えられた。

起こるべくして起きた2人の対立

これほど強いメッセージをアサンジが発表した背景には、「あらゆる事実を白日のもとに晒したい」という彼の信念を超える事情があったかもしれない。ヒラリーとアサンジの敵対関係は、いまに始まったものではないからだ。過去にもヒラリーやオバマ政権に関する機密文書を公開してきたアサンジは、それらの暴露が米国の大統領選挙に影響していないと感じたからこそ、露骨な表現で彼女を非難しはじめたとも受け取れる。

実は半年以上前に、このような事態を予測していた人物がいた。THE ZERO/ONEでも過去数回にわたって言及してきたMEGAUPLOADの創始者、キム・ドットコムである。

ドットコムは2014年12月、自らのツイッターアカウントで「僕は海賊じゃない。(中略)僕はインターネットの自由のために戦う戦士だ。そして2016年には、ヒラリーにとっての最悪の悪夢になる!」というツイートをしていた。

そして2015年5月、ブルームバーグによるインタビューで、このツイートについて問われたドットコムは、自身がオバマやヒラリーを支持していると表明しつつも、「僕は透明性をもたらしたいと思っている」と語り、「でも(最悪の悪夢になるのは)僕よりジュリアンだろうね。彼は情報にアクセスできるから」と答えていた。ちなみに「なぜ(他の候補者ではなく)ヒラリーがアサンジに狙われているのか?」とインタビュアーに問われたドットコムは、「ヒラリーがジュリアンを憎んでいるからさ」と回答している。このインタビュー動画は現在でもブルームバーグのページで視聴することができる。

ヒラリーに対する執拗な攻撃

アサンジによるヒラリーの非難は、彼女を「ウォーホーク」と呼ぶだけでは終わらなかった。その後もWikiLeaksは、ヒラリーに関する新たな情報の公開を続け、さらにヒラリーが送受信したメール、および添付ファイルを簡単に検索できるアーカイブのサービスを2016年3月16日に開始した。ここで閲覧できるのは、ヒラリーが国務長官を務めていた頃の3万通を越えるメールで、2010年6月30日から2014年8月12日の間に送受信されたものである。

なにしろ情報量が膨大なので、全てを一度に伝えることは不可能だ。現在、米国では数々のニュース媒体が数日おきに、それらの情報の一部を新しい話題として報じている。たとえば、この数日間だけでも以下のような記事が掲載されている。

  ・オバマ政権が「イスラエルを助ける最善の方法」であるとしてシリアの内戦を焚きつけたことを示すメール(文書番号C05782501)の内容を伝えた記事

THE INQUISITR NEWS 3月24日 Hillary Clinton Email_ Overthrow Assad, Destroy Syria For Israel

  ・フランスと英国がリビアの石油を巡って争っている間、ヒラリーがカダフィを打つ手助けをしていたことを示すメール(文書番号C05794498の内容を伝えた記事

MintPress News 3月25日 Wikileaks Hillary Clinton Helped Topple Gadhafi While France & UK Fought Over Libya’s Oil また、これらの開示文書の扱いに関してWikiLeaksがFaceboookを非難している点も注目するべきだろう。WikiLeaksのツイッターは3月18日、次のようなツイートを発信した。

「親愛なるFaceboookへ。ヒラリークリントンのメール開示に対する検閲行為を中止せよ。本当に。止めろ。技術的な言い訳は成り立たない」

このツイートには、FacebookのユーザーがWikiLeaksのページ(ヒラリーのメールを検索できるアーカイブページ)にアクセスしようとした際、エラーが表示されるという現象のキャプチャ画像が添えられている。同ツイートには「ザッカーバーグの検閲下で言論の自由は死んだ」などのコメントが寄せられており、また、この現象はすぐさまニュースとして取り上げられる事態となった。

サンダースの後押しに繋がるか?

この3万点を超えるメールによって公開されたヒラリーの数々のスキャンダルは、彼女の支持率を下げることになるだろうか。それは微妙かもしれない。なぜなら、WikiLeaksの発表に関心を寄せる市民(主に、現米国政府への不信感を募らせている若者など)の多くは、このように新たな燃料を投下されるまでもなく、すでにバーニー・サンダースの支持層となっている可能性が高いと考えられるからだ。現時点で誰に投票するべきかを決めていない有権者が、突然「この数年間の米国について何もかもを知りたい」と考え、いまさらWikiLeaksの文書にアクセスするという状況は想像しづらい。アサンジの行動ひとつで米国の浮動票が大きく動き、民主党内の支持率が逆転するほど単純な選挙でもないだろう。

とはいえ、民主党の二番手であるサンダースもまだまだ健闘している。この記事を執筆している最中にも、圧倒的に不利と言われていた彼がアラスカ、ハワイ、ワシントンで勝利したことを伝えるニュースが飛び込んできた。今回、アサンジがもたらしたヒラリーの悪夢が、民主党の候補指名争いに「まさかの結果」をもたらす一因となる可能性も、決して無いとは断言できない。

  (敬称略)

江添 佳代子

ライター、翻訳者。北海道生まれ、東京育ち、カナダ・バンクーバー在住。インターネット広告、出版に携わったのち現職。英国のITメディア『The Register』のセキュリティニュースの翻訳を、これまでに約700本以上担当してきた。 THE ZERO/ONEの記事を中心に、ダークウェブをテーマにした『闇ウェブ』(文春新書)の執筆に参加。
参照元:米選挙戦中のヒラリーに痛手「WikiLeaks」アサンジがメール3万通を暴露
March 29, 2016 10:30 THE ZERO ONE by 江添 佳代子

夫の不貞に耐えたのに、ヒラリーの悲しき末路
ITmedia ビジネスONLiNE アイティメディア株式会社 2016/11/10 9:00

ついに2016年の米大統領選が終わった。1年半にわたって繰り広げられた大統領選は、大方の予想に反して、民主党のヒラリー・クリントン前国務長官が破れ、共和党指定候補で、不動産王のドナルド・トランプが大統領に選ばれた。

 トンデモ大統領の誕生である。トランプ候補の政策などの分析については今後このコラムでも言及していきたい。だが大統領選が終わったばかりの今回は、2度目の挑戦でも大統領になれなかったヒラリー・クリントンについて、おそらく多くの人がなんとなく疑問に思っていたのではないかとみられる点について触れたい。

 それは、結婚40年以上になる夫であるビル・クリントン元大統領との関係である。

 ビル・クリントンといえば、女性スキャンダルを起こした大統領として歴史に名を残している。現役時代は「徴兵逃れ」「ホワイトウォーター疑惑(過去の投資問題)」などといった問題が浮上したが、なんといっても、ホワイトハウスを不倫密会現場にした若い実習生との性的スキャンダルは大変な衝撃だった。その騒動は何カ月にもわたって続き、世界中で見世物となった。

 ヒラリーはそんな夫婦にとっても致命的となる夫の失態を、どのようにして克服することができたのか。そこには計算高いと評判の彼女の野心的な「計算」があったようだ。

●「夫を信じている」と言い続けるしかなかった

 ヒラリーにはどうしても不貞大統領の妻というイメージが付きまとってきた。実はビル・クリントンの女性問題は実習生の件にとどまらなかったが、世界中にそんな彼の女グセの悪さが知れ渡るなか、ヒラリーは妻として「夫を信じている」と言い続けるしかなかった。夫の大統領任期が終了した後に別離する選択肢もあったはずだが、そうはしなかった。

 振り返ってみると、そうしなかったからこそ、大統領候補にまで上り詰めることができたのである。彼女は夫の問題を乗り切り、ファーストレディとしての職を全うし、その後上院議員を経た、という経歴がなければ、おそらく国務長官になることも大統領候補になることもできなかっただろう。

 ホワイトハウスでの女性スキャンダルは、実習生だった当時21歳のモニカ・ルインスキーがからむ不倫問題だった。ビル・クリントンが大統領になって2年ほどした1995年から、大統領とルインスキーは関係をもつようになり、超大国の最高司令官でもある大統領の執務室で、性的な行為に及んでいた。

 しかも1998年にこの事実が明るみになった際、ビル・クリントンは、アーカンソー時代の別のセクハラ事件で裁判になっていた。彼は、その公判で証言する予定になっていたルインスキーに、2人の関係について認めないよう口止めをし、彼自身も原告側の弁護士による質問に何ら関係はないと嘘の証言をした。

 するとワシントンポスト紙がルインスキーとのスキャンダルをスッパ抜く。ヒラリーは記事が出る朝に、寝室でビル・クリントンから直接弁明を聞いていた。しかしヒラリーにとっては、アーカンソー時代の疑惑もあったし、夫が過去に何度も不貞を働いていたために、ワシントンポストの記事にも「come out of the blue(寝耳に水)」ではなかったという。だが結局、大陪審で証言することになって逃げられなくなったビル・クリントンは、やはり別の日の早朝に寝室で泣きながらヒラリーに関係を認めたという

 世界中に知られしまった夫の女グセの悪さと女性スキャンダルだが、ヒラリーはどうしてそんな事態を耐え抜くことができたのか。なぜそんな夫を許すことができたのか。

 その理由は、大学時代に知り合った2人の「密約」にあったと言われる。

●夫の不貞を許してきた背景

 2人は、1970年にイエール大学のキャンパスで知り合っている。最初はビル・クリントンが彼女を講義で見かけて気に留めるようになったのだが、その後図書館で会話をするようになり、仲を深めていった。

 大学卒業後は、お互い離れた州で仕事をするなど、遠距離恋愛の期間などを経て、ビル・クリントンが知事となるアーカンソー州で結婚し、共に暮らすようになった。

 実は、2人は付き会って間もないころに、こんな構想をお互い「密約」している。20代半ばの2人は、そのころすでに「20年構想」と称して、政治家としての目標を定めたのである。2人は支持政党である民主党を改革し、ビル・クリントンを大統領にすると決め、選挙に勝つためには何でもするのだと協定を結んだという。

 当時政治家を目指していたビルが表の顔となり、大学時代から共和党や民主党の全国大会に出るなど政治に対して意識が高かったヒラリーは縁の下で支える(ヒラリーはもともと共和党の家庭に育ったが大学以降に民主党支持に変わっている)。そのころ、ヒラリーがビルに宛てた手紙には、非常に具体的にキャリアをどう進めて政治家としてのし上がるかが詳細に綴られていた、との証言が残っている。

 そしてビル・クリントンがアーカンソー知事から、大統領に上り詰めると、この「密約」は次のステージに進む。ビルは2期8年の大統領任期を全うして、次はヒラリーが大統領になって2期8年を終える――。

 こうしたヒラリーの政治的野心が、夫の不貞などを許してきた背景にはあったのだ。ヒラリーは自分の未来を考えて「計算」していたようなのである。事実、実習生とのスキャンダルが明るみになった時期までに、ヒラリーは次に大統領を目指すべく議会選に出馬する意思を固めていたという。夫を捨てて去るわけにはいかなかったのである。

 事実、夫のスキャンダルのおかげで全米から「耐える妻」として同情を集めることになった。ファースレディとしての国民からの支持率も過去最高レベルに達していたという。そしてその勢いで、夫が大統領の任期を終えた後、ニューヨーク選出の上院議員に当選した。

●夫を手玉にとっていた

 ビル・クリントンはアーカンソー州で知事になる前から地元で女癖の悪さはよく知られていた。そして、ヒラリーもそれを知っていたようだが、目をつぶってきた。彼女に批判的な保守系のメディアなどは、ヒラリーという妻は、夫の浮気すらも容認することで、自分の利益のためにビル・クリントンを完全に手玉に取っていたと指摘している。

 余談になるが、この「密約」は、2007年にニューヨークタイムズ紙の敏腕記者2人の連名で出版されたクリントンの評伝『Her Way: The Hopes and Ambitions of Hillary Rodham Clinton』によって明らかにされたものである。この「密約」話については、その後に一部のヒラリー関係者から疑問符がつけられている。またメディアでも当時、誰がもともとこの証言しているのか、と物議になった。

 いろいろな説が出たが、結局、その情報源はビル・クリントンが信頼するレオン・パネッタ大統領首席補佐官(後の国防長官)に話した内容だったことが明らかになっている。

 40年以上にもわたって、世界中に浮気夫の見苦しい言い訳や嘘、そして家庭の恥を晒(さら)されながらも、耐えてきたヒラリー・クリントン。結局、その我慢が報われることはなかった。世界で最も権力のある政治家になる寸前でキャリアは終わった。

 大統領夫婦に返り咲くことができなかったクリントン夫婦、これから2人の関係がどこに向かうのか注目されそうだ。

(山田敏弘)
参照元:夫の不貞に耐えたのに、ヒラリーの悲しき末路
ITmedia ビジネスONLiNE アイティメディア株式会社 2016/11/10 9:00







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